JP4374325B2 - コンテナ移載装置及びそのコンテナ移載装置を備えた作物収穫機 - Google Patents

コンテナ移載装置及びそのコンテナ移載装置を備えた作物収穫機 Download PDF

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Description

本発明は、人参、大根、玉ねぎ、芋類などの根菜類、あるいは果実や球状野菜などの農作物をコンテナに詰込んだ状態で取り扱うコンテナ移載装置、及び、そのコンテナ移載装置を備えた作物収穫機に関する。
この種のコンテナ移載装置、及びコンテナ装置を用いた作物収穫機としては、圃場の根菜を引き上げて葉切り処理する収穫部を走行機体の横一側に配備するとともに、走行機体の横他側に操縦部を配備し、収穫部の後部から排出された根菜本体を搬送装置に載置して後方に搬送した後、コンテナに収容して回収するよう構成したものが従来より知られている。
この収穫機においては、搬送装置で搬送されてきた根菜本体を回収するコンテナを設置するためのコンテナ台が機体後端に設けられて、機体後方から歩行追従してくる補助作業者が満杯となったコンテナを、操縦部と収穫部との間のコンテナ置き場に前後に並べ置くとともに、収穫部が配備されている側の機体横外側に張出し配備したデッキに空のコンテナを載置保管し、逐次空のコンテナを回収用のコンテナ設置部に移し替えるようにしていた特許文献1参照)。
特開2003−92912号公報(段落番号〔0013〕、及び、図1,図2)
上記のように農作物をコンテナに詰め込んで取り扱えるようにすると、バラバラの農作物をコンテナ単位で扱うことができて、以後の作業性を高める上で有効なものである。しかしながら、上記従来の構造のコンテナ移載装置では、コンテナ台上へのコンテナの空箱の移動は特に問題ないが、コンテナに作物が詰め込まれた後では、そのコンテナ重量の大幅な増加により、コンテナをコンテナ台上から横側方のデッキへ移動させるなどの作業に多大な労力を要するという問題がある。
このような問題を解決するには、例えば、コンテナ台上に、デッキ側へ向けてコンテナを移動させ易いように、コンテナの送り出し方向と直交する方向の横軸芯周りで回転するローラを設けることが考えられる。
しかしながら、そのようにコンテナ上にローラを配置すると、コンテナ台上へコンテナを移動させるとき、コンテナの引き寄せと同時に、ローラの上側にコンテナを載せ付けるように持ち上げぎみに操作しなければ、コンテナ台がわへ引き寄せられるコンテナの底部前端側、あるいは底部後端側がローラの端部に引っかかりスムーズに移動し難い場合がある。
このため、作物で満杯になったコンテナをデッキ側へ送り出して、次の空のコンテナをコンテナ台側へ素早く引き寄せようとした際に、その迅速な作業が行えず、作物を落下させて損傷したり、作業を中断して落下作物を回収する時間的ロスを招くなどの不具合が生じる虞がある。
本発明の目的は、作物が詰め込まれたコンテナをコンテナ台上から搬送下手側へ楽に送り出し易く、かつ、コンテナ台上への空コンテナの補給を素早く行い易いコンテナ移載装置、およびその搬送装置を備えた作物収穫機を提供しようとするものである。
本発明におけるコンテナ移載装置は、次の各点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
第1解決手
上記目的を達成するために講じた本発明の技術手段は、コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置において
前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ搭載面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されていることである。
〔第2解決手段〕
上記目的を達成するために講じた本発明の技術手段は、コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置において、
前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、コンテナの送り出し方向での搬送下手側に位置するガイド体ほどその横軸芯位置が低位になるように前記各ガイド体の横軸芯の高さが設定されていることである。
〔第3解決手段〕
上記目的を達成するために講じた本発明の技術手段は、コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置において、
前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ載置面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されており、コンテナの送り出し方向での搬送下手側に位置するガイド体ほどその横軸芯位置が低位になるように前記各ガイド体の横軸芯の高さが設定されていることである。
