JP6220673B2 - 中皿摺動式吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、中皿摺動式吐出容器に関するものである。
この種の中皿摺動式吐出容器として、従来、例えば下記特許文献1に記載されているような、内容物が収容される容器本体と、内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、を備え、吐出部材は、容器本体に、容器軸方向に沿う容器本体から離間する向きに付勢された状態で、容器本体の内側に向けて接近移動自在に配設され、吐出部材の容器本体に対する押込み及び解除に伴い、中皿が容器本体内を吐出孔に向けて摺動することで、内容物が吐出孔から吐出される中皿摺動式吐出容器が知られている。
特許第3369698号公報
しかしながら、従来の中皿摺動式吐出容器では、内容物を吐出する前の待機状態、若しくは流通段階で、吐出部材が容器本体に対して不用意に押し込まれて内容物が吐出されてしまうおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、内容物を吐出する前の待機状態、若しくは流通段階において、内容物が吐出されるのを抑制することができる中皿摺動式吐出容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係る中皿摺動式吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、前記容器本体内に前記吐出孔に向けて摺動自在に嵌合された中皿と、を備え、前記吐出部材は、前記容器本体に固定され、かつ前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通開口が形成された固定部と、該固定部を容器軸方向に挟む前記容器本体の反対側に配設され、前記固定部から離間する向きに付勢された状態で、前記固定部に向けて接近移動自在に配設されるとともに、前記吐出孔が形成された移動部と、を備え、該移動部が前記固定部に対して接近又は離間するのに伴い、前記中皿が前記容器本体内を前記吐出孔に向けて摺動するとともに、内容物が前記吐出孔から吐出される中皿摺動式吐出容器であって、前記移動部に容器軸回りに回転自在に装着された回転操作部が備えられ、前記回転操作部及び前記移動部は、前記固定部に向けた接近移動を許容する吐出位置と、この接近移動を規制する規制位置と、の間を容器軸回りに相対的に回転自在に配設され、前記吐出孔は、容器軸方向に開口し、前記移動部は、前記吐出孔より、容器軸方向から見た平面視で容器軸に直交する径方向の外側に位置する周壁を備える筒状に形成され、前記回転操作部は、前記周壁に装着されていることを特徴としている。
本発明に係る中皿摺動式吐出容器によれば、回転操作部及び移動部が、吐出位置と規制位置との間を容器軸回りに相対的に回転自在に配設されているので、内容物を吐出する前の待機状態、若しくは流通段階で、回転操作部及び移動部を規制位置に位置させておくことにより、移動部が固定部に対して不用意に押し込まれて内容物が吐出されてしまうのを抑制することができる。
したがって、例えば、流通段階等で、中皿摺動式吐出容器を容器軸方向に複数積み重ねた場合においても、内容物の不意の吐出を確実に抑えることができる。
また、本発明に係る中皿摺動式吐出容器では、前記容器本体は、有頂筒状に形成されるとともに、その下端開口部を固定部が閉塞し、前記移動部は、有底筒状に形成され、前記吐出孔は、前記移動部の底壁部に形成されるとともに、該底壁部において、前記吐出孔より外側に位置する外周縁部に、この中皿摺動式吐出容器を自立させる接地部が形成されていることが好ましい。
この場合には、吐出孔が下方を向くような倒立姿勢とされて用いられ、内容物の不意の吐出が生じやすいにもかかわらず、回転操作部及び移動部が、吐出位置と規制位置との間を容器軸回りに相対的に回転自在に配置されているので、前述の作用効果が有効に奏功され、内容物の不意の吐出を抑えることができる。
また、本発明に係る中皿摺動式吐出容器では、前記吐出孔には、弾性変形可能に形成されたスリットバルブが配設されていることが好ましい。
この場合には、吐出孔に、弾性変形することで内容物が吐出されるスリットバルブが配設されているので、内容物の不意の吐出を確実に抑えるとともに、内容物の乾燥を抑制することができる。
また、本発明に係る中皿摺動式吐出容器では、前記吐出部材は、前記容器本体に着脱自在に装着されていることが好ましい。
この場合には、容器本体内の内容物を使い切った後に、内容物の充填されている新たな容器本体に吐出部材を装着することが可能になり、吐出部材を再利用することができる。
本発明に係る中皿摺動式吐出容器によれば、内容物を吐出する前の待機状態、若しくは流通段階において、内容物が吐出されるのを抑制することができる。
本発明の実施形態による吐出容器の半縦断面図であって、規制位置の状態を示す図である。 図1に示す吐出容器の吐出孔の構成を示す要部拡大断面図である。 固定部の装着筒部を斜め下方からみた概略構成を示す斜視図である。 図3に示す装着筒部の展開図であって、吐出位置と規制位置を説明するための図である。 吐出容器の半縦断面図であって、吐出位置の状態を示す図である。
