JP6835673B2 - 錠剤印刷装置 - Google Patents

錠剤印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6835673B2
JP6835673B2 JP2017125683A JP2017125683A JP6835673B2 JP 6835673 B2 JP6835673 B2 JP 6835673B2 JP 2017125683 A JP2017125683 A JP 2017125683A JP 2017125683 A JP2017125683 A JP 2017125683A JP 6835673 B2 JP6835673 B2 JP 6835673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
tablet
drying
tablets
drying conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017125683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019005411A (ja
Inventor
将由 梶川
将由 梶川
裕晃 東
裕晃 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kyoto Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoto Seisakusho Co Ltd filed Critical Kyoto Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2017125683A priority Critical patent/JP6835673B2/ja
Publication of JP2019005411A publication Critical patent/JP2019005411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6835673B2 publication Critical patent/JP6835673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、錠剤に印刷を行う錠剤印刷装置の構造の改良に関する。
本願出願人は、錠剤に印刷を行う錠剤印刷装置として、特開2013−13711号公報に示すような装置を提案している。この錠剤印刷装置は、錠剤を搬送する第1のコンベアと、第1のコンベアによる搬送中に錠剤の一方の面に印刷を行う第1のプリンタ部と、第1のコンベアから導入された、表裏の反転した錠剤を搬送する第2のコンベアと、第2のコンベアによる搬送中に錠剤の他方の面に印刷を行う第2のプリンタ部とを備えている(同公報の段落[0039]〜[0040]および図1参照)。
また、上記公報の明細書中に明確な記載はないが、第2のプリンタ部による印刷処理後、錠剤は引き続き第2のコンベアにより搬送されており、その搬送中に錠剤の印刷面のインクの乾燥処理が行われている。
上記従来の錠剤印刷装置においては、第2のコンベアによる搬送中に錠剤の印刷面のインクを乾燥させる必要があるため、第2のコンベアの全長が長くなり、その結果、装置全体が長尺化して占有スペースが大きくなる、という欠点がある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、装置全体の長さを短尺化でき、装置全体を小型化できるとともに、錠剤の印刷面のインクを十分に乾燥させることができる錠剤印刷装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る錠剤印刷装置は、錠剤を幅方向に複数列で搬送する搬送コンベアと、搬送コンベアによる搬送中に錠剤に印刷処理を行うプリンタ部と、搬送コンベアに設けられ、プリンタ部による印刷処理が完了した各錠剤の表裏を反転させる反転部と、搬送コンベアに設けられ、反転部により表裏が反転した各錠剤を搬送コンベアによる搬送中に上方から吸引可能な吸引部と、搬送コンベアの下方に配設され、搬送コンベアの搬送面よりも幅広の搬送面を有しかつその搬送速度が搬送コンベアの搬送速度よりも遅く設定されるとともに、吸引部による吸引状態の解除により搬送コンベアから導入された複数列の錠剤を搬送しつつ錠剤の印刷面の乾燥処理を行う乾燥コンベアと、搬送コンベアから乾燥コンベアに導入された、幅方向に複数列錠剤を当該乾燥コンベアの搬送面上で実質的に幅方向に分散させることにより各錠剤の重なり合いを防止するための分散手段とを備えている。ここで、「実質的」という文言を入れたのは、搬送方向に対してわずかでも傾斜した方向をすべて含める趣旨であり、搬送方向に直交する幅方向も含んでいる(以下、本明細書中において同様)。