〔作用効果〕
上記第1〜第3解決手段によると、コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面が、上方へ凸曲した二次曲面で形成されているので、コンテナの送り出し方向、及び引き込み方向の何れの方向においても、コンテナは凸曲した二次曲面と接触することになる。
したがって、作物が詰め込まれたコンテナの送り出しをガイド体上でスムーズに行えるものでありながら、その送り出し方向に対しては交差する方向である引き込み方向でも、コンテナをガイドに引っ掛かり無く素早く引き込み操作することができる。
これによって、作物が詰め込まれたコンテナをコンテナ台上から搬送下手側へ楽に送り出し易く、かつ、コンテナ台上への空コンテナの補給を素早く行い易いコンテナ移載装置を得られたものである。
上記第1及び第3解決手段によると、作物が詰め込まれて重量の増加したコンテナを搬送下手側へ送り出す方向で、横軸芯周りで回動するガイド体が、その回転によってコンテナを載置移動させ、コンテナを引き込む方向では、ガイド体自体の凸曲した二次曲面で案内することになる。
このため、作物が詰め込まれて重量の増加したコンテナの送り出しをガイド体との転がり摩擦が作用する状態で軽快に搬送することができるとともに、作物が詰め込まれていない空のコンテナを引き込む方向でのコンテナの移動は、ガイド体の二次曲面を利用した滑り摩擦が作用する状態でスムーズに移動させることができる。
したがって、構造的にはガイド体の回転方向の設定と、ガイド体の案内面形状の工夫によるだけの簡素な構造でありながら、コンテナ台に対するコンテナの移動を軽快にかつ迅速に行い易く構成できたものである。
上記第2及び第3解決手段によると、各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体構成され、コンテナの送り出し方向での搬送下手側に位置するガイド体ほどその横軸芯位置が低位になるように各ガイド体の横軸芯の高さが設定されているので、コンテナ台上に位置するコンテナに対して、搬送下手側ほど移動し易くなるように、自重による付勢作用を与えることになる。
したがって、コンテナ台上のコンテナは、作物が充填されてその重量が増すに伴って自重による下手側への移動付勢力も増大することになり、より一層軽快にコンテナの搬送を行い易い利点がある。
本発明におけるコンテナ移載装置を備えた作物収穫機は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
第4解決手
上記目的を達成するために講じた本発明の第4の技術手段は、圃場の作物を収穫する収穫部を走行機体の横一側部に備え、前記収穫部から送り込まれた作物をコンテナに収容して走行機体の横他側部側に搬送するコンテナ移載装置を前記収穫部の後部側に配設し、走行機体の横他側部には、前記コンテナ移載装置から送り出されたコンテナを載置収容するコンテナ収容台を備えてある作物収穫機において、
前記コンテナ移載装置は、コンテナの受け入れ方向に対してコンテナ収容台側への送り出し方向が平面視で交差する方向に設定されたコンテナ台を備え、このコンテナ台におけるコンテナ搭載面を、一平面に沿って並設した多数のガイド体によって構成するとともに、その各ガイド体の頂部におけるガイド面を、上方へ凸曲する二次曲面で形成し、前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ搭載面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されていることである。
〔作用効果〕
上記第4解決手段によると、コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面が、上方へ凸曲した二次曲面で形成されているので、コンテナの送り出し方向、及び引き込み方向の何れの方向においても、コンテナは凸曲した二次曲面と接触することになる。
したがって、収穫部で収穫された作物が詰め込まれたコンテナの収容台側への送り出しをガイド体上でスムーズに行えるものでありながら、その送り出し方向に対しては交差する方向である引き込み方向でも、コンテナをガイドに引っ掛かり無く素早く引き込み操作することができる。
これによって、作物が詰め込まれたコンテナをコンテナ台上から搬送下手側へ楽に送り出し易く、かつ、コンテナ台上への空コンテナの補給を素早く行い易いところの、コンテナ移載装置を備える作物収穫機を得られたものである。
また、作物が詰め込まれて重量の増加したコンテナを搬送下手側へ送り出す方向で、横軸芯周りで回動するガイド体が、その回転によってコンテナを載置移動させ、コンテナを引き込む方向では、ガイド体自体の凸曲した二次曲面で案内することになる。
