JP6843017B2 - 荷物保持用のハンド部 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者に装着されるアシスト器具や、建物の天井部に支持されたウインチ等において、吊り下げ機構に接続されて吊り下げるように使用されるもので、荷物を保持する為のハンド部に関する。
作業者に装着されて使用されるアシスト器具として、特許文献1に開示されているものがある。特許文献1では、作業者に取り付けられる本体部から前側にアーム部が延出されて、アーム部から下側に延出されたワイヤ(吊り下げ機構に相当)に、荷物保持用のハンド部が接続されている。
特許文献1では、ワイヤを巻き取り及び繰り出す昇降装置が本体部に備えられており、昇降装置を巻き取り側及び繰り出し側に作動させる為の手動操作部が、ハンド部に備えられている。
作業者はハンド部を手で持ちながらハンド部により荷物を保持するのであり、ハンド部を持った手で手動操作部を操作することによって、ハンド部を上昇及び下降させることができる。
特開2015−182832号公報
特許文献1ではビールケース等のように、荷物の横壁部に開口部が備えられた荷物が想定されており、ハンド部の下側部を荷物の横壁部の開口部に挿入して、ハンド部により荷物を保持する。
荷物においては、前述のように横壁部に開口部が備えられた荷物ばかりではなく、例えば段ボール箱等のように、荷物の横壁部に何も備えられておらず、面一の横壁部を備えた荷物もある。
本発明は、荷物保持用のハンド部において、荷物の横壁部に開口部が備えられていない場合においても、荷物を適切に保持することができるハンド部を得ることを目的としている。
本発明の荷物保持用のハンド部は、
吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
上下方向に配置された第1横側部と、上下方向に配置されて前記第1横側部と交差するように配置された第2横側部と、前記第1横側部及び前記第2横側部が向かい合う領域の下側に配置された下側部とが備えられて、
荷物の角部における第1横壁部が前記第1横側部に接触し、前記荷物の角部における前記第1横壁部に交差して接続される第2横壁部が前記第2横側部に接触し、前記荷物の底部が前記下側部に接触することにより、前記荷物が保持され
前記第1横側部が、前記第1横側部及び前記第2横側部が向かい合う領域の側の面である第1面と当該第1面の裏面である第2面とを有し、
前記下側部は、平板状の板材が直角に折り曲げられて構成され、直角部分を挟む2つの板部を有しており、
前記下側部は、2つの前記板部のうち一方が、前記第1横側部の下部のうち前記第2横側部から離間した位置に接続され、且つ、2つの前記板部のうち他方が、前記第1横側部を挟んで前記第1面側の領域及び前記第2面側の領域のうち前記第1面側の領域に、前記第2横側部から水平方向に間隔を空けた状態で延出されている。
段ボール箱等の荷物では、荷物の横壁部に開口部は備えられていないことが多いが、立方体形状となっていることが多い。
本発明によると、ハンド部により前述のような荷物を保持する場合、荷物の角部における第1横壁部及び第2横壁部、底部において、ハンド部の第1横側部及び第2横側部を、荷物の第1横壁部及び第2横壁部に接触させ、ハンド部の下側部を荷物の底部に接触させる。
これにより、荷物の重量がハンド部の下側部によって支持されるのであり、ハンド部に対して荷物の位置がずれようとしても、ハンド部の第1横側部及び第2横側部によって荷物の位置ずれが抑えられる。
この場合、ハンド部の第1横側部と第2横側部とは交差する状態となっているので、異なる複数方向の荷物の位置ずれが、ハンド部の第1横側部及び第2横側部によって抑えられる。
以上のように、本発明によると、段ボール箱等のように、横壁部に開口部が備えられていない荷物においても、異なる複数方向の荷物の位置ずれを抑えながら、適切に荷物を保持することができるハンド部を得ることができる。
また、ダンボール箱等の荷物において、前述のようにハンド部の下側部が荷物の底部に接触した状態では、本発明によると、荷物自身の重量により、荷物の底部がハンド部の下側部と第2横側部との間に、少し入り込むような状態の生じることがある。
このような状態になると、ハンド部の下側部の辺部(縁部)が荷物の底部に食い込むような状態を得ることができるのであり、荷物の位置ずれが抑えられる。
本発明において、
前記下側部が、前記第2横側部の下端部よりも下側に配置されていると好適である。
本発明によると、ハンド部の下側部が荷物の底部に接触した状態で、ハンド部の第2横側部の下端部が、荷物の底部よりも上側に位置する状態となる。
これにより、ダンボール箱等の荷物において、ハンド部の第2横側部の下端部が、荷物の横壁部に食い込むような状態を得ることができるのであり、荷物の位置ずれが抑えられる。
