JP6832225B2 - 繰出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、繰出容器に関する。
従来、例えば下記特許文献1に示されるように、外筒部と、内側に収容される棒状内容物を支持する支持部を有する収容筒部と、を備えた繰出容器が知られている。
この繰出容器では、収容筒部が外筒部内に配設され、外筒部を収容筒部に対して外筒部の中心軸線回りの周方向に相対回転させると、収容筒部が外筒部内を外筒部の中心軸線に沿う軸方向に移動することにより、収容筒部の内側に収容された棒状内容物が外筒部の外部に順次繰出される。
特開2017−12725号公報
しかしながら、前記従来の繰出容器では、例えば、棒状内容物が粘性を有することで、加圧等により変形しやすい場合等には、棒状内容物を収容筒部の内側に収容する際に、収容筒部の内側から外部に流出する空気の流動圧により、棒状内容物が変形するおそれがあった。
一方、内側に棒状内容物が収容される収容筒部には、棒状内容物の外部への流出を防ぐことが求められていた。
そこで本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、棒状内容物の収容時に収容筒部の内側の空気を円滑に排出しながら、収容筒部の内側から棒状内容物が漏れ出すのを防ぐことができる繰出容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る繰出容器は、外筒部と、内側に収容される棒状内容物を支持する支持部を有する収容筒部と、を備え、前記収容筒部は、前記外筒部内に配設されるとともに、前記外筒部に対する前記外筒部の中心軸線回りの周方向の相対回転に伴って、前記外筒部内を前記中心軸線に沿う軸方向に移動し、前記支持部には、この支持部を前記軸方向に貫通する貫通孔が形成され、前記支持部において、前記軸方向を向き、かつ前記棒状内容物を支持する支持面の反対側である下側から前記貫通孔を閉塞する閉塞部材を備え、前記収容筒部には、前記閉塞部材と係合し、前記収容筒部および前記閉塞部材の前記軸方向の相対移動を規制する係合部が形成され、前記閉塞部材が前記貫通孔を密に閉塞した状態で、前記係合部が前記閉塞部材と係合し、前記支持部は、前記収容筒部の内側における前記軸方向の中間部分に配設されるとともに、前記閉塞部材は、前記収容筒部の内側のうち、前記支持部の下側に位置する部分に配設され、前記閉塞部材は、前記軸方向に延びるとともに、周方向に間隔をあけて配設された複数の本体板部を備え、複数の前記本体板部それぞれの上端部が互いに接続され、複数の前記本体板部は、径方向の内側に向けて互いに近接するように、上端部回りに変形可能に形成され、前記本体板部における径方向の外側を向く外側面に、径方向の外側に向けて突出する係合壁部が形成され、前記係合壁部は、径方向の外端部に位置し、かつ前記軸方向に延びる縦壁部を備え、この縦壁部における径方向の外側を向く外側面は、前記収容筒部の内周面に当接し、前記縦壁部の前記外側面に、径方向の外側に向けて突出し、前記収容筒部の内周面に形成された前記係合部に係合される被係合部が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、収容筒部の内側で棒状内容物を支持する支持部に貫通孔が形成されているので、収容筒部の内側に棒状内容物を収容すると、収容筒部の内側の空気を、貫通孔を通して外部に流出させることができる。このため、収容筒部の内側の空気が外部に流出する経路を、貫通孔により確保することで、収容筒部の内側から外部に流出する空気の流動圧により、棒状内容物が変形するのを抑制することが可能になる。これにより、棒状内容物の収容時に、収容筒部の内側の空気を円滑に排出することで、棒状内容物が欠損するのを抑えることができる。
また、貫通孔が閉塞部材により閉塞されているので、使用時に仮に棒状内容物が加圧される等しても、貫通孔から棒状内容物が漏れ出すのを防ぐことができる。
また、収容筒部に係合部が形成されているので、収容筒部が外筒部内を軸方向に移動した際に、閉塞部材を収容筒部と一体に軸方向に移動させることが可能になり、閉塞筒部が貫通孔から軸方向に離間することが抑えられ、貫通孔が不意に開放されるのを防ぐことができる。
また、前記外筒部内に、前記軸方向に移動不能に、かつ前記周方向に回転可能に配設された内筒部を備え、前記外筒部の内周面には、前記周方向に延びる螺旋溝が形成され、前記内筒部には、前記軸方向に延びる案内孔が形成され、前記収容筒部は、前記内筒部内に配設され、前記収容筒部には、前記案内孔を通して前記螺旋溝に係合する被案内突起が形成され、前記収容筒部の外周面には、前記内筒部の内周面と摺動自在に密に当接するシール部材が、全周にわたって配設されてもよい。
