JP2003041743A - 外装リフォーム構造体 - Google Patents

外装リフォーム構造体

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JP2003041743A
JP2003041743A JP2001230778A JP2001230778A JP2003041743A JP 2003041743 A JP2003041743 A JP 2003041743A JP 2001230778 A JP2001230778 A JP 2001230778A JP 2001230778 A JP2001230778 A JP 2001230778A JP 2003041743 A JP2003041743 A JP 2003041743A
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synthetic resin
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Takashi Saito
隆志 斎藤
Megumi Yamanaka
恵 山中
Akira Fukushima
明 福島
Seiichi Hirota
誠一 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装材をリフォームする場合に、住宅等の建
築物の防水性を確保すると共に、胴縁が不要であり、施
工が容易で耐久性に優れた外装リフォーム構造体を提供
すること。 【解決手段】 建築物の既存壁と、前記既存壁の屋外側
に直接取り付けられた合成樹脂製サイディング材と、前
記既存壁と合成樹脂製サイディング材との間に通気構造
が形成された外装リフォーム構造体であって、前期既存
壁と合成樹脂製サイディング材との最大間隔が少なくと
も3mmであり、前記空気層の、前記既存壁に対して垂
直方向の断面積が、少なくとも2cmである外装リフ
ォーム構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅等の建築物に対
して防水性に優れた外装リフォーム用構造体に関し、さ
らに詳しくは、耐久性に優れ、かつ経済性に優れた外装
リフォーム用構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅等の建築物の外装リフォーム
は、金属系サイディング材や窯業系サイディング材が多
く用いられるのが主流になっている。しかし、窯業系サ
イディング材は、優れた性質を有しているものの、重量
が大きいため住宅等の建築物の既存壁に対する負担が大
きく、また、防水性を保つためには、窓等の開口部周辺
や役物との接合部にはシーリング材を用いる必要があ
る。このシーリング材は劣化しやすく数年で肉痩せや亀
裂が入るため、そこから雨水が侵入して雨漏りや腐食を
生じることになる。また寒冷地では侵入した雨水が、気
温の低下により凍結、膨張してサイディング材を破壊さ
せる、いわゆる凍害という重大な問題が生じることもあ
る。
【0003】また、金属サイディング材は金属部分を薄
くし、発泡材を裏打ちして剛性を持たせ、軽くしている
ので外装リフォームでは既存壁を壊さずに張ることがで
きるが、しかし役物との接合部はシーリング材を用いる
とともに、既存壁に胴縁を設置し、通気層を設けなけれ
ば防水性を確保できない。しかも金属サイディングの裏
側に入り込んだ水分は金属を錆びさせるという問題も抱
えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実状から、外装材をリフォームする場合に、住宅等の建
築物の防水性を確保すると共に、胴縁が不要であり、施
工が容易で耐久性に優れた外装リフォーム用構造体を提
供することを目的とするものである。そこで本発明者は
鋭意検討の結果、従来の建築物の既存壁の表面に一定の
凹凸が形成された凹凸模様部を有する合成樹脂製サイデ
ィン材を直接取り付けたところ、サイディング材と既存
壁との通気性を確保しつつ防水性に優れた外装リフォー
ム用構造体として効果を奏することを見出し、この知見
に基づき本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決する手段】かくして本発明によれば、下記
(1)ないし(4)が提供される。 (1)建築物の屋外側に通気構造を形成するように取り