本発明において、
前記下側部における前記第2横側部とは反対側の辺部が、前記第1横側部から離れるほど前記第2横側部に接近するように形成されることにより、平面視で前記下側部が先細り状に形成されていると好適である。
例えば荷物が床に置かれた状態において、ハンド部の下側部を荷物の底部と床との間に入れるような場合、本発明によると、ハンド部の下側部の先端部が先細り状であること、及び、ハンド部の下側部における第2横側部とは反対側の辺部が傾斜していることを有効に利用して、ハンド部の下側部を荷物の底部と床との間に挿入することが容易に行えるようになる。
本発明において、
作業者が持つ持ち手部が、前記第2横側部に設けられていると好適である。
本発明によると、例えば作業者が手を前に出して握手をするようにハンド部の持ち手部を持つと、ハンド部の第1横側部が左右方向に向く状態となり易く、ハンド部の第2横側部及び下側部が前後方向に向く状態となり易いのであり、ハンド部の下側部を荷物の底部と床との間に挿入する際に、ハンド部の操作が行い易くなる。
本発明において、
前記第2横側部は、前記持ち手部の下側部分に前記第1横側部との交差部分に向けて形成された切り欠き部を有していると好適である。
本発明において、
前記吊り下げ機構を作動させる為の手動操作部が、前記持ち手部に設けられていると好適である。
本発明によると、吊り下げ機構を作動させてハンド部を昇降させる場合、作業者がハンド部の持ち手部を持ちながら手動操作部を操作して、吊り下げ機構を作動させることができるのでの、作業性の良いものとなる。
本発明において、
前記第2横側部に前記吊り下げ機構が接続されると好適である。
本発明によると、吊り下げ機構によりハンド部が吊り下げられた状態において、吊り下げ機構がハンド部に接続される部分の直下に、ハンド部の下側部が位置していない(直下から少し離れた位置に位置している)。
これにより、荷物の重量がハンド部の下側部によって支持されると、ハンド部の下側部を荷物の底部に食い込ませるようなモーメントが、ハンド部に生じるのであり、荷物の位置ずれが抑えられる。
作業者がアシスト器具を装着した状態での右側面図である。 作業者がアシスト器具を装着した状態での背面図である。 アシスト器具の斜視図である。 左のハンド部の斜視図である。 左のハンド部の背面図である。 左のハンド部の右側面図である。 荷物の斜視図である。 右及び左のハンド部により荷物を保持した状態での斜視図である。 右及び左のハンド部により床に置かれた荷物を保持する状態を示す平面図である。 右及び左のハンド部により床に置かれた荷物を保持する状態を示す平面図である。 発明の実施の第1別形態において、右及び左のハンド部により荷物を保持した状態での斜視図である。
図1〜図11には、作業者が装着して使用するアシスト器具に、本発明の荷物保持用のハンド部20が取り付けられた状態が示されている。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
(アシスト器具の全体構成及び本体部)
図1,2,3に示すように、アシスト器具には、作業者の背中部に取り付けられる本体部1、本体部1の上部から上側に延出され前側に延出された右及び左のアーム部2、本体部1の下部に設けられた右及び左の脚作用部3が備えられており、作業者への装着用の取付ベルト4、右及び左の肩ベルト5が備えられている。
本体部1は、右及び左の縦フレーム6、右及び左の縦フレーム6に亘って連結された支持板7等を備えて、枠状となっている。脚作用部3に取付ベルト4が取り付けられ、支持板7の前面の上部に肩ベルト5が取り付けられている。支持板7の後面の上下中間部に制御装置8が取り付けられており、支持板7の後面の下部にバッテリー9が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、肩ベルト5に作業者の腕部(肩部)を入れ、取付ベルト4を作業者の腰部に巻き付けて固定することにより、作業者の背中部に本体部1が取り付けられる。
アシスト器具及び荷物B(図7及び図8参照)の重量が取付ベルト4を介して主に作業者の腰部に掛かるのであり、アシスト器具及び荷物Bの重量が作業者の腰部により安定して支持される。右及び左の肩ベルト5は、主に本体部1が作業者の背中部から後方に離れようとする状態を止める機能を発揮する。
(右及び左の脚作用部)
図1,2,3に示すように、脚作用部3は、基部10、伝動ケース11、操作アーム12及び脚ベルト13等を備えている。支持板7の下部に左右方向にスライド自在に基部10が支持されており、基部10の外端部に伝動ケース11が前向きに連結されている。
伝動ケース11の前部の左右方向の横軸芯P1周りに、操作アーム12が揺動自在に支持されており、幅広のベルト状の脚ベルト13が操作アーム12に取り付けられている。
