JP6822753B2 - 建物の改修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の改修方法に関するものである。
従来から、太陽光発電装置等の分散型発電装置を建物に設置して、電力を創出できるようにした分散型発電システムを備えた建物が提案され、実施に供されている(例えば特許文献1〜4等を参照)。
特開2001−044482号公報 特開2001−284626号公報 特開2005−336929号公報 特開2011−017175号公報 特開2013−027127号公報
このような分散型発電システムを備えた建物では、当初は、分散型発電装置から発電された電力を、その建物内のみで消費するだけであったが、時代が進むにつれ、電力会社への売電が可能なようになり、更に最近では、建物に蓄電池を設置することも普及し始めたことから、蓄電装置に分散型発電装置で発電された電力を蓄電することも可能となってきた。
しかしながら、様々な状態の既存の建物を、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにし、最新の分散型発電システムに対応させることができる建物の改修方法については、まだ見聞されない。なお、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにするだけの技術なら既にあるが、建物に設置するパワーコンディショナ装置として、分散型発電装置専用のものと、蓄電装置専用のものとを用いなければならないものであった(例えば特許文献5等を参照)。
そこで、本発明は、様々な状態の既存の建物を、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにし、最新の分散型発電システムに対応させることができる建物の改修方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物の改修方法は、既存の建物に、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにする建物の改修方法であって、前記建物に、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置の不足分を設置する工程と、前記建物に、前記分散型発電装置用と前記蓄電装置用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置を設置する工程とを有することを特徴とする。
ここで、前記分散型発電装置は、太陽光発電装置であるとよい。
また、前記建物に、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置のいずれも無い状態から、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置の両方を備えた状態としてもよい。
さらに、前記建物に、前記分散型発電装置のみを備えた状態から、前記蓄電装置も備えた状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を撤去し、前記複合型のパワーコンディショナ装置に交換してもよい。
また、前記建物に、前記分散型発電装置のみを備えた状態から、前記蓄電装置も備えるとともに、前記分散型発電装置を増設した状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を前記既設の分散型発電装置用のものとして残してもよい。
さらに、前記建物の外壁の表面に横架材を固定し、当該横架材に、前記複合型のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付けるとよい。
ここで、前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けるとよい。
また、前記建物の前記外壁は、タイル外壁であり、前記横架材は、固定部材により、当該タイル外壁の目地部分に固定するとよい。
さらに、前記固定部材は、前記タイル外壁の目地部分の裏面の外壁補強部材まで貫通させて固定するとよい。
このような本発明の建物の改修方法は、既存の建物に、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにする建物の改修方法であって、建物に、分散型発電装置及び蓄電装置の不足分を設置する工程と、建物に、分散型発電装置用と蓄電装置用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置を設置する工程とを有する構成とされている。
上記した構成なので、様々な状態の既存の建物を、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにし、最新の分散型発電システムに対応したものに改修することができる。
ここで、分散型発電装置は、太陽光発電装置である場合は、太陽光発電装置は、分散型発電装置の中では比較的安価な方なので、多くの建物に適用することができる。
また、建物に、分散型発電装置及び蓄電装置のいずれも無い状態から、分散型発電装置及び蓄電装置の両方を備えた状態とする場合は、建物を、旧式の分散型発電システムさえ備えていない状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができる。
さらに、建物に、分散型発電装置のみを備えた状態から、蓄電装置も備えた状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を撤去し、複合型のパワーコンディショナ装置に交換する場合は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができる。
