JP6880662B2 - インク補給容器 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを噴射して印刷を行うインクジェット式のプリンターに設けられたインクタンクにインクを補給可能なインク補給容器に関する。
従来から、インクをインク噴射ヘッドから噴射することで媒体に印刷を行うインクジェット式のプリンターがある。そして、インク噴射ヘッドに供給されるインクを収容可能なインクタンクの中には、プリンターに着脱可能に装着されるインクカートリッジがあり、このインクカートリッジは、再補充容器(インク補給容器)からインクが補充可能とされていた(例えば特許文献1)。
すなわち、このインクカートリッジでは、インクが消費された使用済みのインクカートリッジに対して再補充容器からインクを補充し、再使用可能としていた。さらに、複数種類のインクを収容可能なインクカートリッジでは、複数設けられたインク再補充用孔に対して、互いに連結された複数の再補充容器をそれぞれ接続させてインクを補充していた。
特開2003−305865号公報
ところで、こうした再補充容器の場合は、インクの種類ごとにピストンが設けられている。そのため、インクカートリッジが備えるインク再補充用孔に、再補充容器が備える接合用針を差し込んだ状態で1つずつピストンを押し下げなければならず、インクの補給に手間がかかっていた。
なお、こうした課題は、インクカートリッジにインクを補充する再補充容器に限らず、インクタンクにインクを補給するインク補給容器においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数種類のインクを収容可能なインクタンクにインクを容易に補給できるインク補給容器を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するインク補給容器は、複数のインク入口が並ぶインクタンクに接続されてインクを補給するインク補給容器であって、前記インクを収容可能なインク室と、前記インク室に連通し、前記インク補給容器が前記インクタンクと接続された接続状態で前記インクを排出可能なインク出口と、前記接続状態で前記インクタンクから前記インク補給容器内に空気を取り込み可能な空気取込口と、前記インク室を画定し、且つ、前記接続状態で前記複数のインク入口の並び方向と交差する方向に延びる側壁と、前記インク出口が形成され、前記側壁と交差する底壁と、を備え、前記側壁は、前記接続状態において、前記インク出口が接続されたインク入口と、該インク入口とは異なるインク入口と、の間に、前記側壁と前記底壁とが交差する交差部の一部が位置する。
この構成によれば、インク入口とインク出口とを接続させた場合、側壁は、複数のインク入口の間に位置する。そのため、インク出口が接続されたインク入口とは異なるインク入口には、別のインク出口を接続させることができる。したがって、複数のインク入口にそれぞれインク出口を接続し、空気取込口から空気を取り込みながらインクを補給することにより、複数種類のインクを収容可能なインクタンクにインクを容易に補給できる。
上記インク補給容器において、前記インク出口は、前記空気取込口を兼ねることが好ましい。
この構成によれば、インク入口が空気取込口を兼ねるため、インク入口と空気取込口とを別々に設ける場合に比べ、構造を簡単にできる。
上記インク補給容器において、前記インク出口は、前記接続状態で開く弁を備えることが好ましい。
この構成によれば、インク出口は弁を備えているため、例えばインク出口とインク入口とを接続させるためにインク補給容器を傾けても、インク出口からインクが漏れる虞を低減できる。
上記インク補給容器は、複数の前記インク室と、複数の前記インク出口と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、インク補給容器が複数のインク室と複数のインク出口とを備えているため、複数のインク入口を備えたインクタンクに対し、まとめてインクを補給できる。したがって、インクタンクにインク補給容器を接続する接続操作を容易にすることができる。
上記インク補給容器において、前記複数のインク室のうち少なくとも2つのインク室の容積は、互いに異なることが好ましい。
この構成によれば、容積が異なる複数のインク室を備えているため、補給可能なインクの量を、例えばインクの種類などに合わせて設定することができる。
上記インク補給容器は、前記接続状態において前記インク出口が対応する前記インク入口と接続するように、前記インクタンクに設けられたタンク側位置決め部により位置決めされる補給容器側位置決め部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、タンク側位置決め部と補給容器側位置決め部とにより、インクタンクとインク補給容器とを位置決めできるため、インク入口に対してインク出口を適切に接続し、インクの補給を安定させることができる。
上記インク補給容器において、前記補給容器側位置決め部は、前記タンク側位置決め部により位置決めされたとき、前記インク出口と前記インク入口との対応を識別可能とする識別部を備えることが好ましい。
この構成によれば、インクタンクに対してインク補給容器が位置決めされた場合に、識別部がインク出口とインク入口との対応を識別するため、インク出口とインク入口を正しい組み合わせで接続させることができる。
上記インク補給容器において、前記側壁の少なくとも一部は、前記インク室の内部のインクを外部から視認可能に構成されることが好ましい。
この構成によれば、インク室の内部のインクを外部から視認できるため、インクの補給状態を視認できる。すなわち、例えばインクタンクにインクが補給されてインク室のインクが減少する様子や、補給が終了してインクの減少が止まった様子を外側から視認できる。
上記インク補給容器は、前記インク室内を大気に連通させる大気連通路をさらに備え、前記インク出口は、前記接続状態において、前記インクを噴射するインク噴射ヘッドの上方に装着された前記インクタンクが有する前記インク入口に接続されることが好ましい。
この構成によれば、大気連通路によりインク室内が大気圧とされるため、インクタンクがインク噴射ヘッドの上方に装着されている場合であっても、インクタンクにインクを補給できる。
また、上記課題を解決するインク補給容器は、複数のインク入口が並ぶインクタンクに接続されてインクを補給するインク補給容器であって、前記インクを収容可能な複数のインク室と、前記複数のインク室にそれぞれ連通し、前記インク補給容器が前記インクタンクと接続された接続状態で前記インクを排出可能な複数のインク出口と、前記接続状態で前記インクタンクから前記インク補給容器内に空気を取り込み可能な空気取込口と、を備え、複数の前記インク室は連結されている。
この構成によれば、インク補給容器が複数のインク室を備えているため、複数のインク入口を備えたインクタンクに対し、まとめてインクを補給できる。したがって、複数のインク入口にそれぞれインク出口を接続し、空気取込口から空気を取り込みながらインクを補給することにより、複数種類のインクを収容可能なインクタンクにインクを容易に補給できる。