複数の平ギヤにより構成された伝動機構(図示せず)が伝動ケース11の内部に備えられて、電動モータ(図示せず)が基部10の内部に備えられており、電動モータにより伝動機構を介して操作アーム12が横軸芯P1周りに揺動駆動される。
作業者の背中部に本体部1を取り付ける場合、作業者が取付ベルト4を腰部に巻き付けて固定する際に、取付ベルト4と一緒に、右及び左の脚作用部3(基部10)が支持板7に沿って左右方向に移動可能である。
取付ベルト4の腰部への巻き付け具合によって、作業者の体格に合わせるように右及び左の脚作用部3の間隔が決まるのであり、取付ベルト4により右及び左の脚作用部3の位置が決められる。
図1及び図2に示すように、作業者は脚ベルト13を太腿部に巻き付けて、面ファスナ(図示せず)(マジックテープ(登録商標))により、脚ベルト13を太腿部に取り付ける。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者の腰部の右側に右の脚作用部3(伝動ケース11)が位置し、作業者の腰部の左側に左の脚作用部3(伝動ケース11)が位置する。
(右及び左のアーム部)
図1,2,3に示すように、右及び左の縦フレーム6の上部が、作業者の右及び左の肩部を越えて斜め上側に延出され斜め前側に延出されて、右及び左のアーム部2となっている。アーム部2の上端部に右及び左の支持部材16が取り付けられており、右及び左のプーリー(図示せず)が支持部材16に回転自在に支持されている。
支持板7の後面の上部に昇降装置17が取り付けられており、昇降装置17から、右の2本のワイヤ18,19(吊り下げ機構に相当)、及び左の2本のワイヤ18,19(吊り下げ機構に相当)が延出されている。
支持板7の上部にアウター支持部15が連結され、支持部材16にアウター支持部16aが備えられている。ワイヤ18,19のアウター18b,19bの端部が、アウター支持部15及び支持部材16のアウター支持部16aに接続されて、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが昇降装置17に接続されている。
右の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aが右の支持部材16のプーリーに掛けられて下側に延出されており、右の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aの延出端に、右のハンド部20が接続されている。
左の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aが左の支持部材16のプーリーに掛けられて下側に延出されており、左の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aの延出端に、左のハンド部20が接続されている。
(昇降装置)
図1及び図2に示すように、昇降装置17は支持板7に連結されている。伝動機構(図示せず)を内装する上下向きの伝動ケース25、伝動ケース25の上部に横向きに連結された支持ケース26、伝動ケース25の下部に横向きに連結された電動モータ27、支持ケース26の内部で横向きの軸芯周りに回転自在に支持された4個の回転体(図示せず)が、昇降装置17に備えられている。
右及び左のワイヤ18,19のアウター18b,19bの端部がアウター支持部15に接続され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが、支持ケース26の内部の4個の回転体の各々に接続されている。
制御装置8により電動モータ27が作動する。電動モータ27の動力が伝動ケース25の内部の伝動機構を介して、支持ケース26の内部の回転体に伝達されるのであり、回転体が巻き取り側及び繰り出し側に回転駆動される。
(ハンド部の構成)
図4,5,6,8に、右及び左のハンド部20の全体が示されている。右及び左のハンド部20は同じ形状となっており、上昇操作スイッチ23(手動操作部に相当)及び下降操作スイッチ24(手動操作部に相当)の位置が異なる。
図4,5,6に示すように、ハンド部20は、第1横側部21、第2横側部22及び下側部28を備えている。平板状の板材が約90度に折り曲げられて、上下方向に配置された第1横側部21と、上下方向に配置されて第1横側部21と交差するように配置された第2横側部22となっており、第1横側部21及び第2横側部22が互いに向かい合う状態となっている。
平板状の板材が約90度に折り曲げられて、下側部28となっている。下側部28が、第1横側部21の下部にボルトにより接続されて、第1横側部21及び第2横側部22が向かい合う領域に向けて延出されており、下側部28が、第1横側部21及び第2横側部22が向かい合う領域の下側に配置されている。
