JP2016180544A - 空気調和機 - Google Patents

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小谷 正直
Masanao Kotani
正直 小谷
禎夫 関谷
Sadao Sekiya
禎夫 関谷
佐々木 重幸
Shigeyuki Sasaki
重幸 佐々木
久保田 淳
Atsushi Kubota
淳 久保田
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Abstract

【課題】本発明の課題は、構造強度に優れるとともに従来よりも省エネルギ性能に優れた室外機を有する空気調和機を提供する。【解決手段】本発明の空気調和機は、内側空間50を囲むようにベース部材上に立設される熱交換器3と、前記熱交換器3上に配置される送風機4と、を有し、前記熱交換器3は、半体30a,30b同士が連結ピラー40を介して接合されて形成され、前記送風機4は、前記内側空間50内でベース部材上に立設される第1支柱としての電気箱支持フレーム22と、第2支柱としての連結ピラー40で支持されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室外機としては、四角形の底板及び天板と、底板の四角に立設されて底板上で天板を支持する支柱と、4つの支柱の内側で四面を形成するように配置される熱交換器と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この室外機は、熱交換器の上方に送風機を備え、この送風機が駆動することで熱交換器の内側空間の空気が上方に吹き出されるようになっている。熱交換器の内側空間の空気が上方に吹き出されると、熱交換器を介して外気が内側空間に取り入れられる。外気は、熱交換器を通過する際に冷媒と熱交換を行う。
特開2013−7556号公報
ところで、従来の室外機(例えば、特許文献1参照)において、4つの支柱は送風機等の重量構造物の荷重を受ける。そのため4つの支柱は、室外機の構造強度を上げるために太く形成することが望まれる。しかしながら、熱交換器は、4つの支柱の内側に配置されるために、熱交換器を通過させる外気に対して通風抵抗を生じさせる。この通風抵抗は、室外機の省エネルギ性能を阻害する。
そこで、本発明の課題は、構造強度に優れるとともに従来よりも省エネルギ性能に優れた室外機を有する空気調和機を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の空気調和機は、内側空間を囲むようにベース部材上に立設される熱交換器と、前記熱交換器上で横並びに配置され、前記内側空間の空気を吹き上げる一対の送風機と、を有し、前記熱交換器は、一対の前記送風機のそれぞれに対応するように配置される、互いに対称形状の一対の半体を有し、前記半体は、上面視で前記送風機を中心にした周方向に第1熱交換部、第2熱交換部、第3熱交換部、及び第4熱交換部をこの順番で有し、前記第1熱交換部と前記第3熱交換部とが対向するとともに、前記第2熱交換部と前記第4熱交換部とが対向し、前記半体同士が前記第4熱交換部同士を介して接合された前記熱交換器を有する室外機を備え、各半体の前記第1熱交換部の端部同士の間には、前記内側空間が臨む開口部が形成され、前記開口部には、当該開口部を塞ぐパネルが配置され、各半体の前記第1熱交換部の端部同士の間には、各端部に近接して一対の第1支柱を有し、前記第4熱交換部同士は、第2支柱を挟んで互いに接合され、前記第1支柱及び前記第2支柱は、前記ベース部材に下端部が接合され、上端部で前記送風機を支持している前記室外機を備えることを特徴とする。
本発明によれば、構造強度に優れるとともに従来よりも省エネルギ性能に優れた室外機を有する空気調和機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の構成説明図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機を構成する室外機の全体斜視図である。 室外機の内部構造を示す概略図である。 図3のIV−IV断面図である。 室外機を構成する室外熱交換器の全体斜視図である。 (a)は、連結ピラー(第2支柱)の上端部の部分斜視図であり、(b)は、連結ピラー(第2支柱)の下端部の部分斜視図である。
次に、本発明を実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の空気調和機は、室外熱交換器の内側空間内で室外機の正面側に配置される一対の第1支柱(電気箱支持フレーム)と、室外機の背面側の中央に配置される第2支柱(連結ピラー)にて送風機をベース部材上に支持することを主な特徴点とする。これにより後記の4本の支持フレームを細くすることができるか、あるいはこれら支持フレームの全部又は一部を省略することもできる。
以下では、空気調和機の全体構成について説明した後にこの空気調和機を構成する室外機について説明する。
<空気調和機の全体構成>
図1は、本実施形態に係る空気調和機100の構成説明図である。
図1に示すように、空気調和機100は、室内機91と室外機90とを備えており、室内機91と室外機90とは配管10を介して接続されている。ちなみに、本実施形態に係る空気調和機100では、2つの室内機91が配管10で並列に接続されている。本実施形態に係る空気調和機100では、2つの室内にそれぞれ個別に室内機91が配置されることを想定しているが、これに限定されるものではない。室内機91は、1つ又は3以上とすることができる。なお、室内機91が3以上となる場合には、各室内機91は、配管10で並列に接続されることとなる。
室内機91は、室内熱交換器7と室内膨張弁8と、を備えている。
室外機90は、圧縮機1と、四方弁2と、室外膨張弁6と、室外熱交換器3と、アキュムレータ5とを備えている。
図1中、符号4は室外熱交換器3に外気を送り込む室外送風機であり、符号9は室内の空気を室内熱交換器7に送り込む室内送風機である。符号15,16は、配管10を室外機90に接続するための配管接続口である。
この空気調和機100は、四方弁2を切り替えることで室内熱交換器7を蒸発器、室外熱交換器3を凝縮器として使用する冷房運転と、室内熱交換器7を凝縮器、室外熱交換器3を蒸発器として使用する暖房運転とを行うヒートポンプ式のものである。なお、図1に示す四方弁2の切り替え状態は、冷房運転時のものである。また、図1中、実線矢印Xは冷房運転時における冷媒の循環方向を示し、破線矢印Yは暖房運転時における冷媒の循環方向を示している。
例えば、冷房運転時の空気調和機100においては、圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁2を通過して室外熱交換器3に流入し、空気との熱交換により放熱して凝縮する。その後、冷媒は、配管接続口15を介して配管10に流れ込む。配管10を介して各室内機91へ流入した冷媒は、室内膨張弁8により等エンタルピ膨張し、低温低圧でガス冷媒と液冷媒とが混在した気液二相流となる。その後、冷媒は、室内熱交換器7へ流入する。
この際、室内膨張弁8は、室内熱交換器7に流れ込む冷媒の減圧量と流量を調整する。そして、室内熱交換器7での液冷媒は、空気からの吸熱作用によりガス冷媒に気化する。つまり、液冷媒が気化する際に室内熱交換器7が周囲の空気を冷却することで空気調和機100は、冷房機能を発揮する。次いで、各室内熱交換器7を出た冷媒は、配管10に流れ込む。その後、冷媒は、配管接続口16及びアキュムレータ5を介して圧縮機1へ戻る。圧縮機1に戻った冷媒は、再び高温高圧に圧縮されると共に、四方弁2、室外熱交換器3、室内膨張弁8及び室内熱交換器7を循環する。つまり、この循環が繰り返されることで冷凍サイクルが構成される。
<室外機>
次に、室外機90についてさらに詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係る空気調和機100を構成する室外機90の全体斜視図である。なお、本実施形態での室外機90における前後上下左右の方向は、この室外機90を設置した際の図2に示す前後上下左右の方向を基準とする。以下では、第1支柱(電気箱支持フレーム22(図4参照))及び第2支柱(連結ピラー40(図4参照))を備えるほか、4本の支持フレーム11((図4参照))をも備える室外機90について説明する。
図2に示すように、室外機90は、略直方体の外形を呈している。
室外機90は、平面視で矩形のベース部材12と、ベース部材12の四角のそれぞれに立設される4本の支持フレーム11と、4本の支持フレーム11の内側でベース部材12上に配置される室外熱交換器3と、室外熱交換器3の上方に配置される室外送風機4と、を備えている。
支持フレーム11は、断面視でL字状を呈しており(図5参照)、L字の外角部がベース部材12の角部に対応するように配置されている。この支持フレーム11は、後記する第1支柱としての電気箱支持フレーム22(図4参照)及び第2支柱としての連結ピラー40(図4参照)の横断面積よりも小さい。
室外熱交換器3は、図示しないが、上下方向に延在する細長の矩形板からなる放熱フィンが室外機90の外周方向に積層されるように複数配置され、これら複数の放熱フィンを貫通して繋ぐように複数の伝熱管が設けられている。
このような室外熱交換器3は、略直方体の室外機90における4つの側面に露出している。また、室外熱交換器3は、室外機90の前面に配置されるパネル31と協働して内側空間50を有する略筒状体を形成している。