この場合には、収容筒部の外周面にシール部材が配設されているので、棒状内容物が例えば使用時に加圧されること等により液状化し、内筒部の内周面と、収容筒部の外周面と、の間に進入するのを抑制することが可能になり、棒状内容物が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。
本発明によれば、棒状内容物の収容時に収容筒部の内側の空気を円滑に排出しながら、収容筒部の内側から棒状内容物が漏れ出すのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る繰出容器の縦断面図である。 図1に示す収容筒部を上昇端位置に位置させた状態を示す図である。 図1に示す収容筒部内に棒状内容物を収容する前の状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る繰出容器1について説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、本実施形態に係る繰出容器1は、外筒部10と、外筒部10内に配設された内筒部20と、内筒部20内に配設された収容筒部30と、を備えている。内筒部20および収容筒部30は、外筒部10の中心軸線Oと同軸に配置されている。
なお、以下の説明において、外筒部10の中心軸線Oに沿う方向を軸方向という。また軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
外筒部10は、有底筒状の操作筒11と、操作筒11内に嵌合された螺旋筒12と、を備えている。以下の説明において、軸方向に沿って、外筒部10における操作筒11の底部11A側を下側といい、これとは反対側を上側という。
操作筒11の底部11Aには、底部11Aを軸方向に貫く挿通孔11Bが形成されている。挿通孔11Bは、中心軸線Oと同軸に配置されている。
底部11Aの上面における挿通孔11Bの内周面には、径方向の内側に向けて突出し、軸方向に向けて延びる載置部11Cが形成されている。載置部11Cは、径方向の内側に向けて突の曲面状に形成されている。載置部11Cは、底部11Aにおける上方を向く上面よりも上方に向けて突出している。載置部11Cは、底部11Aに周方向に間隔をあけて複数形成されている。
載置部11C上に、後述する閉塞部材40が載置されている。閉塞部材40の下端部は、底部11Aの挿通孔11B内に位置している。
螺旋筒12の内周面には、周方向に延びる一対の螺旋溝12Aが形成されている。螺旋溝12Aは、螺旋筒12の内周面において、中心軸線Oを径方向に挟む両側に位置する部分に各別に形成されている。一対の螺旋溝12Aは、中心軸線Oを挟んで径方向に向かい合って配置され、軸方向に互いに交差することなく、螺旋筒12の内周面に形成されている。すなわち、一対の螺旋溝12Aは二条ねじをなしている。なお、螺旋溝12Aの条数は二条に限られず、一条であってもよいし、三条以上であってもよい。
操作筒11の内周面、および螺旋筒12の外周面には、互いに係合することで、操作筒11および螺旋筒12の周方向の相対回転を規制する図示しない規制部が各別に形成されている。
内筒部20は、外筒部10内に軸方向に移動不能に、かつ周方向に回転可能に配設されている。内筒部20は、操作筒11の底部11Aから上方に向けて延在し、外筒部10よりも上方に突出している。
内筒部20には、軸方向に延びる案内孔21が一対形成されている。案内孔21は、内筒部20における下端部から軸方向の中間部分にわたる部分に形成され、内筒部20を径方向に貫いている。案内孔21は、内筒部20において、中心軸線Oを径方向に挟む両側に位置する部分に各別に形成されている。
案内孔21の上端部には、周方向に延びる図示しない係止孔が一体に接続されている。この係止孔に後述する被案内突起32が進入することで、内筒部20および外筒部10に対する収容筒部30のこれ以上の上昇移動が規制される。すなわちこの位置が、収容筒部30の上昇端位置となっている。
螺旋筒12は、下端部が操作筒11の底部11Aに接し、上端部が操作筒11の上部に位置している。螺旋筒12の上端部は、操作筒11の上端部よりも下方に位置している。操作筒11の上端部には、操作筒11に対する螺旋筒12および内筒部20の上昇移動を規制する押えリング13が装着されている。
押えリング13の下部は、操作筒11における上端部の内側に嵌合されている。押えリング13の上部は、操作筒11よりも上方に突出している。そしてこの押えリング13の上部に、棒状内容物および内筒部20を覆うオーバーキャップ60が着脱自在に外嵌されている。
