JP6894951B2 - 曲げ加工方法及び曲げ加工システム - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを曲げ加工する曲げ加工方法及び曲げ加工システムに関する。
曲げ加工機によってワークに曲げ加工を施す際に、従来よりもより高精度の曲げ加工を施すことができるように、初期の曲げ荷重とダイに対するパンチの相対的な移動位置とに基づいて曲げ荷重の近似式を求める曲げ加工機が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
この曲げ加工機は、近似式によって曲げ荷重がゼロのときの移動位置をワークに対してパンチが接触したいわゆるピンチング原点としているので、曲げ荷重の立ち上がり付近をピンチング原点とすることによって、より高精度な曲げ加工を実現するとしている。すなわち、この近似式を求めることを、曲げ加工を行う毎、曲げ加工の所定回数毎、或いは曲げ加工の任意回数毎等に行って、曲げ加工機の経時変化に伴うフレームの変位による曲げ角度の変化を補正するようにしている。
特開2006−88183号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の曲げ加工機を用いて、例えば自動運転により曲げ加工を行う場合には、上記のような経時変化による曲げ角度の変化を補正するためには、近似式を求める処理を曲げ加工の所定回数毎等に行って、曲げ加工機のパンチの移動を一旦停止させた状態で補正を行う必要がある。このため、補正の度に機械動作が止まり、タクトタイムやサイクルタイムが延びて生産性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自動運転される曲げ加工システムの経時変化による曲げ角度の変化を、オペレーションを停止させることなく補正することができ、併せて生産性及び品質の向上を図ることができる曲げ加工方法及び曲げ加工システムを提供することを目的とする。
本発明に係る曲げ加工方法は、相対的に移動可能に設けられたパンチとダイを有する金型を備えた曲げ加工機と、ワークを前記金型に対して位置決めするマニピュレータと、これら曲げ加工機及びマニピュレータを制御して曲げ加工を行う制御装置とを備えた曲げ加工システムによって前記ワークの曲げ加工を行う方法であって、前記曲げ加工機による前記ワークの曲げ加工の自動運転中に、前記パンチの前記ダイに対する押し込み量又は前記パンチの原点位置を所定のトリガ条件毎に再設定する再設定工程を含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記トリガ条件は、室温、時間及び加工数の少なくとも1つである。
本発明の他の実施形態において、前記再設定工程は、前記トリガ条件を満たした後に、再設定条件を満たしたときに実行される。
本発明の更に他の実施形態において、前記再設定条件は、前記マニピュレータによる前記ワークのローディング中又はアンローディング中である。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置による前記再設定工程の実行のON/OFFを設定するON/OFF設定工程を含む。
本発明の更に他の実施形態において、前記再設定工程では、前記金型に所定の荷重を掛けた際のD軸の金型原点位置に基づき前記押し込み量が再設定される。
本発明の更に他の実施形態において、前記金型原点位置の経時変化量を前記押し込み量の補正値として算出する算出工程を含み、前記自動運転中に前記算出された補正値を用いて前記押し込み量を補正して前記ワークの曲げ加工を行う。
本発明の更に他の実施形態において、前記再設定工程では、前記金型に前記ワークが挟み込まれたときのD軸位置に基づき前記パンチの原点位置が再設定される。
本発明に係る曲げ加工システムは、相対的に移動可能に設けられたパンチとダイを有する金型を備えた曲げ加工機と、ワークを前記金型に対して位置決めするマニピュレータと、これら曲げ加工機及びマニピュレータを制御して曲げ加工を行う制御装置とを備えた曲げ加工システムであって、前記制御装置は、前記曲げ加工機による前記ワークの曲げ加工の自動運転中に、前記パンチの前記ダイに対する押し込み量又は前記パンチの原点位置を所定のトリガ条件毎に再設定して曲げ加工を行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記トリガ条件は、室温、時間及び加工数の少なくとも1つである。
