JP7282263B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP7282263B2
JP7282263B2 JP2022516580A JP2022516580A JP7282263B2 JP 7282263 B2 JP7282263 B2 JP 7282263B2 JP 2022516580 A JP2022516580 A JP 2022516580A JP 2022516580 A JP2022516580 A JP 2022516580A JP 7282263 B2 JP7282263 B2 JP 7282263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
compressor
sound absorbing
slit
sound insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022516580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021214942A5 (ja
JPWO2021214942A1 (ja
Inventor
健太郎 長岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021214942A1 publication Critical patent/JPWO2021214942A1/ja
Publication of JPWO2021214942A5 publication Critical patent/JPWO2021214942A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7282263B2 publication Critical patent/JP7282263B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/08Compressors specially adapted for separate outdoor units
    • F24F1/12Vibration or noise prevention thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

本開示は、圧縮機を備える空気調和機の室外機に関する。
従来、冷媒を圧縮する圧縮機を備える空気調和機の室外機が知られている。概して、圧縮機は、冷媒を圧縮する構造上、音が発生する。そこで、圧縮機の側面が防音材で覆われることによって、圧縮機から発生する音を抑制する技術が提案されている。特許文献1には、圧縮機の側面の形状に沿って巻き付けられる防音材が開示されている。特許文献1の防音材は、二層化されており、内側は圧縮機から発生する音を減衰させる吸音材であり、外側は吸音材によって吸収された音を遮断する遮音材である。また、吸音材の巻き始めと巻き終わりとは、突き合わされているか又は重ね合わされている。そして、遮音材の巻き終わりには面ファスナが設けられており、遮音材同士が着脱自在に固定されている。なお、特許文献1には、面ファスナが遮音材の3か所に設けられていることが好ましいことが記載されている。
特開2009-156141号公報
しかしながら、特許文献1に開示された防音材は、遮音材の巻き終わりの一部が面ファスナによって固定されている。このため、圧縮機の側面に防音材が巻き付けられる際、防音材の剛性によって、面ファスナによって固定された部分を起点として隙間が広がろうとする力が働く。これにより、面ファスナが設けられていない部分の隙間が広がって、音が漏れて騒音が発生するおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、騒音が発生することを抑制する空気調和機の室外機を提供するものである。
本開示に係る空気調和機の室外機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機の外側に設けられ、圧縮機から発生する音を抑制する防音材と、を備え、防音材は、圧縮機の側面において巻き始めと巻き終わりとが突き合わせられた状態又は重なった状態で巻き付けられ、圧縮機から発生する音を減衰させる吸音材と、吸音材の外側において巻き始めと巻き終わりとが重なった状態で且つ巻き終わりが吸音材の巻き終わりよりも長く巻き付けられ、吸音材によって吸収された音を遮断する遮音材と、遮音材が巻き終わる位置において遮音材の上端部から下端部にかけて設けられ、遮音材同士を着脱自在に固定する面ファスナと、を有し、吸音材には、圧縮機に接続される配線が挿入される吸音スリットが形成され、遮音材には、吸音スリットに対応する位置に配線が挿入される遮音スリットが形成されており、遮音材の巻き終わりは、吸音スリット及び遮音スリットを覆う位置まで延びている
本開示によれば、面ファスナが、遮音材が巻き終わる位置において遮音材の上端部から下端部にかけて設けられている。このため、遮音材同士の間に隙間が発生しない。従って、隙間から音が漏れて騒音が発生することを抑制することができる。
実施の形態1に係る空気調和機を示す回路図である。 実施の形態1に係る室外機を示す正面図である。 実施の形態1に係る室外機を示す上面図である。 実施の形態1に係る圧縮機及び防音材を示す斜視図である。 実施の形態1に係る圧縮機及び防音材を示す上面図である。 実施の形態1に係る防音材を示す正面図である。 実施の形態2に係る圧縮機及び防音材を示す斜視図である。 実施の形態2に係る圧縮機及び防音材を示す上面図である。 実施の形態3に係る圧縮機及び防音材を示す上面図である。
