JP2017198388A - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】縦に積層配置させやすく、且つ、風量を増大させることが可能な冷凍装置の室外ユニットを提供する。【解決手段】空気調和装置1の室外ユニット2は、室外ファン15と、ベルマウス72と、これらを収容しており上端縁部が平坦形状であるケーシング40と、ディフューザ面91、96と、を備えており、ディフューザ面91、96は、ケーシング40の上端縁部よりも下方でベルマウス72の上端よりも上方であって平面視におけるベルマウス72の上端よりも外側に設けられており、上方に向かうほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜している。【選択図】図7

Description

本発明は、冷凍装置の室外ユニットに関する。
従来より、空気を上方に吹き出すように設けられたファンと、当該ファンを内部に収容するケーシングと、を備えた上吹きタイプの室外ユニットが提案されている。
例えば、特許文献1に記載の上吹きタイプの室外ユニットでは、ファンを収容しているケーシングの上端部は、平坦であり、略同一平面に位置するように構成されている。
このため、例えば、倉庫に複数の室外ユニットを保管する場合等において、室外ユニットの上にさらに一台または複数台の室外ユニットを縦に積層して配置することが容易であり、積層配置を安定させることも可能になる。
ここで、上記特許文献1に記載の上吹きタイプの室外ユニットでは、ベルマウスの出口側には、側板で囲われた平面視が略長方形の大きな流路が続く構造となっている。この構造によれば、ベルマウスを通過した直後に、流路面積が急激に拡大することになる。
ところが、このように流路面積が急拡大する部分においては、拡大している部分の側方において空気渦が生じてしまい、空気流れを良好にすることができず、室外ユニットにおける風量を十分に増大させることができないおそれがある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、縦に積層配置させやすく、且つ、風量を増大させることが可能な冷凍装置の室外ユニットを提供することにある。
第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、ファンと、ベルマウスと、ケーシングと、ディフューザ面と、を備えている。ベルマウスは、ファンの周囲を覆っている。ケーシングは、空気流れが上方に向かうようにファンおよびベルマウスを内部に収容している。ケーシングは、上端縁部が平坦形状である。ディフューザ面は、ケーシングの上端縁部よりも下方でベルマウスの上端よりも上方であって平面視におけるベルマウスの上端よりも外側に設けられている。ディフューザ面は、上方に向かうほどファンの回転軸から離れるように傾斜している。
なお、ディフューザ面は、ケーシングの上端縁部よりも下方でベルマウスの上端よりも上方であって平面視におけるベルマウスの上端よりも外側に設けられており、上方に向かうほどファンの回転軸から離れるように傾斜しているものであれば特に限定されず、傾斜角度の異なる複数の面がつらなるようにして構成されていてもよいし、曲面であってもよい。また、ディフューザ面は、ケーシングの上端縁部よりも下方でベルマウスの上端よりも上方であって平面視におけるベルマウスの上端よりも外側において、上方に向かうほどファンの回転軸から離れるように傾斜した面が、ファンの回転軸が延びる方向において連続的に広がるように設けられる必要は無い。例えば、ファンの回転軸から離れるように傾斜した面が複数存在し、これらがファンの回転軸が延びる方向において互いに離れて配置される等のように、ディフューザ面は複数設けられていてもよい。
この冷凍装置の室外ユニットでは、ケーシングの上端縁部の平坦形状箇所を、複数の室外ユニットを縦に積載させる際の載置箇所として用いることができる。このため、複数の室外ユニットを縦に積載して安定的に配置することができ、保管場所の確保が容易になる。また、この室外ユニットは、ケーシングの上端縁部よりも下方でベルマウスの上端よりも上方であって平面視におけるベルマウスの上端よりも外側にディフューザ面が設けられている。このため、ベルマウスによって形成される流路を通過した空気流れは、ケーシングの出口によって形成されるより大きな流路を通過する前の段階で、通過面積がなだらかに拡大するディフューザ面によって形成された流路を流れる。このため、ベルマウスを通過した直後に、空気流れの通過面積が急激に拡大することを防いで、ベルマウスの通過直後に空気渦が生じてしまうことを抑制し、空気流れを良好にすることが可能になる。これにより、縦に積層配置させやすいだけでなく、風量を増大させることも可能になる。
第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットであって、ディフューザ面は、ケーシングの上端縁部まで広がっている。
この冷凍装置の室外ユニットでは、ディフューザ面は、ケーシングの上端縁部まで外側に広がるように設けられている。このため、平面視においてケーシングの側面周辺までディフューザ面を広く確保することが可能になり、より風量を増大させることが可能になる。
なお、例えば、ケーシングの上端出口に網(例えば、金網)を設けている場合には、当該網に空気流れが当たる際の圧力損失を低減させる効果が得られる。
第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットであって、ケーシングは、ベルマウスの側方を覆う側面を有している。側面とディフューザ面とは、一体形成されている。
この冷凍装置の室外ユニットでは、側面とディフューザ面とが一体形成されているため、両者を螺子によって固定する必要が無く(螺子を省略できる点で部品点数を削減でき)、取り付け作業を容易にすることができると共に、螺子を用いないことで意匠性を向上させることが可能になる。
第4観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットであって、ケーシングは、ベルマウスの側方を覆う側面を有している。側面を有する部材とディフューザ面を有する部材とは、別部材である。側面を有する部材とディフューザ面を有する部材とは、鉛直方向に延びる螺子によってケーシングの上方部分で固定されている。
この冷凍装置の室外ユニットでは、側面を有する部材とディフューザ面を有する部材とが別部材であるが、側面を有する部材とディフューザ面を有する部材とが鉛直方向に延びる螺子によってケーシングの上方部分で固定されている。このため、ケーシングの側方からは螺子が見えにくい構造とすることができ、ケーシングの側方からの外観をすっきりさせることが可能になる。
第5観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1観点または第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットであって、ケーシングは、ベルマウスの側方を覆う複数の側面を有している。複数の側面のうちの少なくとも1つは、ベルマウスの上端縁部との隙間が小さくなるようにベルマウス側に向けて凹んだ形状を有している。
