JP5697833B2 - インタフェース試験回路及び方法 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2006年11月15日出願の米国特許仮出願第60/859,355号に基づく優先権を主張するものである。
本発明の実施形態は、一般的にインタフェース試験回路及び方法に関する。例としては、例えば組込み自己試験(BIST)に用いることができる高速入力/出力回路(HSIO)試験回路及び方法が含まれる。
商用集積回路(IC)(チップ)の価格は、絶えずプレッシャーの下にあるが、一部の試験コストは、上昇しないまでも高止まりの傾向にあると考えられる。HSIOの試験コストは、HSIO試験を機能させるのがより困難であり、かつ付加的な専用高性能自動試験機器(ATE)を要する場合があるので、従来のデジタルカウンタ回路に比較してより高額にさえなる場合がある。生産試験の開発を早めることができ、かつ広範な試験用途に適合する柔軟な試験インタフェースを提供することができるHSIO試験回路及び方法を開発することが望ましい(例えば、非特許文献1参照)。そのような試験回路及び方法は、全体コストを低減することができ、製品の価値を高めることができる。
HSIOにおけるBISTは、一般的に、送信回路(TX)及び受信回路(RX)において擬似ランダムバイナリシーケンス(PRBS)発生器を用いる。従来の「PRBS BIST」の例を図1に示しており、大文字のDiは、8ビットのデータ試験ベクトルを表し、大文字のEiは、送信機12(TX)内で発生する10ビットのコードワードを表している。受信機14(RX)の対応するアクションは、小文字のdi及びeiを用いて表している。8ビットデータ及び10ビットコードワードのストリームは、試験パターンの開始点及び終了点を示す矢印括弧(>...>)で囲んでいる。PRBS発生器18は、シーケンス>...D321>を供給し、これを符号器22によって符号化して符号化シーケンス>...E321>を作成し、これに対して制御文字K0(多数の制御文字である場合がある)を追加して試験パターン>...E3210>を作り出す。制御文字は、符号化試験パターンの開始点を識別するために受信機によって用いられる。符号化試験パターンは、シリアライザ24によってシリアル化され、チャネル28を通じてRX14の逆シリアライザ32に供給される。逆シリアライザ32は、受信した符号化試験パターン>...e3210>を復号器38に供給し、それは、復号化受信シーケンス>...d321>を供給する。復号器38に試験パターンを供給する前又は後に、制御文字K0を削除することができる。RX14内のPRBS発生器44は、TX12におけるものと同じシーケンス>...D321>を発生し、これは、ブロック48において復号化受信シーケンス>...d321>と比較される。2つのシーケンスが同一であれば、エラーはなく、これらが異なるとエラーが存在する。
記号Di及びdiは、8ビット値であり、記号Ei及びeiは、対応する10ビットの符号化された値である。記号K0及びk0も10ビット値であるが、必ずしも8ビット値から符号化されるとは限らない。8ビットから10ビットへの符号化技術の例は、公知の8b10bコード化及び「遷移最短差動信号伝送(TMDS)」を含む。TMDSの概要は、www.ddwg.orgで「デジタル表示作業部会」から入手可能である1999年4月2日付けの「デジタル映像インタフェース(DVI)」改訂1.0規格の第3章に提供されている。DVI及び高品位マルチメディアインタフェース(HDMI)は、各々、TMDSベースの信号伝送プロトコルである。
エラーのない環境下では、同じ送信試験パターンがRXにおいて受信されるべきであるから、HSIO試験は、多くの場合に、試験パターンの開始点で特殊制御文字、例えばK0によって同期させた2つの同一のPRBS18及び44を伴う。「TX PRBS」は、送信する試験パターンを発生し、「RX BIST」は、比較する予想出力を発生する。「TX PRBS」は、K0を発生することができ、これを送信されるコードワードストリームに前置することができる。指定した制御文字(K0)を検出すると、異常を識別するために「RX PRBS」は、予想試験パターンを受信したものと比較し始める。PRBSにおける試験パターンは、線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)52に基づいて発生される。LFSR52の挙動は、その特性多項式によって特徴付けることができる。LFSR52の例及びその特性多項式を図2に示している。記号
Figure 0005697833
は、排他的OR(XOR)ゲートを表し、記号Dは、D型フリップフロップを表すが、XORゲート以外の他のゲートを用いることができ、D型フリップフロップ以外のフリップフロップを用いることもできる。LFSRは、固定シーケンスの試験パターンを発生することができる。そのシーケンスは、シードと呼ばれる初期状態によって判断される。
「RX PRBS」に固定多項式を埋め込むことにより、内部及び外部の両方の顧客に対して試験が複雑化する場合がある。一部の顧客は、異なる多項式を備えることができる顧客自らのLFSR又はATEを用いることを望むであろう。顧客の試験用途はまた、いくつかの異なるLFSR多項式からの様々な試験パターン、又は既存のLFSRが発生した試験パターンの混合バージョンを要する場合がある。
Stephen Sunter1他、「Structural Tests for Jitter Tolerance in SerDes Receivers」、TEST CONFERENCE、2006.ITC '06.IEEE INTERNATIONAL、IEEE、PI、2006年10月、p.1-10
従来のPRBSは、多くの場合に、オンライン試験機能を欠いている。オンライン及びオフライン試験は、それぞれ、正常機能モード及び試験モード中の試験実行を意味する。オンライン試験機能は、実際のシステム用途におけるビット誤り率(BER)に関してチャネル品質を測定することを提供することができる。PRBSは、通常は、オフライン試験環境において採用される。それは、試験モード中にのみ実行され、正常機能(正常作動)モード中は、通常は無効にされる。
一部の実施形態では、装置は、導体と、試験特性を試験パターン信号に埋め込み、かつ導体に試験パターン信号を送信する送信機試験回路を含む送信機とを含む。
一部の実施形態では、装置は、埋め込み試験特性を有する試験パターン信号を搬送する導体と、試験パターン信号を受信して試験特性を抽出し、かつ抽出試験特性が予想試験特性に適合するか否かを判断する受信機試験回路とを含む。
一部の実施形態では、システムは、チャネル、送信機、及び受信機試験回路を含む。送信機は、試験パターン信号に試験特性を埋め込み、かつ試験パターン信号をチャネルに送信する送信機試験回路を含む。受信機試験回路は、チャネルに結合し、かつ試験パターン信号を受信して試験特性を抽出し、抽出試験特性が予想試験特性に適合するか否かを判断する。
他の実施形態も説明して特許請求を行う。
本発明は、本発明の実施形態を示すために用いる以下の説明及び添付図面を参照することによって理解することができる。しかし、本発明は、これらの図面の詳細に限定されない。実際に、本発明の実施形態は、異なる詳細によって実施することができる。
一部の実施形態では、プロトコル独立試験特性は、エラーが発生した場合にそれらのエラーを検出するために受信機において同じ試験特性を検査することができるように、送信されるデータに埋め込まれる。特定の符号化技術に依存せず、コードワードの有効性を変化させるエラーを検出するBIST回路を用いる。埋め込み試験特性を用いてコードワードの有効性を定めることができる。一部の観点からかつ一部の実施形態では、試験特性は、1組の試験パターンが満たす仕様であると考えることができる。一部の実施形態は、様々な領域において実施することができ、これらの例は、8ビットデータ領域及び10ビットコードワード領域を含む。例えば、一部の実施形態では、回路は、8ビットデータ又は10ビットコードワードでパターンを発生し、エラーを検出することができるが、他のビット幅又は記号を用いることもできる。一部の実施形態では、オンライン試験機能を含む。
信号ストリームは、信号区画で構成することができる。信号区画の例は、非符号化データ区画(8ビットデータ等)及びコードワード(10ビット又はそれよりも多くの他の幅とすることができる)を含む。下記に説明する実施形態では、下記に説明する回路を通じて信号ストリームを修正する時に、信号区画の性質が変化する。
図3を参照すると、送信機60は、試験特性62を含み、これをパターン源64に供給する。パターン源64は、試験パターン>...E3210>を出力し、シリアライザ68は、この試験パターンをシリアル化する。一部の実施形態では、制御文字K0(多数の制御文字とすることができる)を試験パターンに前置するか、又はそうでなければ試験パターンに含ませることができる。例えば、この制御文字は、試験パターンの開始点を識別するのに用いることができ、これは、特性検査時に同期化のために用いることができる。そのような制御文字K0は、様々な他の例と関連して用いることができるが、明示的に示すか又は説明することはしない。シリアル化した試験パターンをチャネル72上で受信機80の逆シリアライザ78に搬送する。受信機80はまた、受信した試験パターン>...e3210>を受け取る試験特性チェッカー84を含む。試験パターンの様々な例の詳細を下記に提供する。
