JP6827299B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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本発明は、4群4枚構成の撮像レンズに関する。
近年、監視カメラや車載カメラ等が普及している。監視カメラや車載カメラ(以下、車載カメラ等という)に搭載する撮像レンズとしては、例えば、前群及び後群にそれぞれ非球面レンズを1枚使用した7枚構成の撮像レンズが知られている(特許文献1)。また、車載カメラ等は、温度変化が大きい等の過酷な環境で使用するので、例えば、温度変化があっても光学性能を維持すること(以下、温度補償という)ができるようにした撮像レンズも知られている(特許文献2)。
この他、車載カメラ等に使用する撮像レンズとしては、6枚構成の撮像レンズ(特許文献3)や、4枚構成の撮像レンズ(特許文献4)等が知られている。また、車載カメラ等に使用するものではないが、4群4枚構成の撮像レンズが知られている(特許文献5,6)。
特開2014−102291号公報 特開2015−118152号公報 特許第5869727号公報 特開2009−014947号公報 特許第3450544号公報 特許第3756114号公報
前述の通り、車載カメラ等は過酷な環境で使用するので、環境温度の変化等に対する耐久性(以下、耐環境性という)を有することが求められる。例えば、自動車の死角を撮像する車載カメラの場合、車体の外部に設ける場合が多く、環境温度は、低温側ではマイナス温度になり、かつ、高温側では100度以上にもなる場合がある。このため、車載カメラ等を構成する撮像レンズは、非常に大きな範囲で温度補償することが求められる。
一方、車載カメラ等の普及にともなって、その撮像レンズは、より低コストで量産性に優れたシンプルな構成であることが求められている。撮像レンズを低コストで量産性に優れたシンプルな構成とするためには、具体的には、構成するレンズの枚数ができる限り少ないことが望ましい。また、温度変化等に起因した肉厚または傾き等の設計値に対する誤差(製造誤差を含む)が、撮像レンズの光学性能、すなわち収差等に影響を与えにくい(以下、「誤差感度が低い」という)ことが望ましい。
本発明は、低コストかつ量産性に優れた車載カメラ等に好適な撮像レンズを提供することを目的とする。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する両凸レンズである第2レンズと、正のパワーを有する第3レンズと、負のパワーを有する第4レンズと、から構成され、第2レンズは、少なくとも1面を非球面で形成した非球面レンズであり、d線の光に対する−60℃以上160℃以下の温度範囲内での空気中における相対屈折率の温度係数に関し、第2レンズの屈折率の温度係数が、第4レンズの屈折率の温度係数よりも小さく、第2レンズの屈折率の温度係数が負であり、第4レンズの屈折率の温度係数が2.0以上9.8以下であり、全系の焦点距離をfとし、かつ、第2レンズの焦点距離をf2とする場合に、0.82<f2/f≦1.12を満たし、第4レンズの焦点距離をf4とする場合に、1.89≦|f4|/f<5.25を満たす。
第1レンズは物体側に凸のメニスカス形状であり、かつ、第1レンズと第2レンズの間に絞りを有することが好ましい。
本発明は、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズと、正のパワーを有する第3レンズと、負のパワーを有する第4レンズと、で構成し、第2レンズは、少なくとも1面を非球面で形成した非球面レンズにし、かつ、第2レンズの屈折率の温度係数が、第4レンズの屈折率の温度係数よりも小さくしたので、低コストかつ量産性に優れた車載カメラ等に好適な撮像レンズを提供することができる。
撮像レンズの断面図である。 実施例1の撮像レンズの断面図である。 25℃における実施例1の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 140℃における実施例1の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 −40℃における実施例1の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 25℃における実施例1のMTFを示すグラフである。 140℃における実施例1のMTFを示すグラフである。 −40℃における実施例1のMTFを示すグラフである。 実施例2の撮像レンズの断面図である。 実施例2の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 実施例3の撮像レンズの断面図である。 実施例3の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 実施例4の撮像レンズの断面図である。 実施例4の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 実施例5の撮像レンズの断面図である。 実施例5の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 実施例6の撮像レンズの断面図である。 実施例6の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。 実施例7の撮像レンズの断面図である。 実施例7の(A)非点収差、及び、(B)ディストーションを示すグラフである。