本発明においては、搬送コンベアによる搬送中に錠剤はプリンタ部により印刷処理を施され、印刷処理が完了した錠剤は、反転部を経て吸引部から搬送コンベアの下方の乾燥コンベアに受け渡される。そして、乾燥コンベアによる搬送中に錠剤の印刷面の乾燥処理が行われる。
本発明によれば、乾燥コンベアが搬送コンベアの下方に配置されることにより、装置全体の長さを短尺化して装置全体を小型化できるばかりでなく、乾燥コンベアが、搬送コンベアの搬送面よりも幅広の搬送面を有しかつ搬送コンベアから受け渡された多数の錠剤を乾燥コンベアの搬送面上で実質的に幅方向に分散させることにより各錠剤の重なり合いを防止する分散手段を有しているので、乾燥コンベアの搬送速度が搬送コンベアの搬送速度よりも遅く設定されていても、搬送コンベアから受け渡された多数の錠剤が乾燥コンベアの搬送面上で滞留するのを防止でき、これにより、乾燥コンベアの長さを短くしても乾燥コンベアの搬送速度を遅くすることで錠剤のための十分な乾燥時間を確保できる。その結果、乾燥コンベアの長さをさらに短尺化でき、装置全体を一層小型化できるとともに、錠剤の印刷面のインクを十分に乾燥させることができる。しかも、搬送コンベアから乾燥コンベアに導入された、幅方向に複数列の各錠剤の重なり合いを分散手段により防止できる。
なお、乾燥コンベアによる搬送中に錠剤の乾燥温度を上げることにより乾燥コンベアの長さを短くすることも考えられるが、その場合、錠剤の温度が上昇して錠剤がダメージを受けるおそれがある。これに対して、本発明によれば、錠剤の乾燥温度を上げることなく、乾燥コンベアの長さを短くすることが可能である。
本発明では、分散手段が、乾燥コンベアの上流端に設けられ、乾燥コンベア上の錠剤に対してエアを噴出するエア噴出部から構成されている。
本発明では、分散手段が、乾燥コンベアに設けられ、乾燥コンベアの搬送面を振動させる加振部から構成されている。
本発明では、分散手段が、乾燥コンベアを幅方向に揺動させる揺動手段から構成されている。
本発明では、吸引部の下方には、乾燥コンベアへの錠剤の導入前に不良品の錠剤を排出するための不良品排出部が配置されている。
本発明では、多数の錠剤を収容するホッパと、ホッパから導入された錠剤を搬送コンベアに供給するための供給コンベアとをさらに備えており、供給コンベアが搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に配設されている。
本発明によれば、供給コンベアが搬送コンベアの搬送方向に沿う方向ではなく、交差する方向に配設されていることで、装置全体の長さをさらに短尺化でき、装置全体を一層小型化できる。
以上のように、本発明に係る錠剤印刷装置によれば、乾燥コンベアが搬送コンベアの下方に配置されることで、装置全体の長さを短尺化して装置全体を小型化できるばかりでなく、乾燥コンベアが搬送コンベアの搬送面よりも幅広の搬送面を有しかつ搬送コンベアから受け渡された多数の錠剤を乾燥コンベアの搬送面上で実質的に幅方向に分散させる分散手段を有しているので、乾燥コンベアの搬送速度が搬送コンベアの搬送速度よりも遅く設定されていても、搬送コンベアから受け渡された多数の錠剤が乾燥コンベアの搬送面上で滞留するのを防止でき、これにより、乾燥コンベアの長さを短くしても乾燥コンベアの搬送速度を遅くすることで錠剤のための十分な乾燥時間を確保できる。その結果、乾燥コンベアの長さをさらに短尺化でき、装置全体を一層小型化できるとともに、錠剤の印刷面のインクを十分に乾燥させることができる。
本発明の一実施例による錠剤印刷装置の正面概略図である。 前記錠剤印刷装置(図1)における第2の搬送コンベアおよび乾燥コンベアの正面概略図である。 前記錠剤印刷装置(図1)における乾燥コンベアの平面概略図であって、分散手段としての分散バーからエアが噴出している状態を示す図である。 前記錠剤印刷装置(図1)における乾燥コンベアの平面概略図であって、第2の搬送コンベアとの幅の違いを説明するための図である。 前記錠剤印刷装置(図1)における乾燥コンベアを斜め上方から見た斜視部分図であって、分散バーのノズルを示している。 前記分散バー(図5)の内部構造を示す平面概略図である。 前記分散バー(図6)の変形例を示す図である。 前記分散バー(図6)の他の変形例を示す図である。 前記錠剤印刷装置(図1)における乾燥コンベアを斜め上方から見た斜視部分図であって、分散手段としての分散ガイドを示している。 前記分散ガイド(図9)の作用効果を説明するための図であって、図9のX-X線矢視図に相当している。 前記分散ガイド(図9)の作用効果を説明するための図であって、図9のX-X線矢視図に相当している。 前記錠剤印刷装置(図1)における第2の搬送コンベアおよび乾燥コンベアを斜め上方から見た斜視概略部分図であって、分散手段として揺動機構が設けられた場合にその作動を説明するための図であって、乾燥コンベアの揺動前の状態を示している。 前記錠剤印刷装置(図1)における第2の搬送コンベアおよび乾燥コンベアを斜め上方から見た斜視概略部分図であって、分散手段として揺動機構が設けられた場合にその作動を説明するための図であって、乾燥コンベアの揺動後の状態を示している。 前記錠剤印刷装置(図1)の前面パネルの縦断面概略部分図であって、前記乾燥コンベア(図12)の揺動前の状態を示している。 前記錠剤印刷装置(図1)の前面パネルの縦断面概略部分図であって、前記乾燥コンベア(図13)の揺動後の状態を示している。
