JP6220673B2 - 中皿摺動式吐出容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る中皿摺動式吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、前記容器本体内に前記吐出孔に向けて摺動自在に嵌合された中皿と、を備え、前記吐出部材は、前記容器本体に固定され、かつ前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通開口が形成された固定部と、該固定部を容器軸方向に挟む前記容器本体の反対側に配設され、前記固定部から離間する向きに付勢された状態で、前記固定部に向けて接近移動自在に配設されるとともに、前記吐出孔が形成された移動部と、を備え、該移動部が前記固定部に対して接近又は離間するのに伴い、前記中皿が前記容器本体内を前記吐出孔に向けて摺動するとともに、内容物が前記吐出孔から吐出される中皿摺動式吐出容器であって、前記移動部に容器軸回りに回転自在に装着された回転操作部が備えられ、前記回転操作部及び前記移動部は、前記固定部に向けた接近移動を許容する吐出位置と、この接近移動を規制する規制位置と、の間を容器軸回りに相対的に回転自在に配設され、前記吐出孔は、容器軸方向に開口し、前記移動部は、前記吐出孔より、容器軸方向から見た平面視で容器軸に直交する径方向の外側に位置する周壁を備える筒状に形成され、前記回転操作部は、前記周壁に装着されていることを特徴としている。
したがって、例えば、流通段階等で、中皿摺動式吐出容器を容器軸方向に複数積み重ねた場合においても、内容物の不意の吐出を確実に抑えることができる。
また、本実施形態の吐出容器1は、吐出孔6aを下側に向けて自立可能に保持する保管用トレー8に保管されている。
図2に示すように、基板部51には、容器本体2内と吐出孔6aとを連通する前記連通開口51aが形成されている。この連通開口51aは、基板部51における径方向の中央部に形成されている。基板部51における連通開口51aの周縁部には、下方に向けて延びる内筒部53が形成されるとともに、内筒部53を径方向の外側から囲繞しつつ下方に向けて延びる外筒部54が形成されている。そして、基板部51の外縁部には、下方に向けて延びて装着筒部52を固定する環状リブ51b(図1参照)が周方向に延在している。
ピストン55は、全周にわたって内筒部53の内周面53aに液密に当接している。ピストン55には、下向きに開口して周方向に延在する凹部55bが形成されている。
連結部58dには、周方向に所定間隔をあけてこのピストン押え部材58を基板部51に装着する際の空気抜き用の空気孔58eが形成されている。
図3に示すように、小径部52Bの外周面には、回転規制片52aと、この回転規制片52aから周方向に間隔をあけて配設された上下動規制片52bと、が設けられている。
底壁部61Aのうち、嵌合筒部63と接地部61aとの間の位置にばね部材9の下端が当接されている。
図示の例では、回転操作部62が、移動部6における外壁部61Bの上端部内に容器軸O回りに回転自在に嵌合されている。
回転操作部62の下端内面には、回転操作部62及び装着筒部52の相対的な周方向への回転移動に伴って回転規制片52a又は上下動規制片52bに係合するキー部材64が設けられている。
規制位置P2では、図1で回転操作部62の外周面に表示される▽印(第1表示部62a)と、移動部6の外壁部61Bの外周面に表示される△印(第2表示部61c)と、が周方向にずれている位置となる。吐出位置P1では、図5で第1表示部62aと第2表示部61cとが周方向に一致する位置となる。
キー部材64は、図4(a)に示すように上下動規制片52bに係合するときに、規制位置P2となり、また図4(b)に示すようにキー部材64が回転規制片52aに周方向に当接して係合するときには、キー部材64が上下動規制片52bの係合が解除されて吐出位置P1となる。
なお、容器本体2の押し込みを解除して中皿4が吐出孔6aに向けて摺動する際には、頂壁部21の連通孔23から中皿4の上方と容器本体2との間の空間内に空気が吸入され、中皿4の摺動がスムーズとなる。
したがって、例えば、流通段階等で、吐出容器1を容器軸O方向に複数積み重ねた場合においても、内容物の不意の吐出を確実に抑えることができる。
2 容器本体
3 吐出部材
4 中皿
5 固定部
6 移動部
6a 吐出孔
7 カバー体
9 ばね部材
21 頂壁部
51 基板部
51a 連通開口
52 装着筒部
53 内筒部
54 外筒部
55 ピストン
57 スリットバルブ
59 吐出弁
61A 底壁部
61B 外壁部
61a 接地部
62 回転操作部
O 容器軸
P1 吐出位置
P2 規制位置
Claims (4)
- 内容物が収容される容器本体と、
内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、
前記容器本体内に前記吐出孔に向けて摺動自在に嵌合された中皿と、を備え、
前記吐出部材は、
前記容器本体に固定され、かつ前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通開口が形成された固定部と、
該固定部を容器軸方向に挟む前記容器本体の反対側に配設され、前記固定部から離間する向きに付勢された状態で、前記固定部に向けて接近移動自在に配設されるとともに、前記吐出孔が形成された移動部と、を備え、
該移動部が前記固定部に対して接近又は離間するのに伴い、前記中皿が前記容器本体内を前記吐出孔に向けて摺動するとともに、内容物が前記吐出孔から吐出される中皿摺動式吐出容器であって、
前記移動部に容器軸回りに回転自在に装着された回転操作部が備えられ、
前記回転操作部及び前記移動部は、前記固定部に向けた接近移動を許容する吐出位置と、この接近移動を規制する規制位置と、の間を容器軸回りに相対的に回転自在に配設され、
前記吐出孔は、容器軸方向に開口し、
前記移動部は、前記吐出孔より、容器軸方向から見た平面視で容器軸に直交する径方向の外側に位置する周壁を備える筒状に形成され、
前記回転操作部は、前記周壁に装着されていることを特徴とする中皿摺動式吐出容器。 - 前記容器本体は、有頂筒状に形成されるとともに、その下端開口部を固定部が閉塞し、
前記移動部は、有底筒状に形成され、
前記吐出孔は、前記移動部の底壁部に形成されるとともに、該底壁部において、前記吐出孔より外側に位置する外周縁部に、この中皿摺動式吐出容器を自立させる接地部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中皿摺動式吐出容器。 - 前記吐出孔には、弾性変形可能に形成されたスリットバルブが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中皿摺動式吐出容器。
- 前記吐出部材は、前記容器本体に着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中皿摺動式吐出容器。
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JP2013273416A JP6220673B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 中皿摺動式吐出容器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6220673B2 true JP6220673B2 (ja) | 2017-10-25 |
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Family Applications (1)
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-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013273416A patent/JP6220673B2/ja active Active
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