このため、作物が詰め込まれて重量の増加したコンテナの送り出しをガイド体との転がり摩擦が作用する状態で軽快に搬送することができるとともに、作物が詰め込まれていない空のコンテナを引き込む方向でのコンテナの移動は、ガイド体の二次曲面を利用した滑り摩擦が作用する状態でスムーズに移動させることができる。
したがって、構造的にはガイド体の回転方向の設定と、ガイド体の案内面形状の工夫によるだけの簡素な構造でありながら、コンテナ台に対するコンテナの移動を軽快にかつ迅速に行い易く構成できたものである。
以下に、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
〔作物収穫機の全体構成〕
図1乃至図4は、本発明に係るコンテナ移載装置を、根菜類の収穫機としての一例である人参収穫機に適用して、コンテナ移載装置を備えた作物収穫機を例示したものである。
この作物収穫機は、機体フレーム3の下方に左右一対のクローラ式の走行装置1を備えて走行機体を構成し、この走行機体の左側に収穫部10を備え、右側に搭乗型運転部2を備えるとともに、前記収穫部10の後部から搭乗型運転部2が配設された機体右側後部に向けて、前記収穫部10で収穫された作物を回収するための作物回収部Aを設けて構成されている。
この作物収穫機は、機体走行に伴い、人参aを圃場から抜き上げ、ひげ根と葉を取り除いた状態にして収穫するものであり、詳しくは、次の如く構成してある。
〔搭乗型運転部〕
前記搭乗型運転部2は、機体フレーム3に搭載したエンジンEを備える原動部の上側を覆う状態に運転座席2aを設置し、運転座席2aの前方下方に搭乗ステップ2bを備え、さらに前方位置に操向操作用の操作具等を備えた操縦塔2cを設けている。
〔収穫部〕
前記収穫部10は、作物の茎葉を引き起こしながら分草する左右一対の分草装置11と、引き起こされた作物の茎葉の付け根部を左右両側から把持して後方上方へ搬送する搬送装置14と、土中に埋入して作物(人参本体a)の周部の土中に振動を与える土ほぐし刃15と、前記搬送装置14の始端側の下方に位置して作物のひげ根を切断する周知のひげ根切断装置(図示省略)と、前記搬送装置14から受け渡された作物の茎葉を切断除去する葉部除去装置20とを備えて構成され、これらが左右一対のメインフレーム13aによって支持されている。
そして、この収穫部10は、前記左右一対のメインフレーム13aの基端部が、走行機体の機体フレーム3の後部に、機体横向きの軸芯Pまわりで回動自在に連結されているとともに、メインフレーム13aの基端側にピストンが連結しているリフトシリダ13bによって、メインフレーム13aを機体フレーム3に対して上下に揺動操作して、収穫部10全体を昇降操作できるように構成してある。
尚、図中の符号12は左右一対のメインフレーム13aの先端部に設けられた接地輪であり、分草装置11及び搬送装置14の対地姿勢を所定の対地高さに維持するために有効に作用する。
前記左右一対の分草装置11は、圃場に植生している人参の葉bをすくいアーム11cによってすくい上げ、このすくいアーム11cからの葉bを、分草ケース11aから前方に先端側が突出した状態でこの分草ケース11aの前面側を上昇移動する引起こし爪11bによって梳き上げることにより、収穫対象の人参の葉bを非収穫対象の人参の葉bと分離させるとともに引起こし処理するものであり、前記メインフレーム13aの前端側に前端部を連結支持された前記搬送装置14のフレームを介して連結されている。
左右の土ほぐし刃15は、収穫対象の人参の横側で土壌内を突き進み、前記搬送装置14が人参本体aを圃場から抜き上げる際に人参本体aが土壌から抜け出やすいように土壌をほぐしていく。
搬送装置14は、搬送始端部が引起装置11の後側近くに位置し、搬送終端側ほど機体後方側で高レベルに位置する後上り傾斜の姿勢の左右一対の無端搬送ベルト14aを駆動回動自在に備えており、この一対の無端搬送ベルト14aにより、分草装置11からの収穫対象人参の葉部bを受け継いで挟持して機体後方向きで上向きに搬送していく。これにより、搬送装置14は、一対の無端搬送ベルト14aにより、収穫対象の人参aを圃場から抜き上げるとともに、そのまま引き続いて葉部を挟持して吊り下げ姿勢で持ち上げ搬送していく。
葉部除去装置20は、搬送装置14の一対の無端搬送ベルト14aの搬送終端位置より搬送始端側に位置する部分の後側近くに始端部が位置する左右一対の位置決め無端チェーン22、この位置決め無端チェーン22の終端側の上方に搬送始端部が位置する左右一対の切断搬送無端ベルト27、この左右一対の切断搬送無端ベルト27の中間部の下方近くに位置する左右一対の回転刃23、前記左右一対の切断搬送無端ベルト27の上方に位置する葉部搬送無端チェーン24のそれぞれを駆動回動自在に備えて構成してある。