以下、本発明の一実施例による錠剤印刷装置について、添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本実施例による錠剤印刷装置を説明するための図である。なお、図示の便宜上、図1では錠剤を省略したものを示しており、図3、図4では乾燥コンベアの搬送面上の一部の錠剤のみを示している。
図1に示すように、錠剤印刷装置1は、多数の錠剤を収容するホッパ2と、ホッパ2に収容された錠剤がホッパ下部のシュート20から導入される供給コンベア3と、供給コンベア3から供給された多数の錠剤を複数列に振り分けるための複数の溝が幅方向(同図紙面垂直方向)に凹設された振り分けユニット4と、振り分けユニット4により複数列に振り分けられた各錠剤が導入されるとともに、各錠剤を複数列に維持したまま矢印方向に搬送する第1の搬送コンベア5と、第1の搬送コンベア5による搬送中に各錠剤を検出する第1の検出用ラインセンサカメラ6と、第1の検出用ラインセンサカメラ6で検出された各錠剤の検出データに基づいて搬送中の各錠剤に印刷を行う第1のインクジェットプリンタ部7と、第1のインクジェットプリンタ部7による各錠剤への印刷状態を検査するための第1の検査用ラインセンサカメラ8とを備えている。
供給コンベア3は、図1の紙面と交差する方向に(すなわち、同図紙面の奥側から手前側に向かって徐々に下方に傾斜しつつ)配設されており、第1の搬送コンベア5(後述する第2の搬送コンベア5についても同様に)の配設方向(同図紙面左右方向)に対して平面視直交している。第1のインクジェットプリンタ部7は、前面パネル10に形成された開口部70aに出没自在に設けられている。第1の搬送コンベア5は、ローラ50、50’に巻き掛けられるとともに、単一または複数のアイドラーを有している。第1の搬送コンベア5のローラ50’(反転部)は、第1の搬送コンベア5上の各錠剤の表裏を反転させて下方の第2の搬送コンベア5に受け渡すようにするために、その外周面には多数の吸引孔が形成されている。各吸引孔は、図示しないブロアに接続されている。
錠剤印刷装置1はまた、第1の搬送コンベア5から表裏が反転した各錠剤を受け渡されるとともに、受け渡された各錠剤を複数列に維持したまま矢印方向に搬送する第2の搬送コンベア5と、第2の搬送コンベア5による搬送中に各錠剤を検出する第2の検出用ラインセンサカメラ6と、第2の検出用ラインセンサカメラ6で検出された各錠剤の検出データに基づいて搬送中の各錠剤に印刷を行う第2のインクジェットプリンタ部7と、第2のインクジェットプリンタ部7による各錠剤への印刷状態を検査するための第2の検査用ラインセンサカメラ8とを備えている。
第2のインクジェットプリンタ部7は、前面パネル10に形成された開口部70aに出没自在に設けられている。また、前面パネル10には、凹部30aが開口形成されており、当該凹部30a内には、第1、第2のインクジェットプリンタ部7、7にインクを供給するためのインク容器30が収容されている。第2の検出用ラインセンサカメラ6および第2の検査用ラインセンサカメラ8の前方には、第2の搬送コンベア5上の錠剤の画像を各カメラ内に導入するためのミラー60、80がそれぞれ設けられている。第2の搬送コンベア5は、ローラ50、50’に巻き掛けられるとともに、単一または複数のアイドラーを有している。第2の搬送コンベア5のローラ(反転部)50’は、第2の搬送コンベア5上の各錠剤の表裏を再び逆にして下方の乾燥コンベア9に受け渡すようにするために、その外周面には多数の吸引孔が形成されている。各吸引孔は、ブロア(図示せず)に接続されている。第2の搬送コンベア5の下側スパンには、ローラ50’により表裏が反転した錠剤を当該第2の搬送コンベア5による搬送中に上方から吸着保持するための吸着部(吸引部)15が設けられている。吸着部15には、第2の搬送コンベア5の各列に対応して幅方向に複数の吸引孔が形成され、各吸引孔はブロア(図示せず)に接続されており、各錠剤はこれらの吸引孔に吸引されて吸着保持されている。
