JP4827454B2 - ズームレンズおよびそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズに関し、特に小型の撮像装置(例えばデジタルスチルカメラや携帯電話やPDA等)に用いられる超小型で高い光学性能を有するズームレンズに関するものである。
従来、物体側から像側へ順に、負・正・負の屈折力の3つのレンズ群からなり、これら3つのレンズ群を移動させてズーミングを行う3群ズームレンズは、比較的広画角化が容易であるため、広画角用のズームレンズとして多く利用されている(特許文献1〜6)。
特許文献1、2においては各レンズ群を一定の条件下で移動させてズーミングを行うとともに3つのレンズ群のレンズ構成を特定している。これによりズーミングに伴う収差変動を良好に補正し、広角端の撮影画角62°程度でレンズ枚数が8又は9枚からなるズームレンズを達成している。
特許文献1、2では各レンズ群を2枚以上のレンズで構成している。これにより各レンズ群内で色収差を補正しつつ、各レンズ群のパワーを強めてレンズ全長(第1レンズ面から像面までの距離)を短縮している。
特許文献3は、全体として3又は4枚のレンズ構成で広角端での画角が62°程度のズームレンズを開示している。
特許文献4は、全体として4枚のレンズ構成で画角58°程度のズームレンズを開示している。特許文献3、4はいずれも各レンズ群を1枚または2枚のレンズで構成し、ズーミング中これらのレンズを略対称型の配置にし、さらに材質などを適切に設定している。これにより色収差を含めた諸収差を3つのレンズ群でバランス良く補正してレンズ全長を短縮している。
特許文献5は、3枚のレンズ構成で各レンズ群を構成するレンズのレンズ形状および各レンズ群のパワー(屈折力、焦点距離の逆数)を適切な配置にしている。これにより、ズーミング時の各レンズ群の移動量を小さくし、3枚のレンズ構成で広角端での画角が74°程度のズームレンズを実現している。
特許文献6は、全体として5枚のレンズ構成で第1レンズ群の負の屈折力を弱くし、第3レンズ群の負の屈折力を適切に設定している。これによりズーミングに伴う色収差の変動を良好に補正し、5枚のレンズ構成で広角端における画角73°程度のズームレンズを達成している。
特許文献7は例えば、内視鏡対物光学系のような物体距離を変動させながら変倍を行う光学系を開示している。特許文献7では広角端における画角が130度を超え、レンズ枚数の少ないコンパクトな実施例が示されている。
又各レンズ群を適切なパワー配置にすることにより、正の屈折力の第2レンズ群の移動に伴う非点収差の変動を抑え、レンズ全長の短縮および広画角化を実現している。
又5枚構成で実施された実施例では広角端のおいて130度以上の画角を実現するために、負の歪曲収差を50%程度発生させている。
特許文献8は画角120度を超える5〜6枚のレンズ構成の内視鏡対物光学系用のズームレンズを開示している。同公報は広角端において負の歪曲収差を50%程度発生させることで5〜6枚のレンズ構成で画角122°程度の画角を達成している。
特許文献9は3〜5枚のレンズ構成の実像式の変倍ファインダ光学系を開示している。同公報には5枚のレンズ構成で広角端における画角が58°程度の実像式変倍ファインダの実施例が示されている。
変倍機能を正の屈折力の第2レンズ群に主に負担させ、負の屈折力の第3群は変倍による像面移動を補正するだけの弱いパワーの単レンズで構成することで全系のコンパクト化を計っている。
第3レンズ群のパワーが弱いことによりバックフォーカスが伸びる欠点を視野枠を正立プリズム部の内部に位置させることによって緩和している。
特許文献10には4枚のレンズ構成で広角端における画角が56°程度の実像式変倍ファインダの実施例が示されている。第2レンズ群の移動により変倍を行い、変倍に伴う像面移動を弱いパワーの第3レンズ群で補正している。
第1、第2群のパワー配置を適切にし、レンズ面形状を非球面形状にすることにより、球面収差などの収差を4枚のレンズ構成で良好に補正している。
特許文献11には3枚のレンズ構成で広角端における画角が51°程度のケプラー式変倍ファインダの実施例が示されている。各レンズ群のパワーを適切に規定することで3枚のレンズ構成で画角51°程度を達成している。
特許文献12には3、4枚のレンズ構成からなるズームファインダを開示している。同公報ではガラス製とプラスチック製のレンズを組み合わせて構成することで、高倍率ながら広い温度範囲において快適な視度が得られるズームファインダを実現している。
特開昭63−271214号公報 特開昭64−72114号公報 特開平4−153613号公報 特開平4−93812号公報 特開平5−323190号公報 特開平7−120677号公報 特開2000−267002号公報 特開2000−330024号公報 特開平3−4217号公報 特開平4−179908号公報 特開平8−190132号公報 特開平11−249201号公報
