JP2009270287A - 外壁補修方法 - Google Patents

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Hideji Ozeki
秀二 大関
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Abstract

【課題】外壁の補修に於いて、工期の短縮、施工コストの低減を図る外壁補修方法を提供する。
【解決手段】鉛直方向に延びる胴縁4が水平方向に所定の間隔で設けられ、該胴縁4に外壁パネル5が設けられた構造を有する外壁の外壁補修方法であって、前記外壁パネル5の外面に鋼板パネル11を設け、該鋼板パネル11を前記外壁パネル5を貫通させたボルト12によって前記胴縁に固定し、前記鋼板パネル11により既存の外壁パネル5の外面に新規鋼板パネル壁13を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体駐車装置、或は倉庫等の建造物の外壁補修方法、特に既設の建造物に新規に外壁を追加施工する場合の外壁補修方法に関するものである。
先ず、立体駐車装置、或は倉庫等の建造物の外壁の構造について図3〜図6により説明する。
図3は立体駐車装置1の外観を示し、図4は図3のB矢視図を示し、図5は外壁の一部拡大図、図6は図5のC−C矢視図をそれぞれ示している。
図4中、2は型鋼からなる縦構造部材であり、該縦構造部材2は水平方向に所要の間隔で立設され、又、該縦構造部材2,2間には上下方向に所要の間隔で型鋼からなる水平構造部材3が設けられ壁部鉄骨が構成される。前記縦構造部材2、前記水平構造部材3には鉛直方向に延びる胴縁4が水平方向に所定の間隔で取付けられている。
該胴縁4には外壁パネル5がステンレス製の螺子6により固定される。前記外壁パネル5は、芯材を表裏面に石綿スレートで挾んで成形したサンドイッチパネルであり、前記胴縁4は前記外壁パネル5が取付けられる様、該外壁パネル5の取付けピッチに合わせて前記胴縁4,4の間隔が設定されている。
又、前記外壁パネル5,5間に生じる隙間(目地)には、防水の為にコーキング材16が充填されている(図6参照)。
尚、図4中、7は天井部の梁として設けられた型鋼であり、8はルーフデッキ、9は外壁の上端部に設けられた笠木、10は水切りである。
上記した様に、前記外壁パネル5,5間の目地には、防水の為にコーキング材16が充填されているが、該コーキング材16は経時的に硬化してひび割れし、防水効果が低下する。前記コーキング材16のひびから水が漏水すると、前記外壁パネル5に浸透し、該外壁パネル5がひび割れし、交換が必要となる場合もある。前記外壁パネル5の交換は、大掛りな改修工事となり、工期が掛ると共に費用が掛る。この為、前記コーキング材16の劣化に伴い所定期間経過後、補修する必要がある。
従来の補修方法としては、硬化したコーキング材16を除去して、新たにコーキング材16を充填する方法があるが、コーキング材16の寿命が7年〜8年と短く、やはり補修コストが大きい。
特開昭61−130548号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、コーキング材の劣化に伴う補修工事で、劣化の対象となるコーキング材を使用することなく、又補修間隔を長くし、又外壁パネルの延命を図る外壁補修方法を提供するものである。
本発明は、鉛直方向に延びる胴縁が水平方向に所定の間隔で設けられ、該胴縁に外壁パネルが設けられた構造を有する外壁の外壁補修方法であって、前記外壁パネルの外面に鋼板パネルを設け、該鋼板パネルを前記外壁パネルを貫通させたボルトによって前記胴縁に固定し、前記鋼板パネルにより既存の外壁パネルの外面に新規鋼板パネル壁を形成する外壁補修方法に係り、又前記鋼板パネルは横長の姿勢で取付けられる外壁補修方法に係り、更に又既存の外壁の上端部、前記新規鋼板パネル壁の上端部を覆う様に、笠木カバーが取付けられる外壁補修方法に係るものである。
本発明によれば、鉛直方向に延びる胴縁が水平方向に所定の間隔で設けられ、該胴縁に外壁パネルが設けられた構造を有する外壁の外壁補修方法であって、前記外壁パネルの外面に鋼板パネルを設け、該鋼板パネルを前記外壁パネルを貫通させたボルトによって前記胴縁に固定し、前記鋼板パネルにより既存の外壁パネルの外面に新規鋼板パネル壁を形成するので、既存の外壁パネルの目地を修復する必要がなく、又既存の壁を加工、取替えの必要がなく、鋼板パネルを設ける為の部材を別途取付ける必要がないので、短い工期で、而も低コストで施工でき、又外壁の寿命を延長できると共に外観の向上が図れるという優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