錠剤印刷装置1はさらに、乾燥コンベア9を有している。乾燥コンベア9には、第1、第2のインクジェットプリンタ部7、7により表裏に印刷処理が施された各錠剤が吸着部15を介して第2の搬送コンベア5から受け渡されるようになっている。乾燥コンベア9は、受け渡された各錠剤を搬送しつつ、各錠剤の印刷面の乾燥処理を行う。乾燥コンベア9の搬送速度Vは、第2の搬送コンベア5の搬送速度V’よりも遅く設定されている(すなわち、V<V’)。また、乾燥コンベア9は、第2の搬送コンベア5(および第1の搬送コンベア5)の下方に配設されており、その一部が第2の搬送コンベア5と上下にオーバラップしている。すなわち、乾燥コンベア9の搬送方向上流端に位置するローラ90は、第2の搬送コンベア5の各ローラ50、50’の間に配置されている。この例では、乾燥コンベア9は、その一部が吸着部15ともオーバラップしている。
図2に示すように、吸着部15の下方には、不良品排出ボックス200、201が配置されている。吸着部15は、第1、第2の検査用ラインセンサカメラ8、8(図1)の検査結果に基づいて印刷不良等の不良品となった錠剤Tの吸引状態を解除し、下方の不良品ボックス200、201に廃棄する。ここで、不良品排出ボックスが2つ設けられているのは、搬送方向上流側の不良品ボックス200への不良品の廃棄が万一失敗した場合に、当該不良品を搬送方向下流側の不良品ボックス201に確実に廃棄できるようにするためである。これにより、良品の錠剤Tのみが乾燥コンベア9に導入されるようになっている。乾燥コンベア9への錠剤Tの導入の際には、錠剤Tが第2の搬送コンベア5により乾燥コンベア9の搬送方向上流端の上方位置まで移動したときに、吸着部15による吸引状態を解除することにより、錠剤Tが第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9に受け渡されるようになっている。
図3および図4に示すように、乾燥コンベア9の側方には、サーボモータ210が設けられており、その出力軸210aは、プーリおよびベルト等(図示せず)を介して乾燥コンベア9のローラ90に駆動連結されている。乾燥コンベア9は、たとえば合成樹脂製のメッシュベルトから構成されており、その搬送面9Aには多数の貫通孔9Aが形成されている(図3参照)。乾燥コンベア9の上側スパンの下方には、送風ユニット120が設けられている(図2、図3参照)。送風ユニット120は、乾燥コンベア9の搬送面9A上の各錠剤Tに対して各貫通孔9Aを通して送風/温風を吹き付けるためのものである。送風ユニット120は、ブロア(図示せず)に接続されている。送風ユニット120は、乾燥コンベア9の搬送方向の全長にわたって配設されていても、その一部に配設されていてもよい。また、錠剤の種類等によっては省略してもよい。
図4に示すように、乾燥コンベア9の搬送面の幅寸法Wは、第2の搬送コンベア5の搬送面の幅寸法W’よりも大きくなっている(すなわち、W>W’)。この例では、乾燥コンベア9の幅方向の奥側端(図示上側端)、すなわち、錠剤印刷装置1の前面パネル10の近傍に配置された端部は、第2の搬送コンベア5の幅方向の奥側端(同様に錠剤印刷装置1の前面パネル10の近傍に配置された端部)の位置と略一致しているが、乾燥コンベア9の幅方向の手前側端(図示下側端)、すなわち、錠剤印刷装置1の前面パネル10から前方に離れて配置された端部は、第2の搬送コンベア5の幅方向の手前側端(同様に錠剤印刷装置1の前面パネル10から前方に離れて配置された端部)の位置よりもさらに前方(図示下方)の位置に配置されている。
図3、図4に示すように、乾燥コンベア9の搬送面9Aの幅方向の両端には、搬送面9Aから上方にわずかな間隙を隔てて一対のガイドレール150、151が搬送方向に沿って配設されている。これらのガイドレール150、151は、乾燥コンベア9の搬送面9A上の各錠剤Tが搬送面9Aから下方に脱落するのを防止するとともに、各錠剤Tの移動を搬送方向に沿ってガイドするためのものであって、その高さは錠剤Tの厚みと同程度か、またはこれよりも高くなっている。
乾燥コンベア9の搬送方向上流端には、実質的に幅方向に延びる分散バー(分散手段)100が搬送面9Aから上方にわずかな間隙を隔てて配設されている。分散バー100は、第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9に受け渡された各錠剤Tを乾燥コンベア9の搬送面9A上で実質的に幅方向に分散させるためのものである。
分散バー100には、図5に示すように、長手方向(すなわち、乾燥コンベア9の幅方向)に沿って所定の間隔で複数のノズル(エア噴出部)100aが形成されている。これらのノズル100aは、図6に示すように、分散バー100の内部において短手方向(すなわち、乾燥コンベア9の搬送方向)に対して斜め方向に(すなわち、分散バー100の手前側端に向かって)傾斜して配設されている。分散バー100の内部には、外部から圧搾エア源から圧搾エアが導入される導入路101と、これに接続されて長手方向に延びる流路102とが形成されており、各ノズル100aは流路102にそれぞれ接続されている。また、導入路101には、エアホース103がコネクタ104を介して連結されている。