上記インク補給容器において、前記インク出口は、前記空気取込口を兼ねることが好ましい。
この構成によれば、上記インク補給容器と同様の効果を奏し得る。
上記インク補給容器において、前記インク出口は、前記接続状態で開く弁を備えることが好ましい。
この構成によれば、上記インク補給容器と同様の効果を奏し得る。
上記インク補給容器は、前記接続状態において前記インク出口が対応する前記インク入口と接続するように、前記インクタンクに設けられたタンク側位置決め部により位置決めされる補給容器側位置決め部をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、上記インク補給容器と同様の効果を奏し得る。
上記インク補給容器において、前記補給容器側位置決め部は、前記タンク側位置決め部により位置決めされたとき、前記インク出口と前記インク入口との対応を識別可能とする識別部を備えることが好ましい。この構成によれば、上記インク補給容器と同様の効果を奏し得る。
上記インク補給容器は、前記インク室内を大気に連通させる大気連通路と、前記インク室内の圧力と大気圧との圧力差に応じて開閉可能な圧力調整弁と、をさらに備え、前記インク出口は、前記接続状態において、前記インクを噴射するインク噴射ヘッドの上方に装着された前記インクタンクが有する前記インク入口に接続されることが好ましい。
インク噴射ヘッドの上方に装着されたインクタンクにインクを補給する場合、インク室内を負圧状態に維持しなければインク噴射ヘッドからインクが漏れてしまう虞がある。その点、この構成によれば、インク補給容器は、大気連通路と圧力調整弁とを備えているため、インク室内の圧力を調整してインクを補給できる。したがって、インク噴射ヘッドの上方に装着されたインクタンクにもインクを補給できる。
また、上記課題を解決するインク補給容器は、複数のインク入口を有するインクタンクに接続されてインクを補給するインク補給容器であって、前記インクを収容可能なインク室と、前記インク室に連通し、前記インク補給容器が前記インクタンクと接続された接続状態で前記インク入口と接続して前記インクを排出可能なインク出口と、前記インク出口が形成された側に設けられた底壁と、前記接続状態で前記インクタンクから前記インク補給容器内に空気を取り込み可能な空気取込口と、を備え、前記接続状態において、前記底壁は、前記インク出口が接続されるインク入口とは異なるインク入口と対向する。
インク補給容器は、インク出口をインク入口に接続することにより、インクタンクにインクを補給可能となる。そして、この構成によれば、接続状態でインク出口が接続されないインク入口は、底壁と対向するため、インクが誤って補給される虞を低減できる。さらに、空気取込口から空気を取り込みながらインクを補給することにより、複数種類のインクを収容可能なインクタンクにインクを容易に補給できる。
上記インク補給容器は、前記底壁と交差する方向に延び、前記インク出口を挟んで設けられた一対のガイド壁をさらに備え、前記ガイド壁は、前記インクタンクに設けられたタンク側位置決め部と係合可能な補給容器側位置決め部を有することが好ましい。
この構成によれば、ガイド壁は、補給容器側位置決め部を有している。そのため、インク補給容器とインクタンクとを接続させる場合に、補給容器側位置決め部をタンク側位置決め部と係合させることにより、インク補給容器をインクタンクと適切に接続できる。
上記インク補給容器において、前記補給容器側位置決め部は、前記インク出口よりも前記底壁から離れた位置に位置することが好ましい。
この構成によれば、インク出口とインク入口とが接続する前に、補給容器側位置決め部がタンク側位置決め部と係合するため、インク出口が対応しないインク入口に接続されてしまう虞を低減できる。
上記インク補給容器において、前記複数のインク入口は、互いに形状が異なり、前記インク出口は、対応する前記インク入口の形状に合う形状を有することが好ましい。
この構成によれば、インク出口が有する形状が、インク入口の形状と合うため、インク出口とインク入口を正しい組み合わせで接続させることができる。
上記インク補給容器において、前記インク出口は、前記空気取込口を兼ねており、且つ、前記接続状態で開き、非接続状態で閉じる弁を備えることが好ましい。
この構成によれば、上記インク補給容器と同様の効果を奏し得る。
上記インク補給容器は、底壁に形成された前記インク出口を複数備え、前記複数のインク出口の少なくとも一部は、該インク出口の中心が第1方向に沿って並ぶように配列され、前記インク出口の列は、前記底壁において前記第1方向と直交する第2方向の中心より前記第2方向においてオフセットした位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1方向に沿って配列されたインク出口の列は、第2方向においてオフセットしているため、インクタンクに対してインク補給容器が誤った向きで接続される虞を低減できる。
上記インク補給容器は、底壁に形成された前記インク出口を複数備え、前記複数のインク出口の一部は、該インク出口の中心が第1方向に沿って並ぶように配列され、前記複数のインク出口の一部とは異なる他のインク出口は、前記配列に対し前記第1方向と直交する第2方向においてオフセットした位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1方向に沿って並ぶインク出口とは異なるインク出口が、第2方向においてオフセットしているため、インクタンクに対してインク補給容器が誤った向きで接続される虞を低減できる。
上記インク補給容器において、前記ガイド壁の底面視の形状は、非点対称の形状であることが好ましい。
この構成によれば、ガイド壁の底面視の形状は、非点対称の形状であるため、インクタンクに対してインク補給容器が誤った向きで接続される虞を低減できる。
プリンターの第1実施形態の斜視図。 プリンターに設けられたインクタンクの斜視図。 インクタンクの平面図。 インク補給容器の模式断面図。 インク補給容器の一部破断図。 インク補給容器の底面図。 接続状態のインク補給容器とインクタンクの模式断面図。 インク補給容器の第2実施形態の模式断面図。 プリンターの第3実施形態の斜視図。 インク補給容器の模式断面図。 インク補給容器の第1変形例の模式断面図。 インク補給容器の第2変形例の模式断面図。 インク補給容器の第3変形例の底面図。 インク補給容器の第4変形例の底面図。 インク補給容器の第5変形例の底面図。 インク補給容器の第6変形例の底面図。 キャップを備えるアダプターの第7変形例の斜視図。
(第1実施形態)
