JP6899598B2 - 電磁弁 - Google Patents

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    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid

Description

本発明は、電磁弁に係り、例えば、空気調和器の除湿(ドライ)運転時の冷媒を絞る除湿弁(ドライ弁)などとして使用するのに好適な電磁弁に関する。
従来、除湿(ドライ)運転を行う空気調和機では、室内熱交換器を2つの熱交換器で構成し、これら両熱交換器の間に絞り弁としての除湿弁(ドライ弁)を設けている。そして、通常運転時には、ドライ弁を開弁して両熱交換器を一体として機能させ、また、除湿運転時には、ドライ弁を閉弁して絞り弁として機能させ、上流側(高圧側)の熱交換器を凝縮器、下流側(低圧側)の熱交換器を蒸発器として機能させている。
前記した如くの空気調和機に使用されるドライ弁にあっては、除湿運転を行う際の冷媒導出用絞り部(閉弁状態においても冷媒を絞って導出させる)としての溝(ブリード溝や絞り溝ともいう)を弁シート部(弁座)や弁体部に設けたものが知られている。
また、一般に、前記ドライ弁としては、通電閉形(ノーマルオープンタイプ)の直動式電磁弁が採用されている。このドライ弁(電磁弁)では、弁体部が設けられた弁軸(弁体)がプランジャにかしめ固定されており、非通電時には、プランジャばね(圧縮コイルばね)のばね力により弁体部が弁シート部から引き離された開弁位置をとり、通電時には、プランジャばね(圧縮コイルばね)のばね力に抗して弁体部が弁シート部に着座された閉弁位置をとるようになっている(例えば、下記特許文献1等参照)。
特許第5627631号公報
ところで、上記特許文献1に所載の如くに、プランジャと弁軸(弁体)とがかしめ等で固定されている場合、閉弁時に弁軸がプランジャ吸引力をそのまま受けるため、弁軸に設けられた弁体部や弁シート部に加わる荷重が大きく、弁体部や弁シート部の摩耗が発生する可能性がある。上記した如くの除湿運転用の電磁弁の場合、閉弁時絞り機能を兼ねているため、弁シート部や弁体部にブリード溝が加工されており、弁体部や弁シート部に摩耗が発生すると、ブリード溝寸法が減少し、ブリード流量が低下し、それによって、空気調和機の吹き出し温度が低下して、再熱除湿能力が悪化するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、閉弁時に弁体部や弁シート部に加わる荷重を小さくして、弁体部や弁シート部の摩耗量を低減し、もって、ブリード流量変化を低減して、再熱除湿能力の悪化を抑制することのできる電磁弁を提供することにある。
前記した課題を解決すべく、本発明に係る電磁弁は、基本的に、弁シート部を有する弁本体と、前記弁シート部に接離する弁体部を有する弁体と、前記弁体部を前記弁シート部に対して昇降させるための、プランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記プランジャを開弁方向および閉弁方向のいずれか一方に付勢する第1付勢部材とを備え、前記電磁式アクチュエータの電磁力により前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記プランジャが開弁方向および閉弁方向のいずれか他方に移動せしめられる電磁弁であって、前記弁体と前記プランジャとが相対移動可能に配在され、前記弁体を前記他方方向に付勢する第2付勢部材が設けられ、前記第2付勢部材の付勢力が前記第1付勢部材の付勢力より小さく設定されるとともに、前記弁体と前記プランジャとの相対移動に伴って前記弁体と前記プランジャとが係止せしめられるようになっていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記電磁式アクチュエータの非通電時において、前記第1付勢部材の付勢力により前記プランジャが前記一方方向に移動せしめられ、前記弁体が前記プランジャに係止せしめられ、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記弁体部が前記弁シート部から離されるとともに、前記電磁式アクチュエータの通電時において、前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記プランジャが前記他方方向に移動せしめられ、前記第2付勢部材の付勢力により前記弁体部が前記弁シート部に押し付けられるようにされる。
他の好ましい態様では、前記弁体に、一端が前記第2付勢部材を受ける受け面とされ、他端が前記プランジャに係止せしめられる係止面とされる嵌合部材が固着される。
更に好ましい態様では、前記嵌合部材は、円筒体で構成される。