これにより、外部の圧搾エア源からエアホース103を通って導入路101に導入された圧搾エアは、流路102を通って各ノズル100aから外部に噴出するようになっている。各ノズル100aから噴出される圧搾エアの噴出方向は、乾燥コンベア9の搬送方向に対して幅方向手前側に傾斜している(図3矢印方向参照)。各ノズル100aからの圧搾エアの噴出により、乾燥コンベア9の搬送面9A上の各錠剤Tが搬送面9A上で実質的に幅方向に分散されるようになっている。この例では、各ノズル100aの径や配設方向は同一/略同一になっている。
次に、上述した錠剤印刷装置1の作動を説明しつつ、本実施例の作用効果について説明する。
ホッパ2(図1)から供給コンベア3を通って振り分けユニット4に供給された多数の錠剤Tは、振り分けユニット4で複数列に振り分けられて第1の搬送コンベア5に導入される。第1の搬送コンベア5は、錠剤Tの各列を維持したまま各錠剤Tを矢印方向に搬送しつつ、第1のインクジェットプリンタ部7により各錠剤Tの所定の位置に印刷処理を行う。印刷処理が完了した各錠剤Tは、第1の搬送コンベア5のローラ50’により表裏が反転して、下方の第2の搬送コンベア5に受け渡される。
第2の搬送コンベア5は、第1の搬送コンベア5と同様に、錠剤Tの各列を維持したまま各錠剤Tを矢印方向に搬送しつつ、第2のインクジェットプリンタ部7により各錠剤Tの所定の位置に印刷処理を行う。印刷処理が完了した各錠剤Tは、第2の搬送コンベア5のローラ50’により再び表裏が反転して、吸着部15により吸引された状態で搬送された後、下方の乾燥コンベア9に導入される。
乾燥コンベア9への導入は、吸着部15により吸引されて搬送される各錠剤Tが乾燥コンベア9の上流端の上方位置まで移動したとき、吸着部15による吸引状態が解除されることにより行われるが、このとき、各錠剤Tは、乾燥コンベア9の上流端において分散バー100の若干下流側に導入される(図3中の点線で示す錠剤T参照)。すると、搬送面9A上の各錠剤Tに対して、分散バー100の各ノズル100aから噴出する圧搾エアが当たり(図3中の矢印参照)、その結果、各錠剤Tは、搬送面9A上において幅方向に拡がる方向に移動して分散する(同図中の実線で示す錠剤T参照)。これにより、乾燥コンベア9への導入直後に各錠剤Tが重なり合うのを防止でき、錠剤間でのインクの転写等の発生により印刷面が不鮮明になるのを防止できる。その後、各錠剤Tは、乾燥コンベア9により搬送されるが、その搬送中には、送風ユニット120からの送風/温風が吹き付けられることにより、各錠剤Tの印刷面の乾燥処理が行われる。
このような本実施例によれば、乾燥コンベア9が第2の搬送コンベア5の下方に配置されることにより、装置全体の長さを短尺化して装置全体を小型化できるばかりでなく、乾燥コンベア9が、第2の搬送コンベア5の搬送面よりも幅広の搬送面9Aを有しかつ第2の搬送コンベア5から受け渡された多数の錠剤Tを乾燥コンベア9の搬送面9A上で実質的に幅方向に分散させるために圧搾エアを噴出する分散バー100を有しているので、乾燥コンベア9の搬送速度Vが第2の搬送コンベア5の搬送速度V’よりも遅く設定されていても、第2の搬送コンベア5から受け渡された多数の錠剤Tが乾燥コンベア9の搬送面9A上で重なり合ったりして滞留するのを分散バー100により防止でき、これにより、乾燥コンベア9の長さを短くしても乾燥コンベア9の搬送速度Vを遅くすることで錠剤Tのための十分な乾燥時間を確保できる。その結果、乾燥コンベア9の長さをさらに短尺化でき、装置全体を一層小型化できるとともに、錠剤Tの印刷面のインクを十分に乾燥させることができ、良好な印刷面を確保できる。また、供給コンベア3の配設方向が第1、第2の搬送コンベア5、5の搬送方向に対して平面視交差方向(好ましくは平面視直交方向)に配置されているので、装置全体の長さをさらに短尺化して装置全体を一層小型化でき、装置の設置面積をさらに小さくできる。
以上、本発明に好適な実施例について説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明には種々の変形例が含まれる。以下に変形例のいくつかの例を挙げておく。
<第1の変形例>
前記実施例では、乾燥コンベア9が図1の紙面手前側にのみ延設されて幅広になった例を示したが(図4参照)、図1の紙面手前側および紙面奥側の双方に延設されることでより幅広になるようにしてもよい。
<第2の変形例>
前記実施例では、分散バー100の各ノズル100aから圧搾空気が常時噴出している例を示したが、圧搾空気は、一定時間のОN状態とОFF状態とを組み合わせた間欠噴出であってもよい。
<第3の変形例>
