JP2016174451A - 太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法、及びパワーコンディショナ装置の取付構造 - Google Patents

太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法、及びパワーコンディショナ装置の取付構造 Download PDF

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茂 榊原
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Abstract

【課題】新規のパワーコンディショナ装置として、特に新式のパワーコンディショナ装置を取り付ける際に好適な、太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法を提供する。
【解決手段】太陽光発電システムを備えた建物1の外壁1bの表面から旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3と、その取付金具を撤去する工程と、外壁1bの表面に横架材6,6を固定する工程と、横架材6,6に新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を、その取付金具7を介して取り付ける工程とから成る構成とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法、及びパワーコンディショナ装置の取付構造に関するものである。
従来から、太陽光発電システムを備えた建物においては、当初は、太陽光発電装置から発電された電力を、DC−ACインバータを内蔵したパワーコンディショナ装置を設置し、その建物内のみで消費することから始まった(例えば特許文献1〜4等を参照)。
特開2001−044482号公報 特開2001−284626号公報 特開2005−336929号公報 特開2011−017175号公報
しかしながら、このような太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナ装置は、時代が進むにつれ、電力会社への売電が可能なように別のDC−ACインバータも内蔵されたものとなり、最近では、建物に蓄電池を設置することも普及し始めたことから、蓄電池に太陽光発電装置で発電された電力を蓄電することが可能なように、DC−DCコンバータも内蔵されたものも開発されている。
そのため、既に太陽光発電システムを備えた建物では、旧式のパワーコンディショナ装置から、新式のパワーコンディショナ装置に交換する需要が見込まれるし、新たに太陽光発電システムを備える建物では、その新式のパワーコンディショナ装置に対応した取付構造が要求される。
そこで、本発明は、新規のパワーコンディショナ装置として、特に新式のパワーコンディショナ装置を取り付ける際に好適な、太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法、及びパワーコンディショナ装置の取付構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法は、太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面から旧パワーコンディショナ装置と、その取付金具を撤去する工程と、前記外壁の表面に横架材を固定する工程と、前記横架材に新規のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付ける工程とから成ることを特徴とする。
ここで、前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けるとよい。
また、前記外壁の表面の前記旧パワーコンディショナ装置の配線用の孔を塞ぎ部材で塞いだ後に、前記横架材を固定し、前記塞ぎ部材を覆うように前記新規のパワーコンディショナ装置を取り付けるとよい。
さらに、前記外壁における前記新規のパワーコンディショナ装置を取り付ける位置の近傍に、新規の配線用の孔を設けるとよい。
また、前記外壁は、タイル外壁の場合もあり、この場合は、前記横架材は、固定部材により、当該タイル外壁の目地部分に固定するとよい。
その場合、前記固定部材を固定する前記タイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、当該固定部材を、当該枠材まで貫通させて固定するとよい。
また、前記横架材には、前記固定部材を通すための孔が設けられたものを用いるとよい。
本発明のパワーコンディショナ装置の取付構造は、太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面に横架材が固定され、当該横架材にパワーコンディショナ装置が、その取付金具を介して取り付けられていることを特徴とする。
ここで、前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けられているとよい。
また、前記外壁における前記パワーコンディショナ装置が取り付けられた位置の近傍に、配線用の孔が設けられているとよい。
さらに、前記外壁は、タイル外壁であり、前記横架材は、固定部材により、当該タイル外壁の目地部分に固定されているとよい。
また、前記固定部材を固定する前記タイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、当該固定部材は、当該枠材まで貫通させて固定されているとよい。
