JP6890723B2 - 圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置 - Google Patents

圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、吸音材を備える圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置に関する。
一般的に空気調和装置の室外機は、圧縮機から放射される音を低減するために、圧縮機周囲を吸音材で囲っている。
ここで、圧縮機が運転して吸入マフラー又は吸入配管が結露し、適下した水が室外機のベースに溜まる。このとき、圧縮機本体を覆う吸音材が水を吸い上げ、水を吸った吸音材に圧縮機が長時間触れることにより、圧縮機が腐食する問題がある。このため、吸音材が吸水しないことが要求される。
特許文献1には、室外機のベースと離間して圧縮機に被せ、騒音源である圧縮機に直接巻き付けて吸音性を高めた吸音材が提案されている。
特開平9−287782号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、圧縮機周辺の配管が吸音材を巻き付ける作業性を悪化させるため、圧縮機と配管とを溶接する前に吸音材を取り付ける必要があった。そして、圧縮機に吸音材を巻き付けた後に圧縮機と配管とを溶接する際に、吸音材に溶接時の火が当たらないように形状を上手く設計する必要がある。あるいは、吸音材に難燃性の高い素材を用いる必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、吸音材が圧縮機及び配管を備えるユニットの側面部の周囲にわたって略全体を取り囲むことができ、効率良く組立てられて作業性の向上が図れる圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る圧縮機ユニットは、圧縮機及び前記圧縮機の吸入側と吐出側とにそれぞれ接続された配管を備える圧縮機ユニットであって、前記圧縮機ユニットの側面部の周囲にわたって取り囲む吸音材を備え、前記吸音材は、前記圧縮機ユニットの少なくとも2か所にてそれぞれ支持される複数の支持部を有し、前記複数の支持部の少なくとも1つは、前記吸音材を折り曲げて上縁部を接合された引っ掛け部であり、前記配管は、当該圧縮機ユニットの上部に形成された2つの上下方向に延びる部分を繋ぐ屈曲部を有し、前記吸音材は、前記引っ掛け部を前記屈曲部に引っ掛けて上部を位置決めされ、前記複数の支持部によって吊り下げられて前記圧縮機の設置面と離間するものである。
本発明に係る空気調和装置の室外機は、上記の圧縮機ユニットを備えるものである。
本発明に係る空気調和装置は、上記の空気調和装置の室外機を備えるものである。
本発明に係る圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置によれば、吸音材は、引っ掛け部を屈曲部に引っ掛けて上部を位置決めされ、複数の支持部によって吊り下げられて圧縮機の設置面と離間する。このため、たとえば圧縮機と配管とを溶接した後に吸音材が圧縮機ユニットの全体にわたって取り付けられる。したがって、吸音材が圧縮機及び配管を備えるユニットの側面部の周囲にわたって略全体を取り囲むことができ、圧縮機ユニットが効率良く組立てられて作業性の向上が図れる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機における圧縮機ユニットの防音構造体を除外した状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るベース上に搭載された防音構造体を備える圧縮機ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る防音構造体を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材を圧縮機ユニットに取り付ける状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る上面カバー及び側面カバーを圧縮機ユニットに取り付ける状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットに吸音材を取り囲んだ状態を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材で取り囲んだ圧縮機ユニットの内部状態を図10と同じ方向から示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットを吸音材で取り囲んだ状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットを吸音材で取り囲んだ状態を図12とは異なる方向から示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットを吸音材で取り囲んだ状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材の引っ掛け部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニットを吸音材で取り囲んだ状態を図14とは異なる方向から示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材で取り囲んだ圧縮機ユニットの内部状態を図16と同じ方向から示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材の基となる1枚のシートを示す展開図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材の基となる1枚のシートを折り畳んで筒状部及び重ね部を形成した状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る吸音材の基となる1枚のシートを折り畳んで筒状部及び重ね部を形成して筒状部を広げていない状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、断面図の図面においては、視認性に鑑みて適宜ハッチングを省略している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<空気調和装置100の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100を示す冷媒回路図である。図1に示す空気調和装置100は、室外機101と室内機102とをガス冷媒配管103及び液冷媒配管104によって接続されている。
室外機101は、圧縮機105、四方弁106、室外熱交換器107及び膨張弁108を有する。
圧縮機105は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。圧縮機105は、たとえばインバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させ、圧縮機105の単位時間あたりの冷媒を送り出す容量を変化させてもよい。
四方弁106は、たとえば冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える弁である。
室外熱交換器107は、冷媒と室外の空気との熱交換を行う。室外熱交換器107は、冷房運転時に凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。室外熱交換器107は、暖房運転時に蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させて気化させる。
膨張弁108は、流量制御弁であり、冷媒を減圧して膨張させる。膨張弁108は、たとえば電子式膨張弁などで構成された場合には、図示しない制御装置などの指示に基づいて開度調整を行える。
室内機102は、室内熱交換器109を有する。室内熱交換器109は、たとえば空調対象の空気と冷媒との熱交換を行う。室内熱交換器109は、冷房運転時に蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させて気化させる。室内熱交換器109は、暖房運転時に凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。
以上のように空気調和装置100を構成することにより、室外機101の四方弁106によって冷媒の流れを切り換え、冷房運転又は暖房運転が実現できる。
<空気調和装置100の室外機101の構成>
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室外機101を示す分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室外機101における圧縮機ユニット14の防音構造体20を除外した状態を示す分解斜視図である。
<室外機の筐体>
図2、図3に示すように、室外機101は、内部に各種部品を収納する直方体の筐体1を備える。室外機101の筐体1は、正面から見て、上部に天面パネル2を有する。筐体1は、底面にベース3を有する。筐体1は、正面側に正面パネル4を有する。正面パネル4には、送風ファン15に吸気する円形状の開口部4aが形成されている。開口部4aには、正面外側に格子状のファンガード5が取付けられている。筐体1は、正面パネル4の隣から正面から見て左側面に屈曲して左側面パネル6を有する。筐体1は、正面から見て右側面に右側面パネル7を有する。
<室外機101の内部構成>
図2、図3に示すように、室外機101は、正面から見て左側に送風機室8を有する。室外機101は、正面から見て右側に機械室9を有する。送風機室8と機械室9とは、セパレータ10により、仕切られて分けられている。