前記実施例では、分散バー100に形成される各ノズル100aの径や配設方向が同一/略同一になっている例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図7、図8は本発明の変形例を示している。これらの図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図7に示す例では、各ノズル100aの径が異なっている。この例では、分散バー100の長手方向の奥側端(図7右側端)から手前側端(同図左側端)に向かうにしたがい、徐々に径が大きくなっている。また、図8に示す例では、各ノズル100aの傾きが異なっている。この例では、分散バー100の長手方向の奥側端(図8右側端)から手前側端(同図左側端)に向かうにしたがい、徐々に傾きが大きくなっている。すなわち、各ノズル100aが放射状に配設されている。
<第4の変形例>
前記実施例では、外部の圧搾エア源から導入路101へのエア圧のみを制御するようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。各ノズル100aについてそれぞれ個別に圧搾エアを供給するとともに、それぞれに調整弁を設けてエア圧を個別に調整するようにしてもよい。
<第5の変形例>
前記実施例および前記第3ないし第5の変形例では、分散バー100の各ノズル100aが当該分散バー100の長手方向の一部にのみ設けられた例を示したが、各ノズル100aは分散バー100の長手方向の全長にわたって設けられていてもよい。
<第6の変形例>
前記実施例では、乾燥コンベア9の搬送面9A上の各錠剤Tを搬送面9A上で実質的に幅方向に分散させる分散手段として、複数のノズル100aを有する分散バー100を用いた例を示したが。本発明の適用はこれに限定されない。図示していないが、乾燥コンベア9の上側スパンの下方に振動コンベア(加振部)を設け、搬送面9Aを振動させることで搬送面9A上の各錠剤Tを実質的に幅方向に分散させるようにしてもよい。
<第7の変形例>
前記実施例では、分散バー100の各ノズル100aから噴出される圧搾エアにより、乾燥コンベア9の搬送面9A上の各錠剤Tを搬送面9A上で実質的に幅方向に分散させるようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
図9ないし図11は、本発明の変形例を示しており、各図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。これらの図に示すように、乾燥コンベア9の搬送方向上流端の若干下流側には、実質的に幅方向に延びる分散ガイド(分散手段)130が設けられている。分散ガイド130は、バー130Aと、その下面から垂設され、各々可撓性を有する複数枚の樹脂製プレート130aとから構成されている。各プレート130aと搬送面9Aとの間には、わずかな間隔hが形成されている。間隔hは、錠剤Tの厚みよりも若干大きな寸法に設定されている。なお、乾燥コンベア9の搬送方向上流端には、バー100’が幅方向に配設されているが、これは分散バーではなく、第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9の搬送面9Aに導入された各錠剤Tが搬送面9A上から脱落するのを防止するための単なる仕切壁としての機能を有する部材である。第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9への錠剤Tの導入は、バー100’と分散ガイド130で挟まれた領域内で行われる。
このような変形例において、第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9の搬送面9A上に錠剤Tが導入されたとき、各錠剤T、T’が搬送面9A上で図10に示すような姿勢で配置されていたとする。すなわち、一つまたは複数の錠剤T’が他の錠剤Tの上に乗り上げていたとする。この状態から、乾燥コンベア9の搬送面9Aが搬送方向(すなわち、図10の紙面奥側に向かう方向)に移動すると、他の錠剤Tの上に乗り上げていたいくつかの錠剤T’は、分散ガイド130の各プレート130aと干渉し、このとき、各プレート130aが弾性変形して錠剤T’に反発力を及ぼすので、錠剤T’は、乗り上げていた他の錠剤Tの上から搬送面9A上に落ちる。その結果、図11に示すように、すべての錠剤T、T’がいずれの錠剤Tの上にも乗り上げることなく、搬送面9A上に水平状態で配置されることになる。
<第8の変形例>