第1横側部21は、第1横側部21及び第2横側部22が向かい合う領域の側の面である第1面と、第1面の裏面である第2面とを有している。
平板状の板材が約90度に折り曲げられて、下側部28となっており、下側部28が第1横側部21の下部にボルトにより接続されている。下側部28が、1横側部21を挟んで第1横側部21の第1面側の領域及び第2面側の領域のうち第1面側の領域に、第2横側部22から間隔W1を空けた状態で延出されている。下側部28が第1横側部21の下端部21a及び第2横側部22の下端部22aよりも、間隔W2を空けて下側に配置された状態となっている。
下側部28における第2横側部22とは反対側の辺部28aが、第1横側部21から離れるほど第2横側部22に接近するように形成されており、平面視で下側部28が先細り状に形成されている。
第2横側部22において、第1横側部21及び第2横側部22が向かい合う領域とは反対側の上部に、作業者が持つ持ち手部29が連結されており、第2横側部22の上部にワイヤ18,19のインナー18a,19aが接続されている。第2横側部22において持ち手部29の下側部分に、大きな切り欠き部22bが形成されており、ハンド部20の軽量化が図られている。
図8に示すように、右のハンド部20において、持ち手部29の上面における第1横側部21から遠い側の部分に、上昇操作スイッチ23が設けられている。左のハンド部20において、持ち手部29の上面における第1横側部21に近い側の部分に、下降操作スイッチ24が設けられている。
図1,2,3に示すように、制御装置8に接続された右及び左のハーネス14が、右及び左のアーム部2の内部に入り、アーム部2の内部を通ってアーム部2の上端部に延出されている。右及び左のアーム部2の上端部の開口部から、ハーネス14が出て下側に延出されており、右のハーネス14が上昇操作スイッチ23に接続され、左のハーネス14が下降操作スイッチ24に接続されている。
図1及び図2に示すように、上昇操作スイッチ23を押し操作すると、昇降装置17において、電動モータ27により回転体が巻き取り側に回転駆動され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが回転体に巻き取られて、ハンド部20が上昇する。
下降操作スイッチ24を押し操作すると、電動モータ27により回転体が繰り出し側に回転駆動され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが回転体から繰り出されて、ハンド部20が下降する。
上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の押し操作を止めると、電動モータ27が停止する。電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の作動時に電磁ブレーキは自動的に解除状態となり、電動モータ27の停止時及び非通電時に電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
(ハンド部による荷物の保持操作)
図7に示すように、段ボール箱のような立方体形状の荷物Bが想定されている。荷物Bは、第1横壁部B1、第2横壁部B2、第1横壁部B1の下部から延出されて折り曲げられた2枚の底部B3、第1横壁部B1の上部から延出されて折り曲げられた2枚の天井部B4が備えられている。
図1及び図2に示すように、アシスト器具を装着した作業者が、右手及び左手を前に出して握手をするように、右手で右のハンド部20の持ち手部29を持ち、左手で左のハンド部20の持ち手部29を持つと、ハンド部20の第1横側部21が左右方向に向き、ハンド部20の第2横側部22及び下側部28が前後方向に向く状態となる。
図1及び図2に示すように、アシスト器具を装着した作業者に対して、荷物Bの底部B3が左右方向に向いた状態で、荷物Bが床に置かれているとする。この場合、図7及び図9に示すように、第1横壁部B1の下部と底部B3との間の折り目部B5が左右方向に向き、第2横壁部B2の下端部B2a及び底部B3の端部B3aが前後方向に向く状態となる。
図9に示すように、右のハンド部20の下側部28を、荷物Bの右部の後側の床に置いて、右のハンド部20を前側に移動させればよい。左のハンド部20の下側部28を、荷物Bの左部の前側の床に置いて、左のハンド部20を後側に移動させればよい。
この場合に、ハンド部20の第2横側部22の上部に持ち手部29が連結されているので、作業者はあまり大きく腰を曲げなくても、右及び左のハンド部20の下側部28を床に置くことができる。