近年、携帯電話用カメラや小型のデジタルカメラ用のズームレンズは、装置全体の小型化のため、レンズ枚数が少なく、レンズ全長の短いことが要望されている。更に撮影画角が広画角で、特に撮影画角が80度を超えるズームレンズが求められている。
一般にズームレンズを構成する各レンズ群のレンズ枚数が多いと、各レンズ群の光軸上の長さが長くなり、また各レンズ群のズーミングにおける移動量が大きいとレンズ全長が長くなり、レンズ系全体の小型化が難しくなる。
又広画角用のズームレンズに好適な負の屈折力のレンズ群が先行するネガティブリード型のズームレンズにおいては、各レンズ群の屈折力配置を適切に設定するのが重要となってくる。屈折力配置が良くないと、レンズ系全体のレンズ枚数を少なくし、レンズ構成の簡素化を図りつつ、広画角化を図りつつ全変倍範囲にわたり良好なる光学性能を得るのが難しくなる。
本発明は、構成レンズ枚数が比較的少なく、且つ所望のズーム比を有し、高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
請求項1の発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群と、負の屈折力の第3レンズ群より構成され、ズーミングに際して、前記第2レンズ群および前記第3レンズ群が移動するズームレンズにおいて、各レンズ群は同符号の屈折力のレンズから成り、前記第1レンズ群の屈折力をφ1、前記第2レンズ群の屈折力をφ2、前記第3レンズ群の屈折力をφ3、望遠端における全系の屈折力をφTとするとき
1.2<|φ1/φT|<2
0.9<φ2/φT<2.2
0.75<φ3/φ1<1.2
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、構成レンズ枚数が比較的少なく、且つ所望のズーム比を有し、高い光学性能を有するズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1(A),(B),(C)は本発明の実施例1のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端におけるレンズ断面図、図2(A),(B),(C)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例1はズーム比1.56、開口比4.0のズームレンズである。
図3(A),(B),(C)は本発明の実施例2のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端におけるレンズ断面図、図4(A),(B),(C)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例2はズーム比1.75、開口比4のズームレンズである。
図5(A),(B),(C)は本発明の実施例3のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端におけるレンズ断面図、図6(A),(B),(C)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例3はズーム比1.61、開口比4のズームレンズである。
図7(A),(B),(C)は本発明の実施例4のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端におけるレンズ断面図、図8(A),(B),(C)はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例4はズーム比1.61、開口比4のズームレンズである。
図9は、本発明のズームレンズを有した撮像装置の概略図である。
各実施例のズームレンズは、撮像装置(光学機器)に用いられる撮影レンズ系であり、レンズ断面図において、左方が物体側で、右方が像側である。
レンズ断面図において、L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群である。
SPは開口絞りであり、第2レンズ群L2中に配置されている。
Gは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する感光面が置かれる。
収差図において、S.A.は球面収差、ASは非点収差、DISTは歪曲収差を示す。d,gは各々d線及びg線、M、Sはメリディオナル像面、サジタル像面、ωは半画角、FnoはFナンバーである。
尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群(第2レンズ群L2)が機構上、光軸上移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2は、物体側へ移動して主たる変倍を行う。又第3レンズ群L3は、変倍に伴う像面変動を補正するように非直線的に物体側に移動している。
尚、第1レンズ群L1はズーミングのためには不動である。フォーカスは全体を移動して行っている。