本発明の他の実施形態において、前記押し込み量又は前記パンチの原点位置は、前記トリガ条件を満たした後に、再設定条件を満たしたときに再設定される。
本発明の更に他の実施形態において、前記再設定条件は、前記マニピュレータによる前記ワークのローディング中又はアンローディング中である。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置は、前記押し込み量又は前記パンチの原点位置の再設定のON/OFFを設定する。
本発明の更に他の実施形態において、前記押し込み量は、前記金型に所定の荷重を掛けた際のD軸の金型原点位置に基づき再設定される。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置は、前記金型原点位置の経時変化量を前記押し込み量の補正値として算出し、前記自動運転中に前記算出された補正値を用いて前記押し込み量を補正して前記ワークの曲げ加工を行う。
本発明の更に他の実施形態において、前記パンチの原点位置は、前記金型に前記ワークが挟み込まれたときのD軸位置に基づき再設定される。
本発明によれば、経時変化による曲げ角度の変化をオペレーションを停止させることなく補正することができ、併せて生産性及び品質の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る曲げ加工方法を実行する曲げ加工システムの概略的な全体構成を示す図である。 同曲げ加工システムのプレスブレーキに用いられる一般的な金型の概要を示す図である。 同曲げ加工システムの制御装置の概略的な内部構成を示すブロック図である。 同曲げ加工システムにより実行される曲げ加工方法の処理手順の概要を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る曲げ加工システムのプレスブレーキに用いられる一般的な金型の概要を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る曲げ加工方法及び曲げ加工システムを詳細に説明する。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る曲げ加工方法を実行する曲げ加工システムの概略的な全体構成を示す図である。図2は、この曲げ加工システムのプレスブレーキに用いられる一般的な金型の概要を示す図である。図1に示すように、曲げ加工システム1は、曲げ加工機であるプレスブレーキ10と、このプレスブレーキ10の金型に対してワークを位置決めするマニピュレータである自動ロボット20と、これらプレスブレーキ10及び自動ロボット20を制御してワークの曲げ加工を行う制御装置30とを備える。
なお、プレスブレーキ10及び自動ロボット20については、基本的な構造は既知であるので、ここでは概略のみを説明する。また、以下の説明において、「X軸方向」はプレスブレーキ10の正面に正対した場合の左右方向を意味し、「Y軸方向」はこの場合の奥行き方向を意味し、「Z軸方向」はこの場合の上下方向を意味する。
曲げ加工システム1のプレスブレーキ10は、前面中央に、奥行き方向(Y軸方向)の一方の面、例えば外側の板面がそれぞれ前面を向くように上下方向(Z軸方向)に整列して配置された上部テーブル11及び下部テーブル12を備える。また、プレスブレーキ10は、これらのテーブル11,12を支持し、左右それぞれに配置された支持部13を備える。
更に、プレスブレーキ10は、本実施形態においては、例えば、上部テーブル11を下部テーブル12に対して上下方向に沿って往復動させるように構成された駆動機構16を備える。そして、プレスブレーキ10は、駆動機構16によって上部テーブル11が移動されるときの移動位置を検出する位置検出センサ17(図3参照)を備える。
上部テーブル11は、例えば金属等の板状部材からなり、その下部においてパンチP等の上型を保持する複数の上型ホルダ14を有する。下部テーブル12は、上部テーブル11と同様の金属等の板状部材からなり、その上部においてダイD等の下型を保持する下型ホルダ15を有する。各支持部13は、本実施形態においては、例えば側方視で略コの字状に形成された板状のサイドフレームにより構成されるが、これに限定されるものではなく、棒状のタイバー等によって構成されてもよい。
駆動機構16は、例えば、上部テーブル11の駆動源となる油圧シリンダであり、各支持部13の上部にそれぞれ取り付けられている。各駆動機構16は、上部テーブル11を下部テーブル12に対して上下方向に沿って相対的に往復動(上下動)させるように構成されている。なお、各駆動機構16は油圧シリンダに代えて、サーボモータ等の他の駆動手段を用いることも可能である。
位置検出センサ17は、駆動機構16によって上部テーブル11が移動されるときのダイDに対するパンチPの相対的な移動位置を検出する。この位置検出センサ17は、例えば、エンコーダやリニアスケール等からなるものであり、公知のものであるため、ここでは詳細な説明は省略する。
位置検出センサ17は、パンチPとダイDによる金型のD軸上における刃間距離を表す押し込み量(移動ストローク量)(mm)を検出し得る。押し込み量は、本例では、図2に示すように、例えばパンチPとダイDとをワークがない状態で係合させたときの位置を金型の基準位置(0mm)とし、この基準位置からパンチPが離間する方向における所定位置のパンチPの先端部(下端部)の位置をストロークスタート(SS)位置とした場合における、基準位置からSS位置までの距離(いわゆる刃間距離)を表している。なお、第1の実施形態では、この基準位置において所定の荷重F(例えば、1t)を掛けたときのD軸の値が読み取られ、読み取られた値に基づき金型の経時変化量が算出される。そして、算出されたこの経時変化量をパンチPの押し込み量の補正値として用い、例えば、補正値を押し込み量に加算することにより押し込み量を補正する。
なお、プレスブレーキ10には、駆動機構16によって上部テーブル11を移動させてパンチPとダイDとを係合させてワークの曲げ加工を行うときに、パンチPに掛かる曲げ荷重を検出するための曲げ荷重検出センサ18(図3参照)が更に備えられている。この曲げ荷重検出センサ18は、駆動機構16が、例えば、上記のように油圧シリンダにより構成されている場合は流体圧を検出する構成とすることができ、モータにより構成されている場合はトルクや負荷電流を検出する構成とすることができる。その他、曲げ荷重検出センサ18としては、上部テーブル11に対するパンチPの装着部分(又は下部テーブル12に対するダイDの装着部分)に設けられた圧電素子等の種々の構成を採用し得る。
自動ロボット20は、例えば、左右方向(X軸方向)に延びるガイドレール21に沿って左右方向へ移動自在のスライダ22を備えており、スライダ22上に載置されたベースフレーム23を有する。また、自動ロボット20は、このベースフレーム23上に設けられた水平方向に旋回自在な回転ベース24を備える。この回転ベース24には、水平に延びる回動軸の回りに、上下に揺動(回動)自在な第1アーム25が備えられている。また、この第1アーム25の先端側には、水平に延びる回動軸の回りに回動自在に設けられた第2アーム26が備えられている。
また、第2アーム26の先端側には、水平に延びる回動軸の回りに回動自在で、且つ第2アーム26の長手方向に対して直交する方向の回動軸の回りに回動自在なロボットハンド27が備えられている。自動ロボット20は、プレスブレーキ10に対するワークをパンチPとダイDの間に(すなわち、金型に対して)搬入、供給すると共に、曲げ加工されたワークをプレスブレーキ10から排出、搬出するものである。本実施形態の曲げ加工システム1においては、これらプレスブレーキ10及び自動ロボット20を制御装置30の制御によって協働させることにより、例えば、所定のロット数の曲げ加工を自動運転にて行うことができる。
図3は、曲げ加工システム1の制御装置30の概略的な内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御装置30は、例えばCPUを有する演算部31と、RAM,ROM等を有する記憶部32と、駆動機構16を動作させる動作ドライバ33と、入力インタフェース(I/F)34と、通信インタフェース(I/F)35と、ディスプレイ等の表示手段に設定画面等の各種の画面を表示する表示部36とを備えている。これら制御装置30の各部の構成については公知であるため、詳細な説明は省略する。なお、通信I/F35には、上述した位置検出センサ17及び曲げ荷重検出センサ18と共に、熱電対等の室温を測るための室温センサ38(図3参照)が電気的に接続されている。また、表示部36は入力部37の機能を有するタッチパネルで構成され得る。
