JP6877127B2 - 画像形成装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステム - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステムに関する。
電子写真方式を用いる画像形成装置において、記録材を判別するセンサを用いて、記録材の種類に応じて現像条件、転写条件、搬送条件あるいは定着条件を可変制御する技術が提案されている。記録材を判別する具体的なセンサ構成としては、記録紙を判別するセンサに対向する位置に発光源を設け、透過光を検出することにより、透過光による記録紙の厚さを判別する装置がある。また、記録材の表面をCCDセンサあるいはCMOSセンサによって撮像し、その濃度の大小関係から記録材の粗度を検出する方法や、記録材端部にできる影の長さから記録材の厚みを検出する方法も提案されている。
以上のような記録材を判別するセンサを搭載した画像形成装置では、全ての記録材に対して、上記の判別方法を行った場合、生産性が低下する。そこで、予め規定された枚数分の判別結果により、記録材が収納されている給紙部の紙種検知結果を確定させることを行い、それ以降は記録材判別処理を省略するように制御する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2007−055814号公報
しかしながら、上述の従来の画像形成装置では、予め規定された枚数分の記録材判別処理は必要となるため、規定された枚数分の生産性が必ず低下するという問題がある。
上記課題を鑑み、本願発明では、画像形成装置における記録材判別処理に伴う生産性の低下を抑制しつつ、記録材判別を確定することができる。
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、1または複数の他の画像形成装置に接続可能な画像形成装置であって、画像形成に用いられる記録材を検知する検知手段と、前記1または複数の他の画像形成装置それぞれにおける記録材の検知結果を取得する取得手段と、前記検知手段による検知結果と、前記取得手段にて取得した検知結果とに基づいて、前記画像形成装置における画像形成に用いられる記録材の種類を判別する判別手段とを有する。前記判別手段は、記録材の複数の種類それぞれに対して検知結果値の範囲を示すテーブルを用いて前記検知結果に基づいて特定される記録材の種類を、特定される種類に対応する検知結果の数が所定の閾値以上である場合に、画像形成に用いられる記録材の種類として確定させ、前記特定される種類に対応する検知結果の数が前記所定の閾値より少ない場合に、前記検知手段に更に記録材の検知を行わせる。
本発明によれば、記録材判別を実施する際に、画像形成装置の生産性の低下を抑制しつつ、記録材判別を確定することが可能となる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の設置環境の例を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の概略図。 第1の実施形態に係る記録材判別センサの構成例を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別制御部の構成例を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別テーブルを説明するための図。 第1の実施形態に係る記録材判別(例1)を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別(例1)での記録材判別確定方法を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別(例2)を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別(例2)での記録材判別確定方法を示す図。 第1の実施形態に係る記録材判別処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る記録材判別テーブルを説明するための図。 第2の実施形態に係る記録材判別(例1)を示す図。 第2の実施形態に係る記録材判別(例2)を示す図。 第2の実施形態に係る記録材判別処理のフローチャート。 本願発明に係る記録材判別センサの別構成の例を示す図。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、対象となる画像形成装置の記録材判別を実施する際に、ネットワークに接続された他の画像形成装置から得られた記録材判別結果を採用する手法について説明する。