以下、プリンターにインクを補給するインク補給容器の第1実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施形態のプリンターは、媒体に対してインクを噴射することによって、媒体に画像等の記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、プリンター11は、略直方体形状の筐体12を備えている。筐体12内には、例えば用紙などの媒体(図示略)にインクIK(図4参照)を付着させて印刷する印刷部13と、インクタンク14(図2参照)に収容されたインクIKを印刷部13に供給するためのチューブなどを有する供給部15と、が設けられている。
本実施形態では、反重力方向を上方向というと共に、重力方向を下方向という。そして、図1では、プリンター11が水平面上に置かれているものとして上方向と下方向に沿う方向を上下方向Zとし、水平面に沿う方向を幅方向X及び奥行方向Yとして図示する。すなわち、幅方向X、奥行方向Y、及び上下方向Zは、相互に交差(好ましくは直交)する。また、奥行方向Yにおける一端側を前面側もしくは前側、一端側とは反対の他端側を背面側もしくは後側といい、前面側から見た幅方向Xの一端側を右側、他端側を左側ということもある。
印刷部13は、ノズル(図示略)からインクIKを噴射するインク噴射ヘッド17と、インク噴射ヘッド17を保持して幅方向X(走査方向)に沿って往復移動可能なキャリッジ18と、を備えている。そして、印刷部13は、移動するインク噴射ヘッド17から媒体に向かってインクIKを噴射することにより媒体に印刷する。
また、筐体12の前面側には、複数枚の媒体を積層状態で収容可能な給送カセット19と、印刷された媒体が排出される排出口20と、プリンター11の各種の操作を行うための操作パネル21と、が下側から順に設けられている。さらに、操作パネル21の右側には、回転軸22を回転中心として開閉動作自在な開閉扉23が設けられている。
図2に示すように、開閉扉23の後側となる位置には、インクタンク14が設けられている。インクタンク14は、複数(本実施形態では4つ)のインク収容体25と、インク収容体25とインク補給容器26(図4参照)とを連絡するためのアダプター27と、を含んで構成されている。
図3に示すように、各インク収容体25は、インクIKを貯留する貯留室29と、貯留室29の内部と外部とを連通する少なくとも1つ(本実施形態では複数)の流路30a,30bを有して上方向に向けて延びる針31と、を備えている。各インク収容体25には、それぞれ異なる種類(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどの色や、顔料や染料などの着色剤)のインクIKが収容される。また、貯留室29に貯留可能なインクIKの貯留量は、インク収容体25ごとに異なっていてもよい。本実施形態のインクタンク14は、貯留量の多い1つのインク収容体25と、貯留量の少ない3つのインク収容体25と、を備えている。
アダプター27は、略直方体状をなし、複数のインク収容体25に一括にした状態で組み付けられている。アダプター27には、上面に開口するように複数(本実施形態ではインク収容体25と同数の4つ)の貫通孔32が形成されている。貫通孔32は、平面視で略矩形状の一対の矩形孔部33と、平面視で略円形状の円孔部34と、を有している。矩形孔部33には、特徴的な凹凸形状を呈する第1凹凸部35が設けられている。そして、アダプター27は、円孔部34の中央に針31が配置されるように、インク収容体25に取り付けられている。
アダプター27の側面は、インク補給容器26(図4参照)が接続された場合に、このインク補給容器26を位置決めするタンク側位置決め部36とされ、タンク側位置決め部36の下端には、環状凸部37が形成されている。さらに、タンク側位置決め部36には、平面視で略半円状の凹部38が上下方向Zに沿って設けられている。
そして、本実施形態では、針31と貫通孔32とによりインク入口39a〜39dが構成されている。すなわち、インクタンク14は、幅方向Xに沿って一列に並ぶ複数のインク入口39a〜39dを有している。換言すると、インク入口39a〜39dは、同一線上に位置する。また、第1凹凸部35は、インク入口39a〜39dごとに形状が異なるため、複数のインク入口39a〜39dは、互いに形状が異なっている。
次に、インクタンク14に接続されてインクIKを補給するインク補給容器26について説明する。インク補給容器26における各方向は、インク補給容器26がインクタンク14と接続された接続状態(図7参照)での方向とする。
図4に示すように、インク補給容器26は、インクIKを収容可能な複数(本実施形態では4つ)のインク室41a〜41dを備え、複数のインク室41a〜41d同士が連結された状態で一体的に形成されている。さらに、インク補給容器26は、複数のインク室41a〜41dにそれぞれ連通し、接続状態でインク入口39a〜39dと接続してインク室41a〜41dに収容されたインクIKを排出可能な複数(本実施形態では4つ)のインク出口42a〜42dを備えている。なお、インク室41a〜41dとインク出口42a〜42dの数は、1つであってもよく、インク入口39a〜39dの数よりも少ないのが好ましい。
複数のインク室41a〜41dのうち少なくとも2つのインク室の容積は、互いに異なっているのが好ましい。本実施形態では、ブラックインクを収容する第1インク室41aの容積は、カラーインクを収容する第2インク室41b〜第4インク室41dの容積よりも大きい。
図4,図5に示すように、インク室41a〜41dは、インク出口42a〜42dが形成された底壁44と、底壁44と対向する天壁45と、底壁44及び天壁45と交差する側壁46と、により画定されている。
側壁46は、インク室41a〜41d同士を区画し、底壁44から立設するように設けられた区画壁47a〜47cを有している。第1区画壁47aは、第1インク出口42aと連通する第1インク室41aと、第2インク出口42bと連通する第2インク室41bと、を区画する。第2区画壁47bは、第2インク室41bと、第3インク出口42cと連通する第3インク室41cと、を区画する。第3区画壁47cは、第3インク室41cと、第4インク出口42dと連通する第4インク室41dと、を区画する。
さらに、側壁46は、幅方向Xの両端に位置する第1インク室41a及び第4インク室41dをそれぞれ画定する左壁48及び右壁49と、インク室41a〜41dの前面側に位置する前壁50と、インク室41a〜41dの背面側に位置する後壁(図示略)と、を有している。
側壁46と底壁44とが交差する部分は、交差部51とされている。本実施形態では、交差部51のうち、第1区画壁47aと底壁44とが交差する部分が第1交差部51aとされ、第2区画壁47bと底壁44とが交差する部分が第2交差部51bとされ、第3区画壁47cと底壁44とが交差する部分が第3交差部51cとされている。
側壁46は、接続状態(図7参照)で複数のインク入口39a〜39dの並び方向と一致するインク出口42a〜42dの並び方向(幅方向X)と交差する方向に延びるように設けられている。本実施形態では、区画壁47a〜47c、左壁48、及び右壁49は、幅方向Xと交差する奥行方向Y及び上下方向Zに沿って延びるように設けられている。また、前壁50と後壁(図示略)は、幅方向Xと交差する上下方向Zに沿って設けられている。
図5に示すように、前壁50には、インク室41a〜41d内のインクIKの液面を視認可能とする透明もしくは半透明の視認部53が設けられている。換言すると、前壁50は、側壁46の一部を構成していると共に、インク室41a〜41dの内部のインクを外部から視認可能に構成されている。
図5,図6に示すように、左壁48、右壁49、前壁50、後壁(図示略)は、底壁44よりも下方(インク出口42a〜42d側)に延出するように形成され、底壁44よりも下方の部分がガイド壁54とされている。ガイド壁54は、タンク側位置決め部36よりも一回り大きな長方形状の底壁44の縁から、上下方向Zに沿うように立設して矩形環状に設けられている。換言すると、ガイド壁54は、底壁44と交差する方向に延び、インク出口42a〜42dを幅方向Xに挟んで設けられた一対と、奥行方向Yに挟んで設けられた一対とにより構成されている。
そして、ガイド壁54の内面は、インクタンク14に設けられたタンク側位置決め部36と係合可能な補給容器側位置決め部55とされている。すなわち、ガイド壁54は、補給容器側位置決め部55を有している。
補給容器側位置決め部55は、接続状態においてインク出口42a〜42dが対応するインク入口39a〜39dと接続するように、インクタンク14に設けられたタンク側位置決め部36により位置決めされる。さらに、補給容器側位置決め部55は、タンク側位置決め部36により位置決めされたとき、インク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dとの対応を識別可能とする識別部56を備える。本実施形態の識別部56は、インクタンク14が備える凹部38と係合可能な半円柱形状をなし、上下方向Zに沿って形成されている。
図4,図6に示すように、インク出口42a〜42dは、接続状態で開き、インクタンク14に接続されない非接続状態で閉じる弁58を備えている。本実施形態の弁58は、少なくとも1つ(本実施形態では3つ)のスリット59が設けられたシリコン膜等の弾性部材を有して構成されている。弁58は、インク補給容器26が補給姿勢とされた場合でも、閉じた状態を維持する。そのため、インク補給容器26は、姿勢が変更された場合でもインク出口42a〜42dからのインクIKの漏れが抑制されている。なお、補給姿勢とは、インク出口42a〜42dがインク室41a〜41dよりも下側に位置し、インク出口42a〜42dが下側を向く姿勢であり、インクタンク14に接続可能となる姿勢である。補給姿勢のインク補給容器26は、インク出口42a〜42dの先端(下端)よりも補給容器側位置決め部55の先端(下端)が下側に位置すると共に、インク出口42a〜42dの先端よりも弁58が上側に位置している。すなわち、補給容器側位置決め部55の先端は、インク出口42a〜42dよりも底壁44から離れた位置に位置する。
図6に示すように、インク出口42a〜42dは、弁58が設けられた円筒状の筒部60と、奥行方向Yにおいて筒部60の両側に設けられた底面視で略矩形状の一対の矩形凸部61と、を有している。インク出口42a〜42dは、インク補給容器26をインクタンク14に接続する際に、インクタンク14に形成された貫通孔32と嵌合可能に形成されている。さらに、矩形凸部61の外面には、対応する第1凹凸部35と係合可能な第2凹凸部62が形成されている。第2凹凸部62は、インク出口42a〜42dごとに形状が異なっている。そして、矩形凸部61と第2凹凸部62とにより、インク出口42a〜42dが対応するインク入口39a〜39dの形状に合う形状をした識別形状部63が構成されている。
次に、インク補給容器26をインクタンク14に接続し、インクタンク14にインクIKを補給する場合の作用について説明する。
さて、インク補給容器26は、補給姿勢でインクタンク14に接続される。このとき、インク補給容器26の向きが、水平方向に(例えば90度)ずれていた場合には、長方形状のタンク側位置決め部36と補給容器側位置決め部55は係合しない。また、インク補給容器26の向きが、水平方向に例えば180度ずれていた場合には、インク補給容器26の識別部56が、インクタンク14の凹部38と係合しない。したがって、インク補給容器26の向きがずれていた場合には、インク補給容器26をインクタンク14に接続することができず、インク補給容器26が誤った向きのまま接続されてしまう虞を低減できる。
図7に示すように、インク補給容器26は、識別部56と凹部38とが係合する正しい向きでインクタンク14に接続されると、補給容器側位置決め部55がタンク側位置決め部36に位置決めされて接続状態になる。さらに、インク出口42a〜42dが対応するインク入口39a〜39dに係合する。なお、インク入口39a〜39dの第1凹凸部35と、インク出口42a〜42dの第2凹凸部62は、インク補給容器26とインクタンク14が正しい向きで接続されたときに、互いに係合するように形成されている。
さらに、インク出口42a〜42dの筒部60内に針31が挿入されると、弁58は、針31の先端で内側に押し広げられて開弁する。その結果、インク補給容器26の筒部60と針31とが接続され、インク補給容器26からインクタンク14へのインクの補給が行われる。このとき、針31に2つ設けられた流路30a,30bのうち、一方の流路がインクIKを流通させるインク流路として機能し、他方の流路が空気を流通させる空気流路として機能する。すなわち、インク出口42a〜42dは、接続状態でインクタンク14からインク補給容器26内に空気を取り込み可能な空気取込口を兼ねている。
接続状態では、幅方向Xにおいて、第1インク入口39aと、第1インク入口39aとは異なる第2インク入口39b〜第4インク入口39dとの間に、区画壁47a〜47cと底壁44とが交差する第1交差部51a〜第3交差部51cが位置する。換言すると、側壁46は、接続状態において、第1インク出口42aが接続された第1インク入口39aと、第1インク入口39aとは異なる第2インク入口39b〜第4インク入口39dと、の間に、側壁46と底壁44とが交差する交差部51の一部が位置する。
具体的には、接続状態において、第1区画壁47aは、第1インク入口39aと第2インク入口39b、の並び方向(幅方向X)における間の位置に位置している。そして、第1交差部51aは、第1インク入口39aと、第2インク入口39bと、の間に位置する。この第1交差部51aの位置は、第1インク入口39aと第3インク入口39cとの間の位置でもあり、第1インク入口39aと第4インク入口39dの間の位置でもある。さらに、換言すると、第1交差部51aは、第2インク入口39bが接続された第2インク入口39bと、第2インク入口39bとは異なる第1インク入口39aと、の間に位置する。
第2交差部51bは、第2インク入口39bと、第2インク入口39bとは異なる第3インク入口39cと、の間に位置する。この第2交差部51bの位置は、第2インク入口39bと第4インク入口39dとの間の位置でもある。