この冷凍装置の室外ユニットでは、ベルマウス側に向けて凹んだ形状を有している側面が設けられている。このため、ベルマウス側に向けて凹んだ形状の部分においてベルマウス通過後の流路の急拡大を抑制することができ、ベルマウス通過後における空気渦の発生を抑制させることが可能になる。
第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1観点から第5観点のいずれかに係る冷凍装置の室外ユニットであって、連絡面をさらに備えている。連絡面は、ディフューザ面の下端から鉛直方向下方に向けてベルマウスの上端縁部まで延びている。
なお、ベルマウスの上端縁部まで延びるとは、ベルマウスの下流側の流路形成部分と重なる程度に延びていることが好ましく、ベルマウスの上端縁部に接している必要は無い。また、連絡面は、ディフューザ面の下端全体から下方に延びている必要は無く、ディフューザ面の下端の一部から下方に延びていてもよい。
この冷凍装置の室外ユニットでは、ベルマウスを通過した後の空気流れを、ディフューザ面にまで送る前の段階で、鉛直方向に延びた連絡面によって形成された流路部分において鉛直方向に向けて導くことが可能になる。これにより、空気の流路において鉛直方向に向けて流す部分を確保することが可能になるため、風量をより増大させることが可能になる。
第7観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1観点から第6観点のいずれかに係る冷凍装置の室外ユニットであって、ディフューザ面は、平面である。
この冷凍装置の室外ユニットでは、ディフューザ面が平面であるため、製造時の加工が容易になる。
第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、縦に積層配置させやすいだけでなく、風量を増大させることも可能になる。
第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、平面視においてケーシングの側面周辺までディフューザ面を広く確保することが可能になり、より風量を増大させることが可能になる。
第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、螺子による固定作業が不要であり、意匠性を向上させることが可能になる。
第4観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、ケーシングの側方からの外観をすっきりさせることが可能になる。
第5観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、ベルマウス側に向けて凹んだ形状の部分においてベルマウス通過後の流路の急拡大を抑制することができ、ベルマウス通過後における空気渦の発生を抑制させることが可能になる。
第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、空気の流路において鉛直方向に向けて流す部分を確保することが可能になるため、風量をより増大させることが可能になる。
第7観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、製造時の加工が容易になる。
本発明の一実施形態に係る室外ユニットが採用された空気調和装置の概略構成図である。 室外ユニットの外観斜視図である。 室外ユニットのケーシング、室外熱交換器およびファンモジュールの分解斜視図である。 室外熱交換器と室外ファンとケーシングとの位置関係を示す平面図である。 ケーシングの上方部分と右側ディフューザ面と左側ディフューザ面と左側鉛直曲面とファンモジュールを右上方から見た外観概略斜視図(吹出グリルを除いた状態)である。 ケーシングの上方部分と右側ディフューザ面と右側鉛直曲面と左側ディフューザ面と左側鉛直曲面とファンモジュールを上方から見た外観概略平面図(吹出グリルを除いた状態)である。 ケーシングの上方近傍と右側ディフューザ面と右側鉛直曲面と左側ディフューザ面と左側鉛直曲面とファンモジュールを右斜め前方から見た外観概略斜視図(吹出グリルおよび前側送風側板を除いた状態)である。 ケーシングの上方近傍と左側ディフューザ面と左側鉛直曲面とファンモジュールを右斜め前方から見た外観概略斜視図(吹出グリル、前側送風側板、後側送風側板、右側側面、右側載置面を除いた状態)である。 右側送風側板の概略外観斜視図である。 室外ファンの回転軸を含む前後断面における配置関係を示す図である。 室外ファンの回転軸を含む左右断面における配置関係を示す図である。 変形例Aに係る右側ディフューザ面と右側側面が別体の例を示す斜視図である。 変形例Bに係る室外ユニットの平面図である。 変形例Bに係る共通送風側板の室外ファンの回転軸側から見た図である。
以下、冷凍装置の室外ユニットの実施形態およびその変形例について、図面に基づいて説明する。なお、冷凍装置の室外ユニットの具体的な構成は、下記の実施形態およびその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置の構成
図1は、一実施形態に係る室外ユニット2が採用された空気調和装置1の概略構成図である。
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房や暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット3a、3bとが接続されることによって構成されている。ここで、室外ユニット2と室内ユニット3a、3bとは、液冷媒連絡管4およびガス冷媒連絡管5を介して接続されている。すなわち、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路6は、室外ユニット2と、室内ユニット3a、3bとが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
室外ユニット2は、室外(建物の屋上や建物の壁面近傍等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。室外ユニット2は、主として、アキュムレータ7、圧縮機8と、油分離器9と、四路切換弁10と、室外熱交換器11と、室外膨張弁12と、液側閉鎖弁13と、ガス側閉鎖弁14と、室外ファン15と、を有している。各機器および弁間は、冷媒管16〜24によって接続されている。
室内ユニット3a、3bは、室内(居室や天井裏空間等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。室内ユニット3aは、主として、室内膨張弁31aと、室内熱交換器32aと、室内ファン33aと、を有している。室内ユニット3bは、主として、室内膨張弁31bと、室内熱交換器32bと、室内ファン33bと、を有している。
冷媒連絡管4、5は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。液冷媒連絡管4の一端は、室外ユニット2の液側閉鎖弁13に接続され、液冷媒連絡管4の他端は、室内ユニット3a、3bの室内膨張弁31a、31bの液側端に接続されている。ガス冷媒連絡管5の一端は、室外ユニット2のガス側閉鎖弁14に接続され、ガス冷媒連絡管5の他端は、室内ユニット3a、3bの室内熱交換器32a、32bのガス側端に接続されている。
