JP2002253022A - 作物収穫機の選別移送装置 - Google Patents
作物収穫機の選別移送装置Info
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- JP2002253022A JP2002253022A JP2001052560A JP2001052560A JP2002253022A JP 2002253022 A JP2002253022 A JP 2002253022A JP 2001052560 A JP2001052560 A JP 2001052560A JP 2001052560 A JP2001052560 A JP 2001052560A JP 2002253022 A JP2002253022 A JP 2002253022A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】作物体を収穫途中で二股形状、及び異形状の作
物体等(不良品の作物体)を選別したり、又、作物体の
大きさ別に選別して、後処理工程を廃止しようとするも
のである。 【解決手段】葉部を切断済みの作物体(イ)を移送する
移送コンベア13から、この作物体(イ)を受けて移送
中に目視選別する主選別移送コンベア11と、この主選
別移送コンベア11と略平行に前後両側には、選別済み
作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア14
a,14bを設ける。又、移送コンベア11の下手側に
は、作物体を重量別に選別するシュータ49を設ける。
更に左右両側に設けた首揃移送装置33は左右で回転速
度を相違させて、挟持移送する作物体(イ)を回転させ
ながら移送し、検出手段52で不良品の作物体(イ)を
検出し、搬出移送装置53で機外へ排出する構成であ
る。
物体等(不良品の作物体)を選別したり、又、作物体の
大きさ別に選別して、後処理工程を廃止しようとするも
のである。 【解決手段】葉部を切断済みの作物体(イ)を移送する
移送コンベア13から、この作物体(イ)を受けて移送
中に目視選別する主選別移送コンベア11と、この主選
別移送コンベア11と略平行に前後両側には、選別済み
作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア14
a,14bを設ける。又、移送コンベア11の下手側に
は、作物体を重量別に選別するシュータ49を設ける。
更に左右両側に設けた首揃移送装置33は左右で回転速
度を相違させて、挟持移送する作物体(イ)を回転させ
ながら移送し、検出手段52で不良品の作物体(イ)を
検出し、搬出移送装置53で機外へ排出する構成であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、葉部が切断され
た作物体を受けて横方向上部へ移送する移送コンベアか
らこの作物体を受けて移送中に目視選別する主選別移送
コンベアと、この主選別移送コンベアと略平行に前後両
側には、選別済み作物体を移送する前・後選別移送コン
ベアを設けた技術であり、作物収穫機の選別移送装置と
して利用できる。
た作物体を受けて横方向上部へ移送する移送コンベアか
らこの作物体を受けて移送中に目視選別する主選別移送
コンベアと、この主選別移送コンベアと略平行に前後両
側には、選別済み作物体を移送する前・後選別移送コン
ベアを設けた技術であり、作物収穫機の選別移送装置と
して利用できる。
【0002】
【従来の技術】作物体は根菜類であり、この根菜類が、
例えば、人参であったとすると、この人参の収穫作業
は、圃場の畦部へ植付けた人参は、作物収穫機の走行車
両を圃場を走行させ、この走行車両の一方側の横側に、
前部から順次設けた各引起装置で人参の葉部が引起さ
れ、掘起装置で人参の植付畦が掘起(土がほぐされ)さ
れ、掘起された人参は左右両側の移送装置で葉部が挟持
されてこの人参は引き抜きされ、後方上部へ移送され、
左右両側の首揃移送装置へ引継ぎされて、移送されなが
ら首揃えされ、葉部の所定位置が左右両側の葉切断装置
で切断され、葉切断済みの人参は落下して移送コンベア
へ供給され、この移送コンベアで横方向の上部へ移送さ
れ、更に横方向へと移送され、この移送コンベアの移送
終端部から、走行車両の車台の上側へ載置した収納箱内
へ供給される。又、切断済み葉部は後工程処理装置で後
方部へ移送されて、圃場へ排出される。
例えば、人参であったとすると、この人参の収穫作業
は、圃場の畦部へ植付けた人参は、作物収穫機の走行車
両を圃場を走行させ、この走行車両の一方側の横側に、
前部から順次設けた各引起装置で人参の葉部が引起さ
れ、掘起装置で人参の植付畦が掘起(土がほぐされ)さ
れ、掘起された人参は左右両側の移送装置で葉部が挟持
されてこの人参は引き抜きされ、後方上部へ移送され、
左右両側の首揃移送装置へ引継ぎされて、移送されなが
ら首揃えされ、葉部の所定位置が左右両側の葉切断装置
で切断され、葉切断済みの人参は落下して移送コンベア
へ供給され、この移送コンベアで横方向の上部へ移送さ
れ、更に横方向へと移送され、この移送コンベアの移送
終端部から、走行車両の車台の上側へ載置した収納箱内
へ供給される。又、切断済み葉部は後工程処理装置で後
方部へ移送されて、圃場へ排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人参を収穫作業中に、
この人参内に混入する二股形状の人参、及び異形状の人
参等の不良品の人参も良品の人参と同時に、収納箱内へ
供給されることにより、後処理として、これら二股形
状、及び異形状の人参等の不良品の人参を選別していた
ことにより、選別する手間と、長時間の選別時間を必要
としていた。又、人参の大きさ別の選別も後処理として
行われていたことにより、手間と時間とが必要であった
が、この発明により、これらの問題点を解決しようとす
るものである。
この人参内に混入する二股形状の人参、及び異形状の人
参等の不良品の人参も良品の人参と同時に、収納箱内へ
供給されることにより、後処理として、これら二股形
状、及び異形状の人参等の不良品の人参を選別していた
ことにより、選別する手間と、長時間の選別時間を必要
としていた。又、人参の大きさ別の選別も後処理として
行われていたことにより、手間と時間とが必要であった
が、この発明により、これらの問題点を解決しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、請求項1に記載の発明においては、走行車両2の一
方側の横側には、掘起した作物体(イ)を後方上部へ狭
持移送する左右両側の移送装置28から作物体(イ)を
引継ぎ挟持移送中に首揃えする左右両側の首揃移送装置
33と、首揃え済み作物体(イ)の葉部の所定位置を切
断する左右両側の葉切断装置12と、葉部切断済み作物
体(イ)を受けて横方向上部へ移送する移送コンベア1
3から作物体(イ)を受けて移送中に選別する主選別移
送コンベア11等を設けた作物収穫機において、該主選
別移送コンベア11と略平行状態に前後両側には、選別
済み作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア1
4a,14bを設けたことを特徴とする作物収穫機の選
別移送装置としたものである。
は、請求項1に記載の発明においては、走行車両2の一
方側の横側には、掘起した作物体(イ)を後方上部へ狭
持移送する左右両側の移送装置28から作物体(イ)を
引継ぎ挟持移送中に首揃えする左右両側の首揃移送装置
33と、首揃え済み作物体(イ)の葉部の所定位置を切
断する左右両側の葉切断装置12と、葉部切断済み作物
体(イ)を受けて横方向上部へ移送する移送コンベア1
3から作物体(イ)を受けて移送中に選別する主選別移
送コンベア11等を設けた作物収穫機において、該主選
別移送コンベア11と略平行状態に前後両側には、選別
済み作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア1
4a,14bを設けたことを特徴とする作物収穫機の選
別移送装置としたものである。
【0005】請求項2に記載の発明においては、前記移
送コンベア11の下手側のシュータ49には、作物体
(イ)を重量別に選別して下落させる各開閉口49a,
49bを設け、該各開閉口49a,49bに開閉自在な
各開閉板50a,50bを設けたことを特徴とする請求
項1に記載の作物収穫機の選別移送装置としたものであ
る。
送コンベア11の下手側のシュータ49には、作物体
(イ)を重量別に選別して下落させる各開閉口49a,
49bを設け、該各開閉口49a,49bに開閉自在な
各開閉板50a,50bを設けたことを特徴とする請求
項1に記載の作物収穫機の選別移送装置としたものであ
る。
【0006】請求項3に記載の発明においては、前記左
右両側の首揃移送装置33は左右で回転速度を相違させ
て設け、挟持移送する作物体(イ)を回転させながら移
送すると共に、検出手段52で移送中の作物体(イ)へ
混入する二股形状の作物体(イ)及び異形状の作物体
(イ)を検出して機外へ排出する排出移送装置53を設
けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の
作物収穫機の選別移送装置としたものである。
右両側の首揃移送装置33は左右で回転速度を相違させ
て設け、挟持移送する作物体(イ)を回転させながら移
送すると共に、検出手段52で移送中の作物体(イ)へ
混入する二股形状の作物体(イ)及び異形状の作物体
(イ)を検出して機外へ排出する排出移送装置53を設
けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の
作物収穫機の選別移送装置としたものである。
【0007】
【発明の作用】人参(イ)の収穫作業は、圃場の畦部へ
植付けた人参(イ)は、作物収穫機の走行車両2を圃場
を走行させ、この走行車両2の一方側の横側に、前部か
ら順次設けた各引起装置で人参(イ)の葉部が引起さ
れ、掘起装置で人参(イ)の植付畦が掘起(土がほぐさ
れ)され、掘起された人参(イ)は左右両側の移送装置
28で葉部が挟持されてこの人参(イ)は引き抜きさ
れ、後方上部へ移送され、左右両側の首揃移送装置33
へ引継ぎされて、移送されながら首揃えされ、葉部の所
定位置が左右両側の葉部の切断装置12で切断され、葉
切断済みの人参(イ)は落下して移送コンベア13へ供
給され、この移送コンベア13で横方向の上部へ移送さ
れて、主選別移送コンベア11へ引継ぎされ、この主選
別移送コンベア11で移送中に、この作物収穫機の後方
の作業者により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・
中・小に目視選別され、選別された大きい人参(イ)は
主選別移送コンベア11の前側に設けた前選別移送コン
ベア14aへ作業者によって供給されて移送され、移送
終端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置
した大きい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、
一時貯留される。選別された小さい人参(イ)は前記主
選別移送コンベア11の後側に設けた後選別移送コンベ
ア14bへ作業者によって供給されて移送され、移送終
端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置し
た小さい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一
時貯留される。
植付けた人参(イ)は、作物収穫機の走行車両2を圃場
を走行させ、この走行車両2の一方側の横側に、前部か
ら順次設けた各引起装置で人参(イ)の葉部が引起さ
れ、掘起装置で人参(イ)の植付畦が掘起(土がほぐさ
れ)され、掘起された人参(イ)は左右両側の移送装置
28で葉部が挟持されてこの人参(イ)は引き抜きさ
れ、後方上部へ移送され、左右両側の首揃移送装置33
へ引継ぎされて、移送されながら首揃えされ、葉部の所
定位置が左右両側の葉部の切断装置12で切断され、葉
切断済みの人参(イ)は落下して移送コンベア13へ供
給され、この移送コンベア13で横方向の上部へ移送さ
れて、主選別移送コンベア11へ引継ぎされ、この主選
別移送コンベア11で移送中に、この作物収穫機の後方
の作業者により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・
中・小に目視選別され、選別された大きい人参(イ)は
主選別移送コンベア11の前側に設けた前選別移送コン
ベア14aへ作業者によって供給されて移送され、移送
終端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置
した大きい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、
一時貯留される。選別された小さい人参(イ)は前記主
選別移送コンベア11の後側に設けた後選別移送コンベ
ア14bへ作業者によって供給されて移送され、移送終
端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置し
た小さい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一
時貯留される。
【0008】前記主選別移送コンベア11で移送中に大
きい人参(イ)と、小さい人参(イ)とが、選別されて
抜き取りされ、残った中形状の人参(イ)は、この主選
別移送コンベア11で移送終端部まで移送されて、走行
車両2の車台の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収
容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
きい人参(イ)と、小さい人参(イ)とが、選別されて
抜き取りされ、残った中形状の人参(イ)は、この主選
別移送コンベア11で移送終端部まで移送されて、走行
車両2の車台の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収
容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0009】前記主選別移送コンベア11で移送中に上
述の如く人参(イ)の大きさ別の選別と、混入する二股
形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品
の人参(イ)も作業者によって選別され、この選別され
た出荷不能な不良品の人参(イ)は、走行車両2の車台
の上側へ載置した不良品の人参(イ)を収容する収容箱
内へ供給して、一時貯留される。
述の如く人参(イ)の大きさ別の選別と、混入する二股
形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品
の人参(イ)も作業者によって選別され、この選別され
た出荷不能な不良品の人参(イ)は、走行車両2の車台
の上側へ載置した不良品の人参(イ)を収容する収容箱
内へ供給して、一時貯留される。
【0010】又、切断済み葉部は後工程処理の各移送装
置で後方部へ移送されて、圃場へ排出される。請求項2
に記載の発明の作用を説明すると、移送コンベア13へ
供給された葉切断済み人参(イ)は、この移送コンベア
13で横方向の上部へ移送されて、シュータ49へ引継
ぎされ、このシュータ49を流下中に、例えば、重量の
重い人参(イ)は最上位置の上側の開閉口49aに設け
た開閉板50aは、重い人参(イ)で押されて開状態と
なり、この重い人参(イ)は開閉口49aから落下し、
開閉板50a上を流下して、走行車両2の車台の上側へ
載置した重い人参(イ)を収容する収容箱内へ供給さ
れ、一時貯留される。
置で後方部へ移送されて、圃場へ排出される。請求項2
に記載の発明の作用を説明すると、移送コンベア13へ
供給された葉切断済み人参(イ)は、この移送コンベア
13で横方向の上部へ移送されて、シュータ49へ引継
ぎされ、このシュータ49を流下中に、例えば、重量の
重い人参(イ)は最上位置の上側の開閉口49aに設け
た開閉板50aは、重い人参(イ)で押されて開状態と
なり、この重い人参(イ)は開閉口49aから落下し、
開閉板50a上を流下して、走行車両2の車台の上側へ
載置した重い人参(イ)を収容する収容箱内へ供給さ
れ、一時貯留される。
【0011】重量が中程度の中重量の人参(イ)は、最
上位置の開閉口49aは通過し、中位置の開閉口49b
に設けた開閉板50bは、中重量の人参(イ)で押され
て開状態となり、この中重量の人参(イ)は開閉口49
bから落下し、開閉板50b上を流下して、走行車両2
の車台の上側へ載置した中重量の人参(イ)を収容する
収容箱内へ供給され、一時貯留される。
上位置の開閉口49aは通過し、中位置の開閉口49b
に設けた開閉板50bは、中重量の人参(イ)で押され
て開状態となり、この中重量の人参(イ)は開閉口49
bから落下し、開閉板50b上を流下して、走行車両2
の車台の上側へ載置した中重量の人参(イ)を収容する
収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0012】前記の最上位と中位との開閉口49a,4
9bから落下しなかった重量の軽い人参(イ)は、シュ
ータ49上を流下して、流下終端部から走行車両2の車
台の上側へ載置した軽い人参(イ)を収容する収容箱内
へ供給され、一時貯留される。
9bから落下しなかった重量の軽い人参(イ)は、シュ
ータ49上を流下して、流下終端部から走行車両2の車
台の上側へ載置した軽い人参(イ)を収容する収容箱内
へ供給され、一時貯留される。
【0013】請求項3に記載の発明の作用を説明する
と、左右両側の前記首揃移送装置33は、左右で回転速
度は相違して回転され、これにより、この各首揃移送装
置33間に挟持して、挟持移送する人参(イ)は回転し
ながら移送されると共に、移送中のこの人参(イ)に混
入する二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)
等の不良品の人参(イ)は径大であることが多く、この
ために、径大部が検出手段52へ当接して、不良品の人
参(イ)が検出され、検出されたこの二股人参(イ)、
及び異形人参(イ)の不良品の人参(イ)は排出移送装
置53へ供給され、この排出移送装置53で機外へ排出
される。
と、左右両側の前記首揃移送装置33は、左右で回転速
度は相違して回転され、これにより、この各首揃移送装
置33間に挟持して、挟持移送する人参(イ)は回転し
ながら移送されると共に、移送中のこの人参(イ)に混
入する二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)
等の不良品の人参(イ)は径大であることが多く、この
ために、径大部が検出手段52へ当接して、不良品の人
参(イ)が検出され、検出されたこの二股人参(イ)、
及び異形人参(イ)の不良品の人参(イ)は排出移送装
置53へ供給され、この排出移送装置53で機外へ排出
される。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、移送
コンベア13から人参(イ)を受けて移送する主選別移
送コンベア11と、この主選別移送コンベア11の前後
両側に前・後選別移送コンベア14a,14bとを設け
たことにより、主選別移送コンベア11上を移送中に人
参(イ)を大・中・小に作業者により、目視選別され、
大きさ別に前選別移送コンベア14aと、主選別移送コ
ンベア11と、後選別移送コンベア14bとへ区分して
移送され、大きさ別の各収容箱内へ供給される。又、主
選別移送コンベア11上を移送中に作業者により、二股
の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人
参(イ)は抜き取られて、不良品のこの人参(イ)は不
良品用の収容箱へ供給することにより、作業終了後に、
大きさ別、及び不良品別に選別する必要がなくなり、こ
のために、家へ持ち帰った時に後処理工程として、大き
さ別、及び不良品別の選別工程が不用となり、手間と長
時間の選別時間が不用となると共に、人参(イ)の掘起
しから各種の選別までの能率を大幅にアップすることが
できる。
コンベア13から人参(イ)を受けて移送する主選別移
送コンベア11と、この主選別移送コンベア11の前後
両側に前・後選別移送コンベア14a,14bとを設け
たことにより、主選別移送コンベア11上を移送中に人
参(イ)を大・中・小に作業者により、目視選別され、
大きさ別に前選別移送コンベア14aと、主選別移送コ
ンベア11と、後選別移送コンベア14bとへ区分して
移送され、大きさ別の各収容箱内へ供給される。又、主
選別移送コンベア11上を移送中に作業者により、二股
の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人
参(イ)は抜き取られて、不良品のこの人参(イ)は不
良品用の収容箱へ供給することにより、作業終了後に、
大きさ別、及び不良品別に選別する必要がなくなり、こ
のために、家へ持ち帰った時に後処理工程として、大き
さ別、及び不良品別の選別工程が不用となり、手間と長
時間の選別時間が不用となると共に、人参(イ)の掘起
しから各種の選別までの能率を大幅にアップすることが
できる。
【0015】請求項2に記載の発明において、前記移送
コンベア13で移送される人参(イ)はシュータ49へ
供給され、この人参(イ)はシュータ49を流下中に、
重量別に自動選別されることにより、家へ持ち帰った時
に後処理工程の人参(イ)の大きさ別の選別が不用とな
った。
コンベア13で移送される人参(イ)はシュータ49へ
供給され、この人参(イ)はシュータ49を流下中に、
重量別に自動選別されることにより、家へ持ち帰った時
に後処理工程の人参(イ)の大きさ別の選別が不用とな
った。
【0016】請求項3に記載の発明においては、左右両
側の前記首揃移送装置33の回転速度を相違させて設け
ていることにより、これら首揃移送装置33、33間に
挟持されて、挟持移送される人参(イ)は回転しながら
移送されることにより、二股形状、及び異形状の人参
(イ)等の不良品の人参(イ)は外径が大きいことが多
く、この外形が大きくなった人参(イ)は検出手段52
で検出されて、排出移送装置53で排出されることによ
り、不良品の人参(イ)と正常な人参(イ)との選別が
できて、後工程処理の不良品選別が不用となり、選別作
業を簡略化することができた。
側の前記首揃移送装置33の回転速度を相違させて設け
ていることにより、これら首揃移送装置33、33間に
挟持されて、挟持移送される人参(イ)は回転しながら
移送されることにより、二股形状、及び異形状の人参
(イ)等の不良品の人参(イ)は外径が大きいことが多
く、この外形が大きくなった人参(イ)は検出手段52
で検出されて、排出移送装置53で排出されることによ
り、不良品の人参(イ)と正常な人参(イ)との選別が
できて、後工程処理の不良品選別が不用となり、選別作
業を簡略化することができた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図例は、作物体(イ)は根菜類であ
り、この根菜類は、例えば、人参(イ)であったとする
と、畦に植付けされたこの人参(イ)の葉部は、走行車
両2の一方側の横側で、前部の左右両側の引起装置4で
引起し、振動装置10で振動させながら掘起しする掘起
装置5で掘起された人参(イ)の葉部を引継ぎ挟持して
引抜き後方上部へ移送する左右両側の移送装置28と、
この移送装置28から人参(イ)を引継ぎ移送する根菜
搬送装置6の左右両側の首揃移送装置33、及びタッピ