これにより、ハンド部20の下側部28の先端部が、荷物Bの折り目部B5から底部B3と床との間に無理なく入り込んで、ハンド部20の下側部28が荷物Bの底部B3と床との間に挿入されるのであり、荷物Bの第2横壁部B2の下端部B2aと底部B3の端部B3aとに間に、ハンド部20の下側部28が入り込むことはない。
図10に示すように、アシスト器具を装着した作業者に対して、荷物Bの底部B3が前後方向に向いた状態で荷物Bが床に置かれているとする。この場合、図7及び図10に示すように、第1横壁部B1の下部と底部B3との間の折り目部B5が前後方向に向き、第2横壁部B2の下端部B2a及び底部B3の端部B3aが左右方向に向く状態となる。
図10に示すように、右のハンド部20の下側部28を、荷物Bの右部の右側の床に置いて、右のハンド部20を左側に移動させればよい。左のハンド部20の下側部28を、荷物Bの左部の左側の床に置いて、左のハンド部20を右側に移動させればよい。
この場合に、ハンド部20の第2横側部22の上部に持ち手部29が連結されているので、作業者はあまり大きく腰を曲げなくても、右及び左のハンド部20の下側部28を床に置くことができる。
これにより、ハンド部20の下側部28の辺部28aが、荷物Bの折り目部B5から底部B3と床との間に無理なく入り込んで、ハンド部20の下側部28が荷物Bの底部B3と床との間に挿入されるのであり、荷物Bの第2横壁部B2の下端部B2aと底部B3の端部B3aとに間に、ハンド部20の下側部28が入り込むことはない。
(ハンド部により荷物を保持した状態)
前項の(ハンド部による荷物の保持操作)に記載のように、図9に示す状態でハンド部20の下側部28を荷物Bの底部B3と床との間に挿入した状態において、ハンド部20を上昇させると、図8及び図9に示すように、荷物Bの角部における第1横壁部B1が、ハンド部20の第1横側部21に接触し、荷物Bの角部における第2横壁部B2が、ハンド部20の第2横側部22に接触し、荷物Bの底部B3が、ハンド部20の下側部28に接触して、荷物Bがハンド部20に保持される。
前項の(ハンド部による荷物の保持操作)に記載のように、図10に示す状態でハンド部20の下側部28を荷物Bの底部B3と床との間に挿入した状態において、ハンド部20を上昇させると、荷物Bの角部における第2横壁部B2が、ハンド部20の第1横側部21に接触し、荷物Bの角部における第1横壁部B1が、ハンド部20の第2横側部22に接触し、荷物Bの底部B3が、ハンド部20の下側部28に接触して、荷物Bがハンド部20に保持される。
図8,9,10に示すように、荷物Bがハンド部20に保持された状態において、荷物Bの前後方向の位置ずれが、ハンド部20の第1横側部21によって抑えられ、荷物Bの左右方向の位置ずれが、ハンド部20の第2横側部22によって抑えられる。
図4,5,6に示すように、荷物B自身の重量により、荷物Bの底部B3がハンド部20の下側部28(辺部28b)と第2横側部22(下端部22a)との間に、少し入り込むような状態を得ることができる。
ハンド部20の第1横側部21の下端部21a及び第2横側部22の下端部22aが、荷物Bの第1横壁部B1及び第2横壁部B2に、少し食い込むような状態を得ることができる。
図4及び図5に示すように、ワイヤ18,19のインナー18a,19aによりハンド部20が吊り下げられた状態において、ワイヤ18,19のインナー18a,19aがハンド部20に接続される部分(第2横側部22)の直下に、ハンド部20の下側部28が位置していない(直下から少し離れた位置に位置している)。
これにより、荷物Bの重量がハンド部20の下側部28によって支持されると、ハンド部20の下側部28(辺部28b)を荷物Bの底部B3に食い込ませるようなモーモントが、ハンド部20に生じるのであり、ハンド部20の第2横側部22の上部を荷物Bの第2横壁部B2(第1横壁部B1)に食い込ませるようなモーメントが、ハンド部20に生じる。
以上のような状態により、荷物Bの位置ずれが抑えられる。
(アシスト器具の作業形態)
例えば、パレットや床に置かれた荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような場合、作業者がしゃがんでパレットや床の荷物Bを手で持ち、手を下に延ばした状態で荷物Bを持ちながら立ち上がり、手で荷物Bを持ち上げて、荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような状態が想定される。
アシスト器具を装着した作業者が前述のような作業を行う状態において、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の押し操作に基づいて、制御装置8により右及び左の脚作用部3、昇降装置17が作動する状態について説明する。