図1に示すように、撮像レンズ10は、イメージセンサ11の撮像面S12に被写体の像を結像し、被写体を撮像するレンズである。撮像レンズ10は、光軸Z1に沿って、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ、正のパワーを有する第2レンズL2、正のパワーを有する第3レンズL3、及び、負のパワーを有する第4レンズL4の4枚のレンズを有する4群4枚構成である。また、撮像レンズ10は、第1レンズL1と第2レンズL2の間に絞りS3を備える。撮像レンズ10は、第1レンズL1と第2レンズL2の間に絞りS3を設ける代わりに、第2レンズL2と第3レンズL3の間に絞りを設けることができる。イメージセンサ11は、カバーガラスCGによって撮像面S12を保護しているので、撮像レンズ10は、カバーガラスCGを介して撮像面S12に被写体の像を結像する。
本実施形態においては、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、及び、第4レンズL4はいずれもガラス製である。このため、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、及び、第4レンズL4は、これらを温度変化で膨張または収縮しやすい樹脂製にする場合よりも耐環境性を有する。なお、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、または、第4レンズL4のうちいずれか1または複数を樹脂製にすることができる。また、撮像レンズ10のレンズ鏡枠やスペーサ等(図示しない)の1または複数は樹脂製であるが、これらは、より耐環境性を有する材料(金属等)に変更することができる。
また、第1レンズL1、第3レンズL3、及び、第4レンズL4は、両面を球面で形成した球面レンズである。第1レンズL1は、物体側に凸のメニスカス形状であり、第2レンズL2は物体側に凸かつ像側に凸形状である両凸レンズである。
そして、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数をdn2/dT、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数をdn4/dTとする場合、撮像レンズ10は、
dn2/dT < dn4/dT …(1)
の関係を満たす。すなわち、撮像レンズ10においては、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTが、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTよりも小さい。屈折率の温度係数とは、温度の変化に対する屈折率の変化率であり、車載カメラ等がおかれる温度環境下においてはほぼ一定である。
上記のように、撮像レンズ10は、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTが、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTよりも小さいという関係(式(1))を満たすことで、4群4枚という低コストかつ量産性に優れた構成でありながら、幅広い温度環境下において誤差感度が低い。その結果、焦点移動が小さい。すなわち、撮像レンズ10は、車載カメラ等がおかれる温度環境下において安定した良好な光学性能を維持できる。例えば、撮像レンズ10は、例えば−60以上160度以下の温度範囲(少なくとも−40度以上140度以下の温度範囲)内において、温度補償機能を有する。
なお、第2レンズL2の屈折率n2の温度変化dn2/dTが、第4レンズL4の屈折率n4の温度変化dn4/dT以上である場合(dn2/dT ≧ dn4/dT)、温度補償機能を有しなくなるか、あるいは、温度補償機能を有するにしても、その温度範囲は上記温度範囲よりも狭くなる。このため、撮像レンズ10と同型であっても、式(1)を満たさいない撮像レンズを、車載カメラ等に搭載した場合、低温(例えば−20度以下)または高温(例えば120度以上)の環境下において、正常に被写体を撮像できなくなる場合がある。
撮像レンズ10は、上記式(1)を満たしたうえで、さらに、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTに対する第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTの比((dn2/dT)/(dn4/dT))が、車載カメラ等が曝され得る温度環境において、所定の範囲に収まる。すなわち、撮像レンズ10は、−60以上160度以下の温度範囲(少なくとも−40度以上140度以下の温度範囲)内において、
−1.40<(dn2/dT)/(dn4/dT)<0.65 …(2)
を満たす。第2レンズL2と第4レンズL4の屈折率の温度係数の比が上記式(2)を満たすことで、車載カメラ等が曝され得る温度環境において特に良好な温度補償機能を発揮する。第2レンズL2と第4レンズL4の屈折率の温度係数の比が、上記式(2)の下限を下回る場合(−1.40≧(dn2/dT)/(dn4/dT))、または、上記式(2)の上限を上回る場合((dn2/dT)/(dn4/dT)≧0.65)、低温または高温の環境下において誤差感度が高くなって、温度補償効果が得られ難くなる。