制御装置30においては、演算部31によって、記憶部32に格納された曲げ加工プログラムが実行され、このプログラムの制御の下に動作ドライバ33を介してプレスブレーキ10の駆動機構16の動作を制御することが行われる。また、制御装置30は、同様に動作ドライバ33を介して自動ロボット20の動作も制御し得る。
なお、演算部31は、例えば、キーボードやマウス等の入力部37及び入力I/F34を介して入力されたワークの板厚、材質、曲げ角度、及び金型条件等の加工条件に基づいて、曲げ加工に関する各種の演算処理を実行する。また、演算部31は、ダイDに対する基準位置までのSS位置からのパンチPの押し込み量や、パンチPがワークに接触する接触位置、ワークを所望の曲げ角度に曲げ加工するための接触位置からの相対的な押し込み量等も演算する。
制御装置30は、例えば、入力部37を介して入力された入力情報に基づき、ダイDに対するパンチPの押し込み量の再設定機能のON/OFFを判断し得る。例えば、曲げ加工のロット数が多い場合はオペレータが任意に押し込み量の再設定機能を有効(ON)にすることで、経時変化による曲げ角度の変化を自動的に補正することが可能である。また、曲げ加工のロット数が少ない場合はオペレータが任意に押し込み量の再設定機能を無効(OFF)にすることで、トリガ条件の設定などを行わずに自動運転を行うことが可能である。
また、制御装置30は、初回の基準位置の設定のための取得条件及び押し込み量の再設定のための再設定条件を満たしたか否かを判断し得る。制御装置30は、取得条件及び再設定条件を満たす場合として、例えば、自動ロボット20によるワークのローディング中又はアンローディング中であることを判断する。制御装置30は、再設定機能が有効のときは取得条件及び再設定条件を満たすまで待機し、取得条件を満たしたら基準位置としてD軸の値を取得し、再設定条件を満たしたら、経時変化量を補正値として算出してパンチPの押し込み量を、例えば押し込み量に補正値を加算することで補正した上で再設定する。
本実施形態の曲げ加工システム1の制御装置30は、プレスブレーキ10によるワークの曲げ加工の自動運転中に、上述した押し込み量を所定のトリガ条件毎に再設定する再設定工程を実行する。より具体的には、曲げ加工の自動運転開始時には、初回の基準位置を取得して押し込み量を設定し、以降は所定のトリガ条件毎に基準位置の経時変化量を算出して押し込み量を補正する。
これにより、例えば、後に取得した基準位置と初回に取得した基準位置とを比較することで、室温等の外的要因に起因する金型及び駆動機構16等を含む機械系全体の経時変化量を算出し、算出した経時変化量を曲げ角度に関するパンチPの押し込み量の補正値(すなわち、加工条件の補正値)として用いることで、この補正値によって押し込み量を加減算する等の補正を行った上で曲げ加工の自動運転を運転終了まで継続させることができる。従って、経時変化による曲げ角度の変化を曲げ加工の運転を停止させることなく補正することができ、曲げ加工品の生産性及び品質の向上を図ることが可能となる。
図4は、曲げ加工システム1により実行される曲げ加工方法の処理手順の概要を示すフローチャートである。
図4に示すように、制御装置30は、演算部31が記憶部32から読み出した曲げ加工プログラムを起動することによって、まず、入力部37及び入力I/F34を介した、或いは表示部36のタッチパネルを介したユーザの操作入力、又はその他の外部のPC等からの設定入力等(以下、「入力情報」と呼ぶ。)により金型の押し込み量の再設定機能は有効(ON)であるか否かを判断する(ステップS100)。
すなわち、このステップS100においては、入力情報に基づき再設定機能のON/OFFが判断される。例えば、上述したように、曲げ加工のロット数が少ない場合等、オペレータが任意に押し込み量の再設定機能を無効とすることで、後述するトリガ条件の設定処理をスキップして自動運転を行うことが可能である。
このステップS100において、押し込み量の再設定機能は有効(ON)であると判断した場合(ステップS100のYes)、すなわち、再設定工程が実行される場合は、入力情報に基づいて押し込み量を再設定するための(再設定工程を実行するための)トリガ条件が設定される(ステップS101)。トリガ条件としては、例えば、時間、室温及び加工数の少なくとも1つが設定される。