ング移送装置34とで引継ぎ挟持移送する人参(イ)の
葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断装置12
と、切断済み葉部を後方へ挟持移送して排出するタッピ
ング移送装置34と、左右両側の葉移送装置35と、切
断済み人参(イ)を受けて横方向の上部へ移送する移送
コンベア13から切断済み人参(イ)を受けて移送中に
作業者が目視選別する主選別移送コンベア11と、選別
した人参(イ)を供給すべく、この主選別移送コンベア
11に略平行に前後両側に設けた前・後選別移送コンベ
ア14a,14b等設けて構成した作物収穫機1であ
る。
基づいて説明する。図例は、作物体(イ)は根菜類であ
り、この根菜類は、例えば、人参(イ)であったとする
と、畦に植付けされたこの人参(イ)の葉部は、走行車
両2の一方側の横側で、前部の左右両側の引起装置4で
引起し、振動装置10で振動させながら掘起しする掘起
装置5で掘起された人参(イ)の葉部を引継ぎ挟持して
引抜き後方上部へ移送する左右両側の移送装置28と、
この移送装置28から人参(イ)を引継ぎ移送する根菜
搬送装置6の左右両側の首揃移送装置33、及びタッピ
ング移送装置34とで引継ぎ挟持移送する人参(イ)の
葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断装置12
と、切断済み葉部を後方へ挟持移送して排出するタッピ
ング移送装置34と、左右両側の葉移送装置35と、切
断済み人参(イ)を受けて横方向の上部へ移送する移送
コンベア13から切断済み人参(イ)を受けて移送中に
作業者が目視選別する主選別移送コンベア11と、選別
した人参(イ)を供給すべく、この主選別移送コンベア
11に略平行に前後両側に設けた前・後選別移送コンベ
ア14a,14b等設けて構成した作物収穫機1であ
る。
【0018】前記主選別移送コンベア11、及び前・後
選別移送コンベア14a,14bを主に図示して説明す
る。前記作物収穫機1は、図1〜図4で示す如く走行車
両2の一方側の横外側には、収穫作業装置3を設け、こ
の収穫作業装置3は前部の左右両側の引起装置4と、掘
起装置5と、振動装置10と、左右両側の移送装置28
と、後部の首揃移送装置33と、葉切断装置12と、タ
ッピング移送装置34と、葉移送装置35等とよりなる
根菜搬送装置6と、葉部、及び根部の所定位置が切断さ
れた人参(イ)を移送する移送コンベア13と、主選別
移送コンベア11と、前・後選別移送コンベア14a,
14b等よりなる構成である。
選別移送コンベア14a,14bを主に図示して説明す
る。前記作物収穫機1は、図1〜図4で示す如く走行車
両2の一方側の横外側には、収穫作業装置3を設け、こ
の収穫作業装置3は前部の左右両側の引起装置4と、掘
起装置5と、振動装置10と、左右両側の移送装置28
と、後部の首揃移送装置33と、葉切断装置12と、タ
ッピング移送装置34と、葉移送装置35等とよりなる
根菜搬送装置6と、葉部、及び根部の所定位置が切断さ
れた人参(イ)を移送する移送コンベア13と、主選別
移送コンベア11と、前・後選別移送コンベア14a,
14b等よりなる構成である。
【0019】前記走行車両2の車台7の下側には、土壌
面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、車
台7の上側の一方側には、始動、停止、走行操作、及び
各種制御操作等を行う操作装置8と、作業者が搭乗して
各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下
側には、エンジン7bを載置している。このエンジン7
bで走行ギヤーケース7c内の伝動機構7dを介して、
各走行クローラ7aを回転駆動する構成である。伝動機
構7dの伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行
車速を検出する車速センサ7eを設けた構成である。
面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、車
台7の上側の一方側には、始動、停止、走行操作、及び
各種制御操作等を行う操作装置8と、作業者が搭乗して
各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下
側には、エンジン7bを載置している。このエンジン7
bで走行ギヤーケース7c内の伝動機構7dを介して、
各走行クローラ7aを回転駆動する構成である。伝動機
構7dの伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行
車速を検出する車速センサ7eを設けた構成である。
【0020】前記車台7の上側の後方部には、後逑する
葉切断装置12で人参(イ)の葉部の所定位置が切断さ
れ、又、後逑する人参下部切断装置47で根部の下方部
の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済
み人参(イ)は、後逑するタッピング移送装置34から
落下供給を受け、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動す
る波形状で所定幅の移送ベルト等を張設してなる移送コ
ンベア13を設け、該移送コンベア13は移送終部へ向
けて上り傾斜させて設けた構成である。
葉切断装置12で人参(イ)の葉部の所定位置が切断さ
れ、又、後逑する人参下部切断装置47で根部の下方部
の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済
み人参(イ)は、後逑するタッピング移送装置34から
落下供給を受け、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動す
る波形状で所定幅の移送ベルト等を張設してなる移送コ
ンベア13を設け、該移送コンベア13は移送終部へ向
けて上り傾斜させて設けた構成である。
【0021】前記移送コンベア13の下手側には、図1
で示す如くこの移送コンベア13で移送される人参
(イ)を引継ぎ移送中に、作物収穫機1の後方の作業者
により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・中・小の
選別と、二股の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等
の不良品の人参(イ)を選別する主選別移送コンベア1
1を左右方に設けた構成であり、この主選別移送コンベ
ア11は移送始端部と、移送終端部に軸支した各プーリ
11a,11bに所定幅の移送平ベルト11cを掛け渡
した構成である。
で示す如くこの移送コンベア13で移送される人参
(イ)を引継ぎ移送中に、作物収穫機1の後方の作業者
により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・中・小の
選別と、二股の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等
の不良品の人参(イ)を選別する主選別移送コンベア1
1を左右方に設けた構成であり、この主選別移送コンベ
ア11は移送始端部と、移送終端部に軸支した各プーリ
11a,11bに所定幅の移送平ベルト11cを掛け渡
した構成である。
【0022】前記主選別移送コンベア11と略平行状態
に前後両側には、前・後選別移送コンベア14a,14
bを左右方向に設けた構成である。これら前・後選別移
送コンベア14a,14bは移送始端部と、移送終端部
とに軸支した各プーリ14c,14dに所定幅の移送平
ベルト14eを個別に掛け渡した構成である。この各移
送平ベルト14eは主選別移送コンベア11の移送平ベ
ルト11cより、狭幅に形成した構成である。
に前後両側には、前・後選別移送コンベア14a,14
bを左右方向に設けた構成である。これら前・後選別移
送コンベア14a,14bは移送始端部と、移送終端部
とに軸支した各プーリ14c,14dに所定幅の移送平
ベルト14eを個別に掛け渡した構成である。この各移
送平ベルト14eは主選別移送コンベア11の移送平ベ
ルト11cより、狭幅に形成した構成である。
【0023】前記主選別移送コンベア11の移送平ベル
ト11c上を移送される人参(イ)は、走行車両2の後
側にいる作業者により、目視選別によって、この人参
(イ)の内の大きい形状の人参(イ)を選別すると、前
側の前選別移送コンベア14aの移送平ベルト14e上
へ供給し、この移送平ベルト14eで移送終端部へ移送
されて、移送終端部で車台7の上側へ載置した大きい人
参(イ)を収容する収容箱15内へ供給されて、一時貯
留される構成である。又、小さい形状の人参(イ)を選
別すると、後側の後選別移送コンベア14bの移送平ベ
ルト14e上へ供給し、この移送平ベルト14eで移送
終端部へ移送されて、移送終端部で車台7の上側へ載置
した小さい人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給さ
れて、貯留される構成である。又、大きい人参(イ)
と、小さい人参(イ)とが選別され、抜き取りされて、
残った中形状の人参(イ)は主選別移送コンベア11の
移送平ベルト11cで移送終端部へ移送されて、移送終
端部で車台7の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収
容する収容箱15内へ供給されて、一時貯留される構成
である。
ト11c上を移送される人参(イ)は、走行車両2の後
側にいる作業者により、目視選別によって、この人参
(イ)の内の大きい形状の人参(イ)を選別すると、前
側の前選別移送コンベア14aの移送平ベルト14e上
へ供給し、この移送平ベルト14eで移送終端部へ移送
されて、移送終端部で車台7の上側へ載置した大きい人
参(イ)を収容する収容箱15内へ供給されて、一時貯
留される構成である。又、小さい形状の人参(イ)を選
別すると、後側の後選別移送コンベア14bの移送平ベ
ルト14e上へ供給し、この移送平ベルト14eで移送
終端部へ移送されて、移送終端部で車台7の上側へ載置
した小さい人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給さ
れて、貯留される構成である。又、大きい人参(イ)
と、小さい人参(イ)とが選別され、抜き取りされて、
残った中形状の人参(イ)は主選別移送コンベア11の
移送平ベルト11cで移送終端部へ移送されて、移送終
端部で車台7の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収
容する収容箱15内へ供給されて、一時貯留される構成
である。
【0024】又、上記の大きさ別以外に、二股形状の人
参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参
(イ)は、同じ作業者により、目視選別され、この不良
品の人参(イ)は車台7の上側へ載置した不良品の人参
(イ)を収容する収容箱15内へ供給し、一時貯留され
る構成である。
参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参
(イ)は、同じ作業者により、目視選別され、この不良
品の人参(イ)は車台7の上側へ載置した不良品の人参
(イ)を収容する収容箱15内へ供給し、一時貯留され
る構成である。
【0025】前記主選別移送コンベア11、及び前・後
選別移送コンベア14a,14bの上下向上の高さ位置
は、図2で示す如く前部の前選別移送コンベア14aを
一番高い位置へ位置させて、後方へ向けて順次低く位置
させて、主選別移送コンベア11と、後選別移送コンベ
ア14bとを設けた構成である。
選別移送コンベア14a,14bの上下向上の高さ位置
は、図2で示す如く前部の前選別移送コンベア14aを
一番高い位置へ位置させて、後方へ向けて順次低く位置