この室外熱交換器3については、後に詳しく説明する。
室外熱交換器3の上方には、室外送風機4が配置されている。
室外送風機4は、駆動することによって室外熱交換器3の内側に形成される内側空間50から空気を室外機90の外側に排出するように構成されている。つまり、駆動した室外送風機4は、室外機90の4つの側面に露出する室外熱交換器3の放熱フィン(図示省略)間から外気を室外機90内に吸い込んで、この吸い込んだ空気を室外機90の外部に送り出すようになっている。
本実施形態の室外機90は、2つの室外送風機4a,4bを備えている。これらの室外送風機4a,4bは、左右方向に並ぶように配置されている。なお、以下の説明において、2つの室外送風機4a,4bを特に区別しない場合には、単に室外送風機4と称する。
図3は、図2の室外機90の内部構造を示す概略図である。
図3に示すように、室外送風機4は、プロペラファン41と、このプロペラファン41を回転させるモータ42と、プロペラファン41の周囲を覆うベルマウス43と、を備えている。
室外送風機4a及び室外送風機4bのそれぞれのプロペラファン41a及びプロペラファン41bは、後記するように上面視で左回り(反時計回り)で回転するようになっている(図6参照)。このように回転するプロペラファン41a及びプロペラファン41bは、前記したように室外熱交換器3の内側に形成される内側空間50から空気を室外機90の外部に送り出すようになっている。
ベルマウス43は、筒状体である。具体的には、ベルマウス43は、前記の内側空間50側の下部から上部に掛けて徐々に縮径する縮径部を有する略円筒形状に形成されている。
このベルマウス43と室外熱交換器3との間に配置されることとなる天板13には、図示しないが、ベルマウス43の下部の内径に略等しい外径の円形開口が形成されている。この円形開口を介して、内側空間50とベルマウス43の内側とが連通している。
また、この円形開口の径方向には、図示しないモータ支持フレームが渡し架けられている。モータ42は、このモータ支持フレーム(図示省略)に支持されている。
図3中、符号33は、電気箱である。この電気箱33には、この空気調和機100を全般的に制御する制御装置が配置されている。この電気箱33は、特許請求の範囲にいう「機器収容箱」に相当する。この電気箱33は、天板13寄りでパネル31の後側に沿うように配置されている。つまり、電気箱33は、パネル31に近接した配置されている。
この電気箱33は、特許請求の範囲にいう「機器収容箱」に相当する。また、パネル31は、特許請求の範囲にいう「パネル」に相当する。
この電気箱33は、電気箱支持フレーム22に取り付けられている。電気箱支持フレーム22は、特許請求の範囲にいう「第1支柱」に相当する。
この電気箱支持フレーム22については後に詳しく説明する。
符号1は、圧縮機である。本実施形態での室外機90は、2基の圧縮機1を備えるものを想定している(図4参照)。しかしながら、室外機90は、1基の圧縮機1を備える構成とすることもできる。
圧縮機1は、電気箱33よりも後方に配置され、ベース部材12に取り付けられている。なお、圧縮機1は、内側空間50内の適所に設けた機械室(図示省略)に収納することもできる。この機械室には、室外膨張弁等の他の冷凍サイクル構成機器を収容することもできる。
また、符号40は、室外熱交換器3の後記する左半体30a(図5参照)と右半体30b(図5参照)とを連結する連結ピラーである。符号44は、ケーシングである。
なお、連結ピラー40は、特許請求の範囲にいう「第2支柱」に相当する。
次に、室外機90を構成する室外熱交換器3についてさらに詳しく説明する。
図4は、図3のIV−IV断面図である。図4中、室外送風機4は、プロペラファン41の外径に等しい円で示している。図5は、室外機90を構成する室外熱交換器3の全体斜視図である。
図4に示すように、室外熱交換器3は、前記のように、室外機90の前面中央に設けられるパネル31と協働して内側空間50を有する略筒状体を形成している。
この室外熱交換器3は、左半体30aと右半体30bとが一体に接合されて構成されている。
なお、左半体30aと右半体30bとは、特許請求の範囲にいう「半体」に相当する。
左半体30aと右半体30bとは、左右の室外送風機4a,4bに対応するように設けられている。
左半体30aと右半体30bとは、左右対称に形成されている。具体的には、左半体30aと右半体30bとは、平面視で室外機90の前後方向に延びる当該室外機90の中心軸60を基準に線対称となるように形成されている。