図3に示すように、機械室9には、圧縮機105と、配管11と、吸入マフラー12と、電気品箱13と、その他の部品と、が配置される。機械室9内にガス冷媒配管103又は液冷媒配管104から流入する冷媒は、吸入マフラー12を介して配管11を通って圧縮機105に送られる。冷媒は、圧縮機105により圧縮され、吐出側の配管11を通り、室外熱交換器107又は室内熱交換器109のいずれかに送られる。また、電気品箱13は、各部品への電力供給などを行う。
図2に示すように、圧縮機105と配管11と吸入マフラー12とは、防音構造体20に覆われた圧縮機ユニット14に構成されている。防音構造体20の詳細は、後述する。
図2、図3に示すように、送風機室8には、室外熱交換器107と、送風ファン15と、図示しないファンモーターと、図示しないモーターサポートと、その他の部品と、が配置される。室外熱交換器107は、上から見てL字形状であり、送風ファン15よりも後ろ側である送風機室8の背面側に配置される。室外熱交換器107は、筐体1内部の背面側と正面から見て左側とに配置されている。ファンモーターは、送風ファン15を回転駆動する。モーターサポートは、ファンモーターを固定する。
<圧縮機ユニット14の概要>
図4は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を示す斜視図である。図4に示すように、室外機101に配置される圧縮機ユニット14は、圧縮機105と、配管11と、吸入マフラー12と、を備える。圧縮機ユニット14は、設置状態では防音構造体20によって囲まれている。
<圧縮機ユニット14の配管11>
配管11としては、圧縮機105の吸入側に接続された配管11aと、圧縮機105の吐出側に接続された配管11bと、室内熱交換器109又は室外熱交換器107に接続された配管11cと、を有する。
<圧縮機105の吸入側に接続された配管11a>
圧縮機105の吸入側に接続された配管11aは、圧縮機105の下部外周面に接続され、上方に延びて途中に吸入マフラー12を有する。圧縮機105の吸入側に接続された配管11aは、吸入マフラー12を有する上下方向に延びる部分とその隣にて上下方向に延びる部分とを繋ぎ、圧縮機ユニット14の上部である圧縮機105の上面よりも高く位置する屈曲部16を有する。屈曲部16は、配管11aが上に凸となるU字状に曲がった部分である。吸入マフラー12の設けられた配管11の部分と、屈曲部16から下方に延びる配管11の部分と、は、圧縮機105の隣にて上下方向に延びる上下方向延出部17aである。
<圧縮機105の吐出側に接続された配管11b>
圧縮機105の吐出側に接続された配管11bは、圧縮機105の上面に接続されて上下方向に延びる部分とその隣にて上下方向に延びる部分とを繋ぎ、圧縮機ユニット14の上部である圧縮機105の上面よりも高く位置する屈曲部16を有する。屈曲部16は、配管11bが上に凸となるU字状に曲がった部分である。屈曲部16から下方に延びる部分は、圧縮機105の隣にて上下方向に延びる上下方向延出部17bである。
<圧縮機ユニット14の防音構造体20>
図5は、本発明の実施の形態1に係るベース3上に搭載された防音構造体20を備える圧縮機ユニット14を示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る防音構造体20を示す分解斜視図である。
図5に示すように、圧縮機ユニット14は、ベース3上に防音構造体20によって囲われて配置されている。防音構造体20は、圧縮機105の発する騒音の防音あるいは遮音を目的とする。図6に示すように、防音構造体20は、上面カバー21と、側面カバー22と、吸音材23と、を備える。
吸音材23は、側面カバー22の内側にて圧縮機ユニット14を取り囲む。側面カバー22は、吸音材23の外側を重ねて覆っている。上面カバー21は、圧縮機ユニット14の上部を側面カバー22の外周縁に合わせて覆っている。
<上面カバー21>
上面カバー21は、吸音材23の上面を塞いでいる。上面カバー21は、遮音かつ防水を目的としたゴム部材によって構成されている。上面カバー21は、平板状であり、圧縮機105に接続された配管11を外側に延出させる孔部を有する。
<側面カバー22>
側面カバー22は、吸音材23の外側に重ねられている。側面カバー22は、遮音かつ防水を目的としたゴム部材によって構成されている。側面カバー22は、吸音材23によって囲まれた圧縮機ユニット14の胴回りの外周部を巻くように圧縮機ユニット14の側方を囲んでいる。側面カバー22は、セパレータ10によって遮音できる圧縮機ユニット14の一部の側方を開放されている。
<吸音材23>