近年、デジタル撮像装置に用いられる撮影光学系においてはレンズ全長の短縮化・レンズ系の軽量化のため、レンズ枚数の削減が要求されている。各レンズ群ごとに収差を良好に補正するためにはレンズ群内部に異なる屈折力のレンズを用いるのが良い。
しかしながら、そのようにするとレンズ枚数が多くなり、レンズ全長が増大してくる。一般にレンズ枚数を削減し、レンズ全長を短縮するためには、レンズ群同士で収差を打ち消すことが好ましい。各実施例では、負・正・負の屈折力のレンズ群より成る3群のズームレンズにおいて、各レンズ群を同符号のレンズのみで構成している。これによりレンズ群同士で収差をバランス良く補正するようにしている。
具体的には負の屈折力の第1レンズ群L1を像側の面が凹形状の1枚の負レンズより構成している。
これによって広画角化に伴いレンズ径が大きくなる第1レンズ群L1の小型化及び軽量化を図っている。又、ズーミングのためには第1レンズ群L1を不動としている。これによりズーミング中レンズ全長の増大を抑え、一定にしてズームの駆動機構を簡略している。
正の屈折力の第2レンズ群L2を両レンズ面が凸形状の2枚の正レンズを含む全体として2枚又は3枚の正レンズより構成している。又開口絞りSPを第2レンズ群L2中に設けて、ズーミングに際して第2レンズ群L2と一体的に移動している。
このように開口絞りSPを第2レンズ群L2中に設けてレンズ系全体が略対称な屈折力配置にしている。これにより倍率色収差、像面湾曲、非点収差などの軸外の収差を対称に発生させ収差補正を良好に行っている。
また、開口絞りSPをレンズ系の物体側に置くよりも開口効率が大きくなり、広画角レンズの欠点である周辺光量の落ちを抑えている。
負の屈折力の第3レンズ群L3を像側の面が凸でメニスカス形状の負レンズより構成している。
これによってコマ収差の補正を良好に行っている。又撮像面への入射角の差を緩和して固体撮像素子を用いたときの、画面全体への光束の入射角度の差が少なくなるようにして画面全体の光学性能をバランス良くしている。
各実施例において、第1、第2、第3レンズ群L1、L2、L3の屈折力を順にφ1、φ2、φ3、
望遠端における全系の屈折力をφTとするとき
1.2<|φ1/φT|<2 ‥‥‥(1)
0.9<φ2/φT<2.2 ‥‥‥(2)
0.75<φ3/φ1<1.2 ‥‥‥(3)
なる条件を満足している。
広角端から望遠端へのズーミング中、第2レンズ群L2は像面側から物体側へ移動し、主に変倍作用をする。
第3レンズ群L3はズーミングに際してレンズ全長が短くなるような軌跡を描きつつ、変倍に伴い変動する像面位置を補正している。条件式(1)、(2)はこのようなズームタイプにおいて、諸収差を良好に補正できる第1、第2レンズ群L1、L2の屈折力の範囲に関する。
第3群レンズL2の変倍に伴う収差変動を少なくするためには、できるだけ移動量を少なくする必要がある。
第1レンズ群L1、第2レンズ群L2の屈折力をそれぞれ条件式(1)、(2)の範囲にしている。これにより、広角端から望遠端へズーミングする際に、主に変倍に寄与する第2レンズ群L2を像面側から物体側へ単調に移動させたとき第3レンズ群L3の移動量を小さくすることができる。
条件式(1)の下限値を超えると、第1レンズ群L1の屈折力が小さくなり、所定のズーム比を得るのが難しくなる。また条件式(1)の上限値を超えると第1レンズ群L1の負の屈折力が強くなるため、主に正の球面収差の補正が困難になる。条件式(2)の下限値を超えると、第2レンズ群L2の屈折力が小さくなり所定のズーム比を得るのが難しくなる。
また、条件式(2)の上限値を超えると第2レンズ群L2の正の屈折力が強くなるため、主に負の球面収差の補正が困難になる。条件式(3)は第1レンズ群L1と第3レンズ群L3を略対称な屈折力配置にするためのものである。
一眼フレックスカメラなどにおいては像側にクイックリターンミラーなどの部材のスペース確保のため、バックフォーカスを長くする必要がある。そのため一般的に広画角レンズではレトロフォーカスのパワー配置が採用される。
しかしながら、近年のデジタル撮像機器ではバックフォーカスをより短くできる。このため、レトロフォーカス性を弱め、対称なパワー配置に近づけることでレンズ系全体のコンパクト化が可能となる。
また、負・正・負の屈折力のレンズ群より成る第3群ズームレンズにおいて屈折力を略対称な配置にするのが良い。これにより、色収差、像面湾曲、球面収差などの収差を負の屈折力の第1、第3レンズ群と正の屈折力の第2レンズ群とバランス良く相殺することができる。
条件式(3)の下限値を超えると第1レンズ群L1の屈折力と第3レンズ群の屈折力の差が大きくなり、全系における第1レンズ群L1の負の屈折力が強くなる。
このためレトロフォーカス性が強まる。そうすると、バックフォーカスが長くなりレンズ全長の短縮化が難しくなる。また、第2レンズ群L2とのバランスが崩れ、主に色収差などを良好に補正することが困難になる。