また、前記横架材には、前記固定部材を通すための孔が設けられたものが用いられているとよい。
このような本発明の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法は、太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面から旧パワーコンディショナ装置と、その取付金具を撤去する工程と、外壁の表面に横架材を固定する工程と、横架材に新規のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付ける工程とから成る構成とされている。
上記した構成なので、旧パワーコンディショナ装置が取り付けられていた位置に新規のパワーコンディショナ装置を取り付ければ、経年変化で周囲と色が異なるようになったのも隠れるため、特段の補修をしないで済む。また、旧パワーコンディショナ装置を固定するためにビスを螺合していた穴は避けて横架材を固定するため、新規のパワーコンディショナ装置を、安定した固定強度で固定することができる。
そのうえ、横架材の存在によりできたパワーコンディショナ装置の裏面のスペースで排熱が行えるので、新規のパワーコンディショナ装置として、旧式のパワーコンディショナ装置よりも多機能になり、より排熱量が多い新式のパワーコンディショナ装置を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設ける場合は、交換した新規のパワーコンディショナ装置の取付強度が増すとともに、横架材間に排熱するスペースを確保することができる。
また、外壁の表面の旧パワーコンディショナ装置の配線用の孔を塞ぎ部材で塞いだ後に、横架材を固定し、塞ぎ部材を覆うように新規のパワーコンディショナ装置を取り付ける場合は、塞ぎ部材で防水できるうえに、塞ぎ部材は、新規のパワーコンディショナ装置で隠れるので、特段、美観を確保する処理を行う必要が無い。
さらに、外壁における新規のパワーコンディショナ装置を取り付ける位置の近傍に、新規の配線用の孔を設ける場合は、特に、旧式のパワーコンディショナ装置に比べて、多機能となって配線が多くなる新式のパワーコンディショナ装置の配線にも対応することができる。
また、外壁が、タイル外壁で、横架材は、固定部材により、このタイル外壁の目地部分に固定する場合は、固定部材は、タイル外壁のタイル部分で固定されると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
さらに、固定部材を固定するタイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、固定部材を、枠材まで貫通させて固定する場合は、横架材をより強固に固定することができる。
また、横架材には、固定部材を通すための孔が設けられたものを用いる場合は、固定部材の先端部分が、横架材の孔に通した状態で固定作業を行えるので、固定部材を確実にタイル外壁の目地部分に固定することができる。
このような本発明のパワーコンディショナ装置の取付構造は、太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面に横架材が固定され、横架材にパワーコンディショナ装置が、その取付金具を介して取り付けられた構成とされている。
上記した構成なので、横架材の存在によりできたパワーコンディショナ装置の裏面のスペースで排熱が行えるので、旧式のパワーコンディショナ装置よりも多機能になり、より排熱量が多い新式のパワーコンディショナ装置を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けられている場合は、パワーコンディショナ装置の取付強度が増すとともに、横架材間に排熱するスペースを確保することができる。
また、外壁におけるパワーコンディショナ装置が取り付けられた位置の近傍に、配線用の孔が設けられている場合は、特に、旧式のパワーコンディショナ装置に比べて、多機能となって配線が多くなる新式のパワーコンディショナ装置の配線にも対応することができる。
さらに、外壁は、タイル外壁であり、横架材は、固定部材により、タイル外壁の目地部分に固定されている場合は、固定部材は、タイル外壁のタイル部分で固定されると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
また、固定部材を固定するタイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、固定部材は、枠材まで貫通させて固定されている場合は、横架材をより強固に固定することができる。
さらに、横架材には、固定部材を通すための孔が設けられたものが用いられている場合は、固定部材の先端部分が、横架材の孔に通した状態で固定作業を行えるので、固定部材を確実にタイル外壁の目地部分に固定することができる。