収容筒部30には、案内孔21を通して螺旋溝12Aに係合する被案内突起32が形成されている。被案内突起32は、収容筒部30の外周面における下部に形成されている。被案内突起32は、収容筒部30の外周面から、径方向の外側に向けて突出している。被案内突起32は、収容筒部30の外周面において、中心軸線Oを径方向に挟む位置に一対配設されている。
収容筒部30は、外筒部10に対する周方向の相対回転に伴って、外筒部10内を軸方向に移動する。なお、収容筒部30の下降端位置とは、図1に示されるような、収容筒部30の被案内突起32が、螺旋溝12Aの下端部に位置している状態である。また、収容筒部30の上昇端位置とは、前述したように、収容筒部30の被案内突起32が、内筒部20の案内孔21における上端部に位置している状態である。またこの際、図2に示されるように、被案内突起32は、螺旋溝12Aの上端部に位置している。
図1に示すように、収容筒部30は、内側に収容される棒状内容物を支持する支持部31を有している。支持部31は、表裏面が軸方向を向き、上面視で円形状を呈する。支持部31は、収容筒部30の内側における軸方向の中間部分に配設されている。支持部31は、収容筒部30の内側における上部に配設されている。
支持部31は、収容筒部30の内側のうち、支持部31より上方に位置する部分と、支持部31より下方に位置する部分と、に区画している。支持部31における上方を向く表面は、収容筒部30の内側に収容される棒状内容物を支持する支持面31Bとなっている。
収容筒部30の内周面における上端部は、上方に向かうに従い漸次、拡径している。これにより、棒状内容物を円滑に収容筒部30の内側に収容することができる。
収容筒部30の内周面のうち、支持部31の上方に位置する部分には、軸方向に延びる支持リブ33が形成されている。支持リブ33は、支持部31の支持面31Bから上方に向けて延びている。支持リブ33は、収容筒部30の内周面における前記上端部より下方に位置している。支持リブ33は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして本実施形態では、支持部31に、支持部31を軸方向に貫通する貫通孔34が形成されている。貫通孔34は中心軸線Oと同軸に配置されている。なお、貫通孔34は、支持部31において、中心軸線Oから径方向にずれた位置に複数配置してもよい。
支持部31の下面における貫通孔34の開口周縁部には、下方に向けて突出する突出筒31Aが形成されている。突出筒31Aは中心軸線Oと同軸に配置されている。
また本実施形態では、繰出容器1は、支持部31の下側(支持面31Bの反対側)から貫通孔34を閉塞する閉塞部材40を備えている。閉塞部材40の上端部43は、貫通孔34に、貫通孔34の下方から嵌合されることで、貫通孔34を密に閉塞している。なお、このような態様に限られず、閉塞部材40は貫通孔34を下方から覆うことで、貫通孔34を密に閉塞してもよい。
閉塞部材40の上端部43の上面、および支持部31の支持面31Bそれぞれにおける軸方向の位置が互いに同等となっている。
閉塞部材40は、収容筒部30の内側のうち、支持部31の下側に位置する部分に配設されている。
閉塞部材40は、軸方向に延びる本体板部41と、本体板部41の上端部から上方に向けて延びる支持軸部42と、を備えている。本体板部41は、周方向に間隔をあけて複数配設されている。本体板部41は、互いに径方向に対向し、かつ中心軸線Oを径方向に挟むように一対配設されるとともに、周方向に間隔をあけて2組配設されている。複数の本体板部41それぞれの上端部が、互いに接続されている。
支持軸部42は中心軸線Oと同軸に配置されている。本体板部41の軸方向の大きさは、支持軸部42の軸方向の大きさよりも大きくなっている。支持軸部42の上端部43が、支持部31の貫通孔34に嵌合されている。
本体板部41の外周面における下端部には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部41Aが形成されている。フランジ部41Aの下面が、操作筒11の載置部11Cにおける上端縁と当接することで、閉塞部材40が載置部11C上に載置されている。
本体板部41における径方向の外側を向く外側面のうち、フランジ部41Aの上方に位置する部分には、径方向の外側に向けて突出する係合壁部41Bが形成されている。係合壁部41Bは、径方向の外端部に位置し、かつ軸方向に延びる縦壁部を備えている。この縦壁部における径方向の外側を向く外側面は、収容筒部30の内周面に沿って周方向に延びており、収容筒部30の内周面と当接している。