そして、搬送装置14がひげ根切断済みの人参を搬送していくに伴い、その人参本体の頭部近くが位置決め無端チェーン22の下側に入り込み、この後も引き続き搬送装置14の無端搬送ベルト14aの搬送終端側が人参を持ち上げ搬送することにより、人参本体は頭頂部が位置決め無端チェーン22に当接した位置決め状態になる。この位置決め状態になった人参の葉部を切断搬送無端ベルト27と葉部搬送無端チェーン24とが搬送装置14から受け継いで後方向きに挟持搬送していく。すると、その搬送人参の葉部における人参頭部の近くが回転刃23に供給されて切断され、この切断位置で人参本体が落下する。この切断後においても、切断搬送無端ベルト27と葉部搬送無端チェーン24とが葉部をさらに後方に搬送して放出シュート25の上に落下させるように構成してある。
これにより、葉部除去装置20は、ひげ根が除去された後の人参の葉部を人参本体の頭部の近くで回転刃23によって切断し、ひげ根も葉も無くなった人参本体を切断搬送無端ベルト27から前記ベルトコンベア40に落下させ、切断した葉を放出シュート25によって機体後方で圃場に落下させる。
〔作物回収部〕
前記作物回収部Aは、収穫部10で収穫された作物としての人参本体aを、向き変更してコンテナ移載装置に供給するための作物搬送装置4と、その作物搬送装置4からの人参本体aをコンテナCに回収して送り出すためのコンテナ移載装置5と、作物が充填されたコンテナCを機体上に収容するためのコンテナ収容台6と、前記コンテナ移載装置5において空のコンテナCを供給したり、作物で満杯になったコンテナCを取り出すなどの所定の作業を行うための補助作業者が、座席に搭座した状態で作業を行うことができるように設けられた補助座席7とから構成されている。
前記作物搬送装置4は、収穫部10の後端部に位置する葉部除去装置20から落下する人参を受け止めて機体後方向きに搬送するベルトコンベア40と、このベルトコンベア40の終端側の上方に斜め向きに駆動自在に位置してベルトコンベア40上の人参の送り方向を機体後方向きから機体右横向きに向き変更する送出しローラ41と、このベルトコンベア40から送り出される人参を選別処理のために機体横向き搬送するローラコンベア48とで構成されている。尚、このローラコンベヤ48は、図4及び図8に示されているように、送り方向下手側(右横方向)ほど少し高くなるように配列された多数の棒状ローラ48aを駆動チェーン48bの周部に配設して回転駆動されるスラット型の選別用コンベアであり、強制搬送しながら、屑人参、ゴミ、土、などを落下させるように構成されている。
〔コンテナ移載装置〕
前記コンテナ移載装置5は、図2及び図4に示すように、前記ローラコンベア48からの人参本体aをコンテナCに回収するようにコンテナCを搭載するためのコンテナ台50と、このコンテナ台50に対して供給される空のコンテナCを貯留しておくコンテナ供給部55と、前記コンテナ台50で作物が充填された満杯のコンテナCを取り出して載置するためのコンテナ取り出し部56(コンテナ収容台6の一部が兼ねている)とから構成されている。
このコンテナ台50に対して、空のコンテナCを供給するための上手側経路C1は、機体前方側から後方側へ向かう経路であり、コンテナ台50から満杯になったコンテナCを取り出すための下手側径路C2は、コンテナ台50の位置から機体右横方向に向かう径路である。つまり、この上手側径路C1と下手側経路C2とは図8に示すように互いに交差する方向に設けられていて、コンテナ台50がその交差箇所に位置している。
前記コンテナ台50は、図5乃至図7に示すように、このコンテナ台50上にコンテナCを搭載するための搭載面50Fとして基準の高さ位置を構成するガイド体51を備えているとともに、そのガイド体51による基準高さの搭載面50Fに対して、それよりも僅かに低い位置から前記基準高さの搭載面50Fの高さを超えてより高い位置にコンテナCを位置させる姿勢とに、姿勢変更可能な昇降支持台52を設けて、この昇降支持台52の姿勢変更にともなって、コンテナCを前記基準高さの搭載面50Fとは別の高さ位置に保持することが可能であるように構成されている(図4及び図11参照)。
図4乃至図6に示すように、コンテナ台50上の搭載面50Fを構成するように前記基準の高さ位置を設定するガイド体51は、コンテナ台50から満杯になったコンテナCを取り出すための下手側経路C2に対して直交する方向の横軸芯X1まわりで回動自在に枢支された多数の球状のガイドローラ51aで構成されている。
このように個々のガイドローラ51aが球状に形成され、前記下手側経路C2に対して直交する方向の横軸芯X1まわりで回動自在に枢支されていると、ガイドローラ51a上のコンテナCを下手側経路C2に沿って機体右横向きに引き出す際に、前記横軸芯X1まわりでのガイドローラ51aの回転によって、作物が満杯となって重量が増加したコンテナCをも軽快に引き出すことができる。