一部の実施形態では、RX試験回路をTX試験回路から切り離すことができる(作動時に、かつ一部の場合は物理的に)。試験特性は、実時間又は後の時点で検査することができる。従って、後のエラー検査に向けてある一定の信号を保持するための記憶回路がある場合がある。(図42の任意的な記憶回路814を参照されたい。)一部の実施形態では、RX試験回路は、「TX PRBS」多項式に依存しない(他の実施形態ではこれらを用いるが)。試験特性は、被試験デバイス(DUT)を検証するために、どの種類の試験パターンをRX試験回路に送信することができるかを指定することができる。この意味で、試験中にチャネルを通じて送信される試験パターンの種類を試験特性が定めることができるという点において、試験特性は、従来技術の通信プロトコルと同様であると考えることができる。エラーを検出するために、これらの埋め込み特性を着信データストリームから抽出して検査することができる。本提案の試験特性は、試験パターン源に埋め込むことができる。例示的に、試験パターン源は、ATEベクトル、PRBSパターン、及びあらゆる他の外部パターン源を含むことができる。一部の実施形態では、試験特性を発生する上でPRBS多項式を用いるが、他の実施形態では、試験特性を発生する上でPRBS多項式を用いない。
図4は、本提案の実施形態でエラー検出を達成することができる方法の例を示している。図4は、図3と同様であるが、データDを符号器66によって符号化し、チャネル72を通じて目標とする埋め込み試験特性を有する試験パターンEを送信することを例示している。復号器82は、受信した試験パターンeを復号化し、受信データdを作成する。円90に示しているように、有効コードCkは、試験特性Pkを含む。送信又は受信段階の何処かでエラーが発生し、送信データストリームに埋め込んだ試験特性を無効にすると、受信機において、そのエラーを検査及び検出することができる。受信した試験パターンの試験特性が予想試験特性と同じではない場合には、円92に示すように、比較によって無効試験特性¬Pkを有する無効コードCFが示されている。復号器82によって着信信号を復号化する前又は後に、無効コードワードの検査を行うことができる。
送信機は、様々な手法で実施することができる。図5は、一部の実施形態による送信機102の例を示している。マルチプレクサ108及び118が各々「0」状態にある場合には、データ信号(通常作動時の通常非試験信号等)は、マルチプレクサ108の中を通され、符号器66によって符号化され、マルチプレクサ118を通過させられ、シリアライザ68によってシリアル化され、HSIO出力を通じてチャネル72に供給される。マルチプレクサ108が「1」状態にあり、マルチプレクサ118が「0」状態にある場合には、TX試験回路116からマルチプレクサ108を通じてデータ信号試験パターンを供給し、符号器66によって符号化する。符号器66からの試験パターン信号は、マルチプレクサ118を通じてシリアライザ68、更にチャネル72へと供給される。マルチプレクサ118が「1」状態にある場合には、試験回路116は、マルチプレクサ118を通じてシリアライザ68、更にチャネル72へと試験パターン信号を直接供給する。本明細書では、データという用語は、指令、アドレス、従来のデータ、又は他の何かとして用いるか否かに関わらず、あらゆる信号を意味するように広範囲にわたって用いられる。一部の実施形態では、試験回路116は、符号器66の出力からのビットを用い(例えば、下記に説明する試験符号化関数の入力として)、又は試験回路116は、到着データストリームに対して別々の符号器を有することができる。一部の実施形態では、下記に説明するように、試験回路116は、非符号化データに対して試験符号化関数を用いることができ、従って、符号器66がデータストリームを受け取る前に、到着データストリームからビットを受け取ることができる。
受信機104は、HSIO入力を通じてチャネル72上の信号を受信する。受信信号は、逆シリアライザ78を通じて逆シリアル化され、RX試験回路128及び復号器82に供給される。復号器82は、試験回路128及び受信機102を含むチップの他の部分に8ビットデータ信号を供給する。8ビットデータ信号は、データ区画の例である。データ区画は、その他の幅とすることができる。試験回路128は、受信した試験特性を予想試験特性と比較し、エラーが発生したか否かを判断する。導体120は、チャネル72の一部とすることができ、又は送信機のドライバとチャネル72の間に結合した内部導体とすることができる。導体122は、チャネル72の一部とすることができ、又はチャネル72と受信機104の受信機との間に結合した内部導体とすることができる。一部の実施形態では、エラー信号は、エラーが存在しない場合に第1の値を有し、エラーが存在する場合に第2の値を有する。一部の実施形態では、エラー信号は、追加情報を提供する。様々な他の手法を用いることもできる。エラー判断は、様々な手法で達成することができ、これらの例を本発明の開示で説明する。
他の実施形態は、様々な他の詳細を有することができる。例えば、一部の実施形態では、送信機TX102は、試験パターン信号をマルチプレクサ108を通じて供給する機能及びマルチプレクサ118を通じて直接供給する機能の両方を持たず、一方又は他方のみしか持たない。同様に、一部の実施形態では、RX104は、受信した試験パターン信号を試験回路128に直接供給する機能及び同じく復号器82から供給する機能のその両方を持たず、一方又は他方のみしか持たない。
TX102及びRX104は、同じチップ内にあることができ、又は別々のチップ内にある場合がある。TX102とRX104の両方を含む1つのチップがある場合、そのチップは、被試験デバイス(又はチップ)とすることができる。TX102とRX104が異なるチップにある場合、これらのチップは、両方とも被試験チップとすることができ、又はTX102を有するチップのみが試験下にあると考えることができ、又はRX104を有するチップのみが試験下にあると考えることができる。図5では、TX102を有するチップを被試験デバイスとし、RX104を試験機器の一部とすることができる。代替的に、TX102を試験機器の一部とすることができ、RX104を被試験デバイスの一部とすることができる。更に代替的に、TX102は、受信機104とは異なる試験機器に結合した被試験デバイスの一部とすることができ、又はRX104は、TX102とは異なるが同様の信号を作り出す試験機器に結合した被試験デバイスの一部とすることができる。他の手法を用いることもできる。
実施形態に依存するが、試験回路は、あらゆるサイズのデータワード又はあらゆるサイズのコードワードに対して作動することができる。HSIOでは、8ビットデータワード及び10ビットコードワードが一般的に用いられるフォーマットであるから、本発明の開示は、8ビットデータワード及び10ビットコードワードを用いる例を提供する。TX試験回路116は、試験特性を埋め込んだ8ビットデータワード及び10ビットコードワードのストリームを発生することができる。発生した8ビットデータワードを10ビットの有効コードワードストリームに符号化し、チャネル72を通じて送信する。受信した10ビットコードワードストリーム及び8ビットの復号化したデータストリームをこのストリームに埋め込んだ試験特性に対して検査することができる。一部の実施形態では、送信されるビットの全てを符号化する。他の実施形態では、送信されるビットの一部は符号化されない。
一部の実施形態では、特定の符号化技術では無効になると考えられるコードワードを本試験において用いることができる。多くの符号化技術(8b10b符号化等)では、一部の10ビットコードワードは有効ではなく、これは、これらのコードワードを有効に取得することができないことを意味する。(本発明の開示では、無効という言葉を(1)送信処理に対するエラー、及び(2)符号化処理の制限条件の下で有効に取得することができないコードワードという異なる手法で用いる。)しかし、一部の実施形態では、制御可能性及び観測可能性を改善するために、試験目的で無効コードワードを用いることができる。検出にジッター及び記号間干渉(ISI)のような電気特性の増感又は励起を伴う場合がある機能異常をターゲットにするために、試験パターンセットに無効コードワードを含めることより、ターゲットとする増感の可能性を高めることができる。
次の節では、試験特性を導出することができ、かつ8ビットデータストリーム並びに10ビットコードワードストリームに埋め込むことができる様々な手法の一部について解説する。
試験特性及び試験回路アーキテクチャ
一部の実施形態では、試験パターンは、8ビットデータ又は10ビットコードワードの連続パターンであると考えることができる。試験パターンのためのデータ又はコードワードのシーケンスを試験パターンシーケンスと呼ぶ。一部の実施形態では、試験特性は、試験パターンシーケンス内の各試験パターンを一部の関数の入力及び出力を保持するタプルと解釈することによって導出することができる。
各コードワードについて、ストリーム>...e321>におけるei[0:9]は、例えば、ei[0:9]=(i8、i9、i8、i9、i8、i9、i8、i9、o8、o9)と解釈することができ、ここで、ik及びokは、試験符号化関数と呼ぶ関数fkの入力及び出力を表している。(同じことを送信側のストリーム>...E321>に適用することができる。一部の実施形態では、データ(di[0:7]及びDi[0:7])において同じことが成り立つ。)試験符号化関数は、パターンシーケンス内の各10ビットコードワードの解釈であると考えることができる。試験符号化関数は、組合せ関数であるか又はシーケンス関数とすることができる。例示的に、試験符号化関数を用いた10ビットコードワードの発生を図6に示している。関数f9は、XORゲート144を通じてコードワードビットe[1]とe[5]とのXORを取る段階、XORゲート146を通じてコードワードビットe[3]と[7]とのXORを取る段階、及びXORゲート148によってこれらの結果のXORを取る段階を含む。任意的なXORゲート160は、XORゲート148の結果及び任意的なフリップフロップ回路162の結果を受け取る。enable=1の場合、e9は、前のe9値に依存するシーケンス関数の出力とすることができる。そうでなければe9は、組合せ関数f9の出力である。関数f8は、XORゲート154を通じてコードワードビットe[0]とe[4]とのXORを取る段階、XORゲート156を通じてコードワードビットe[2]と[6]とのXORを取る段階、及びXORゲート158によりこれらの結果のXORを取ってe8を供給する段階を含む。e9の時と同様に、フリップフロップ回路及び付加的なXORゲートを用いることができる。解説を平易に保つために、本発明の開示では、組合せ試験符号化関数を仮定する。図6で明らかなように、試験符号化関数は、物理的な構造であって単なる活動ではない。図6の試験符号化関数は、試験符号化関数が作動している間に、ある意味でコードワードストリームが少なくとも一時的にビットを保持する場合でさえも、コードワードからビットを「受け取る」ということができる。
