JPH05157288A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JPH05157288A JPH05157288A JP31893391A JP31893391A JPH05157288A JP H05157288 A JPH05157288 A JP H05157288A JP 31893391 A JP31893391 A JP 31893391A JP 31893391 A JP31893391 A JP 31893391A JP H05157288 A JPH05157288 A JP H05157288A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- outdoor unit
- air
- air conditioner
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は熱交換器から出た空気が、オリフィ
ス形状により強制的に上方一方向にのみ吹き出させず、
風の流れる方向を散らすことのできる空気調和機の室外
ユニットを提供することにより室外ユニットが各階設置
の時でも静圧ダクトを不要とすることを目的とする。 【構成】 室外ユニット本体１１において、天板１２よ
りオリフィス１２ａを低い位置に設け、オリフィス１２
ａの周囲はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっている。
ス形状により強制的に上方一方向にのみ吹き出させず、
風の流れる方向を散らすことのできる空気調和機の室外
ユニットを提供することにより室外ユニットが各階設置
の時でも静圧ダクトを不要とすることを目的とする。 【構成】 室外ユニット本体１１において、天板１２よ
りオリフィス１２ａを低い位置に設け、オリフィス１２
ａの周囲はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関するものである。
トに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、空気調和機の室外ユニットは、実
開平１−８２４２６号公報に示すように、ビル設置時に
抵抗が付きにくい上方向吹き出しになっている。
開平１−８２４２６号公報に示すように、ビル設置時に
抵抗が付きにくい上方向吹き出しになっている。
【０００３】以下、図面を参照しながら上述した従来の
空気調和機の室外ユニットの一例について説明する。
空気調和機の室外ユニットの一例について説明する。
【０００４】図６〜図９において、１は空気調和機の室
外ユニット本体であり、オリフィス２ａを有する天板
２，前面板３，熱交換器４，左右側板５，６，底板７等
で空気調和機の室外ユニット本体１が構成されている。
９は送風機である。
外ユニット本体であり、オリフィス２ａを有する天板
２，前面板３，熱交換器４，左右側板５，６，底板７等
で空気調和機の室外ユニット本体１が構成されている。
９は送風機である。
【０００５】天板２は、中央部に凸形のオリフィス２ａ
が設けられており熱交換器４で熱交換された空気は内部
の送風機９により押し出され天板２に設けられたオリフ
ィス２ａの形状に添って上部へ排出されている。次に、
実際各階設置の事例を図９で説明する。オリフィス２ａ
の形状に添って上部へ排出されていた空気が、上階のバ
ルコニ−１０に当たりショ−トサ−キットを起こす可能
性があるため、ダクトを取り付けて空気の流れの向きを
偏向させている。又、ダクトを取り付けることにより、
機外静圧が上昇し、設置場所や美観的な問題を解決する
ために高静圧用ファンモ−タに付け換えている。
が設けられており熱交換器４で熱交換された空気は内部
の送風機９により押し出され天板２に設けられたオリフ
ィス２ａの形状に添って上部へ排出されている。次に、
実際各階設置の事例を図９で説明する。オリフィス２ａ
の形状に添って上部へ排出されていた空気が、上階のバ
ルコニ−１０に当たりショ−トサ−キットを起こす可能
性があるため、ダクトを取り付けて空気の流れの向きを
偏向させている。又、ダクトを取り付けることにより、
機外静圧が上昇し、設置場所や美観的な問題を解決する
ために高静圧用ファンモ−タに付け換えている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各階設置の
時でも静圧ダクトの取り付けとファンモ−タの付け換え
が不要な空気調和機の室外ユニットを提供することを目
的とする。
時でも静圧ダクトの取り付けとファンモ−タの付け換え
が不要な空気調和機の室外ユニットを提供することを目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の空気調和機の室外ユニットは、天板に熱交換し
た空気を上部へ排気するオリフィスを有し、前記オリフ
ィスは前記天板より低い位置に設けられ、前記オリフィ
スの周囲はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっているような構成を備えたものであ
る。
本発明の空気調和機の室外ユニットは、天板に熱交換し
た空気を上部へ排気するオリフィスを有し、前記オリフ
ィスは前記天板より低い位置に設けられ、前記オリフィ
スの周囲はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっているような構成を備えたものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成によって、熱交換器から
出てくる空気の流れを散らすためビルの各階設置におい
て排出された空気が上階のバルコニ−に当たる影響度合
が少ないためショ−トサ−キットを起こす可能性が減少
し、静圧ダクトの取り付けとファンモ−タの付け換えの
必要が無くなる。
出てくる空気の流れを散らすためビルの各階設置におい
て排出された空気が上階のバルコニ−に当たる影響度合
が少ないためショ−トサ−キットを起こす可能性が減少
し、静圧ダクトの取り付けとファンモ−タの付け換えの
必要が無くなる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例の空気調和機の室外
ユニットについて図面を参照しながら説明する。
ユニットについて図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１〜図５において、１１は空気調和機の
室外ユニット本体であり、オリフィス１２ａを有する天
板１２，前面板１３，熱交換器１４，左右側板１５，１
６，底板１７等で空気調和機の室外ユニット本体１１が
構成されている。
室外ユニット本体であり、オリフィス１２ａを有する天
板１２，前面板１３，熱交換器１４，左右側板１５，１
６，底板１７等で空気調和機の室外ユニット本体１１が
構成されている。
【００１１】天板１２は、熱交換した空気を上部へ排気
するオリフィス１２ａを有し、オリフィス１２ａは天板
１２より低い位置に設けられ、オリフィス１２ａの周囲
はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾斜する傾
斜面となっている。
するオリフィス１２ａを有し、オリフィス１２ａは天板
１２より低い位置に設けられ、オリフィス１２ａの周囲
はオリフィス中心から離れるに従って上方に傾斜する傾
斜面となっている。