そして、コンテナ台50の機体前方側のコンテナ供給部55から前記上手側経路C1に沿って空のコンテナCをコンテナ台50上に引き出す際には、その引き出し方向が前記横軸芯X1に沿う方向であるため、個々のガイドローラ51aは、前記横軸芯X1まわりで回転する訳ではない。しかしながら、個々のガイドローラ51aの形状が球状であることによって、各ガイドローラ51aの上端部のガイド面51fは、上方へ凸曲した二次曲面となっている。
このため、前記コンテナCの底面側は、その上方へ凸曲した二次曲面に案内されてガイドローラ51a上へスムーズに乗り上げ、滑りながら移動する。
図7に示すように、前記各ガイドローラ51aのうち、コンテナ搬送方向での上手側箇所に相当するガイドローラ51aは、それよりも下手側箇所に位置するガイドローラ51aよりも、機体が水平姿勢であるときに高位置になるように、僅かではあるが高さの差5h1,5h2を設けてある。
同様に、後述するコンテナ収容部6の各ガイドローラ61aにおいても、コンテナ搬送方向での上手側箇所に相当するコンテナ台50に近い側のガイドローラ61aは、それよりも下手側箇所に位置するガイドローラ61aよりも、機体が水平姿勢であるときに高位置になるように、僅かではあるが高さの差6h1,6h2を設けてある。また、コンテナ台50側とコンテナ収容台6側との関係においても、前者の方が後者よりも高く位置設定されている。
尚、図8及び図11中の符号57は、コンテナ台50上に供給された空のコンテナCが、機体の振動の影響などで簡単にずれ動いてしまうことを制限するためのストッパーを示すものであり、コンテナCが存在するコンテナ台50の搬送方向上手側へ向けて軽く押圧付勢する程度にバネによる付勢力を設定したものである。したがって、満杯になったコンテナCを少し強く経路下手側へ引けば、ストッパー57を乗り越えてコンテナCがコンテナ収容台6側へ移行する。
図5及び図8に示すように、コンテナ台50上において、前記球状のガイドローラ51aが下手側経路C2に沿って左右二列に設けられた箇所の間、つまり前記左右のガイドローラ51aの列間に位置する横向きの板状体52aとこれに垂直な縦向きの枠体52bとで側面視L字状に構成された昇降支持台52が配設されている。
この昇降支持台52は、図11に示すように、コンテナ台50よりも上方位置で、前記ローラコンベヤ48の終端側の支持台部分に枢支された前後向きの揺動支軸53を一体に備えていて、その揺動支軸53の軸芯まわりで揺動自在に配設され、空のコンテナCを斜めに装填して、作物搬送装置4からの人参本体aを落下衝撃少なく受け止め回収できるように構成されている。
すなわち、この昇降支持台52の底部には操作棒52cが連設されており、この操作棒52cを手動で持ち上げ方向に操作して、図示の斜め姿勢に姿勢変更し、この状態を、内装されているバネの力で伸び方向へ付勢する周知のダンパ装置54を用いて、上昇側へ常時付勢している。
前記ダンパ装置54は、昇降支持台52の揺動支軸53と一体に形成されたブラケット53aに、連結ピンを介して連結されている。そして、この連結ピンの軸芯P2の位置は、前記揺動支軸53の軸芯と、ダンパ装置54の連結ピン54aの軸芯とを結ぶ線分Yに対して、その両側へ位置移動可能に構成されており、昇降支持台52を、図11(イ)に示す斜め姿勢と、図11(ロ)に示す載置姿勢とに姿勢変更した2位置で安定的に姿勢維持するように構成されている。
つまり、前記連結ピンの軸芯P2は、前記揺動支軸53の軸芯とダンパ装置54の連結ピン54aの軸芯とを結ぶ線分Yをデッドポイント線として、デッドポイントを越えての位置移動が可能であるように構成され、図11(イ)に示すようにコンテナCが空である状態では、ダンパ装置54の持ち上げ付勢力によって昇降支持台52が上限まで持ち上げられている。
この状態で、コンテナC内への作物の回収が進むと、充填作物の重量が重くなるに連れてダンパ装置54の付勢力に抗して昇降支持台52がゆっくりと下降されるように、ダンパ54のバネによる抵抗が作用するように構成されている。そして、さらにコンテナC内の作物充填が進むと、昇降支持台52はコンテナ台50のコンテナ載置面50F上に載置される状態となり、このときには前記軸芯P2はデッドポイント線Yを越えて図11(ロ)の状態に位置されている。
この状態では、前記軸芯P2はデッドポイント線Yを越えて図11(ロ)の状態に維持されているので、昇降支持台52からコンテナCを取り除いても、この状態が維持されることになる。
再び昇降支持台52を図11(イ)に示す斜め姿勢とするには、昇降支持台52の板状体52aの下面側に連設された操作棒52cを握って、前記連結ピンの軸芯P2がデッドポイント線Yを逆方向に越えるように操作して、昇降支持台52を揺動支軸53周りに回動させることによって行う。
