JP4424740B2 - 記録材判別装置 - Google Patents
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本発明の記録材判別装置およびその方法は、図1に示すような一般的な画像形成装置で用いられる。図1において、画像形成装置101は、用紙カセット102、給紙ローラ103、転写ベルト駆動ローラ104、転写ベルト105、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各感光ドラム106〜109、各色用の転写ローラ110〜113、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各カートリッジ114〜117、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各光学ユニット118〜121、および定着ユニット122を備えている。
次に、本願発明の一実施形態による記録材判別装置について説明する。図3は、記録材の表面平滑性及び反射光量及び透過光量検出を行うための概略構成を示す模式図であり、本発明を最もよく表す図であるということができる。
図4は、映像読取センサ123のCMOSエリアセンサ211によって読み取られる記録材304の表面のアナログ画像とCMOSエリアセンサ211からの出力を8×8ピクセルにデジタル処理したデジタル画像との対比を示す図である。ここで、デジタル処理はCMOSエリアセンサ211からのアナログ出力をA/D変換によって8ビットのピクセルデータに変換することによって行われる。
(1)薄紙(坪量:単位面積あたりの重量〜64g/m2)
(2)普通紙(坪量:65〜105g/m2)
(3)厚紙1(坪量:106〜135g/m2)
(4)厚紙2(坪量:136g/m2〜)
(5)グロス紙
(6)グロスフィルム
(7)OHT
記録材からの反射光量によって判定されるのは、(7)は透明で光の透過率が高いため、(1)〜(6)、(7)という2組である。
以上の動作を行うためのCMOSエリアセンサ211の制御回路を図7を参照して説明する。図7は、CMOSエリアセンサ211の制御回路を示すブロック図である。図7において、判断部であるCPU210は、制御回路702、CMOSエリアセンサ211、インターフェース制御回路704、演算回路705、レジスタA706、レジスタB707、および制御レジスタ708を備える。
図9を参照して、まずセンサ汚れの検出に用いる第1の演算手段である記録材表面の凹凸量検出方法について説明する。図9において、画像90は記録材の表面の映像をディジタル処理した画像である。CCDエリアセンサのセンサ部から出力されたアナログが、A/D変換されて8ビットのピクセルデータに変換され、画像の明るさに比例して8ビットデータが決定される。
本実施形態は、記録紙の動作方法以外の基本的な構成は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。画像形成装置においては、記録材の表面性、記録材の厚みなどの諸特性に応じて、画像処理や、現像バイアス、定着ユニットの温度制御値あるいは記録材搬送速度を可変制御することによって、記録材に依存しない安定した画質を得ている。特に、記録紙の表面の紙繊維がガサついているラフ紙等においては、記録紙上のトナーを十分融着させないと定着性が悪くなるため、定着ユニットの温度を上昇させ、及び記録材搬送速度を低下させるよう制御する。
本実施形態は、記録紙の搬送方法以外の基本的な構成は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。汚れ量検出のために映像読取装置において行う撮像時間の間、記録材を搬送させている搬送モータの正転と逆転を交互に行うことによって記録材を振動させる。すると記録材が振動しているため記録材の表面性が平均化されて撮像される。しかしながら汚れによる光量の低下は記録材の挙動には依存しないため、汚れによる光量低下のみ映像読取装置の出力信号の低下として現れる。この信号低下を上述の第二の演算手段である記録材表面の凹凸エッジ量検出方法で処理することにより、汚れの量を判別することができ、また通常搬送時に撮像を行う第1実施形態と比べて、汚れの判別に必要な搬送距離を短縮することができる。
本実施形態は、基本的な構成および判別方法は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。第1実施形態と同様に取得した映像読取装置の汚れ量から記録材の表面性の撮像結果の低下量を予測し、汚れ量に応じて紙種判別を行う際の判別方式を変更することにより、トナーや紙粉等により汚れた場合でもより適切に高い判別結果を得ることができる。この際、判別方式の変更をするときは、方式そのものを変更しても良いし、または判別を行う際のパラメータ等を変更しても良い。
本実施形態は、基本的な構成および判別方法は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。第1実施形態と同様に取得した映像読取装置の汚れ量が所定値を超える場合は、記録材の表面性により紙種判別が困難になっていることが予想される。この際、例えば図5に図示するCPU701が紙種検出手段不良等のフラッグをたててユーザ等にその旨知らせ、不良が検出された部分の点検・清掃等を促すようにする。
