JP5869331B2 - ソーラパネル取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、壁の第1取付部に、ソーラパネルの上縁部に備えた上縁取付部を取り付けると共に、前記壁における前記第1取付部の下方に位置する第2取付部に、前記ソーラパネルの下縁部に備えた下縁取付部を取り付けるソーラパネル取付方法に関する。
従来、ソーラパネルは、効率よく太陽光を受光するために、その面を太陽の方向に向けて設置するのが一般的で、陸屋根の上に並べて設置することが多い。
その場合のソーラパネルの取り付けは、先ず、屋根面に間隔をあけて2本のレール部材を固定しておく。
次に、これらのレール部材を、第1取付部と第2取付部とし、ソーラパネルには、両縁部にそれぞれ第1取付部と第2取付部に対応した縁部取付部を設けておく。
ソーラパネルを、レール部材からなる第1取付部と第2取付部の上の所定位置に載置した状態で、第1取付部と第2取付部とに、それぞれ両縁部の縁部取付部をボルトによって固着する手順でソーラパネルの取り付けが行われている(例えば、特許文献1参照)。
従って、壁にソーラパネルを取り付ける場合も、このソーラパネル取付方法を実施することが考えられる。
特開2010−163794号公報(図1、図4、図5)
上述した従来のソーラパネル取付方法によれば、取付対象が傾斜の殆どない面(陸屋根)であるから、ソーラパネルをレール部材上に載置した状態で、レール部材上でのソーラパネルの位置合わせや、固定等の作業を実施することができる。即ち、ソーラパネルの重量は常にレール部材によって支持されているから、人力で支えておく必要が無く、少人数でも簡単に取付作業を実施することができる。
しかし、取付対象が傾斜した屋根面や、外壁面である場合は、ソーラパネルの重量の内、取付対象面に沿った方向の分力が増加するから、その分力の作用によってソーラパネルがレール部材からズレ落ちる虞がある。
よって、取付対象部が傾斜面(又は鉛直面)の場合は、ソーラパネルの位置合わせや固定等の作業中、常に、ズレ落ちないようにソーラパネルを支持しておく必要があり、取付作業効率が低下しやすいと共に、余分な人員が必要となり作業コストが増大する問題がある。
尚、傾斜した屋根面や外壁面等の取付対象を、以後、総称して壁という。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、最小限の人員で効率よく壁にソーラパネルを取り付けることができるソーラパネル取付方法を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、壁の第1取付部に、ソーラパネルの上縁部に備えた上縁取付部を取り付けると共に、前記壁における前記第1取付部の下方に位置する第2取付部に、前記ソーラパネルの下縁部に備えた下縁取付部を取り付けるソーラパネル取付方法であって、前記第1取付部と前記第2取付部との少なくとも何れか一方を、壁面に沿う横軸部を備えて構成しておくと共に、前記横軸部に掛止可能な掛止部を、前記上縁取付部と前記下縁取付部との何れか対応する一方に備えておき、取り付けた前記ソーラパネルを壁面に沿って横スライド可能なスライド機構を、前記第1取付部と前記第2取付部とに備えておき、前記横軸部に前記掛止部が掛止するように前記ソーラパネルを配置して、残りの取付部どうしを固定するところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、壁にソーラパネルを設置するのに、壁に備えた横軸部に、ソーラパネルの掛止部を掛止させるから、その状態では、ソーラパネルの重量は、掛止部と横軸部とを介して壁で支持されることになる。よって、ソーラパネルの位置合わせや固定等の作業中、人がソーラパネルの重量を下から支持しておく必要が無くなり、余分な人手が掛からなくなる。その結果、作業コストの低減を図ることができる。