前記コンテナ台50の機体前方側の機体フレーム3上には、空のコンテナCを搭載するためのスペースを設けてあり、このスペースがコンテナ台50に空のコンテナCを供給するためのコンテナ供給部55であり、この部位からコンテナ台50に至るコンテナの搬送経路が上手側経路C1となる。
また、前記コンテナ供給部55の左横で、前記ローラコンベア48の前側には、走行用のミッションケース9や収穫部10への動力伝達構造を覆う箱形の伝動部カバー49がローラコンベア48より高く配備されており、この伝動部カバー49の上が予備の空コンテナ置き場Dとなっている。
この予備の空コンテナ置き場Dは、図12に示すように、前記伝動部カバー49の天井側でその周部に立設された低い周壁部58と、その周壁部で囲繞される空間内に形成された左右一対のガイド溝59とを備えている。
前記ガイド溝59には、そのガイド溝59に案内されるように引き寄せ操作具70が設けてあり、この引き寄せ操作具70は、その取っ手部分71を引き操作することにより、最奥部で取っ手部分71と一体に連設されている押圧片72が、前記周壁部58で囲繞される空間内の空コンテナCを背後から押して、コンテナ台50に近い側に引き寄せ操作できるように構成されている。
前記周壁部58の内部では、最奥部では前後方向に長手方向を向け、それよりも手前側(機体後方側)では、左右方向に長手方向を向けた状態で、3個の空コンテナCが載置収容されている。このような配置によって、収穫部10と運転座席2aとの間で最奥部の左右方向幅の狭い空間も、空コンテナCの配設用空間として有効利用できるようにしてあり、かつ、手前側では左右方向に長手方向を向けて、前後方向距離の短縮化を図ってある。
また、空コンテナ置き場Dを構成するにあたって、伝動部カバー49のうちの機体後端側の部分は、図3、図8、及び図12に示すように、作物搬送用のローラコンベア48の搬送作用面の上側にまで延びるようにオーバーハング状態で設けてあり、空コンテナ置き場の面積を前後方向で拡張できるように工夫してある。
さらに、空コンテナ置き場Dの周壁部58のうち、コンテナ台50に近い側の箇所では、周壁部58が除去された状態となっており、前述のように空コンテナCの長手方向を左右方向に向けて載置するに便利であるとともに、この空コンテナ置き場Dから空コンテナCを取り出してコンテナ供給部55に待機位置させる際の作業にも便利であるように構成されている。
以上のようなコンテナ移載装置5では、以下のような作業が行われる。この収穫機では、機体を操縦する運転作業者の他に補助作業者がつく。この補助作業者は基本的には走行機体の後方における補助座席7に塔座し、ローラコンベア48で載置搬送されてくる良品の人参aを目視仕分けしながら、コンテナ移載装置5のコンベア台50に装填したコンテナCに収容し、満杯になったコンテナCをコンテナ収容台6の後部上に移動させたり、コンベア台50の前方のコンテナ供給部55からコンベア台50側へ移動させるとともに、機体後方よりローラコンベア48越しに手を伸ばして、空コンテナ置き場Dに積載してある空のコンテナCを前記コンテナ供給部55に移し替えるようなコンテナ移動作業を行う。
〔コンテナ収容台〕
前記コンテナ移載装置5の搬送下手側に相当する走行機体の右側端には、コンテナ移載装置5から搭乗型運転部2の横側に亘る長さのコンテナ収容台6が、図4に示す前後軸芯P1周りで、コンテナ移載装置5に連なる水平張出し作用姿勢と、上方に折り込み起立した格納姿勢とに切換え回動可能に配備されている。
前記コンテナ収容台6は、コンテナCを機体前方側へ向けて移送する強制駆動手段60を備えた上手側収容台部分61と、強制駆動手段60を備えていない下手側収容台部分62とから構成されている。
図7及び図8に示すように、前記上手側収容台部分61は、前記コンテナ移載装置5におけるガイド体51と同様なガイド体として、球状のガイドローラ61aを、コンテナ移載装置5のコンテナ搭載面50Fよりもやや低く位置設定されたコンテナ搭載面61Fを構成するように設けてあり、前記コンテナ移載装置5と同様に前記下手側経路C2に沿う機体右横向きに搬送し易いように、下手側経路C2に交差する方向の横軸芯X2まわりで回動自在に構成してある。
この上手側収容台部分61では、図8及び図9に示すように、前記球状のガイドローラ61aのうちの、最外側のガイドローラ61aと最内側のガイドローラ61aとの間の各位置に、機体後方側から前方側へ向けてコンテナCを強制移動させるための左右一対の駆動チェーン60aが配設され、その左右の駆動チェーン60aにわたって押圧体60bが架設され、前記駆動チェーン60aを巻回して駆動する駆動スプロケット60cを備えている。
そして、これら駆動チェーン60a、押圧体60b、駆動スプロケット60c、及び、駆動スプロケット60cに動力を伝える電動モータMによって前記強制駆動手段60を構成している。