左半体30aと右半体30bとは、室外機90の正面に配置される第1熱交換部3aと、室外機90の側面に配置される第2熱交換部3bと、室外機90の背面に配置される第3熱交換部3cと、第2熱交換部3bに対向するように配置される第4熱交換部3dと、を有している。つまり、左半体30aと右半体30bのそれぞれは、各室外送風機4a,4bを中心とする周方向に、第1熱交換部3aと、第2熱交換部3bと、第3熱交換部3cと、第4熱交換部3dとがこの順番で配置されている。そして、第1熱交換部3aと第3熱交換部3cとが対向し、第2熱交換部3bと第4熱交換部3dとが対向している。
つまり、室外熱交換器3は、前後左右に、第1熱交換部3aから第4熱交換部3dを有する四面熱交換体となっている。言い換えれば、左半体30aと右半体30bのそれぞれは、一端が正面側に配置され、正面、側面、背面へと室外機90の外周に沿って配置されている。そして、他端は背面側の中央近傍にて室外機90の外周側から内側に向かって延伸した位置に配置される。
この室外熱交換器3は、左半体30aにおける第4熱交換部3dと、右半体30bにおける第4熱交換部3dとが、連結ピラー40を介して連結されている。
以下では、第1支柱としての電気箱支持フレーム22の説明に先立って第2支柱としての連結ピラー40について説明する。
連結ピラー40は、左半体30aにおける第4熱交換部3dと、右半体30bにおける第4熱交換部3dとの間に形成される間隙39の幅を維持しつつ、左半体30aと右半体30bとを一体に接続している。
図4中、符号25aは、連結ピラー40の下端部に設けられた取付フランジである。この取付フランジ25aは、サイドプレート25の略L字の内角側に形成されている。
図5に示すように、この連結ピラー40は、左半体30aにおける第4熱交換部3dと、右半体30bにおける第4熱交換部3dとの間で上下方向に延在している。
本実施形態での連結ピラー40は、左半体30a及び右半体30bの第4熱交換部3d同士の間に配置されるセンタピラー23と、センタピラー23の左右両側にそれぞれ配置されるサイドプレート25と、を備えている。これらセンタピラー23とサイドプレート25とは一体になっている。
センタピラー23は、材軸方向に長く横断面視で略U字状を呈している。センタピラー23は、略U字の閉じた側が第4熱交換部3d同士の間に配置され、開いた側が第4熱交換部3dの端部から前方に向けて突出している。センタピラー23は、左半体30aにおける第4熱交換部3dと、右半体30bにおける第4熱交換部3dとの間に形成される間隙39を塞ぐことで、この間隙39から直接、外気が室外機90内に入り込まないようにしている。
サイドプレート25は、材軸方向に長く横断面視で略L字状を呈している。このサイドプレート25は、第4熱交換部3dの端部に形成される伝熱管の折返部(図示省略)を覆って保護する機能をも有している。つまり、サイドプレート25は、略L字の一辺が第4熱交換部3dの端部に対向し、他辺がセンタピラー23の開いた側に接合されている。
本実施形態での連結ピラー40は、アルミニウム等の金属材料からなるセンタピラー23とサイドプレート25とを溶接等によって接合したものを想定しているが、一軸押出し成形によりセンタピラー23とサイドプレート25とを一体成形することもできる。
このような連結ピラー40は、第4熱交換部3dに対して溶接、ボルトによる締結等によって取り付けられる。
また、連結ピラー40は、上端部に取付片23aを有している。この取付片23aは、センタピラー23の閉じられた側で上方に向けて突出する板体で形成されている。
次に、室外機90の正面側(前側)の構成について更に詳しく説明する。
図5に示すように、左半体30aにおける第1熱交換部3aの端部と、右半体30bにおける第1熱交換部3aの端部との間には、サービススペース31aが確保されている。
このサービススペース31aを構成する開口部は、内側空間50に臨んでいる。
このサービススペース31aは、室外熱交換器3の内側空間50に配置され、制御基板等が収容される電気箱33、圧縮機1等の各種冷凍サイクル構成機器へのアクセス(例えば、メンテナンス等)を可能にする。
このサービススペース31aには、これを塞ぐようにパネル31(図2参照)が取り付けられる。ちなみに、このパネル31は、後記する第1支柱としての電気箱支持フレーム22(図4参照)にボルトB1(図4参照)にて締結されている。パネル31は、このボルトB1による締結を解くことによって、室外機90の正面から取り外しが可能となっている。
図5中、符号38は、第1熱交換部3aの端部に接続される上下方向に長いサイドプレートである。このサイドプレート38は、第1熱交換部3aの端部に形成される伝熱管の折返部(図示省略)を覆っている。また、サイドプレート38の下端部は、ベース部材12(図4参照)に固定され、サイドプレート38の上端部は、天板13(図3参照)に固定されている。