また本実施形態では、収容筒部30には、閉塞部材40と係合し、収容筒部30および閉塞部材40の軸方向の相対移動を規制する係合部35が形成されている。係合部35は、収容筒部30の内周面における下部に形成されている。係合部35は、径方向の外側に向けて窪むとともに、全周にわたって延びている。なお、このような態様に限られず、係合部35は周方向に間欠的に設けられてもよい。
閉塞部材40には、収容筒部30の係合部35に係合される被係合部41Cが形成されている。被係合部41Cは、前記縦壁部における外側面の上端部に形成されている。被係合部41Cは、径方向の外側に向けて突出するとともに、前記縦壁部の外側面に全周にわたって延びている。なお、このような態様に限られず、被係合部41Cは、前記縦壁部の外側面における周方向の一部に形成されてもよい。
支持軸部42において、上端部43より下方に位置する部分には、径方向の外側に向けて突出し、かつ表裏面が軸方向を向く摺動板42Bが形成されている。摺動板42Bは上面視で円形状をなし、外周面が収容筒部30の内周面に摺動自在に当接している。なお、このような態様に限られず、摺動板42Bの外周縁は、収容筒部30の内周面と径方向に隙間をあけて対向していてもよい。
摺動板42Bの外径は、操作筒11における底部11Aの挿通孔11Bの内径よりも僅かに小さくなっている。
摺動板42Bの外周縁には、径方向の内側に向けて窪むとともに、摺動板42Bを軸方向に貫く流通凹部42Cが形成されている。流通凹部42Cは、摺動板42Bに周方向に間隔をあけて複数形成されている。流通凹部42Cにおける内面は、径方向の内側に向けて突となす曲面状に形成されている。
複数の流通凹部42Cそれぞれにおける周方向の位置は、複数の載置部11Cそれぞれにおける周方向の位置と一致している。また、軸方向と直交する繰出容器1の横断面視において、流通凹部42Cは、載置部11Cよりも大きく形成されている。
摺動板42Bの上面には、上方に向けて突出する筒状の閉塞突部42Dが形成されている。閉塞突部42Dは中心軸線Oと同軸に配置され、支持部31の突出筒31Aに外嵌されている。
また本実施形態では、収容筒部30の外周面に、内筒部20の内周面と摺動自在に密に当接するシール部材50が、全周にわたって配設されている。シール部材50は、収容筒部30の外周面に形成され、かつ径方向の内側に向けて窪む装着凹部36に装着されている。装着凹部36は、収容筒部30の外周面のうち、支持部31よりも上方に位置する部分に形成されている。
シール部材50には、例えばゴム材料等を採用することができる。図示の例では、シール部材50としてOリングが採用されている。なお、このような態様に限られず、シール部材50として、例えばオイルシール等を採用してもよい。またシール部材50は、軸方向に並べて複数配設してもよい。また、シール部材50は、内筒部20の内周面に形成された装着凹部36に装着されてもよい。
(繰出容器1への棒状内容物の収容)
次に、収容筒部30の内側に棒状内容物を収容する手順について説明する。
まず、図3に示すように、収容筒部30を前述した上昇端位置に位置させる。この際、閉塞部材40が、操作筒11の載置部11C上に載置され、閉塞部材40の下端部が、操作筒11の底部11Aにおける挿通孔11B内に位置している。
ここで、閉塞部材40を内筒部20の内側に配設する際には、閉塞部材40を、操作筒11における底部11Aの挿通孔11Bから内筒部20の内側に挿入する。この際、操作筒11の載置部11Cを、流通凹部42C内を通過させながら、閉塞部材40の摺動板42Bを、挿通孔11B内を通して内筒部20の内側に進入させる。また、複数の本体板部41同士を、互いに径方向の内側に向けて押圧し、径方向の内側に向けて互いに近接するように、本体板部41の上端部回りに変形させながら、フランジ部41Aおよび係合壁部41Bを、挿通孔11B内を通過させる。
この状態から、収容筒部30の内側に棒状内容物を収容しながら、外筒部10および内筒部20を周方向に相対変位させる。
収容筒部30の内側に収容された棒状内容物は、収容筒部30の支持部31に支持される。収容筒部30の内側に棒状内容物を収容する過程において、収容筒部30内の空気は、支持部31の貫通孔34を通して支持部31の下方に流出し、さらに閉塞部材40の摺動板42Bにおける流通凹部42C、および操作筒11の底部11Aにおける挿通孔11B等を通して、外部に流出する。
一方、前述のように、外筒部10および内筒部20を周方向に相対変位させると、内筒部20における案内孔21の内面のうち、周方向を向き軸方向に延びる縦内面が、収容筒部30の被案内突起32に係合することで、内筒部20および収容筒部30が一体に、外筒部10に対して周方向に回転する。