図7は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23を示す斜視図である。図7に示すように、吸音材23は、上面カバー21の内側であって、圧縮機ユニット14の設置面であるベース3から離間して配置され、側面カバー22とともに圧縮機ユニット14を覆っている。吸音材23は、側面カバー22の内周領域の全体を覆っている。吸音材23は、吸音を目的としたフェルト部材によって構成されている。吸音材23は、上側を上面カバー21に覆われるので、配管11から滴下した水が吸音材23に着水せず、滴下する水が上面カバー21によって確実に受け止められる。吸音材23は、ベース3から離間して配置されるとともに、上側を上面カバー21に覆われるので、吸音性の高いフェルト素材を用いても吸水せず、吸水した吸音材23が接触する圧縮機105などを腐食させない。
吸音材23は、圧縮機ユニット14の略全体を取り囲む筒状部23aと、筒状部23aから配管11を延出させるスリット23bと、筒状部23aから突出してスリット23bの部分の外側を覆う重ね部23cと、を有する。
<筒状部23a>
筒状部23aは、圧縮機105、配管11の上下方向延出部17a、17b及び吸入マフラー12を含む圧縮機ユニット14の側面部の周囲を全体にわたって取り囲んでいる。すなわち、筒状部23aは、種々の部品とその間の空間とを含む圧縮機ユニット14の略全体を覆っている。筒状部23aは、吸音材23の一端部を吸音材23の本体部に接合して筒状に形成されている。吸音材23の一端部を本体部に接合する接合方法は、縫製あるいは紐で固定するなど手段は問わない。筒状部23aの上部には、円環状に閉じられた引っ掛け部23dが1か所設けられている。
<スリット23b>
吸音材23は、圧縮機105の隣に配置された配管11の上下方向延出部17aの下部から配管11を吸音材23に覆われた圧縮機ユニット14の外側に延出させるスリット23bを有する。スリット23bは、吸音材23の下端から開口している。
<重ね部23c>
吸音材23は、スリット23bの部分の外側を覆う重ね部23cを有する。重ね部23cは、一端部と本体部とによって筒状に形成された筒状部23aから延出された吸音材23の他端部に一片状に形成されている。重ね部23cは、スリット23bを覆う大きさである。
<防音構造体20の取り付け>
防音構造体20は、配管11などが溶接によって接続された圧縮機ユニット14がベース3に組み上がった後に、圧縮機ユニット14を覆う。初めに、吸音材23が圧縮機ユニット14を取り囲む。次に、側面カバー22及び上面カバー21が吸音材23に取り囲まれた圧縮機ユニット14を覆う。
<吸音材23の取り付け>
図8は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23を圧縮機ユニット14に取り付ける状態を示す斜視図である。図8に示すように、室外機101の機械室9内には、圧縮機105、配管11及び吸入マフラー12などが配置されている。このため、吸音材23を入れる範囲が狭い。そこで、吸音材23は、配管11及び吸入マフラー12などが圧縮機105に接続された後の状態で、圧縮機ユニット14の上方から被せられ、圧縮機ユニット14の側面部の周囲を全体にわたって筒状部23aによって取り囲む。そのため、圧縮機ユニット14の胴回りの略全体が覆われ、しかも吸音材23を取り付ける作業性が向上している。その後、吸音材23の下部のスリット23bから配管11が引き出され、重ね部23cがスリット23bの外側を覆う。
<上面カバー21及び側面カバー22の取り付け>
図9は、本発明の実施の形態1に係る上面カバー21及び側面カバー22を圧縮機ユニット14に取り付ける状態を示す斜視図である。図9に示すように、側面カバー22が吸音材23に取り囲まれた圧縮機ユニット14を外周側から更に覆う。その後、上面カバー21が側面カバー22に覆われた圧縮機ユニット14を上方から覆う。
<吸音材23の圧縮機ユニット14での被覆状態>
図10は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を吸音材23で取り囲んだ状態を示す上面図である。図11は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23で取り囲んだ圧縮機ユニット14の内部状態を図10と同じ方向から示す上面図である。図12は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を吸音材23で取り囲んだ状態を示す斜視図である。図13は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を吸音材23で取り囲んだ状態を図12とは異なる方向から示す斜視図である。図14は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を吸音材23で取り囲んだ状態を示す側面図である。図15は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23の引っ掛け部23dを拡大して示す斜視図である。図16は、本発明の実施の形態1に係る圧縮機ユニット14を吸音材23で取り囲んだ状態を図14とは異なる方向から示す側面図である。図17は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23で取り囲んだ圧縮機ユニット14の内部状態を図16と同じ方向から示す側面図である。