第3交差部51cは、第3インク出口42cが接続された第3インク入口39cと、第3インク入口39cとは異なる第4インク入口39dとの間に位置する。換言すると、第3交差部51cは、第4インク入口39dが接続された第4インク入口39dと、第4インク入口39dとは異なる第3インク入口39cと、の間に位置する。また、第3交差部51cの位置は、第1インク入口39aと第4インク入口39dとの間の位置でもあり、第2インク入口39bと第4インク入口39dとの間の位置でもある。
さて、インクタンク14とインク補給容器26との間では、インク室41a〜41d内のインクIKが貯留室29に流入すると共に、貯留室29内の空気がインク室41a〜41d内に流入して所謂気液交換が行われる。そして、貯留室29に流入するインクIKの液面が、流路30a,30bの下端まで上昇すると、貯留室29からインク室41a〜41dへ空気が送られなくなり、インク室41a〜41d内の圧力が低下してインクIKの補給が終了する。また、インク室41a〜41d内のインクIKが空になった場合も、インクIKの補給が終了する。
インク補給容器26からインクタンク14へのインクIKの補給が終了すると、インク補給容器26はインクタンク14から取り外される。このとき、インク出口42a〜42dから針31が抜かれると、弁58は閉弁する。そのため、インク補給容器26にインクIKが残っていた場合でも、インク出口42a〜42dからのインクIKの漏れが抑制される。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)インク入口39a〜39dとインク出口42a〜42dとを接続させた場合、側壁46は、複数のインク入口39a〜39dの間に位置する。そのため、第1インク出口42aが接続された第1インク入口39aとは異なる第2インク入口39b〜第4インク入口39dには、別の第2インク出口42b〜第4インク出口42dを接続させることができる。したがって、複数のインク入口39a〜39dにそれぞれインク出口42a〜42dを接続し、空気取込口を兼ねるインク出口42a〜42dから空気を取り込みながらインクIKを補給することにより、複数種類のインクIKを収容可能なインクタンク14にインクIKを容易に補給できる。
(2)インク入口39a〜39dが空気取込口を兼ねるため、インク入口39a〜39dと空気取込口とを別々に設ける場合に比べ、構造を簡単にできる。
(3)インク出口42a〜42dは弁58を備えているため、例えばインク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dとを接続させるためにインク補給容器26を傾けても、インク出口42a〜42dからインクIKが漏れる虞を低減できる。
(4)インク補給容器26が複数のインク室41a〜41dと複数のインク出口42a〜42dとを備えているため、複数のインク入口39a〜39dを備えたインクタンク14に対し、まとめてインクIKを補給できる。したがって、インクタンク14にインク補給容器26を接続する接続操作を容易にすることができる。
(5)容積が異なる複数のインク室41a〜41dを備えているため、補給可能なインクIKの量を、例えばインクIKの種類などに合わせて設定することができる。
(6)タンク側位置決め部36と補給容器側位置決め部55とにより、インクタンク14とインク補給容器26とを位置決めできるため、インク入口39a〜39dに対してインク出口42a〜42dを適切に接続し、インクIKの補給を安定させることができる。
(7)インクタンク14に対してインク補給容器26が位置決めされた場合に、識別部56がインク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dとの対応を識別するため、インク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dを正しい組み合わせで接続させることができる。
(8)インク室41a〜41dの内部のインクIKを外部から視認できるため、インクIKの補給状態を視認できる。すなわち、例えばインクタンク14にインクIKが補給されてインク室41a〜41dのインクIKが減少する様子や、補給が終了してインクIKの減少が止まった様子を外側から視認できる。
(9)インク補給容器26が複数のインク室41a〜41dを備えているため、複数のインク入口39a〜39dを備えたインクタンク14に対し、まとめてインクIKを補給できる。したがって、複数のインク入口39a〜39dにそれぞれインク出口42a〜42dを接続し、空気取込口を兼ねるインク出口42a〜42dから空気を取り込みながらインクIKを補給することにより、複数種類のインクIKを収容可能なインクタンク14にインクIKを容易に補給できる。
(10)ガイド壁54は、補給容器側位置決め部55を有している。そのため、インク補給容器26とインクタンク14とを接続させる場合に、補給容器側位置決め部55をタンク側位置決め部36と係合させることにより、インク補給容器26をインクタンク14と適切に接続できる。
(11)インク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dとが接続する前に、補給容器側位置決め部55がタンク側位置決め部36と係合するため、インク出口42a〜42dが対応しないインク入口39a〜39dに接続されてしまう虞を低減できる。
(12)インク出口42a〜42dが有する形状が、インク入口39a〜39dの形状と合うため、インク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dを正しい組み合わせで接続させることができる。
(13)プリンター11を初めて使用する場合、インクタンク14にはインクIKが貯留されておらず、全てのインク収容体25にインクIKを補給する所謂初期充填をしなければならない。その点、インク補給容器26は、複数のインク出口42a〜42dが複数のインク入口39a〜39dと接続してインクIKを補給できるため、容易に初期充填を行うことができる。
(14)例えば、特許文献1では、インク再補充用孔に接合用針を差し込んだ状態で1つずつピストンを押し下げなければならず、インクIKの補給に時間をかかってしまっていた。また、ピストンを押し下げる操作をする際に、隣接するピストンに接触してしまう虞があり、インクIKを補給する補給操作が不安定になりやすかった。その点、インク補給容器26は、貯留室29内の空気を取り込みながらインクを補給する。したがって、複数種類のインクIKを収容可能なインクタンク14にインクIKを補給するためにかかる時間を短縮できる。また、複数種類のインクIKを収容可能なインクタンク14に安定してインクIKを補給できる。
(第2実施形態)