図6では、符号化関数f8及びf9は、それぞれ、e[0:7]の偶数ビット及び奇数ビットの位置の奇数パリティを計算する。計算したe8及びe9をe[8:9]に置いて望ましい10ビットコードワードを形成する。一部の実施形態では、処理されるエラーの種類及び考察中のプロトコルによって課せられる試験パターン制限条件に依存して、あらゆる試験符号化関数を採用することができる。試験パターン制限条件は、最大実行長さを含む。実行長さは、シリアル化したビットストリームにおいていくつかの連続するゼロ及び1の数を指定する。例えば、TMDSの最大実行長さは、例えば21である。
一部の実施形態では、試験可能性を高め、試験の品質を改善するように符号化関数は設定可能である。設定可能な符号化関数の例を図7に示しており、ここでは、ゲート164によってE[0]とE[2]とのXORを取り、ゲート166によってE[4]とE[6]とのXORを取り、ゲート170によって164の結果と166の結果とのXORを取る。XORゲート174は、入力E[3]及び設定制御ビット(con[0])を有するANDゲート172の結果とゲート170の結果とのXORを取り、e8を作り出す。同様に、ゲート178によってE[1]とE[3]とのXORを取り、ゲート180によってE[5]とE[7]とのXORを取り、ゲート184によってゲート178の結果とゲート180の結果とのXORを取る。XORゲート188は、入力E[4]及び設定制御ビット(con[1])を有するANDゲート186の結果とゲート184の結果とのXORを取り、e9を作り出す。2ビットの設定制御入力(conf[0:1])をプログラムすることにより、符号化関数を4つの異なる関数に設定することができる。図7では、例えば、conf[0]=1、又はconf[1]=1、又は両方がそうである場合には、生じる符号化関数は、図6の元の符号化関数への追加入力を含む。他の符号化関数が見逃す場合があるエラーを検出するために、異なる符号化関数を用いることができ、試験品質を改善することができる。設定可能な符号化関数はまた、利用可能な試験パターン数を増加する。利用可能な試験パターンの増加によって、アナログ回路においてより多くのエラーを励起して観測することを可能にすることができる。
図6では小文字の「e」を用いているが、図7では大文字の「E」を用いていることに注意されたい。上述のように、大文字の「E」は、送信機の信号を意味し、小文字の「e」は、受信機のものを意味する。しかし、一般的に、図の回路は、送信機及び受信機の両方で用いることができる。図及び説明が重複するのを避けるために、一部の図及び説明は大文字のEを用い、他のものは小文字のeを用いている。改めて述べない限り、「D」及び「d」の場合も同じである。
一部の実施形態では、図8に例示しているように、試験符号化を8ビットデータで実行する。指定したビット位置のパリティは、データビット位置の1つに割り当てることができる。例えば、データビット位置d[0]及びd[3]のそれぞれは、残りの偶数ビット及び奇数ビット位置のパリティと解釈することができる。この例では、XORゲート192は、d[1]、d[5]、及びd[7]を受け取ってd3を作り出し、これをd[3]として供給する。XORゲート194は、d[2]、d[4]、及びd[6]を受け取ってd0を作り出し、これをd[0]として供給する。一部の実施形態では、8ビットデータ領域での試験符号化の利点は、プロトコルからの独立性を含むことができる。プロトコル関連の制限条件は、符号器によって処理することができるので、これらの制限条件を考慮に入れる必要はない。一部の実施形態では、欠点は、利用可能な試験励起が少ないことによって生じる制御可能性の制限、及び10ビットコードワード領域において作動するアナログ回路から生じるエラーをターゲットとするように試験データシーケンスを制御することの難しさに起因する試験可能性の低下を含むであろう。図8のように試験符号化がデータ区画に対する場合には、これらの区画は、図8の活動の後に符号化することができる。追加符号化は、8b10b又はTMDSのような公知の符号化とすることができ、又は図6のもののような符号化とすることもできる。
実施形態の一部は、8ビットデータ及び10ビットコードワードの両方に同様に適用することができるが、設計概念を解説するために本発明の開示にわたってコードワードを用い、適切な箇所において8ビットデータについて説明する。
試験符号化関数だけでは全ての可能なコードワードに適応させることができない。10ビットコードワードでは、例えば、1024(210)個の可能なコードワードが存在する。しかし、試験符号化関数は、256(28)個のコードワードしか許さない。これは、最初の8ビット(e[0:7])が判断されると、最後の2ビット(e[8:9])は、それらのビットから計算されるからである。この例では、e[0:7]は独立変数であり、e[8:9]は依存変数である。試験中に全ての可能なコードワード(又は、少なくとも追加コードワード)を網羅するために、署名の設計概念を導入することができる。
コードワードのクラス署名の例を図9に例示しており、ここでは、e[0、2、4、6]を試験符号化関数f8に供給してe8を作り出し、e[1、3、5、7]を試験符号化関数f9に供給してe9を作り出す。クラス署名S[0]及びS[1]は、e8及びe9と呼ぶ計算した関数の出力がe[8:9]に関連する方法を示すことができる。目標とする関係を導出するために、これらの関係を解釈する一部の関数を採用することができる。これらの関数を署名関数と呼ぶ。図9の例では、クラス署名S[0]及びS[1]を計算するために、XOR関数202及び204を用いる。この場合には、クラス署名関数出力の論理0及び1は、それぞれ、計算したe[i]とi∈{8、9}におけるeiとの間の一致及び不一致(補完)を示している。クラス署名関数は、以下のように表現することができる。
Figure 0005697833
図9のクラス署名関数に基づいて、4つのクラス署名を存在させることができる。この例では、あらゆるコードワードは、4つの署名のうちの1つで生じなければならない。すなわち、クラス署名関数は、1組の全ての可能なコードワードをいくつかの部分集合に分割する。コードワード部分集合の個数は、2N個とすることができ、ここで、Nは、クラス署名関数の個数である。この例では、S[0:1]と表す2つのクラス署名関数が存在し、従って、図10に示すように、4(22)個のクラス署名が存在する。
試験パターンは、望ましい試験を実施するコードワードの序列リストであると考えることができる。試験パターンシーケンスは、対応するクラス署名シーケンスによって表すことができる。クラス署名シーケンスの例を図11に例示する。4つのコードワード、0000000000、000000011、0000000001、及び0000000010を試験パターン内で繰り返すと仮定する。全てのコードワードにおいて、e[0:7]=00000000であるから、試験符号化関数出力は、全てのコードワードにおいて00、すなわち、(e8、e9)=00である。従って、(e8、e9)及びe[8:9]に対してビット毎のXOR関数を実行することにより、各コードワードに対してクラス署名を計算することができる。生じるクラス署名シーケンスS[0:1]を同じ図内に示している。第2の試験パターン例のS[0:1]シーケンスを同様に取得することができ、図11の下段に示している。
一部の実施形態では、クラス署名関数は、同値関係であると考えることができる。各クラス署名は、各クラスを表すものとすることができる。同じクラス署名を有するあらゆる2つのコードワードは、同等とすることができる。同様に、あらゆる試験パターンは、それらのクラス署名シーケンスによって表すことができる。これは、クラス署名シーケンスが目標とする試験パターンを指定することができることを意味する。一部の実施形態では、クラス署名シーケンスを用いて試験特性を表現する。従って、試験特性は、各コードワードのクラス署名及び試験パターンのためのクラス署名の序列を含むことができる。例えば、図11の第1及び第2の例の試験特性は、それぞれ、(00→11→01→10)*及び(01→11)*である。記号*は、いずれかの回数の繰返しを表している。
試験特性は、図12に示すように有限状態機械(FSM)を用いて表現することができる。図12の第1の例は、試験仕様(01→11)*のFSM表現を示している。試験特性は、クラス署名入力を含むことができるばかりではなく、内部又は外部入力を含むことができる。第2の例は、同様に外部又は内部入力を含むより高度な試験特性を示している。例えば、10ビットコードワードから内部的に又はBIST環境から外部的に非署名入力を導入することができる。図12の第2の例は、本明細書に提供する他の例と必ずしも関連するとは限らない。
図13は、試験パターンのクラス署名のシーケンスで表現した試験特性を要約している。試験特性は、試験パターンの仕様であると理解することができる。試験特性は、特定の試験パターンシーケンスではなく、試験パターンシーケンスのクラス又はタイプを指定することができる。論理式は、試験パターンシーケンスが対応するクラス署名シーケンスの実施(又はメンバ)であることを含意する。クラス署名に対して合成操作を定めることができる。変数Kは、クラス署名を発生するのに加わる試験符号化関数の個数である。本発明の開示で考察する例では、Kの値は2である。