させて、主選別移送コンベア11と、後選別移送コンベ
ア14bとを設けた構成である。
【0026】前記移送コンベア13から供給される人参
(イ)は、主選別移送コンベア11上を移送中に大きさ
別に選別、及び不良品と良品とに選別することができ、
このために、後処理工程としての選別が不用となり、人
参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることができる。
(イ)は、主選別移送コンベア11上を移送中に大きさ
別に選別、及び不良品と良品とに選別することができ、
このために、後処理工程としての選別が不用となり、人
参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることができる。
【0027】前記移送コンベア13の下手側には、図1
3、及び図14で示す如くこの移送コンベア13で移送
される人参(イ)を引継ぎ流下移送するシュータ49
を、左右方向で外側下部へ傾斜させて設け、このシュー
タ49には、流下する人参(イ)を重量別に選別する重
い重量の人参(イ)が落下する開閉口49aと、中重量
の人参(イ)が落下する開閉口49bとを設け、これら
開閉口49a,49bの下側には、開閉自在に開閉板5
0a,50bを設けると共に、この開閉板50a,50
bはスプリング50c,50dで個別に支持させた構成
であり、このスプリング50c,50dの弾発力によ
り、人参(イ)を重量別に選別する構成である。
3、及び図14で示す如くこの移送コンベア13で移送
される人参(イ)を引継ぎ流下移送するシュータ49
を、左右方向で外側下部へ傾斜させて設け、このシュー
タ49には、流下する人参(イ)を重量別に選別する重
い重量の人参(イ)が落下する開閉口49aと、中重量
の人参(イ)が落下する開閉口49bとを設け、これら
開閉口49a,49bの下側には、開閉自在に開閉板5
0a,50bを設けると共に、この開閉板50a,50
bはスプリング50c,50dで個別に支持させた構成
であり、このスプリング50c,50dの弾発力によ
り、人参(イ)を重量別に選別する構成である。
【0028】前記開閉板50a,50bの下側には、流
下案内板51a,51bを設けた構成であり、開閉口4
9aから落下した重い重量の人参(イ)は、開閉板50
aから流下案内板51aを流下し、この流下案内板51
aの下端部の下側で、車台7の上側の後方部に載置した
重い重量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供
給されて、一時貯留される構成である。又、開閉口49
bから落下した中重量の人参(イ)は、開閉板50bか
ら流下案内板51bを流下し、この流下案内板51bの
下端部の下側で、車台7の上側の後方部へ載置した中重
量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給され
て、一時貯留される構成である。
下案内板51a,51bを設けた構成であり、開閉口4
9aから落下した重い重量の人参(イ)は、開閉板50
aから流下案内板51aを流下し、この流下案内板51
aの下端部の下側で、車台7の上側の後方部に載置した
重い重量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供
給されて、一時貯留される構成である。又、開閉口49
bから落下した中重量の人参(イ)は、開閉板50bか
ら流下案内板51bを流下し、この流下案内板51bの
下端部の下側で、車台7の上側の後方部へ載置した中重
量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給され
て、一時貯留される構成である。
【0029】前記シュータ49の開閉口49a,49b
から落下しなかった軽い重量の人参(イ)は、このシュ
ータ49上を移送終端部まで流下し、該シュータ49の
下端部で、車台7の上側の横側部へ載置した軽い重量の
人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給されて、
一時貯留される構成である。
から落下しなかった軽い重量の人参(イ)は、このシュ
ータ49上を移送終端部まで流下し、該シュータ49の
下端部で、車台7の上側の横側部へ載置した軽い重量の
人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給されて、
一時貯留される構成である。
【0030】前記移送コンベア13から供給される人参
(イ)は、シュータ49上を流下中に重量別に自動選別
されることにより、後処理工程としての選別が不用とな
り、人参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることがで
きる。前記車台7上側の後部の左側には、上方へ突出す
る平面視コ字形状の支持板16を固着して設け、この支
持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケ
ース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17
には、前方下部へ突出する支持板18を固着して設け、
この支持板18の前側面には、左右両側に前方下部へ突
出する受板19aを固着した取付板19bを装着した構
成である。この各受板19aの前端部には、前方下部へ
突出する補助受板19cを固着した構成である。
(イ)は、シュータ49上を流下中に重量別に自動選別
されることにより、後処理工程としての選別が不用とな
り、人参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることがで
きる。前記車台7上側の後部の左側には、上方へ突出す
る平面視コ字形状の支持板16を固着して設け、この支
持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケ
ース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17
には、前方下部へ突出する支持板18を固着して設け、
この支持板18の前側面には、左右両側に前方下部へ突
出する受板19aを固着した取付板19bを装着した構
成である。この各受板19aの前端部には、前方下部へ
突出する補助受板19cを固着した構成である。
【0031】前記左右両側の引起装置4は、上部を伝動
ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装し
た上受杆20aで支持すると共に、上下に回動する構成
である。下部は補助受板19cから前方へ突出する下受
杆20bで支持した構成である。
ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装し
た上受杆20aで支持すると共に、上下に回動する構成
である。下部は補助受板19cから前方へ突出する下受
杆20bで支持した構成である。
【0032】前記引起装置4は、根菜搬送装置6の前部
の左右両側に設け、この引起装置4は左右両側の引起ケ
ース21に内装して回転自在に、所定間隔に引起ラグ2
2bを装着した引起チエン22aを張設した構成であ
る。この引起チエン22aのこの引起ラグ22bは、前
側下端部から前側上端部の間は、各引起ケース21から
突出し、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部であり、
又、後側は引起ラグ22bは収納されて、引起ししない
非作用部とした構成である。
の左右両側に設け、この引起装置4は左右両側の引起ケ
ース21に内装して回転自在に、所定間隔に引起ラグ2
2bを装着した引起チエン22aを張設した構成であ
る。この引起チエン22aのこの引起ラグ22bは、前
側下端部から前側上端部の間は、各引起ケース21から
突出し、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部であり、
又、後側は引起ラグ22bは収納されて、引起ししない
非作用部とした構成である。
【0033】前記各引起装置4の引起ケース21の外部
外側面には、図3、及び図5で示す如く人参(イ)の葉
部を分離する分草体23を前方へ突出させて設けた構成
である。前記掘起装置5で人参(イ)の植付畦を掘起し
た、この掘起し深さを検出する接地プレート式の掘起し
高さセンサ24は、図3、及び図5で示す如く補助受板
19cに掘起しセンサ本体25aを装着すると共に、こ
の掘起センサ本体25aの前面部には、接地プレート2
5bを設け、この接地プレート25bが掘起した圃場表
面部を移動することにより、この接地プレート25bは
上下回動し、この上下回動量を掘起しセンサ本体25a
内に設けたポテンションメータ25cで検出され、この
検出量により、掘起し深さが検出されて、掘起装置5の
上下位置が検出され、設定の掘起し深さで掘起し作業が
行われているか検出する構成である。この掘起し高さセ
ンサ24の接地プレート25bは、掘起装置5の後側に
位置させて設けた構成である。
外側面には、図3、及び図5で示す如く人参(イ)の葉
部を分離する分草体23を前方へ突出させて設けた構成
である。前記掘起装置5で人参(イ)の植付畦を掘起し
た、この掘起し深さを検出する接地プレート式の掘起し
高さセンサ24は、図3、及び図5で示す如く補助受板
19cに掘起しセンサ本体25aを装着すると共に、こ
の掘起センサ本体25aの前面部には、接地プレート2
5bを設け、この接地プレート25bが掘起した圃場表
面部を移動することにより、この接地プレート25bは
上下回動し、この上下回動量を掘起しセンサ本体25a
内に設けたポテンションメータ25cで検出され、この
検出量により、掘起し深さが検出されて、掘起装置5の
上下位置が検出され、設定の掘起し深さで掘起し作業が
行われているか検出する構成である。この掘起し高さセ
ンサ24の接地プレート25bは、掘起装置5の後側に
位置させて設けた構成である。
【0034】前記掘起装置5の上下回動制御に伴なっ
て、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同
時に、上下回動制御する構成である。掘起振動装置3a
は、掘起装置5と、振動装置10とよりなる構成であ
る。前記掘起装置5は左右両側に設け、この掘起装置5
は、図3、及び図5で示す如く左右両側の支持板5aの
前方上部を左右両側の補助受板19cへ回動ピン5b
で、上下回動自在に装着した構成である。この支持板5
aの前方下部には、前端部に略L字形状の堀起部27b
を設けた支持杆27aの前方部を回動ピン27cで上下
回動自在に装着すると共に、この支持杆27aの後端部
を支持板5aの後方部の上下に複数個設けた調節用孔5
cへ調節用ピン27dで装着した構成である。
て、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同
時に、上下回動制御する構成である。掘起振動装置3a
は、掘起装置5と、振動装置10とよりなる構成であ
る。前記掘起装置5は左右両側に設け、この掘起装置5
は、図3、及び図5で示す如く左右両側の支持板5aの
前方上部を左右両側の補助受板19cへ回動ピン5b
で、上下回動自在に装着した構成である。この支持板5
aの前方下部には、前端部に略L字形状の堀起部27b
を設けた支持杆27aの前方部を回動ピン27cで上下
回動自在に装着すると共に、この支持杆27aの後端部
を支持板5aの後方部の上下に複数個設けた調節用孔5
cへ調節用ピン27dで装着した構成である。
【0035】前記支持杆27aは回動ピン27cを回動
中心として、調節用孔5c位置により、上下回動調節可
能として、この支持杆27aの掘起部27bを上下に回
動調節し、掘起し高さを手動でも調節できる構成であ
る。前記振動装置10は左右両側に設け、この振動装置
10は、図3、及び図5で示す如く左右両側の補助受板