[システム構成]
本実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成の例について説明する。本実施形態では、図1に示すように、システムでは、複数台の画像形成装置100(100A、100B、100C、100D、100E)およびホストコンピュータ400が、ネットワーク150を介して通信可能に接続される。ホストコンピュータ400からの指示により、いずれの画像形成装置100に対しても画像形成指示が可能である。なお、画像形成装置100の数は図1の構成に限定するものではない。
本実施形態において、それぞれの画像形成装置100で検知された記録材判別結果を、他の画像形成装置で共有することが可能である。なお、記録材判別結果の共有方法は、サーバで共有する方法や画像形成装置100間で直接通信して共有する方法が挙げられる。ここでのサーバは、ホストコンピュータ400であってもよいし、他の外部装置であってもよい。また、図1に示すネットワーク150は、内部ネットワークでもよいし、拠点間をつなぐ外部ネットワークに接続された構成であってもよい。
[装置構成]
図2は、本実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成の例を表す図である。なお、本実施形態において、図1に示した複数の画像形成装置100は、いずれも同じ構成を有するものとして説明するが、この構成に限定するものではなく、本願発明に特有の処理を実行可能であれば、他の構成を含んでもよい。
画像形成装置100は、コントローラ部401、およびエンジン制御部402を含んで構成される。コントローラ部401は、ホストコンピュータ400とネットワーク150を介して接続されており、ホストコンピュータ400から送信された画像をエンジン制御部402が受信できる画像情報に変換する。
エンジン制御部402は、ビデオインタフェース部403を介してコントローラ部401から受信した画像情報を記録材上に画像形成する。エンジン制御部402は、CPU(中央演算処理装置)404、画像処理GA405、画像制御部406、定着制御部407、記録材搬送部408、駆動制御部409、高圧制御部410、及び記録材判別制御部411を含んで構成される。これらの部位により、画像形成が行われる。画像形成の流れの概略については、図3を用いて説明する。ビデオインタフェース部403は、コントローラ部401とのインタフェースであり、画像情報等の送受信を行う。CPU404は、エンジン制御部402全体の制御を行う。画像制御部406は、画像情報に基づいて、画像形成する画像の出力制御を行う。定着制御部407は、記録材上に転写したトナー等を定着させるための制御を行う。記録材搬送部408は、画像形成を行う記録材の搬送を行う。駆動制御部409は、画像形成の際のモータ等の駆動を制御する。高圧制御部410は、画像形成の際の電圧を制御する。記録材判別制御部411は、画像形成装置100が用いる紙等の記録材の種別を判定する。
図3は、画像形成装置100の概略図である。シートである記録材Pは、給紙部である給紙ユニット530に積載され、所定のタイミングで給紙ローラ516により1枚ずつ給紙される。記録材Pは、搬送ローラ515および搬送ローラ514によって像担持体である感光ドラム506に搬送される。記録材Pの搬送路に設置されたレジセンサ513により記録材Pの到達タイミングが検知される。その後、記録材Pの判別が確定していない場合は、記録材判別センサ200に用紙先端が到達したタイミングで用紙を一旦停止させて記録材Pの判別が行われる。本願発明に係る記録材判別の詳細については、後述する。
感光ドラム506は、矢印の方向に回転し、所定のタイミングで帯電ローラ520に帯電バイアスが、現像ローラ504に現像バイアスが印加される。感光ドラム506は帯電ローラ520によって一様に帯電される。所定のタイミングでレーザスキャナユニット512からレーザ光が出力される。レーザスキャナユニット512から出たレーザ光は感光ドラム506へ照射され、感光ドラム506上に静電潜像が形成される。トナー容器502にはトナーが充填されている。現像ローラ504が回転してトナーが感光ドラム506上に供給され、静電潜像がトナー像として顕像化される。転写ローラ505は、記録材Pを挟んで感光ドラム506に対向して位置する。転写ローラ505にトナーと異極性の電圧の転写バイアスが印加されることによって、感光ドラム506上のトナー像は記録材Pに転写される。トナー像を転写された記録材Pは、定着部である定着ユニット510によって加熱、加圧され、トナー像が定着される。トナー像が定着された記録材Pは、搬送ローラ511によって画像形成装置100の外に排出される。