一部の実施形態では、コードワードストリーム内に試験特性を埋め込むか又は検査するために望ましいクラス署名及びシーケンスを操作することができる。一部の実施形態では、クラス発生関数を用いて試験パターンシーケンスの中にあらゆる望ましいクラス署名を埋め込むことができる。クラス発生関数g8及びg9(まとめてg8、9)の例を図14に示している。クラス発生関数g8、9は、特定の例では、制御信号C[0]及びC[1]とすることができる汎用入力に供給する制御入力C[0:L−1]及びC[0:M−1]に基づいて、ストリーム内のコードワードのクラス署名を修正することができる。本明細書では、「修正する」は、特定の場合のための変更を必ずしも意味するとは限らず、より正確には、一部の場合ではあるが必ずしも全ての場合とは限らない場合に変更することを意味することに注意されたい。例えば、クラス発生関数g8、9の性質並びに制御信号e8及びe9の値に依存して、クラス発生関数g8、9の出力は、入力と異なる場合があり、又はそうでないこともある。
ビットe[0:7]は、10ビットコードワードの位置0、1、2、...7(第1の群の位置)からのものであり、ビットe[8:9]は、10ビットコードワードの位置8及び9(第2の群の位置)に対するものである。当然ながら、試験符号化関数への入力は、位置0〜7以外の位置からのものとすることができ、クラス発生関数の出力は、位置8及び9のためのビット以外の位置に対するものとすることができる。一般的に、位置の第1及び第2の群は重複しないが、一部の実施形態では、これらは、重複することができるであろう。
図15は、クラス発生関数g8及びg9がXORゲートである例を提供する。また、e[8]及びe[9]の値のそれぞれを操作するために、単一ビットの制御信号入力C[0]及びC[1]を用いることができる。e8及びe9の値は変更されず、従って、意図するようにクラス署名(S[0:1])のみが修正されることに注意されたい。同じ図では、C[0:1]の値に対するe[8]及びe[9]の真理値表を説明している。e[8]及びe[9]が補完すると、C[0]及びC[1]は、それぞれ論理1に設定される。
クラス署名を発生するのにXORを用いた場合には、あらゆるクラス署名S[0:1]をC[0:1]から直接制御することができる。これを図16に要約している。この例では、C[0:1]は、S[0:1]と同じであるから、同じ望ましいS[0:1]をC[0:1]に供給することによって望ましいS[0:1]を発生させることができる。この例では、例示目的でクラス発生関数のXOR実施を仮定している。しかし、クラス署名を発生するために、試験用途に依存して他の関数を採用することができる。
一部の実施形態では、望ましいクラス署名シーケンスseq(S[0:1])をC[0:1]に供給することにより、望ましいクラス署名シーケンス(S[0:1])を埋め込むことができる。図17及び18は、試験特性をコードワードストリームの中に埋め込むことができる方法を例示している。図17では、試験特性発生器224は、関数fh及びfiを含み、これらをfh、iと表している。パターン源222は、E[0:7]を含む>...E321>を供給し、fh、iは、これを受け取る。試験符号化関数fh、iは、e8、e9をXORゲート230に供給する。XORゲート230はまた、クラス制御信号発生器226からCE[0:1]を受け取る。seq(S[0:1])は、試験符号化関数を用いて又は用いずに埋め込むことができる。例えば、10ビットパターン源を用いた場合には、C[0:1]は、試験符号化関数を用いずにe[8:9]を直接操作することができる(図18の試験特性発生器234を参照されたい)。XOR関数は可換であるから、発生したe[8:9]は、いずれかの関数によって試験符号化が行われたものと考えることができる。出てゆくe[8:9]内制御信号を修正するために、C[0:1]を用いることができる。
一部の実施形態では、望ましいseq(S[0:1])を発生するseq(C[0:1])は、CE[0:1]発生器と呼ぶ有限状態機械(FSM)(例えば、図17及び18の発生器226)を用いて実施することができる。CE[0:1]発生器は、要求されるseq(S[0:1])を供給するようにプログラムすることができる。試験特性を埋め込む段階は、通常は、TXのアクションであるから、大文字の下付文字Eを用いているが、一部の実施形態では、この段階をRXにおいて用いる。また、出力SE[0:1]を通じて埋め込んだ試験特性を観測することができる。
同様に、図19に示すように、一部の実施形態では、着信コードワードストリームから埋め込み試験特性を抽出することができ、これを予想署名シーケンスに対して検査することができる。fj試験特性チェッカー244は、fj、kと表している試験符号化関数fj及びfkを含み、この関数は、受信ストリーム>...e321>からe[0:7]を受け取る。XORゲート264及び248は、試験符号化関数fj、kからのビットe8及びe9と、>...e321>からのビットe[8]及びe[9]とのXORを取り、クラス署名シーケンスSe[0:1]を供給する。予想seq(S’e[0:1])(予想クラス署名の修正済みシーケンス)は、XORゲート254を用いて、予想seq(Se[0:1])とCe[0:1]からの制御信号とのXORを取ることによって発生させることができる。図20に要約するように、Ce[0:1]の値と予想クラス署名Se[0:1]との間でXOR関数を実行することができ、予想S’e[0:1]を作り出す。シーケンス内の各抽出したクラス署名Se[0:1]を、XOR段階を通じて対応するCe[0:1]に加算する。すなわち、Ce[0:1]は、Se[0:1]をS’e[0:1]へと変換する。生じたseq(S’e[0:1])をこの後にエラー検出器256内に実施した予想署名シーケンスに対して検査することができる。一部の実施形態では、Ce[0:1]発生器の採用は、エラー検出器の設計を簡素化することができる。
エラー検出器256は、FSM又は組合せ回路で実施することができる。例えば、seq(Ce[0:1])が予想seq(S’e[0:1])と同じである場合には、seq(S’e[0:1])は、ゼロのシーケンス、すなわち、seq(S’e[0:1])≦(00)(00)(00)...<である。すなわち、一部の実施形態では、あらゆる非ゼロクラス署名をエラーであると考えることができる。そのような特殊な場合には、組合せ回路を用いてエラー検出器を実施することができる。しかし、クラス署名シーケンスが一定でなかった場合には、一部の実施形態では、エラーを処理するのに、多くの場合にFSMベースのエラー検出器を実施することができる。
一部の実施形態では、TX及びRXが独立していると仮定し、SE[0:L]のサイズは、SE[0:K]のサイズと同じである必要はない。すなわち、インデックス変数Lは、必ずしもKと同じとは限らない。コードワードストリームは、TX及びRXにおいて異なって解釈されてもよい。同様に、両方の側で異なる試験符号化関数を採用してもよい。これらの例では、例示目的でL=K=2を仮定している。
図21は、試験特性を用いたエラー検出を示す送信機270及び受信機272を有するインタフェース試験システムを例示している。図21に示す試験回路は、図3の改良版である。パターン源274から発生したコードワードストリームは、試験符号化され、シリアライザ278を通じてシリアル化され、更にチャネル286を通じて送信される。上述のように、試験符号化段階は、試験符号化関数fh、i及びCE[0:1]によってXORゲート280を通じて試験特性を埋め込まれる。受信機では、逆シリアライザ290からの送信コードワードストリームを解釈し、クラス署名の予想シーケンスに対して検査する。エラーがクラス署名シーケンス又は試験特性を変化させた場合には、エラーにフラグを立てる。図21の例では、試験符号化関数fj、k(試験符号化関数fh、iと同じであっても異なっていてもよい)は、ビットe8及びe9をXORゲート296に供給する。XORゲート296はまた、Ce[0:1]発生器294からのCe[0:1]制御信号及びビットe[8:9]を受け取り、署名S’e[0:M]を供給する。エラー検出器298は、エラー(例えば、実際のクラス署名シーケンスとクラス署名の予想シーケンスに対する差)を検出する。図21は、送信機及び受信機を実施することができる様々な手法のうちの1つに過ぎない。
送信したコードワードとそのクラス署名との間で同期を確立することができる場合には、図22に示すように、TXのクラス署名SE[0:1]をCe[0:1]に直接接続することができる。TX及びRX両方の試験符号化関数は、同じとすることができるが、必ずしもそうとは限らないことに注意されたい。図22は、TX及びRXにおいて採用する試験符号化関数が同じである特殊な場合の例示的な図である。図22は、送信機302(試験符号化関数fh、iの出力及びE[8:9]を受け取るXORゲート308を含む)、及びブロック320に示すように同期させた受信機304(試験符号化関数fh、iを含む)を例示している。XORゲート322は、Ce[0:1]、fh、iの出力、及びe[8:9]を受け取る。同期は、先入れ先出し(FIFO)のような公知の技術を用いて達成することができる。クラス署名を伝送する経路がコードワードを伝送する経路よりも高速である場合には、例えば、待ち時間を許容するために、クラス署名をバッファに入れることができる。クラス署名のサイズは、コードワードのサイズよりも著しく小さいので、クラス署名をバッファに入れる段階は、ハードウエアの利点を提供することができる。FIFOは、オンチップ又はオフチップのいずれで存在してもよい。