また、横軸部に掛止部を掛止させれば、壁に対するソーラパネルの上下位置が決まるので、残りの取付部どうしの相対上下位置も決まり、取付部どうしの固定作業の際に余分な位置合わせをしなくても精度良く固定することができ、作業効率の向上を図ることができる。
以上の結果、壁へのソーラパネルの取り付けを、最小限の人員で効率よく且つ精度良く行うことができる。
また、壁にソーラパネルを取り付けた状態で、壁面での横方向の位置を変更できるから、例えば、横に複数のソーラパネルを連ねて設置するような場合、ソーラパネルを壁に取り付けた後、順次横送りをして所定位置に移動させることが可能となり、取付作業の簡便化を図ることができる。
本発明の第2の特徴構成は、前記第1取付部は横軸部を備えた構成とし、前記上縁取付部は掛止部を備えた構成とするところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、ソーラパネルの上縁側で、横軸部と掛止部との掛止を行うから、ソーラパネルの重心は、掛止箇所より下方に位置しており、安定した支持状態を維持できる。従って、ソーラパネルの下縁側における取付部どうしの固定作業を、他の行為に煩わされることなく実施でき、作業効率をより向上させることができる。
本発明の第3の特徴構成は、前記下縁取付部での前記壁と前記ソーラパネルとの距離を調整して、前記ソーラパネルの傾斜角度を調整するところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、横軸部に掛止部を掛止させてあることで、横軸部の周りに掛止部が回転できるから、それに伴ってソーラパネルの傾斜角度を変化させることができる。よって、前記下縁取付部での前記壁と前記ソーラパネルとの距離を調整するだけで、簡単に任意の傾斜角度にソーラパネルを設置することができる。
因みに、前記下縁取付部での前記壁と前記ソーラパネルとの距離の調整は、例えば、第2取付部や下縁取付部に係わる部品の長さを変更することで、簡単に実施することができる。
ソーラパネルの取付状況を示す斜視図 ソーラパネルの取付状況を示す横断面図 ソーラパネルの取付手順を示す斜視図 ソーラパネルの取付手順を示す斜視図 ソーラパネルの取付手順を示す斜視図 パネル掛止用ピースを示す分解斜視図 パネル掛止用ピースを示す斜視図 パネル固定用ピースを示す分解斜視図 パネル固定用ピースを示す斜視図 別実施形態のソーラパネルの取付状況を示す横断面図 別実施形態のソーラパネルの取付状況を示す横断面図 別実施形態のソーラパネルの取付状況を示す横断面図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2は、本発明のソーラパネル取付方法によって壁1にソーラパネル30が取り付けられている状況を示している。
ソーラパネル30は、壁1の第1取付部1Aに、ソーラパネル30の上縁部に備えたパネル取付プレート(上縁取付部に相当)30Aを取り付けると共に、壁1における第1取付部1Aの下方に位置する第2取付部1Bに、ソーラパネル30の下縁部に備えたパネル固定プレート(下縁取付部に相当)30Bを取り付けてある。
壁1は、例えば、鉄筋コンクリート製で構成してある。
壁1には、上下間隔をあけて、それぞれ横配置の一対のレール部材2が取り付けてある。壁1への取り付けは、壁1に予め設置した雌ネジアンカー1aに対して、雄ネジ部材3を螺合させて締め付けることで実施されている。
上下一対のレール部材2は、同様の部材を、上下姿勢を逆転させて壁に取り付けられている。
ここでは、上段のレール部材2Aを主に説明する。
上段のレール部材2Aは、図2に示すように、上下に間隔をあけて長手方向に沿ってそれぞれ設けられた第1リブ4と、第2リブ5と、第3リブ6と、それら各リブにわたって一体に設けられた第1ウェブ7と、第2ウェブ8とを設けて構成してある。
前記各リブ4,5,6は、両ウェブ7,8の表裏にそれぞれ突出する状態に設けられている。
第1リブ4と第2リブ5との表側に突出している部分で互いに対向している対向面には、それぞれアリ溝4a,5aが形成してあり、これらアリ溝4a,5aには、レール長手方向に沿ってスライド自在にパネル掛止用ピース9が嵌合させてある。