図12ないし図15は、本発明による分散手段の変形例として設けられた、乾燥コンベア9の揺動機構を説明するための図である。これらの図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図12および図13は、第2の搬送コンベア5および乾燥コンベア9を斜め上方から見た斜視概略部分図であって、乾燥コンベア9の揺動前後の状態をそれぞれ示している。図14および図15は、錠剤印刷装置1の前面パネル10の横断面概略部分図であって、それぞれ図12、図13に対応している。
図14および図15に示すように、乾燥コンベア9のいずれかのローラには、前面パネル10に貫通形成された穴10a内に延びる往復動軸95が連結されている。往復動軸95は、図示しない往復動機構に連結されており、当該往復動機構の駆動により、往復動軸95は、矢印Y、Y方向(すなわち、乾燥コンベア9の幅方向)に往復動(直線揺動)するようになっている。これにより、乾燥コンベア9は、その奥側端(すなわち、前面パネル10の近傍の端部)が第2の搬送コンベア5の奥側端と上下に揃う位置(図12、図14参照)と、その手前側端(すなわち、前面パネル10から手前側に離れた端部)が第2の搬送コンベア5の手前側端と上下に揃う位置(図13、図15参照)とをとり得るようになっている。
このような変形例によれば、乾燥コンベア9が幅方向に揺動することにより、第2の搬送コンベア5から乾燥コンベア9に導入された多数の錠剤Tは、乾燥コンベア9の搬送面9A上で同じ場所に滞留することなく、幅方向に分散できる。
<第9の変形例>
前記実施例では、錠剤の表裏に印刷を行う錠剤印刷装置を例にとって説明したが、本発明は、錠剤のいずれか一方の面にのみ印刷を行う錠剤印刷装置にも同様に適用できる。その場合、第2の搬送コンベア5を省略するとともに、乾燥コンベア9を第1の搬送コンベア5の下方に配置するように配設すればよい。このとき、乾燥コンベア9の搬送方向は前記実施例の場合と逆方向になるので、インク容器30を前面パネル10の逆側に配置する必要がある。
<その他の変形例>
上述した実施例および各変形例はあらゆる点で本発明の単なる例示としてのみみなされるべきものであって、限定的なものではない。本発明が関連する分野の当業者は、本明細書中に明示の記載はなくても、上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する種々の変形例やその他の実施例を構築し得る。
以上のように、本発明は、装置全体の小型化を要求される錠剤印刷装置に有用である。
1: 錠剤印刷装置

2: ホッパ
3: 供給コンベア
: 第1の搬送コンベア
: 第2の搬送コンベア
; 第1のインクジェットプリンタ部
: 第2のインクジェットプリンタ部
9: 乾燥コンベア
9A: 搬送面
15: 吸着部(吸引部)
50’、50’: ローラ(反転部)

100: 分散バー(分散手段)
100a: ノズル(エア噴出部)
130: 分散ガイド(分散手段)

W: 乾燥コンベアの幅寸法
W’: 第2の搬送コンベアの幅寸法
V: 乾燥コンベアの搬送速度
V’: 第2の搬送コンベアの搬送速度
T、T’: 錠剤
特開2013−13711号公報(段落[0039]〜[0040]および図1参照)

Claims (6)

  1. 錠剤印刷装置であって、
    錠剤を幅方向に複数列で搬送する搬送コンベアと、
    前記搬送コンベアによる搬送中に錠剤に印刷処理を行うプリンタ部と、
    前記搬送コンベアに設けられ、前記プリンタ部による印刷処理が完了した各錠剤の表裏を反転させる反転部と、
    前記搬送コンベアに設けられ、前記反転部により表裏が反転した各錠剤を前記搬送コンベアによる搬送中に上方から吸引可能な吸引部と、
    前記搬送コンベアの下方に配設され、前記搬送コンベアの搬送面よりも幅広の搬送面を有しかつその搬送速度が前記搬送コンベアの搬送速度よりも遅く設定されるとともに、前記吸引部による吸引状態の解除により前記搬送コンベアから導入された前記複数列の錠剤を搬送しつつ錠剤の印刷面の乾燥処理を行う乾燥コンベアと、
    記搬送コンベアから前記乾燥コンベアに導入された、幅方向に前記複数列錠剤を当該乾燥コンベアの前記搬送面上で実質的に幅方向に分散させることにより各錠剤の重なり合いを防止する分散手段
    を備えた錠剤印刷装置。
  2. 請求項1において、
    前記分散手段が、前記乾燥コンベアの上流端に設けられ、当該乾燥コンベア上の錠剤に対してエアを噴出するエア噴出部から構成されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  3. 請求項1において、
    前記分散手段が、前記乾燥コンベアに設けられ、当該乾燥コンベアの前記搬送面を振動させる加振部から構成されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  4. 請求項1において、
    前記分散手段が、前記乾燥コンベアを幅方向に揺動させる揺動手段から構成されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  5. 請求項1において、