この上手側収容台部分61は、前述したように、前記コンテナ台50で作物が充填された満杯のコンテナCを取り出して載置するためのコンテナ取り出し部56としての機能をも備えているものであり、コンテナ台50と同程度の、コンテナ1個分の載置が可能な載置面積を有している。
そして、この上手側収容台部分61は、上記のコンテナ取り出し部56としての機能の他に、後続(搬送方向での下手側)の下手側収容台部分62側へ向けてコンテナCを搬送するための搬送機能を備えており、この搬送機能が前記ガイドローラ61aと前記強制駆動手段60との組み合わせによって達成されているので、コンテナ台50から送り出されたコンテナCを、別途搬送装置に積み替える必要なく、そのまま前記送り出し方向とは異なる方向へ強制搬送して収容することができる。
上手側収容台部分61における強制駆動手段60の駆動は、前記コンテナ台50からコンテナCが上手側収容台部分61の所定箇所まで送り込まれたことを検出する第1センサS1と、後述する下手側収容台部分62の複数箇所に設けられた第2センサS2の検出作動によって制御される。
すなわち、前記第1センサS1がコンテナCの存在を検出し、第2センサS2のうちの何れか一つがコンテナCの存在を検出していないと、もしくは総ての第2センサS2がコンテナCの存在を検出していないと、前記駆動チェーン60aをその半周分だけ強制駆動して、駆動チェーン60aの周部に付設された二つの押圧体60bのうちの一方による押し操作で、上手側収容台部分61に存在していたコンテナCを下手側収容台部分62に向けて送り込むように構成され、前記各センサS1,S2がそれ以外の検出状態であると、前記駆動チェーン60aは駆動されないように構成されている。
前記下手側収容台部分62は、図3、図8及び図10に示すように、前記上手側収容台部分61から送り込まれたコンテナCを収容するための所定の収容面積を有したデッキ枠63に、所定間隔おきにガイド輪64を配設するとともに、その各ガイド輪64の周溝64aに嵌り込む棒状の固定ガイド65とによって構成された非駆動ガイドを備えている。
すなわち、前記デッキ枠63は、前記上手側収容台部分61の枠体と共通の枠体として構成されたものであり、上手側収容台部分61におけるコンテナ駆動方向の下手側に配設され、コンテナ移動方向に沿う左右2列のガイド輪64を、コンテナ移動方向に交差する横軸X3周りで遊転自在に枢支している。
前記ガイド輪64は、図10に示すように、外周部に半径方向外方側から前記棒状の固定ガイド65を嵌入させることが可能な周溝64aを有して、前記固定ガイド65を上方から嵌入させた状態で回転自在に前記横軸66に支持され、搬送対象のコンテナCの送り方向長さの1/2〜1/5程度の間隔で配設されている。
前記固定ガイド65は、前記ガイド輪64の周溝64aの深さよりも少し小さい径の金属製棒材で構成されており、前記ガイド輪64から外れた位置のコンテナCの底面側を案内するものであり、コンテナCとの間で滑りによる案内を行えるように構成されている。
このように棒状の固定ガイド65とガイド輪64とを併用するのは、ガイド輪64のみで構成する場合に比べてガイド輪64の使用個数を大幅に削減できる利点と、固定ガイド65のみで構成する場合に比べて、滑り摩擦のみによる案内だけではなく、ガイド輪64の転がり摩擦を併用してより軽快に搬送し得る利点とを併せ持つようにするためである。
尚、棒状の固定ガイド65の径は、前記ガイド輪64の周溝64aの深さとの関係のみならず、ガイド輪64の配設間隔や素材強度との関係も考慮して設定されるべきであり、要は、ガイド輪の使用個数を少なく、送り抵抗があまり増大せず、ガイド輪64の周溝64aの深さと棒材径との差がコンテナのガタツキを生じるほどに大きくないように設定されるものであればよい。
〔別実施形態〕
[1] 本発明のコンテナ移載装置5は、上記実施形態の如く、人参収穫機などの作物収穫機に適用したものに限らず、例えば果実などの作物の選別の際に、コンテナCを所定位置のコンテナ台50上に位置させ、そのコンテナ台50を前述の実施形態のように構成したもののように、移動する走行機体上ではなく、定位置に設置した型式のものであってもよい。
[2] 前記実施の形態では、前記ガイドローラ51a,61aとして球状のローラを例示したが、これに限らず、回転軸芯方向の幅と回転軸芯周りの径との関係で、回転軸芯方向の長さが径方向の長さよりも大きい形状とか、逆に、回転軸芯方向の長さよりも径方向の長さが大きい形状など、適宜に変更可能であり、要は、搭載するコンテナCを、前記回転軸芯に沿う方向でも交差する方向でも案内できるように、凸曲した二次曲面で構成されていればよい。
[3] また、ガイド体51としては、上述のように球状のガイドローラ51a,61aであるものに限らず、例えば、二次曲面の曲率が、軸芯方向に沿う方向の曲率と、これに交差する方向の曲率とが等しいものに限らず、縦横の曲率比が異なる形状のものでも良い。
