JP6877220B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description
この収穫機は、脱穀物搬出装置を排出姿勢に旋回させることにより、横搬送部が機体外側へ張り出すので、脱穀物タンクに貯留された脱穀物を機体の近くに位置する運搬車の荷台などに取出し易いものである。
収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記保持部は、前記脱穀物タンクのうちの前記縦搬送部が位置する側とは反対側の壁部と、前記脱穀物タンクのうちの天板部と、から構成されるタンク上角部に支持されており、
前記脱穀物タンクの内部に、前記天板部に重ね合わされた状態で連結されて前記天板部を補強する補強部材が備えられ、
前記壁部の上端部に、折り返し部が備えられ、前記折り返し部は、前記天板部に重ね合された状態で連結され、
前記保持部は、前記天板部と折返し部とが重なり合っている第1重なり部位と、前記天板部と前記補強部材とが重なり合っている第2重なり部位とにわたって支持されている。
本構成によると、天板部と折返し部とが重なり合って剛性が高い第1重なり部位と、天板部と補強部材とが重なり合って剛性が高い第2重なり部位とにわたって保持部が支持されるので、保持部をしっかり支持させて横搬送部を安定的に保持させることができる。
収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記保持部に、前記排出姿勢から前記格納姿勢へ旋回して来た前記横搬送部を受入れて前記格納姿勢に対応する収容域まで案内するガイド部が備えられており、
前記ガイド部に、前記横搬送部の上部に作用する上ガイド部材と、前記横搬送部の底部に作用する下ガイド部材と、が備えられ、
前記上ガイド部材は、前記横搬送部を下方に付勢する弾性部材であり、かつ、前記横搬送部が前記収容域に位置するとき、前記横搬送部を上側から押え込むと共に、前記横搬送部が前記収容域に対して出入りするとき、前記横搬送部によって押し上げられて前記横搬送部の出入りを許容し、
前記下ガイド部材は、前記収容域に向けて上り傾斜に構成されて、前記排出姿勢から前記格納姿勢へ旋回して来た前記横搬送部を前記収容域側上がりに案内する。
収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記縦搬送部と前記脱穀物タンクとの間に、前記縦搬送部に寄り沿う状態で走行機体の上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する支持フレーム体が備えられており、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクと前記縦搬送部の下部との間に介装され、前記脱穀物タンクと前記縦搬送部とを接続するL字形状の接続ケースが備えられ、
前記支持フレーム体の下部が、前記接続ケースのうちの走行機体前後向き部位と走行機体上下向き部位とにわたって支持されている。
図1は、収穫機の一例としてのコンバインの全体を示す右側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示す[F]の方向が走行機体1の前方向、[B]の方向が走行機体1の後方向と定義する。図1の紙面表側の方向、図2に示す[R]の方向が走行機体1の右方向、図1の紙面裏側の方向、図2に示す[L]の方向が走行機体1の左方向と定義する。
コンバインは、稲、麦、大豆等の穀粒の収穫作業を行なうものである。コンバインは、走行装置としての左右一対の前車輪2及び左右一対の後車輪3が装備された走行機体1を備えている。前車輪2は、エンジン4からの動力によって駆動可能に装備されている。後車輪3は、パワーステアリング装置(図示せず)によって操向操作可能に装備されている。走行機体1の前部に乗用型の運転部5が形成されている。運転部5は、キャビン6によって覆われている。機体フレーム7の前部に収穫搬送部8が設けられている。収穫搬送部8には、搬送装置9及び収穫部10が備えられている。搬送装置9は、機体フレーム7から前方向きに上下揺動可能に延出されている。収穫部10は、搬送装置9の延出端部に連結されている。収穫部10は、搬送装置9が昇降シリンダ11によって揺動昇降操作されることによって、地面の近くに下降した下降作業状態と、地面から高い位置に上昇した上昇非作業状態とにわたって昇降操作される。機体フレーム7の後部に脱穀装置12及び脱穀物タンク13(以下、タンク13と略称する。)が設けられている。