また、建物に、分散型発電装置のみを備えた状態から、蓄電装置も備えるとともに、分散型発電装置を増設した状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を既設の分散型発電装置用のものとして残す場合は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができ、分散型発電装置を増設した分、電力の創出量もアップし、そのうえ、既設のパワーコンディショナ装置を有効利用することができる。
さらに、建物の外壁の表面に横架材を固定し、横架材に、複合型のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付ける場合は、横架材の存在によりできる複合型のパワーコンディショナ装置の裏面のスペースで排熱が行えるので、旧式のパワーコンディショナ装置よりも多機能になり、より排熱量が多いこの複合型のパワーコンディショナ装置を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設ける場合は、複合型のパワーコンディショナ装置の取付強度が増すとともに、横架材間に排熱するスペースを確保することができる。
また、建物の外壁は、タイル外壁であり、横架材は、固定部材により、タイル外壁の目地部分に固定する場合は、固定部材は、タイル外壁のタイル部分で固定すると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
さらに、固定部材は、タイル外壁の目地部分の裏面の外壁補強部材まで貫通させて固定する場合は、横架材をより強固に固定することができる。
実施例1の建物の改修方法において、(a)は、改修前の建物の概略構成を示す説明図であり、(b)は、改修後の建物の概略構成を示す説明図である。 実施例1の建物の改修方法において、外壁に配線用の孔を設けた段階を示す図である。 実施例1の建物の改修方法において、横架材を固定し、横架材に複合型のパワーコンディショナ装置の取付金具を固定するとともに、配線用の孔を防水ボックスで塞いだ段階を示す図である。 実施例1の建物の改修方法において、複合型のパワーコンディショナ装置を取り付け終えた段階を示す説明図である。 実施例2の建物の改修方法において、(a)は、改修前の建物の概略構成を示す説明図であり、(b)は、改修後の建物の概略構成を示す説明図である。 実施例3の建物の改修方法において、(a)は、改修前の建物の概略構成を示す説明図であり、(b)は、改修後の建物の概略構成を示す説明図である。 実施例4の建物の改修方法において、(a)は、改修前の建物の概略構成を示す説明図であり、(b)は、改修後の建物の概略構成を示す説明図である。 実施例5の建物の改修方法において、(a)は、改修前の建物の概略構成を示す説明図であり、(b)は、改修後の建物の概略構成を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜5に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
この実施例1の建物の改修方法では、図1(a)に示したように、分散型発電装置としての太陽光発電装置2及び蓄電装置としての蓄電池4のいずれも無い状態の既存の建物1に施工するものである。
この建物1において、図1(b)に示したように、屋根1aの上に、分散型発電装置としての太陽光発電装置2を設置し、建物1内に、蓄電装置としての蓄電池4を設置し、太陽光発電装置2用と蓄電池4用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置30を外壁1bの表面に設置し、各種配線を行うと施工が完了する。
これにより、太陽光発電装置2で発電した電力を、建物1内で消費可能であるとともに、電力会社への売電も可能で、蓄電池4に蓄電しておくことも可能な最新の分散型発電システムを備えた建物1となる。
次に、この実施例1の建物の改修方法を、より詳細に説明する。
この実施例1の建物の改修方法において、複合型のパワーコンディショナ装置30を取り付けるに際し、まず、図2に示したように、外壁1bのこの複合型のパワーコンディショナ装置30を取り付ける位置の近傍に、配線用の孔1cを設ける。
続いて、図3に示したように、外壁1bの表面に、垂直方向に間隔をあけて、2つの横架材6,6を固定して設ける。
また、2つの横架材6,6には、取付金具7を、ビス7a,・・・で固定する。
さらに、その近傍に設けた配線用の孔1cは、防水ボックス8を被せて塞ぐ。
なお、建物1の外壁1bはタイル外壁であり、横架材6,6は、ビス孔を有し、このタイル外壁の目地部分に固定部材としてのビス10,・・・により固定している。
また、この固定部材としてのビス10,・・・が固定されるタイル外壁の目地部分の裏面には、外壁補強部材としての枠材9が設けられており、ビス10,・・・は、この枠材9まで貫通させて固定する。
最後に、複合型のパワーコンディショナ装置30を取り付け、配線5a,5b,5c,5dを配線すると、図4に示したように、この実施例1の建物の改修方法が完了する。
なお、配線5aは、複合型のパワーコンディショナ装置30と蓄電池4とを防水ボックス8を介して接続するものである。
また、配線5b,5dは、複合型のパワーコンディショナ装置30と太陽光発電装置2とを防水ボックス8を介して接続するものである。
さらに、配線5cは、複合型のパワーコンディショナ装置30と図示省略の分電盤とを防水ボックス8を介して接続するものである。