実施例1の太陽光発電システムを備えた建物の概略構成を示す説明図である。 実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法の完成図であって、実施例1のパワーコンディショナ装置の取付構造の概略構成を示す説明図である。 実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法において、旧パワーコンディショナ装置とその取付金具を撤去した段階を示す図である。 実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法において、旧パワーコンディショナ装置の配線用の孔を塞ぎ部材で塞ぎ、外壁に新規の配線用の孔を設けた段階を示す図である。 実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法において、横架材を固定し、横架材に新規のパワーコンディショナ装置の取付金具を固定するとともに、新規の配線用の孔を防水ボックスで塞いだ段階を示す図である。 実施例2の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法の完成図であって、実施例2のパワーコンディショナ装置の取付構造の概略構成を示す説明図である。 実施例3のパワーコンディショナ装置の取付構造の概略構成を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1は、実施例1の太陽光発電システムを備えた建物1の概略構成を示している。
この建物1は、屋根1aの上に太陽光発電装置としての太陽光発電モジュールパネル2が設置されている。
また、この建物1の外壁1bの表面には、パワーコンディショナ装置3が取り付けられている。
なお、この建物1は、複数の建物ユニットから成るユニット建物であり、外壁1bと内壁との間の隙間空間を利用して、太陽光発電モジュールパネル2とパワーコンディショナ装置3とが、配線4で接続されている。
そして、図示は省略したが、パワーコンディショナ装置3は、建物1内部の分電盤とも配線で接続されており、太陽光発電モジュールパネル2で発電した電力を、建物1内で消費可能となっている。
次に、実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法について説明する。
この実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法は、図2に示したように、太陽光発電モジュールパネル2で発電した電力を建物1内のみで消費するタイプに対応した旧式のパワーコンディショナ装置3から、電力会社への売電が可能、且つ、建物1に設置した蓄電池に太陽光発電モジュールパネル2で発電された電力を蓄電することも可能なタイプに対応した新式のパワーコンディショナ装置30へ交換する方法である。
まず、旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3と、その取付金具を撤去すると、図3に示したように、パワーコンディショナ装置3の配線用の孔1cがあいた状態となる。
続いて、図4に示したように、この配線用の孔1cを、薄板状の塞ぎ部材5で塞ぐとともに、その上側と右側に、新規の配線用の孔1d,1eを設ける。
続いて、図5に示したように、外壁1bの表面の旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3が取り付けられていた位置に、垂直方向に間隔をあけて、2つの横架材6,6を固定して設ける。
また、2つの横架材6,6には、新規の取付金具7を、ビス7a,・・・で固定する。
さらに、その上側と右側とに設けた新規の配線用の孔1d,1eは、防水ボックス8a,8bを被せて塞ぐ。
なお、建物1の外壁1bはタイル外壁であり、横架材6,6は、ビス孔を有し、このタイル外壁の目地部分に固定部材としてのビス10,・・・により固定されている。
また、この固定部材としてのビス10,・・・が固定されるタイル外壁の目地部分の裏面には、外壁1bを補強する枠材9が設けられており、ビス10,・・・は、この枠材9まで貫通させて固定する。
最後に、新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付け、配線11a,11b,11c,11dを配線すると、図2に示したように、実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法の交換作業が終わり、実施例1のパワーコンディショナ装置の取付構造となる。
なお、配線11aは、パワーコンディショナ装置30と新たに設置した図示省略の蓄電池とを防水ボックス8bを介して接続するものである。
また、配線11b,11dは、パワーコンディショナ装置30と太陽光発電装置としての太陽光発電モジュールパネル2とを防水ボックス8a,8bを介して接続するものである。
さらに、配線11cは、パワーコンディショナ装置30と図示省略の分電盤とを防水ボックス8bを介して接続するものである。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法は、太陽光発電システムを備えた建物1の外壁1bの表面から旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3と、その取付金具を撤去する工程と、外壁1bの表面に横架材6,6を固定する工程と、横架材6,6に新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を、その取付金具7を介して取り付ける工程とから成る構成とされている。
上記した構成なので、旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3が取り付けられていた位置に新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付ければ、経年変化で周囲と色が異なるようになったのも隠れるため、特段の補修をしないで済む。また、旧パワーコンディショナ装置3を固定するために螺合していたビスの穴は避けて横架材6,6を固定部材としてのビス10,・・・で固定するため、新規のパワーコンディショナ装置30を、安定した固定強度で固定することができる。