図1,2に示すように、タンク13は、脱穀装置12の上方に設けられている。脱穀装置12は、走行機体1の横幅方向での中心に対して走行機体左横側に偏倚する状態で機体フレーム7に載置され、機体フレーム7に固定状態で支持されている。
本実施形態では、切換えアーム25は、タンク13の外周部のうちの機体後方側の部位に支持されているが、切換えアーム25を支持する部位としては、タンク13の外周部のうち、機体横外側の部位、機体前方側の部位など、いずれの部位を採用してもよい。切換えアーム25がカバー支軸24の軸芯Xを揺動支点にして揺動操作されることにより、カバー支軸24が回転操作され、カバー21が軸芯Xを揺動支点にして流下案内状態とスクリュー案内状態とにわたって揺動操作される。
切換えアーム25にスイッチ操作部25aが形成されている。図13に示すように、切換えアーム25が第二排出位置D2に切り換わると、検出スイッチ28の揺動検出部28aがスイッチ操作部25aによって押圧操作され、揺動検出部28aが第二検出位置に揺動して、検出スイッチ28が第二排出形態の検出状態になる。図14に示すように、切換えアーム25が第一排出位置D1に切り換わると、スイッチ操作部25aによる揺動検出部28aの押圧操作が解除され、揺動検出部28aが検出スイッチ28の復元力によって第一検出位置に揺動して、検出スイッチ28が第一排出形態の検出状態になる。
縦搬送部31及び横搬送部32は、スクリューコンベヤによって構成されている。排出スクリュー17及び縦搬送部31及び横搬送部32は、接続ケース19に伝動ケース33を介してモータ35から伝達される動力によって駆動される。モータ35は、油圧モータによって構成されている。モータ35としては、電動モータの採用が可能である。
脱穀物排出装置30は、旋回シリンダ34の伸縮作動によって縦搬送部31の軸芯Yを旋回中心にして排出姿勢と格納姿勢とにわたって旋回操作される。
シュート36の基端側が支軸37を介してタンク13の下部に支持されている。図7に示すように、シュート36の前後側において、シュート36の遊端側とタンク13とにわたって屈伸リンク38が設けられ、シュート36の遊端側が屈伸リンク38を介してタンク13に支持されるようになっている。図13に示すように、屈伸リンク38は、タンク側リンク38a及びシュート側リンク38bを備えている。タンク側リンク38aは、支点軸39を介してタンク13に揺動可能に支持されている。シュート側リンク38bは、タンク側リンク38aの遊端部と、シュート36の遊端部とにわたって連結されている。シュート側リンク38bとタンク側リンク38aとは、相対回転可能に連結されている。シュート側リンク38bのシュート側の端部は、シュート36の支持溝部36aにスライド可能、かつ、相対回転可能に係入されている。
図10,13,14に示すように、第一係止部25bと第二係止部38eとによってロック機構LKが構成されている。ロック機構LKは、切換えアーム25によって第二排出形態が選択されたとき、シュート36を閉鎖姿勢に維持し、切換えアーム25によって第一排出形態が選択されたとき、シュート36を閉鎖姿勢に維持しないものであ。具体的には、次の如く構成されている。
ロック機構LKがロック状態になると、第一係止部25bの第二係止部38eへの係止によって屈伸リンク38の伸長が阻止される。これにより、タンク13が上昇排出姿勢に上昇されて、インナーケーブル43が緩め操作されても、シュート36がロック機構LKによって閉鎖姿勢に維持される。
タンク13に貯留された脱穀粒を脱穀物排出装置30によって取出す場合、収穫作業を開始する前(タンク13に脱穀粒が貯留される前)に、切換えアーム25を第二排出位置D2に切り換えておく。タンク13に脱穀粒が貯留されると、脱穀物排出装置30を排出姿勢に切り換えると共にタンク13を上昇排出姿勢に上昇させ、脱穀物排出装置30を駆動する。すると、カバー21がスクリュー案内状態に切り換わっていて、タンク13は、第二排出形態になっており、タンク13に貯留された脱穀粒が排出スクリュー17に流入して排出スクリュー17によって第二排出口18から排出される。第二排出口18から排出された脱穀粒が縦搬送部31によって接続ケース19から取出されて横搬送部32に送られ、横搬送部32の排出口32aから吐出される。これにより、タンク13に貯留された脱穀粒を脱穀物排出装置30による動力排出によって走行機体1の横外側方に取り出すことができる。このとき、選択部としての切換えアーム25の第二排出位置D2への切り換えによってロック機構LKがロック状態になっており、タンク13を上昇排出姿勢に上昇させても、シュート36がロック機構LKによって閉鎖姿勢に維持されたままになり、第一排出口20がシュート36によって塞がれたままになっている。