次に、インク補給容器の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第2実施形態は、インク室の数が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図8に示すように、インク補給容器26は、1つのインク室41と、1つのインク出口42とを備えている。インク室41の底壁44は、インク出口42に向けて低くなるように少なくともインク室41側となる内面が、斜めに形成されているのが好ましい。また、本実施形態のインク出口42も、接続状態でインクタンク14からインク補給容器26内に空気を取り込み可能な空気取込口を兼ねている。
次に、インク補給容器26をインクタンク14に接続し、インクタンク14にインクを補給する場合の作用について説明する。
図8に示すように、接続状態において、第1インク出口42aが形成された側に設けられた底壁44は、第1インク出口42aが接続される第1インク入口39aとは異なる第2インク入口39b〜第4インク入口39dと対向する。
上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)〜(14)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(15)インク補給容器26は、第1インク出口42aを第1インク入口39aに接続することにより、インクタンク14にインクIKを補給可能となる。そして、接続状態で第1インク出口42aが接続されない第2インク入口39b〜第4インク入口39dは、底壁44と対向するため、インクIKが誤って補給される虞を低減できる。さらに、空気取込口70から空気を取り込みながらインクIKを補給することにより、複数種類のインクIKを収容可能なインクタンク14にインクIKを容易に補給できる。
(第3実施形態)
次に、プリンターにインクを補給するインク補給容器の第3実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第3実施形態は、インクタンクの配置が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図9に示すように、インクタンク14は、キャリッジ18に搭載され、キャリッジ18と共に幅方向X(走査方向)に沿って往復移動可能に設けられている。そして、インク補給容器26のインク出口42a〜42d(図10参照)は、接続状態において、インクを噴射するインク噴射ヘッド17の上方に装着されたインクタンク14が有するインク入口39a〜39dに接続される。
図10に示すように、インク補給容器26は、インク室41a〜41d内を大気に連通させる大気連通路65と、インク室41a〜41d内の圧力と大気圧との圧力差に応じて開閉可能な圧力調整弁66と、を備えている。
次に、インク補給容器26をインクタンク14に接続し、インクタンク14にインクを補給する場合の作用について説明する。
インクタンク14にインクIKを補給する場合には、インク補給容器26をインクタンク14に対して接続状態とする。そして、インク補給容器26に収容されたインクIKは、インク室41a〜41d内の圧力が圧力調整弁66により調整された状態で、気液交換によりインクタンク14に補給される。
上記第3実施形態によれば、上記第1実施形態及び第2実施形態の(1)〜(15)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(16)大気連通路65によりインク室41a〜41d内が大気圧とされるため、インクタンク14がインク噴射ヘッド17の上方に装着されている場合であっても、インクタンク14にインクIKを補給できる。
(17)インク噴射ヘッド17の上方に装着されたインクタンク14にインクIKを補給する場合、インク室41a〜41d内を負圧状態に維持しなければインク噴射ヘッド17からインクIKが漏れてしまう虞がある。その点、インク補給容器26は、大気連通路65と圧力調整弁66とを備えているため、インク室41a〜41d内の圧力を調整してインクIKを補給できる。したがって、インク噴射ヘッド17の上方に装着されたインクタンク14にもインクIKを補給できる。
なお、上記実施形態は、以下に示す変更例のように変更してもよい。また、上記実施形態のインク補給容器26を構成する各構成要素と各変更例、さらに、変更例を構成する各構成要素とは、相互に組み合わせてもよい。
・図11に示すように、第1インク室41aを備える第1インク補給容器26aと、第3インク室41cを備える第3インク補給容器26cとを連結して1つのインク補給容器26としてもよい(第1変形例)。すなわち、インク補給容器26は、1つのインク室を備えるインク補給容器を複数連結して構成してもよい。第1インク補給容器26aと第3インク補給容器26cは、互いに接する右壁49と左壁48を、接着剤による接着や、両面テープなどにより貼着して連結してもよい。また、第1インク補給容器26aと第3インク補給容器26cは、外面を覆うカバーや帯、粘着テープや熱を加えると収縮するシュリンクフィルムなどの連結部材を用いて連結してもよい。
この第1変形例では、第1インク補給容器26aの右壁49と底壁44とが交差する交差部51が、第1インク出口42aが接続される第1インク入口39aと、第3インク入口39cとの間に位置し、底壁44が第2インク入口39bと対向する。また、第3インク補給容器26cの左壁48と底壁44とが交差する交差部51が、第3インク出口42cが接続される第3インク入口39cと、第2インク入口39bとの間に位置し、底壁44が第4インク入口39dと対向する。
・上記第1変形例において、第1インク補給容器26aと第3インク補給容器26cは、連結しなくてもよい。すなわち、インク補給容器26は、インク室41とインク出口42を1つずつ備える構成としてもよい。また、例えば第1インク補給容器26aの右壁49と底壁44との交差部51を、幅方向Xにおいて第1インク入口39aと第2インク入口39bとの間に位置させ、第2インク出口42bと底壁44とを対向させなくてもよい。
・図12に示すように、インク補給容器26のインク室41は、インクIKを収容するインク収容空間68と、空気を取り込む空気取込空間69とに分かれていてもよい(第2変形例)。すなわち、インク室41は、インク出口42とは別に設けられた空気取込口70と、可撓性を有する袋部71と、を備えている。そして、インク出口42と連通する袋部71の内部がインク収容空間68とされると共に、空気取込口70と連通する袋部71の外部が空気取込空間69とされる。なお、空気取込口70は、接続状態において、インクタンク14に設けられて貯留室29と連通する空気出口(図示略)に接続される。そして、インクIKがインク出口42から貯留室29に補給されると、貯留室29内の空気が空気取込口70を介して空気取込空間69に取り込まれる。
