JP6830554B2 - 変性ビニルアルコール系重合体及び懸濁重合用分散安定剤 - Google Patents
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Description
オキシエチレンユニット(例:R1=H、R2=H)から算出する場合、変性PVAの主鎖のメチレン基に帰属される1.2〜1.8ppmのピークの積分値と、オキシエチレンユニットに帰属される3.6〜3.7ppmのピークの積分値とから常法により含有量を算出する。具体的には、変性PVAの主鎖のメチレン基の積分値をbとし、オキシエチレンユニットの積分値をa、一般式(I)に示すポリオキシアルキレン単位中のオキシエチレンユニットの繰り返し単位数の平均値をxとすると、プロトン数(メチレン基は2H、エチレン基は4H)を鑑み、変性率は{a/(4×x)}/(b/2)×100(mol%)と計算される。例えば、a=1、x=1、b=100の場合は、1.0mol%と計算される。
また、オキシブチレン又はオキシプロピレンユニットから算出する場合、変性PVAの主鎖のメチレン基に帰属される1.2〜1.8ppmのピークの積分値と、オキシブチレンユニット(R5=H、R6=CH2CH3(又はR5=CH2CH3、R6=H))又はオキシプロピレンユニット(R5=H、R6=CH3(又はR5=CH3、R6=H))の末端メチル基に帰属される0.80〜0.95ppmのピークの積分値とから常法により含有量を算出する。具体的には、変性PVAの主鎖のメチレン基の積分値をbとし、オキシブチレンユニット又はオキシプロピレンユニットの積分値をc、一般式(I)に示すポリオキシアルキレン単位中のオキシブチレンユニット又はオキシプロピレンユニットの繰り返し単位数の平均値をyとすると、プロトン数(メチレン基は2H、メチル基は3H)を鑑み、変性率は{c/(3×y)}/(b/2)×100(mol%)と計算される。例えば、c=1、y=1、b=100の場合は、0.67mol%と計算される。
なお、変性PVAが側鎖にオキシエチレンユニットと、オキシプロピレンユニット又はオキシブチレンユニットとの双方を有する場合は、オキシエチレンユニットから算出されるアルキレン変性率よりも、オキシプロピレンユニット又はオキシブチレンユニットの末端メチル基に帰属されるピークの積分値に基づいて算出されるアルキレン変性率のほうが測定精度が高いため、両者の値に相違がある場合には、オキシプロピレンユニット又はオキシブチレンユニットの末端メチル基に帰属されるピークの積分値に基づいて算出されるアルキレン変性率を採用することとする。
酢酸ビニル2800g、ノルマルブチルアルデヒド39.2g、変性種として一般式(IV)で示され、m=5〜9、n=45〜55であるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(花王社提供ラテムルPD−450、以下「単量体A」という。)263gを重合缶に仕込んだ。単量体Aについてm=5〜9、n=45〜55であることは製造元に確認し、また、NMRにより確認した。アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、酸素−窒素混合ガス(酸素濃度6vol%、酢酸ビニルに対する酸素総量0.08モル%)を重合液直上の気相中に吹き込みながら加熱して、65〜70℃で8時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は720、けん化度は71モル%、アルキレン変性率は0.16モル%、カルボニル末端変性率は0.20モル%、ホルミル末端変性率は0.013モル%であった。
攪拌器を備えた容量30Lのステンレス製オートクレーブ中に攪拌下30℃の水12kg、上記で得た分散安定剤6.5g、重合開始剤としてt−ブチルパーオキシネオデカノエートを4.6g、α−クミルパーオキシネオデカノエートを1g仕込んだ。オートクレーブを真空で脱気した後、塩化ビニル単量体を5kg加え、57℃で4時間重合した。
得られた塩化ビニル樹脂の平均粒径、粒度分布、可塑剤吸収量、及びかさ比重について以下の方法で評価した。
酢酸ビニル2500g、ノルマルブチルアルデヒド35g、変性種として単量体A235gを重合缶に仕込んだ。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で8時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は750、けん化度は72モル%、アルキレン変性率は0.15モル%、カルボニル末端変性率は0.20モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1700g、アセトアルデヒド17g、メタノール500g、変性種として単量体A107gを重合缶に仕込んだ。アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、酸素−窒素混合ガス(酸素濃度6vol%、酢酸ビニルに対する酸素総量0.08モル%)を重合液直上の気相中に吹き込みながら加熱して、65〜70℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は680、けん化度は71モル%、アルキレン変性率は0.13モル%、カルボニル末端変性率は0.10モル%、ホルミル末端変性率は0.012モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1700g、アセトアルデヒド17g、メタノール500g、変性種として単量体A107gを重合缶に仕込んだ。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は700、けん化度は72モル%、アルキレン変性率は0.13モル%、カルボニル末端変性率は0.09モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