以下、本開示の空気調和機の室外機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、本開示の理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは本開示を説明するためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1は、室内空間の空気を調整する装置であり、室外機2と、室外機2と冷媒配管5によって接続される室内機3とを備えている。室外機2には、圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9及び膨張部10が設けられている。室内機3には、室内熱交換器11及び室内送風機12が設けられている。
圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び室内熱交換器11が冷媒配管5により接続されて、作動ガスである冷媒が流れる冷媒回路4が構成されている。圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置7は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。
室外送風機9は、室外熱交換器8に室外空気を送る機器である。膨張部10は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部10は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。室内熱交換器11は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。室内熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機12は、室内熱交換器11に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和機1の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
図2は、実施の形態1に係る室外機2を示す正面図であり、図3は、実施の形態1に係る室外機2を示す上面図である。図3では、天面パネル26が省略されている。次に、室外機2について詳細に説明する。図2及び図3に示すように、室外機2は、筐体20と、内部構成部材29とを有している。
(筐体20)
筐体20は、脚部21、底面パネル22、前面パネル23、側面パネル24、背面パネル25、天面パネル26及びファンガード27を有している。脚部21は、室外機2が据え付けられる地面に設けられ、底面パネル22を支持する部材であり、例えば2個設けられている。底面パネル22は、脚部21の上部に設けられ、内部構成部材29等を支持する板金である。前面パネル23は、底面パネル22に載置され、内部構成部材29の前面及び一側面を覆う断面L字状の板金である。前面パネル23における内部構成部材29の前面側には、空気が吹き出される筐体開口部23aが形成されている。
側面パネル24は、底面パネル22に載置され、内部構成部材29の他側面を覆う板金である。背面パネル25は、底面パネル22に載置され、内部構成部材29の背面の一部を覆う板金である。天面パネル26は、前面パネル23、側面パネル24及び背面パネル25の上端部に載置され、内部構成部材29の上面を覆う板金である。ファンガード27は、前面パネル23に形成された筐体開口部23aを塞ぐように設けられた格子状の部材であり、室外機2の内部に異物が侵入することを抑制する。
(内部構成部材29)
次に、内部構成部材29について説明する。図2及び図3に示すように、内部構成部材29は、圧縮機6と、室外熱交換器8と、室外送風機9と、仕切板28とを有している。
圧縮機6は、底面パネル22に載置されている。室外熱交換器8は、例えば断面L字状をなしており、底面パネル22に載置されて内部構成部材29の他側面側である室外機2の他側面及び背面の一部を構成する。室外送風機9は、前面パネル23と室外熱交換器8との間に設けられ、室外機2の背面から吸いこんだ空気を室外熱交換器8に送る風路を形成する。なお、室外送風機9には、室外送風機9を回転駆動するモータ(図示せず)が設けられている。仕切板28は、室外機2の内部において筐体20の奥行方向に延びた板金であり、底面パネル22から上方に延在する。仕切板28は、室外機2内部を送風室20aと機械室20bとに区画する。ここで、送風室20aには、室外熱交換器8及び室外送風機9が設けられ、機械室20bには、圧縮機6が設けられている。
(防音材30)
図4は、実施の形態1に係る圧縮機6及び防音材30を示す斜視図である。次に、圧縮機6及び防音材30について説明する。図4に示すように、圧縮機6は、防音材30によって覆われている。概して、圧縮機6は、冷媒を圧縮する構造上、音が発生する。防音材30は、圧縮機6の外側に沿って設けられ、圧縮機6から発生する音を抑制するものである。防音材30は、吸音材40と、遮音材50と、面ファスナ60とを有している。本実施の形態1では、圧縮機6の周囲に、圧縮機6に接続される配線100(図7参照)がない場合について例示しているが、配線100は、防音材30の上部又は下部から取り廻されるように構成されてもよい。
(吸音材40)
図5は、実施の形態1に係る圧縮機6及び防音材30を示す上面図である。吸音材40は、圧縮機6から発生する音を減衰させるものであり、例えばフェルトである。図4及び図5に示すように、吸音材40は、圧縮機6の側面において巻き始め40aと巻き終わり40bとが重なった状態で巻き付けられている。なお、本実施の形態1では、吸音材40の巻き始め40a及び巻き終わり40bが、圧縮機6における前面パネル23側に位置している場合について例示しているが、巻き始め40a及び巻き終わり40bの位置はいずれの位置でもよい。また、吸音材40は、圧縮機6の側面において巻き始め40aと巻き終わり40bとが突き合わせられた状態で巻き付けられていてもよい。
(遮音材50)