19cでカム軸10aを軸支して設け、このカム軸10
aには、偏芯カム10bを軸支して設けている。支持板
5aの後方上部に設けた支持ピン5dと、偏芯カム10
bの外周部との間には、カム用ロット10cを設けて接
続させた構成である。
中心として、調節用孔5c位置により、上下回動調節可
能として、この支持杆27aの掘起部27bを上下に回
動調節し、掘起し高さを手動でも調節できる構成であ
る。前記振動装置10は左右両側に設け、この振動装置
10は、図3、及び図5で示す如く左右両側の補助受板
19cでカム軸10aを軸支して設け、このカム軸10
aには、偏芯カム10bを軸支して設けている。支持板
5aの後方上部に設けた支持ピン5dと、偏芯カム10
bの外周部との間には、カム用ロット10cを設けて接
続させた構成である。
【0036】前記振動装置10の偏芯カム10bの回転
駆動により、支持板5aの回動ピン5bを回動中心とし
て、カム用ロット10c、支持板5aを介して掘起装置
5を回動移動する構成として、土壌条件による掘起し性
能の向上を図った構成である。この左右両側の掘起装置
5の支持杆27a掘起部27bの回動移動により、人参
(イ)を植付けた畦の両側の畦部が掘起(土をほぐす)
され、この人参(イ)が掘起され、左右両側の移送装置
28で人参(イ)の葉部が挟持され、後方上部へ移送中
にこの人参(イ)は引抜かれる構成である。
駆動により、支持板5aの回動ピン5bを回動中心とし
て、カム用ロット10c、支持板5aを介して掘起装置
5を回動移動する構成として、土壌条件による掘起し性
能の向上を図った構成である。この左右両側の掘起装置
5の支持杆27a掘起部27bの回動移動により、人参
(イ)を植付けた畦の両側の畦部が掘起(土をほぐす)
され、この人参(イ)が掘起され、左右両側の移送装置
28で人参(イ)の葉部が挟持され、後方上部へ移送中
にこの人参(イ)は引抜かれる構成である。
【0037】前記車台7の支持板16の前部には、前支
持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突
出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端
部には、L字形状の回動板16cを回動自在に装着して
設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリ
ンダ26aの前端部とを接続させ、他方側の前端部に
は、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この
支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端部と
を接続させた構成である。
持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突
出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端
部には、L字形状の回動板16cを回動自在に装着して
設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリ
ンダ26aの前端部とを接続させ、他方側の前端部に
は、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この
支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端部と
を接続させた構成である。
【0038】前記上下シリンダ26aの作動により、伝
動ケース17の上下回動中心26b位置を回動中心とし
て、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受
板19c、支持板5a及び後逑する連結板29等を介し
て、各引起装置4、各掘起装置5、各移送装置28、及
び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成であ
る。
動ケース17の上下回動中心26b位置を回動中心とし
て、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受
板19c、支持板5a及び後逑する連結板29等を介し
て、各引起装置4、各掘起装置5、各移送装置28、及
び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成であ
る。
【0039】前記収穫作業装置3の移送装置28は、引
起装置4の後側の左右両側に設けた構成である。この移
送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17後側
に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した
伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する伝動機
構31aを内装した支持ケース31の上側に設けた伝動
ケース32に内装した伝動機構32aで支持すると共
に、回転駆動させる構成である。
起装置4の後側の左右両側に設けた構成である。この移
送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17後側
に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した
伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する伝動機
構31aを内装した支持ケース31の上側に設けた伝動
ケース32に内装した伝動機構32aで支持すると共
に、回転駆動させる構成である。
【0040】前記移送装置28は伝動ケース17の回動
により、連結板29、伝動ケース30、支持ケース3
1、及び伝動ケース32を介して、上下回動自在な構成
である。前記移送装置28は、図6〜図9で示す如く上
下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28
cと、複数個の作用側テンションプーリ28dと、複数
個の非作用側テンションプーリ28eとに、移送ベルト
28aを掛け渡した構成である。各掘起装置5で掘起し
た人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a
間で挟持されて、後方上部へ移送し、この移送の移送始
端部で人参(イ)は植付畦から引抜きされて、後方上部
へ移送する構成である。この移送途中で首揃移送装置3
3、33へ引継ぎする構成である。テンションプーリ2
8fは移送ベルト28aが伸びた時に、伸張操作する構
成である。
により、連結板29、伝動ケース30、支持ケース3
1、及び伝動ケース32を介して、上下回動自在な構成
である。前記移送装置28は、図6〜図9で示す如く上
下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28
cと、複数個の作用側テンションプーリ28dと、複数
個の非作用側テンションプーリ28eとに、移送ベルト
28aを掛け渡した構成である。各掘起装置5で掘起し
た人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a
間で挟持されて、後方上部へ移送し、この移送の移送始
端部で人参(イ)は植付畦から引抜きされて、後方上部
へ移送する構成である。この移送途中で首揃移送装置3
3、33へ引継ぎする構成である。テンションプーリ2
8fは移送ベルト28aが伸びた時に、伸張操作する構
成である。
【0041】前記移送ベルト28aは、図8、及び図9
で示す如くVベルトと平ベルトとを一体に成形し、更に
平ベルトの外周面には、山形状の突出部を形成した構成
である。前記作用側・非作用側テンションプーリ28
d,28eは、図9で示す如く平ベルトに接触する面積
を狭くすべく外周部幅を狭くした構成である。
で示す如くVベルトと平ベルトとを一体に成形し、更に
平ベルトの外周面には、山形状の突出部を形成した構成
である。前記作用側・非作用側テンションプーリ28
d,28eは、図9で示す如く平ベルトに接触する面積
を狭くすべく外周部幅を狭くした構成である。
【0042】前記移送装置28の下プーリ28cの下部
で移送ベルト28aの下側には、図6、及び図7で示す
如く移送ベルト28aの外径部より、外径を径大に形成
したスターホイル29aは、取付ボス29bに固着して
設けた取付板29cへボルト、及びナット等で装着した
構成である。この取付ボス29bを下プーリ28cを軸
支した下軸28hの下端部へ挿入して装着した構成であ
る。
で移送ベルト28aの下側には、図6、及び図7で示す
如く移送ベルト28aの外径部より、外径を径大に形成
したスターホイル29aは、取付ボス29bに固着して
設けた取付板29cへボルト、及びナット等で装着した
構成である。この取付ボス29bを下プーリ28cを軸
支した下軸28hの下端部へ挿入して装着した構成であ
る。
【0043】前記スターホイル29aの外周部は、図7
で示す如く山形状の爪部29dに形成すると共に、これ
ら山形状の爪部29d間は所定深さの溝29eを形成し
た構成である。掘起し済み人参(イ)をこのスターホイ
ル29a,29a間と、移送ベルト28a,28a間と
に挟持して後方上部へ移送する構成である。
で示す如く山形状の爪部29dに形成すると共に、これ
ら山形状の爪部29d間は所定深さの溝29eを形成し
た構成である。掘起し済み人参(イ)をこのスターホイ
ル29a,29a間と、移送ベルト28a,28a間と
に挟持して後方上部へ移送する構成である。
【0044】前記根菜搬送装置6は、図3で示す如く首
揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置
35、及び葉切断装置12等よりなる構成であり、根菜
搬送装置6は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、
圃場面に略平行状態に設けた構成である。
揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置
35、及び葉切断装置12等よりなる構成であり、根菜
搬送装置6は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、
圃場面に略平行状態に設けた構成である。
【0045】前記首揃移送装置33は、移送装置28の
後側で移送終端部から所定距離下方に位置させ、左右両
側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端は、
伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構
37aを内装した下支持ケース37の上側に設けた上伝
動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構3
8bで支持すると共に、回転駆動する構成である。
後側で移送終端部から所定距離下方に位置させ、左右両
側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端は、
伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構
37aを内装した下支持ケース37の上側に設けた上伝
動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構3
8bで支持すると共に、回転駆動する構成である。
【0046】前記首揃移送装置33は、図10、及び図
11で示す如く左右両側に、正面視コ字形状の支持プレ
ート39の前後部には、回転自在な前・後支持軸39
e,39fで軸支した前・後プーリ39a,39bを設
けた構成である。これら前・後プーリ39a,39b間