    前記吸引部の下方には、前記乾燥コンベアへの錠剤の導入前に不良品の錠剤を排出するための不良品排出部が配置されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  6. 請求項において、
    多数の錠剤を収容するホッパと、前記ホッパから導入された錠剤を前記搬送コンベアに供給するための供給コンベアとをさらに備え、
    前記供給コンベアが前記搬送コンベアの配設方向と交差する方向に配設されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
JP2017125683A 2017-06-27 2017-06-27 錠剤印刷装置 Active JP6835673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125683A JP6835673B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 錠剤印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125683A JP6835673B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 錠剤印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019005411A JP2019005411A (ja) 2019-01-17
JP6835673B2 true JP6835673B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=65026567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017125683A Active JP6835673B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 錠剤印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6835673B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7221147B2 (ja) 2019-06-20 2023-02-13 株式会社Screenホールディングス 検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019005411A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7114781B2 (ja) 錠剤印刷装置
EP3290208B1 (en) Tablet-printing apparatus and tablet-printing method
WO2018092525A1 (ja) 搬送装置および印刷装置
JP7284847B2 (ja) 錠剤印刷装置
KR102274303B1 (ko) 정제 인쇄 장치 및 정제 인쇄 방법
CN109982947B (zh) 搬运装置、印刷装置及搬运方法
JP2019058220A (ja) 錠剤印刷装置
JP2008238463A (ja) 液体吐出装置
JP6835673B2 (ja) 錠剤印刷装置
JP2024045130A (ja) 搬送処理装置
TW202100413A (zh) 搬送裝置及錠劑印刷裝置
JP6693779B2 (ja) 錠剤搬送装置及び錠剤印刷装置
JP2018117949A (ja) 錠剤印刷装置
JP2024045345A (ja) 搬送処理装置
JP7042164B2 (ja) 錠剤印刷装置
JP7221147B2 (ja) 検査装置
JP2019058221A (ja) 錠剤印刷装置
CN109963799B (zh) 搬送装置、印刷装置及搬送方法
JP2023040456A (ja) 搬送装置
JP7281861B2 (ja) 錠剤供給装置
CN110936730B (zh) 墨水供给部、印刷装置、片剂印刷装置及墨袋
TW202337421A (zh) 片劑印刷裝置及片劑印刷方法
JP6541495B2 (ja) 錠剤印刷装置および錠剤印刷方法
JP2021194252A (ja) 粒状物搬送装置、粒状物印刷装置、および粒状物搬送方法
JP2021001825A (ja) 検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6835673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250