遮音材50は、吸音材40によって吸収された音を遮断するものであり、シート状をなしている。図4及び図5に示すように、遮音材50は、吸音材40の外側において巻き始め50aと巻き終わり50bとが重なった状態で巻き付けられている。遮音材50の巻き始め50aは、吸音材40の巻き始め40aと同じ位置である。また、遮音材50の巻き終わり50bは、吸音材40の巻き終わり40bよりも長く巻き付けられている。即ち、本実施の形態1では、遮音材50の長さは、吸音材40の長さよりも長い。なお、遮音材50の巻き終わり50bが吸音材40の巻き終わり40bよりも長く巻き付けられていれば、遮音材50の長さは、吸音材40の長さよりも短くてもよい。なお、本実施の形態1では、遮音材50の巻き始め50a及び巻き終わり50bが、圧縮機6における前面パネル23側に位置している場合について例示しているが、巻き始め50a及び巻き終わり50bの位置はいずれの位置でもよい。
(面ファスナ60)
図6は、実施の形態1に係る防音材30を示す正面図である。面ファスナ60は、部材と部材とを面状に着脱自在に固定するものである。図4~図6に示すように、面ファスナ60は、遮音材50が巻き終わる位置において遮音材50の上端部50cから下端部50dにかけて上下方向に延びるように設けられている。具体的には、面ファスナ60は、遮音材50の巻き始め50aから巻き終わり50bまでの途中の位置と、遮音材50の巻き終わり50bとを着脱自在に固定する。このように、面ファスナ60は、遮音材50同士を着脱自在に固定する。
次に、圧縮機6から発生する音を抑制する作用について説明する。圧縮機6から、圧縮機6の径方向に向かって進行する音、即ち音エネルギは、圧縮機6の側面に巻き付けられた吸音材40によって減衰する。吸音材40によって減衰した音エネルギは、吸音材40の外側に巻き付けられた遮音材50によって跳ね返る。このように、圧縮機6の径方向に向かって進行する音エネルギは、防音材30の外部に出る前に、吸音材40によって構成された吸音層と遮音材50によって構成された遮音層とを確実に通過する。このため、減衰されずに漏れ出る音を低減させることができる。従って、高い防音効果を得ることができる。
更に、本実施の形態1によれば、面ファスナ60が、遮音材50が巻き終わる位置において遮音材50の上端部50cから下端部50dにかけて設けられている。このため、遮音材50同士の間に隙間が発生しない。従って、遮音材50によって跳ね返った音エネルギが、隙間から漏れて騒音が発生することを抑制することができる。
なお、防音材30は、圧縮機6の上方を覆う蓋部(図示せず)を有していてもよい。これにより、圧縮機6から発生する音のうち、上方に向かって進行する音が漏れることを抑制することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る圧縮機6及び防音材130を示す斜視図である。本実施の形態2は、防音材130が補助面ファスナ170を有しており、吸音材140及び遮音材150にそれぞれ吸音スリット141及び遮音スリット151が形成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、吸音材140には吸音スリット141が形成され、遮音材150には遮音スリット151が形成されている。吸音スリット141は、配線100が挿入される切れ目であり、吸音材140の上端部から下方に向かって切り欠かれている。吸音スリット141は、吸音材140において、圧縮機6における前面パネル23側に形成されている。遮音スリット151は、配線100が挿入される切れ目であり、遮音材150の上端部から下方に向かって切り欠かれている。遮音スリット151は、遮音材150において、吸音スリット141に対応する位置に形成されている。即ち、遮音スリット151は、圧縮機6における前面パネル23側に形成されている。
本実施の形態2では、配線100が圧縮機6における前面パネル23側から取り廻される場合について例示する。配線100は、吸音スリット141及び遮音スリット151に挿入されることによって、圧縮機6における前面パネル23側から取り廻される。
遮音材150の巻き終わり50bは、吸音スリット141及び遮音スリット151を覆う位置まで延びている。図7に示すように、配線100は、吸音スリット141及び遮音スリット151に挿入され、その後、遮音材150の巻き終わり50bから外部に露出している。即ち、配線100は、面ファスナ60の間を潜り抜けて、外部に露出している。本実施の形態2では、面ファスナ60は、遮音材150の巻き始め50aから巻き終わり50bまでの途中のうち遮音スリット151よりも巻き終わり50b側の位置と、遮音材150の巻き終わり50bとを着脱自在に固定する。
(補助面ファスナ170)
図8は、実施の形態2に係る圧縮機6及び防音材130を示す上面図である。補助面ファスナ170は、部材と部材とを面状に着脱自在に固定するものである。図7及び図8に示すように、補助面ファスナ170は、吸音材140の巻き始め40aの位置において吸音材140の上端部140cから下端部140dにかけて上下方向に延びるように設けられている。具体的には、補助面ファスナ170は、遮音材150の巻き始め50aと吸音材140の巻き終わり40bとを着脱自在に固定する。このように、補助面ファスナ170は、吸音材140と遮音材150とを着脱自在に固定する。なお、補助面ファスナ170は、遮音材150の巻き始め50aと、吸音材140の巻き途中とを着脱自在に固定してもよい。補助面ファスナ170は、吸音材140を潰しつつ遮音材150に縫い付け等によって取り付けられてもよい。
本実施の形態2によれば、防音材130が、補助面ファスナ170を有している。このため、面ファスナ60のみでは防音材130が長く巻き付け難い場合又は防音材130の形が崩れ易い場合に、補助面ファスナ170が綴じられることによって、防音材130を巻き付ける作業性が向上する。面ファスナ60よりも事前に補助面ファスナ170が綴じられていれば、防音材130が巻き付けられた状態が保たれたまま、配線作業を実施することができる。