(2)室外ユニットの全体構成
図2は、室外ユニット2の外観斜視図である。図3は、室外ユニット2のケーシング40、室外熱交換器11およびファンモジュール71の分解斜視図である。
なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される室外ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
室外ユニット2は、下方からケーシング40内に空気を取り込んで上方からケーシング40外に空気を吹き出す上吹き型構造と呼ばれるものである。室外ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、右側ディフューザ面91、右側鉛直曲面92、左側ディフューザ面96、左側鉛直曲面97と、ファンモジュール71と、吹出グリル73と、冷媒回路6の一部を構成する冷媒回路構成部品と、を有している。この室外ユニット2が有する冷媒回路構成部品としては、圧縮機8、室外熱交換器11、アキュムレータ7、油分離器9、四路切換弁10、室外膨張弁12、液側閉鎖弁13、ガス側閉鎖弁14、および、冷媒管16〜24等がある。
ケーシング40は、主として、左右方向に延びる一対の据付脚41上に架け渡される底フレーム51と、底フレーム51の角部から鉛直方向に延びる支柱61と、前面パネル65と、前側送風側板80と、後側送風側板85と、右側側面93と、右側載置面94と、左側側面98と、左側載置面99と、を有している。前側送風側板80は、ファンモジュール71の前側を覆っている。後側送風側板85は、ファンモジュール71の後側を覆っている。右側側面93は、ファンモジュール71の右側を覆っている。右側載置面94は、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、右側側面93の上端縁部から内側(左側)に向けて水平に広がった面である。左側側面98は、ファンモジュール71の左側を覆っている。左側載置面99は、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、左側側面98の上端縁部から内側(右側)に向けて水平に広がった面である。
底フレーム51は、ケーシング40の底面を形成しており、底フレーム51上には、室外熱交換器11が設けられている。なお、本実施形態では、底フレーム51は、左側の第1底フレーム51aと右側の第2底フレーム51bとが合わさることで構成されている。ここで、室外熱交換器11は、ケーシング40の背面および左右両側面に面する平面視略U字形状の熱交換器であり、ケーシング40の背面および左右両側面を実質的に形成している。この室外熱交換器11は、底フレーム51の左側縁部、後側縁部、右側縁部の上に沿うように配置されている。
前面パネル65は、ファンモジュール71の下方において、前面側の支柱61間に架け渡されており、ケーシング40の前面を形成している。
ケーシング40内には、室外ファン15および室外熱交換器11以外の冷媒回路構成部品も収容されている。ここで、圧縮機8は、冷媒を圧縮する機器であり、底フレーム51上に設けられている。また、アキュムレータ7は、圧縮機8に吸入される前の冷媒を一時的に溜める冷媒容器であり、底フレーム51上に設けられている。油分離器9は、圧縮機8から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する機器であり、底フレーム51上に設けられている。
右側ディフューザ面91は、ケーシング40の上端縁部よりも下方でベルマウス72の上端よりも上方であって平面視におけるベルマウス72の上端よりも外側に設けられており、上方に向かうほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜している。具体的には、右側ディフューザ面91は、平面視において、右側載置面94の内側縁部(左側縁部)から内側(ベルマウス72の上端の右側縁部よりやや上方)に向けて斜め下方に広がった平面状の傾斜面である。
右側鉛直曲面92は、右側ディフューザ面91の下端縁部からさらに鉛直下方に向けてベルマウス72の右側の上端近傍まで伸び出した曲面である。
なお、本実施形態では、図9に示すように、右側ディフューザ面91と、右側鉛直曲面92と、右側側面93と、右側載置面94と、は、1つの板金部材である右側送風側板90として構成されている。
左側ディフューザ面96は、右側ディフューザ面91と同様に、ケーシング40の上端縁部よりも下方でベルマウス72の上端よりも上方であって平面視におけるベルマウス72の上端よりも外側に設けられており、上方に向かうほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜している。具体的には、左側ディフューザ面91は、平面視において、左側載置面99の内側縁部(右側縁部)から内側(ベルマウス72の上端の左側縁部よりやや上方)に向けて斜め下方に広がった平面状の傾斜面である。
左側鉛直曲面97は、左側ディフューザ面96の下端縁部からさらに鉛直下方に向けてベルマウス72の左側の上端近傍まで伸び出した曲面である。
なお、本実施形態では、左側ディフューザ面96と、左側鉛直曲面97と、左側側面98と、左側載置面99と、は、1つの板金部材である左側送風側板95として構成されている。
なお、本実施形態では、前側送風側板80と、後側送風側板85と、右側送風側板90と、左側送風側板95と、は、いずれも板金製の別部材として構成されている。
ファンモジュール71は、室外熱交換器11の上側に設けられており、ベルマウス72と、室外ファン15と、を有している。ベルマウス72は、4つの支柱61の上端に取り付けられている。ベルマウス72の下方部分は、底フレーム51と同様に平面視において矩形の形状となっており、ベルマウス72の上方部分は軸方向を鉛直方向とする円筒形状となっている。ベルマウス72の上方部分の円筒形状は、平面視において、下方部分の矩形の形状の内側に位置している。このベルマウス72の上方部分の円筒形状の部分は、室外ファン15を周囲から覆っており、空気流れの流路の一部を構成している。ベルマウス72の下方部分の矩形の形状と上方部分の円筒形状とは、曲面を介してなだらかに繋がっている。室外ファン15は、ベルマウス72のうちの上方部分である円筒形状の内側に、回転軸75の延びる方向が鉛直方向となる姿勢で配置されている(図7参照)。室外ファン15は、図示しないファンモータと接続されており、駆動制御される。
このファンモジュール71は、前側が前側送風側板80によって覆われ、後側が後側送風側板85によって覆われ、右側が右側側面93によって覆われ、左側が左側側面98によって覆われている。これらの前側送風側板80、後側送風側板85、右側側面93および左側側面98は、上面および下面が開口した略直方体形状の箱体を構成しており、ベルマウス72や室外ファン15を内部に収容している。