・図13に示すように、複数のインク出口42a〜42dは、底面視で略長方形状の底壁44において、奥行方向Y(短手方向)の一端側に、幅方向X(長手方向)に沿って並んで設けてもよい(第3変形例)。なお、インク出口42a〜42d同士は、底壁44の対角線の交点Aを中心とする点対称の関係となるインク出口42a〜42dがないのが好ましい。すなわち、底壁44に形成されたインク出口42a〜42dを複数備え、複数のインク出口42a〜42dの少なくとも一部は、インク出口42a〜42dの中心が第1方向の一例である幅方向Xに沿って並ぶように配列されている。そして、インク出口42a〜42dの列は、底壁44において幅方向Xと直交する第2方向の一例である奥行方向Yの中心より奥行方向Yにおいてオフセットした位置に配置されている。
幅方向Xに沿って配列されたインク出口42a〜42dの列は、奥行方向Yにおいてオフセットしているため、インクタンク14に対してインク補給容器26が誤った向きで接続される虞を低減できる。
・図14に示すように、ガイド壁54の底面視の形状は、任意に変更してもよい。例えば、台形のように、点対称ではない非点対称の形状にしてもよい(第4変形例)。すなわち、補給容器側位置決め部55の形状によってインク出口42a〜42dとインク入口39a〜39dとの対応を識別可能とし、補給容器側位置決め部55を識別部として機能させてもよい。そして、ガイド壁54の底面視の形状は、非点対称の形状であるため、インクタンク14に対してインク補給容器26が誤った向きで接続される虞を低減できる。また、補給容器側位置決め部55を非点対称の形状にしてもよい。
・図15に示すように、インク出口42a〜42dは、一列に配置されていなくてもよい(第5変形例)。例えば、第1インク出口42a〜第3インク出口42cを等間隔で一列に配置すると共に、第4インク出口42dを第2インク出口42b及び第3インク出口42cと等間隔で配置してもよい。また、インク補給容器26は、インク出口42a〜42dの列を複数備えていてもよい。すなわち、底壁44に形成されたインク出口42a〜42dを複数備え、複数のインク出口42a〜42dの一部は、インク出口42a〜42dの中心が幅方向Xに沿って並ぶように配列される。そして、複数のインク出口の一部とは異なる他のインク出口は、配列に対し奥行方向Yにおいてオフセットした位置に配置されてもよい。具体的には、第1インク出口42a〜第3インク出口42cは、中心が幅方向Xに沿って並ぶように配列され、第4インク出口42dは、配列に対し奥行方向Yにおいてオフセットした位置に配置される。
・図16に示すように、インク出口42a〜42dは、第1インク出口42aと第2インク出口42bの並び方向と、第2インク出口42b〜第4インク出口42dとの並び方向が交差するように配置されてもよい(第6変形例)。すなわち、第2インク出口42b〜第4インク出口42dは、中心が幅方向Xに沿って並ぶように配列され、第1インク出口42aは、配列に対し奥行方向Yにおいてオフセットした位置に配置されることが好ましい。
そして、第5変形例及び第6変形例によれば、幅方向Xに沿って並ぶインク出口とは異なるインク出口が、奥行方向Yにおいてオフセットしているため、インクタンク14に対してインク補給容器26が誤った向きで接続される虞を低減できる。
・図17に示すように、複数のインク入口39a〜39dを一括して閉塞可能なキャップ73を備えてもよい(第7変形例)。
・図17に示すように、インク入口39は、矩形孔部33を備えなくてもよく、インク出口42は、矩形凸部61を備えなくてもよい。すなわち、複数のインク入口39と、複数のインク出口42は、それぞれ同じ形状であってもよい。したがって、インク補給容器26は、識別形状部63を備えない構成としてもよい。また、針31は、アダプター27が備えていてもよい。
・インク収容体25を透明もしくは半透明の部材で形成してもよい。すなわち、インクタンク14は、貯留室29に貯留されたインクIKを外部から視認可能な視認部を備えてもよい。
・インク補給容器26が備えるインク室41a〜41dの数と、インク出口42a〜42dの数は、異なっていてもよい。例えば、1つの第1インク室41aに対して2つの第1インク出口42aを形成してもよい。第1インク出口42aを複数設けることにより、インク補給容器26からインクタンク14への補給速度を上げることができる。複数のインク室41a〜41dの容量が異なる場合でも、容量が大きな第1インク室41aに複数の第1インク出口42aを設けることにより、複数のインク室41a〜41dにおける補給に要する時間の差を短縮できる。
・上記第3実施形態において、圧力調整弁66は、印刷部13に設けてもよい。すなわち、インク補給容器26は、圧力調整弁66を備えない構成としてもよい。また、上記第1実施形態及び第2実施形態において、インク補給容器26に圧力調整弁66と大気連通路65とを設けてもよい。
・補給容器側位置決め部55の先端と、インク出口42a〜42dの先端と、を上下方向Zにおいて同じ位置に位置させてもよい。また、インク出口42a〜42dの先端を補給容器側位置決め部55の先端よりも底壁44から離れた位置に位置させてもよい。
・ガイド壁54を備えない構成としてもよい。また、ガイド壁54の底面視での形状は、任意に変更できる。例えば、右壁49と左壁48を底壁44よりも延設させ、インク出口42a〜42dを幅方向Xに挟むように一対のガイド壁を形成してもよい。また、例えばガイド壁54は、4隅もしくは対角の2隅のみ設けてもよい。
・補給容器側位置決め部55は、ガイド壁54とは異なる位置に設けてもよい。
・識別部56を設けない構成としてもよい。
・補給容器側位置決め部55を備えない構成としてもよい。
・インク出口42a〜42dは、弁58を備えていなくてもよい。例えばインク出口42a〜42dをフィルムなどで封止しておき、インク補給容器26がインクタンク14に接続される際に、針31がフィルムを破いて接続する構成としてもよい。
・弁58のスリット59の数や形状は、任意に変更できる。すなわち、例えばスリット59が3つのアスタリスク型に限らず、スリット59が2つの十字型、スリット59が1つの一文字型としてもよい。
・インク補給容器26は、側壁46の全体を透明もしくは半透明の部材で形成し、インク室41a〜41dに収容されたインクIKを側壁46の全体から視認可能としてもよい。また、天壁45や底壁44を透明もしくは半透明の部材で形成してもよい。
・複数のインク室41a〜41dの容量は、全て同じであってもよい。なお、インク室41a〜41dの容量は、例えばインクタンク14の容量の違いや、インクIKを消費する速度の違いに合わせて、任意に設定できる。例えば、インク室41a〜41dの容量を、貯留室29の容量と同じにしてもよい。また、インク室41a〜41dの容量を貯留室29の容量よりも少なく、もしくは多くしてもよい。
・インクは、媒体に付着することで、この媒体に印刷することができるものであれば任意に選択することができる。例えば、インクは、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含み、水性インク、油性インク、ジェルインク、ホットメルトインク等の各種組成物を包含するものとする。