ここで、設定されるトリガ条件が時間である場合は、例えば、自動運転開始から1時間毎、或いは2時間毎等の時間の条件が設定される。
また、設定されるトリガ条件が室温である場合は、例えば、自動運転開始時の室温を基準値として、その基準値から±10%ずつ温度変化がインクリメント/デクリメントされた場合や、基準値として設定された室温から絶対温度で何度上昇又は下降したときの値を次の基準値として設定することを繰り返した場合等の室温の条件が設定される。
更に、設定されるトリガ条件が加工数である場合は、例えば、自動運転開始から50ロット毎、100ロット毎等の加工のロット数の条件が設定される。
その他、トリガ条件としては、例えば工程間において金型の交換を要する場合に、同じ金型が交換により入ったことを検知した場合等が設定されても良い。以下においては、設定されるトリガ条件として室温が用いられ、自動運転開始時の室温から所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされた場合をトリガとして押し込み量の再設定が行われることとする。
こうしてトリガ条件を設定した後、プレスブレーキ10及び自動ロボット20を動作させてワークの試し加工(チェック運転)を行い(ステップS102)、曲げ角度や各種の寸法を測定することで加工状態を検査して(ステップS103)、設定された加工条件に対する曲げ角度や各種の寸法、パンチPの押し込み量等に関する補正値(加工補正値)を算出する。そして、加工補正値を入力情報に基づき入力して(ステップS104)設定し、室温センサ38により温度計測を行って製品加工の運転を開始する(ステップS105)。
加工運転を開始したら、まず、初回の押し込み量の設定のための基準値の取得条件を満たしたか否かを判断する(ステップS106)。本実施形態においては、この取得条件は、自動ロボット20によるワークのローディング中であることを指している。従って、制御装置30は、取得条件を満たすまで(例えば、初回のワークのローディング中になるまで)待って(ステップS106のNo)、取得条件を満たした(ローディング中になった)ら(ステップS106のYes)、初回の基準位置の値(基準値UT0)を取得して金型条件を設定する(ステップS107)。
なお、取得したこの基準値UT0を、例えば記憶部32に記憶しておけば、同じ金型を使用して日を跨いで製品加工を行うときに、この基準値UT0を使用して金型条件の設定をすることができるので、基準値UT0の取り直しをする必要はない。そして、設定された金型条件を含む加工条件の下、ワークの曲げ加工処理(ステップS108)を自動運転で実行する。
曲げ加工処理の自動運転中に、室温センサ38により計測されている室温に基づきトリガ条件を満たしたか(トリガ条件に到達したか)否か、すなわち、自動運転開始時の室温から所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされたか否かが判断される(ステップS109)。自動運転開始時の室温から所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされてなくトリガ条件を満たしていないと判断した場合(ステップS109のNo)は、ステップS108の曲げ加工処理が継続される。
一方、自動運転開始時の室温から所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされてトリガ条件を満たしたと判断した場合(ステップS109のYes)は、次の押し込み量の再設定のための再設定条件を満たしたか否かを判断する(ステップS110)。すなわち、制御装置30は、上述したように、再設定条件を満たすまで待って(ステップS110のNo)、再設定条件を満たしたら(ステップS110のYes)、次の基準位置の値(測定値UT1)を取得する(ステップS111)。