[記録材判別制御部の構成]
図4は、記録材判別制御部411に搭載されている記録材判別センサ200の構成例を示す。記録材判別センサ200は、第1の照射手段であるLED201、第2の照射手段であるLED204、第1の読取手段であるフォトトランジスタ203、及び第2の読取手段であるフォトトランジスタ202を有している。
LED201を光源とする光は、スリット211を介して記録材搬送ガイド205上の記録材Pの表面に対し照射される。また、記録材搬送ガイド205は、本実施形態では記録材Pの裏面側から光を照射するための窓を設けてある。記録材Pからの反射光は、スリット212、213を介し集光されてフォトトランジスタ202、203に受光される。LED201を光源とする光に対して、フォトトランジスタ202は乱反射出力値を取得し、フォトトランジスタ203は正反射出力値を取得する。これによって記録材Pの光沢度(正反射出力/乱反射出力)を検出する。
LED204を光源とする光は、光を集光させるためにある集光ガイド214を通って記録材Pの裏面へ照射される。記録材Pからの透過光は、スリット212を介してフォトトランジスタ202に受光される。LED204を光源とする光に対して、フォトトランジスタ202は正透過出力値を取得する。これによって記録材Pの透過率(フォトトランジスタ202の出力)を検出する。なお、LED201を用いた光沢度を検出するタイミングと、LED204を用いた透過率を検出するタイミングとは差があるものとするが、いずれを先に検知してもよい。また、図4に示す記録材判別センサ200は、光沢度と透過率を検知するための構成が一体化されているが、この構成に限定するものではなく、それぞれのセンサを別々に備える構成であってもよい。
図5は、記録材判別制御部411の内部構成例を示す図である。発光素子制御部305はD/A変換器(不図示)を備え、発光素子301(LED201)、発光素子302(LED204)を駆動し、メイン制御部306は発光素子制御部305を制御する。
信号処理部307は、受光素子303(フォトトランジスタ202)、受光素子304(フォトトランジスタ203)からの出力値を16bitの分解能でA/D変換を行い、その出力値を演算する。例えば、出力値の演算は、記録材Pの光沢度を示す(正反射出力/乱反射出力)値、および記録材Pの光透過性(厚み)を示す透過率(フォトトランジスタ202の出力)を求める。
更に、メイン制御部306は、信号処理部307から得られた記録材Pの光沢度と透過率に基づいて記録材Pの判別を行う。
以下、記録材判別センサ200において、LED201(発光素子301)とフォトトランジスタ203(受光素子304)を光沢度センサと記載する。また、LED204(発光素子302)とフォトトランジスタ202(受光素子303)を透過率センサと記載する。
[記録材判別制御部による判別機能]
図6を用いて、記録材判別制御部411の基本機能について説明する。記録材の判別方法は、記録材判別制御部411から得られた記録材の透過率と光沢度をそれぞれ、xとyとし、図6(a)に示すような記録材判別テーブルの座標上にプロットする。これにより、記録材が属する種類領域が特定される。図6(a)においては、横軸(x軸)を透過率とし、縦軸(y軸)を光沢度として示している。さらに、図6(b)の種類領域に対応付けられた紙種類(記録材の種類)に基づいて、その記録材の具体的な種類が決定される。各種類領域の範囲を示す座標および各種類領域に対応した紙種類の情報については、画像形成装置100の記憶部等に保持されているものとする。なお、図6に示した種類領域および紙種類はこれに限定するものではない。例えば、紙の種類ごとに種類領域のサイズ(光沢度および透過率に対する範囲)が異なってもよいし、画像形成装置が扱える記録材の種類数に応じて、領域数が増減してもよい。また、画像形成装置が対応していない記録材に相当する値に関しては、記録材を特定できないような領域が設けられていてもよいし、その値が検知された場合にはエラーを通知するようにしてもよい。
本願発明が適用可能な環境について説明する。図1に示す複数の画像形成装置100において、ある画像形成装置の記録材がなくなった場合、そのフロアで保管された数種類の記録材の中から適切な記録材を選択し、その画像形成装置に充填される。同様に、同じフロアに設置された他の画像形成装置の記録材も数種類の記録材の中から選択されて、充填される。つまり、同一フロアに設置された画像形成装置が使用する記録材は一般的には統一されていることが想定される。