【００１２】以上のように構成された空気調和機の室外
ユニットについて、以下図１，図４，図５を用いてその
動作について説明する。
ユニットについて、以下図１，図４，図５を用いてその
動作について説明する。
【００１３】図１において熱交換器１４から吸い込まれ
た空気は、熱交換を行なった後内部の送風機９により押
し出され天板１２に設けられたオリフィス１２ａの形状
に添って斜め方向に吹き出すようになっている。吹き出
された空気は、上方１方向に流れずオリフィスの傾斜面
に添って散るような流れになるため図４，図５のように
上階のバルコニ−１０へ当たる量が少なくショ−トサ−
キットを起こさずにスム−ズに流れていく。
た空気は、熱交換を行なった後内部の送風機９により押
し出され天板１２に設けられたオリフィス１２ａの形状
に添って斜め方向に吹き出すようになっている。吹き出
された空気は、上方１方向に流れずオリフィスの傾斜面
に添って散るような流れになるため図４，図５のように
上階のバルコニ−１０へ当たる量が少なくショ−トサ−
キットを起こさずにスム−ズに流れていく。
【００１４】以上のようにオリフィス１２ａが天板１２
より低い位置に設けられ、オリフィス１２ａの周囲はオ
リフィス１２ａから離れるに従って上方に傾斜する傾斜
面となっている構成にすることによって吹き出される空
気を散らすことができるため、各階設置時に室外ユニッ
ト本体に静圧ダクトの取り付けと静圧用ファンモ−タの
付け換えを不要とすることができる。
より低い位置に設けられ、オリフィス１２ａの周囲はオ
リフィス１２ａから離れるに従って上方に傾斜する傾斜
面となっている構成にすることによって吹き出される空
気を散らすことができるため、各階設置時に室外ユニッ
ト本体に静圧ダクトの取り付けと静圧用ファンモ−タの
付け換えを不要とすることができる。
【００１５】また、上記実施例であればオリフィス１２
ａは天板１２より低い位置に設けられているために製品
高さを低減することができ、上階バルコニ−１０との隙
間が大きくなるためショ−トサ−キットを起こす可能性
は更に減少する。
ａは天板１２より低い位置に設けられているために製品
高さを低減することができ、上階バルコニ−１０との隙
間が大きくなるためショ−トサ−キットを起こす可能性
は更に減少する。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、天板に熱交換し
た空気を上部へ排気するオリフィスを有し、前記オリフ
ィスは前記天板より低い位置に設けられ、前記オリフィ
スの周囲は前記オリフィスから離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっていることから各階設置時に有効で
ある。
た空気を上部へ排気するオリフィスを有し、前記オリフ
ィスは前記天板より低い位置に設けられ、前記オリフィ
スの周囲は前記オリフィスから離れるに従って上方に傾
斜する傾斜面となっていることから各階設置時に有効で
ある。
【００１７】また、オリフィスが天板より低い位置に設
けられているため製品高さを低減することができるので
上階バルコニ−との空間が大きくなりショ−トサ−キッ
トを起こす可能性は更に減少する。
けられているため製品高さを低減することができるので
上階バルコニ−との空間が大きくなりショ−トサ−キッ
トを起こす可能性は更に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における空気調和機の室外ユ
ニットの風の流れを示す斜視図
ニットの風の流れを示す斜視図
【図２】同実施例における空気調和機の室外ユニットの
上面図
上面図
【図３】図２のＢ−Ｂ断面図
【図４】同実施例における空気調和機の室外ユニットの
各階設置を示す斜視図
各階設置を示す斜視図
【図５】同実施例における空気調和機の室外ユニットの
各階設置時の風の流れを示す概略断面図
各階設置時の風の流れを示す概略断面図
【図６】従来の空気調和機の室外ユニットの風の流れを
示す斜視図
示す斜視図
【図７】従来の空気調和機の室外ユニットの上面図
【図８】図５のＡ−Ａ断面図
【図９】従来の空気調和機の室外ユニットの各階設置時
の風の流れを示す概略断面図
の風の流れを示す概略断面図
１１ 空気調和機の室外ユニット本体 １２ 天板 １２ａ オリフィス １３ 前面板 １４ 熱交換器 １５ 右側板 １６ 左側板 １７ 底板
Claims (1)
- 【請求項１】 天板に熱交換した空気を上部へ排気する
オリフィスを有し、前記オリフィスは前記天板より低い
位置に設けられ、前記オリフィスの周囲はオリフィス中
心から離れるに従って上方に傾斜する傾斜面となってい
ることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893391A JPH05157288A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893391A JPH05157288A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157288A true JPH05157288A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18104611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31893391A Pending JPH05157288A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157288A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011179778A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| WO2017188134A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31893391A patent/JPH05157288A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011179778A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| WO2017188134A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
| JP2017198388A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
| CN109196284A (zh) * | 2016-04-27 | 2019-01-11 | 大金工业株式会社 | 制冷装置的室外单元 |
| CN109196284B (zh) * | 2016-04-27 | 2019-09-20 | 大金工业株式会社 | 制冷装置的室外单元 |
| US10731874B2 (en) | 2016-04-27 | 2020-08-04 | Daikin Industries, Ltd. | Diffuser and bellmouth for an outdoor unit fan casing |
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