そのうえ、横架材6,6の存在によりできたパワーコンディショナ装置30の裏面のスペースで排熱が行えるので、新規のパワーコンディショナ装置として、旧式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3よりも多機能になり、より排熱量が多い新式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材6は、垂直方向に間隔をあけて、2つ設ける。
このため、交換した新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30の取付強度が増すとともに、横架材6,6間に排熱するスペースを確保することができる。
また、外壁1bの表面の旧パワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3の配線用の孔1cを塞ぎ部材5で塞いだ後に、横架材6,6を固定し、塞ぎ部材5を覆うように新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付ける。
このため、塞ぎ部材5で防水できるうえに、塞ぎ部材5は、新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30で隠れるので、特段、美観を確保する処理を行う必要が無い。
さらに、外壁1bにおける新規のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付ける位置の近傍に、新規の配線用の孔1d,1eを設ける。
このため、特に、旧式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3に比べて、多機能となって配線が多くなる新式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30の配線にも対応することができる。
また、外壁1bは、タイル外壁であり、横架材6,6は、固定部材としてのビス10,・・・により、タイル外壁の目地部分に固定する。
このため、固定部材としてのビス10,・・・は、タイル外壁のタイル部分で固定されると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
さらに、固定部材としてのビス10,・・・を固定するタイル外壁の目地部分の裏面には、枠材9が設けられており、固定部材としてのビス10,・・・を、枠材9まで貫通させて固定する。
このため、横架材6,6をより強固に固定することができる。
また、横架材6,6には、固定部材としてのビス10,・・・を通すためのビス孔が設けられたものを用いる。
このため、固定部材としてのビス10,・・・の先端部分が、横架材6のビス孔に通した状態で固定作業を行えるので、固定部材を確実にタイル外壁の目地部分に固定することができる。
このような実施例1のパワーコンディショナ装置の取付構造は、太陽光発電システムを備えた建物1の外壁1bの表面に横架材6,6が固定され、横架材6,6にパワーコンディショナ装置30が、その取付金具7を介して取り付けられた構成とされている。
上記した構成なので、横架材6,6の存在によりできたパワーコンディショナ装置30の裏面のスペースで排熱が行えるので、旧式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3よりも多機能になり、より排熱量が多い新式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30を取り付ける際に特に好適である。
ここで、横架材6は、垂直方向に間隔をあけて、設けられている。
このため、パワーコンディショナ装置30の取付強度が増すとともに、横架材6,6間に排熱するスペースを確保することができる。
また、外壁1bにおけるパワーコンディショナ装置30が取り付けられた位置の近傍に、配線用の孔1d,1eが設けられている。
このため、特に、旧式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置3に比べて、多機能となって配線が多くなる新式のパワーコンディショナ装置であるパワーコンディショナ装置30の配線にも対応することができる。
さらに、外壁1bは、タイル外壁であり、横架材6,6は、固定部材としてのビス10,・・・により、タイル外壁の目地部分に固定されている。
このため、固定部材としてのビス10,・・・は、タイル外壁のタイル部分で固定されると、亀裂が入ってしまうが、この弊害を防止することができる。
また、固定部材としてのビス10,・・・を固定するタイル外壁の目地部分の裏面には、枠材9が設けられており、固定部材としてのビス10,・・・は、枠材9まで貫通させて固定されている。
このため、横架材6,6をより強固に固定することができる。
さらに、横架材6,6には、固定部材としてのビス10,・・・を通すためのビス孔が設けられたものが用いられている。
このため、固定部材としてのビス10,・・・の先端部分が、横架材6のビス孔に通した状態で固定作業を行えるので、固定部材としてのビス10,・・・を確実にタイル外壁の目地部分に固定することができる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図6は、実施例2の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法の完成図であって、実施例2のパワーコンディショナ装置の取付構造の概略構成を示している。
