JP7065737B2 - 荷物保持用のハンド部 - Google Patents
荷物保持用のハンド部 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7065737B2 JP7065737B2 JP2018170644A JP2018170644A JP7065737B2 JP 7065737 B2 JP7065737 B2 JP 7065737B2 JP 2018170644 A JP2018170644 A JP 2018170644A JP 2018170644 A JP2018170644 A JP 2018170644A JP 7065737 B2 JP7065737 B2 JP 7065737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- luggage
- support
- upward
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
これにより、荷物(特許文献1の図5のW)が、ハンド部の支持部により支持されるのであり、ハンド部の上向き部により荷物が支持部から外れようとする状態が防止される。
吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
上下方向に配置された横側部と、前記横側部の下部から横方向に延出されて荷物を支持する支持部と、前記支持部における前記横側部の反対側の端部から上向きに延出された上向き部とが備えられ、
前記上向き部の上端部から、前記支持部の反対側に斜め下向きに延出された案内部が備えられ、
前記案内部における前記上向き部の反対側の端部が、前記支持部に沿って延長された仮想線よりも下側に位置している。
以上のようにしてバンドが巻き付けられた荷物を、ハンド部により容易に保持することができるのであり、荷物保持用のハンド部の操作性の向上を図ることができる。
前記案内部の前記支持部に対する傾斜角度が、前記上向き部の前記支持部に対する傾斜角度よりも緩やかに設定されていると好適である。
前記案内部が取り付け及び取り外し自在であると好適である。
これにより、各種の荷物に対応できるようになって、荷物保持用のハンド部の操作性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
図1,2,3に示すように、アシスト器具には、作業者の背中部に取り付けられる本体部1、本体部1の上部から上側に延出され前側に延出された右及び左のアーム部2、本体部1の下部に設けられた右及び左の脚作用部3が備えられており、作業者への装着用の取付ベルト4、右及び左の肩ベルト5が備えられている。
図1,2,3に示すように、脚作用部3に、基部10、伝動ケース11、操作アーム12及び脚ベルト13等が備えられている。基部10が、支持板7の下部の前部に、左右方向に取付位置を変更自在に支持されており、基部10の外端部に伝動ケース11が前向きに連結されている。
図1,2,3に示すように、右及び左の縦フレーム6の上部が、作業者の右及び左の肩部を越えて斜め上側に延出され斜め前側に延出されて、右及び左のアーム部2となっている。アーム部2の上端部に支持部材16が取り付けられており、プーリー(図示せず)が支持部材16に回転自在に支持されている。
図4及び図5に示すように、取付部21は平板状であり、ワイヤ18,19のインナー18a,19aの下部が、取付部21に揺動自在に接続されている。取付部21に、2本の頭付きのピン22が横向きに連結されており、ピン22に、丸棒状の軸部22aと、軸部22aよりも大径の頭部22bとが備えられている。
図1及び図2に示すように、昇降装置17に、伝動機構(図示せず)を内装する上下向きの伝動ケース25、伝動ケース25の上部に横向きに連結された支持ケース26、伝動ケース25の下部に横向きに連結された電動モータ27、支持ケース26の内部で横向きの軸芯周りに回転自在に支持された4個の回転体(図示せず)が備えられている。
図7及び図8に、右及び左のハンド部20が示されている。板材が折り曲げられて、ハンド部20が形成されており、右及び左のハンド部20は同じ形状となっている。
図7及び図8に示すように、板材が折り曲げられて、案内部47が形成されており、案内部47に連結部47a,47b及び傾斜部47cが備えられている。
案内部47が不要の場合、ハンド部20の面ファスナ46から、案内部47の面ファスナ49を取り外すことにより、案内部47をハンド部20から取り外すことができる。
案内部47の傾斜部47cの仮想線L1に対する傾斜角度A1(ハンド部20の支持部31に対する傾斜角度)が、ハンド部20の上向き部32の支持部31に対する傾斜角度A2よりも緩やかに設定されている。
図7及び図8に示すように、ハンド部20の面ファスナ36に取り付け及び取り外し自在なスイッチ操作部40が備えられている。スイッチ操作部40に、合成樹脂により一体的に形成された外側部41と、金属製の内側部42とが備えられており、外側部41の内面に内側部42がビスにより連結されている。
図8に示すハンド部20(接続部34)の第1開口部38及び第2開口部39と、図4及び図5に示す取付部21のピン22の軸部22a及び頭部22bとにおいて、第1開口部38はピン22の軸部22aよりも少し大径であり、ピン22の頭部22bよりも小径である。第2開口部39はピン22の頭部22bよりも大径である。
図5,6,7に示すように、外れ止め部材28の凸部28bを、手で押して取付部21の開口部21aに入り込ませながら、ピン22(軸部22a及び頭部22b)を、第2開口部39に入り込ませる。
ピン22の軸部22aが第1開口部38から第2開口部39に移動しようとしても、外れ止め部材28の凸部28bが、開口部35の下辺部に当たることによって、ピン22の軸部22aの第2開口部39への移動が止められて、ハンド部20(接続部34)は取付部21から外れ難いものとなる。
この場合、取付部21を接続部34に対して上側部33側に位置させた状態で、前述と同じ操作を行うことにより、ハンド部20(接続部34)を取付部21に取り付けることができる。
図7及び図8に示すように、スイッチ操作部40の面ファスナ37を、ハンド部20の面ファスナ36に取り付けることにより、スイッチ操作部40をハンド部20に取り付けることができるのであり、上昇操作スイッチ23(下降操作スイッチ24)が、スイッチ操作部40を介してハンド部20に取り付けられる。