こうして取得した測定値UT1と初回に取得した基準値UT0とを比較すると、図2に示すように、基準位置の差分値ΔUT(測定値UT1と基準値UT0との差分)が算出され得る。この差分値ΔUTは、基準位置を0とした場合、例えば、D軸上のパンチPの移動ストロークで見るとダイDに向かう方向にプラス、離間する方向にマイナスとすることができる。そして、この差分値ΔUTに基づき基準位置からの1回目の経時変化の補正値(経時変化量)ΔUT1を算出し、この補正値ΔUT1を、例えば当初の押し込み量に加算することにより押し込み量を補正して金型条件を設定する(ステップS112)。なお、押し込み量の補正に関しては、補正値ΔUT1を加算することに限定されるものではない。
金型条件を設定したら、自動運転の終了条件、例えば予め設定されたワークの加工ロット数(200ロット等)に到達したか否かを判断し(ステップS113)、終了条件に到達していないと判断した場合(ステップS113のNo)は、ステップS112にて設定された金型条件を含む加工条件に基づいて、ワークの曲げ加工処理(ステップS108)の自動運転を継続する。一方、終了条件に到達したと判断した場合(ステップS113のYes)は、自動運転を終了し、本実施形態に係る曲げ加工方法の処理を終了する。
上記ステップS108にて曲げ加工処理の自動運転が継続されたら、自動運転中にトリガ条件を満たしたか否か、例えば、前回インクリメント/デクリメントされた室温から所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされたか否かが判断され(ステップS109)、所定の温度変化がインクリメント/デクリメントされてなかった場合はトリガ条件を満たしていないとして(ステップS109のNo)、そのまま曲げ加工処理が継続されるが、所定の温度変化があった場合はトリガ条件を満たしたとして(ステップS109のYes)、次の再設定のための再設定条件を満たしたか否かが判断される(ステップS110)。
ここでも、制御装置30は、上述したように、再設定条件を満たすまで待って(ステップS110のNo)、再設定条件を満たしたら(ステップS110のYes)、次の基準位置の値(測定値UT2)を取得する(ステップS111)。そして、この測定値UT2と初回の基準値UT0とを比較して基準位置の差分値ΔUT(測定値UT2と基準値UT0との差分)を算出し、基準位置からの2回目の経時変化の補正値(経時変化量)ΔUT2を算出し、この補正値ΔUT2によって上記のように押し込み量を、例えば補正値ΔUT2を当初の押し込み量に加算することにより補正して金型条件を設定し(ステップS112)、次の判断処理(ステップS113)を実行して、以降の処理を繰り返す。
このように、本実施形態の曲げ加工システム1は、自動運転の終了条件に到達するまで、例えば、トリガ条件を満たす度に再設定条件を満たした段階で、基準位置の値の取得を複数回(例えば、n回)繰り返して行うことができる。これにより、初回に取得した基準位置の基準値UT0と取得1回目〜n回目に取得した基準位置の測定値UT1〜UTnとをそれぞれ比較して、金型及び機械系の経時変化に伴う差分値ΔUTを算出し、1回目〜n回目の経時変化の補正値ΔUT1〜ΔUTnを算出することができる。そして、この補正値ΔUT1〜ΔUTnを用いて押し込み量を、例えば押し込み量に各補正値ΔUT1〜ΔUTnを加算することで補正した上で、曲げ加工の自動運転を継続することができるので、経時変化による曲げ角度の変化を自動運転を停止させることなく補正することができ、併せて生産性及び品質の向上を図ることができる。
なお、上記ステップS100において、押し込み量の再設定機能は有効ではない(無効(OFF)である)と判断した場合(ステップS100のNo)は、上述したようなトリガ条件の設定工程(ステップS101)を経ることなく、プレスブレーキ10及び自動ロボット20による試し加工が行われ(ステップS114)、加工状態を検査して(ステップS115)、加工補正値が算出される。そして、この加工補正値を入力情報に基づき入力して(ステップS116)設定し、製品加工の運転が開始され(ステップS117)、ワークの曲げ加工処理(ステップS118)が自動運転又は手動運転で実行される。
その後、運転の終了条件に到達したか否かが判断され(ステップS119)、終了条件に到達していない場合(ステップS119のNo)は、曲げ加工処理(ステップS118)が継続されるが、終了条件に到達した場合(ステップS119のYes)は、曲げ加工の運転を終了し、本実施形態に係る曲げ加工方法の処理を終了する。