一方、上記の従来技術では、記録材判別制御手段の判別精度の向上のために最初の複数箇所(複数の用紙)の判別結果から記録材の種類を確定する手法が提案されている。しかし、その判別を行った複数の用紙に対する画像形成動作は、記録材判別に要する時間のために生産性が低下してしまう。そこで、本実施形態では、前述した同一フロア(同一の画像形成の環境)では、統一された記録材が使用されている特性を加味して、他の画像形成装置の記録材判別結果を用いる。なお、本実施形態では、サーバもしくは各画像形成装置が、同一フロアに位置する他の画像形成装置(すなわち、検知結果の収集対象となる他の画像形成装置)の情報を予め管理しているものとする。
図7に示すように、画像形成装置100Aからの記録材判別制御部411の出力である透過率と光沢度をA(x,y)と定義する。同様に、画像形成装置100B〜100Eそれぞれに対応した出力を、B(x,y)、C(x,y)、D(x,y)、E(x,y)と定義する。更に、不図示の画像形成装置100F等からの出力を、F(x,y)、G(x,y)、H(x,y)、I(x,y)と定義する。また、各種類領域の境界に対して、所定の割合で領域を狭くする領域の閾値(以下、種類領域閾値)を各種類領域に設定し、z1_th、z2_th、z3_thのように定義する。この閾値は、境界からの絶対値であってもよいし、相対値であってもよい。
ここで、図7を例に画像形成装置100Aの記録材判別結果を得る方法を説明する。まず、画像形成装置100Aの1枚目で検出したA(x,y)が得られたタイミングで、同じ種類領域に属する他の画像形成装置100の記録材判別結果を、ネットワーク150を介して取得する。ここでは、判別精度の向上のために画像形成装置100Aを含め、5台分の記録材判別結果から記録材の種別を判別することとする。なお、取得する記録材判別結果はそれ以上であり、その中から有効なものを抽出する。言い換えると、有効な記録材判別結果に対する所定の閾値を5とする。例えば、F(x,y)のように同じ種類領域(ここでは種類領域2)に含まれたとしても、閾値外に位置する記録材判別結果は、画像形成装置100Aの記録材判別には採用しない。採用しない理由は、記録材判別センサの誤差や記録材特性ばらつきへの考慮であり、誤差等により、他の種類領域(例えば、種類領域3)に含まれるデータである可能性を排除できないためである。図7の例であれば、図8のようにA(x,y)以外に、同じ種類領域に含まれるB(x,y)、C(x,y)、D(x,y)、E(x,y)を取得できれば、画像形成装置100Aにおける記録材判別結果(ここでは、種類領域2として)を確定することができる。
他の例として、図9を用いて画像形成装置100Aの記録材判別結果を得る方法を説明する。先の例と同様に画像形成装置100Aを含め、5台分の記録材判別結果から記録材を判別することとする。言い換えると、有効な記録材判別結果に対する閾値を5とする。ここで図9の例の場合、種類領域2の種類領域閾値に含まれる画像形成装置は画像形成装置100A以外には3台しかない(画像形成装置100B〜100D)。この場合、画像形成装置100Aは更に、2枚目の記録材(2枚目の画像形成時)に対する記録材判別結果であるA2(x,y)を取得する。
これにより、画像形成装置100Aは、5つの記録材判別結果を収集する。その結果、有効な記録材判別結果に対する閾値を満たすこととなる。そして、図10に示すように、これらの記録材判別結果を用いて、判別結果を確定させる。なお、このときのデメリットとしては、1枚目と2枚目の画像形成動作において生産性が低下することである。つまり、2枚目の記録材に対する画像形成動作時にも記録材の検知動作を行う必要があるため、その分、画像形成処理が遅延する。しかし、従来のように同一の画像形成装置において所定の閾値分(上記の例では、閾値は5)の結果が得られるまで記録材判別結果が確定できない構成よりも負荷を抑え、早期に記録材を確定することが可能である。
[処理フロー]
図11において、図9を例に画像形成装置100Aでの記録材判別処理のフローチャートを説明する。なお、本処理フローの各工程は、記録材判別制御部411が実現する。本処理フローは、例えば、画像形成装置100を起動もしくは再起動した際や、新たな記録材を充填した際などに行われる。
S100にて、記録材判別制御部411は、1枚目の記録材が記録材判別センサ200に先端が到達したタイミングでまず、画像形成装置100Aの給紙ユニット530に格納されている記録材の判別が確定済みか否かを確認する。未確定の場合は(S100にてYES)S101へ進み、確定している場合は(S100にてNO)本処理フローを終了する。