前側送風側板80、後側送風側板85、右側側面93および左側側面98は、いずれも支柱61に固定されており、ケーシング40における支柱61の上方部分を構成している。また、前側送風側板80、後側送風側板85、右側側面93、左側側面98同士は、前後左右の端部近傍において螺合固定されている。
以上の構造により、前側送風側板80、後側送風側板85、右側ディフューザ面91、右側鉛直曲面92、左側ディフューザ面96、左側鉛直曲面97は、ベルマウス72の上方部分の円筒形状の部分よりも上方(空気流れF(図10、図11参照)の下流側)において、空気流れを上方に導く流路を形成している。
なお、ファンモジュール71の上方部分では、主として、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96によって、補助的に、前側送風側板80の一部である前側傾斜面83と後側送風側板85の一部である後側傾斜面88によって、ディフューザが構成されている。
また、ケーシング40の上方の出口(ディフューザの上方)には、平面上に広がった吹出グリル73が設けられている。吹出グリル73は、特に限定されないが、本実施形態では金属製の金網が用いられている。
(3)室外ユニットのケーシングの上方部分の構造
図4は、室外熱交換器11と室外ファン15とケーシング40との位置関係を示す平面図である。図5は、ケーシング40の上方部分と右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96と左側鉛直曲面97とファンモジュール71を右上方から見た外観概略斜視図(吹出グリル73を除いた状態)である。図6は、ケーシング40の上方近傍と右側ディフューザ面91と右側鉛直曲面92と左側ディフューザ面96と左側鉛直曲面97とファンモジュール71を上方から見た外観概略平面図(吹出グリル73を除いた状態)である。図7は、ケーシング40の上方近傍と右側ディフューザ面91と右側鉛直曲面92と左側ディフューザ面96と左側鉛直曲面97とファンモジュール71を右斜め前方から見た外観概略斜視図(吹出グリル73および前側送風側板80を除いた状態)である。図8は、ケーシング40の上方近傍と左側ディフューザ面96と左側鉛直曲面97とファンモジュール71を右斜め前方から見た外観概略斜視図(吹出グリル73、前側送風側板80、後側送風側板85、右側側面93、右側載置面94を除いた状態)である。図9は、右側送風側板90の概略外観斜視図である。図10は、室外ファン15の回転軸75を含む前後断面における配置関係を示す図である。図11は、室外ファン15の回転軸75を含む左右断面における配置関係を示す図である。
上述のように、ベルマウス72の前後左右は、前側送風側板80、後側送風側板85、右側側面93、左側側面98によって覆われている。
本実施形態においては、前側送風側板80と後側送風側板85とは、前後方向に対象的な形状を有しており、右側送風側板90(右側ディフューザ面91、右側鉛直曲面92、右側側面93、右側載置面94により構成された部材)と左側送風側板95(左側ディフューザ面96、左側鉛直曲面97、左側側面98、左側載置面99により構成された部材)とは、左右方向に対象的な形状を有している。
前側送風側板80は、前側上面部分81と、前側下面部分82と、前側傾斜面83と、前側載置面84と、を有している。前側送風側板80は、1枚の板状部材がプレス加工や折り曲げ加工等されることにより成形されている。前側上面部分81は、図2、図4、図10に示すように、ベルマウス72の上方の円筒形状部分の上端縁部の前側およびその上下近傍を含む前側部分を覆うように、上下左右方向に広がった平面形状の部分である。前側上面部分81の上方は、ケーシング40の上端近傍まで広がっている。なお、前側上面部分81の上端における左右方向の中央近傍は、前側上面部分81の上端における左右方向の両端近傍と比べると、前側傾斜面83の下端部分と連続させるために下方に位置している。前側上面部分81は、前側上面部分81の下端から、ベルマウス72の上方の円筒形状部分の上端縁部の前側よりも上方の部分を介して、さらに上方の前側傾斜面83の下端部分に到るまで、鉛直方向に延びつつ左右に広がった部分を有している。前側下面部分82は、図2、図4、図10に示すように、前側上面部分81の下方に位置しており、ベルマウス72の下方の矩形部分の前側を覆うように、上下左右方向に広がった平面形状の部分である。前側下面部分82の下方は、支柱61の上端まで広がっている。前側載置面84は、図2、図5、図6、図10に示すように、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、法線方向が鉛直方向となるように平坦状に広がった面である。前側載置面84は、ケーシング40の上端縁部の前側を左右方向に延びて縁取るように設けられている。前側載置面84の左右両端部分近傍の後側端部は、前側上面部分81の上端と連続している。なお、前側載置面84の後側端における左右方向の中央近傍は、後側端の左右方向の両端近傍と比べると、前側傾斜面83の上端部分と連続させるために前側に位置している。前側傾斜面83は、図2、図5、図6、図10に示すように、前側載置面84の後側の左右方向における中央部分と、前側上面部分81の上端の左右方向における中央部分と、を繋ぐように設けられており、上方ほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜している。前側傾斜面83は、長手方向が左右方向になるように、ケーシング40の上方開口のうちの前側縁部に沿って設けられている。
後側送風側板85は、後側上面部分86と、後側下面部分87と、後側傾斜面88と、後側載置面89と、を有している。後側送風側板85は、前側送風側板80と前後方向に対象的な形状を有しており、本実施形態では共通の形状の部品を用いている。後側送風側板85も、1枚の板状部材がプレス加工や折り曲げ加工等されることにより成形されている。後側上面部分86は、図4、図10に示すように、ベルマウス72の上方の円筒形状部分の上端縁部の後側およびその上下近傍を含む後側部分を覆うように、上下左右方向に広がった平面形状の部分である。後側上面部分86の上方は、ケーシング40の上端近傍まで広がっている。なお、後側上面部分86の上端における左右方向の中央近傍は、後側上面部分86の上端における左右方向の両端近傍と比べると、前側傾斜面83の下端部分と連続させるために下方に位置している。後側上面部分86は、後側上面部分86の下端から、ベルマウス72の上方の円筒形状部分の上端縁部の後側よりも上方の部分を介して、さらに上方の後側傾斜面88の下端部分に到るまで、鉛直方向に延びつつ左右に広がった部分を有している。後側下面部分87は、図4、図10に示すように、後側上面部分86の下方に位置しており、ベルマウス72の下方の矩形部分の後側を覆うように、上下左右方向に広がった平面形状の部分である。後側下面部分87の下方は、支柱61の上端まで広がっている。後側載置面89は、図2、図5、図6、図10に示すように、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、法線方向が鉛直方向となるように平坦状に広がった面である。後側載置面89は、ケーシング40の上端縁部の後側を左右方向に延びて縁取るように設けられている。後側載置面89の左右両端部分近傍の前側端部は、後側上面部分86の上端と連続している。なお、後側載置面89の前側端における左右方向の中央近傍は、前側端の左右方向の両端近傍と比べると、後側傾斜面88の上端部分と連続させるために後側に位置している。後側傾斜面88は、図5、図6、図7、図10に示すように、後側載置面89の前側の左右方向における中央部分と、後側上面部分86の上端の左右方向における中央部分と、を繋ぐように設けられており、上方ほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜している。後側傾斜面88は、長手方向が左右方向になるように、ケーシング40の上方開口のうちの後側縁部に沿って設けられている。