そして、外筒部10の螺旋筒12における螺旋溝12A内を収容筒部30の被案内突起32が摺動することで、収容筒部30が外筒部10内を下方に向けて移動する。この際、収容筒部30の外周面、およびシール部材50が、内筒部20の内周面上を摺動しながら、収容筒部30が内筒部20内を下方に向けて移動する。
その後、収容筒部30が下降端位置に位置した際に、閉塞部材40の被係合部41Cが、収容筒部30の係合部35に係合する。また、閉塞部材40の支持軸部42における上端部43が、支持部31の貫通孔34に嵌合される。
(繰出容器1の作用)
以上のように構成された繰出容器1を使用する手順について説明する。
図1に示す状態からオーバーキャップ60を取り外した後、外筒部10および内筒部20を中心軸線O回りに相対的に回転させると、被案内突起32が案内孔21内を通して螺旋溝12A内を摺動することで、収容筒部30が下降端位置から内筒部20内を上昇する。これにより、棒状内容物を外筒部10および内筒部20から上方に向けて突出させたり、その突出量を調整したりすることができる。
そして、被案内突起32が、内筒部20に形成された、案内孔21の上端部に連なる前記係止孔に進入し、内筒部20および外筒部10に対する収容筒部30のこれ以上の上昇移動が規制される上昇端位置に収容筒部30が位置したときに、図2に示すように、収容筒部30における上端開口部が、内筒部20の上部内に位置することとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る繰出容器1によれば、収容筒部30の内側で棒状内容物を支持する支持部31に貫通孔34が形成されているので、収容筒部30の内側に棒状内容物を収容すると、収容筒部30の内側の空気を、貫通孔34を通して外部に流出させることができる。このため、収容筒部30の内側の空気が外部に流出する経路を、貫通孔34により確保することで、収容筒部30の内側から外部に流出する空気の流動圧により、棒状内容物が変形するのを抑制することが可能になる。これにより、棒状内容物の収容時に、収容筒部30の内側の空気を円滑に排出することで、棒状内容物が欠損するのを抑えることができる。
また、貫通孔34が閉塞部材40により閉塞されているので、使用時に仮に棒状内容物が加圧される等しても、貫通孔34から棒状内容物が漏れ出すのを防ぐことができる。
また、収容筒部30の外周面にシール部材50が配設されているので、棒状内容物が例えば使用時に加圧されること等により液状化し、内筒部20の内周面と、収容筒部30の外周面と、の間に進入するのを抑制することが可能になり、棒状内容物が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。
また、収容筒部30に係合部35が形成されているので、収容筒部30が外筒部10内を軸方向に移動した際に、閉塞部材40を収容筒部30と一体に軸方向に移動させることが可能になり、閉塞筒部が貫通孔34から軸方向に離間することが抑えられ、貫通孔34が不意に開放されるのを防ぐことができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、螺旋溝12Aが螺旋筒12の内周面に設けられた構成を示したが、このような態様に限られない。例えば、外周面に螺旋溝12Aが設けられた螺旋軸を、外筒部10が備える構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、外筒部10が操作筒11と螺旋筒12とを備えた構成を示したが、このような態様に限られない。例えば、外筒部10が有底筒状をなし、外筒部10の内周面に螺旋溝12Aが形成されてもよい。
また、上記実施形態においては、収容筒部30の外周面にシール部材50が配設されている構成を示したが、このような態様に限られない。収容筒部30の外周面にシール部材50が配設されなくてもよい。
また、上記実施形態においては、収容筒部30に係合部35が形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。収容筒部30に係合部35が形成されなくてもよい。このような場合には、閉塞部材40の支持軸部42における上端部43が、支持部31の貫通孔34に嵌合されることのみにより、閉塞部材40および収容筒部30の軸方向の相対変位が規制されてもよい。
また上記実施形態においては、収容筒部30の係合部35が、径方向の外側に向けて窪み、閉塞部材40の被係合部41Cが、径方向の外側に向けて突出する構成を示したが、このような態様に限られない。係合部35が、径方向の内側に向けて突出し、被係合部41Cが、径方向の内側に向けて窪む構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、閉塞部材40の支持軸部42における上端部43により、貫通孔34が密に閉塞されている構成を示したが、このような態様に限られない。例えば棒状内容物の粘度が高い場合等において、貫通孔34と閉塞部材40との間に、液状化した棒状内容物が漏れない程度のわずかな隙間が設けられてもよい。