図17に示すように、脱穀物排出装置30と脱穀装置12との配置関係は、脱穀物排出装置30が排出姿勢になったとき、脱穀装置12が縦搬送部31に対して横搬送部32の排出口32aが位置する側と反対側に位置する配置関係になっている。
包持部材56には、延出部55bに連結されているベース部56aと、ベース部56aに両端部が連結ボルトによって連結されるバンド部56bとが備えられている。包持部材56は、ベース部56aの支持部56cと、バンド部56bとによって縦搬送部31の搬送筒31aを回転可能に包持している。縦搬送部31の中間部が包持部材56及び延出部55bを介して縦フレーム55cの上部に支持されている。本実施形態では、縦搬送部31中間部が包持部材56に支持される構成を採用しているが、縦搬送部31のうち、横搬送部32に近い先端部が包持部材56に支持される構成を採用してもよい。
図1,2に示すように、脱穀物排出装置30が格納姿勢に旋回したとき、横搬送部32における排出口32a側の部分が保持部60によって保持され、横搬送部32が横搬送部32の格納姿勢Nに位置決めされるようになっている。保持部60は、次の如く構成されている。
図16,18に示すように、縦フレーム55cにセンサ支持部材73が備えられ、センサ支持部材73にセンサ74が支持されている。センサ74は、支持フレーム体55に支持されている。センサ74の検出対称部材75としてのカム部材が縦搬送部31における搬送筒31aの外周部に備えられている。センサ74の揺動可能な検出部74aが検出対称部材75の周縁部に対向している。脱穀物排出装置30が旋回操作されると、検出対称部材75が搬送筒31aと共に回転し、検出部74aが検出対称部材75によって揺動操作される。センサ74は、検出部74aの揺動位置を縦搬送部31の回転位置として検出する。本実施形態では、センサ支持部材73を備えているが、センサ支持部材73を備えず、センサ74を支持フレーム体55に直接に支持する構成を採用してもよい。
図21に示すように、運転部5には、運転座席80、サイド運転パネル81、ステアリングホィール82、制御ボックス83及び遠隔操作装置84が設けられている。サイド運転パネル81は、運転座席80の右横側に設けられている。本実施形態では、サイド運転パネル81は、運転座席80の右横側に設けられているが、運転座席80に左横側に設けてもよい。
遠隔操作装置84の昇降スイッチによるタンク13の遠隔操作によって、タンク13を上昇排出姿勢に切り換えることができる。遠隔操作装置84の排出スイッチによるモータ35の遠隔操作によって脱穀物排出装置30を駆動状態にできる。
(1)図29は、別の実施構造を備えるカバー121を示す後面図である。別の実施構造を備えるカバー121は、ガイドレール122にスライド可能に支持され、図29に示すスクリュー案内状態と、図30に示す流下案内状態とに亘ってスライド移行する。このカバー121は、流下案内状態となったとき、タンクの底板16に連続する状態となって、表面側で流下案内面Aを構成する。
12 脱穀装置
13 脱穀物タンク
13R 壁部(後壁部)
13T 天板部
13S 壁部(右壁部)
13a 折り返し部
19 接続ケース
19a 走行機体前後向き部位
19b 走行機体上下向き部位
30 脱穀物排出装置
31 縦搬送部
31a 搬送筒
32 横搬送部
32a 排出口
55 支持フレーム体
55b 延出部
55c 縦フレーム
56 包持部材
57 連結フレーム
60 保持部
65 補強部材
70 下ガイド部
71 上ガイド部材
72 ガイド部
74 センサ
75 顕出対象部材
K1 第1重なり部位
K2 第2重なり部位
S 収容域
UK タンク上角部
Y 軸芯
Claims (8)
- 収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記保持部は、前記脱穀物タンクのうちの前記縦搬送部が位置する側とは反対側の壁部と、前記脱穀物タンクのうちの天板部と、から構成されるタンク上角部に支持されており、