右側側面93は、図4、図5、図7、図9に示すように、ケーシング40の支柱61や室外熱交換器11の右側部分よりも上方の右側を覆う平面形状の面であり、ベルマウス72の下端から上端よりもやや上方まで広がっている。
右側載置面94は、図5、図6、図7、図9に示すように、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、右側側面93の上端から水平方向内側(水平方向左側)に向けて広がっており、法線方向が鉛直方向となるように平坦状に広がった面である。右側載置面94は、ケーシング40の上端縁部の右側を前後方向に延びて縁取るように設けられている。
左側側面98は、図4、図8に示すように、ケーシング40の支柱61や室外熱交換器11の左側部分よりも上方の左側を覆う平面形状の面であり、ベルマウス72の下端から上端よりもやや上方まで広がっている。
左側載置面99は、図5、図6、図7、図8に示すように、ケーシング40の上端縁部の一部を構成しており、左側側面98の上端から水平方向内側(水平方向右側)に向けて広がっており、法線方向が鉛直方向となるように平坦状に広がった面である。左側載置面99は、ケーシング40の上端縁部の左側を前後方向に延びて縁取るように設けられている。
右側ディフューザ面91は、図5、図6、図7、図9に示すように、右側載置面94の内側(左側)端部から左側に向かうほど下方に延びるように傾斜して設けられた平面状の傾斜面である。この右側ディフューザ面91は、平面視において、ベルマウス72の上端部分の右側縁部と、右側載置面94の左側縁部と、の間を覆うように広がっている。右側ディフューザ面91の下端(左側端部)は、平面視において、ベルマウス72の上端部分の右側縁部に沿うように円弧形状を形成している。また、右側ディフューザ面91の下端(左側端部)は、左側から見た場合に、ベルマウス72の上端部分よりも上方において、中央近傍が上方に向けて膨出した形状を有している。この右側ディフューザ面91は、平面視において、ベルマウス72の上方の円筒形状の右側縁部のうち、当該円筒形状の中心の角度が90度〜150度程度分となる部分を縁取っており、ベルマウス72の上方の円筒形状の右側部分のうち、前側近傍と後側近傍には設けられていない。右側ディフューザ面91の下端は、前側送風側板80の前側傾斜面83の下端や、後側送風側板85の後側傾斜面88の下端よりもさらに下方まで延びている。右側ディフューザ面91は、その大部分が吹出グリル73よりも下方に位置している。
右側鉛直曲面92は、図6、図7、図9に示すように、右側ディフューザ面91の下端(左側端部)の円弧形状部分から鉛直方向下方に向けて延びた曲面である。すなわち、右側鉛直曲面92は、ベルマウス72の上方部分の円筒形状の周面に沿った曲面を構成している。右側鉛直曲面92の下端は、ベルマウス72の上端の円弧部分の右側と左右方向において重なる位置まで下方に延びている。右側鉛直曲面92の下端は、ベルマウス72の上端の円弧部分の右側の縁部との間に数ミリの隙間を生じさせつつ、ベルマウス72の上端の円弧部分の右側の縁部に沿うように延びている。
なお、図9に示すように、右側側面93と、右側載置面94と、右側ディフューザ面91と、右側鉛直曲面92と、は、1部材としての右側送風側板90を構成している。この右側送風側板90は、1枚の板状部材がプレス加工や折り曲げ加工等されることにより成形されている。
左側ディフューザ面96は、図5、図6、図7、図8に示すように、左側載置面99の内側(右側)端部から右側に向かうほど下方に延びるように傾斜して設けられた平面状の傾斜面である。この左側ディフューザ面96は、平面視において、ベルマウス72の上端部分の左側縁部と、左側載置面99の右側縁部と、の間を覆うように広がっている。左側ディフューザ面96の下端(右側端部)は、平面視において、ベルマウス72の上端部分の左側縁部に沿うように円弧形状を形成している。また、左側ディフューザ面96の下端(左側端部)は、右側から見た場合に、ベルマウス72の上端部分よりも上方において、中央近傍が上方に向けて膨出した形状を有している。この左側ディフューザ面96は、平面視において、ベルマウス72の上方の円筒形状の左側縁部のうち、当該円筒形状の中心の角度が90度〜150度程度分となる部分を縁取っており、ベルマウス72の上方の円筒形状の左側部分のうち、前側近傍と後側近傍には設けられていない。左側ディフューザ面96の下端は、前側送風側板80の前側傾斜面83の下端や、後側送風側板85の後側傾斜面88の下端よりもさらに下方まで延びている。左側ディフューザ面96は、その大部分が吹出グリル73よりも下方に位置している。
左側鉛直曲面97は、図5、図6、図7、図8に示すように、左側ディフューザ面96の下端(右側端部)の円弧形状部分から鉛直方向下方に向けて延びた曲面である。すなわち、左側鉛直曲面97は、ベルマウス72の上方部分の円筒形状の周面に沿った曲面を構成している。左側鉛直曲面97の下端は、ベルマウス72の上端の円弧部分の左側と左右方向において重なる位置まで下方に延びている。左側鉛直曲面97の下端は、ベルマウス72の上端の円弧部分の左側の縁部との間に数ミリの隙間を生じさせつつ、ベルマウス72の上端の円弧部分の左側の縁部に沿うように延びている。
なお、左側側面98と、左側載置面99と、左側ディフューザ面96と、左側鉛直曲面97と、は、1部材としての左側送風側板95を構成している。この左側送風側板95は、右側送風側板90と左右方向に対象的な形状を有しており、本実施形態では共通の形状の部品を用いている。この左側送風側板95も、1枚の板状部材がプレス加工や折り曲げ加工等されることにより成形されている。