従来、配線100がスリットから取り出される場合、配線100がスリットを押し広げて隙間が生じ、音が漏れてしまう。これに対し、本実施の形態2の遮音材150は、遮音材150が吸音材140の外側に巻き付けられた際に、配線100が挿入される吸音スリット141及び遮音スリット151を覆う長さである。このため、配線100が吸音スリット141及び遮音スリット151から引き出されて吸音スリット141及び遮音スリット151の外側端部が広げられて仮に隙間が生じても、遮音材150は隙間を覆う。従って、圧縮機6から発生した音のほとんどが外部に漏れることなく反射されるため、騒音を低減することができる。このように、防音材130は、圧縮機6の前面パネル23側から配線100が取り廻される場合に、隙間を覆って音が漏れることを抑制することができる。
なお、実施の形態1と同様に、防音材130は、圧縮機6の上方を覆う蓋部を有していてもよい。これにより、圧縮機6から発生する音のうち、上方に向かって進行する音が漏れることを抑制することができる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3に係る圧縮機6及び防音材230を示す上面図である。本実施の形態3は、吸音材240の長さが、実施の形態2と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明する。
図9に示すように、吸音材240の巻き終わり40bは、吸音スリット141及び遮音スリット151を覆う位置まで延びている。これにより、吸音材240の素材の反発力によって、吸音スリット141及び遮音スリット151の外側端部が配線100によって押し広げられようとしても、生じる隙間を小さくすることができる。また、吸音材240が吸音スリット141及び遮音スリット151を覆っているため、吸音スリット141及び遮音スリット151から漏れた音エネルギを吸収することができる。このため、本実施の形態3は、実施の形態2よりも更に騒音を低減することができる。
なお、遮音材250は音エネルギの通り道を限定する機能を有する。そして、音エネルギは、吸音材240から抜け出る距離が長いほど、遮音材250による反射及び吸音材240による吸収が多くなってより減衰する。このため、遮音材250及び吸音材240は、長ければ長いほど、騒音の低減の効果を奏する。
なお、実施の形態1と同様に、防音材230は、圧縮機6の上方を覆う蓋部を有していてもよい。これにより、圧縮機6から発生する音のうち、上方に向かって進行する音が漏れることを抑制することができる。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒回路、5 冷媒配管、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 室内熱交換器、12 室内送風機、20 筐体、20a 送風室、20b 機械室、21 脚部、22 底面パネル、23 前面パネル、23a 筐体開口部、24 側面パネル、25 背面パネル、26 天面パネル、27 ファンガード、28 仕切板、29 内部構成部材、30 防音材、40 吸音材、40a 巻き始め、40b 巻き終わり、50 遮音材、50a 巻き始め、50b 巻き終わり、50c 上端部、50d 下端部、60 面ファスナ、100 配線、130 防音材、140 吸音材、141 吸音スリット、140c 上端部、140d 下端部、150 遮音材、151 遮音スリット、170 補助面ファスナ、230 防音材、240 吸音材、250 遮音材。

Claims (5)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機の外側に設けられ、前記圧縮機から発生する音を抑制する防音材と、を備え、
    前記防音材は、
    前記圧縮機の側面において巻き始めと巻き終わりとが突き合わせられた状態又は重なった状態で巻き付けられ、前記圧縮機から発生する音を減衰させる吸音材と、
    前記吸音材の外側において巻き始めと巻き終わりとが重なった状態で且つ巻き終わりが前記吸音材の巻き終わりよりも長く巻き付けられ、前記吸音材によって吸収された音を遮断する遮音材と、
    前記遮音材が巻き終わる位置において前記遮音材の上端部から下端部にかけて設けられ、前記遮音材同士を着脱自在に固定する面ファスナと、
    を有し、
    前記吸音材には、前記圧縮機に接続される配線が挿入される吸音スリットが形成され、
    前記遮音材には、前記吸音スリットに対応する位置に前記配線が挿入される遮音スリットが形成されており、
    前記遮音材の巻き終わりは、
    前記吸音スリット及び前記遮音スリットを覆う位置まで延びている
    空気調和機の室外機。
  2. 記防音材は、
    前記吸音材の巻き始めの位置に設けられ、前記吸音材と前記遮音材とを着脱自在に固定する補助面ファスナを更に有する
    請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記補助面ファスナは、
    前記吸音材の上端部から下端部にかけて設けられている
    請求項2記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記吸音材の巻き終わりは、
    前記吸音スリット及び前記遮音スリットを覆う位置まで延びている
    請求項2又は3記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記防音材は、
    前記圧縮機の上方を覆う蓋部を更に有する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
JP2022516580A 2020-04-23 2020-04-23 空気調和機の室外機 Active JP7282263B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/017490 WO2021214942A1 (ja) 2020-04-23 2020-04-23 空気調和機の室外機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021214942A1 JPWO2021214942A1 (ja) 2021-10-28