再び図4に戻って、左半体30a及び右半体30bにおける第1熱交換部3aの各端部は、プロペラファン41a,41bの回転中心Axよりも、左右方向外側寄りに配置されている。
また、左半体30a及び右半体30bにおける第4熱交換部3dは、室外機90の背面側から正面側に向かって延びた先端部が、プロペラファン41a,41bの回転半径よりも外側に配置されている。
次に、電気箱支持フレーム22(支柱)について説明する。
図3に示すように、電気箱支持フレーム22は、前記のように天板13寄りでパネル31に沿うように配置される電気箱33を支持する上下方向に長い部材で形成されている。
また、電気箱支持フレーム22は、図4に示すように、内側空間50に一対設けられ、電気箱33を左右両側から挟むように配置されている。
この一対の電気箱支持フレーム22は、上面視での室外機90の左右中心軸60を基準に線対称となるように形成されている。
本実施形態での電気箱支持フレーム22は、板部材を長手方向に沿って屈曲させて形成した柱状構造体であり、断面視で一方に閉じ他方に開いた形状になっている。具体的には、横断面視で略U字状を呈している。
本実施形態での電気箱支持フレーム22は、断面視で、開いた側が電気箱33の側面に接続され、閉じた側が第1熱交換部3aの端部に近接して配置されている。
なお、電気箱支持フレーム22は、管状体のような閉じた断面形状を有するものとすることもできる。
図4中、符号12は、ベース部材であり、符号38は、第1熱交換部3aの端部に設けられたサイドプレートであり、符号Bは、パネル31を電気箱支持フレーム22に締結するボルトである。符号22cは、電気箱支持フレーム22の下端部に設けられた取付フランジである。
このような第1支柱としての電気箱支持フレーム22は、図3に示すように、ブラケット22b及び取付リブ22a、並びに取付フランジ22cを介して天板13及びベース部材12に固定されている。
本実施形態での電気箱支持フレーム22は、ベース部材12に下端部が接合され、上端部で天板13を介して室外送風機4を支持している。
次に、第2支柱としての連結ピラーの取り付けについて説明する。
図6(a)は、連結ピラー40の上端部の部分斜視図であり、図6(b)は、連結ピラー40の下端部の部分斜視図である。
図6(a)に示すように、連結ピラー40のセンタピラー23の上端部には、前記の取付片23aが形成されている。
図6(a)中、符号13aは、天板13に設けられた連結ピラー40の取付孔である。
この取付孔13aは、内側空間50とベルマウス43の内側とを連通させるように天板13に設けた貫通孔である。
本実施形態での連結ピラー40の取付片23aは、取付孔13aの内周面にボルトB4にて締結されている。なお、図6(a)中、符号3dは、第4熱交換部であり、天板13に当接する第4熱交換部の上端面を隠れ線(点線)で示している。
図6(b)に示すように、連結ピラー40のサイドプレート25の下端部には、前記の取付フランジ25aが形成されている。
本実施形態での連結ピラー40の取付フランジ25aは、ベース部材12にボルトB5にて締結されている。
電気箱支持フレーム22は、ベース部材12に下端部が接合され、上端部で天板13を介して室外送風機4を支持している。
なお、図6(b)中、符号3dは、第4熱交換部である。
次に、以上の室外機90を備える空気調和機100が奏する作用効果について説明する。
本実施形態の室外機90は、室外送風機4が駆動することで内側空間50の空気が上方に向けて吹き出される。これにより室外熱交換器3を介して外気が内側空間50に取り込まれる。室外熱交換器3の冷媒は、外気と熱交換する。
このような室外機90においては、室外熱交換器3の上方で室外送風機4を支持する必要がある。したがって、従来の室外機(例えば、特許文献1参照)では、室外熱交換器の外側に設けた4つの支柱で室外送風機4を支持している。そして、従来の室外機では、重量構造物である送風機の支持するための構造強度を確保するために、4つの支柱を太くする必要がある。
しかしながら、支柱を太くすると、室外熱交換器に外気を通過させる際の通風抵抗が増大する。この通風抵抗の増大は、室外機の省エネルギ性能を阻害する。
これに対して、本実施形態の室外機90では、室外熱交換器3の内側空間50内に設けた第1支柱としての、一対の電気箱支持フレーム22と、第2支柱としての連結ピラー40とによって、室外送風機4をベース部材12上で3点支持する構成となっている。
つまり、これら電気箱支持フレーム22及び連結ピラー40は、内側空間50内に配置されているので、従来の室外機(例えば、特許文献1参照)と比較して、室外熱交換器に外気を通過させる際の通風抵抗を低減することができる。