なお、前側送風側板80と、後側送風側板85と、右側送風側板90と、左側送風側板95と、は、いずれも別部材として構成されているが、図5,図6、図8に示すように、前側送風側板80は、左側ディフューザ面96の左前側近傍の下方に伸び出した図示しない固定片を有しており、左側ディフューザ面96の左前側近傍において上下方向に延びる螺子69によって、左側ディフューザ面96に螺合固定されている。これにより、前側送風側板80と左側送風側板95とが固定されている。また、同様に、前側送風側板80は、右側ディフューザ面91の右前側近傍の下方に伸び出した図示しない固定片を有しており、右側ディフューザ面91の右前側近傍において上下方向に延びる螺子69によって、右側ディフューザ面91に螺合固定されている。これにより、前側送風側板80と右側送風側板90とが固定されている。また、同様に、後側送風側板85は、左側ディフューザ面96の左後側近傍の下方に伸び出した図示しない固定片を有しており、左側ディフューザ面96の左後側近傍において上下方向に延びる螺子69によって、左側ディフューザ面96に螺合固定されている。これにより、後側送風側板85と左側送風側板95とが固定されている。また、同様に、後側送風側板85は、右側ディフューザ面91の右後側近傍の下方に伸び出した図示しない固定片を有しており、右側ディフューザ面91の右後側近傍において上下方向に延びる螺子69によって、右側ディフューザ面91に螺合固定されている。これにより、後側送風側板85と右側送風側板90とが固定されている。
(4)室外ユニットのケーシングの上方部分の配置関係
前側送風側板80の前側下面部分82と、後側送風側板85の後側下面部分87と、右側側面93と、左側側面98と、は、図4に示すように、平面視において、室外熱交換器11よりも外側に位置している。
本実施形態では、室外熱交換器11は、図4に示すように、平面視において、室外ファン15やベルマウス72の上端の円弧よりも外側に配置されている。
また、前側送風側板80の前側上面部分81は、図4、図10に示すように、前側送風側板80の前側下面部分82よりも内側(後側)に位置している。すなわち、図10に示すように、前側送風側板80の前側上面部分81とベルマウス72の上前側端部との前後方向の距離A(前後方向の最短距離)は、前側送風側板80の前側下面部分82とベルマウス72の上前側端部との前後方向の距離B(前後方向の最短距離)よりも短くなるように構成されている。このように、前側送風側板80は、前側下面部分82よりも前側上面部分81が後側に位置していることで、ベルマウス72の上端の前側部分に近づくように後側に向けて凹んだ形状を有している。
また、後側送風側板85の後側上面部分86も同様に、図4、図10に示すように、後側送風側板85の後側下面部分87よりも内側(前側)に位置している。すなわち、図10に示すように、後側送風側板85の後側上面部分86とベルマウス72の上後側端部との前後方向の距離は、後側送風側板85の後側下面部分87とベルマウス72の上後側端部との前後方向の距離よりも短くなるように構成されている。
このように、後側送風側板85は、後側下面部分87よりも後側上面部分86が前側に位置していることで、ベルマウス72の上端の後側部分に近づくように前側に向けて凹んだ形状を有している。
図4に示すように、平面視において、右側側面93と室外ファン15の回転軸75までの左右方向の距離(左側側面98と室外ファン15の回転軸75までの左右方向の距離も同様)は、前側下面部分82と室外ファン15の回転軸75までの前後方向の距離(後側下面部分87と室外ファン15の回転軸75までの前後方向の距離も同様)よりも長くなるように構成されている。そして、室外ファン15の回転軸75までの距離が長い方については、ベルマウス72の出口付近に近づくように右側ディフューザ面91や左側ディフューザ面96が設けられており、室外ファン15の回転軸75までの距離が短い方については、ベルマウス72の出口付近に近づくように前側上面部分81や後側上面部分86が設けられている。
また、前側送風側板80の前側傾斜面83と、後側送風側板85の後側傾斜面88と、右側ディフューザ面91と、左側ディフューザ面96とは、平面視において重ならない位置に設けられており、平面視においてベルマウス72の上端の円よりも外側を囲うように配置されている。
なお、前側送風側板80の前側載置面84と、後側送風側板85の後側載置面89と、右側載置面94と、左側載置面99とは、いずれもケーシング40の上端縁部を構成しており、同一高さ位置において水平面上に広がるように設けられている。
(5)特徴
(5−1)
仮に、右側ディフューザ面91や左側ディフューザ面96を設けることなく、ベルマウス72の上端の円筒形状部分の流路から流出した空気流れが、急拡大した流路に導かれる場合には、ベルマウス72の出口の空気流れ方向の下流側であってベルマウス72の前後付近において空気渦が発生してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット2では、ベルマウス72の上端の空気流れ方向の下流側であって、ケーシング40の上端の出口(前側載置面84、後側載置面89、右側載置面94、左側載置面99の内縁で囲まれた部分)よりも空気流れ方向の上流側において、ベルマウス72の上端の円筒形状部分の右側周囲を覆う右側側面93とベルマウス72の上端の右側部分との間に、右側ディフューザ面91が設けられている。また、左側についても同様に、ベルマウス72の上端の空気流れ方向の下流側であって、ケーシング40の上端の出口よりも空気流れ方向の上流側において、ベルマウス72の上端の円筒形状部分の左側周囲を覆う左側側面98とベルマウス72の上端の左側部分との間に、左側ディフューザ面96が設けられている。
このため、ベルマウス72の上端を上方に通過した空気流れの流路が急拡大することを防ぐことができ、ベルマウス72の上端の空気流れ方向の下流側端部からケーシング40の上端の出口に到るまでの空気流れの流路をなだらかに拡大させることが可能になっている。
これにより、ベルマウス72の下流側における空気渦の発生を抑えることが可能になり、室外ファン15によって形成される風量の低減を抑え、風量の増大を図ることが可能になっている。
特に、本実施形態の室外ユニット2の右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96は、平面視において、ベルマウス72の上端部分から外側に向けて、ケーシング40の上端の出口に到るまで広がっている。このため、ベルマウス72の上端とケーシング40の出口との間で流路を十分に拡大させることができている。これにより、ディフューザ効果を十分に得ることが可能になっている。
また、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96は、その大部分が吹出グリル73よりも下方に位置しているため、ベルマウス72を通過した空気流れが吹出グリル73に到達するまでに、空気流れの流速を効果的に落とすことができている。このため、空気流れが吹出グリル73に衝突することによる圧力損失を低減し、室外ファン15によって形成される風量の低減を抑え、風量を増大させることが可能になっている。
(5−2)
また、本実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット2では、前側送風側板80の前側載置面84と、後側送風側板85の後側載置面89と、右側載置面94と、左側載置面99とが、いずれもケーシング40の上端縁部を構成しており、同一高さ位置において水平面上に広がるように設けられている。
このため、複数台の室外ユニット2を倉庫等において保管する際に、室外ユニット2を縦に積載させて、安定的に段積み配置させることが可能になっており、保管スペースの面積を小さくすることが可能になっている。
(5−3)