更に好ましい態様では、前記嵌合部材は、円筒状の前記プランジャの内側に配在される。
別の好ましい態様では、前記弁シート部に、前記弁体部が前記弁シート部に当接するときに冷媒を絞って導出させるブリード溝が設けられる。
本発明によれば、弁体とプランジャとが相対移動可能に配在され、閉弁時に弁シート部や弁体部に加わる力が第2付勢部材の付勢力のみとなるので、繰り返し使用による弁体部や弁シート部の摩耗量が低減される。そのため、ブリード流量変化も低減され、再熱除湿能力の悪化を確実に抑制することができる。
また、弁体がプランジャの傾きの影響を受けにくくなり、弁体部が弁シート部に調芯されやすくなるため、弁漏れ性が向上したり、着座時の荷重が小さくなるため、閉弁時作動音の低減効果も期待できる。
本発明に係る電磁弁の一実施形態の非通電時(開弁状態)を示す縦断面図。 本発明に係る電磁弁の一実施形態の通電時(閉弁途中状態)を示す縦断面図。 本発明に係る電磁弁の一実施形態の通電時(閉弁状態)を示す縦断面図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、本発明に係る電磁弁の一実施形態を示す縦断面図であり、図1は非通電時(開弁状態)、図2は通電時(閉弁途中状態)、図3は通電時(閉弁状態)を示している。
なお、本明細書において、上下、左右等の位置、方向を表わす記述は、説明が煩瑣になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際に使用された状態での位置、方向を指すとは限らない。
また、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、各構成部材の寸法に比べて大きくあるいは小さく描かれている場合がある。
図示実施形態の電磁弁1は、空気調和機等の冷凍サイクルに使用されるのもので、逆有底円筒状の小径部12A及びその下部に連なる大径部12Bからなる段付きのキャン12と該キャン12の大径部12Bに下から嵌め込まれて溶接等により密封接合された鍔状部付き円筒状の弁座部材14とで弁本体10が構成されている。弁座部材14の上端部内周側は、逆円錐面状のテーパ面からなる弁シート部14Aとなっており、この弁シート部14Aに、弁軸20(弁体)の下部大径部20Aの下端外周側に設けられた、逆円錐面状のテーパ面からなる弁体部21Aが接離するようになっている。
また、前記キャン12の大径部12Bの一側部には導管(継手)41が、また、弁座部材14の下部には導管(継手)42が、それぞれろう付け等により接合連結されている。
また、本例では、閉弁状態(弁シート部14Aに弁体部21Aが当接したとき)において冷媒を絞って導管41→導管42に導出するため、つまり、空気調和機において除湿(ドライ)運転を行う際の冷媒導出用絞り部として、前記弁シート部14Aの複数箇所(図示例では、30°間隔で12箇所)に、所定深さ及び所定幅のV溝等からなるブリード溝16が形成されている。
前記キャン12の小径部12Aの下部には、固定鉄芯である吸引子26がかしめ固定やろう付け等により固着され、この吸引子26、キャン12の大径部12B、及び弁座部材14で弁室15が画成され、この弁室15に、前記弁軸20の下部大径部20Aが位置せしめられている。一方、前記キャン12の小径部12Aの上部には、前記吸引子26と対向して、有底円筒状のプランジャ27が摺動自在に嵌挿されている。キャン12の小径部12Aの天井部12aは、後述するプランジャばね25の付勢力によるプランジャ27の上方移動限界(上端位置)を定めるストッパとなっている。
前記弁軸20は、本例では、前記プランジャ27と相対移動可能に配在され(言い換えれば、弁軸20とプランジャ27とが可動式とされており)、常時下方(閉弁方向)に付勢されるとともに、弁軸20とプランジャ27との相対移動に伴って当該弁軸20とプランジャ27とが係止せしめられるようになっている。
詳しくは、前記弁軸20は、下側から、前記弁体部21Aを持つ下部大径部20A、(上下方向に)比較的長い中間胴部20B、及び上部小径部20Cを有し、前記吸引子26に設けられた貫通穴26a及び前記プランジャ27の底部に設けられた通し穴27aに、前記弁軸20の中間胴部20Bが(若干の隙間を持って)上下方向に相対移動可能に嵌挿(内挿)され、前記プランジャ27の内側(円筒状空所)に、前記弁軸20の上部小径部20Cが位置せしめられている。