[4] 前記実施の形態では、コンテナ台50及び上手側収容台部分61の各ガイドローラ51a,61aで構成される載置面50F,61Fを構成するにあたり、同一径のガイドローラ51a,61aの横軸芯X1,X2の軸芯の高さを変化させる構造を示したが、これに限らず、例えばコンテナ搬送方向の上手側におけるガイドローラ51a,61aの径を下手側におけるガイドローラ51a,61aの径よりも大きくして載置面50F,61Fの高さを変化させるようにしてもよい。
人参収穫機全体の左側面図 人参収穫機全体の平面図 人参収穫機全体の右側面図 人参収穫機の背面図 コンテナ移載装置の断面図 ガイド体の作用を示す説明図 コンテナ移載装置とコンテナ収容台の機能説明図 コンテナ移載装置とコンテナ収容台の平面図 コンテナ収容台の上手側収容台部分の断面図 コンテナ収容台の下手側収容台部分の断面図 コンテナ移載装置における昇降支持台部分を示す側面図 空コンテナ置き場を示す斜視図
5 コンテナ移載装置
6 コンテナ収容台
10 収穫部
50 コンテナ台
50F コンテナ搭載面
51 ガイド体
51a ガイドローラ
51f ガイド面
C コンテナ
C1 上手側経路(コンテナの受け入れ方向)
C2 下手側経路(コンテナの送り出し方向)
X1 横軸芯

Claims (4)

  1. コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置であって、
    前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、
    前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、
    前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ搭載面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されているコンテナ移載装置。
  2. コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置であって、
    前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、
    前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、
    前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、コンテナの送り出し方向での搬送下手側に位置するガイド体ほどその横軸芯位置が低位になるように前記各ガイド体の横軸芯の高さが設定されているコンテナ移載装置。
  3. コンテナ移動経路の途中箇所に、コンテナを位置させて所定の作業を行うためのコンテナ台を配備してあるコンテナ移載装置であって、
    前記コンテナ台は、そのコンテナ台に対するコンテナの受け入れ方向と送り出し方向とが、平面視で交差する方向であるように構成されているとともに、
    前記コンテナ台におけるコンテナ搭載面が、コンテナの移動経路となる平面上に並設した多数のガイド体によって構成され、かつ、その各ガイド体の頂部におけるガイド面は、上方へ凸曲した二次曲面で形成され、
    前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ載置面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されており、
    コンテナの送り出し方向での搬送下手側に位置するガイド体ほどその横軸芯位置が低位になるように前記各ガイド体の横軸芯の高さ設定されているコンテナ移載装置。
  4. 圃場の作物を収穫する収穫部を走行機体の横一側部に備え、前記収穫部から送り込まれた作物をコンテナに収容して走行機体の横他側部側に搬送するコンテナ移載装置を前記収穫部の後部側に配設し、走行機体の横他側部には、前記コンテナ移載装置から送り出されたコンテナを載置収容するコンテナ収容台を備えてある作物収穫機であって、
    前記コンテナ移載装置は、コンテナの受け入れ方向に対してコンテナ収容台側への送り出し方向が平面視で交差する方向に設定されたコンテナ台を備え、このコンテナ台におけるコンテナ搭載面を、一平面に沿って並設した多数のガイド体によって構成するとともに、その各ガイド体の頂部におけるガイド面を、上方へ凸曲する二次曲面で形成し、
    前記各ガイド体が横軸芯周りで回転自在な回転体で構成され、その横軸芯がコンテナ搭載面に沿い、かつコンテナの送り出し方向に対して交差する方向に設定されていることを特徴とする作物収穫機。
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