の作用側には、複数個の作用側テンションプーリ40a
と、非作用側には、非作用側テンションプーリ40bと
を設けた構成である。これらプーリ39a,39b,4
0a,40bに移送ベルト39cを掛け渡した構成であ
る。作用側テンションプーリ40aは支持板39dに設
けて左右調節できる構成である。
11で示す如く左右両側に、正面視コ字形状の支持プレ
ート39の前後部には、回転自在な前・後支持軸39
e,39fで軸支した前・後プーリ39a,39bを設
けた構成である。これら前・後プーリ39a,39b間
の作用側には、複数個の作用側テンションプーリ40a
と、非作用側には、非作用側テンションプーリ40bと
を設けた構成である。これらプーリ39a,39b,4
0a,40bに移送ベルト39cを掛け渡した構成であ
る。作用側テンションプーリ40aは支持板39dに設
けて左右調節できる構成である。
【0047】前記支持プレート39の挟持側の折曲部
(B)位置は、図11で示す如く作用側テンションプー
リ40a、及び前プーリ39aの外径部(C)と略同じ
位置に形成し、移途中に人参(イ)から落下する葉屑、
及び泥等をこれらプーリ40a,39aのベルト溝への
侵入を防止する構成である。
(B)位置は、図11で示す如く作用側テンションプー
リ40a、及び前プーリ39aの外径部(C)と略同じ
位置に形成し、移途中に人参(イ)から落下する葉屑、
及び泥等をこれらプーリ40a,39aのベルト溝への
侵入を防止する構成である。
【0048】前記前プーリ39aは、図10で示す如く
テンション装置40cにより、前後へ摺動可能に構成し
て、移送ベルト39cが伸びた時の対応ができる構成で
ある。移送ベルト39cの下側には、ベルトカバー36
を設けた構成である。前記移送ベルト39c,39cの
直線部の挟持移送部は、所定の隙間を設け、これら移送
ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挟持して
移送するが、この挟持力は各移送装置28の各移送ベル
ト28aの挟持力より、弱く構成している。
テンション装置40cにより、前後へ摺動可能に構成し
て、移送ベルト39cが伸びた時の対応ができる構成で
ある。移送ベルト39cの下側には、ベルトカバー36
を設けた構成である。前記移送ベルト39c,39cの
直線部の挟持移送部は、所定の隙間を設け、これら移送
ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挟持して
移送するが、この挟持力は各移送装置28の各移送ベル
ト28aの挟持力より、弱く構成している。
【0049】前記首揃移送装置33は、各移送装置28
の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挟持し
て上部へ移送中に、この移送途中で各首揃移送装置33
の各移送ベルト39c間に、人参(イ)の葉部を引継ぎ
挟持する構成である。この人参(イ)の葉部は両者で挟
持され、これら各移送ベルト28aにより、更に上部へ
移送されることによって、これら各移送ベルト39cの
下側面位置へ、この人参(イ)の根部の上部が当接する
まで上方へ向けて移動され、首揃えが行われる構成であ
る。
の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挟持し
て上部へ移送中に、この移送途中で各首揃移送装置33
の各移送ベルト39c間に、人参(イ)の葉部を引継ぎ
挟持する構成である。この人参(イ)の葉部は両者で挟
持され、これら各移送ベルト28aにより、更に上部へ
移送されることによって、これら各移送ベルト39cの
下側面位置へ、この人参(イ)の根部の上部が当接する
まで上方へ向けて移動され、首揃えが行われる構成であ
る。
【0050】前記左右両側の首揃移送装置33図15で
示す如く、この首揃移送装置33の一方側、例えば、左
側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39cの回転速
度は、右側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39c
より、所定速度高速回転に設定して設けた構成であり、
これら移送ベルト33c,33c間に人参(イ)の葉部
が挟持されて移送されるこの人参(イ)は回転しながら
後方部へ移送される構成である。
示す如く、この首揃移送装置33の一方側、例えば、左
側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39cの回転速
度は、右側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39c
より、所定速度高速回転に設定して設けた構成であり、
これら移送ベルト33c,33c間に人参(イ)の葉部
が挟持されて移送されるこの人参(イ)は回転しながら
後方部へ移送される構成である。
【0051】前記左右両側の首揃移送装置33、33の
移送ベルト33c,33cの外側部の移送始端部側に
は、検出手段52を設け、この検出手段52は、二股形
状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の
人参(イ)の外径部へ当接して回動するアクチュエイタ
ー52aと、このアクチュエイター52aの回動でON
−OFFするスイッチ方式の検出スイッチ52bとより
なる構成である。二股形状の人参(イ)、及び異形状の
人参(イ)等の不良品の人参(イ)は、正常な人参
(イ)より、外径が径大であり、この径大であることに
より、検出手段52のアクチュエイター52aが回動さ
れ、この回動により、検出スイッチ52bがONされ、
このONにより、不良品の人参(イ)を検出した構成で
ある。
移送ベルト33c,33cの外側部の移送始端部側に
は、検出手段52を設け、この検出手段52は、二股形
状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の
人参(イ)の外径部へ当接して回動するアクチュエイタ
ー52aと、このアクチュエイター52aの回動でON
−OFFするスイッチ方式の検出スイッチ52bとより
なる構成である。二股形状の人参(イ)、及び異形状の
人参(イ)等の不良品の人参(イ)は、正常な人参
(イ)より、外径が径大であり、この径大であることに
より、検出手段52のアクチュエイター52aが回動さ
れ、この回動により、検出スイッチ52bがONされ、
このONにより、不良品の人参(イ)を検出した構成で
ある。
【0052】前記検出手段52が不良品の人参(イ)の
検出により、ソレノイド53aが作動され、このソレノ
イド53aで排出移送装置53の開閉板53bを開状態
に操作され、不良品の人参(イ)は葉切断装置12で葉
部が切断されると、この開閉板53bで流下案内されて
機外へ排出される構成であり、移送コンベア13上へは
落下供給されない構成である。
検出により、ソレノイド53aが作動され、このソレノ
イド53aで排出移送装置53の開閉板53bを開状態
に操作され、不良品の人参(イ)は葉切断装置12で葉
部が切断されると、この開閉板53bで流下案内されて
機外へ排出される構成であり、移送コンベア13上へは
落下供給されない構成である。
【0053】これにより、二股形状の人参(イ)、及び
異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は自動選別
され、機外へ排出されることにより、後工程処理を不用
とし、人参(イ)の選別作業は簡略化できる。前記タッ
ピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の
上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケ
ース41に内装した伝動機構41aの下側で支持すると
共に、回転駆動する構成である。
異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は自動選別
され、機外へ排出されることにより、後工程処理を不用
とし、人参(イ)の選別作業は簡略化できる。前記タッ
ピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の
上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケ
ース41に内装した伝動機構41aの下側で支持すると
共に、回転駆動する構成である。
【0054】前記タッピング移送装置34は、首揃移送
装置33の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側
に設けると共に、移送始端部は首揃移送装置33の前後
方向の略中央部に位置させて設けた構成である。前記タ
ッピング移送装置34は、前後端部に回転自在に軸支し
た前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42c
を掛け渡した構成であり、左右両側の各移送ベルト42
c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成で
ある。各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、こ
れら各移送ベルト42cとの両者で、人参(イ)の葉部
を挟持して移送し、途中からは各移送ベルト42cと、
後逑する葉移送装置35の各移送ベルト43cとの両者
で、切断済み葉部を挟持して移送する構成である。
装置33の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側
に設けると共に、移送始端部は首揃移送装置33の前後
方向の略中央部に位置させて設けた構成である。前記タ
ッピング移送装置34は、前後端部に回転自在に軸支し
た前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42c
を掛け渡した構成であり、左右両側の各移送ベルト42
c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成で
ある。各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、こ
れら各移送ベルト42cとの両者で、人参(イ)の葉部
を挟持して移送し、途中からは各移送ベルト42cと、
後逑する葉移送装置35の各移送ベルト43cとの両者
で、切断済み葉部を挟持して移送する構成である。
【0055】前記葉移送装置35の移送始端部は、上支
持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持
すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置
35はタッピング移送装置34の上側に所定間隔を設け
て平行状態に設けると共に、移送始端部はタッピング移
送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させ
た構成である。
持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持
すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置
35はタッピング移送装置34の上側に所定間隔を設け
て平行状態に設けると共に、移送始端部はタッピング移
送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させ
た構成である。
【0056】前記葉移送装置35は、前後端部に回転自
在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベ
ルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の各移送