図10〜図17に示すように、吸音材23は、圧縮機ユニット14の2か所にてそれぞれ支持される2か所の支持部18を有する。2か所の支持部18は、吸音材23を吊り下げ、吸音材23の下端を圧縮機105の設置面であるベース3と離間して浮かせている。2か所の支持部18は、一方の支持部18と他方の支持部18とを圧縮機ユニット14に対して互いの反対側に形成されている。なお、支持部18の数は、2か所以上でも良い。
図15に示すように、2か所の支持部18のうち、一方の支持部18は、吸音材23を折り曲げて上縁部を接合された引っ掛け部23dである。引っ掛け部23dは、先端方向ほど小径に変化させた環状であり、その先端に開口部23eを有する。図11、図12、図17に示すように、引っ掛け部23dは、配管11の圧縮機ユニット14の上部に形成された2つの上下方向に延びる部分を繋いで圧縮機105の上面よりも高く位置する屈曲部16に引っ掛かる。すなわち、引っ掛け部23dは、配管11が上に凸となるようにU字状に曲がった屈曲部16に引っ掛かる。図15に示すように、屈曲部16に引っ掛かった引っ掛け部23dは、開口部23eから屈曲部16の配管11を露出させている。これにより、作業者が配管11の存在を確認できるとともに、開口部23eが屈曲部16に嵌まって吸音材23が位置決めされている。すなわち、吸音材23は、引っ掛け部23dを屈曲部16に引っ掛けて上部を位置決めされ、2か所の支持部18によって圧縮機ユニット14を側面部の周囲全体にわたって取り囲みながら落下しないように吊り下げられている。
図10〜図17に示すように、2か所の支持部18のうち、もう一方の支持部18は、引っ掛け部23dに圧縮機ユニット14を中心に対向した位置にて、圧縮機105の外周面に張り付いている。これにより、屈曲部16に引っ掛かった引っ掛け部23dと、圧縮機105の外周面に張り付いた支持部18と、が引っ張り合い、フェルト素材の吸音材23がずれることなく圧縮機ユニット14の略全体を囲みながら吊り下げられる。また、吸音材23が圧縮機105に密着するので、騒音源となる圧縮機105の騒音を吸音し易い。
図10、図11に示すように、吸音材23は、圧縮機105、上下方向延出部17a、17b及び吸入マフラー12を含む圧縮機ユニット14を全体にわたって取り囲んでいる。吸音材23は、圧縮機105と配管11とが溶接された後に、圧縮機ユニット14の上方から取り付けられる。図12、図13、図14、図16、図17に示すように、圧縮機ユニット14の略全体に取り付けられた吸音材23の下部に形成されたスリット23bが圧縮機105に接続された配管11を吸音材23の外側に延出させる。図10〜図17に示すように、吸音材23の環状に閉じた引っ掛け部23dは、圧縮機105に接続された配管11の屈曲部16に引っ掛かって吸音材23を下方に落下しないように保持している。図12、図13、図14、図16、図17に示すように、吸音材23から延びる板状の重ね部23cは、スリット23bの外側に位置してスリット23bからの音漏れを防止する。
以上のように、吸音材23が圧縮機105に接続された配管11の屈曲部16にて引っ掛け部23dを引っ掛けて保持されることにより、吸音材23がベース3に触れない。このため、吸音材23がベース3上の水を吸う吸音材23の吸水が防げる。また、吸音材23は、筒状部23aを有するため、圧縮機105と配管11とが溶接された後に圧縮機ユニット14の全体にわたって圧縮機ユニット14の上方から取り付けられる。さらに、吸音材23は、スリット23bを有することにより、吸音材23の配置箇所の配管11を避けられ、吸音材23の取り付け作業性が改善される。そして、スリット23bの外側に一片の板状に延出された重ね部23cが配置されることにより、スリット23bからの音漏れが吸音できる。
<吸音材23の製造方法>
図18は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23の基となる1枚のシートを示す展開図である。図19は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23の基となる1枚のシートを折り畳んで筒状部23a及び重ね部23cを形成した状態を示す側面図である。図20は、本発明の実施の形態1に係る吸音材23の基となる1枚のシートを折り畳んで筒状部23a及び重ね部23cを形成して筒状部23aを広げていない状態を示す斜視図である。
図18に示すように、吸音材23は、1枚のシートを加工して形成される。このため、余計な加工あるいは部品が必要なく、製造効率が良い。吸音材23の基となるシートは、平たい状態で、引っ掛け部23dの開口部23eと、引っ掛け部23dの両側の切れ込みと、スリット23bと、を型抜きされる。
図19に示すように、吸音材23の基となるシートは、一端側を折り畳み、他端部側をはみ出させて一端を本体部に接合されて筒状部23aを形成する。また、引っ掛け部23dの上端部分が接合される。吸音材23がフェルト素材であれば、縫い合わせれば良い。