この実施例2では、建物1の屋根1aの上に、太陽光発電装置としての太陽光発電モジュールパネル2を増設し、この増設した太陽光発電モジュールパネル2とパワーコンディショナ装置30とを接続するために、配線11eを設けたことが実施例1と主に異なる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図7は、実施例3のパワーコンディショナ装置の取付構造の概略構成を示している。
この実施例3では、建物1の屋根1aの上に、太陽光発電装置としての太陽光発電モジュールパネル2を新たに設置し、図示省略の蓄電池も新たに設置して、新たに太陽光発電システムを備える建物1であり、この新たに設置した太陽光発電モジュールパネル2とパワーコンディショナ装置30とを接続するために、配線11aの代わりに配線11fを設けたことが実施例1と主に異なる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜3に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜3では、建物1を、ユニット建物として実施したが、これに限定されず、軸組建物等のその他の建物で実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、タイル外壁の外壁1bで実施したが、これに限定されず、その他の外壁で実施してもよい。
1 建物
1a 建物の屋根
1b 建物の外壁
1c 旧パワーコンディショナ装置の配線用の孔
1d 新規のパワーコンディショナ装置の配線用の孔
1e 新規のパワーコンディショナ装置の配線用の孔
2 太陽光発電モジュールパネル(太陽光発電装置)
3 パワーコンディショナ装置(旧パワーコンディショナ装置)
30 パワーコンディショナ装置(新規のパワーコンディショナ装置)
4 配線
5 塞ぎ部材
6 横架材7 取付金具
7a ビス
8a 防水ボックス
8b 防水ボックス
9 枠材
10 ビス(固定部材)
11a 配線
11b 配線
11c 配線
11d 配線
11e 配線
11f 配線

Claims (13)

  1. 太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面から旧パワーコンディショナ装置と、その取付金具を撤去する工程と、
    前記外壁の表面に横架材を固定する工程と、
    前記横架材に新規のパワーコンディショナ装置を、その取付金具を介して取り付ける工程とから成ることを特徴とする太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  2. 前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  3. 前記外壁の表面の前記旧パワーコンディショナ装置の配線用の孔を塞ぎ部材で塞いだ後に、前記横架材を固定し、前記塞ぎ部材を覆うように前記新規のパワーコンディショナ装置を取り付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  4. 前記外壁における前記新規のパワーコンディショナ装置を取り付ける位置の近傍に、新規の配線用の孔を設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  5. 前記外壁は、タイル外壁であり、前記横架材は、固定部材により、当該タイル外壁の目地部分に固定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  6. 前記固定部材を固定する前記タイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、当該固定部材を、当該枠材まで貫通させて固定することを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  7. 前記横架材には、前記固定部材を通すための孔が設けられたものを用いることを特徴とする請求項5又は6に記載の太陽光発電システムを備えた建物におけるパワーコンディショナ装置の交換方法。
  8. 太陽光発電システムを備えた建物の外壁の表面に横架材が固定され、当該横架材にパワーコンディショナ装置が、その取付金具を介して取り付けられていることを特徴とするパワーコンディショナ装置の取付構造。
  9. 前記横架材は、垂直方向に間隔をあけて、少なくとも2つ設けられていることを特徴とする請求項7に記載のパワーコンディショナ装置の取付構造。
  10. 前記外壁における前記パワーコンディショナ装置が取り付けられた位置の近傍に、配線用の孔が設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載のパワーコンディショナ装置の取付構造。
  11. 前記外壁は、タイル外壁であり、前記横架材は、固定部材により、当該タイル外壁の目地部分に固定されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のパワーコンディショナ装置の取付構造。
  12. 前記固定部材を固定する前記タイル外壁の目地部分の裏面には、枠材が設けられており、当該固定部材は、当該枠材まで貫通させて固定されていることを特徴とする請求項11に記載のパワーコンディショナ装置の取付構造。
  13. 前記横架材には、前記固定部材を通すための孔が設けられたものが用いられていることを特徴とする請求項11又は12に記載のパワーコンディショナ装置の取付構造。
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