パネル掛止用ピース9は、図6に示すように、2つで1組を構成し、レール表面より表側に突出した部分9aに、レール長手方向に沿って貫通するボルト挿通穴9bがそれぞれ形成してある。パネル掛止用ピース9は、レール長手方向に間隔をあけた状態に配置され、これらボルト挿通穴9bに、一本の取付用ボルト(横軸部に相当)10を挿通させて、螺合させたナット11によって前記突出した部分9aを挟持する状態で一体化が図られている。
因みに、図7に示すように、取付用ボルト10の中央に取り付けられたナット11の間隔は、後述するパネル取付プレート(上縁取付部に相当)30Aの外形寸法以上の寸法に設定してあり、パネル取付プレート30Aを取付用ボルト10に対して径方向に沿った操作方向で掛止させることができるように構成されている(図4参照)。
第2リブ5と第3リブ6との間の第2ウェブ8には、図2に示すように、前記雄ネジ部材3を挿通させるネジ挿通孔8aが形成してある。また、第2ウェブ8の裏面側には、ネジ挿通孔8aを挟んだ上下位置に、レール長手方向に沿った補助リブ8bがそれぞれ形成されている。
この一対の補助リブ8bによれば、雄ネジ部材3の締め付けによる第2ウェブ8の変形を抑制することができると共に、補助リブ8b間の空間を雄ネジ部材3の周りの防水シール用空間として利用することができる。因みに、壁1へのレール部材2Aの取り付けに伴っては、補助リブ8b間に、不定形(又は、定形)のシール材12を設ける。
上段のレール部材2Aとパネル掛止用ピース9と取付用ボルト10とナット11とによって第1取付部1Aが構成されている。
また、第1取付部1Aにおいては、アリ溝4a,5aとパネル掛止用ピース9との嵌合構造によって、パネル掛止用ピース9を介して掛止させたソーラパネル30を壁面に沿って横スライドさせることができる。前記アリ溝4a,5aとパネル掛止用ピース9とでスライド機構Sが構成されている。
下段のレール部材2Bは、上述のとおり、上段のレール部材2Aの上下を反転させた状態で壁1に取り付けられている。
アリ溝4a,5aには、先のパネル掛止用ピース9に替えて、パネル固定用ピース13が嵌合させてある。
パネル固定用ピース13は、図8に示すように、パネル掛止用ピース9とは異なり、単独で用いられる。レール表面より表側に突出した部分13aには、レール長手方向に沿って貫通するボルト挿通穴13bが形成してある。
パネル固定用ピース13の突出した部分13aを挟持する状態に後述するパネル固定プレート(下縁取付部に相当)30Bを配置し、図9に示すように、ボルト挿通穴13bに固定用ボルト14を挿通してナット15を締め付けることで、パネル固定プレート30Bをパネル固定用ピース13に固定することができる。
下段のレール部材2Bとパネル固定用ピース13と固定用ボルト14とナット15とによって第2取付部1Bが構成されている(図2参照)。
また、第2取付部1Bにおいては、アリ溝4a,5aとパネル固定用ピース13との嵌合構造によって、パネル固定用ピース13を介して固定させたソーラパネル30を壁面に沿って横スライドさせることができる。前記アリ溝4a,5aとパネル固定用ピース13とでスライド機構Sが構成されている。
ソーラパネル30は、図1に示すように、矩形パネルとして構成してあり、上縁部の左右両端部には、それぞれパネル取付プレート30Aが裏面側に突出する状態に取り付けてあり、下縁部の左右両端部には、それぞれパネル固定プレート30Bが裏面側に突出する状態に取り付けてある。
パネル取付プレート30Aは、図2に示すように、ソーラパネル30の上端面に沿う上面部16と、上面部16から下方に屈曲してソーラパネル30の裏面に沿う裏面部17と、裏面部17の左右縁部からソーラパネル30の裏面側にそれぞれ突出する縦面部(掛止部に相当)18とを備えて構成してある。
裏面部17は、ソーラパネル30に対してネジ固定してある。