なお、この既設の分電盤が分岐回路数の少ない旧式のものである場合には、不足分を補う分岐回路数を有する新たな分電盤を増設する。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の建物の改修方法は、既存の建物1に、分散型発電装置としての太陽光発電装置2及び蓄電装置としての蓄電池4の両方が備わるようにする建物の改修方法であって、建物1に、太陽光発電装置2及び蓄電池4の不足分を設置する工程と、建物1に、太陽光発電装置2用と蓄電池4用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置30を設置する工程とを有する構成とされている。
上記した構成なので、様々な状態の既存の建物1を、分散型発電装置としての太陽光発電装置2及び蓄電装置としての蓄電池4の両方が備わるようにし、最新の分散型発電システムに対応したものに改修することができる。
ここで、分散型発電装置には、太陽光発電装置2が用いられている。
このため、太陽光発電装置2は、分散型発電装置の中では比較的安価な方なので、多くの建物1に適用することができる。
また、建物1に、分散型発電装置としての太陽光発電装置2及び蓄電装置としての蓄電池4のいずれも無い状態から、太陽光発電装置2及び蓄電池4の両方を備えた状態とする。
このため、建物1を、旧式の分散型発電システムさえ備えていない状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができる。
さらに、建物1の外壁1bの表面に横架材6,6を固定し、横架材6,6に、複合型のパワーコンディショナ装置30を、その取付金具7を介して取り付ける。
このため、横架材6,6の存在によりできる複合型のパワーコンディショナ装置30の裏面のスペースで排熱が行えるので、旧式のパワーコンディショナ装置よりも多機能になり、より排熱量が多いこの複合型のパワーコンディショナ装置30を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材6は、垂直方向に間隔をあけて、2つ設ける。
このため、複合型のパワーコンディショナ装置30の取付強度が増すとともに、横架材6,6間に排熱するスペースを確保することができる。
また、建物1の外壁1bは、タイル外壁であり、横架材6,6は、固定部材としてのビス10,・・・により、タイル外壁の目地部分に固定する。
このため、固定部材としてのビス10,・・・は、タイル外壁のタイル部分で固定すると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
さらに、固定部材としてのビス10,・・・は、タイル外壁の目地部分の裏面の外壁補強部材としての枠材9まで貫通させて固定する。
このため、横架材6,6をより強固に固定することができる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図5は、実施例2の建物の改修方法の概略構成を示している。
この実施例2では、改修前、建物1は、分散型発電装置としての太陽光発電装置2と、この太陽光発電装置2用の旧式である既設のパワーコンディショナ装置3のみを備えている。
そして、改修後には、この既設のパワーコンディショナ装置3を撤去し、複合型のパワーコンディショナ装置30に交換し、蓄電装置としての蓄電池4を設置することが実施例1と主に異なる。
このため、建物1は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図6は、実施例3の建物の改修方法の概略構成を示している。
この実施例3では、改修前、建物1は、分散型発電装置としての太陽光発電装置2と、この太陽光発電装置2用の旧式である既設のパワーコンディショナ装置3のみを備えている。
そして、改修後には、この既設のパワーコンディショナ装置3を撤去し、複合型のパワーコンディショナ装置30に交換し、蓄電装置としての蓄電池4を設置するとともに、太陽光発電装置2を増設することが実施例1と主に異なる。
このため、建物1は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができるうえに、太陽光発電装置2を増設した分、電力の創出量もアップさせることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例4について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図7は、実施例4の建物の改修方法の概略構成を示している。
この実施例4では、改修前、建物1は、分散型発電装置としての太陽光発電装置2,2と、この太陽光発電装置2,2用の旧式である既設のパワーコンディショナ装置3のみを備えている。
そして、改修後には、この既設のパワーコンディショナ装置3はそのまま残して一方の太陽光発電装置2用のパワーコンディショナ装置として利用し、複合型のパワーコンディショナ装置30も設置して、蓄電装置としての蓄電池4を設置し、複合型のパワーコンディショナ装置30を、他方の太陽光発電装置2用と蓄電池4用とのいずれにも用いることが実施例1と主に異なる。
このため、建物1は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができるうえに、既設のパワーコンディショナ装置3を有効利用することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例5について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図8は、実施例5の建物の改修方法の概略構成を示している。
この実施例5では、改修前、建物1は、分散型発電装置としての太陽光発電装置2,2と、この太陽光発電装置2,2用の旧式である既設のパワーコンディショナ装置3のみを備えている。