付けられる合成樹脂製サイディング材からなる外装リフ
ォーム用構造体。 (2)前記通気構造が、建築物と合成樹脂製サイディン
グ材との最大間隔が少なくとも3mmであり、前記建築
物に対して垂直方向の断面積が、少なくとも2cm
ある前記(1)に記載された外装リフォーム用構造体。 (3)合成樹脂製サイディング材が、上端部に形成され
た取り付け板部と、前記取り付け板部の下側に形成され
他の合成樹脂製サイディング材の下端部が係止するよう
に形成された膨出部と、前記膨出部の下側に形成され建
築物と当該合成樹脂製サイディング材との間に通気構造
を形成するように凹凸が形成された凹凸模様部と、下端
部に形成され他の合成樹脂製サイディング材の膨出部に
係止する下端フック部と、を有するものである前記
(1)または(2)に記載された外装リフォーム用構造
体。 (4)合成樹脂製サイディング材が塩化ビニル樹脂製サ
イディング材である、前記(1)ないし(3)に記載さ
れた外装リフォーム用構造体。 (5)前記(1)ないし(4)に記載された外装リフォ
ーム用構造体を建築物の屋外側に直接取り付けた外装リ
フォーム構造。
【0006】さらに、本発明の実施態様は以下のとおり
である。 (6)前記合成樹脂製サイディング材が、上端部に形成
され長孔状の取り付け孔が形成された取り付け板部と、
前記取り付け板部の下側に形成され他の合成樹脂製サイ
ディング材の下端部に形成された下端フック部が覆い被
さるように係止する下向きの隠れ凹所が形成された膨出
部と、前記膨出部の下側に形成され建築物の既存壁と当
該合成樹脂製サイディング材との間に通気構造を形成す
るように凹凸が形成された凹凸模様部と、下端部に形成
され他の合成樹脂製サイディング材の膨出部に形成され
た隠れ凹所に係止する下端フック部とを有するものであ
る前記(1)ないし(4)に記載された外装リフォーム
用構造体。
【0007】以下に本発明を詳述する。本発明における
建築物は、とくに限定されるものではなく、通常、一般
の住宅が挙げられ、合成樹脂製サイディング材を適用す
ることができる一般住宅の既存の壁も、とくに限定され
るものではなく、例えば、木質系下見板、セメントモル
タル、コンクリート、金属サイディング、窯業系サイデ
ィング、ALC板、スレート板、レンガ、石材など種々
のものが挙げられる。
【0008】本発明で使用する合成樹脂製サイディング
材を構成する合成樹脂としては、とくに限定されない
が、通常、熱可塑性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂と
しては、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン、ポリメチルメタクリレ
ート、スチレン系共重合体、アクリレート−スチレン−
アクリロニトリル共重合体(AAS樹脂)、塩素化ポリ
エチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AC
S樹脂)、繊維強化プラスチック(FRP)などが挙げ
られる。
【0009】なかでも、塩化ビニル樹脂製サイディング
材は、凍結破壊を生じることはなく、塩害・酸性・アル
カリ性にも耐性が優れており、本発明の目的を達成する
ために最適の合成樹脂である。塩化ビニル樹脂製サイデ
ィング材は、長期間にわたって住宅等の建築物の秀麗さ
を保持する加飾材として、サイディング材より屋内側に
位置する断熱材やその他の建築部材を保護するととも
に、防火性能を維持するものである。また、樹脂への着
色の自由度や成型時の形状設計の自由度が高く、長期に
わたり物性の低下が少なく、且つ難燃性を有する合成樹
脂である。
【0010】前記サイディング材の面密度は、通常、
0.5〜15Kg/m以下、好ましくは0.5〜10
kg/mである。面密度が過度に小さいと、外装材と
しての強度が弱く、また過度に面密度が大きいと、サイ
ディング材が重くなりすぎ、サイディング材の保持のた
めの補強構造が必要となる場合が生じるとともに、剛性
が大きくなり、とくに幅の狭い個所への施工性が低下す
る。
【0011】本発明で使用する合成樹脂製サイディング
材の構造はとくに限定されないが、通常は、単層の合成
樹脂板で構成されたもの、複数の合成樹脂板を積層した
もの、単層または複数の合成樹脂板の裏側に適当な発泡
体を張り合わせた複合体等が挙げられる。複数の合成樹
脂板を積層する場合には、同一の樹脂素材であること
が、分別リサイクルの観点から好ましい。たとえば塩化