また、上記実施形態においては、閉塞部材40の本体板部41が、互いに径方向に対向し、かつ中心軸線Oを径方向に挟むように配設された構成を示したが、このような態様に限られない。例えば本体板部41に代えて、頂部が支持軸部42と接続された有頂筒状の本体筒部を採用してもよい。
このような場合には、本体筒部の周壁に軸方向に延びるスリットを周方向に間隔をあけて複数形成し、本体筒部の周壁を径方向の内側に向けて押圧することで、縮径可能な構成としてもよいし、本体筒部の周壁にスリットを設けずに、閉塞部材40を螺旋筒12の上方から螺旋筒12の内側に挿入した後に、内筒部20および収容筒部30を、螺旋筒12と閉塞部材40との径方向の間に挿入してもよい。
また、上記実施形態においては、載置部11Cが、挿通孔11Bの内周面から径方向の内側に向けて突出し、流通凹部42Cが、摺動板42Bの外周縁から径方向の内側に向けて窪む構成を示したが、このような態様に限られない。例えば、摺動板42Bの外周縁に、径方向の外側に向けて突出する摺動突起を形成し、挿通孔11Bの内周面に、径方向の内側に向けて窪み、かつ摺動突起が軸方向に通過可能な挿通凹部を形成してもよい。このような場合には、底部11Aにおける挿通孔11Bの開口周縁部上に、閉塞部材40のフランジ部41Aが載置されることとなる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 繰出容器
10 外筒部
12A 螺旋溝
20 内筒部
21 案内孔
30 収容筒部
31 支持部
31B 支持面
32 被案内突起
34 貫通孔
35 係合部
40 閉塞部材
50 シール部材

Claims (2)

  1. 外筒部と、
    内側に収容される棒状内容物を支持する支持部を有する収容筒部と、を備え、
    前記収容筒部は、前記外筒部内に配設されるとともに、前記外筒部に対する前記外筒部の中心軸線回りの周方向の相対回転に伴って、前記外筒部内を前記中心軸線に沿う軸方向に移動し、
    前記支持部には、この支持部を前記軸方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記支持部において、前記軸方向を向き、かつ前記棒状内容物を支持する支持面の反対側である下側から前記貫通孔を閉塞する閉塞部材を備え、
    前記収容筒部には、前記閉塞部材と係合し、前記収容筒部および前記閉塞部材の前記軸方向の相対移動を規制する係合部が形成され、
    前記閉塞部材が前記貫通孔を密に閉塞した状態で、前記係合部が前記閉塞部材と係合し、
    前記支持部は、前記収容筒部の内側における前記軸方向の中間部分に配設されるとともに、前記閉塞部材は、前記収容筒部の内側のうち、前記支持部の下側に位置する部分に配設され、
    前記閉塞部材は、前記軸方向に延びるとともに、周方向に間隔をあけて配設された複数の本体板部を備え、
    複数の前記本体板部それぞれの上端部が互いに接続され、
    複数の前記本体板部は、径方向の内側に向けて互いに近接するように、上端部回りに変形可能に形成され、
    前記本体板部における径方向の外側を向く外側面に、径方向の外側に向けて突出する係合壁部が形成され、
    前記係合壁部は、径方向の外端部に位置し、かつ前記軸方向に延びる縦壁部を備え、
    この縦壁部における径方向の外側を向く外側面は、前記収容筒部の内周面に当接し、
    前記縦壁部の前記外側面に、径方向の外側に向けて突出し、前記収容筒部の内周面に形成された前記係合部に係合される被係合部が形成されていることを特徴とする繰出容器。
  2. 前記外筒部内に、前記軸方向に移動不能に、かつ前記周方向に回転可能に配設された内筒部を備え、
    前記外筒部の内周面には、前記周方向に延びる螺旋溝が形成され、
    前記内筒部には、前記軸方向に延びる案内孔が形成され、
    前記収容筒部は、前記内筒部内に配設され、
    前記収容筒部には、前記案内孔を通して前記螺旋溝に係合する被案内突起が形成され、
    前記収容筒部の外周面には、前記内筒部の内周面と摺動自在に密に当接するシール部材が、全周にわたって配設されていることを特徴とする請求項1に記載の繰出容器。
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