S101にて、記録材判別制御部411は、画像形成装置100Aでの記録材判別結果A1(x,y)を取得する。ここで、上記の例の場合、画像形成装置100Aの給紙ユニット530に格納された記録材は種類領域2に含まれることが特定される。
S102にて、記録材判別制御部411は、ネットワーク150を介して他の画像形成装置100の記録材判別結果を取得する。上記の通り、この工程での記録材判別結果は、サーバを介してまとめて取得してもよいし、他の画像形成装置から直接取得してもよい。また、他の画像形成装置から直接取得する場合に、通信不可状態の画像形成装置がある場合には、その画像形成装置からの取得を省略してもよい。
S103にて、記録材判別制御部411は、同じ種類領域である記録材判別結果が所定の閾値以上取得できたか否かを判定する。ここでの所定の閾値は、上記の例の場合、5となる。また、上記のように、種類領域閾値外の記録材判別結果は、ここでは対象として扱わないものとする。具体的には、種類領域閾値z2_thを考慮して得られた記録材判別結果はB(x,y)、C(x,y)、D(x,y)のみであるため、種類領域2に含まれる記録材判別結果は4つとなり、閾値より少ないものとなる。所定の閾値以上の記録材判定結果が取得できた場合は(S103にてYES)S104へ進み、取得できなかった場合は(S103にてNO)S105へ進む。
S104にて、記録材判別制御部411は、記録材の判別を確定する。例えば、種類領域2に含まれる記録材判定の結果が5以上収集できた場合には、画像形成装置100Aにおける記録材は、図6(b)に示すように種類領域2に対応する「普通紙」として判別され、これを確定させる。そして、本処理フローを終了する。
S105にて、記録材判別制御部411は、画像形成装置100Aの画像形成装置100Aで2枚目の記録材に対する記録材判別結果であるA2(x,y)を取得する。そして、記録材判別制御部411は、A2(x,y)を含めた5つの記録材判別結果に基づいて記録材を判別し、その結果、記録材判別が確定する。なお、2枚目の記録材に対して画像形成が行われるまでは(もしくは、記録材判別センサ200の位置まで記録材が搬送されるまでは)、記録材の判別は確定しないこととなる。また、2枚目の記録材に対する記録材判別結果を含めても記録材判別結果の数が閾値に達しない場合には、更に次の記録材に対する記録材判別結果を取得することとなる。そして、本処理フローを終了する。
以上、本実施形態により、記録材判別を実施する際に、画像形成装置の生産性の低下を抑制しつつ、記録材判別を確定することが可能となる。
なお、本実施形態において、同じフロアに配置された画像形成装置を前提として説明したが、同じ種類の記録材を用いる画像形成装置であれば、必ずしもこの前提には限定されない。また、各画像形成装置は、他の画像形成装置もしくはサーバとの通信状態を確認し、通信ができない場合もしくは通信の負荷が高くなっている場合には、外部から情報を取得する代わりに自身のセンサの検知結果に基づいて記録材判別を行うようにしてもよい。従って、他の画像形成装置の記録材判別結果を取得できない場合でも、所定の閾値分の検知を自身が行うことで記録材判別を確定することができ、ロバスト性も維持することができる。
なお、上記の例では、画像形成装置が、自身が検出した結果を基準として記録材の種類を特定しているが、これに限定するものではない。例えば、サーバが画像形成装置100Aの記録材の種類を、画像形成装置100Aが検出した結果を基準としつつ、他の画像形成装置から収集した検知結果を用いて確定するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、記録材の判別に加え、定着温度の判別を可能とする構成について説明する。また、定着温度の判別においては、画像形成装置100に搭載されている記録材判別センサ200の記録材の透過率を判別する透過率センサか光沢度を判別する光沢度センサのいずれかが故障していても記録材判別を継続する構成とする。なお、第1の実施形態にて説明した構成と重複する部分については、説明を省略する。
[記録材判別制御部による判別機能]
第2の実施形態に係る記録材判別制御部411は、第1の実施形態と同様、記録材の透過率と光沢度を検出し、図6にて示した記録材判別テーブルの座標上にプロットすることで、種類領域が特定される。ここでの例は、第1の実施形態と同様、種類領域2が特定されたものとして説明を行う。
第2の実施形態では種類領域は、さらに定着領域として細分化され、その記録材に必要な定着温度も算出する。具体的には、図12(a)に示す通り、種類領域をさらに細分化し、記録材の透過率と光沢度が示す座標(x,y)から適切な定着温度を算出する。図12は、図6にて示した座標のうち、種類領域2の部分を示したものである。実際の定着温度は、図12(b)に示す定着温度テーブルを用いて決定される。図12、図13は、図6と同様、いずれも横軸(x軸)を透過率とし、縦軸(y軸)を光沢度として示している。図12(a)の例の場合、種類領域2が12の定着領域に分割されている。なお、各定着領域のサイズや数は、種類領域に対応する記録材の種類に応じて変動してよい。