第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTは、−6.5以上2.9以下であり、かつ、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTは、2.0以上9.8以下であることが好ましい。すなわち、撮像レンズ10は、下記式(3)及び式(4)を満たすことが好ましい。少なくとも式(1)の条件を満たし、かつ、下記式(3)及び式(4)を満たすことで、撮像レンズ10は、車載カメラ等が曝され得る温度環境において特に良好な温度補償機能を発揮する。
−6.5≦dn2/dT≦2.9 …(3)
2.0≦dn4/dT≦9.8 …(4)
第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTが式(3)の下限を下回る場合(−6.5>dn2/dT)、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTが式(3)の上限を上回る場合(2.9<dn2/dT)、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTが式(4)の下限を下回る場合(2.0>dn4/dT)、または、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTが式(4)の上限を上回る場合(dn4/dT>9.8)、車載カメラ等が曝され得る温度環境において温度補償機能を有するにしても、式(3)及び式(4)を満たす場合よりも、温度補償の精度が悪化しやすい。
なお、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTは負であることが好ましい(dn2/dT<0)。少なくとも式(1)の条件を満たしやすくなるからである。すなわち、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTが負である場合、4群4枚という低コストかつ量産性に優れた構成でも、車載カメラ等がおかれる温度環境下において誤差感度が低くなるので、良好な温度補償機能を実現しやすい。
撮像レンズ10は、第2レンズL2及び第4レンズL4が満たすべき各条件(少なくとも式(1)の条件)の他、全系の焦点距離をfとし、かつ、第2レンズの焦点距離をf2とする場合に、
0.82< f2/f <2.79 …(5)
を満たす。少なくとも式(1)の条件を満たした上で、撮像レンズ10の全体に対する第2レンズL2のパワー配分が、式(5)を満たす場合、車載カメラ等がおかれる温度環境下において特に誤差感度を低くでき、その結果、良好な温度補償機能を実現しやすい。
また、撮像レンズ10は、全系の焦点距離をfとし、かつ、第4レンズL4の焦点距離をf4とする場合に、
0.62<|f4|/f<5.25 …(6)
を満たす。少なくとも式(1)の条件を満たした上で、撮像レンズ10の全体に対する第4レンズL4のパワー配分が、式(6)を満たす場合、車載カメラ等がおかれる温度環境下において特に誤差感度を低くでき、その結果、良好な温度補償機能を実現しやすい。
さらに、撮像レンズ10は、第2レンズL2の焦点距離をf2とし、かつ、第4レンズL4の焦点距離をf4とする場合に、
0.58<f2/|f4|<1.46 …(7)
を満たす。少なくとも式(1)の条件を満たした上で、第2レンズL2と第4レンズL4のパワーのバランスが、式(7)を満たす場合、車載カメラ等がおかれる温度環境下において特に誤差感度を低くでき、その結果、良好な温度補償機能を実現しやすい。
[実施例]
以下、撮像レンズ10の実施例を説明する。図2は、実施例1の撮像レンズ10の断面図である。面番号は第1レンズL1の物体側の面S1から順にSi(i=1〜12)で示す。S3は絞りであり、S10はカバーガラスCGの物体側の面であり、S11はカバーガラスCGの像側の面であり、S12はイメージセンサ11の撮像面である。面間隔Di(i=1〜11、単位mm)は、光軸Z1に沿った面Siから面Si+1の間隔である。
実施例1のレンズデータを下記表1及び表2に示す。表1は、実施例1の撮像レンズ10の各面Siの面番号「i」、各面Siの曲率半径Ri(i=1〜12、単位mm)、面間隔Di、d線(波長587.6nm)に対する屈折率n、アッベ数νd(=(nd−1)/(nF−nC);nFはF線(波長486.1nm)に対する屈折率、nCはC線(波長656.3nm)に対する屈折率である)、屈折率nの温度係数dn/dTを示す。また、面番号「i」に付した「*」印は非球面であることを表す。面番号「i」に「*」印がない面は球面である。
Figure 0006827299
非球面は、下記数1の非球面式を用いて表す。数1の非球面式において、「Z」は非球面の深さ(mm)、「h」は光軸からレンズ面までの距離(mm)、「C」は近軸曲率(すなわち近軸曲率半径をR(mm)とする場合にC=1/Rである)、「K」は円錐定数、「Ai」は非球面係数である。表2には、実施例1の各非球面(表1*印参照)の「K」及び「Ai」を示す。
Figure 0006827299
Figure 0006827299
上記の通り、実施例1の撮像レンズ10は、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTは−6.4であり、第4レンズL4の屈折率n4の温度係数dn4/dTは4.3なので、式(1)から式(4)の条件を満たす。さらに、下記表3に示す通り、実施例1の撮像レンズ10は、式(5)及び式(6)の条件を満たす。「Fno」はFナンバーであり、「f」は全系の焦点距離(単位mm)である。また、「f2」は第2レンズL2の焦点距離(単位mm)であり、「|f4|」は第4レンズL4の焦点距離(単位mm)の絶対値である。