ベルト43c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送
する構成である。各タッピング移送装置34の各移送ベ
ルト42cと、途中からは各移送ベルト43cにも引継
ぎされ、両者で挟持して移送する構成である。又、後逑
する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置1
2で切断した切断葉を挟持して移送し、両者の移送終端
部より、圃場内へ落下排出する構成である。
在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベ
ルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の各移送
ベルト43c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送
する構成である。各タッピング移送装置34の各移送ベ
ルト42cと、途中からは各移送ベルト43cにも引継
ぎされ、両者で挟持して移送する構成である。又、後逑
する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置1
2で切断した切断葉を挟持して移送し、両者の移送終端
部より、圃場内へ落下排出する構成である。
【0057】前記葉切断装置12は、図3、及び図4で
示す如く各首揃移送装置33の後側で、各タッピング移
送装置34の下側の左右両側に設けた構成である。各上
伝動装置38の各上伝動ケース38aに内装した各伝動
機構38bから下部へ突出させて、回転自在な各回転軸
46を設け、この各回転軸46の下端部には、各支持メ
タル45を装着して設け、この各支持メタル45の上側
面には、円盤形状の左・右切断刃44、44をボルト、
及びナット等で装着した構成である。
示す如く各首揃移送装置33の後側で、各タッピング移
送装置34の下側の左右両側に設けた構成である。各上
伝動装置38の各上伝動ケース38aに内装した各伝動
機構38bから下部へ突出させて、回転自在な各回転軸
46を設け、この各回転軸46の下端部には、各支持メ
タル45を装着して設け、この各支持メタル45の上側
面には、円盤形状の左・右切断刃44、44をボルト、
及びナット等で装着した構成である。
【0058】前記左・右切断刃44、44の外径部は上
下に所定寸法重合させると共に、上下間の隙間は最小隙
間の0に近い状態に構成し、各首揃移送装置33で首揃
えして、各タッピング移送装置34と各葉移送装置35
とで引継ぎされて、挟持移送される人参(イ)の根部の
上側面から所定寸法上部位置の葉部を切断する構成であ
る。葉部切断済み人参(イ)は下側の移送コンベア13
上へ落下供給され、この移送コンベア13から主選別移
送コンベア14へ供給され、この主選別移送コンベア1
4で移送中に、大きさ別、及び良品と不良品とに選別さ
れ、大きさ別は、この主選別移送コンベア11と、前・
後選別移送コンベア14a,14bとで移送され、各収
容箱15内へ個別に移送供給され、又、不良品の人参
(イ)は不良品入れの収容箱15内へ供給され、一時貯
留される構成である。
下に所定寸法重合させると共に、上下間の隙間は最小隙
間の0に近い状態に構成し、各首揃移送装置33で首揃
えして、各タッピング移送装置34と各葉移送装置35
とで引継ぎされて、挟持移送される人参(イ)の根部の
上側面から所定寸法上部位置の葉部を切断する構成であ
る。葉部切断済み人参(イ)は下側の移送コンベア13
上へ落下供給され、この移送コンベア13から主選別移
送コンベア14へ供給され、この主選別移送コンベア1
4で移送中に、大きさ別、及び良品と不良品とに選別さ
れ、大きさ別は、この主選別移送コンベア11と、前・
後選別移送コンベア14a,14bとで移送され、各収
容箱15内へ個別に移送供給され、又、不良品の人参
(イ)は不良品入れの収容箱15内へ供給され、一時貯
留される構成である。
【0059】前記人参下部切断装置47は、図3で示す
如く掘起装置5後方上部に前方下部から上方後部へ傾斜
状態に設け、この人参下部切断装置47は左右に所定間
隔で、上下2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複
数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外
周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48c
を回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支した構成であ
る。
如く掘起装置5後方上部に前方下部から上方後部へ傾斜
状態に設け、この人参下部切断装置47は左右に所定間
隔で、上下2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複
数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外
周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48c
を回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支した構成であ
る。
【0060】前記人参下部切断装置47は、各移送装置
28の移送ベルト28a,28a間で挟持されて、上部
へ移送中に全長の短かい人参(イ)の根部の先端部が下
側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断
刃48bにより、この人参(イ)の根部先端の所定位置
が切断される。又、更に上部へ移送中に全長の長い人参
(イ)は、下側の山形の案内杆48a部を通過し、上側
の山形の案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の
根部の先端部が入り、この根部先端の所定位置を上側の
切断刃48bにより、切断される。人参(イ)の根部の
全長により、この人参(イ)の根部先端の所定位置を切
断する構成である。
28の移送ベルト28a,28a間で挟持されて、上部
へ移送中に全長の短かい人参(イ)の根部の先端部が下
側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断
刃48bにより、この人参(イ)の根部先端の所定位置
が切断される。又、更に上部へ移送中に全長の長い人参
(イ)は、下側の山形の案内杆48a部を通過し、上側
の山形の案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の
根部の先端部が入り、この根部先端の所定位置を上側の
切断刃48bにより、切断される。人参(イ)の根部の
全長により、この人参(イ)の根部先端の所定位置を切
断する構成である。
【0061】前記首揃移送装置33の後側の葉切断装置
12の下部には、図16、及び図17で示す如くこの葉
切断装置12で葉部が切断された人参(イ)を受けて選
別する回転選別装置54を設けた構成である。この回転
選別装置54は、左右両側の側板54a,54a間に複
数枚の仕切板54bを設けて、受室54cを形成すると
共に、中心部には、受軸54dを設けて回転自在な構成
である。
12の下部には、図16、及び図17で示す如くこの葉
切断装置12で葉部が切断された人参(イ)を受けて選
別する回転選別装置54を設けた構成である。この回転
選別装置54は、左右両側の側板54a,54a間に複
数枚の仕切板54bを設けて、受室54cを形成すると
共に、中心部には、受軸54dを設けて回転自在な構成
である。
【0062】前記葉切断装置12で葉部が切断された人
参(イ)は、回転駆動する回転選別装置54の受室54
c内へ落下供給されて回転し、落ちる角度により、大き
い人参(イ)はこの回転選別装置54の横側で上側に設
けた上移送コンベア55a上へ供給されて移送され、移
送終端部から車台7の上側へ載置した大きい人参(イ)
が供給される収容箱15内へ供給され、一時貯留され
る。又、落ちる角度により、小さい人参(イ)はこの回
転選別装置54の横側で下側に設けた下移送コンベア5
5b上へ供給されて移送され、移送終端部から車台7の
上側に載置した小さい人参(イ)が供給される収容箱1
5内へ供給され、一時貯留される。
参(イ)は、回転駆動する回転選別装置54の受室54
c内へ落下供給されて回転し、落ちる角度により、大き
い人参(イ)はこの回転選別装置54の横側で上側に設
けた上移送コンベア55a上へ供給されて移送され、移
送終端部から車台7の上側へ載置した大きい人参(イ)
が供給される収容箱15内へ供給され、一時貯留され
る。又、落ちる角度により、小さい人参(イ)はこの回
転選別装置54の横側で下側に設けた下移送コンベア5
5b上へ供給されて移送され、移送終端部から車台7の
上側に載置した小さい人参(イ)が供給される収容箱1
5内へ供給され、一時貯留される。
【0063】これにより、収穫する人参(イ)は大きさ
別の大小に区分することができ、このために、大きい人
参(イ)には、割れ等が発生したものが多く、上移送コ
ンベア53aで移送中に、この大きい人参(イ)に混入
する割れ発生の人参(イ)を容易に選別することができ
る。
別の大小に区分することができ、このために、大きい人
参(イ)には、割れ等が発生したものが多く、上移送コ
ンベア53aで移送中に、この大きい人参(イ)に混入
する割れ発生の人参(イ)を容易に選別することができ
る。
【0064】前記首揃移送装置33の移送終端部近傍
で、葉切断装置12の前側には、図18〜図20で示す
如くこの首揃移送装置33、33の移送ベルト39c,
39c間に葉部を挟持して移送する人参(イ)の正常形
状と異形状とを判定して選別する選別センサ56を設け
ると共に、正常形状の人参(イ)を移送する移送コンベ
ア13を設けると共に、この移送コンベア13の反対側
には、異形状の人参(イ)を移送する異形移送コンベア
57を設け、これら移送コンベア13と異形状移送コン
ベア57との間の移送始部には、切換装置57aを設
け、この切換装置57aは二股形状の切換弁57bを回
動軸57cに装着した構成である。この回動軸57cと
切換用のモータ58のモータ軸58aとは、接続させた
構成である。57dは流下棚である。
で、葉切断装置12の前側には、図18〜図20で示す
如くこの首揃移送装置33、33の移送ベルト39c,
39c間に葉部を挟持して移送する人参(イ)の正常形
状と異形状とを判定して選別する選別センサ56を設け
ると共に、正常形状の人参(イ)を移送する移送コンベ
ア13を設けると共に、この移送コンベア13の反対側
には、異形状の人参(イ)を移送する異形移送コンベア
57を設け、これら移送コンベア13と異形状移送コン
ベア57との間の移送始部には、切換装置57aを設
け、この切換装置57aは二股形状の切換弁57bを回
動軸57cに装着した構成である。この回動軸57cと
切換用のモータ58のモータ軸58aとは、接続させた
構成である。57dは流下棚である。
【0065】前記選別センサ56は正常形状の人参
(イ)を検出すると、この検出に連動して、モータ58
は正回転駆動制御され、この正常形状の人参(イ)は移
送コンベア13側へ供給すべく、切換装置57aは正回
転制御されて、切換弁57b部へ供給され、この移送コ
ンベア13へ供給されて移送され、移送終端部から正常
人参(イ)を貯留する収容箱15内へ供給され、一時貯
留される構成である。又、選別センサ56は異形状(不
良品)の人参(イ)を検出すると、この検出に連動し
て、モータ58は逆回転駆動制御され、この異形状人参
(イ)は異形状移送コンベア57側へ供給すべく、切換
装置57aは逆回転制御されて、切換弁57b部へ供給
され、この異形移送コンベア57へ供給されて移送さ