ビニル樹脂を用いて共押し出しの二層構造とし、基層部
は、リサイクル材を主成分とする低コスト樹脂コンパウ
ンド材を用いて構成し、表層部は、耐候性に優れたバー
ジン樹脂コンパウンド材を用いて構成することが経済的
である。
【0012】特に、表面層に耐候性の良好な材料層を設
け、下層に低コストの材料を積層することにより、耐久
性の向上を図りつつ経済性を確保することができる。単
層または複数の合成樹脂板に適当な発泡体を組み合わせ
た複合体の場合は、薄層の合成樹脂サイディングの剛性
不足を補い、断熱性能を補強し、取り扱い性や施工性等
を改良することができる。発泡体としては、発泡ポリウ
レタン、発泡ポリスチレン、イソシアヌレート発泡体等
が挙げられる。この場合、発泡体の厚さは、1〜10m
m程度のものが用いられる。
【0013】前記サイディング材を構成する合成樹脂板
の成型方法は、塩化ビニル樹脂やポリプロピレン等の熱
可塑性樹脂の場合は、単層あるいは多層の異型押出し成
型法や、単層あるいは多層のTダイ押出し成型を経て熱
間フォーミングロールにより成型される方法が通常採ら
れる。なかでも、異形押出成形方法や、Tダイ押出を経
てフォーミングダイで成型する方法が好ましく用いられ
る。ポリオレフィンで構成する場合には、通常、異形押
出成形が用いられる。FRPのような熱硬化性樹脂で構
成する場合には、圧縮成型が好ましく用いられる。この
ように、サイディング材を構成する合成樹脂板の種類に
応じて、それぞれに適した成型方法を採用すればよい。
【0014】前記サイディング材の大きさは、特に限定
されないが、通常は、押出成形品の場合には、縦寸法が
100〜400mm、横寸法が1000〜5000m
m、射出成形品の場合、縦寸法が500〜1000m
m、横寸法が500〜2000mm程度が好ましい。と
くに、サイディング材の通常の施工は、建築物の下から
上に向かって(またはこの逆の方向)、または横方向に
向かって行われるため、縦横とも各々の寸法は、100
〜5000mmの範囲のものが施工上便利である。ま
た、サイディング材の厚みも特に限定されないが、0.
5〜10mm程度が好ましい。
【0015】本発明では、サイディング材を構成する合
成樹脂板には、必要に応じて、顔料、加工助剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤などの添加物が添加される。
【0016】本発明において使用する合成樹脂製サイデ
ィング材は、建築物の屋外側に取り付けられたときに、
建築物の取り付け面と合成樹脂製サイディング材との間
に通気構造を形成することが必要である。前記通気構造
を形成するために、前記合成樹脂製サイディング材に
は、所定の凹凸が形成された凹凸模様部を有することを
要する。このような凹凸模様部は、前記建築物の取り付
け面と合成樹脂製サイディング材との間隔が、少なくと
も3mm、好ましくは5mmになるように取り付けられ
るように形成される。なお、前記間隔の上限は、通常2
5mm、好ましくは10mm程度である。
【0017】さらに、この場合、前記建築物の取り付け
面に対して垂直方向の断面積が、少なくとも、2c
、好ましくは2.5cmになるように形成され
る。なお、前記断面積の上限は、通常30cm、好ま
しくは15cm程度である。前記通気構造は、建築物
の取り付け面の横方向に連続的に形成され、前記サイデ
ィング材の裏面の空気層と外気とが交換できるように通
気性が確保される。
【0018】本発明において、合成樹脂製サイディング
材は、一般住宅の既存壁等の建築物の屋外側に、例え
ば、胴縁や連結スペーサーを設けることなく直接取り付
けられることが好ましい。これにより、建築物の取り付
け面と合成樹脂製サイディング材との間に通気構造が形
成されることにより、外気との通気性が確保され、たと
えサイディング材の裏側に雨水が入り込んだ場合でも乾
燥しやすい構造を得ることができる。
【0019】既存壁に取り付ける方法はとくに限定され
ないが、通常、一般住宅の既存壁等の下側外面から順
に、胴縁や連結スペーサーを設けることなく、複数の合
成樹脂製サイディング材を既存壁の外面に取り付ける。
このとき、既存壁と合成樹脂製サイディング材との間に
は通気構造が、建築物の取り付け面の横方向に連続的に
形成される。なお、取り付けは、例えば、市販の釘やビ
スを用いることができる。既存壁が木造下地の場合は、
通常、柱および間柱に釘を打込むことが多い。また、既
存壁がコンクリートの場合にはコンクリート釘を使用す
る。また、既存壁にひび割れ等の隙間がある場合は、シ
ーリング補修、防水シートを貼る等により壁自体の気密
性を高めることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態の要部
分解透視図、図2は、図1に示す構造体の要部断面図で
ある。
【0021】図1に示すように、本実施形態に係る外装
リフォーム用構造体1は、柱3または間柱5を有し、住
宅等の既存壁1の屋外側に、合成樹脂製のサイディング
材2が張り巡らされ、これらサイディング材2は、釘5
0などを、既存壁1を貫通して柱3または5に打ち込み
固定している。
【0022】図1に示すように、本実施形態に係るサイ
ディング材2は、略水平方向に伸びる凹凸模様部4を有
する。凹凸模様部4の数は、特に限定されず、1以上形
成される。サイディング材2の上端部に、取り付け板部
(上端取付部)10が一体成形してあり、その取り付け
板部10には、略水平方向に沿って長孔状の細長い取り
付け孔12が所定間隔で形成してある。
【0023】取り付け板部10の下側には、図2に示す
ように、上側に配置される他の合成樹脂製サイディング
材2の下端部に形成された下端フック部20が覆い被さ
るように係止する下向きの隠れ凹所18が形成された膨
出部16が一体に形成してある。サイディング材2の下
端部には、図2に示すように、下側に配置される他の合
成樹脂製サイディング材2の膨出部16に形成された隠
れ凹所18に係止する下端フック部20が形成してあ
る。なお、合成樹脂製サイディング2の形状は一例であ
って、この例に限定されるものではない。
【0024】本実施形態では、サイディング材2は、塩
化ビニル樹脂を用いて共押し出しにより、基層部および
表層部からなる二層構造としてある。なお、基層部は、
リサイクル材を主成分とする低コスト樹脂コンパウンド
材を用いて構成し、表層部は、耐候性に優れたバージン
樹脂コンパウンド材を用いて構成することも可能であ
る。本実施形態の取り付け板部10、膨出部16、隠れ
凹所18および下端フック部20は、押出成形により、
サイディング材2を成形する際に一体に成形することが
できる。
【0025】本実施形態において、サイディング材2の
施工に際しては、まず、図2に示すように、既存壁9の
下側外面から順に、サイディング材2を既存壁9の外面
に取り付ける。その際に、図1に示すように、柱3また
は5の位置に対応する吊り下げ孔12へ釘50を通し、
既存壁9を貫通させて、柱3または5へ釘50を打ち付
け、サイディング材2を吊り下げ保持する。なお、釘5
0の代わりにビスなどを用いても良い。
【0026】その後、サイディング材2の上端取付板部
10の下側に形成された膨出部16の隠れ凹所18に、
図2に示すように、上側に配置される他のサイディング
材2の下端部に形成された下端フック部20を係止させ
る。その状態で、当該他のサイディング材2の上端部に
形成された上端取り付け板部10を、前述した手法と同
様な手法により、釘50を用いて既存壁9の外面で、柱
3または5に対して吊り下げ保持する。このような動作
を繰り返すことにより、サイディング材2を壁に張り巡
らし、外装リフォーム用構造体1を得ることができる。
【0027】本実施形態では、前記サイディング材2の
大きさは、縦寸法が280mm、横寸法が3800m
m、厚みが1.1mmである。本実施形態においては、
既存壁9と、合成樹脂製サイディング材2との間に形成
された通気層15は、既存壁9の屋外側の横方向に連続
的に形成され、前記サイディング材2の裏面の空気層と
外気とが交換できるように通気性が確保される。
【0028】前記通気層15は、前記既存壁と前記サイ
ディング材2との間隔が、最大5mmになるように取り
付けられている。また、前記通気層の前記既存壁に対し
て垂直方向の断面積は、2.5cm〜3.5cm
範囲になるように形成されている。
【0029】
【発明の効果】かくして本発明によれば、住宅等の建築
物の防水性を確保すると共に、胴縁が不要であり、施工
が容易で耐久性に優れた外装リフォーム用構造体を得る
ことができる。本発明によれば、住宅等の建築物のリフ
ォームの場合に、既存壁にサイディング材を直接貼るこ
とができ、サイディング材の裏面に空気層を形成でき、
かつその末端をシーリング材なしで役物と接合すること
ができる。さらに、サイディング材が構造的に通気しや
すくなっており、サイディング材の裏面と外気との圧力
差が生じにくいので漏水しにくくなる。また、たとえ雨
水がサイディング材の裏面に廻ったとしても乾燥しやす
いという利点があり、わざわざ胴縁を設置して通気層を
造る必要がなくなる。
【0030】そして、本発明によれば、防水性の高い外
装が得られるだけでなく、工期の短縮が図られ、さらに
一定の厚さの胴縁を取り付けることによる住宅等の建築
物のふけがなくなる等の効果を奏する。また、本発明に
よれば、既存壁の角に取り付ける出隅、入隅および窓等
の開口部周囲に取り付ける廻り縁(J−チャンネル)と
の接合部は、シーリング材なしで接合するオープンジョ
イントという構造になる。オープンジョイントは、一時
的にサイディング材の裏面に水が付着したり、サイディ
ング材の裏面の最下部に水が微量溜まることがあるが、
乾燥しやすいという構造上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の要部分解透視図で
ある。
【図2】図2は、図1に示す構造体の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1…外装リフォーム構造体 2…サイディング材 3,5…柱 9…既存壁 15…空気層 50…釘
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04G 23/02 E04G 23/02 H (72)発明者 斎藤 隆志 東京都港区芝公園二丁目4番1号 ゼオン 化成株式会社内 (72)発明者 山中 恵 東京都港区芝公園二丁目4番1号 ゼオン 化成株式会社内 (72)発明者 福島 明 北海道札幌市南区真駒内上町5丁目3−6 (72)発明者 廣田 誠一 北海道札幌市西区西野3条10丁目7−12− 601 Fターム(参考) 2E001 DB00 FA04 FA09 GA12 HD12 HD13 KA01 KA08 LA12 NA07 ND11 2E110 AA09 AB04 AB22 BA12 BB22 DA09 DB14 DB22 DC06 GB46 2E176 AA09 BB25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の屋外側に通気構造を形成するよ
    うに取り付けられる合成樹脂製サイディング材からなる
    外装リフォーム用構造体。
  2. 【請求項2】 前記通気構造が、建築物と合成樹脂製サ
    イディング材との最大間隔が少なくとも3mmであり、
    前記建築物に対して垂直方向の断面積が、少なくとも2
    cmである請求項1に記載された外装リフォーム用構
    造体。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製サイディング材が、上端部に
    形成された取り付け板部と、前記取り付け板部の下側に
    形成され他の合成樹脂製サイディング材の下端部が係止
    するように形成された膨出部と、前記膨出部の下側に形
    成され建築物と当該合成樹脂製サイディング材との間に
    通気構造を形成するように凹凸が形成された凹凸模様部
    と、下端部に形成され他の合成樹脂製サイディング材の
    膨出部に係止する下端フック部と、を有するものである
    請求項1または請求項2に記載された外装リフォーム用
    構造体。
  4. 【請求項4】 合成樹脂製サイディング材が塩化ビニル
    樹脂製サイディング材である請求項1ないし3に記載さ
    れた外装リフォーム用構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4に記載された外装リフ
    ォーム用構造体を建築物の屋外側に直接取り付けた外装
    リフォーム構造体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270287A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 外壁補修方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009270287A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 外壁補修方法

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