図20に示すように、筒状部23a及び引っ掛け部23dが形成された吸音材23は、必要な加工が済んでいるので、吸音材23が立てられると2重に折り重なったシート状である。そして、図7に示すように、筒状部23aを内側に空間を造るように円形に広げると、吸音材23が圧縮機ユニット14に被せられる形状になる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、圧縮機ユニット14は、圧縮機105及び圧縮機105の吸入側と吐出側とにそれぞれ接続された配管11を備える。圧縮機ユニット14は、圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲む吸音材23を備える。吸音材23は、圧縮機ユニット14の少なくとも2か所にてそれぞれ支持される複数の支持部18を有する。複数の支持部18の少なくとも1つは、吸音材23を折り曲げて上縁部を接合された引っ掛け部23dである。配管11は、圧縮機ユニット14の上部に形成された2つの上下方向に延びる部分を繋ぐ屈曲部16を有する。吸音材23は、引っ掛け部23dを屈曲部16に引っ掛けて上部を位置決めされ、複数の支持部18によって吊り下げられて圧縮機105の設置面であるベース3と離間する。
この構成によれば、たとえば圧縮機105と配管11とを溶接した後に吸音材23が圧縮機ユニット14の側面部の周囲全体にわたって取り付けられる。したがって、吸音材23が圧縮機105及び配管11を備える圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって略全体を取り囲むことができ、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。そして、吸音材23に圧縮機105と配管11との溶接時の火が当たらないような特殊な形状に設計する必要がなく、吸音材23に単純な形状が採用できる。かつ、吸音材23に難燃性の高い素材を用いる必要がなく、吸音性に優れた素材を用いることができる。また、引っ掛け部23dが配管11の屈曲部16に引っ掛かり、吸音材23が2か所の支持部18によって吊り下げられ、吸音材23が圧縮機105の設置面であるベース3と離間している。これにより、吸音材23が圧縮機105の設置面である室外機101のベース3の水を吸わない。そのため、水を吸った吸音材23に圧縮機105が触れず、圧縮機105が腐食しない。また、吸音材23が2か所の支持部18によって吊り下げられるので、吊り下げられた吸音材23の保持状態が安定する。加えて、引っ掛け部23dが吸音材23の上部に位置するので、吸音材23が圧縮機ユニット14の上方から被せて取り付けられる。さらに、引っ掛け部23dが吸音材23の上部に位置するので、吊り下げられた吸音材23が落下しない。
実施の形態1によれば、配管11は、圧縮機105の隣にて上下方向に延びる上下方向延出部17a、17bを有する。吸音材23は、圧縮機105及び上下方向延出部17a、17bを含む圧縮機ユニット14の側面部の周囲全体にわたって取り囲む。
この構成によれば、吸音材23が圧縮機105及び上下方向延出部17a、17bを含む圧縮機ユニット14の側面部の周囲全体を取り囲むことができ、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
実施の形態1によれば、吸音材23は、上下方向延出部17aの下部から配管11を圧縮機ユニット14の外側に延出させるスリット23bを有する。
この構成によれば、スリット23bから圧縮機105に接続後の配管11を吸音材23の外側に引き出せる。このため、圧縮機105に接続後の配管11が吸音材23の圧縮機105及び上下方向延出部17a、17bを含む圧縮機ユニット14を全体にわたって取り囲む作業を悪化させない。したがって、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
実施の形態1によれば、吸音材23は、スリット23bの部分の外側を覆う重ね部23cを有する。
この構成によれば、重ね部23cがスリット23bの部分の外側を覆い、スリット23bからの音漏れが抑制できる。
実施の形態1によれば、屈曲部16は、圧縮機105の上面よりも高く位置する。
この構成によれば、引っ掛け部23dが圧縮機105よりも上方に位置する配管11の屈曲部16に引っ掛かり、吸音材23が2か所の支持部18によって吊り下げられる。また、引っ掛け部23dが吸音材23の上部に位置するので、吸音材23が圧縮機ユニット14の上方から被せて取り付けられ、最後に引っ掛け部23dが屈曲部16に引っ掛かる。さらに、引っ掛け部23dが吸音材23の上部に位置するので、引っ掛け部23dが屈曲部16に引っ掛かって吸音材23の上部が位置決めされ、吊り下げられた吸音材23が落下しない。
実施の形態1によれば、引っ掛け部23dは、開口部23eを有する。