縦面部18には、下方に開口部を備えた切欠き18aがそれぞれ形成してある。第1取付部1Aの取付用ボルト10に対してこの切欠き18aを外嵌させることで、縦面部18は取付用ボルト10に掛止する。従って、ソーラパネル30を壁1に取り付ける際には、上縁部の左右両端部に位置するパネル取付プレート30Aを、取付用ボルト10に掛止させるだけで、ソーラパネル30の重量を、パネル掛止用ピース9から上段のレール部材2Aを介して壁1に支持させることができる。
パネル固定プレート30Bは、ソーラパネル30の下端面に沿う下面部19と、下面部19から上方に屈曲してソーラパネル30の裏面に沿う裏面部20と、裏面部20の左右縁部からソーラパネル30の裏面側にそれぞれ突出する縦面部21とを備えて構成してある。
裏面部20は、ソーラパネル30に対してネジ固定してある。
縦面部21には、固定用ボルト14を挿通させるボルト挿通孔20aがそれぞれ形成してある。
ソーラパネル30を取付用ボルト10周りに揺動させて、パネル固定用ピース13のボルト挿通穴13bに、パネル固定プレート30Bのボルト挿通孔20aの位置を合わせ、ボルト挿通穴13bとボルト挿通孔20aとに固定用ボルト14を挿通させてナット15を締め付けることでパネル固定プレート30Bとパネル固定用ピース13とを固定できる。
壁1へのソーラパネル30の取付手順について説明する。
[1]図3に示すように、壁1の所定位置に、レール部材2を固定する。
[2]図3に示すように、上段のレール部材2Aには、一対のパネル掛止用ピース9をアリ溝4a,5aに内嵌させて、取付用ボルト10とナット11とを使用して一体のピース体Pを形成しておく。1枚のソーラパネル30を取り付けるには、パネル左右両端部に配置するため、最低2つのピース体Pを使用する。
下段のレール部材2Bには、パネル固定用ピース13をアリ溝4a,5aに内嵌させておく。使用個数は、ピース体Pと同様に、最低2つのパネル固定用ピース13を使用する。
[3]図4に示すように、ソーラパネル30の上縁部における左右端部には、それぞれパネル取付プレート30Aを、ソーラパネル30の下縁部における左右端部には、それぞれパネル固定プレート30Bを取り付けておき、パネル取付プレート30Aの縦面部18を、パネル掛止用ピース9の取付用ボルト10に掛止させる。
[4]図5に示すように、ソーラパネル30を取付用ボルト10の周りに壁1側へ揺動させ、パネル固定用ピース13にパネル固定プレート30Bをボルト固定する。
以上の手順で、1枚のソーラパネル30を壁1に取り付けることができる。
また、取り付けた状態で、レール部材2に沿ってソーラパネル30を横スライドさせることができ、所定の位置まで横移動して、固定することができる。
従って、複数枚のソーラパネル30を取り付ける場合は、それぞれの取付位置で個別に取り付ける方法の他に、一個所で取り付けて、横にスライド移動させ、移動跡に次のソーラパネル30を取り付ける方法も可能である。
本実施形態のソーラパネル取付方法によれば、壁1に備えた第1取付部1Aに、ソーラパネル30のパネル取付プレート30Aを掛止させてから、第2取付部1Bとパネル固定プレート30Bとを固定するので、ソーラパネル30の位置合わせや固定等の作業中、人がソーラパネル30の重量を下から支持しておく必要が無くなり、余分な人手が掛からなくなって、作業コストの低減を図ることができる。
また、掛止状態で壁1に対するソーラパネル30の上下位置が決まるので、最小限の人員で効率よく且つ精度良く、ソーラパネルの取付固定を行うことができる。
更には、スライド機構Sによってソーラパネル30を壁1に取り付けた後、順次横送りをして所定位置に移動させることが可能となり、取付作業の簡便化を図ることができる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 壁1は、先の実施形態で説明した鉛直に沿った壁面を備えたものに限るものではなく、例えば、傾斜面として形成されているものであってもよい。従って、ここでいう壁1とは、建物の部位としての壁に限らず、傾斜した屋根面等も含むものである。