・媒体は、紙、樹脂、金属、布、セラミック、ゴム、自然素材(木材や石など)や、これらの複合体としてもよい。また、媒体の厚みは、板、シート、フィルム、箔などとしてもよい。さらに、媒体の形状は、矩形や円形など任意の形状であってよい。すなわち、例えば紙と樹脂の複合体フィルム(樹脂含浸紙、樹脂コート紙など)、樹脂と金属の複合体フィルム(ラミネートフィルム)、織物、不織布、ディスク、回路基板などとしてもよい。
・プリンター11は、媒体にインクなどの液体を付着させることにより文字や絵、写真などの画像を印刷する装置であって、シリアルプリンター、ラテラル式プリンター、ラインプリンター、ページプリンターなどとしてもよい。また、オフセット印刷装置、捺染印刷装置などとしてもよい。また、プリンターは、少なくとも媒体に印刷する印刷機能を有していればよく、印刷機能以外の機能も併せ持つ複合機としてもよい。さらに、プリンターは、2次元の媒体に限らず3次元の曲面を有する媒体に印刷する装置であってもよい。
11…プリンター、12…筐体、13…印刷部、14…インクタンク、15…供給部、17…インク噴射ヘッド、18…キャリッジ、19…給送カセット、20…排出口、21…操作パネル、22…回転軸、23…開閉扉、25…インク収容体、26…インク補給容器、27…アダプター、29…貯留室、30a,30b…流路、31…針、32…貫通孔、33…矩形孔部、34…円孔部、35…第1凹凸部、36…タンク側位置決め部、37…環状凸部、38…凹部、39(39a〜39d)…インク入口、41(41a〜41d)…インク室、42(42a〜42d)…インク出口、44…底壁、45…天壁、46…側壁、47a〜47c…第1区画壁〜第3区画壁、48…左壁、49…右壁、50…前壁、51(51a〜51c)…交差部、53…視認部、54…ガイド壁、55…補給容器側位置決め部、56…識別部、58…弁、59…スリット、60…筒部、61…矩形凸部、62…第2凹凸部、63…識別形状部、65…大気連通路、66…圧力調整弁、68…インク収容空間、69…空気取込空間、70…空気取込口、71…袋部、73…キャップ、A…交点、IK…インク、X…幅方向(第1方向の一例)、Y…奥行方向(第2方向の一例)、Z…上下方向。

Claims (9)

  1. 複数のインク入口が並ぶインクタンクに接続されてインクを補給するインク補給容器であって、
    前記インクを収容可能に構成され、互いに連結された複数のインク室と、
    前記複数のインク室にそれぞれ連通し、前記インク補給容器が前記インクタンクと接続された接続状態で前記インクを排出可能な複数のインク出口と、
    前記インク室を画定し、且つ、前記接続状態で前記複数のインク入口の並び方向と交差する方向に延びる側壁と、
    前記インク出口が形成され、前記側壁と交差する底壁と、
    前記底壁から前記インク室とは反対側に、前記複数のインク出口を囲むように立設するガイド壁と、
    を備え、
    前記複数のインク出口は、それぞれ、前記接続状態で前記インクタンクから前記インク室に空気を取り込む空気取込口を兼ね、
    前記側壁は、前記接続状態において、前記インク出口が接続されたインク入口と、該インク入口とは異なるインク入口と、の間に、前記側壁と前記底壁とが交差する交差部の一部が位置し、
    前記ガイド壁は、前記インクタンクに設けられたタンク側位置決め部と係合可能な補給容器側位置決め部を有し、
    前記補給容器側位置決め部は、前記タンク側位置決め部により位置決めされたとき、前記インク出口と前記インク入口との対応を識別可能とする識別部を備えることを特徴とするインク補給容器。
  2. 複数のインク入口が並ぶインクタンクに接続されてインクを補給するインク補給容器であって、
    前記インクを収容可能に構成され、互いに連結された複数のインク室と、
    前記複数のインク室にそれぞれ連通し、前記インク補給容器が前記インクタンクと接続された接続状態で前記インクを排出可能な複数のインク出口と、
    前記インク室を画定し、且つ、前記接続状態で前記複数のインク入口の並び方向と交差する方向に延びる側壁と、
    前記インク出口が形成され、前記側壁と交差する底壁と、
    前記底壁から前記インク室とは反対側に、前記複数のインク出口を囲むように立設するガイド壁と、
    を備え、
    前記複数のインク出口は、それぞれ、前記接続状態で前記インクタンクから前記インク室に空気を取り込む空気取込口を兼ね、
    前記側壁は、前記接続状態において、前記インク出口が接続されたインク入口と、該インク入口とは異なるインク入口と、の間に、前記側壁と前記底壁とが交差する交差部の一部が位置し、
    前記ガイド壁は、前記インクタンクに設けられたタンク側位置決め部と係合可能な補給容器側位置決め部を有し、
    前記接続状態において、前記底壁は、前記インク出口が接続されるインク入口とは異なるインク入口と対向することを特徴とするインク補給容器。
  3. 前記インク出口は、前記接続状態で開く弁を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインク補給容器。
  4. 前記複数のインク室のうち少なくとも2つのインク室の容積は、互いに異なることを特徴とする請求項1請求項3のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
  5. 前記側壁の少なくとも一部は、前記インク室の内部のインクを外部から視認可能に構成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
  6. 前記補給容器側位置決め部の先端は、前記ガイド壁の前記底壁から延びる方向において前記インク出口よりも前記底壁から離れた位置に位置することを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
  7. 前記複数のインク出口の少なくとも一部は、該インク出口の中心が第1方向に沿って並ぶように配列され、
    前記インク出口の列は、前記底壁において前記第1方向と直交する第2方向の中心より前記第2方向においてオフセットした位置に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
  8. 前記複数のインク出口の一部は、該インク出口の中心が第1方向に沿って並ぶように配列され、
    前記複数のインク出口の一部とは異なる他のインク出口は、前記配列に対し前記第1方向と直交する第2方向においてオフセットした位置に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
  9. 前記ガイド壁の底面視の形状は、非点対称の形状であることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載のインク補給容器。
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