この構成によれば、引っ掛け部23dに引っ掛けた配管11が開口部23eから見え、作業者が配管11の存在を確認できる。また、屈曲部16の配管11が開口部23eに嵌まり、吸音材23が位置決めできる。
実施の形態1によれば、2か所の支持部18は、一方の支持部18と他方の支持部18とを圧縮機ユニット14に対して互いの反対側に形成される。
この構成によれば、圧縮機ユニット14が圧縮機105と配管11とを備え、圧縮機ユニット14の全体が隙間を有する広い範囲である。これに対し、2か所の支持部18が圧縮機ユニット14に対して互いの反対側に形成されるので、圧縮機ユニット14に隙間が存在しても2か所の支持部18が圧縮機ユニット14の略全体を取り囲むように支持できる。
実施の形態1によれば、2か所の支持部18の少なくとも一方は、圧縮機105の外周面に張り付く。
この構成によれば、2か所の支持部18の少なくとも一方が圧縮機105の外周面に張り付き、吸音材23が2か所の支持部18によって吊り下げられる。
実施の形態1によれば、圧縮機ユニット14は、吸入マフラー12を備える。吸音材23は、吸入マフラー12を含む圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲む。
この構成によれば、吸音材23が吸入マフラー12を含む圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲むことができ、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
実施の形態1によれば、吸音材23は、圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲む筒状部23aと、筒状部23aから配管11を延出させるスリット23bと、筒状部23aから突出してスリット23bの部分の外側を覆う重ね部23cと、を有する。
この構成によれば、筒状部23aが圧縮機ユニット14を全体にわたって囲める。また、スリット23bから圧縮機105に接続後の配管11が筒状部23aの外側に引き出せる。さらに、重ね部23cがスリット23bの部分の外側を覆い、スリット23bからの音漏れが抑制できる。
実施の形態1によれば、筒状部23aは、吸音材23の一端部を吸音材23の本体部に接合して筒状に形成されている。重ね部23cは、筒状部23aから延出された吸音材23の他端部に一片状に形成されている。
この構成によれば、筒状部23aが圧縮機ユニット14の略全体を囲める。また、重ね部23cが筒状部23aから延出された吸音材23の他端部に一片状に形成されている。このため、吸音材23の形状が単純化でき、吸音材23が容易に作成でき、低コスト化が図れる。
実施の形態1によれば、吸音材23の上面を塞ぐ上面カバー21を備える。
この構成によれば、上面カバー21が吸音材23の上方に放射する音漏れを防止できる。また、上面カバー21が上方から滴下する水の圧縮機ユニット14への浸入を防止できる。
実施の形態1によれば、吸音材23の外側に重ねられる側面カバー22を備える。
この構成によれば、側面カバー22が吸音性を更に向上させる。
実施の形態1によれば、吸音材23は、配管11が圧縮機105に接続された後の状態の圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲む。
この構成によれば、圧縮機105と配管11とを溶接などで接続した後に吸音材23が圧縮機ユニット14を全体にわたって取り付けられる。したがって、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
実施の形態1によれば、吸音材23は、1枚のシートを加工して形成されている。
この構成によれば、吸音材23の形状が単純化でき、吸音材23が容易に作成でき、低コスト化が図れる。
実施の形態1によれば、空気調和装置100の室外機101は、上記の圧縮機ユニット14を備える。
この構成によれば、圧縮機ユニット14を備える空気調和装置100の室外機101では、たとえば圧縮機105と配管11とを溶接した後に吸音材23が圧縮機ユニット14の全体にわたって取り付けられる。したがって、吸音材23が圧縮機105及び配管11を備える圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲むことができ、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
実施の形態1によれば、空気調和装置100は、上記の空気調和装置100の室外機101を備える。
この構成によれば、空気調和装置100の室外機101を備える空気調和装置100では、たとえば圧縮機105と配管11とを溶接した後に吸音材23が圧縮機ユニット14の全体にわたって取り付けられる。したがって、吸音材23が圧縮機105及び配管11を備える圧縮機ユニット14の側面部の周囲にわたって取り囲むことができ、圧縮機ユニット14が効率良く組立てられて作業性が向上できる。