さらに、第1の実施形態と同様に、画像形成装置100Aの1枚目の記録材から検出したA(x,y)が得られたタイミングで、他の画像形成装置100の定着温度を、ネットワーク150を介して取得する。ただし、記録材判別センサの誤差や記録材特性ばらつきを考慮し、画像形成装置100Aで検出された定着温度領域に対して±1℃に含まれる検知結果のみを取得し、適合する検知結果から定着温度を確定する。図13を例にすると、A(x,y)に対して±1℃に含まれる定着領域は太枠内となる。そして、この条件に適合する検知結果は、B(x,y)、C(x,y)、D(x,y)、E(x,y)となる。
ここで、画像形成装置100Aの記録材判別制御部411において、光沢度センサが故障したことを想定する。光沢度センサが故障した場合、A(x,y)に対して光沢度yが不定となるため、図14に示す通り、A(x,y)は太い縦線の部分となる。そして、このA(x,y)に対して、その透過率が示す値の左右の定着領域を示す太い枠線1401の中に含まれるサンプルの平均処理等により画像形成装置100Aの光沢度を算出することで、画像形成装置100Aの定着温度を想定することが可能となる。図には示していないが、当然、この温度閾値(枠線1401)に含まれるとしても、異なる種類領域(ここでは、種類領域2以外)となる検知結果は除外する。
図14を例にすると、B(x,y)、C(x,y)、D(x,y)、E(x,y)、G(x,y)、F(x,y)によって画像形成装置100Aに搭載されている記録材に必要な定着温度を求めることができる。
なお、図14では一例として、5つの有効な検知結果を想定している。実際には±1℃の閾値に含まれる可能な限り多くの検知結果で画像形成装置100Aの定着温度を求めることが理想的である。また、故障したセンサが光沢度センサではなく透過率センサであっても同様の処理が可能である。
[処理フロー]
図15において、画像形成装置100Aでの定着温度判別処理のフローチャートを説明する。本処理フローは、記録材判別制御部411が実現する。なお、本処理は、第1の実施形態にて示した図11の処理と並行に行ってもよいし、図11の処理の後、実行してもよい。
S200にて、記録材判別制御部411は、1枚目の記録材が記録材判別センサ200に先端が到達したタイミングでまず、記録材の定着温度判別が確定済みか否かを確認する。未確定の場合は(S200にてYES)S201へ進み、確定している場合は(S200にてNO)本処理フローを終了する。
S201にて、記録材判別制御部411は、画像形成装置100Aに搭載されている記録材判別センサ200の透過率センサおよび光沢度センサの故障の状態を確認する。いずれも故障している場合にはS204へ進み、いずれか一方のみが故障している場合はS202へ進む。また、いずれも正常である場合にはS205へ進む。
S202にて、記録材判別制御部411は、ネットワーク150を介して、他の画像形成装置100の定着温度判別結果を取得する。具体的には、図14で説明した方法で条件に適合する検知結果を取得する。
S203にて、記録材判別制御部411は、所定の閾値以上の数の定着温度判別結果を取得できたか否かを判定する。ここでの所定の閾値は、5とする。所定の閾値以上の数の定着温度判別結果を取得できた場合(S203にてYES)S208へ進み、取得できなかった場合には(S203にてNO)S204へ進む。
S204にて、記録材判別制御部411は、定着温度判別ができないと判定する。そして本処理フローを終了する。
S205にて、記録材判別制御部411は、画像形成装置100Aでの1枚目の定着温度判別結果A1(x,y)を取得し、画像形成装置100Aでの記録材の定着領域を特定する。なお、図11の処理が完了し、記録材判別が確定している場合には、定着温度判別結果の取得の代わりに、その確定した記録材の種別の情報を取得してもよい。
S206にて、記録材判別制御部411は、ネットワーク150を介して、他の画像形成装置100の定着温度判別結果を取得する。
S207にて、記録材判別制御部411は、S205にて特定したA(x,y)が示す定着温度に対して±1℃の閾値に含まれる他の画像形成装置100での定着温度判別結果を所定の閾値以上取得できたか否かを判定する。ここでの所定の閾値は、5とする。A(x,y)を含めて5つ以上の定着温度判別結果を取得できた場合は(S207にてYES)S208へ進み、取得できなかった場合は(S207にてNO)S209へ進む。