図1及び図2に示すように、作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者が上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を押し操作していないと、昇降装置17の電動モータ27は停止して、右及び左の脚作用部3の電動モータは停止状態(自由回転状態)となる。
作業者が歩行する場合や、作業者が膝部を曲げて腰部を落とす場合(しゃがむ場合)、作業者の太腿部に追従するように操作アーム12が揺動するのであり、作業者の動作が妨げられることはない。
作業者がしゃがんでパレットや床の荷物Bを持つ場合、作業者が下降操作スイッチ24を押し操作すると、昇降装置17において電動モータ27が繰り出し側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されて、ハンド部20が下降する。
下降操作スイッチ24の押し操作を止めると、電動モータ27が停止して、ハンド部20が停止するので、作業者は、ハンド部20により荷物Bを保持する(前項の(ハンド部による荷物の保持操作)を参照)。
前項の(昇降装置)に記載のように、電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の停止時及び非通電時に、電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
電動モータ27が停止した状態において、昇降装置17からワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されることはなく、後述するようにハンド部20に荷物Bの重量が掛かっても、ハンド部20が下降することはない。
作業者は、ハンド部20により荷物Bを保持した状態で、立ち上がることによって荷物Bを持ち上げる。作業者が上昇操作スイッチ23を押し操作すると、脚作用部3において操作アーム12が下側に駆動され、作業者の太腿部が下側に操作されて、作業者の立ち上がりが補助される。
作業者が上昇操作スイッチ23を押し操作した状態で立ち上がった後に、脚作用部3において、操作アーム12が略真下に向く位置に達したことが検出されると、作業者が完全に立ち上がったと判断されて、脚作用部3の電動モータは停止状態(自由回転状態)となる。
次に昇降装置17において、電動モータ27が巻き取り側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが巻き取られて、ハンド部20が上昇する。所望の位置までハンド部20が上昇すると、上昇操作スイッチ23の押し操作を止めることにより、電動モータ27が停止してハンド部20が停止する。
作業者は、荷物Bを置くべき高い棚やトラックの荷台等へ歩いて移動する。作業者が高い棚やトラックの荷台等に到着して、作業者が下降操作スイッチ24を押し操作すると、昇降装置17において、電動モータ27が繰り出し側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されて、ハンド部20が下降する。
作業者は、荷物Bを高い棚やトラックの荷台等に置いて、ハンド部20を荷物Bから取り外す。荷物Bを高い棚やトラックの荷台等に置くと、最初の状態に戻るので、次の荷物Bに対して同様な操作を行う。
(発明の実施の第1別形態)
前述の(発明を実施するための形態)の右及び左のハンド部20において、ワイヤ18,19のインナー18a,19aをハンド部20の第2横側部22に接続せずに、以下のように構成してもよい。
図11に示すように、右のハンド部20の第1横側部21と左のハンド部20の第2横側部22とに亘って、ワイヤ30が接続され、右のハンド部20の第2横側部22と左のハンド部20の第1横側部21とに亘って、ワイヤ30が接続されている。
右のワイヤ18,19のインナー18a,19aが、一方のワイヤ30の中間部分に接続され、左のワイヤ18,19のインナー18a,19a18が、他方のワイヤ30の中間部分に接続されている。
以上の構造により、ワイヤ30が荷物Bの第1横壁部B1及び第2横壁部B2の外側に巻き付けられた状態となって、右及び左のハンド部20により荷物Bが保持される。
これにより、荷物Bの重量が右及び左のハンド部20に掛かると、ワイヤ30に張力が発生するので、右及び左のハンド部20が互いに引き寄せられて荷物Bの第1横壁部B1及び第2横壁部B2に押圧される状態となり、ワイヤ30が荷物Bの第1横壁部B1及び第2横壁部B2に押圧される状態となる。
(発明の実施の第2別形態)
ハンド部20において、持ち手部29を第1横側部21に連結してもよい。
この構造によると、アシスト器具を装着した作業者が、右手及び左手を前に出して握手をするように、右手で右のハンド部20の持ち手部29を持ち、左手で左のハンド部20の持ち手部29を持つと、ハンド部20の第1横側部21が前後方向に向き、ハンド部20の第2横側部22及び下側部28が左右方向に向く状態となる。