図1及び図2に示すように、上昇操作スイッチ23を押し操作した場合、後述する(アシスト器具の作業形態)に記載のように、上昇操作スイッチ23を押し操作している間、脚作用部3において、電動モータにより操作アーム12が下側に揺動操作されて、作業者の太腿部が下側に操作される。
電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の作動時に電磁ブレーキは自動的に解除状態となり、電動モータ27の停止時及び非通電時に電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
図13に示すように、段ボール箱等のような、横壁部に開口部が形成されていない荷物Bが想定されており、合成樹脂製(例えばポリプロピレン)のバンドB1が、荷物Bに巻き付けられて締め付けられている状態が想定されている。
例えば、パレットや床に置かれた荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような場合、作業者が腰部を下に曲げたり、膝部を曲げて腰部を落としたりして、パレットや床の荷物Bを手で持ち、次に手を下に延ばした状態で荷物Bを持ちながら、腰部を上側に延ばしたり、立ち上がったりした後、次に手で荷物Bを持ち上げて、荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような状態が想定される。
案内部47において、図14に示すように、横向き部47dを、案内部47の傾斜部47cの先端部から連結部47a,47bの反対側に向けて、連結部47a(ハンド部20の支持部31)と平行に延出するように構成してもよい。
ハンド部20の上向き部32の先端部に面取り加工を施して、ハンド部20の上向き部32の先端部を断面視で先細り状に形成してもよい。
案内部47の傾斜部47cの先端部に面取り加工を施して、案内部47の傾斜部47cの先端部を断面視で先細り状に形成してもよい。
案内部47の横向き部47dの先端部に面取り加工を施して、案内部47の横向き部47dの先端部を断面視で先細り状に形成してもよい。
ハンド部20に対して案内部47を別部材に構成するのではなく、ハンド部20の上向き部32に案内部47を一体的に形成して、案内部47をハンド部20から取り外しできないように構成してもよい。
この構造によると、ハンド部20において、板材が折り曲げられて、横側部30、支持部31、上向き部32、上側部33、接続部34及び案内部47が形成される。
アシスト器具において、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24を、取付部21に設けてもよい。この構造によると、スイッチ操作部40は不要になる。
上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を、右又は左の一方のスイッチ操作部40又は取付部21に設けてもよい。
アシスト器具において、右及び左のアーム部2を廃止して、1本のアーム部2を備えてもよい。
この構造によると、1本のアーム部2から2本のワイヤ18を延出して、2本のワイヤ18の一方に右の取付部21(ハンド部20)を接続し、2本のワイヤ18の他方に左の取付部21(ハンド部20)を接続する。又は、1本のアーム部2から1本のワイヤ18を延出し、1本のワイヤ18の端部を二股状に分岐させて、分岐部分の一方に右の取付部21(ハンド部20)を接続し、分岐部分の他方に左の取付部21(ハンド部20)を接続する。
アシスト器具において、昇降装置17、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24を廃止して、ワイヤ18,19を本体部1やアーム部2に連結し、ハンド部20の位置を固定して、ハンド部20の昇降を行わないように構成してもよい。
アシスト器具において、脚作用部3を備えないように構成してもよい。本体部1を、作業者の背中部ではなく、作業者の肩部に取り付けるように構成してもよい。
ワイヤ18,19に代えて、合成樹脂製のベルト(図示せず)(吊り下げ機構に相当)や、金属製のチェーン(図示せず)(吊り下げ機構に相当)を使用してもよい。
19 ワイヤ(吊り下げ機構)
30 横側部
31 支持部
32 上向き部
47 案内部
A1 傾斜角度
A2 傾斜角度
B 荷物
L1 仮想線
Claims (3)
- 吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
上下方向に配置された横側部と、前記横側部の下部から横方向に延出されて荷物を支持する支持部と、前記支持部における前記横側部の反対側の端部から上向きに延出された上向き部とが備えられ、
前記上向き部の上端部から、前記支持部の反対側に斜め下向きに延出された案内部が備えられ、
前記案内部における前記上向き部の反対側の端部が、前記支持部に沿って延長された仮想線よりも下側に位置している荷物保持用のハンド部。 - 前記案内部の前記支持部に対する傾斜角度が、前記上向き部の前記支持部に対する傾斜角度よりも緩やかに設定されている請求項1に記載の荷物保持用のハンド部。
- 前記案内部が取り付け及び取り外し自在である請求項1又は2に記載の荷物保持用のハンド部。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170644A JP7065737B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 荷物保持用のハンド部 |
PCT/JP2019/024415 WO2020054169A1 (ja) | 2018-09-12 | 2019-06-20 | 荷物保持用のハンド部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170644A JP7065737B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 荷物保持用のハンド部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020040805A JP2020040805A (ja) | 2020-03-19 |
JP7065737B2 true JP7065737B2 (ja) | 2022-05-12 |