〈2〉 ソーラパネル30の取付姿勢は、先の実施形態で説明した鉛直面に沿って取り付けられたものに限らず、例えば、図10に示すように、上向きに傾斜したものであってもよい。この実施形態の場合、下縁取付部(パネル固定プレート)30Bの縦面部21を対象として、ソーラパネル30の厚み方向に沿った長さ寸法を先の実施形態のものよりも長く形成することで、壁1とソーラパネル30下端部との距離を離し、ソーラパネル30の傾斜角度を調整してある。
〈3〉 横軸部(取付用ボルト)10は、第1取付部1Aに、掛止部(縦面部)18は、上縁取付部(パネル取付プレート)30Aに備える構成に限るものではなく、例えば、図11に示すように、横軸部(取付用ボルト)10は、第2取付部1Bに、掛止部(縦面部)18は、下縁取付部(パネル取付プレート)30Bに備えるものであってもよい。
この実施形態の場合、ソーラパネル30の下縁側を壁に掛止させた後、上縁側で壁に固定する手順となる。
〈4〉 第1取付部1A、第2取付部1Bは、先の実施形態で説明した形状のレール部材2やパネル掛止用ピース9やパネル固定用ピース13を備えた構成に限るものではなく、例えば、図12に示すように、先のレール部材2の第2ウェブ8と第3リブ6を省略した形状のレール部材2を備えた構成であってもよい。
このレール部材2においては、第1ウェブ7にネジ挿通孔7aと2条の補助リブ7bとを設けてあり、上下対称形状に構成してある。また、アリ溝4a,5aにスライド自在に嵌合してあるパネル掛止用ピース9とパネル固定用ピース13とは、前記ネジ挿通孔7aに挿通させた雄ネジ部材3の頭部との干渉を避けるために、対応部分を切り欠いてある。
この実施形態の第1取付部1A、第2取付部1Bによれば、レール部材2の上下幅寸法が、先の実施形態のものより小さくなるので、使用材量を抑えて部材コストの低減化が可能となる。更には、ソーラパネル30に対して壁1から引き剥がす方向の外力が作用した場合に、レール部材2に対する外力の作用位置(取付用ボルト10や固定用ボルト14の位置)が、雄ネジ部材3の軸心と一致するから、レール部材2に偏芯応力が作用せず、より高い固定度を発揮することができる。
また、シール材12は、両補助リブ8bの間と、その上の第1リブ4との間の空間に施工されている。
また、第1取付部1Aと第2取付部1Bとにレール部材2を備えた構成に限るものではなく、例えば、レール部材2に替えて短尺の部材を備えたものであってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 壁
1A 第1取付部
1B 第2取付部
10 取付用ボルト(横軸部に相当)
18 縦面部(掛止部に相当)
30 ソーラパネル
30A パネル取付プレート(上縁取付部に相当)
30B パネル固定プレート(下縁取付部に相当)
S スライド機構

Claims (3)

  1. 壁の第1取付部に、ソーラパネルの上縁部に備えた上縁取付部を取り付けると共に、前記壁における前記第1取付部の下方に位置する第2取付部に、前記ソーラパネルの下縁部に備えた下縁取付部を取り付けるソーラパネル取付方法であって、
    前記第1取付部と前記第2取付部との少なくとも何れか一方を、壁面に沿う横軸部を備えて構成しておくと共に、
    前記横軸部に掛止可能な掛止部を、前記上縁取付部と前記下縁取付部との何れか対応する一方に備えておき、
    取り付けた前記ソーラパネルを壁面に沿って横スライド可能なスライド機構を、前記第1取付部と前記第2取付部とに備えておき、
    前記横軸部に前記掛止部が掛止するように前記ソーラパネルを配置して、残りの取付部どうしを固定するソーラパネル取付方法。
  2. 前記第1取付部は横軸部を備えた構成とし、前記上縁取付部は掛止部を備えた構成とする請求項1に記載のソーラパネル取付方法。
  3. 前記下縁取付部での前記壁と前記ソーラパネルとの距離を調整して、前記ソーラパネルの傾斜角度を調整する請求項2に記載のソーラパネル取付方法。
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