ハンド部20において、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが、第1横側部21に接続されるようにしてもよい。
図4及び図5に示す間隔W1を廃止して、下側部28の辺部28bが第2横側部22の下端部22aに接続されるようにしてもよい。
板材を折り曲げて、第1横側部21及び下側部28とし、別部材の第2横側部22を第1横側部21に連結するようにしてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
アシスト器具において、右及び左のアーム部2を廃止して、1本のアーム部2を備えてもよい。
この構造によると、1本のアーム部2から2本のワイヤ18を延出して、2本のワイヤ18の一方に右のハンド部20を接続し、2本のワイヤ18の他方に左のハンド部20を接続する。又は、1本のアーム部2から1本のワイヤ18を延出し、1本のワイヤ18の端部を二股状に分岐させて、分岐部分の一方に右のハンド部20を接続し、分岐部分の他方に左のハンド部20を接続する。
上昇操作スイッチ23を左のハンド部20に備え、下降操作スイッチ24を右のハンド部20に備えてもよい。上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を、右又は左の一方のハンド部20に備えてもよい。
アシスト器具において、右及び左の脚作用部3を備えないように構成してもよい。
アシスト器具において、昇降装置17、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24を廃止して、ワイヤ18,19を本体部1やアーム部2に連結し、ハンド部20の位置を固定して、ハンド部20の昇降を行わないように構成してもよい。
本発明は、作業者に装着されて作業者による荷物の保持を補助するアシスト器具に使用されるハンド部ばかりではなく、建物の天井部に支持されたウインチ等に使用されるハンド部にも適用できる。
18,19 吊り下げ機構
21 第1横側部
22 第2横側部
22a 下端部
23,24 手動操作部
28 下側部
28a 辺部
29 持ち手部
B 荷物
B1 荷物の第1横壁部
B2 荷物の第2横壁部
B3 荷物の底部
W1 間隔

Claims (7)

  1. 吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
    上下方向に配置された第1横側部と、上下方向に配置されて前記第1横側部と交差するように配置された第2横側部と、前記第1横側部及び前記第2横側部が向かい合う領域の下側に配置された下側部とが備えられて、
    荷物の角部における第1横壁部が前記第1横側部に接触し、前記荷物の角部における前記第1横壁部に交差して接続される第2横壁部が前記第2横側部に接触し、前記荷物の底部が前記下側部に接触することにより、前記荷物が保持され
    前記第1横側部が、前記第1横側部及び前記第2横側部が向かい合う領域の側の面である第1面と当該第1面の裏面である第2面とを有し、
    前記下側部は、平板状の板材が直角に折り曲げられて構成され、直角部分を挟む2つの板部を有しており、
    前記下側部は、2つの前記板部のうち一方が、前記第1横側部の下部のうち前記第2横側部から離間した位置に接続され、且つ、2つの前記板部のうち他方が、前記第1横側部を挟んで前記第1面側の領域及び前記第2面側の領域のうち前記第1面側の領域に、前記第2横側部から水平方向に間隔を空けた状態で延出されている荷物保持用のハンド部。
  2. 前記下側部が、前記第2横側部の下端部よりも下側に配置されている請求項に記載の荷物保持用のハンド部。
  3. 前記下側部における前記第2横側部とは反対側の辺部が、前記第1横側部から離れるほど前記第2横側部に接近するように形成されることにより、平面視で前記下側部が先細り状に形成されている請求項又はに記載の荷物保持用のハンド部。
  4. 作業者が持つ持ち手部が、前記第2横側部に設けられている請求項1〜のうちのいずれか一項に記載の荷物保持用のハンド部。
  5. 前記第2横側部は、前記持ち手部の下側部分に前記第1横側部との交差部分に向けて形成された切り欠き部を有している請求項4に記載の荷物保持用のハンド部。
  6. 前記吊り下げ機構を作動させる為の手動操作部が、前記持ち手部に設けられている請求項4又は5に記載の荷物保持用のハンド部。
  7. 前記第2横側部に前記吊り下げ機構が接続される請求項〜6のうちのいずれか一項に記載の荷物保持用のハンド部。
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