JPWO2021214942A5 JPWO2021214942A5 (ja) 2022-08-01
JP7282263B2 true JP7282263B2 (ja) 2023-05-26

Family

ID=78270582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022516580A Active JP7282263B2 (ja) 2020-04-23 2020-04-23 空気調和機の室外機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7282263B2 (ja)
WO (1) WO2021214942A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242142A (ja) 2005-03-07 2006-09-14 Daikin Ind Ltd 圧縮機用防音カバー
JP2009156141A (ja) 2007-12-26 2009-07-16 Bridgestone Kbg Co Ltd 防音材
JP5183818B1 (ja) 2012-07-27 2013-04-17 Jx日鉱日石金属株式会社 インジウム製スパッタリングターゲット部材及びその製造方法
WO2018131332A1 (ja) 2017-01-10 2018-07-19 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 圧縮機ユニット及びこれを備えた室外機
JP7103141B2 (ja) 2018-10-11 2022-07-20 日本精工株式会社 鉄道車両用台車の異常検出システム及び異常検出方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183818U (ja) * 1974-12-27 1976-07-06
JP3300719B2 (ja) * 1993-09-30 2002-07-08 三菱重工業株式会社 圧縮機の遮音装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242142A (ja) 2005-03-07 2006-09-14 Daikin Ind Ltd 圧縮機用防音カバー
JP2009156141A (ja) 2007-12-26 2009-07-16 Bridgestone Kbg Co Ltd 防音材
JP5183818B1 (ja) 2012-07-27 2013-04-17 Jx日鉱日石金属株式会社 インジウム製スパッタリングターゲット部材及びその製造方法
WO2018131332A1 (ja) 2017-01-10 2018-07-19 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 圧縮機ユニット及びこれを備えた室外機
JP7103141B2 (ja) 2018-10-11 2022-07-20 日本精工株式会社 鉄道車両用台車の異常検出システム及び異常検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021214942A1 (ja) 2021-10-28
JPWO2021214942A1 (ja) 2021-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3112894B2 (ja) エアコン室外機の騒音低減装置
JP2007147247A (ja) 閉鎖弁取付構造、及びこれを備える空気調和装置の室外ユニット
JP2009014228A (ja) 冷凍装置
JP2013053771A (ja) 室外機
JP2013068386A (ja) 室外機
JP7282263B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2017198388A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP3719233B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2013088003A (ja) 室外機
JP2013053827A (ja) 室外機
CN111247379B (zh) 制冷循环装置用单元、制冷循环装置及电气设备
JP6925534B2 (ja) 防音部材及び空気調和機の室外機
JP2013072559A (ja) 室外機
JP6890723B2 (ja) 圧縮機ユニット、空気調和装置の室外機及び空気調和装置
JP5505342B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2013104608A (ja) 室外機
JP2013087999A (ja) 室外機
JP2010038460A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
KR102396084B1 (ko) 이동형 공기조화기
JP2017156038A (ja) 防音カバー及びそれを備えた室外ユニット
JP6745910B2 (ja) 空気調和機の室外機及び空気調和機の室外機の組立方法
JP3182785B2 (ja) 空気調和機
KR200154185Y1 (ko) 공기조화기의 소음방지장치
KR102490582B1 (ko) 방음장치
CN220135599U (zh) 空调装置的室外机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7282263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150