S208にて、記録材判別制御部411は、取得した定着温度判別結果に基づいて、画像形成装置100Aでの定着温度判別を確定させる。そして、本処理フローを終了する。
S209にて、記録材判別制御部411は、画像形成装置100Aで2枚目の記録材に対する定着温度判別結果A2(x,y)を取得する。そして、記録材判別制御部411は、A2(x,y)を含めた検知結果に基づいて定着温度を判定し、その結果、画像形成装置100Aでの定着温度判別が確定される。そして、本処理フローを終了する。
以上、本実施形態により、第1の実施形態の効果に加え、記録材に対する画像形成の定着温度を判別できる。このとき、記録材判別制御部411の一部に障害が生じている場合でも、定着温度を判別することができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態においては、記録材の特性として反射光と透過光を検知するタイプの記録材判別センサ200について説明したが、これに限定されない。例えば、図16に示すような超音波検知部58と表面性検知部59を有する記録材判別センサ54を用いてもよい。この場合には、記録材の特性として、坪量と表面性(凹凸)を検知する構成とする。ここで、超音波検知部58と表面性検知部59による検知結果は図5における信号処理部307へ送られるものとする。
超音波検知部58は、送信部58aから超音波を送信し、記録材Pを介して減衰した超音波を受信部58bによって受信する。そして、信号処理部307は、受信部58bが受信した超音波の振幅値に基づいて、記録材Pの坪量を求める。
表面性検知部59は、照射部59a、結像部59b、撮像部59cから構成される。照射部59aは記録材Pに光を照射し、結像部59bは記録材Pの表面で反射した光を結像する。撮像部59cは、結像部59bにより結像された光を受光する受光部であって、受光した光を記録材Pの表面画像として撮像する。そして、信号処理部307は撮像部59cが撮像した表面画像に基づいて、記録材Pの表面性(凹凸)を求める。そして、メイン制御部306は得られた坪量と表面性に基づいて、記録材Pの判別を行う。メイン制御部306は、坪検知部58および表面性検知部59で得られる信号(坪量および表面性に関する値)に対応した記録材の特性情報(範囲)を示すテーブルを予め保持しており、この情報と検知結果とを比較することで記録材の種別を判別することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100‥‥画像形成装置、200‥‥記録材判別センサ、400‥‥ホストコンピュータ、411‥‥記録材判別制御部

Claims (14)

  1. 1または複数の他の画像形成装置に接続可能な画像形成装置であって、
    画像形成に用いられる記録材を検知する検知手段と、
    前記1または複数の他の画像形成装置それぞれにおける記録材の検知結果を取得する取得手段と、
    前記検知手段による検知結果と、前記取得手段にて取得した検知結果とに基づいて、前記画像形成装置における画像形成に用いられる記録材の種類を判別する判別手段と
    を有し、
    前記判別手段は、
    記録材の複数の種類それぞれに対して検知結果値の範囲を示すテーブルを用いて前記検知結果に基づいて特定される記録材の種類を、特定される種類に対応する検知結果の数が所定の閾値以上である場合に、画像形成に用いられる記録材の種類として確定させ、
    前記特定される種類に対応する検知結果の数が前記所定の閾値より少ない場合に、前記検知手段に更に記録材の検知を行わせる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材の検知結果は、当該記録材の光沢度および透過率を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記テーブルは、記録材の複数の種類それぞれに対して、透過率および光沢度の範囲を示
    前記検知手段は、前記テーブルを用いて、検知結果に対応する記録材の種類を特定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録材の検知結果は、当該記録材の坪量および表面性の情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記テーブルは、記録材の複数の種類それぞれに対して、坪量および表面性に関する値の範囲を示