なお、上述した例では、押し込み量の補正値ΔUT1〜ΔUTnを、基準値UT0と各測定値UT1〜UTnとをそれぞれ比較することで差分値ΔUTを算出した上で算出していたが、例えば、基準位置の値を取得する度に、取得した測定値と一つ前に取得した測定値(又は基準値)とを比較して差分値ΔUTを算出した上で算出するようにしても良い。このように算出した補正値ΔUT1〜ΔUTnを用いて押し込み量を補正するようにしても、上述したような曲げ加工の自動運転を継続することが可能である。
また、上述した例では、取得条件又は再設定のための再設定条件が、自動ロボット20によるワークのローディング中であることとしたが、これらの条件は、自動ロボット20によるワークのアンローディング中であることを指しても良い。このようにワークのローディング/アンローディング中に基準位置の取得や押し込み量の再設定を行うようにすれば、曲げ加工の自動運転のオペレーションに影響を与えることはないので、より確実に自動運転を停止させることなく補正を行うことができる。
更に、上述した例では、製品加工に使用するダイDに対するパンチP(金型)の押し込み量を測定するようにしているが、これに限定されるものではなく、実際に使用する金型以外の金型(例えば、上型ホルダ14及び下型ホルダ15に装着してある曲げ加工に使用しないダイDに対するパンチP)の押し込み量を測定するようにしても良い。このようにしても、上記と同様な経時変化の補正値を算出することができる。すなわち、上述したような基準値UT0と測定値UTnとを同じ金型から取得できる構成であれば、曲げ加工に対しての使用/未使用は問われずに、本実施形態の作用効果を奏することが可能である。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る曲げ加工システムのプレスブレーキに用いられる一般的な金型の概要を示す図である。なお、以降の説明においては、第1の実施形態及びその変形例と同一又は相当する構成要素に関しては、同一の符号を付しているので、重複する説明は省略する。
第2の実施形態に係る曲げ加工方法は、トリガ条件毎に、パンチPとダイDとの間にワークが挟み込まれた際、すなわち金型にワークが挟み込まれたときのD軸位置に基づきパンチPの原点位置が再設定され、押し込み量は変えない点で、トリガ条件毎に基準位置に基づき押し込み量が再設定される第1の実施形態に係る曲げ加工方法とは相違している。
すなわち、パンチPの原点位置は、本例では、図5に示すように、例えば板厚TのワークをダイD上に載置した状態で、パンチPの先端部をワークの表面に接触させたときの位置(基準位置(0mm))として設定される。押し込み量STは、この基準位置からダイDのV溝部の溝底部(下端部)までの距離を表している。
そして、第2の実施形態の曲げ加工方法においては、例えば、曲げ加工の自動運転開始時に初回のパンチPの原点位置を取得して設定し、以降は所定のトリガ条件毎にパンチPの原点位置を取得して再設定する。このように、トリガ条件毎にパンチPの原点位置を設定した上で曲げ加工の自動運転を運転終了まで継続させる。なお、この場合、押し込み量ST(押し込み量を含む)は変えずにパンチPの原点位置の設定が行われる。この第2の実施形態の曲げ加工方法においても、経時変化による曲げ角度の変化を運転を停止させることなく補正することができ、曲げ加工品の生産性及び品質の向上を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記の第1の実施形態では、パンチP及びダイDの金型を用いて、基準位置に基づき補正値を得て押し込み量を補正するようにしたが、これに限定されず、補正値は、その他、例えばプレスブレーキ10の支持部13に設けられた歪みゲージによって計測された、無荷重時の支持部13自体の延び(変化)量又は所定の荷重時の支持部13自体の延び等に基づく荷重の影響による歪み量等を算出した上で、その結果に基づいて算出することで得られるようにしても良い。
1 曲げ加工システム
10 プレスブレーキ
11 上部テーブル
12 下部テーブル
13 支持部
14 上型ホルダ
15 下型ホルダ
16 駆動機構
17 位置検出センサ
18 曲げ荷重検出センサ
20 自動ロボット
30 制御装置

Claims (12)