また、本実施形態の室外ユニット2では、ケーシング40のベルマウス72の周囲を覆っている部分のうち、前側の前側送風側板80においては、前側下面部分82の面をそのまま上方に向けて広げるのではなく、前側下面部分82よりも後方であってよりベルマウス72の上端部分の前側端部に近い位置に沿わせることができるように、前側送風側板80を後側に凹ませて前側上面部分81を設けている。また、後側の後側送風側板85においても同様に、後側下面部分87の面をそのまま上方に向けて広げるのではなく、後側下面部分87よりも前方であってよりベルマウス72の上端部分の後側端部に近い位置に沿わせることができるように、後側送風側板85を前側に凹ませることで後側上面部分86を設けている。
このように、右側ディフューザ面91や左側ディフューザ面96が設けられていないベルマウス72の前後方向においても、空気渦の発生を抑えることが可能になり、室外ファン15によって形成される風量の低減を抑え、風量の増大を図ることが可能になっている。
(5−4)
また、本実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット2では、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96が設けられているだけでなく、前側送風側板80の上端近傍において、空気流れの下流側ほど前側に位置するように傾斜した前側傾斜面83が設けられており、後側送風側板85の上端近傍においても同様に、空気流れの下流側ほど後側に位置するように傾斜した後側傾斜面88が設けられている。
これにより、ベルマウス72を通過した空気流れがケーシング40の上端から外部に導かれる前に、空気流れの流路をより一層、なだらかに拡大させることが可能になっている。これにより、ディフューザ効果をさらに得ることが可能になっている。
(5−5)
本実施形態の室外ユニット2では、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96が、ベルマウス72の上端の円弧周辺まで斜め下方に延び出しており、さらに、右側鉛直曲面92と左側鉛直曲面97とが鉛直下方に向けて広がっている。
このため、ベルマウス72を通過した空気流れを、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96で囲まれた流路に到達させる前に、そのまま直進させる部分を長く確保することができるため、室外ファン15による風量の低減を抑え、風量をより増大させることが可能になっている。
また、前側送風側板80の前側上面部分81についても、ベルマウス72より空気流れ下流側の部分においても鉛直方向に広がっており、後側送風側板85の後側上面部分86についても同様に、ベルマウス72より空気流れ下流側の部分においても鉛直方向に広がっている。このため、ベルマウス72を通過した後の空気流れを、そのまま直進させる部分を長く確保することができているため、室外ファン15による風量の低減を抑え、風量をより増大させることが可能になっている。
(5−6)
また、実施形態の室外ユニット2では、右側側面93と右側ディフューザ面91とは、一体形成された1つの部材として設けられている。同様に、左側側面98と左側ディフューザ面96とも、一体形成された1つの部材として設けられている。このため、両者を螺子によって固定する必要が無く(螺子を省略できる点で部品点数を削減でき)、取り付け作業を容易にすることができる。また、螺子が不要になることにより、外観をすっきりとした印象にすることが可能になる点で意匠性を向上させることが可能になっている。
なお、前側送風側板80と、後側送風側板85と、右側送風側板90と、左側送風側板95とは、螺子69によって互いに螺合されているが、当該螺子69は、ケーシング40の側方から視認することができないため、この点でも意匠性を向上させることができている。
(5−7)
また、本実施形態の室外ユニット2の右側送風側板90における右側ディフューザ面91と左側送風側板95における左側ディフューザ面96とは、いずれも平面形状であるため、部材の形状加工が容易である。
(5−8)
本実施形態の室外ユニット2では、室外ファン15の回転軸75と側面(右側側面93、左側側面98、前側下面部分82、後側下面部分87)との距離が短い箇所については、ベルマウス72側に向けて凹んだ形状(前側送風側板80における前側上面部分81や後側送風側板85における後側上面部分86)が設けられており、室外ファン15の回転軸75と側面との距離が長い箇所については、右側ディフューザ面91や左側ディフューザ面96が設けられている。
このため、室外ファン15の回転軸75との距離が短い箇所については、側面を凹ませるだけの形状変形によって簡単にベルマウス72の出口に沿わせることが可能になっている。
また、室外ファン15の回転軸75との距離が長い箇所については、右側ディフューザ面91や左側ディフューザ面96を設けることで、流路をなだらかに拡大させることが可能になっている。
(6)変形例
上記実施形態は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
(6−1)変形例A
上記実施形態では、右側ディフューザ面91と右側側面93とが一体形成された1つの部材としての右側送風側板90(左側ディフューザ面96と左側側面98とも同様に一体形成された1つの部材としての左側送風側板95)を例に挙げて説明した。
しかし、図12に示すように、右側ディフューザ面91aと右側鉛直曲面92aと右側載置面94aとを有する第1部材90aと、右側側面93と接合面94bとを有する第2部材90bと、が別部材として別体に構成されていてもよい。なお、これらの第1部材90aと第2部材90bとは、右側載置面94aと接合面94bとを重ねた状態で、上方から螺子69aによって螺合固定されるようにしてもよい。この場合においても、螺子69aは、ケーシング40の側方から視認されないため、外観をすっきりした印象にすることができる。
(6−2)変形例B
上記実施形態では、ベルマウス72の出口の右側と左側にディフューザ面を設け、ベルマウス72の前後については前側送風側板80や後側送風側板85を設ける構造を例に挙げて説明した。
しかし、ディフューザ面を設ける位置としては、これに限定されず、例えば、ベルマウス72の出口の前側と後側においてもディフューザ面を設けるようにしてもよい。すなわち、ベルマウス72の下流側において、上方に向かうほど室外ファン15の回転軸75から前側に離れるように傾斜した前側ディフューザ面と、上方に向かうほど室外ファン15の回転軸75から後側に離れるように傾斜した後側ディフューザ面と、を設けた構造としてもよい。
この場合であっても、ベルマウス72の下流側における空気渦の発生を抑制させることが可能であり、ディフューザ効果も十分に得ることができる。
また、ベルマウス72の前後左右の全ての方向にディフューザ面を設ける場合には、例えば、室外ユニット202の平面図である図13、共通送風側板290の室外ファン15の回転軸75側から見た図である図14に示すように、ベルマウス72の前側と後側と右側と左側に配置される部材を共通化させた共通送風側板290を4つ組み合わせて用いるようにしてもよい。