Figure 0006827299
図3(A)は常温である25℃における実施例1のサジタル(ラジアル)方向の非点収差Sと、タンジェンシャル(メリジオナル)方向の非点収差Tであり、図3(B)は25℃における実施例1のディストーションである。図4(A)は、140℃における実施例1のサジタル方向の非点収差Sと、タンジェンシャル方向の非点収差Tであり、図4(B)は、140℃における実施例1のディストーションである。同様に、図5(A)は、−40℃における実施例1のサジタル方向の非点収差Sと、タンジェンシャル方向の非点収差Tであり、図5(B)は、−40℃における実施例1のディストーションである。
また、図6には、25℃における実施例1のMTF(Modulation Transfer Function)を示す。図7は、140℃における実施例1のMTFであり、図8は、−40℃における実施例1のMTFである。なお、図6〜図8において、符号F0は、理論限界(回折限界)におけるMTFであり、符号F1は、光軸Z1上(像高0.00mm)におけるMTFである。符号F2Rは像高1.120mmにおけるサジタル方向のMTFであり、かつ、符号F2Tは像高1.120mmにおけるタンジェンシャル方向のMTFである。同様に、符号F3Rは、像高1.568mmにおけるサジタル方向のMTFであり、符号F3Tは、像高1.568mmにおけるタンジェンシャル方向のMTFであり、符号F4Rは、像高2.016mmにおけるサジタル方向のMTFであり、符号F4Tは、像高2.016mmにおけるタンジェンシャル方向のMTFであり、符号F5Rは、像高2.240mmにおけるサジタル方向のMTFであり、かつ、符号F5Tは、像高2.240mmにおけるタンジェンシャル方向のMTFである。
図3〜図8から分かる通り、実施例1の撮像レンズ10は、4群4枚という低コストかつ量産性に優れた構成でありながら、幅広い温度環境下において安定して良好な光学性能を維持できる。すなわち、実施例1の撮像レンズ10は、温度変化に対して、焦点距離、及び、ピント位置の変動が極めて小さく、画像への影響がほぼ無い。したがって、実施例1の撮像レンズ10は、車載カメラ等がおかれる温度環境下において良好な温度補償機能を有する。
以下、上記実施例1と同様に、実施例2〜7の撮像レンズ10の断面図、各種レンズデータ、及び、各種収差を、図9〜図20及び表4〜表21に示す。但し、図9〜図20の各実施例の非点収差及びディストーション並びにMTFは25℃におけるグラフである。実施例1と同様に、140℃及び−40℃における非点収差及びディストーション並びにMTFのグラフは25℃のグラフとほぼ同様である。このため、140℃及び−40℃における非点収差及びディストーション並びにMTFのグラフは省略する。
Figure 0006827299
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Figure 0006827299
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Figure 0006827299
上記の通り、実施例2及び実施例3の撮像レンズ10は、式(1)〜式(6)の条件を満たす。また、実施例4の撮像レンズ10は、式(1)〜式(4)及び式(7)の条件を満たす。実施例5の撮像レンズ10は、式(1)〜式(4)及び式(6)の条件を満たす。実施例6の撮像レンズ10は、式(1)〜式(4)と、式(6)及び式(7)の条件を満たす。実施例7の撮像レンズ10は、式(1)〜式(7)の全ての条件を満たす。また、上記実施例1〜実施例7の撮像レンズ10は、実施例5の撮像レンズ10を除き、第2レンズL2の屈折率n2の温度係数dn2/dTは負である。
なお、上記実施形態及び実施例は、種々の変更が可能である。例えば、上記実施例に挙げた撮像レンズ10以外にも、曲率半径や屈折率、その他レンズデータを変えて、形状や配置及び結像性能が撮像レンズ10と同等の撮像レンズを構成することができる。
10 撮像レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
S3 絞り
CG カバーガラス
S12 撮像面

Claims (2)

  1. 物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する両凸レンズである第2レンズと、正のパワーを有する第3レンズと、負のパワーを有する第4レンズと、から構成され、
    前記第2レンズは、少なくとも1面を非球面で形成した非球面レンズであり、d線の光に対する−60℃以上160℃以下の温度範囲内での空気中における相対屈折率の温度係数に関し、前記第2レンズの屈折率の温度係数が、前記第4レンズの屈折率の温度係数よりも小さく、
    前記第2レンズの屈折率の温度係数が負であり、
    前記第4レンズの屈折率の温度係数が2.0以上9.8以下であり、
    全系の焦点距離をfとし、かつ、前記第2レンズの焦点距離をf2とする場合に、
    0.82<f2/f≦1.12
    を満たし、
    前記第4レンズの焦点距離をf4とする場合に、
    1.89≦|f4|/f<5.25
    を満たす撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズは物体側に凸のメニスカス形状であり、かつ、
    前記第1レンズと前記第2レンズの間に絞りを有する請求項1に記載の撮像レンズ。
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