そして、改修後には、この既設のパワーコンディショナ装置3はそのまま残して一方の太陽光発電装置2用のパワーコンディショナ装置として利用し、複合型のパワーコンディショナ装置30も設置して、蓄電装置としての蓄電池4を設置するとともに、太陽光発電装置2を増設し、複合型のパワーコンディショナ装置30を、他方の太陽光発電装置2及び増設した太陽光発電装置2用と蓄電池4用とのいずれにも用いることが実施例1と主に異なる。
このため、建物1は、旧式の分散型発電システムを備えた状態から、最新の分散型発電システムを備えた状態にすることができるうえに、既設のパワーコンディショナ装置3を有効利用することができるし、太陽光発電装置2を増設した分、電力の創出量もアップさせることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜5に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜5に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜5では、タイル外壁の外壁1bで実施したが、これに限定されず、その他の外壁で実施してもよい。
また、上記した実施例1〜5では、複合型のパワーコンディショナ装置30を、横架材を用いて取り付けたが、これに限定されず、その他の取付方法を用いて実施してもよい。
また、上記した実施例1〜5では、分散型発電装置として、太陽光発電装置2を用いて実施したが、これに限定されず、風力発電装置等のその他のものを用いて実施してもよい。
1 建物
1a 建物の屋根
1b 建物の外壁
1c 配線用の孔
2 太陽光発電装置(分散型発電装置)
3 既設のパワーコンディショナ装置
30 複合型のパワーコンディショナ装置
4 蓄電池(蓄電装置)
51a 配線
51b 配線
51c 配線
51d 配線
6 横架材
7 取付金具
7a ビス
8 防水ボックス
9 枠材(外壁補強部材)
10 ビス(固定部材)

Claims (9)

  1. 既存の建物に、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにする建物の改修方法であって、
    前記建物に、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置の不足分を設置する工程と、
    前記建物に、前記分散型発電装置用と前記蓄電装置用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置を設置する工程とを有し、
    前記建物のタイル外壁の目地部の表面のみに、前記複合型のパワーコンディショナ装置より高さが小さく幅が大きい横架材を固定し、当該横架材に、前記複合型のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付けることを特徴とする建物の改修方法。
  2. 既存の建物に、分散型発電装置及び蓄電装置の両方が備わるようにする建物の改修方法であって、
    前記建物に、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置の不足分を設置する工程と、
    前記建物に、前記分散型発電装置用と前記蓄電装置用とのいずれにも用いることが可能な複合型のパワーコンディショナ装置を設置する工程とを有し、
    前記建物のタイル外壁の目地部の表面のみに横架材を、排熱スペースを設けて固定し、当該横架材に、前記複合型のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付けることを特徴とする建物の改修方法。
  3. 前記分散型発電装置は、太陽光発電装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の改修方法。
  4. 前記建物に、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置のいずれも無い状態から、前記分散型発電装置及び前記蓄電装置の両方を備えた状態とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物の改修方法。
  5. 前記建物に、前記分散型発電装置のみを備えた状態から、前記蓄電装置も備えた状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を撤去し、前記複合型のパワーコンディショナ装置に交換することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物の改修方法。
  6. 前記建物に、前記分散型発電装置のみを備えた状態から、前記蓄電装置も備えるとともに、前記分散型発電装置を増設した状態とし、既設のパワーコンディショナ装置を前記既設の分散型発電装置用のものとして残すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物の改修方法。
  7. 前記タイル外壁の表面に前記横架材を固定し、当該横架材に、前記複合型のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の建物の改方法。
  8. 前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けることを特徴とする請求項7に記載の建物の改方法。
  9. 前記横架材を固定する固定部材は、前記タイル外壁の前記目地部の裏面の外壁補強部材まで貫通させて固定することを特徴とする請求項7又は8に記載の建物の改方法。
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