条件式(3)の上限値を超えると第3レンズ群L3の屈折力が第1レンズ群L1の屈折力より大きくなり、撮像面への入射角がきつくなり、デジタル撮像機器においては色ムラなどの問題が生じる。また、第2レンズ群L2との屈折力のバランスが崩れ、収差補正が困難になる。
各実施例において更に好ましくは条件式(1)〜(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.23<|φ1/φT|<1.9 ‥‥‥(1a)
0.95<φ2/φT<2.1 ‥‥‥(2a)
0.8<φ3/φ1<1.1 ‥‥‥(3a)
以上のように各実施例によれば広角端において、撮影画角が80°を超え、さらにバックフォーカスが短いデジタル撮像機器に好適なレンズ全長の短い、小型のズームレンズが得られる。
尚、各実施例において第1レンズ群L1の物体側又は/及び第3レンズ群L3の像側に屈折力の小さなレンズ群やコンバーターレンズ等を配置しても良い。
次に本発明の数値実施例を示す。尚、数値実施例においてiは物体側からの順番を示し、Riは物体側より順にi番目の面の曲率半径、diは物体側より順にi番目のレンズ厚および空気間隔、ndiとνiはそれぞれ物体側より順にi番目の材料のd線での屈折率とアッベ数である。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを離心率、A、B、C、D、Eを各々非球面係数としたとき、
なる式で表している。
また例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラ(撮像装置)の実施例を図9を用いて説明する。
図9において、20はカメラ本体、21は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学系、22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)、23は撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリ、24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダーである。
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
本発明の数値実施例1のレンズ断面図 本発明の数値実施例1の諸収差 本発明の数値実施例2のレンズ断面図 本発明の数値実施例2の諸収差 本発明の数値実施例3のレンズ断面図 本発明の数値実施例3の諸収差 本発明の数値実施例4のレンズ断面図 本発明の数値実施例4の諸収差 本発明の撮像装置の実施例の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
S サジタル像面
M メリディオナル像面
G ガラスブロック

Claims (8)

  1. 物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群と、負の屈折力の第3レンズ群より構成され、ズーミングに際して、前記第2レンズ群および前記第3レンズ群が移動するズームレンズにおいて、各レンズ群は同符号の屈折力のレンズから成り、前記第1レンズ群の屈折力をφ1、前記第2レンズ群の屈折力をφ2、前記第3レンズ群の屈折力をφ3、望遠端における全系の屈折力をφTとするとき
    1.2<|φ1/φT|<2
    0.9<φ2/φT<2.2
    0.75<φ3/φ1<1.2
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第3レンズ群は像側の面が凸でメニスカス形状の1枚の負レンズより成ることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群はズーミングに際して前記第2レンズ群と一体的に移動する開口絞りを有することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群は、像側の面が凹形状の1枚の負レンズより成ることを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は両レンズ面が凸形状の2枚の正レンズを含む2枚又は3枚の正レンズより成ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第レンズ群はズーミングのためには不動であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1からのいずれか1項のズームレンズ。
  8. 請求項1から7のいずれか1項のズームレンズと該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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