実施例4で得た変性酢酸ビニル重合体に対し、水酸化ナトリウム量を調整してけん化を行なって分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は700、けん化度は79モル%、アルキレン変性率は0.13モル%、カルボニル末端変性率は0.09モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1700g、アセトアルデヒド17g、メタノール350g、変性種として単量体A107gを重合缶に仕込んだ。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は850、けん化度は71モル%、アルキレン変性率は0.14モル%、カルボニル末端変性率は0.07モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1700g、アセトアルデヒド34g、メタノール350g、変性種として単量体A214gを重合缶に仕込んだ。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は440、けん化度は70モル%、アルキレン変性率は0.26モル%、カルボニル末端変性率は0.14モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル2400g、アセトアルデヒド24g、メタノール267g、変性種として、m=5〜9、n=15〜25であるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(花王社提供ラテムルPD−420、以下「単量体A’」という。)180gを重合缶に仕込んだ。単量体A’についてm=5〜9、n=15〜25であることは製造元に確認し、また、NMRにより確認した。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で8時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は840、けん化度は73モル%、アルキレン変性率は0.24モル%、カルボニル末端変性率は0.08モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル2200g、アセトアルデヒド22g、メタノール793g、変性種として、m=15〜25、n=15〜25であるポリエチレングリコールポリプロピレングリコールアリルエーテル(日油社提供ユニループPKA−5013、以下「単量体A’’」という。)102gを重合缶に仕込んだ。単量体A’’についてm=15〜25、n=15〜25であることは製造元に確認し、また、NMRにより確認した。30分間系内を窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gを重合缶に仕込み、65〜70℃で8時間重合した後冷却して重合を停止した。次いで常法により未反応の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体を常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定したところ、粘度平均重合度は650、けん化度は72モル%、アルキレン変性率は0.11モル%、カルボニル末端変性率は0.08モル%、ホルミル末端変性率は0モル%であった。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1700g、メタノール1133g、変性種として実施例1と同様の単量体A159.9gを重合缶に仕込み、30分間系内を窒素置換した。アゾビスイソブチロニトリル0.3gを重合缶に仕込み、60℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。その後、実施例1に準じて分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定した。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1650g、水1980g、分散剤のポリビニルアルコール1.4g、変性種のノルマルブチルアルデヒド21.5g、及び0.4gのアゾビスイソブチロニトリルを重合缶に仕込み、酸素−窒素混合ガス(酸素濃度6vol%、酢酸ビニルに対する酸素総量0.08モル%)を重合液直上の気相中に吹き込みながら加熱して60℃で重合せしめ、重合率90%に達した時点で重合を停止した。次いで常法により未重合の酢酸ビニルを除去し、得られた重合体をメタノールに溶解し、常法により水酸化ナトリウムでけん化して分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定した。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル3000g、変性種のノルマルブチルアルデヒド42gを重合缶に仕込み、30分間系内を窒素置換した。アゾビスイソブチロニトリル0.3gを重合缶に仕込み、65〜75℃で6時間重合した後冷却して重合を停止した。その後、実施例1に準じて分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定した。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。