一部の実施形態では、図22の試験回路は、万能性及びオンライン試験機能を提供することができる。エラー検出器の設計を複雑化することなく、エラーを検出するためのあらゆる任意シーケンスを有するあらゆる試験パターンを用いることができる。例えば、TX試験符号化関数とRX試験符号化関数とが同期したか又は同じ場合には、生じるseq(S’e[0:1])は、常時ゼロシーケンスである。従って、非ゼロクラス署名を生じるあらゆるエラーを容易に検出することができる。図22の試験回路は、オンライン試験機能を提供することができる。オンライン試験は、システム使用時にエラーを検査する。オンライン試験は、正常システム作動中にビット誤り率(BER)情報を収集することができる。収集したBER情報は、例えば、サイトの通信チャネル品質を判断するために用いることができる。
10ビットコードワード試験パターンの直接発生には、DC均衡化を要する場合がある。従来技術で公知のように、DC均衡化は、1つ又はそれよりも多くの連続するコードワードにおける1及び0の個数が均衡することを保証する。DC均衡化は、記号間干渉(ISI)及び電磁放射の両方を低減することができる。DC均衡化はまた、AC結合を促進し、受信機においてクロックをデータから取り出すことを可能にする。
DC均衡化は、符号器によって実行することができるので、8ビットデータの試験パターン発生においてDC均衡化を考えることができる。しかし、10ビットコードワードの試験パターン発生は、符号器の補助なしに実行されるので、このパターン発生では、DC均衡化を考えるべきである。試験パターンを外部の試験器から被試験デバイス(DUT)に印加する場合には、DC均衡化をオフラインで実行することができる。望ましいDC均衡済み試験パターンを発生させるために、コンピュータプログラム又はスクリプトを採用することができる。これは、非常に柔軟なDC均衡済み試験パターン取得法であるが、試験パターンを試験器の中にロードすることを要する。10ビットコードワード試験パターンのオンチップ発生は、DC均衡化ウィンドウの設計概念を導入することによって達成することができる。
DC均衡化ウィンドウは、その連続コードワードのいくつかがDC均衡化されたものである。ウィンドウのサイズは、ウィンドウ内に含まれるコードワードの個数によって判断することができる。DC均衡ウィンドウは、含まれる1の個数と0の個数とが均衡することを保証する。DC均衡化ウィンドウの例を図23に例示しており、ここでは、Ei(上線付き)は、Ei[0:9]のビット毎の補数を表している。例示的に、Ei(上線付き)のクラス署名を図24に示すように計算することができる。上述の試験符号化関数では、Ei(上線付き)のクラス署名は、SEi[0:1]のビット毎の補数とすることができる。
図25を参照すると、一部の実施形態では、変調器346及びXORゲート348を通じてパターン源274を変調することにより、DC均衡化ウィンドウに適合する試験パターンの発生を行うことができる。例示的に、変調器346は、コードワード内の各ビットを個々に補完することができるFSMとすることができる。試験符号化関数fh、iの入力を変調器346によって変調することができ、試験符号化関数fh、iの出力をCE[0:1]発生器356によってXORゲート352を通じて変調することができる。DC均衡化ウィンドウは、全体のHSIO試験パターンのうちのかなりの部分を構成するDC均衡済みランダム(又は擬似ランダム)試験パターンを発生する非常に効率的な手法とすることができる。変調器は、コードワードを部分的に又は完全に補完することによって、パターン源によって供給される各ランダム試験ベクトルから2つ又はそれよりも多くのランダム試験ベクトルを作り出すことができる。ランダムに発生した試験ベクトルの補完ベクトル又は部分的な補完ベクトルは、ランダム試験ベクトルであると考えることができることに注意されたい。変調はまた、発生した試験パターンを反転する機能を提供することができる。そのような反転機能は、試験で用いられるパターンの範囲を拡大することができる。例えば、上昇又はランダム試験パターンを発生することができる場合には、反転によって下降及び補完的ランダム試験パターンをも著しい労力を伴わずに発生することが可能になる。受信機342において、XORゲート368は、ビットe[8:9]、試験符号化関数fj、kの出力、及びCe[0:1]発生器366の出力を受け取り、エラー検出器370(本発明で説明する他のエラー検出器と同じであっても異なっていてもよい)に入力を供給する。
一部の実施形態では、オンチップ試験パターン発生器、変調器、及びCE[0:1]発生器の間の周波数関係を調査することにより、ハードウエア効率の高いDC均衡化ウィンドウ技術の実施を達成することができる。例えば、DC均衡化ウィンドウサイズが2である試験パターンを発生する場合には、単一コードワードからコードワードとその補数とを取得することができるように、変調器の周波数は、オンチップパターン発生器の周波数の2倍高速なものとすることができる。署名を変調するために、CE[0:1]発生器を同様に作動させることができる。大きいサイズのDC均衡化ウィンドウを要する場合には、オンチップパターン発生器によって発生される各コードワードに基づいてDC均衡化ウィンドウを発生するために、試験パターン発生器を更に低速にすることができ、変調器及びCE[0:1]発生器を十分高速に作ることができる。
図26は、オンチップ試験パターン源の回路の例を提供している。試験パターン発生ユニットは、従来のPRBS発生器、カウンタ等とすることができる。従来のパターン発生器380は、ビットG[0:7]をバイアス論理回路382内のANDゲート384に供給する。ANDゲート384はまた、ビットPI[0:7]を受け取り、ビットEi[0:7]を供給する。従来の試験パターン発生器380は、ビットG[8:9]をANDゲート386に供給する。ANDゲート386はまた、PI[8:9]を受け取り、ビットEi[8:9]を供給する。一部の実施形態は、発生した試験パターンを制限するためにバイアス論理回路を用いる。そのような制限条件は、最悪の場合の試験パターンを発生するのに役立てることができる。望ましいiにおいて、PI[i]=0であると仮定することによって、8ビットデータ及び10ビットコードワードのためのゼロ又は1の最小個数を制御することができる。例えば、PI[0:9]のうちから7個を論理0に設定する場合には、Ei[0:9]は、少なくとも7個のゼロを含み、反転したEi[0:9]は、少なくとも7個の1を含む。そのようなバイアス試験パターンは、ISI問題を悪化させる可能性があり、非バイアス試験パターンよりも速く脆弱なICを異常に陥れる可能性がある。
HDMI試験回路
一部の実施形態では、様々な「HSIO BIST」に向けての試験回路は、通信試験プロトコルを実施することができる。用途として、TMDSプロトコルを用いるTX及びRXのHDMIデバイスにおいて試験回路を採用することができる。HDMIデバイスの主用途は、デジタルテレビ(TV)及びデジタル多用途ディスク(DVD)を再生する等の表示ディスプレイである。HDMIは、ソース同期であり、ビデオデータを処理するために赤、緑、青(RGB)のHSIOチャネルが存在する。
図27を参照すると、送信機402においてマルチプレクサ408及び424が各々「0」状態にある時には、データ信号(通常作動時の通常非試験信号等)は、マルチプレクサ408の中を通し、符号器410で符号化し、マルチプレクサ424の中を通し、シリアライザ430によってシリアル化し、HSIO出力を通じてチャネルに供給される。マルチプレクサ408が「1」状態にあり、マルチプレクサ424が「0」状態にある場合には、TX試験回路428からマルチプレクサ408を通じてデータ信号試験パターンを供給され、符号器410によって符号化される。符号器410からの試験パターン信号は、マルチプレクサ118を通じてシリアライザ68、更にチャネル72へと供給される。マルチプレクサ424が「1」状態にある場合には、試験回路428は、マルチプレクサ424を通じてシリアライザ430、更にチャネルへと試験パターン信号を直接供給する。受信機404(送信機402と同じチップ上にあるか、又は異なるチップ上にある場合がある)は、チャネルからの信号をHSIO入力を通じて受信する。受信信号は、逆シリアライザ440を通じて逆シリアル化し、RX試験回路438及び復号器444に供給される。復号器444は、試験回路438及び受信機404を含むチップの他の部分に8ビットデータ信号を供給する。試験回路438は、受信した試験特性を予想試験特性と比較し、エラーが発生したか否かを判断する。一部の実施形態では、エラー信号は、エラーが存在しない場合に第1の値を有し、エラーが存在する場合に第2の値を有する。一部の実施形態では、エラー信号は、追加情報を提供する。様々な他の手法を用いることもできる。エラー判断は、様々な手法で達成することができ、これらの例を本発明の開示で説明する。図5に関連して説明したもののような修正を加えることもできる。
図27はまた、複数チャネルを試験するために試験回路を採用することができる方法を例示している。TX試験回路は、全てのRGBチャネルに対して8ビットデータ及び10ビットコードワードの両方の試験パターンを並行して発生させることができ、シリアルインタフェースを通じてこれらを送信する。RX試験回路は、コードワード又はデータの着信RGBストリームをモニタすることができる。エラーを検出した場合は、エラー信号にフラグを立てる。このエラー信号は、ビット誤り率(BER)を測定し、シリコンデバッグに向けてクロックを停止するために用いることができる。
本提案のRX試験回路の一部の実施形態では、各チャネルに対して同一の試験回路を採用したとしても、RGBチャネルのための試験パターンは、同じである必要はない。各チャネルに対して異なるコードワードのストリームを独立して印加することができる。しかし、従来のPRBS手法では、同一のLFSR多項式は、全てのRGBチャネルに対して同じパターンを強制する場合があるので、同じ状況においてチャネルの独立性を得るのは困難である場合がある。チャネルの独立性は、広範な試験パターンを印加することを可能にすることができ、従って、試験可能性が改善される。