1 筐体、2 天面パネル、3 ベース、4 正面パネル、4a 開口部、5 ファンガード、6 左側面パネル、7 右側面パネル、8 送風機室、9 機械室、10 セパレータ、11、11a、11b、11c 配管、12 吸入マフラー、13 電気品箱、14 圧縮機ユニット、15 送風ファン、16 屈曲部、17a、17b 上下方向延出部、18 支持部、20 防音構造体、21 上面カバー、22 側面カバー、23 吸音材、23a 筒状部、23b スリット、23c 重ね部、23d 引っ掛け部、23e 開口部、100 空気調和装置、101 室外機、102 室内機、103 ガス冷媒配管、104 液冷媒配管、105 圧縮機、106 四方弁、107 室外熱交換器、108 膨張弁、109 室内熱交換器。

Claims (17)

  1. 圧縮機及び前記圧縮機の吸入側と吐出側とにそれぞれ接続された配管を備える圧縮機ユニットであって、
    前記圧縮機ユニットの側面部の周囲にわたって取り囲む吸音材を備え、
    前記吸音材は、前記圧縮機ユニットの少なくとも2か所にてそれぞれ支持される複数の支持部を有し、
    前記複数の支持部の少なくとも1つは、前記吸音材を折り曲げて上縁部を接合された引っ掛け部であり、
    前記配管は、当該圧縮機ユニットの上部に形成された2つの上下方向に延びる部分を繋ぐ屈曲部を有し、
    前記吸音材は、前記引っ掛け部を前記屈曲部に引っ掛けて上部を位置決めされ、前記複数の支持部によって吊り下げられて前記圧縮機の設置面と離間する圧縮機ユニット。
  2. 前記配管は、前記圧縮機の隣にて上下方向に延びる上下方向延出部を有し、
    前記吸音材は、前記圧縮機及び前記上下方向延出部を含む前記圧縮機ユニットの側面部の周囲全体にわたって取り囲む請求項1に記載の圧縮機ユニット。
  3. 前記吸音材は、前記上下方向延出部の下部から前記配管を前記圧縮機ユニットの外側に延出させるスリットを有する請求項2に記載の圧縮機ユニット。
  4. 前記吸音材は、前記スリットの部分の外側を覆う重ね部を有する請求項3に記載の圧縮機ユニット。
  5. 前記屈曲部は、前記圧縮機の上面よりも高く位置する請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  6. 前記引っ掛け部は、開口部を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  7. 前記複数の支持部は、一方の前記支持部と少なくとも他方の前記支持部とを前記圧縮機ユニットに対して互いの反対側に形成される請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  8. 前記複数の支持部の少なくとも一方は、前記圧縮機の外周面に張り付く請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  9. 吸入マフラーを備え、
    前記吸音材は、前記吸入マフラーを含む前記圧縮機ユニットの側面部の周囲にわたって取り囲む請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  10. 前記吸音材は、前記圧縮機ユニットの側面部の周囲にわたって取り囲む筒状部と、前記筒状部から前記配管を延出させるスリットと、前記筒状部から突出して前記スリットの部分の外側を覆う重ね部と、を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  11. 前記筒状部は、前記吸音材の一端部を前記吸音材の本体部に接合して筒状に形成され、
    前記重ね部は、前記筒状部から延出された前記吸音材の他端部に一片状に形成される請求項10に記載の圧縮機ユニット。
  12. 前記吸音材の上面を塞ぐ上面カバーを備える請求項1〜11のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  13. 前記吸音材の外側に重ねられる側面カバーを備える請求項1〜12のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  14. 前記吸音材は、前記配管が前記圧縮機に接続された後の状態の前記圧縮機ユニットの側面部の周囲にわたって取り囲む請求項1〜13のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  15. 前記吸音材は、1枚のシートを加工して形成される請求項1〜14のいずれか1項に記載の圧縮機ユニット。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の圧縮機ユニットを備える空気調和装置の室外機。
  17. 請求項16に記載の空気調和装置の室外機を備える空気調和装置。
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