前記脱穀物タンクの内部に、前記天板部に重ね合わされた状態で連結されて前記天板部を補強する補強部材が備えられ、
前記壁部の上端部に、折り返し部が備えられ、前記折り返し部は、前記天板部に重ね合された状態で連結され、
前記保持部は、前記天板部と折返し部とが重なり合っている第1重なり部位と、前記天板部と前記補強部材とが重なり合っている第2重なり部位とにわたって支持されている収穫機。 - 前記タンク上角部は、前記壁部と、前記天板部と、前記脱穀物タンクのうちの前記壁部及び前記天板部と交わる他の壁部と、から構成されている請求項1に記載の収穫機。
- 収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記保持部に、前記排出姿勢から前記格納姿勢へ旋回して来た前記横搬送部を受入れて前記格納姿勢に対応する収容域まで案内するガイド部が備えられており、
前記ガイド部に、前記横搬送部の上部に作用する上ガイド部材と、前記横搬送部の底部に作用する下ガイド部材と、が備えられ、
前記上ガイド部材は、前記横搬送部を下方に付勢する弾性部材であり、かつ、前記横搬送部が前記収容域に位置するとき、前記横搬送部を上側から押え込むと共に、前記横搬送部が前記収容域に対して出入りするとき、前記横搬送部によって押し上げられて前記横搬送部の出入りを許容し、
前記下ガイド部材は、前記収容域に向けて上り傾斜に構成されて、前記排出姿勢から前記格納姿勢へ旋回して来た前記横搬送部を前記収容域側上がりに案内する収穫機。 - 収穫部によって収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた脱穀物を貯留すると共に、横向きの揺動軸芯まわりに下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動可能な脱穀物タンクと、
前記脱穀物タンクに貯留された脱穀物を、前記脱穀物タンクの外部に排出する脱穀物排出装置と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクに接続され、上下方向に沿って延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続され、横方向に沿って延びると共に先端部に排出口を有する横搬送部と、が備えられ、
前記脱穀物排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心にして、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記脱穀物タンクの上方に位置する格納姿勢とにわたって旋回可能であり、
前記脱穀物排出装置が前記格納姿勢に旋回したときに、前記横搬送部における前記排出口側の部分を保持する保持部が備えられており、
前記縦搬送部と前記脱穀物タンクとの間に、前記縦搬送部に寄り沿う状態で走行機体の上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する支持フレーム体が備えられており、
前記脱穀物排出装置に、前記脱穀物タンクと前記縦搬送部の下部との間に介装され、前記脱穀物タンクと前記縦搬送部とを接続するL字形状の接続ケースが備えられ、
前記支持フレーム体の下部が、前記接続ケースのうちの走行機体前後向き部位と走行機体上下向き部位とにわたって支持されている収穫機。 - 前記脱穀装置は、前記縦搬送部に対して、前記脱穀物排出装置が前記排出姿勢になったときに前記排出口が位置する側とは反対側に配置され、
前記支持フレーム体と前記脱穀装置とを連結する連結フレームが備えられている請求項4に記載の収穫機。 - 前記支持フレーム体に、上下方向に沿って延びる縦フレームと、前記縦フレームから、前記縦搬送部に対して前記反対側に位置する箇所に延びる延出部が備えられ、
前記延出部に、前記縦搬送部を回転可能に包持する包持部材が支持されている請求項5に記載の収穫機。 - 前記連結フレームは、前記延出部と前記脱穀装置とを連結している請求項6に記載の収穫機。
- 前記縦搬送部の回転位置を検出するセンサが備えられ、
前記センサは、前記支持フレーム体に支持され、
前記縦搬送部の搬送筒の外周部に、前記センサの検出対象部材が備えられている請求項4〜7のいずれか一項に記載の収穫機。
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