本発明では、既存の外壁パネルを取外すことなく、該外壁パネルの表面に防錆処理した鋼板を取付け、新規の外壁を形成するものである。
図1中、図4中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
縦構造部材2には外壁パネル5を取付ける為の胴縁4が取付けられ、該胴縁4に前記外壁パネル5が螺子により固定され、該外壁パネル5,5間の目地には防水の為のコーキング処理がされている。
コーキング材16が劣化し、補修が必要となった場合に本発明が実施され、既存の外壁に対して、前記外壁パネル5の取外し、或は該外壁パネル5の交換等をすることなく既存の外壁パネル5の外側から、鋼板パネル11が取付けられる。
該鋼板パネル11は断面が、矩形波、台形波等の波状となる様に加工されたものであり、例えば幅(波と直交する方向)が0.75m、長さ(波と平行な方向)が5mであり、表面には亜鉛メッキをし、更に塗装したものである。尚、前記鋼板パネル11の長さは、搬送可能な、或は搬入可能な長さとなっている。前記鋼板パネル11は、防錆性に優れ、寿命としては、コーキング材の約7〜8年に対して約25年となっている。
前記鋼板パネル11の姿勢を横長(波が水平となる方向)とし、上端部、下端部、両端部をそれぞれ臨接する鋼板パネル11とそれぞれ所要量オーバラップさせ、前記外壁パネル5の外面を覆う様に取付ける。
前記鋼板パネル11の固定は、該鋼板パネル11の波形状の底部がボルト12によって固定され、該ボルト12は前記外壁パネル5を貫通し、前記胴縁4に螺着する。前記ボルト12としては、好ましくは、ステンレス製のタッピング螺子が使用される。前記鋼板パネル11を既存の前記胴縁4に固定することから、前記鋼板パネル11を取付ける為の部材を別途設ける必要がない。
前記鋼板パネル11を既存の外壁の外面に取付けることで、新規に鋼板外壁13が構成される。
次に、前記鋼板外壁13上端部の施工について説明する。
前記鋼板外壁13の上端部には、既存の笠木9を収納する様に笠木カバー14が設けられる。該笠木カバー14は断面が略コの字状であり、外面の下端部が前記鋼板外壁13の上端部と重複する様に形成され、内面は前記笠木9の内面より更に下方に延び下端部が鉤状となっている。
前記笠木カバー14の表面下端部はタッピング螺子15により前記外壁パネル5を貫通して前記胴縁4に固定される。前記笠木カバー14は、雨水が前記鋼板パネル11と前記外壁パネル5との間に浸入することを防止する。
本発明によって外壁の補修を実施することで、既存の外壁が新規の前記鋼板外壁13によって覆われ、外観が一新して意匠性が向上する。
前記鋼板外壁13の施工に於いて、コーキング材を使用しないので、前記鋼板外壁13の寿命は前記鋼板パネル11自体の寿命となり、該鋼板パネル11の寿命は上記した様に、25年と長く、略補修の必要がなくなる。又、前記外壁パネル5を前記鋼板パネル11で覆うことで、前記外壁パネル5の劣化を防止でき、該外壁パネル5の寿命を大幅に延長させることができる。
本発明の外壁補修方法が実施された外壁の上端部を示す断面図である。 図1のA矢視図である。 本発明が実施される立体駐車場を示す外観図である。 外壁補修がされていない外壁の上端部を示し、図3のB矢視図である。 外壁補修がされていない外壁の一部を示す正面図である。 図5のC−C矢視図である。
符号の説明
1 立体駐車装置
2 縦構造部材
3 水平構造部材
4 胴縁
5 外壁パネル
7 型鋼
8 ルーフデッキ
9 笠木
10 水切り
11 鋼板パネル
12 ボルト
13 鋼板外壁
14 笠木カバー

Claims (3)

  1. 鉛直方向に延びる胴縁が水平方向に所定の間隔で設けられ、該胴縁に外壁パネルが設けられた構造を有する外壁の外壁補修方法であって、前記外壁パネルの外面に鋼板パネルを設け、該鋼板パネルを前記外壁パネルを貫通させたボルトによって前記胴縁に固定し、前記鋼板パネルにより既存の外壁パネルの外面に新規鋼板パネル壁を形成することを特徴とする外壁補修方法。
  2. 前記鋼板パネルは横長の姿勢で取付けられる請求項1の外壁補修方法。
  3. 既存の外壁の上端部、前記新規鋼板パネル壁の上端部を覆う様に、笠木カバーが取付けられる請求項1の外壁補修方法。
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