しかも、本実施形態の室外機90は、電気箱支持フレーム22を第1熱交換部3aの端部に近接した位置に有し、連結ピラー40を第4熱交換部3dの端部に近接した位置に有している(図4参照)。したがって、電気箱支持フレーム22及び連結ピラー40を太くしたとしても、通風抵抗が低く抑えられるので、従来の室外機(例えば、特許文献1参照)よりも省エネルギ性能に優れる。
また、本実施形態の室外機90によれば、電気箱支持フレーム22及び連結ピラー40を太くすることによって、室外送風機4を支持するための構造強度を確保することができるので、4つの支持フレーム11(図4参照)を細くするか、あるいは4つの支持フレーム11の全部又は一部を省略することもできる。これにより室外機90は、通風抵抗がさらに低減されて省エネルギ性能がさらに向上することとなる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、4本の支持フレーム11を有しているが、本発明では支持フレーム11を省略することもできる。
また、前記実施形態では、連結ピラー40の上端は、天板13に形成された取付孔13aに取付片23aを介して固定されているが、本発明は天板13に取付孔13aを形成することなく、天板13の下面に連結ピラー40の上端を取り付ける構成とすることもできる。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外熱交換器
3a 第1熱交換部
3b 第2熱交換部
3c 第3熱交換部
3d 第4熱交換部
4 室外送風機
4a 室外送風機
4b 室外送風機
5 アキュムレータ
6 室外膨張弁
7 室内熱交換器
8 室内膨張弁
11 支持フレーム
12 ベース部材
13 天板
15 配管接続口
22 電気箱支持フレーム(第1支柱)
23 センタピラー
30a 左半体
30b 右半体
31 パネル
31a サービススペース
33 電気箱(機器収容箱)
38 サイドプレート
39 間隙
40 連結ピラー(第2支柱)
41 プロペラファン
41a プロペラファン
41b プロペラファン
43 ベルマウス
50 内側空間
60 中心軸
90 室外機
91 室内機
100 空気調和機

Claims (3)

  1. 内側空間を囲むようにベース部材上に立設される熱交換器と、
    前記熱交換器上で横並びに配置され、前記内側空間の空気を吹き上げる一対の送風機と、を有し、
    前記熱交換器は、一対の前記送風機のそれぞれに対応するように配置される、互いに対称形状の一対の半体を有し、
    前記半体は、上面視で前記送風機を中心にした周方向に第1熱交換部、第2熱交換部、第3熱交換部、及び第4熱交換部をこの順番で有し、
    前記第1熱交換部と前記第3熱交換部とが対向するとともに、前記第2熱交換部と前記第4熱交換部とが対向し、
    前記半体同士が前記第4熱交換部同士を介して接合された前記熱交換器を有する室外機を備え、
    各半体の前記第1熱交換部の端部同士の間には、前記内側空間が臨む開口部が形成され、
    前記開口部には、当該開口部を塞ぐパネルが配置され、
    各半体の前記第1熱交換部の端部同士の間には、各端部に近接して一対の第1支柱を有し、
    前記第4熱交換部同士は、第2支柱を挟んで互いに接合され、
    前記第1支柱及び前記第2支柱は、前記ベース部材に下端部が接合され、上端部で前記送風機を支持している前記室外機を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    一対の前記第1支柱同士の間には、前記内側空間に配置される機器収容箱が配置され、前記機器収容箱は、当該第1支柱に支持されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記ベース部材に下端部が接合され、上端部で前記送風機を支持している支持フレームを有し、
    前記支持フレームは、前記熱交換器の外側で前記ベース部材の四隅に配置され、
    前記支持フレームの横断面積は、前記第1支柱の横断面積よりも小さく設定されていることを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132549A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室外機
WO2024150277A1 (ja) * 2023-01-10 2024-07-18 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外機

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