    前記検知手段は、前記テーブルを用いて、検知結果に対応する記録材の種類を特定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、前記1または複数の他の画像形成装置それぞれから取得した記録材の検知結果の中から、前記テーブルにて示される前記検知手段にて特定した記録材の種類に対応する値を示す検知結果を抽出し、
    前記判別手段は、前記抽出した検知結果の数を前記所定の閾値と比較することを特徴とする請求項3または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、記録材が充填されてから1枚目の画像形成の際に記録材の検知を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記抽出した検知結果の数が前記所定の閾値より少ない場合に、前記判別手段は、更に行った検知結果を含めて記録材の種類を確定させることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記判別手段は更に、前記検知手段による検知結果と、前記取得手段にて取得した検知結果とに基づいて、判別した記録材に対する定着温度を決定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記検知手段は、前記記録材の第1の特性を検知するための第1のセンサと、前記記録材の第1の特性とは異なる第2の特性を検知する第2のセンサとを備え、
    前記判別手段は、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサの少なくとも一方が正常に動作している場合、前記検知手段による検知結果と、前記取得手段にて取得した検知結果とに基づいて、前記定着温度を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置の取得手段は、同一のフロアに設置されている前記1または複数の他の画像形成装置から検知結果を取得することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 1または複数の他の画像形成装置に接続可能な画像形成装置の制御方法であって、
    センサを用いて画像形成に用いられる記録材の検知結果を取得する検知工程と、
    前記1または複数の他の画像形成装置それぞれにおける記録材の検知結果を取得する取得工程と、
    前記検知工程による検知結果と、前記取得工程にて取得した検知結果とに基づいて、前記画像形成装置における画像形成に用いられる記録材の種類を判別する判別工程
    を有し、
    前記判別工程は、
    記録材の複数の種類それぞれに対して検知結果値の範囲を示すテーブルを用いて前記検知結果に基づいて特定される記録材の種類を、特定される種類に対応する検知結果の数が所定の閾値以上である場合に、画像形成に用いられる記録材の種類として確定させること、および
    前記特定される種類に対応する検知結果の数が前記所定の閾値より少ない場合に、前記センサに更に記録材の検知を行わせること
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. コンピュータに、
    センサを用いて画像形成に用いられる記録材の検知結果を取得する検知工程と、
    1または複数の他のコンピュータそれぞれにおける記録材の検知結果を取得する取得工程と、
    前記検知工程による検知結果と、前記取得工程にて取得した検知結果とに基づいて、前記画像形成に用いられる記録材の種類を判別する判別工程と
    を実行させ
    前記判別工程は、
    記録材の複数の種類それぞれに対して検知結果値の範囲を示すテーブルを用いて前記検知結果に基づいて特定される記録材の種類を、特定される種類に対応する検知結果の数が所定の閾値以上である場合に、画像形成に用いられる記録材の種類として確定させること、および
    前記特定される種類に対応する検知結果の数が前記所定の閾値より少ない場合に、前記センサに更に記録材の検知を行わせること
    を含むことを特徴とするプログラム。
  14. 複数の、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像形成装置と、
    画像形成装置から記録材の検知結果を収集するサーバと、
    を含むシステムであって、
    画像形成装置の取得手段は、前記サーバを介して、他の画像形成装置の検知手段による検知結果を取得することを特徴とするシステム。
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