  1. 相対的に移動可能に設けられたパンチとダイを有する金型を備えた曲げ加工機と、ワークを前記金型に対して位置決めするマニピュレータと、これら曲げ加工機及びマニピュレータを制御して曲げ加工を行う制御装置とを備えた曲げ加工システムによって前記ワークの曲げ加工を行う方法であって、
    前記曲げ加工機による前記ワークの曲げ加工の自動運転中に、前記パンチの前記ダイに対する押し込み量又は前記パンチの原点位置を所定のトリガ条件毎に再設定する再設定工程を含み、
    前記再設定工程は、前記制御装置が、前記トリガ条件を満たした後に、再設定条件を満たしたと判断したときに実行され、
    前記再設定条件は、前記マニピュレータによる前記ワークのローディング中又はアンローディング中である
    ことを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 前記トリガ条件は、室温、時間及び加工数の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項1記載の曲げ加工方法。
  3. 前記制御装置による前記再設定工程の実行のON/OFFを設定するON/OFF設定工程を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の曲げ加工方法。
  4. 前記再設定工程では、前記金型に所定の荷重を掛けた際のD軸の金型原点位置に基づき前記押し込み量が再設定される
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の曲げ加工方法。
  5. 前記金型原点位置の経時変化量を前記押し込み量の補正値として算出する算出工程を含み、
    前記自動運転中に前記算出された補正値を用いて前記押し込み量を補正して前記ワークの曲げ加工を行う
    ことを特徴とする請求項記載の曲げ加工方法。
  6. 前記再設定工程では、前記金型に前記ワークが挟み込まれたときのD軸位置に基づき前記パンチの原点位置が再設定される
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の曲げ加工方法。
  7. 相対的に移動可能に設けられたパンチとダイを有する金型を備えた曲げ加工機と、ワークを前記金型に対して位置決めするマニピュレータと、これら曲げ加工機及びマニピュレータを制御して曲げ加工を行う制御装置とを備えた曲げ加工システムであって、
    前記制御装置は、前記曲げ加工機による前記ワークの曲げ加工の自動運転中に、前記パンチの前記ダイに対する押し込み量又は前記パンチの原点位置を所定のトリガ条件毎に再設定して曲げ加工を行い、
    前記押し込み量又は前記パンチの原点位置は、前記制御装置が、前記トリガ条件を満たした後に、再設定条件を満たしたと判断したときに再設定され、
    前記再設定条件は、前記マニピュレータによる前記ワークのローディング中又はアンローディング中である
    ことを特徴とする曲げ加工システム。
  8. 前記トリガ条件は、室温、時間及び加工数の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項記載の曲げ加工システム。
  9. 前記制御装置は、前記押し込み量又は前記パンチの原点位置の再設定のON/OFFを設定する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の曲げ加工システム。
  10. 前記押し込み量は、前記金型に所定の荷重を掛けた際のD軸の金型原点位置に基づき再設定される
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項記載の曲げ加工システム。
  11. 前記制御装置は、
    前記金型原点位置の経時変化量を前記押し込み量の補正値として算出し、
    前記自動運転中に前記算出された補正値を用いて前記押し込み量を補正して前記ワークの曲げ加工を行う
    ことを特徴とする請求項10記載の曲げ加工システム。
  12. 前記パンチの原点位置は、前記金型に前記ワークが挟み込まれたときのD軸位置に基づき再設定される
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項記載の曲げ加工システム。
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