送信機の一部の実施形態を図28に示している。例示的に、システム452は、マルチプレクサ462、464、及び466の「0」入力に8ビットカラーデータ信号の3つの群を供給する。パターン源は、マルチプレクサ462、464、及び466の「1」入力に8ビット信号を供給する試験パターン発生器(TPG)454を含む。符号器470、472、及び474は、マルチプレクサ462、464、及び466の出力を符号化し、マルチプレクサ480、482、484の「0」入力に符号化信号を供給する。TPG454はまた、マルチプレクサ480、482、及び484の「1」入力に10ビットの符号化信号を供給する。マルチプレクサ480、482、484のRGB符号化出力は、(図示しているように)シリアライザ490、492、494を通じてシリアル化され、差動ドライバ502、504、及び506によって駆動される。試験が有効にされた時に(TM=1)、MUXを通じてパターン発生器へと試験経路を設定する。8ビットデータ発生又は10ビットコードワード発生を信号dataORcwによって選択する。dataORcs=0又は1である場合に、それぞれ、試験パターン発生器は、8ビットデータ又は10ビットコードワードを発生する。8ビットデータを選択した場合には、8ビットデータは、符号器に経路指定され、符号化10ビットは、シリアライザを通じて送信される。そうでなければ、発生した10ビットコードワードは、直接シリアライザに経路指定される。試験パターン発生器は、試験パターン源及び試験特性発生ユニットを含むことができる。試験パターン発生器は、RGBチャネル間で共有することができる。試験特性発生ユニットは、変調器、CE[0:1]発生器、及び試験符号化関数を含むことができる。
図29は、図28の送信機に対する受信機の一部の実施形態を例示している。図28は、RGB受信子522、524、及び526を含み、これらの出力を逆シリアライザ532、534、及び536を通じて逆シリアル化し、信号e[0:29]を供給する。復号器542、544、及び546によってこれらのストリームを復号化し、復号化信号d[0:23]を供給する。コンマ検出器550に信号e[0:29]を供給する。試験パターンの開始点を同期させるために、所定の個数又はそれよりも多くの個数の連続指令文字、例えば、K0 *を用いることができる。例えば、コンマ検出器550がK0 *を検出すると、データ有効化(DETM)信号を論理0にアサートする。そうでなければ、データ有効化(DETM)信号を論理1に設定する。この例では、単一指令文字を試験パターンの一部として考えている。従って、コンマ文字を含む一部のエラーを検出することができる。エラー検出器554は、試験特性サブチェッカー564、566、及び568を含む試験特性チェッカー560を含み、下記に説明するように、これらのサブチェッカーは、多重入力署名レジスタ(MISR)552、アラインメントチェッカー562に信号を供給する。上述の試験符号化関数、Ce[0:1]発生器、及びエラー検出器を含むことができる試験特性チェッカー560により、各RGBチャネルのための受信コードワードストリームを検査する。BERを測定し(カウンタ572)、シリコンデバッグに向けて回路574を通じてクロックを停止するために検出したエラーを用いることができる。
一部の実施形態では、受信したRGB8ビットデータ又は10ビットコードワードが同期している場合に、受信データを互いに対して検査することができる。一部の実施形態では、RGBチャネルにおけるアラインメントエラーを検出するために、アラインメントチェッカー562においてRGBチャネルのクラス署名を比較し、アラインメントエラーを検出する(図30に示している)。一部の実施形態では、エラーをなくすためには、全てのクラス署名が同じでなければならない。クラス署名のいずれかが異なる場合は、エラーにフラグを立てる。一部の実施形態では、クラス署名を用いるRGBアラインメントチェッカーは、データ又はコードワードを用いるものよりも単純なハードウエア手法をもたらすことができる。図30を参照すると、一部の実施形態では、ORゲート598を通じてXORゲート592の出力と594の出力とのORを取り、ORゲート608を通じてXORゲート602の出力と604の出力とのORを取り、ORゲート610がアラインメントエラーを供給する。
一部の実施形態では、エラーを検出するために、多重入力署名レジスタ(MISR)552を用いることができる。MISR552の例を図31に例示しており、ここでは、XORゲート618、630、632は、署名S[0]、S[1]、及びS[5]、並びにフリップフロップ638のQ出力を受け取る。XORゲート618、630、及び632の出力は、misr_en信号(ORゲート640からの)によって制御されるマルチプレクサ620、624、及び636の「1」入力に供給される。マルチプレクサ620、624、及び636の「0」入力は、それぞれ、フリップフロップ622、626、及び638の出力を受け取る。また、スキャンイン(SI)及びスキャンアウト(SO)信号も含まれる。MISRは、外部入力を受け入れるLFSRとすることができる。LFSRを有するMISRは、従来技術において回路試験の試験応答を圧縮するために用いられている。しかし、圧縮に向けて同じMISRをHSIO試験に適用することができる。一部の実施形態では、MISRは、接頭辞付きの制御文字を省略することができ、試験データのみを圧縮することができる。指定した制御文字を検出すると、信号misr_enを論理1に設定し、前の状態を維持する。これは、署名と呼ぶ圧縮の終端のためのMISRの内容を確定的にすることができることを保証するであろう。一部の実施形態では、MISRの予想署名をシミュレーションによって取得することができる。
モジュロK分割
本発明の実施形態は、コードワードにおいて2ビットを発生し、2つの署名を用い、2つの制御信号を用いるなどに制限されず、むしろ一般化することができる。しかし、この数は、2以外とすることができるであろう。例えば、この数は、1又は3とすることができる。以下では、コードワードにおいて3ビットを発生し、3つの署名を用い、3つの制御信号を用いるなどを伴うモジュロ3分割の例を提供する。
一部の実施形態では、試験回路は、217個の試験符号化が行われた20ビットE[19:0]コードワード及び217個の固定20ビットコードワードパターンを処理することができる。これは、一致コードワードを不一致コードワードに変化させるエラーを検出する上で有用なものとすることができる。一部の実施形態では、|m−n|=2fk、k>0に対する一部の場合を可能な例外として、e[m:n]のバーストエラーを検出することができ、ここで、fは、用いる符号化関数の個数を表している。バイト不整合のような上述したものとは別の機能を用いることもできる。nビットデータの解釈は、e[16:0]=(i2、i1、i3、i2、o1、i3、i2、i1、i3、o2、i1、i3、i2、i1、o3、i2、i1)のような入出力関数を保持するnタプルを伴う場合がある。
図32は、ビット12、7、及び2を作り出す関数に対する入力信号Ie12、Ie7、及びIe2の可能な定義を提供する。図33では、試験符号化関数f0、f1、及びf2は、信号Ie12、Ie7、及びIe2に応じてビットe12、e7、及びe2を供給する。XORゲート646、648、650は、e12及びe[12]、e7及びe[7]、並びにe2及びe[2]に応じて署名S[0]、S[1]、及びS[2]を供給するクラス署名関数である。また、可能なクラス署名も示している。図34は、試験符号化関数f0、f1、及びf2の例を提供する。図34では、Ie12は、ビット0、3、6、9、及び15を含み、Ie7は、ビット1、4、10、13、及び16を含み、Ie2は、ビット5、8、11、及び14を含む。関数f0では、XORゲート652及び654は、ビットe[0、3、9、及び15]を受け取り、XORゲート656は、XORゲート652及び654の出力並びにビットe[6]を受け取る。関数f1では、XORゲート662及び664は、ビットe[1、4、13、及び16]を受け取り、XORゲート666は、XORゲート662及び664の出力並びにビットe[10]を受け取る。関数f2では、XORゲート672及び674は、ビットe[5、8、11、及び14]を受け取り、XORゲート676は、XORゲート672及び674の出力を受け取る。図35は、一部の実施形態に対する署名関数S[2:0]に関する詳細を提供するものである。
一部の実施形態では、e[16:0]の署名クラスの8つの群を存在させることができる。クラス関数は、全コードワード(又はデータ)を2N組のコードワードに分割することができ、ここで、Nは、符号化関数の個数を表している。例としては、e[16:0]=(i1、i2、i1、i2、o1、i2、i1、i2、i1、o2、i1、i2、i1、i2、i1、i2、i1)。8つのクラス署名S[0:2]は、214個のコードワードに対して000、001、010、...、111とすることができる(図10と比較されたい)。図36は、S[2:0]をストリームに埋め込むことに関連して用いることができるXORゲート682、684、及び686を例示している。例としては、以下の通りである。
Figure 0005697833
上記に図13に関連して提供した情報は、S[2:0]で置換することができる。
図37を参照すると、一部の実施形態では、18ビットパターン源702は、試験特性発生器704内の試験符号化関数f0、f1、及びf2にIe2、Ie7、及びIe12を供給する元になるビットストリームを供給する。試験符号化関数f0、f1、及びf2の出力及びCE[2:1]発生器706の出力をXORゲート712に供給し、信号E[2、7、12]を供給する。図38を参照すると、一部の実施形態では、試験符号化関数f0、f1、及びf2にIe2、Ie7、及びIe12を供給し、ゲート714、716、及び718を用いてこれらの関数の出力とビットe[2]、e[7]、e[12]とのXORを取り、Srx[2:0]を作り出す。ゲート726において、Srx[2:0]とCe[2:0]の制御信号とのXORを取ってSe[2:0]を作り出し、エラー検出器728は、このSe[2:0]からエラーを検出する。
一部の実施形態では、受信機内のクラス発生関数において、以下の通りであり、ここで、iは集合{2、1、0}の中にあり、CRX[i]=0の場合に、Se[i]=Srx[i]であり、そうでなければSe[i]は、Srx[i]の逆数である。
Figure 0005697833
図39を参照すると、送信機は、パターン源736、試験符号化関数f0、f1、及びf2、XORゲート740、Ce[2:0]発生器738、並びにチャネル744に結合したシリアライザ742を含む。受信機は、逆シリアライザ746、試験符号化関数f0、f1、及びf2、Ce[2:0]発生器750、XORゲート752、並びにエラー検出器760を含む。XORゲート754からSrx[2:0]を出力し、XORゲート752からSe[2:0]を出力する。(図19と比較して術語に変更があるが、必ずしも意味に変更があるとは限らないことに注意されたい。)
図40及び41は、Se、CRX、SRXに関する方程式の例を提供する。
図42は、チャネル806を通じてチップ810内の受信機812に結合した送信機804を有する集積回路チップ802を有するためのシステムを示している。記憶回路814は、後の解析に向けて信号を保持することができる。パターン源822及びエラー検出器824を含む外部試験器820は、チップインタフェース830を通じてチップ802にインタフェース接続し、チップインタフェース832を通じてチップ810にインタフェース接続する。パターン源822は、本発明の開示における他のパターン源と同じか又は類似とすることができ、又はチップ804内の別のパターン源を助けることができる。エラー検出器824は、本発明の開示における他のエラー検出器と同じか又は類似とすることができ、又はチップ810内の別のエラー検出器を助けることができる。一部の実施形態では、パターン源及びエラー検出器は、試験機器内にはない。図43は、送信機842、チャネル844、及び受信機846が、同じチップ840内にあることを除いて、図42のものと同様のシステムを例示している。外部試験器850は、チップインタフェース860を通じてチップ840とインタフェース接続する。送信機804及び842並びに受信機812及び846は、本発明の開示において説明する送信機及び受信機の例である。チップ840は、回路814と同様の記憶回路を含むことができる。一部の実施形態では、送信機を有するチップにおいてパターンを発生し、受信機を有するチップ内のエラー検出器においてあらゆるエラーを検出することに注意されたい。そのような実施形態では、外部試験器は、内部エラー検出器の結果を受信のみとすることができる。
付加的な情報及び実施形態
一部の実施形態では、送信機には試験符号化関数がないが、対応する受信機には、少なくとも1つの試験符号化関数がある。
一部の実施形態の態様は、この態様を一部の通信プロトコルで用いられる従来技術のチェックサムと比較することによって評価することができる。チェックサムは、時折、受信データにおいてエラーを検査するために用いられる。しかし、チェックサムは、データの一部ではなくパケット内に別々に含まれている。一方、クラス署名は、コードワードの一部として含めることができ、又はコードワードと共にチャネル上に含めることができるが、コードワード内又はチャネル上に含めなくてはならないわけではない。一部の実施形態では、クラス署名は、コードワード内に含意させた設計概念である。コードワードの関数的解釈は、コードワードからクラス署名情報を抽出することができる。従って、送信側が既知の特性を有するseq(試験パターン)を送信することができるならば(例えば、エラーを検査するためのいかなる冗長ビットも添付せずに)、受信機内のRX試験回路は、受信コードワードストリーム内に捕獲したエラーを検査することができる。そのようなパターンの例は、固定パターン及びDC均衡化ウィンドウ仕様に基づいて発生したパターンを含むことができる。固定パターンの例は、(1111100000→1100110011→0000110011→0000011111)*とすることができる。
上述の実施形態の一部は、様々な符号化技術に適用することができるHSIO試験回路を含む。従来の「PRBS BIST」手法と比較すると、一部の実施形態は、より豊富な試験パターンセットを供給することができ、試験開発においてより高い柔軟性を提供することができる。本提案の試験回路は、PRBSパターン及び試験器から外部的に供給されるパターンを含む様々なパターン源に適応させることができる。それによって品質目標を改善することができ、試験開発において作業時間を短縮することができる。
一部の実施形態では、送信したものを安全に受信することを保証する性能要件を満たし、かつノイズのような物理的障害を克服するように、通信プロトコルは、チャネル上の信号を符号化することができる。異なるプロトコルは、異なる物理媒体及び異なる性能基準をターゲットとする場合があるので、採用したプロトコルを用いて試験技術を開発することが常に有利とは限らない。例示的に、試験中の相互作動性は、異なるプロトコルを採用する様々なPHYコアを同じチップ上に存在させるシステムオンチップ(SOC)設計の試験において重要であろう。プロトコル独立BISTを全てのコアが採用する場合には、採用したプロトコルに関わらず、あらゆるRXコアを試験するためにあらゆるTXコアを用いることができ、その逆も同様である。
一部の実施形態は、高品位マルチメディアインタフェース(HDMI)、シリアルATA、PCIエクスプレスのような例を含む様々な符号化技術に関連して用いることができ、試験及びシリコンデバッグの両方において豊富な試験パターンセットを供給することができる。一部の実施形態では、本提案の試験回路は、PRBS多項式とは独立しているので、他の実施形態では使用可能なパターンに一部の制約があるが、あらゆるパターンをあらゆるパターン源から外部的に被試験デバイスに適用することができる。
上記に示すブロック及び回路(パターン源、Ce発生器、エラー検出器、XORゲート、試験符号化関数、クラス署名関数、及び変調器等)は、特定の目的だけに向けた専用の回路、様々な目的に対して用いられる一般的な回路、又はソフトウエア又はファームウエアと組み合わせた回路を通じて実施することができる。差動及びシングルエンド信号伝送を含む様々な種類の信号伝送を用いることができる。電圧は、高レベル又は低レベルのいずれでもよく、又は2つよりも多くのレベルとすることができる。信号は、「眼の」形態又は何らかの他の形態にあるとすることができる。
本明細書では、「実施形態」という用語は、本発明の何らかの態様に関連して用いる実施例を意味する。本明細書における「実施形態」、「一実施形態」、「一部の実施形態」、又は「他の実施形態」への参照は、これらの実施形態に関連して説明した特定の機能、回路、又は特性が、少なくとも一部の実施形態に含まれるが、必ずしも全ての実施形態に含まれるとは限らないことを意味する。「一部の実施形態」への様々な参照は、必ずしも同じ「一部の実施形態」を参照するとは限らない。
要素「A」を要素「B」に結合すると言う場合は、要素Aを要素Bに直接結合することができるか、又は例えば要素Cを通じて間接的に結合することができる。本明細書又は特許請求の範囲において、構成要素、特徴、回路、構造、処理、又は特性Aが、構成要素、特徴、回路、構造、処理、又は特性Bに応答すると説明した場合は、Aは、Bに少なくとも部分的に応答することのみを意味する(しかし、同様に、Cに応答しでもよく、又はB及びCに同時に応答してもよい)。すなわち、AはBに応答すると言う場合は、Aは、同時にB及びCに応答する場合がある。同様に、AがBを引き起こすと言う場合は、Aは、Bの少なくとも部分的な原因であるが、Aとは別々か又はAとの組合せのいずれかでBの他の原因が存在する可能性があると考えられる。
本明細書において、構成要素、特徴、構造、回路、又は特性を含む「ことができる」、「であろう」、又は「ことができると考えられる」と説明した場合は、その特定の構成要素、特徴、回路、又は特性は、含まれる必要はない。本明細書又は特許請求の範囲において「ある一定の」構造を参照した場合は、この構造は、ただ1つのみ存在することを意味しない。
本発明をいくつかの実施形態に基づいて説明したが、本発明は、説明された実施形態だけに限定されるべきではなく、特許請求の範囲の精神及び範囲で修正及び変更を加えて実施することができる。すなわち、本説明は、限定的ではなく例示的であると見なすものとする。