前記プランジャ27の内側に配在された上部小径部20Cには、中間胴部20Bより大径の円筒体で構成される嵌合部材22が外装されて固着(図示例では、かしめ部20aによるかしめ固定)されている。嵌合部材22(の上面)とキャン12の小径部12Aの天井部12aとの間には、圧縮コイルばねからなる閉弁側付勢部材(第2付勢部材)としての閉弁ばね23が介装(縮装)されており、この閉弁ばね23は、常時弁軸20を下方、すなわち、弁体部21Aを弁シート部14Aに押し付ける方向(閉弁方向)に付勢している。また、嵌合部材22(の下面)は、弁軸20とプランジャ27との相対移動に伴って、プランジャ27の底部(の通し穴27a周りの部分)に当接係止されるようになっている。つまり、本例では、上部小径部20Cに連結固定された嵌合部材22の一端(上面)が前記閉弁ばね23(の下端)を受ける受け面とされ、その他端(下面)が前記プランジャ27の底部に係止せしめられる係止面とされている。
プランジャ27と吸引子26との間には、圧縮コイルばねからなる開弁側付勢部材(第1付勢部材)としてのプランジャばね25が介装(縮装)されており、このプランジャばね25は、常時プランジャ27を吸引子26から引き離す方向(つまり、上方)、すなわち、弁体部21Aを弁シート部14Aから引き離す方向(開弁方向)に付勢している。ここで、プランジャばね25の付勢力(ばね力)は、前記閉弁ばね23の付勢力(ばね力)より大きく(言い換えれば、前記閉弁ばね23の付勢力は、プランジャばね25の付勢力より小さく)設定されている。
前記キャン20(の小径部20B)の外周側には、前記プランジャ27等とともに電磁式アクチュエータ30を構成するハウジング32、コイル33、ボビン34等が取り付けられている。なお、ハウジング32の上部には、半球状凸部を有するストッパ35が固着されており、このストッパ35の半球状凸部をキャン20側に複数箇所(例えば4箇所)設けられた半球状の凹部のいずれかに嵌合させることにより、キャン20に対して電磁式アクチュエータ30が位置決め固定される。
かかる構成を有する電磁弁1において、コイル33に通電がなされない状態にあっては(非通電時)、図1に示される如くに、プランジャばね25の付勢力(詳細には、プランジャばね25と閉弁ばね23との付勢力の差)により、プランジャ27は上端位置(キャン12の天井部12aに当接する位置)にあって(言い換えれば、開弁方向に移動せしめられ)、弁軸20の弁体部21Aは弁座部材14の弁シート部14Aから離れている。したがって、冷媒は、弁室15を介して両導管41、42の間を自由に流れることができる(ここでは、図の矢印で示されるように導管41→導管42の流れを基本としている)。
この場合、前記閉弁ばね23の付勢力に抗して弁軸20の弁体部21Aが弁座部材14の弁シート部14Aから離されるとともに、その閉弁ばね23の付勢力により、弁軸20の上部小径部20Cに取り付けられた嵌合部材22(の下面)は、プランジャ27の底部に押し付けられて係止されている。
図1に示される状態から、コイル33に通電されると(通電時)、コイル33から発せられる磁界により吸引子26及びプランジャ27が磁化され、プランジャ27はプランジャばね25の付勢力に抗して吸引子26側(下方)へ引き寄せられる(言い換えれば、閉弁方向に移動せしめられる)。このとき、閉弁ばね23の付勢力により、弁軸20がプランジャ27とともに(一体となって)下降(閉弁方向へ移動)する。これによって、弁軸20の弁体部21Aが弁シート部14Aに当接して閉弁状態となる(図2に示される状態)。つまり、ここでは、前記閉弁ばね23の付勢力により、弁軸20の弁体部21Aが弁シート部14Aに押し付けられた状態となる。弁軸20の弁体部21Aが弁シート部14Aに当接すると、弁軸20の下降が阻止される(すなわち、閉弁時の荷重は閉弁ばね23のばね荷重で変化しなくなる)が、プランジャ27は、プランジャばね25の付勢力に抗して吸引子26側(下方)へ更に所定量だけ引き寄せられ、吸引子26に当接してその移動が阻止される(図3に示される状態)。したがって、冷媒は、弁シート部14Aに設けられたブリード溝16を通して流れるようになる(ここでは、図の矢印で示されるように導管41→導管42の流れを基本としている)。
以上で説明したように、本実施形態の電磁弁1では、弁軸20とプランジャ27とが相対移動可能に配在され、閉弁時に弁シート部14Aや弁体部21Aに加わる力が閉弁ばね23の付勢力(ばね荷重)のみとなるので、繰り返し使用による弁体部21Aや弁シート部14Aの摩耗量が低減される。そのため、ブリード流量変化も低減され、再熱除湿能力の悪化を確実に抑制することができる。
また、ブリード流量の変化量の低減により、低流量化を図ることができるという効果もある。
また、弁軸20がプランジャ27の傾きの影響を受けにくくなり、弁体部21Aが弁シート部14Aに調芯されやすくなるため、弁漏れ性が向上したり、着座時の荷重が小さくなるため、閉弁時作動音の低減効果も期待できる。また、ブリード溝のない電磁弁(閉弁時に完全に閉じる電磁弁)に本発明を適用してもよい。この場合、弁体部(弁体)の着座時の荷重が小さくなるため、作動音の低減効果を得られる。さらに、弁シート部(弁座部材)や弁体部(弁体)が従来以下の強度であっても耐久性能を満足するため、軽量化を実現できる。
なお、上記実施形態では、弁座部材14の弁シート部14A側にブリード溝16が設けられているが、弁軸20の弁体部21A側に設けてもよいし、弁シート部14Aと弁体部21Aの両方に設けてもよいことは勿論である。
また、上記実施形態では、通電閉形(ノーマルオープンタイプ)の電磁弁について記載したが、本発明は、通電開形(ノーマルクローズタイプ)のものにも適用できることは勿論である。通電開形の電磁弁の構造としては、例えば、通電により開弁方向に移動するプランジャを閉弁方向に付勢するプランジャばね(第1付勢部材)、プランジャの閉弁方向の移動範囲を規制するように弁本体に設けられたストッパ、プランジャと所定距離だけ相対移動可能にプランジャに係止された弁体、および、弁体とプランジャとの間に縮装された第2付勢部材を有している。第2付勢部材は第1付勢部材よりも小さな付勢力に設定されている。また、プランジャのストッパによる係止位置では、第2付勢部材の付勢力によってのみ弁体が弁シート部に着座するように設定されている。このような構成によれば、通電開形の電磁弁においても、閉弁時に弁シート部や弁体部に加わる力が第2付勢部材の付勢力のみとなり、繰り返し使用による弁体部や弁シート部の摩耗量を低減できる。
1 電磁弁
10 弁本体
12 キャン
14 弁座部材
14A 弁シート部
15 弁室
16 ブリード溝
20 弁軸(弁体)
20A 下部大径部
20B 中間胴部
20C 上部小径部
21A 弁体部
22 嵌合部材
23 閉弁ばね(閉弁側付勢部材、第2付勢部材)
25 プランジャばね(開弁側付勢部材、第1付勢部材)
26 吸引子
26a 貫通穴
27 プランジャ
27a 通し穴
30 電磁式アクチュエータ
32 ハウジング
33 コイル
34 ボビン
35 ストッパ
41、42 導管

Claims (6)

  1. 弁シート部を有する弁本体と、
    前記弁シート部に接離する弁体部を有する弁体と、
    前記弁体部を前記弁シート部に対して昇降させるための、プランジャを有する電磁式アクチュエータと、
    前記プランジャを開弁方向および閉弁方向のいずれか一方に付勢する第1付勢部材とを備え、
    前記電磁式アクチュエータの電磁力により前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記プランジャが開弁方向および閉弁方向のいずれか他方に移動せしめられる電磁弁であって、
    前記弁体と前記プランジャとが相対移動可能に配在され、前記弁体を前記他方方向に付勢する第2付勢部材が設けられ、前記第2付勢部材の付勢力が前記第1付勢部材の付勢力より小さく設定されるとともに、前記弁体と前記プランジャとの相対移動に伴って前記弁体と前記プランジャとが係止せしめられるようになっていることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記電磁式アクチュエータの非通電時において、前記第1付勢部材の付勢力により前記プランジャが前記一方方向に移動せしめられ、前記弁体が前記プランジャに係止せしめられ、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記弁体部が前記弁シート部から離されるとともに、前記電磁式アクチュエータの通電時において、前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記プランジャが前記他方方向に移動せしめられ、前記第2付勢部材の付勢力により前記弁体部が前記弁シート部に押し付けられるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記弁体に、一端が前記第2付勢部材を受ける受け面とされ、他端が前記プランジャに係止せしめられる係止面とされる嵌合部材が固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁弁。
  4. 前記嵌合部材は、円筒体で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電磁弁。
  5. 前記嵌合部材は、円筒状の前記プランジャの内側に配在されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電磁弁。
  6. 前記弁シート部に、前記弁体部が前記弁シート部に当接するときに冷媒を絞って導出させるブリード溝が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁弁。
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