Family
ID=69797595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018170644A Active JP7065737B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 荷物保持用のハンド部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7065737B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000502648A (ja) | 1995-12-22 | 2000-03-07 | フレノーリック フォルヴァルトニングス アーベー | 吊り上げフック |
JP2008179423A (ja) | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Rifutekku Kk | 吊り具 |
JP2018002345A (ja) | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 株式会社クボタ | アシスト器具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595031Y2 (ja) * | 1979-07-10 | 1984-02-15 | 新日本製鐵株式会社 | 線材コイル荷役用のcフツク |
JPS5741887U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-06 | ||
JPH08133661A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-05-28 | Shinsei Gikou:Kk | コンクリートブロック吊り上げ具 |
-
2018
- 2018-09-12 JP JP2018170644A patent/JP7065737B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000502648A (ja) | 1995-12-22 | 2000-03-07 | フレノーリック フォルヴァルトニングス アーベー | 吊り上げフック |
JP2008179423A (ja) | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Rifutekku Kk | 吊り具 |
JP2018002345A (ja) | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 株式会社クボタ | アシスト器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020040805A (ja) | 2020-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6660827B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6837424B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP7117952B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP7065737B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP6775473B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6833664B2 (ja) | アシスト器具又は荷物保持用のハンド部 | |
JP7050635B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP7014704B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP7034039B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6833665B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6833663B2 (ja) | アシスト器具又は荷物保持用のハンド部 | |
JP6731888B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP7061958B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6840044B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP6824852B2 (ja) | アシスト器具又は荷物保持用のハンド部 | |
JP6995017B2 (ja) | アシスト器具及びこれに用いられるハンド部材 | |
JP6903565B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6899677B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP6905891B2 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP7004626B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6960884B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP7076399B2 (ja) | アシスト器具 | |
JP6956684B2 (ja) | アシスト器具 | |
WO2020054169A1 (ja) | 荷物保持用のハンド部 | |
JP6956683B2 (ja) | アシスト器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7065737 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |