JP6818056B2 - 誤り率測定装置及び誤り率測定方法 - Google Patents

誤り率測定装置及び誤り率測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関し、特に、被試験対象(Device Under Test:DUT)から出力される多値変調信号のビット誤り率(Bit Error Rate:BER)やシンボル誤り率(SER:Symbol error ratio)を測定する誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関する。
次世代5Gモバイル通信やクラウド通信サービスの普及により、データ通信トラフィックの更なる増大が予想されている。これに伴い、そのインフラとなるデータセンタなどでは、高速化に加えて、PAM4信号などの多値変調信号を用いて伝送容量を拡張することが検討されている。
上記のようなデータセンタを構成する機器の品質評価に際しては、例えば、既知のパルスパターン信号をDUTとなる機器に送信し、送信したパルスパターン信号とDUTから返送されたパルスパターン信号とを比較してビットの誤りを検出する誤り率測定装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
PAM4信号は、"00","01","10","11"からなる4つのシンボルで構成されている。これらのシンボルの最上位ビットはMSB(Most Significant Bit)、最下位ビットはLSB(Least Significant Bit)と呼ばれる。
一般に高速のPAM4信号を生成する際には、NRZ信号であるMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とをPAM4エンコーダで合成する手法が良く取られている。図10に示すように、PAM4エンコーダは2つの信号源からそれぞれ出力されたMSBのビット列信号(図10(a)参照)とLSBのビット列信号(図10(b)参照)とを合成して、図10(c)に示すようなPAM4信号を発生させる。
例えば、従来の誤り率測定装置は、DUTから出力されたPAM4信号をデコードしてシンボルに変換し、このデコードにより得られたシンボルを既知のパルスパターン信号と比較してBERやSERを表示するようになっている。このような従来の誤り率測定は、DUTがデータを正しく送信している状態において伝送路等で発生したエラーを切り分けるのに有用である。
特許第6250737号公報
しかしながら、DUTのバグによりMSB/LSBのビット列信号が反転していたり、MSB−LSBのビット列信号間でビットがずれていたりすると、PAM4信号全体が影響を受けて大量のエラーが発生することが予想される。このような状況でBERやSERを測定しても、エラーが発生している原因を切り分ける手助けとはならないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、被試験対象から出力された多値変調信号に問題があるときにその問題の原因を切り分けるための情報を提供することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る誤り率測定装置は、被試験対象から出力される被測定信号としての4値以上の多値変調信号と、前記被試験対象から出力されるべき既知のパルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出部と、前記誤り検出部による検出の結果を表示する表示部と、を備える誤り率測定装置であって、前記誤り検出部は、前記被試験対象から出力された前記多値変調信号を複数のビット列信号に分離するPAMデコーダと、前記PAMデコーダにより分離された前記複数のビット列信号のレベルをそれぞれ測定するレベル測定部と、前記レベル測定部による測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号の誤り率をそれぞれ算出する誤り率算出部と、前記レベル測定部による測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号間のビットシフト量を算出するビットシフト量算出部と、を含み、前記表示部は、前記誤り率算出部により算出された各前記複数のビット列信号の誤り率と、前記ビットシフト量算出部により算出された前記複数のビット列信号間のビットシフト量とを表示する構成である。
この構成により、本発明に係る誤り率測定装置は、被試験対象から出力された被測定信号に問題があるときにその問題の原因を切り分けるための情報を提供することができる。特に、本発明に係る誤り率測定装置は、被試験対象が開発中でデータを正しく送信しているかどうかをデバッグするような状況のときに、被試験対象内のどこにどのような問題があるかを切り分ける際に有効である。
また、本発明に係る誤り率測定装置は、前記被測定信号の伝送規格に従った発生手順で前記既知のパルスパターン信号を発生させる比較用パターン発生部を更に備え、前記表示部は、前記比較用パターン発生部を構成する回路の設定を変更することにより、前記既知のパルスパターン信号の特性を変更するための設定画面を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る誤り率測定装置は、被測定信号の伝送規格に従った比較用パターン発生部を構成する特定回路の設定を変更することで、被測定信号との比較に用いられる既知のパルスパターン信号の特性を変更することができる。このため、本発明に係る誤り率測定装置は、被試験対象からの被測定信号の発生手順のどこにどのような問題があるかを切り分けることができる。
また、本発明に係る誤り率測定装置においては、前記多値変調信号はPAM4信号であり、前記PAMデコーダは、前記PAM4信号を前記複数のビット列信号としてのMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離する構成であってもよい。
また、本発明に係る誤り率測定方法は、被試験対象から出力される被測定信号としての4値以上の多値変調信号と、前記被試験対象から出力されるべき既知のパルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出ステップと、前記誤り検出ステップによる検出の結果を表示する表示ステップと、を含む誤り率測定方法であって、前記誤り検出ステップは、前記被試験対象から出力された前記多値変調信号を複数のビット列信号に分離する分離ステップと、前記分離ステップにより分離された前記複数のビット列信号のレベルをそれぞれ測定するレベル測定ステップと、前記レベル測定ステップによる測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号の誤り率をそれぞれ算出する誤り率算出ステップと、前記レベル測定ステップによる測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号間のビットシフト量を算出するビットシフト量算出ステップと、を含み、前記表示ステップは、前記誤り率算出ステップにより算出された各前記複数のビット列信号の誤り率と、前記ビットシフト量算出ステップにより算出された前記複数のビット列信号間のビットシフト量とを表示する構成である。
この構成により、本発明に係る誤り率測定方法は、被試験対象から出力された被測定信号に問題があるときにその問題の原因を切り分けるための情報を提供することができる。特に、本発明に係る誤り率測定方法は、被試験対象が開発中でデータを正しく送信しているかどうかをデバッグするような状況のときに、被試験対象内のどこにどのような問題があるかを切り分ける際に有効である。
また、本発明に係る誤り率測定方法は、前記被測定信号の伝送規格に従った発生手順で前記既知のパルスパターン信号を発生させる比較用パターン発生ステップを更に含み、前記表示ステップは、さらに、前記比較用パターン発生ステップを構成する回路の設定を変更することにより、前記既知のパルスパターン信号の特性を変更するための設定画面を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る誤り率測定方法は、被測定信号の伝送規格に従った比較用パターン発生部を構成する特定回路の設定を変更することで、被測定信号との比較に用いられる既知のパルスパターン信号の特性を変更することができる。このため、本発明に係る誤り率測定方法は、被試験対象からの被測定信号の発生手順のどこにどのような問題があるかを切り分けることができる。
また、本発明に係る誤り率測定方法においては、前記多値変調信号はPAM4信号であり、前記分離ステップは、前記PAM4信号を前記複数のビット列信号としてのMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離する構成であってもよい。
本発明は、被試験対象から出力された多値変調信号に問題があるときにその問題の原因を切り分けるための情報を提供することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供するものである。
本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の送信側の回路ブロック図を表示した送信側設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の受信側の回路ブロック図を表示した受信側設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置が備えるPAMデコーダの構成図である。 (a)は図4のPAMデコーダにおけるPAM4信号と基準電圧と出力の関係を示す図であり、(b)は図4のPAMデコーダの真理値表を示す図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の結果表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の診断モード画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置を用いる誤り率測定方法の処理を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施形態に係る誤り率測定装置を用いる誤り率測定方法の処理を示すフローチャート(その2)である。 MSBのビット列信号とLSBのビット列信号の合成によって生成されるPAM4信号の一例を示す図である。
以下、本発明に係る誤り率測定装置及び誤り率測定方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、送信側のテスト信号発生部10と、受信側の誤り検出部20と、表示部30と、操作部40と、制御部50と、を備える。
表示部30は、例えばLCDやCRTなどの表示機器で構成され、制御部50から出力される制御信号に応じて、後述する送信側設定画面30c、受信側設定画面30d、結果表示画面36、診断モード画面38などの各種表示画面を表示するようになっている。さらに、表示部30は、各種条件を設定するためのボタン、ソフトキー、プルダウンメニュー、テキストボックスなどの操作対象の表示を行うようになっている。
操作部40は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのものであり、例えば表示部30に設けられたタッチパネルで構成される。あるいは、操作部40は、キーボード又はマウスのような入力デバイスを含んで構成されてもよい。また、操作部40は、リモートコマンドなどによる遠隔制御を行う外部制御装置で構成されてもよい。
制御部50は、例えばCPU、ROM、RAM、HDDなどを含むマイクロコンピュータ又はパーソナルコンピュータ等で構成され、誤り率測定装置100を構成する上記各部の動作を制御する。また、制御部50は、ROM等に記憶された所定のプログラムをRAMに移して実行することにより、後述するレベル測定部22、誤り率算出部23、及びビットシフト量算出部24をソフトウェア的に構成することが可能である。
なお、レベル測定部22、誤り率算出部23、及びビットシフト量算出部24は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのディジタル回路で構成することも可能である。あるいは、レベル測定部22、誤り率算出部23、及びビットシフト量算出部24は、ディジタル回路によるハードウェア処理と所定のプログラムによるソフトウェア処理とを適宜組み合わせて構成することも可能である。
また、制御部50は、後述する送信側設定画面30c、受信側設定画面30d、結果表示画面36、診断モード画面38などの各種表示画面を表示部30に表示させる制御を行うようになっている。
テスト信号発生部10は、各種伝送規格における規格団体や規格名などで規定される所望パターンの4値以上の多値変調信号を発生させ、発生させた多値変調信号をテスト信号として伝送路210,220を介してDUT200に送信するようになっている。なお、DUT200へテスト信号を送信するのは、誤り率測定装置100以外の装置でもよく、DUT200自身が多値変調信号を生成して送信するようになっていてもよい。なお、本実施形態では、4値以上の多値変調信号がPAM4信号である場合を例にとって説明する。
図2は、テスト信号発生部10から出力されるテスト信号の特性を設定するために、表示部30に表示される送信側設定画面30cの表示例を示している。送信側設定画面30cは、操作部40により送信側画面タブ30aが選択されることによって表示部30に表示される。この送信側設定画面30cの上段には、「規格団体」、「規格名」、「パターン」の3つの項目31,32,33が表示される。そして、「規格団体」の項目31が操作部40により選択されると、この項目31の下には規格団体一覧がプルダウンメニュー表示される。また、「規格名」の項目32が操作部40により選択されると、この項目32の下には規格名一覧がプルダウンメニュー表示される。そして、これら「規格団体」や「規格名」の一覧の中から所望の規格団体や規格名が選択された後に、「パターン」の項目33が操作部40により選択されると、「規格団体」や「規格名」に対応したパターンのみが「パターン」の項目33の下にパターン一覧としてプルダウンメニュー表示されるので、その中から所望のパターンを選択設定することが可能である。
また、図2に示すように、表示部30の送信側設定画面30cの下段には、選択設定されたPAM4信号のパターンをテスト信号として発生させるためのテスト信号発生部10を構成する回路を、規格の発生手順に従って回路ブロック化した回路構成図34Aが表示される。
図2では、発振器35a、分離回路35b、MSB及びLSBの論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、MSB及びLSBの論理反転回路35f、ビットシフト回路35g、加算回路35hによって回路構成図34Aが構築される。また、回路構成図34Aの特定回路(例えば図2のMSB及びLSBの論理反転回路35cの「ON/OFF」、MSB及びLSBの論理反転回路35fの「POS(スルー)/NEG(反転)」、グレイコーダ35dの「ON/OFF」、プリコーダ35eの「ON/OFF」、ビットシフト回路35gのビットシフト量など)は、必要に応じて適宜設定を行うことができる。
発振器35aは、PRBS13Q、PRBS31Q、SSPRQ等のPAMを評価するための評価用パターンを出力するようになっている。分離回路35bは、発振器35aから出力された評価用パターンをMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離するようになっている。論理反転回路35cは、分離回路35bから出力されたMSB又はLSBのビット列信号を、「ON」のときに反転させ、「OFF」のときにそのまま通過させるようになっている。グレイコーダ35dは、論理反転回路35cから出力されたMSB及びLSBのビット列信号を、「ON」のときにグレイコード(Gray Code)に基づいて符号化し、「OFF」のときにそのまま通過させるようになっている。
プリコーダ35eは、グレイコーダ35dから出力されたMSB及びLSBのビット列信号を、「ON」のときにプリコード(Precode)に基づいて符号化し、「OFF」のときにそのまま通過させるようになっている。論理反転回路35fは、プリコーダ35eから出力されたMSB又はLSBのビット列信号を、「NEG」のときに反転させ、「POS」のときにそのまま通過させるようになっている。ビットシフト回路35gは、論理反転回路35fから出力されたMSBのビット列信号のビット位相を操作部40により設定されたビット数(例えば、−256ビットから+265ビットまでの範囲のビット数)で変化させるようになっている。
例えば図2に示すように、「規格団体」:IEEE、「規格名」:IEEE802.3bs/cd、「パターン」:PRBS13Qが選択設定された場合、テスト信号発生部10は、この選択設定された「パターン」:PRBS13Qの回路構成図34Aに従ってPAM4信号を発生させる。
図1に示すように、DUT200は、伝送路210を介して誤り率測定装置100のテスト信号発生部10から出力されるテスト信号の入力に伴って、伝送路220を介して誤り率測定装置100の誤り検出部20に被測定信号を出力するようになっている。本実施形態では、DUT200は入力されたテスト信号と同一の信号を被測定信号として出力することが期待されているものとする。DUT200が対応する規格の例としては、PCI Express(登録商標)、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)、CEI(Common Electrical Interface)、Ethernet(登録商標)、InfiniBandなどが挙げられる。
誤り検出部20は、DUT200から出力される被測定信号としてのPAM4信号と、DUT200から出力されるべき既知のパルスパターン信号(以下、「比較用パルスパターン信号」とも称する)とを比較して、被測定信号の誤りを検出するようになっている。誤り検出部20による検出の結果は、表示部30に表示される。
図3は、後述する比較用パターン発生部27から出力される比較用パルスパターン信号の特性を設定するために、表示部30に表示される受信側設定画面30dの表示例を示している。受信側設定画面30dは、操作部40により受信側画面タブ30bが選択されることによって表示部30に表示される。この受信側設定画面30dの下段には、比較用パルスパターン信号を発生させるために必要な比較用パターン発生部27を構成する回路と、比較用パルスパターン信号とDUT200からの被測定信号とを比較する回路とを規格に従って回路ブロック化した受信側の回路構成図34Bが表示される。
図3の例において、回路構成図34Bは、発振器35a、分離回路35b、論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、PAM4デコーダ35i、MSB及びLSBの論理反転回路35j、エラー検出器35kによって構成される。例えば、回路構成図34Bに表示された発振器35a、分離回路35b、論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、及び論理反転回路35jの設定内容は、送信側設定画面30cで選択設定された発振器35a、分離回路35b、論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、及び論理反転回路35fの設定内容と同一になる。
なお、回路構成図34Bにおいて、論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、PAM4デコーダ35i、MSB及びLSBの論理反転回路35jの設定を操作部40により変更することにより、誤り検出部20において被測定信号との比較に用いられる比較用パルスパターン信号の特性を変更することが可能である。
図1に示すように、誤り検出部20は、PAMデコーダ21と、レベル測定部22と、誤り率算出部23と、ビットシフト量算出部24と、比較用パターン発生部27と、を含む。ここで、PAM4デコーダ35iの機能はPAMデコーダ21に含まれる。また、エラー検出器35kの機能は誤り率算出部23及びビットシフト量算出部24にそれぞれ含まれる。また、発振器35a、分離回路35b、論理反転回路35c、グレイコーダ35d、プリコーダ35e、及び論理反転回路35jの機能は比較用パターン発生部27に含まれる。
PAMデコーダ21は、DUT200から出力されて伝送路220を介して入力されたPAM4信号を、MSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離するようになっている。
図4に示すように、PAMデコーダ21は、DUT200から入力されたPAM4信号のUpper信号(高レベル信号)、Middle信号(中レベル信号)、Lower信号(低レベル信号)を0/1判別する0/1判別回路25と、0/1判別回路25にて0/1判別された判別信号に基づいてPAM4信号をMSBのビット列信号とLSBのビット列信号にデコードするデコード回路26と、を備えて概略構成される。
0/1判別回路25は、PAM4信号が伝送される伝送路220に対して並列接続される、3つの0/1判別器(第1の0/1判別器25a、第2の0/1判別器25b、第3の0/1判別器25c)を備える。
第1の0/1判別器25aは、PAM4信号のUpper信号の0/1を第1の基準電圧Vth1との比較によって判別する。すなわち、第1の0/1判別器25aは、図5(a)に示すように、Upper信号を第1の基準電圧Vth1で打ち抜いてUpper信号と第1の基準電圧Vth1とを比較し、Upper信号が第1の基準電圧Vth1以上であればDU=「1」を判別信号として出力し、Upper信号が第1の基準電圧Vth1以上でなければDU=「0」を判別信号として出力する。
第2の0/1判別器25bは、PAM4信号のMiddle信号の0/1を第2の基準電圧Vth2との比較によって判別する。すなわち、第2の0/1判別器25bは、図5(a)に示すように、Middle信号を第2の基準電圧Vth2で打ち抜いてMiddle信号と第2の基準電圧Vth2とを比較し、Middle信号が第2の基準電圧Vth2以上であればDM=「1」を判別信号として出力し、Middle信号が第2の基準電圧Vth2以上でなければDM=「0」を判別信号として出力する。
第3の0/1判別器25cは、PAM4信号のLower信号の0/1を第3の基準電圧Vth3との比較によって判別する。すなわち、第3の0/1判別器25cは、図5(a)に示すように、Lower信号を第3の基準電圧Vth3で打ち抜いてLower信号と第3の基準電圧Vth3とを比較し、Lower信号が第3の基準電圧Vth3以上であればDL=「1」を判別信号として出力し、Lower信号が第3の基準電圧Vth3以上でなければDL=「0」を判別信号として出力する。
デコード回路26は、論理回路で構成されるものであって、例えば、イクスクルーシブノア回路26a、AND(論理積)回路26bを備える。
イクスクルーシブノア回路26aは、第1の0/1判別器25aからの判別信号(DU)と第2の0/1判別器25bからの判別信号(DL)とを入力として排他的論理和(一致論理)演算を行う。
AND回路26bは、イクスクルーシブノア回路26aからの信号と第3の0/1判別器25cからの判別信号(DL)とを入力として論理積演算を行う。
上述したPAMデコーダ21では、第1の基準電圧Vth1が高電圧範囲H3に設定され、第2の基準電圧Vth2が中電圧範囲H2に設定され、第3の基準電圧Vth3が低電圧範囲H1に設定される。そして、PAMデコーダ21がPAM4信号をデコードする際には、第1の基準電圧Vth1がUpper信号の打ち抜き、第2の基準電圧Vth2がMiddle信号の打ち抜き、第3の基準電圧Vth3がLower信号の打ち抜きに用いられる。
また、デコード回路26は、図5(b)の真理値表に示すように、第2の0/1判別器25cからの判別信号(DM)をそのままMSBのビット列信号として出力し、AND回路26bの出力をLSBのビット列信号として出力する。
これにより、PAMデコーダ21は、PAM4信号をMSBのビット列信号とLSBのビット列信号に分離する。
レベル測定部22は、PAMデコーダ21により分離されたPAM4信号のMSBのビット列信号とLSBのビット列信号のレベルをそれぞれ測定するようになっている。
比較用パターン発生部27は、DUT200から出力される被測定信号の伝送規格に従った発生手順で、比較用パルスパターン信号を発生させるようになっている。
誤り率算出部23は、レベル測定部22による測定の結果と、比較用パターン発生部27から出力された比較用パルスパターン信号のMSB及びLSBのビット列信号との比較に基づいて、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号に含まれる誤りビットの数をカウントして、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号のBERをそれぞれ算出するようになっている。
ビットシフト量算出部24は、レベル測定部22による測定の結果と、比較用パターン発生部27から出力された比較用パルスパターン信号のMSB及びLSBのビット列信号との比較に基づいて、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号の間のビットシフト量を算出するようになっている。
また、誤り率算出部23は、カウントした誤りビットの数と、算出したMSB及びLSBのビット列信号のBERに基づいて、被測定信号の誤りシンボルの数、SER、誤りビットの数、及びBERを算出するようになっている。例えば図6に示すように、表示部30の結果表示画面36において、テキストボックス36aにSER、テキストボックス36bに誤りシンボルのカウント数、テキストボックス36cにBER、テキストボックス36dに誤りビットのカウント数が表示される。
PAM4信号は、レベル0(00),1(01),2(10),3(11)という4段階の電圧レベルで表現される。よって、本来レベル0,1,2,3であるべきシンボルが、それぞれ他のレベルに変化してしまうエラー遷移は、「レベル0→レベル1」、「レベル0→レベル2」、「レベル0→レベル3」、「レベル1→レベル0」、「レベル1→レベル2」、「レベル1→レベル3」、「レベル2→レベル0」、「レベル2→レベル1」、「レベル2→レベル3」、「レベル3→レベル0」、「レベル3→レベル1」、「レベル3→レベル2」の12通りとなる。テキストボックス36bに表示される誤りシンボルのカウント数は、これらの12通りのエラー遷移のエラーの数を合算した値である。
また、テキストボックス36dに表示される誤りビットのカウント数は、誤り率算出部23によりカウントされたMSB及びLSBのビット列信号の誤りビットのカウント数を合算した値である。
また、図6に示す結果表示画面36には、DUT200がデータを正しく送信しているか否かを確認するための診断モードを起動するためのボタン37が表示されている。操作部40によりボタン37が押下されると、図7に示すように診断モード画面38が表示部30に表示される。
図7に示すように、表示部30は、誤り率算出部23により算出されたMSB及びLSBのビット列信号のBERと、ビットシフト量算出部24により算出されたMSB及びLSBのビット列信号の間のビットシフト量とを、診断モード画面38における領域38a,38bとテキストボックス38cにそれぞれ表示するようになっている。
領域38aには、誤り率算出部23によってカウントされたMSBのビット列信号の誤りビットの数(EC)と、誤り率算出部23によって算出されたMSBのビット列信号の誤り率(ER)が表示される。ここで、"INS"の欄のEC(=82560)及びER(=1.857800E−04)は、本来"0"であるべきビットのうち"1"に変化してしまった誤りビットの数とそのBERを表している。一方、"OMI"の欄のEC(=382)及びER(=6.017900E−07)は、本来"1"であるべきビットのうち"0"に変化してしまった誤りビットの数とそのBERを表している。また、"Total"の欄のEC(=82942)及びER(=7.685700E−05)は、"INS"と"OMI"の全ての誤りビットの数とそのBERを表している。
領域38bには、誤り率算出部23によってカウントされたLSBのビット列信号の誤りビットの数(EC)と、誤り率算出部23によって算出されたLSBのビット列信号の誤り率(ER)が表示される。ここで、"INS"の欄のEC(=605)及びER(=2.564100E−05)は、本来"0"であるべきビットのうち"1"に変化してしまった誤りビットの数とそのBERを表している。一方、"OMI"の欄のEC(=60095)及びER(=1.499000E−03)は、本来"1"であるべきビットのうち"0"に変化してしまった誤りビットの数とそのBERを表している。また、"Total"の欄のEC(=60700)及びER(=9.531300E−04)は、"INS"と"OMI"の全ての誤りビットの数とそのBERを表している。
テキストボックス38cには、ビットシフト量算出部24により算出された被測定信号のビットシフト量Diffが表示される。ここで、図示のようにビットシフト量が−10の場合は、MSBのビット列信号がLSBのビット列信号に対して−10ビットずれている(10ビット遅れている)ことを表している。
つまり、診断モード画面38に表示された結果から、被測定信号のMSBのビット列信号とLSBのビット列信号のいずれに問題があるのか、あるいは、被測定信号のMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とが位相方向にずれているのかなどが分かる。
さらに、受信側設定画面30dの回路構成図34Bにおける特定回路の設定を操作部40により変更して比較用パルスパターン信号の特性を変更することで診断モード画面38に表示されたエラーが改善した場合に、DUT200におけるエラーの原因を特定することができる。
例えば、LSBの論理反転回路35cの「ON/OFF」を切り替えることによって、領域38bに表示されるLSBのビット列信号の誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のLSB用の信号源から出力されたLSBのビット列信号に反転が起こっていることが推察される。また、MSBの論理反転回路35cの「ON/OFF」を切り替えることによって、領域38aに表示されるMSBのビット列信号の誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のMSB用の信号源から出力されたMSBのビット列信号に反転が起こっていることが推察される。
また、グレイコーダ35dの「ON/OFF」を切り替えることによって、領域38a,38bに表示される誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のグレイコーダが正常に動作していないことが推察される。また、プリコーダ35eの「ON/OFF」を切り替えることによって、領域38a,38bに表示される誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のプリコーダが正常に動作していないことが推察される。
また、LSBの論理反転回路35jの「POS/NEG」を切り替えることによって、領域38bに表示されるLSBのビット列信号の誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のプリコーダの後段でLSBのビット列信号に反転が起こっていることが推察される。また、MSBの論理反転回路35jの「POS/NEG」を切り替えることによって、領域38aに表示されるMSBのビット列信号の誤りビットの数やBERの値が減少した場合には、DUT200のプリコーダの後段でMSBのビット列信号に反転が起こっていることが推察される。
また、テキストボックス38cに表示されたビットシフト量が0以外の値である場合には、DUT200におけるMSB用の信号源とLSB用の信号源との間で同期ずれが起こっていることが推察される。
以下、本実施形態の誤り率測定装置100を用いる誤り率測定方法について、図8及び図9のフローチャートを参照しながらその処理の一例を説明する。
まず、制御部50は、送信側設定画面30cを表示部30に表示させる(ステップS1)。
次に、テスト信号発生部10は、ユーザによる操作部40の操作により送信側設定画面30c上で設定されたテスト信号をDUT200に送信する(ステップS2)。
次に、PAMデコーダ21は、DUT200から送信された被測定信号としてのPAM4信号を、MSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離する(分離ステップS3)。
次に、レベル測定部22は、PAMデコーダ21から出力された被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号のレベルをそれぞれ測定する(レベル測定ステップS4)。
比較用パターン発生部27は、被測定信号の伝送規格に従った発生手順で比較用パルスパターン信号を発生させる(比較用パターン発生ステップS5)。
次に、誤り率算出部23は、レベル測定部22による測定の結果と、比較用パターン発生部27から出力された比較用パルスパターン信号のMSB及びLSBのビット列信号との比較に基づいて、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号のBERをそれぞれ算出する(誤り率算出ステップS6)。
次に、ビットシフト量算出部24は、レベル測定部22による測定の結果と、比較用パターン発生部27から出力された比較用パルスパターン信号のMSB及びLSBのビット列信号との比較に基づいて、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号の間のビットシフト量を算出する(ビットシフト量算出ステップS7)。
次に、誤り率算出部23は、被測定信号の誤りシンボルの数、SER、誤りビットの数、及びBERを算出する(誤り検出ステップS8)。
次に、制御部50は、誤り率算出部23により算出された被測定信号の誤りシンボルの数、SER、誤りビットの数、及びBERを表示部30の結果表示画面36に表示させる(表示ステップS9)。
次に、制御部50は、操作部40によりボタン37が押下されたか否かを検出する(ステップS10)。操作部40によりボタン37が押下されなかった場合には、制御部50は処理を終了する。
次に、制御部50は、操作部40によりボタン37が押下された場合に、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号のBERと、被測定信号のMSB及びLSBのビット列信号の間のビットシフト量を表示部30の診断モード画面38に表示させる(表示ステップS11)。
次に、制御部50は、操作部40により受信側画面タブ30bが選択されたか否かを検出する(ステップS12)。操作部40により受信側画面タブ30bが選択されなかった場合には、制御部50は処理を終了する。
次に、制御部50は、操作部40により受信側画面タブ30bが選択された場合に、受信側設定画面30dを表示部30に表示させる(表示ステップS13)。
次に、制御部50は、ユーザによる操作部40の操作により受信側設定画面30d上で変更された特定回路の設定に基づいて、誤り検出部20において被測定信号との比較に用いられる比較用パルスパターン信号の特性を変更する(ステップS14)。次に、制御部50は、再びステップS5以降の処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、DUT200から出力された被測定信号をMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離して、それぞれのBERと、それらの信号間のビットシフト量を表示するため、DUT200から出力された被測定信号に問題があるときにその問題の原因を切り分けるための情報を提供することができる。特に、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、DUT200が開発中でデータを正しく送信しているかどうかをデバッグするような状況のときに、DUT200内のどこにどのような問題があるかを切り分ける際に有効である。
また、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、DUT200からの被測定信号の発生手順に従った回路構成図34Bの特定回路の設定を変更することで、被測定信号との比較に用いられる比較用パルスパターン信号の特性を変更することができる。このため、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、DUT200からの被測定信号の発生手順のどこにどのような問題があるかを切り分けることができる。
10 テスト信号発生部
20 誤り検出部
21 PAMデコーダ
22 レベル測定部
23 誤り率算出部
24 ビットシフト量算出部
27 比較用パターン発生部
30 表示部
30c,30d 設定画面
34A,34B 回路構成図
36 結果表示画面
37 ボタン
38 診断モード画面
40 操作部
50 制御部
100 誤り率測定装置
200 DUT

Claims (6)

  1. 被試験対象(200)から出力される被測定信号としての4値以上の多値変調信号と、前記被試験対象から出力されるべき既知のパルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出部(20)と、
    前記誤り検出部による検出の結果を表示する表示部(30)と、を備える誤り率測定装置(100)であって、
    前記誤り検出部は、
    前記被試験対象から出力された前記多値変調信号を複数のビット列信号に分離するPAMデコーダ(21)と、
    前記PAMデコーダにより分離された前記複数のビット列信号のレベルをそれぞれ測定するレベル測定部(22)と、
    前記レベル測定部による測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号の誤り率をそれぞれ算出する誤り率算出部(23)と、
    前記レベル測定部による測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号間のビットシフト量を算出するビットシフト量算出部(24)と、を含み、
    前記表示部は、前記誤り率算出部により算出された各前記複数のビット列信号の誤り率と、前記ビットシフト量算出部により算出された前記複数のビット列信号間のビットシフト量とを表示することを特徴とする誤り率測定装置。
  2. 前記被測定信号の伝送規格に従った発生手順で前記既知のパルスパターン信号を発生させる比較用パターン発生部(27)を更に備え、
    前記表示部は、前記比較用パターン発生部を構成する回路の設定を変更することにより、前記既知のパルスパターン信号の特性を変更するための設定画面(30d)を表示することを特徴とする請求項1に記載の誤り率測定装置。
  3. 前記多値変調信号はPAM4信号であり、
    前記PAMデコーダは、前記PAM4信号を前記複数のビット列信号としてのMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誤り率測定装置。
  4. 被試験対象(200)から出力される被測定信号としての4値以上の多値変調信号と、前記被試験対象から出力されるべき既知のパルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出ステップ(S3〜S8)と、
    前記誤り検出ステップによる検出の結果を表示する表示ステップ(S9,S11)と、を含む誤り率測定方法であって、
    前記誤り検出ステップは、
    前記被試験対象から出力された前記多値変調信号を複数のビット列信号に分離する分離ステップ(S3)と、
    前記分離ステップにより分離された前記複数のビット列信号のレベルをそれぞれ測定するレベル測定ステップ(S4)と、
    前記レベル測定ステップによる測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号の誤り率をそれぞれ算出する誤り率算出ステップ(S6)と、
    前記レベル測定ステップによる測定の結果と、前記既知のパルスパターン信号との比較に基づいて、前記複数のビット列信号間のビットシフト量を算出するビットシフト量算出ステップ(S7)と、を含み、
    前記表示ステップは、前記誤り率算出ステップにより算出された各前記複数のビット列信号の誤り率と、前記ビットシフト量算出ステップにより算出された前記複数のビット列信号間のビットシフト量とを表示することを特徴とする誤り率測定方法。
  5. 前記被測定信号の伝送規格に従った発生手順で前記既知のパルスパターン信号を発生させる比較用パターン発生ステップ(S5)を更に含み、
    前記表示ステップは、さらに、前記比較用パターン発生ステップを構成する回路の設定を変更することにより、前記既知のパルスパターン信号の特性を変更するための設定画面(30d)を表示する(S13)ことを特徴とする請求項4に記載の誤り率測定方法。
  6. 前記多値変調信号はPAM4信号であり、
    前記分離ステップは、前記PAM4信号を前記複数のビット列信号としてのMSBのビット列信号とLSBのビット列信号とに分離することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の誤り率測定方法。
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