以下、本発明に係る中皿摺動式吐出容器の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の中皿摺動式吐出容器(以下、吐出容器1という)は、内容物が収容される容器本体2と、内容物を吐出する吐出孔6aが形成された吐出部材3と、容器本体2内に吐出孔6aに向けて摺動自在に嵌合された中皿4と、を備えている。
ここで、容器本体2は、有頂筒状に形成されている。以下、容器本体2の横断面がなす中央を通る直線を容器軸Oという。そして、容器軸Oに沿う容器本体2の頂壁部21側を上側といい、これとは反対側を下側という。また、容器軸O方向からみた平面視において、容器軸O回りに周回する方向を周方向といい、容器軸Oに直交する方向を径方向という。
容器本体2は、頂壁部21に容器本体2の内部と外部とを連通する連通孔23が設けられ、周壁部22の下端外周面には装着雄ねじ22aが形成されている。容器本体2には、容器本体2の頂壁部21を上方から覆う半球状に形成された天壁部71を有するカバー体7が被着されている。
また、本実施形態の吐出容器1は、吐出孔6aを下側に向けて自立可能に保持する保管用トレー8に保管されている。
吐出部材3は、容器本体2に着脱自在に装着され、かつ容器本体2内と吐出孔6aとを連通する連通開口51aが形成された固定部5と、固定部5の下側に配設され、下方付勢状態で上方移動自在に配設されるとともに、吐出孔6aが形成された移動部6と、を備えている。
固定部5は、容器軸Oに直交する平板状に形成された基板部51と、基板部51を容器本体2の下端開口に固定する装着筒部52と、を備えている。固定部5は、容器本体2の下端開口を閉塞している。
図2に示すように、基板部51には、容器本体2内と吐出孔6aとを連通する前記連通開口51aが形成されている。この連通開口51aは、基板部51における径方向の中央部に形成されている。基板部51における連通開口51aの周縁部には、下方に向けて延びる内筒部53が形成されるとともに、内筒部53を径方向の外側から囲繞しつつ下方に向けて延びる外筒部54が形成されている。そして、基板部51の外縁部には、下方に向けて延びて装着筒部52を固定する環状リブ51b(図1参照)が周方向に延在している。
外筒部54の外周には、基板部51(固定部5)と移動部6の間に配設され、移動部6を固定部5に対して下方に付勢するコイル状のばね部材9が設けられている。
内筒部53内には、ピストン55、及びピストンガイド部56が相対的に上下摺動自在に嵌合されている。
ピストン55は、全周にわたって内筒部53の内周面53aに液密に当接している。ピストン55には、下向きに開口して周方向に延在する凹部55bが形成されている。
ピストンガイド部56は、有頂筒状に形成され、容器軸O方向の中間部に径方向に開口する貫通孔56aが形成されている。ピストンガイド部56の外周部56bと内筒部53の内周面53aとの間、並びに、ピストン55の内周面55aとピストンガイド部56の外周面56cとの間には、連通開口51aを通過した容器本体2の内容物を、ピストンガイド部56の貫通孔56aに導く流通路3aが形成されている。ピストンガイド部56には、弾性変形可能に形成されたスリットバルブ57が配設されている。
内筒部53には、ピストン55を下方から押えるピストン押え部材58が配設されている。ピストン押え部材58は、内筒部53に外嵌する筒部58aと、筒部58aの下端から径方向の内側に延びる連結部58dを介して上方に向けて立設された押え部58bと、筒部58aから径方向の外側で下方に向けて延びる外筒58cと、を備えている。外筒58cの外周面が外筒部54の内周面を押圧することで、筒部58aと外筒58cが内筒部53と外筒部54の間に嵌合され、押え部58bの上端でピストン55を下方から押えている。
連結部58dには、周方向に所定間隔をあけてこのピストン押え部材58を基板部51に装着する際の空気抜き用の空気孔58eが形成されている。
内筒部53内の上端位置には、連通開口51aを開閉可能とする吐出弁59が形成されている。吐出弁59は、連通開口51aを覆う弁体59aと、弁体59aを弾性支持する複数の連結片59bと、内筒部53内に嵌合される外周筒59cと、を備えている。弁体59aは、容器軸Oに対して垂直に配設された平板状の板部であり、連通開口51aの下端に対して離間可能に載置されている。連結片59bは、外周筒59cと弁体59aとの間に周方向に間隔をあけて3つ形成され、容器本体2の内圧変動や吐出される内容物による圧力などに応じて弾性変形可能に構成され、連結片59bの弾性変形によって弁体59aが連通開口51aに対して離間し、その隙間を容器本体2内の内容物が流通するようになっている。
装着筒部52は、図1に示すように、容器本体2の下端開口の装着雄ねじ22aに着脱自在に装着される大径部52Aと、断面視で上向きU字状に形成されるとともに、基板部51の環状リブ51bを挟むように嵌合する小径部52Bと、を備えている。