共通送風側板290は、上側ほど室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜したディフューザ面291を有しており、ディフューザ面291の中央下端からはベルマウス72の円弧形状に沿うように鉛直下方に向けて鉛直曲面292が設けられている。なお、ディフューザ面291の上端からは、鉛直下方に向けて広がった側面293が延びている。そして、この共通送風側板290は、ベルマウス72の周囲を囲うことができるように、鉛直曲面292を挟むように第1対向面295と第2対向面296とが設けられている。すなわち、ベルマウス72を4つの共通送風側板290によって囲った状態では、ある共通送風側板290の第1対向面295が、隣り合う共通送風側板290の第2対向面296と対面するように配置されることになる。
このような4つの共通送風側板290を用いた場合であっても、上記実施形態と同様の効果を奏することが可能になる。
なお、図13、図14に示す例においては、上記実施形態における前側載置面84、後側載置面89、右側載置面94、左側載置面99に対応する載置面が設けられていないが、ケーシングの上端縁部が平坦な形状でありさえすれば、載置させる室外ユニットを平面視において多少回転させる等により積載させることは可能である。
(6−3)変形例C
上記実施形態では、右側ディフューザ面91と左側ディフューザ面96がケーシング40の上端縁部まで広がっている場合を例に挙げて説明した。
しかし、ディフューザ面は、ケーシング40の上端縁部よりも下方であって、ベルマウス72の上端よりも上方において、平面視におけるベルマウス72の上端よりも外側の位置に設けられていればよく、ケーシング40の上端縁部まで広がっている必要はない。
(6−4)変形例D
上記実施形態では、平面視において、前側送風側板80と後側送風側板85の左右方向の長さが、右側側面93と左側側面98の前後方向の長さよりも長い場合を例に挙げて説明した。
しかし、特にこれに限定されるものではなく、前側送風側板80と後側送風側板85の左右方向の長さと、右側側面93と左側側面98の前後方向の長さと、を同じにしてもよいし、前側送風側板80と後側送風側板85の左右方向の長さが、右側側面93と左側側面98の前後方向の長さよりも短くなるようにしてもよい。
(6−5)変形例E
上記実施形態では、平面である右側ディフューザ面91と、平面である左側ディフューザ面96がケーシング40の上端縁部まで広がって設けられた場合を例に挙げて説明した。
しかし、これらのディフューザ面は、平面に限られず、下流側ほど流路が広がるように放射状に広がった曲面で構成されていてもよい。
また、これらのディフューザ面は、ベルマウス72の上端からケーシング40の上端縁部に掛けて平面または曲面が連続的に広がるように設けられている必要は無い。例えば、室外ファン15の回転軸75から離れるように傾斜した平面または曲面のディフューザ面が複数存在し、これらのディフューザ面が室外ファン15の回転軸75が延びる方向において互いに離れて配置される等のように、ディフューザ面を複数有して構成されていてもよい。
本発明は、ファンとベルマウスをケーシング内に収容している冷凍装置の室外ユニットに利用可能である。
1 空気調和装置(冷凍装置)
2 室外ユニット
7 アキュムレータ
8 圧縮機
9 油分離器
11 室外熱交換器(熱交換器)
15 室外ファン(ファン)
40 ケーシング
51 底フレーム
69a 螺子
72 ベルマウス
73 吹出グリル
75 回転軸
80 前側送風側板(側面)
81 前側上面部分(凹んだ形状)
82 前側下面部分
83 前側傾斜面
84 前側載置面(平坦形状)
85 後側送風側板(側面)
86 後側上面部分(凹んだ形状)
87 後側下面部分
88 後側傾斜面
89 後側載置面(平坦形状)
90 右側送風側板
90a 第1部材(ディフューザ面を有する部材)
90b 第2部材(側面を有する部材)
91 右側ディフューザ面(ディフューザ面)
91a 右側ディフューザ面(ディフューザ面)
92 右側鉛直曲面(連絡面)
92a 右側鉛直曲面(連絡面)
93 右側側面(側面)
93b 右側側面(側面)
94 右側載置面(平坦形状)
95 左側送風側板
96 左側ディフューザ面(ディフューザ面)
97 左側鉛直曲面(連絡面)
98 左側側面(側面)
99 左側載置面(平坦形状)
202 室外ユニット
291 ディフューザ面
292 鉛直曲面(連絡面)
293 側面
特開2014−129921号公報

Claims (7)

  1. ファン(15)と、
    前記ファンの周囲を覆うベルマウス(72)と、
    空気流れが上方に向かうように前記ファンおよび前記ベルマウスを内部に収容しており、上端縁部が平坦形状(84、89、94、99)であるケーシング(40)と、
    前記ケーシングの前記上端縁部よりも下方で前記ベルマウスの上端よりも上方であって平面視における前記ベルマウスの上端よりも外側に設けられており、上方に向かうほど前記ファンの回転軸(75)から離れるように傾斜したディフューザ面(91、91a、96、291)と、
    を備えた冷凍装置(1)の室外ユニット(2、202)。
  2. 前記ディフューザ面(91、91a、96、291)は、前記ケーシングの前記上端縁部まで広がっている、
    請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット。
  3. 前記ケーシングは、前記ベルマウスの側方を覆う側面(93、98、293)を有しており、
    前記側面と前記ディフューザ面(91、96、291)とは、一体形成されている、
    請求項2に記載の冷凍装置の室外ユニット。
  4. 前記ケーシングは、前記ベルマウスの側方を覆う側面(93b)を有しており、
    前記側面(93b)を有する部材(90b)と前記ディフューザ面(91a)を有する部材(90a)とは、別部材であり、
    前記側面を有する部材と前記ディフューザ面を有する部材とは、鉛直方向に延びる螺子(69a)によって前記ケーシングの上方部分で固定されている、
    請求項2に記載の冷凍装置の室外ユニット。
  5. 前記ケーシングは、前記ベルマウスの側方を覆う複数の側面(93、98、80、85)を有しており、
    複数の前記側面のうちの少なくとも1つ(80、85)は、前記ベルマウスの上端縁部との隙間が小さくなるように前記ベルマウス側に向けて凹んだ形状(81、86)を有している、
    請求項1または2に記載の冷凍装置の室外ユニット。
  6. 前記ディフューザ面の下端から鉛直方向下方に向けて前記ベルマウスの上端縁部まで延びた連絡面(92、92a、97、292)をさらに備えた、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の冷凍装置の室外ユニット。
  7. 前記ディフューザ面は、平面である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の冷凍装置の室外ユニット。
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