本実施形態は、光照射手段以外の基本的な構成および判別方法は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。本実施形態では、汚れ量測定時に透過用LED302を使用して光照射を行なうことを特徴とする。
本実施形態は、汚れ量判別の実施タイミング以外の基本的な構成および判別方法は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。本実施形態では、連続印字動作の1枚目の印字中に汚れ量判別を行い、2枚目以降において紙種判別動作を変更することを特徴とする。
本実施形態は、汚れ量判別の実施タイミング以外の基本的な構成および判別方法は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。本実施形態では、映像読取装置の汚れ量判別を一定の印字枚数ごとに行うことを特徴とする。
102 用紙カセット
103 給紙ローラ
104 転写ベルト駆動ローラ
105 転写ベルト
106〜109 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各感光ドラム
110〜113 各色用の転写ローラ
114〜117 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各カートリッジ
118〜121 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各光学ユニット
122 定着ユニット
123 画像読取センサ
210 制御CPU
211 CMOSセンサ
212〜215 ポリゴンミラー、モータおよびレーザ
216 給紙モータ
217 給紙ソレノイド
218 紙有無センサ
219 高電圧電源
220 ドラム駆動モータ
221 ベルト駆動モータ
222 低電圧電源
223 ASIC
224 メモリ
301 反射用LED
302 透過用LED
303 レンズ
304 記録材
702 制御回路
704 インターフェース制御回路
705 演算回路
706 レジスタA
707 レジスタB
708制御レジスタ
801 CMOSセンサ部分
802、803 垂直方向シフトレジスタ
804 出力バッファ
805 水平方向シフトレジスタ
806 システムクロック
807 タイミングジェネレータ
808 A/Dコンバータ
809 出力インターフェース回路
810 Sl_out 信号
811 制御回路
812 Sl_in信号
813 Sl_select信号
Claims (6)
- 記録材に光を照射する照射手段と、記録材に対して前記照射手段からの光が照射された照射部からの光を結像させて映像として読み取る映像読取手段と、記録材が停止した状態で前記照射手段から記録材に光を照射して、前記映像読取手段によって映像を読み取り、読み取った映像に基づいて記録材の種類を判別する判別手段とを備えた記録材判別装置であって、
搬送している記録材に対して、前記照射手段により光を照射して、前記映像読取手段によって映像を読み取るように前記照射手段と前記映像読取手段を制御する読取制御手段と、
前記判別手段は、前記読取制御手段により読み取った映像を変換処理して得られる、複数画素からなる映像データを2値化処理して、2値化処理した映像データの画素のエッジの数をカウントして、カウントした結果から記録材の表面の凹凸エッジ量を演算する演算手段と
を備え、前記判別手段は、演算された前記凹凸エッジ量に基づいて前記映像読取手段の汚れ量を判別することを特徴とする記録材判別装置。 - 前記映像読取手段は、記録材に対して前記照射手段と同一の側に配置され、照射部で反射した光を結像させて映像として読み取ることを特徴とする請求項1に記載の記録材判別装置。
- 前記映像読取手段は、記録材に対して前記照射手段と反対の側に配置され、照射部を透過した光を結像させて映像として読み取ることを特徴とする請求項1に記載の記録材判別装置。
- 前記演算手段は、前記読取制御手段により読み取った映像を変換処理して得られる、複数画素からなる映像データにおける画素間の濃度差の最大値を演算して記録材の表面の凹凸量を演算し、
前記判別手段は、前記演算手段によって演算された前記凹凸量に基づき前記記録材の種類を判別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録材判別装置。 - 前記判別手段は、判定した前記汚れ量が予め定められた値を超えるときは、記録材が停止した状態で前記照射手段から記録材に光を照射して、前記映像読取手段により読み取った映像に基づき、前記演算手段によって演算された記録材の表面の前記凹凸エッジ量に基づき記録材の種類を判別することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録材判別装置。
- 前記汚れ量が所定値を超えるときは、前記映像読取手段の清掃を促す情報、または記録材の種類の設定を促す情報を報知する清掃報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の記録材判別装置。
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