れ、移送終端部から異形状人参(イ)を貯留する収容箱
15内へ供給され、一時貯留される構成である。
(イ)を検出すると、この検出に連動して、モータ58
は正回転駆動制御され、この正常形状の人参(イ)は移
送コンベア13側へ供給すべく、切換装置57aは正回
転制御されて、切換弁57b部へ供給され、この移送コ
ンベア13へ供給されて移送され、移送終端部から正常
人参(イ)を貯留する収容箱15内へ供給され、一時貯
留される構成である。又、選別センサ56は異形状(不
良品)の人参(イ)を検出すると、この検出に連動し
て、モータ58は逆回転駆動制御され、この異形状人参
(イ)は異形状移送コンベア57側へ供給すべく、切換
装置57aは逆回転制御されて、切換弁57b部へ供給
され、この異形移送コンベア57へ供給されて移送さ
れ、移送終端部から異形状人参(イ)を貯留する収容箱
15内へ供給され、一時貯留される構成である。
【0066】後工程処理として正常な人参(イ)内へ混
入する異形状の人参(イ)(不良品の人参(イ))を目
視選別していたが、手間と長時間の選別時間を要してい
たが、移送途中で自動選別して、区分けすることによ
り、選別作業の略素化ができた。
入する異形状の人参(イ)(不良品の人参(イ))を目
視選別していたが、手間と長時間の選別時間を要してい
たが、移送途中で自動選別して、区分けすることによ
り、選別作業の略素化ができた。
【0067】前記葉切断装置12の下側には、図21〜
図23で示す如くこの葉切断装置12で葉部の所定位置
が切断された人参(イ)を受けて移送する選別移送コン
ベア59を内側下部から外側上部へ傾斜させて設け、こ
の選別移送コンベア59には、外側上部へ移送する移送
平ベルト59aを張設した構成である。この移送平ベル
ト59a上へ供給された正常形状の人参(イ)は下部へ
と転がって落下して、移送コンベア13上へ供給される
構成である。又、異形状(不良品)の人参(イ)は転が
ることがなく、この移送平ベルト59aで上部へ移送さ
れ、移送終端部から異形人参(イ)を収容する収容箱1
5内へ供給され、一時貯留される。
図23で示す如くこの葉切断装置12で葉部の所定位置
が切断された人参(イ)を受けて移送する選別移送コン
ベア59を内側下部から外側上部へ傾斜させて設け、こ
の選別移送コンベア59には、外側上部へ移送する移送
平ベルト59aを張設した構成である。この移送平ベル
ト59a上へ供給された正常形状の人参(イ)は下部へ
と転がって落下して、移送コンベア13上へ供給される
構成である。又、異形状(不良品)の人参(イ)は転が
ることがなく、この移送平ベルト59aで上部へ移送さ
れ、移送終端部から異形人参(イ)を収容する収容箱1
5内へ供給され、一時貯留される。
【0068】前記移送ベルト13上へ供給された正常人
参(イ)は、移送終端部から正常人参(イ)を収容する
収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。
これにより、異形状(不良品)の人参(イ)を選別しな
ければならなかった労力を軽減することができると共
に、切断された葉、及び茎等は不良品の人参(イ)と同
時に収容箱15へ供給されることにより、良品の人参
(イ)内には、葉、及び茎等の混入を防止することがで
きる。
参(イ)は、移送終端部から正常人参(イ)を収容する
収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。
これにより、異形状(不良品)の人参(イ)を選別しな
ければならなかった労力を軽減することができると共
に、切断された葉、及び茎等は不良品の人参(イ)と同
時に収容箱15へ供給されることにより、良品の人参
(イ)内には、葉、及び茎等の混入を防止することがで
きる。
【0069】人参(イ)を収容する収容袋60は、図2
4で示す如く長手方側を開閉可能に構成すべくファスナ
60a,60aを設けると共に、取手60b,60bを
設けた構成である。これにより、小型軽量であり、人参
(イ)の収容が容易である。
4で示す如く長手方側を開閉可能に構成すべくファスナ
60a,60aを設けると共に、取手60b,60bを
設けた構成である。これにより、小型軽量であり、人参
(イ)の収容が容易である。
【図1】 作物収穫機の全体平面図
【図2】 主選別移送コンベアと前・後選別移送コン
ベアとの側面拡大図
ベアとの側面拡大図
【図3】 作物収穫機の収穫作業時の全体側面図
【図4】 作物収穫機の非収穫作業時の全体側面図
【図5】 作物収穫機の前部の拡大側面図
【図6】 移送装置部の拡大平面図
【図7】 スターホイル部の拡大平面図
【図8】 スターホイルの取付部の拡大正断面図
【図9】 移送装置のテンションプーリ部の拡大正断
面図
面図
【図10】 首揃装置部の拡大平面図
【図11】 図10のA−A断面図
【図12】 作物収穫機の伝動構成図
【図13】 シュータ部の拡大正面図
【図14】 シュータ部の拡大平面図
【図15】 首揃移送装置部の拡大側面斜視図
【図16】 他の実施例を示す図で、回転選別装置部の
拡大側面図
拡大側面図
【図17】 他の実施例を示す図で、回転選別装置部の
拡大正面斜視図
拡大正面斜視図
【図18】 他の実施例を示す図で、移送コンベア部と
異形移送コンベア部との拡大正面斜視図
異形移送コンベア部との拡大正面斜視図
【図19】 他の実施例を示す図で、移送コンベア部と
異形移送コンベアとの作用拡大正面図
異形移送コンベアとの作用拡大正面図
【図20】 他の実施例を示す図で、作物収穫機の全体
正面図
正面図
【図21】 他の実施例を示す図で、選別コンベア部の
拡大正面図
拡大正面図
【図22】 他の実施例を示す図で、選別コンベア部の
拡大正面斜視図
拡大正面斜視図
【図23】 他の実施例を示す図で、選別コンベアと移
送コンベアとの拡大正面図
送コンベアとの拡大正面図
【図24】 他の実施例を示す図で、収容袋の側面斜視
図
図
2 走行車両 11 主選別移送コンベア 12 葉切断装置 13 移送コンベア 14a 前選別移送コンベア 14b 後選別移送コンベア 28 移送装置 33 首揃移送装置 49 シュータ 49a 開閉口 49b 開閉口 50a 開閉板 50b 開閉板 52 検出手段 53 排出移送装置 イ 作物体(人参)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩部 孝章 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 切手 肇 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B072 AA10 BA02 BA11 BA27 BA30 CA12 CB08 DA02 DA08 DA12 EA06 EA15 FA01 FA04 GA09 GA18
Claims (3)
- 【請求項1】 走行車両2の一方側の横側には、掘起し
た作物体(イ)を後方上部へ狭持移送する左右両側の移
送装置28から作物体(イ)を引継ぎ挟持移送中に首揃
えする左右両側の首揃移送装置33と、首揃え済み作物
体(イ)の葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断
装置12と、葉部切断済み作物体(イ)を受けて横方向
上部へ移送する移送コンベア13から作物体(イ)を受
けて移送中に選別する主選別移送コンベア11等を設け
た作物収穫機において、該主選別移送コンベア11と略
平行状態に前後両側には、選別済み作物体(イ)を移送
する前・後選別移送コンベア14a,14bを設けたこ
とを特徴とする作物収穫機の選別移送装置。 - 【請求項2】 前記移送コンベア11の下手側のシュー
タ49には、作物体(イ)を重量別に選別して下落させ
る各開閉口49a,49bを設け、該各開閉口49a,
49bに開閉自在な各開閉板50a,50bを設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の選別移送
装置。 - 【請求項3】 前記左右両側の首揃移送装置33は左右
で回転速度を相違させて設け、挟持移送する作物体
(イ)を回転させながら移送すると共に、検出手段52
で移送中の作物体(イ)へ混入する二股形状の作物体
(イ)及び異形状の作物体(イ)を検出して機外へ排出
する排出移送装置53を設けたことを特徴とする請求項
1、又は請求項2に記載の作物収穫機の選別移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052560A JP2002253022A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 作物収穫機の選別移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052560A JP2002253022A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 作物収穫機の選別移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002253022A true JP2002253022A (ja) | 2002-09-10 |
Family
ID=18913172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052560A Pending JP2002253022A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 作物収穫機の選別移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002253022A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010124757A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Iseki & Co Ltd | 根菜類収穫機 |
JP2013074798A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Kubota Corp | 作物収穫機 |
JP2016158506A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 井関農機株式会社 | 根菜類収穫機 |
JP2019110870A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP2020080827A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052560A patent/JP2002253022A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010124757A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Iseki & Co Ltd | 根菜類収穫機 |
JP2013074798A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Kubota Corp | 作物収穫機 |
JP2016158506A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 井関農機株式会社 | 根菜類収穫機 |
JP2019110870A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP2020080827A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
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