図3に示すように、小径部52Bの外周面には、回転規制片52aと、この回転規制片52aから周方向に間隔をあけて配設された上下動規制片52bと、が設けられている。
図1及び図2に示すように、移動部6は、有底筒状に形成されるとともに、底壁部61Aに吐出孔6aが形成されている。
吐出孔6aは、容器軸Oと同軸に配設されている。吐出孔6aの開口周縁部には、上方に向けて嵌合筒部63が突設されている。嵌合筒部63は、基板部51の内筒部53内に相対的に上下動自在に挿入されている。嵌合筒部63の上端部はピストン55の凹部55bに係合している。嵌合筒部63内に、ピストンガイド部56の下部が嵌合されている。吐出孔6a内には、有底筒状のスリットバルブ57が配設されている。
底壁部61Aにおいて、吐出孔6aより径方向の外側に位置する外周縁部に、この吐出容器1を自立させる平坦面からなる接地部61aが形成されている。
底壁部61Aのうち、嵌合筒部63と接地部61aとの間の位置にばね部材9の下端が当接されている。
また、移動部6には、外壁部61Bの内側に回止め筒61bが立設されている。回止め筒61bは、移動部6内で、装着筒部52の小径部52Bの内周部に対して周方向の回転が規制された状態で上下動自在に嵌合されている。
移動部6には、回転操作部62が容器軸O回りに回転自在に装着されている。
図示の例では、回転操作部62が、移動部6における外壁部61Bの上端部内に容器軸O回りに回転自在に嵌合されている。
回転操作部62の下端内面には、回転操作部62及び装着筒部52の相対的な周方向への回転移動に伴って回転規制片52a又は上下動規制片52bに係合するキー部材64が設けられている。
回転操作部62及び移動部6は、図3及び図4(a)〜(c)に示すように、固定部5に向けた接近移動を許容する吐出位置P1と、この接近移動を規制する規制位置P2と、の間を容器軸O回りに相対的に回転自在に配設されている。
規制位置P2では、図1で回転操作部62の外周面に表示される▽印(第1表示部62a)と、移動部6の外壁部61Bの外周面に表示される△印(第2表示部61c)と、が周方向にずれている位置となる。吐出位置P1では、図5で第1表示部62aと第2表示部61cとが周方向に一致する位置となる。
キー部材64は、図4(a)に示すように上下動規制片52bに係合するときに、規制位置P2となり、また図4(b)に示すようにキー部材64が回転規制片52aに周方向に当接して係合するときには、キー部材64が上下動規制片52bの係合が解除されて吐出位置P1となる。
以上説明した本実施形態による中皿摺動式吐出容器によれば、図1乃至図5に示すように、吐出容器1から内容物を吐出させる際に、回転操作部62に対して固定部5及び移動部6を一方向に回転させ、その位置を規制位置P2から吐出位置P1とする。このとき、回転操作部62では、キー部材64における上下動規制片52bとの係合が解除される(図4(b)参照)。そして、吐出位置P1において、図4(c)及び図5に示すように、容器本体2の頂壁部21をばね部材9の付勢に抗して下方に押し込むことで、移動部6が固定部5に対して接近し、閉塞状態の吐出弁59とピストンガイド部56との間の空間に貯留された内容物が吐出される。また前記押し込みを解除すると、移動部6が固定部5に対して離間し吐出弁59が開放され、内容物が前記空間に吸い込まれることで中皿4が容器本体2内で吐出孔6aに向けて摺動する。このような動作により、容器本体2内の内容物が吐出部材3の連通開口51aを通過することで、吐出弁59の弁体59aを連結片59bの弾性変形により基板部51から下方に離間させてその弁体59aを開放し、容器本体2内と吐出孔6aとが連通する。そして、内容物は、内筒部53内の流通路3aを通過して吐出孔6aから吐出される。
なお、容器本体2の押し込みを解除して中皿4が吐出孔6aに向けて摺動する際には、頂壁部21の連通孔23から中皿4の上方と容器本体2との間の空間内に空気が吸入され、中皿4の摺動がスムーズとなる。
次いで、回転操作部62に対して固定部5及び移動部6を他方向に回転させ、吐出位置P1から規制位置P2とする。このとき、回転操作部62のキー部材64が上下動規制片52bと係合し、移動部6の固定部5に対する接近移動が規制される。
このように本実施形態では、回転操作部62及び移動部6が、吐出位置P1と規制位置P2との間を容器軸O回りに相対的に回転自在に配設されているので、内容物を吐出する前の待機状態、若しくは流通段階で、回転操作部62及び移動部6を規制位置P2に位置させておくことにより、移動部6が固定部5に対して不用意に押し込まれて内容物が吐出されてしまうのを抑制することができる。
したがって、例えば、流通段階等で、吐出容器1を容器軸O方向に複数積み重ねた場合においても、内容物の不意の吐出を確実に抑えることができる。
また、本実施形態では、移動部6に吐出容器1を自立させる接地部61aが形成されているので、吐出孔6aが下方を向くような倒立姿勢とされて用いられ、内容物の不意の吐出が生じやすいにもかかわらず、回転操作部62及び移動部6が、吐出位置P1と規制位置P2との間を容器軸O回りに相対的に回転自在に配置されているので、前述の作用効果が有効に奏功され、内容物の不意の吐出を抑えることができる。