酢酸ビニル1600g、メタノール605g、変性種としてポリオキシプロピレンアクリレート(日油株式会社提供ブレンマー PP800、以下「単量体B」という。)0.7gを重合缶に仕込み、30分間系内を窒素置換した。また、単量体Bをメタノールに溶解して濃度10質量%としたコモノマー溶液を調製し、窒素ガスのバブリングにより窒素置換した。アゾビスイソブチロニトリル2.5gを重合缶に仕込み、コモノマー溶液を滴下して60℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。重合を停止するまで加えた、メタノールの総量は1066g、単量体Bの総量は44.6gであった。その後は、実施例1と同様にして分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定した。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。なお、得られた分散安定剤のプロトンNMRを測定したが、ポリ酢酸ビニルで観測された変性種由来のピークはポリビニルアルコールでは観測されなかった。
酢酸ビニル1600g、アセトアルデヒド16g、変性種として単量体B0.7gを重合缶に仕込み、30分間系内を窒素置換した。また、単量体Bをメタノールに溶解して濃度10質量%としたコモノマー溶液を調製し、窒素ガスのバブリングにより窒素置換した。アゾビスイソブチロニトリル2.5gを重合缶に仕込み、コモノマー溶液を滴下して60℃で9時間重合した後冷却して重合を停止した。重合を停止するまで加えた、メタノールの総量は1066g、単量体Bの総量は44.6gであった。その後は、実施例1と同様にして分散安定剤を作製した。得られた分散安定剤の粘度平均重合度、けん化度及び変性率を先述した分析法によって測定した。また、得られた分散安定剤を使用した以外は実施例1と同様の条件で塩化ビニルの懸濁重合を実施し、評価を行なった。なお、得られた分散安定剤のプロトンNMRを測定したが、ポリ酢酸ビニルで観測された変性種由来のピークはポリビニルアルコールでは観測されなかった。
Claims (9)
- 側鎖に一般式(I)に示すポリオキシアルキレン単位を有し、且つ、主鎖末端に一般式(II)に示すカルボニル単位を有する変性ビニルアルコール系重合体であって、
変性ビニルアルコール系重合体の主鎖を構成する単量体単位の全モル数に対し、一般式(I)に示すポリオキシアルキレン単位を側鎖に有する前記単量体単位のモル数の割合が0.01モル%〜5モル%であり、かつ、一般式(II)に示すカルボニル単位のモル数の割合が0.01モル%〜0.5モル%であり、
一般式(III)で表される単量体単位を有する変性ビニルアルコール系重合体。
(式中、R1及びR2はそれぞれ独立にメチル基又はエチル基又は水素原子であり、R3はメチル基又は水素原子である。nは繰り返し単位数を表し、1≦n≦70の整数である。また、R4は水素原子又は炭素数1〜9のアルキル基を表す。R5及びR6は一方がメチル基又はエチル基であり、他方が水素原子である。mは繰り返し単位数を表し、1≦m≦30の整数である。)
(式中、R1、R2、R3、R5、R6、n及びmは一般式(I)で定義した通りである。) - 前記カルボニル単位がホルミル基を含む請求項1に記載の変性ビニルアルコール系重合体。
- 一般式(II)に示すカルボニル単位のうち一部はR4が炭素数1〜9のアルキル基であり、一部はR4が水素原子である請求項1又は2に記載の変性ビニルアルコール系重合体。
- 一般式(I)に示す前記ポリオキシアルキレン単位と主鎖のポリビニルアルコール鎖との間に、エーテル結合及び/又は炭素−炭素結合が介在する請求項1〜3の何れか一項に記載の変性ビニルアルコール系重合体。
- 粘度平均重合度が300〜5000であり、けん化度が65モル%〜90モル%である請求項1〜4の何れか一項に記載の変性ビニルアルコール系重合体。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載の変性ビニルアルコール系重合体を含有する懸濁重合用分散安定剤。
- 請求項6に記載された懸濁重合用分散安定剤を用いて、ビニル系化合物単量体、又はビニル系化合物単量体とそれに共重合し得る単量体との混合物を水中に分散させて懸濁重合を行うことを含むビニル系樹脂の製造方法。
- ビニルエステル系単量体を、一般式(II)のカルボニル単位を有するアルデヒドの共存下で、一般式(I)に示すポリオキシアルキレン単位を有する不飽和単量体と共重合して変性ビニルエステル系重合体を得る工程を含む請求項1〜5の何れか一項に記載の変性ビニルアルコール系重合体の製造方法。
- 変性ビニルエステル系重合体を得る工程を、酸素を含む気体を導入しながら実施する請求項8に記載の変性ビニルアルコール系重合体の製造方法。
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