また、本実施形態では、吐出孔6aに弾性変形することで内容物が吐出されるスリットバルブ57が配設されているので、内容物の不意の吐出を確実に抑えるとともに、内容物の乾燥を抑制することができる。
また、本実施形態による吐出容器1では、吐出部材3は、容器本体2に着脱自在に装着されている。そのため、容器本体2内の内容物を使い切った後に、内容物の充填されている新たな容器本体2に吐出部材3を装着することが可能になり、吐出部材3をレフィル容器として再利用することができる。
さらに、本実施形態による吐出容器1では、容器本体2の頂壁部21を覆うカバー体7が設けられているので、頂壁部21の連通孔23にごみ等が進入するのを防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の実施形態では、吐出孔6aを下方に向けた状態で、移動部6に接地部61aを設けて自立可能な吐出容器1としているが、このような姿勢で自立する容器であることに制限されることはなく、吐出孔6aを上に向けた状態で自立する吐出容器であってもかまわない。
さらに、回転操作部62に設けられるキー部材64の係合部位は、固定部5に限らず、容器本体2であってもよい。
また、本実施形態では、容器本体2の頂壁部21を覆うカバー体7を設けているが、このカバー体7を省略することも可能である。またカバー体7は、本実施形態のように半球状の形状に限らず、錐形状などの他の形状とすることも可能である。本実施形態のように倒立使用する場合は、カバー体に接地安定性を具備させる必要がなくなり、その形状の自由度が高まる。
また、本実施形態では、固定部5として基板部51と装着筒部52とが別体で設けられているが、一体に形成されていてもかまわない。
さらに、容器本体2、中皿4、固定部5、移動部6及び回転操作部62の位置、大きさ、形状などの構成については、吐出容器1の形状、内容物などの条件に応じて適宜設定することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 吐出容器(中皿摺動式吐出容器)
2 容器本体
3 吐出部材
4 中皿
5 固定部
6 移動部
6a 吐出孔
7 カバー体
9 ばね部材
21 頂壁部
51 基板部
51a 連通開口
52 装着筒部
53 内筒部
54 外筒部
55 ピストン
57 スリットバルブ
59 吐出弁
61A 底壁部
61B 外壁部
61a 接地部
62 回転操作部
O 容器軸
P1 吐出位置
P2 規制位置

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、
    前記容器本体内に前記吐出孔に向けて摺動自在に嵌合された中皿と、を備え、
    前記吐出部材は、
    前記容器本体に固定され、かつ前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通開口が形成された固定部と、
    該固定部を容器軸方向に挟む前記容器本体の反対側に配設され、前記固定部から離間する向きに付勢された状態で、前記固定部に向けて接近移動自在に配設されるとともに、前記吐出孔が形成された移動部と、を備え、
    該移動部が前記固定部に対して接近又は離間するのに伴い、前記中皿が前記容器本体内を前記吐出孔に向けて摺動するとともに、内容物が前記吐出孔から吐出される中皿摺動式吐出容器であって、
    前記移動部に容器軸回りに回転自在に装着された回転操作部が備えられ、
    前記回転操作部及び前記移動部は、前記固定部に向けた接近移動を許容する吐出位置と、この接近移動を規制する規制位置と、の間を容器軸回りに相対的に回転自在に配設され
    前記吐出孔は、容器軸方向に開口し
    前記移動部は、前記吐出孔より、容器軸方向から見た平面視で容器軸に直交する径方向の外側に位置する周壁を備える筒状に形成され、
    前記回転操作部は、前記周壁に装着されていることを特徴とする中皿摺動式吐出容器。
  2. 前記容器本体は、有頂筒状に形成されるとともに、その下端開口部を固定部が閉塞し、
    前記移動部は、有底筒状に形成され、
    前記吐出孔は、前記移動部の底壁部に形成されるとともに、該底壁部において、前記吐出孔より外側に位置する外周縁部に、この中皿摺動式吐出容器を自立させる接地部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中皿摺動式吐出容器。
  3. 前記吐出孔には、弾性変形可能に形成されたスリットバルブが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中皿摺動式吐出容器。
  4. 前記吐出部材は、前記容器本体に着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中皿摺動式吐出容器。
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