送信機及び受信機を含む従来技術のシステムのブロック図である。 線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)を含む従来技術の擬似ランダムバイナリシーケンス(PRBS)発生器のブロック図である。 送信機及び受信機を含むインタフェース試験システムのブロック図である。 埋め込み試験特性及びエラー検出を示す送信機及び受信機のブロック図である。 送信機及び受信機を含むインタフェース試験システムのブロック図である。 コードワード試験符号化関数のブロック図及び図式図である。 設定可能な試験符号化関数のブロック図である。 データ試験符号化関数のブロック図及び図式図である。 試験符号化関数、クラス署名関数、及びクラス署名のブロック図及び図式図である。 クラス署名によるコードワードの分割の図式図である。 コードワード、試験符号化関数出力、及びクラス署名シーケンスの図式図である。 クラス署名による試験特性の状態図を示す図である。 クラス署名による試験特性の図式図である。 試験符号化関数及びクラス発生関数を含むブロック図である。 試験符号化関数及びクラス発生関数を含むブロック図及び図式図である。 クラス発生関数のための方程式の例を示す図である。 パターン源及び試験特性発生器のブロック図である。 パターン源及び試験特性発生器のブロック図である。 試験特性チェッカーのブロック図である。 クラス署名発生関数のための方程式を示す図である。 インタフェース試験システムのブロック図である。 インタフェース試験システムのブロック図である。 DC均衡化ウィンドウの図式例を示す図である。 クラス署名のための方程式の例を示す図である。 インタフェース試験システムのブロック図である。 試験パターン源のブロック図である。 インタフェース試験システムのブロック図である。 送信機回路のブロック図である。 送信機回路のブロック図である。 アラインメントチェッカーのブロック図である。 多重入力署名レジスタのブロック図である。 入力のための方程式の例を示す図である。 試験符号化関数、クラス署名関数、及びクラス署名のブロック図及び図式図である。 試験符号化関数のブロック図である。 署名関数のための方程式の例を示す図である。 試験符号化関数及びクラス発生関数のブロック図である。 パターン源及び試験特性発生器のブロック図である。 試験特性チェッカーのブロック図である。 インタフェース試験システムのブロック図である。 クラス署名を計算するための方程式を示す図である。 クラス署名を計算するための方程式を示す図である。 試験システムのブロック図である。 試験システムのブロック図である。
60 送信機
62 試験特性
64 パターン源
68 シリアライザ

Claims (29)

  1. 送信機と受信機の間のインタフェースをテストするための装置であって、
    信号を送信する導体と、
    スト用のテスト回路を含む前記送信機とを備え
    前記テスト回路が、
    前記送信機と前記受信機の間のインタフェーステストに関するテストコードの組を取得し、当該テストコードはエラーを検出する前記受信機によってチェックされ、
    送信されるテストパターンの種類を定める前記テストコードの組をテストパターン信号内に組み入れ、前記テストコードはクラス署名のシーケンスを含み、前記テストパターン信号に含まれるコードワードは、前記クラス署名のシーケンスによって複数の部分集合に分割され、
    前記テストコードを含む前記テストパターン信号を、前記受信機への送信のために前記導体に送信するように作動する、
    ように構成されていることを特徴とする装置。
  2. 前記コードワードは、所定のクラス署名関数に基づき複数の部分集合に分割され
    前記テストコードは、前記インタフェースをテストするテストパターンの仕様を提供する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記テストパターン信号は、前記テスト回路により生成され且つ前記受信機に送信すべきデータに含まれる前記コードワードを修正したシーケンスであり、前記テストコードが前記コードワードに組み入れられている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記テスト回路が、
    信号ストリームからのビットに応答して符号化ビットを供給するための符号化関数と、
    前記符号化ビット及び制御信号に応答して、前記テストコードに含まれる前記クラス署名のシーケンスを供給するためのクラス署名関数とを用いたロジックによって構成される、請求項2に記載の装置。
  5. 前記信号ストリームからの前記ビットが、該信号ストリーム内の信号区画の第1の群の位置からのものであり、前記第1の群により、前記テストパターン信号における第1の組のビット位置が定義され、
    前記クラス署名のシーケンスが、該信号区画内の第2の群の位置の中に挿入され、前記第2の群により、前記テストパターン信号における第2の組のビット位置が定義される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1及び第2の群の信号区画が、前記テストパターン信号に含まれるコードワードの部分であらわされる、請求項5に記載の装置。
  7. 前記信号区画が、前記テストパターン信号のデータ区画であらわされる、請求項5に記載の装置。
  8. 前記符号化関数の少なくとも1つがロジックに基づき定義され、当該ロジックは、前記符号化関数に関する更なる符号化が可能となる設定(コンフィグレーション)制御ビットを当該ロジックに対する入力として受信する、請求項4に記載の装置。
  9. 前記符号化関数及び前記クラス署名関数が各々排他的ORロジック(EOR)に基づき定義される、請求項4に記載の装置。
  10. 前記テスト回路が、前記信号ストリームを供給するパターン源、及び、前記制御信号を発生する制御信号発生器を更に含む、請求項4に記載の装置。
  11. 前記テスト回路が、信号ストリームからのビットに応答して少なくとも1ビット幅の符号化ビットを供給する少なくとも1つの符号化関数を用いたロジックに基づき構成される、請求項1に記載の装置。
  12. 前記テスト回路が、符号化ビット及び前記テストパターン信号の制御信号に応答して、少なくとも1つのクラス署名関数に基づくロジックにより構成され、前記少なくとも1つのクラス署名関数は、前記テストパターン信号のデータ区画の中に挿入される少なくとも1ビット幅のクラス署名を供給することを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  13. 前記テスト回路が、パターン源と、前記テストパターン信号を作成するのに用いられる該パターン源の出力を変調する変調器と、を含む、請求項1に記載の装置。
  14. 送信機と受信機の間のインタフェースをテストするための装置であって、
    テストコードを有するテストパターン信号を前記送信機から搬送する導体と、
    スト用のテスト回路を含む前記受信機とを備え、
    前記テスト回路が、
    前記送信機から送信されるテストパターンの種類を定めるテストコードの組が組み入れられた前記テストパターン信号を受信し、前記テストコードはクラス署名のシーケンスを含み、前記テストパターン信号に含まれるコードワードは、前記クラス署名のシーケンスによって複数の部分集合に分割され、
    受信した前記パターン信号のテストコードを識別し、
    該識別したテストコードが予想テストコードに適合するか否かを判断するように作動する、ように構成されていることを特徴とする装置。
  15. 前記テスト回路が、前記テストパターン信号の信号区画の第1の群の位置からのビットに応答して符号化信号を供給する符号化関数に基づくロジックにより構成され、
    前記第1の群の位置により、受信した前記テストパターン信号における第1の組のビット位置が定義されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記テスト回路が、受信した前記テストパターン信号における符号化信号及び制御信号に応答して、前記クラス署名のシーケンスに対応する予想シーケンスを復号化処理により作成する回路を含み、
    前記コードワードは、所定のクラス署名関数に基づいて複数の部分集合に分割され、
    識別された前記テストコードが前記予想テストコードに適合するか否かを判断するのに前記予想シーケンスを用いる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記予想シーケンスが、前記信号区画の第2の群の位置からのビットに応答して作成され、前記第2の群の位置により、受信した前記テストパターン信号における第2の組のビット位置が定義される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記制御信号を発生する制御ビット発生器と、前記クラス署名のシーケンスに対応する予想シーケンス及び該制御信号の排他的論理和(Exclusive OR)によってクラス署名の修正シーケンスを生成する回路と、を更に含み、
    前記テストコードが前記予想テストコードに適合するか否かを判断するのに前記クラス署名の修正シーケンスを用いる、請求項16に記載の装置。
  19. 前記テスト回路が、前記テストパターン信号の信号区画の第1の群の位置からのビットに応答して少なくとも1ビット幅の符号化信号を供給する少なくとも1つの符号化関数に基づくロジックにより構成され、前記第1の群の位置により、前記受信したテストパターン信号における第1の組のビット位置が定義される、ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  20. 前記テスト回路が、受信した前記テストパターン信号における前記符号化信号及び制御信号に応答して、少なくとも1ビットの幅を持つ前記クラス署名のシーケンスに対応する予想シーケンスを復号化処理により作成する回路を含み、
    前記コードワードは、所定のクラス署名関数に基づいて複数の部分集合に分割され、
    識別された前記テストコードが前記予想テストコードに適合するか否かを判断するのに前記クラス署名の予想シーケンスを用いる、請求項19に記載の装置。
  21. 前記制御信号を発生する制御ビット発生器と、前記クラス署名の予想シーケンス及び該制御信号の排他的論理和(Exclusive OR)によってクラス署名の修正シーケンスを生成する回路と、を更に含み、
    識別された前記テストコードが前記予想テストコードに適合するか否かを判断するのに前記クラス署名の修正シーケンスを用いる、請求項20に記載の装置。
  22. 前記テスト回路が、マルチチャンネルのデータ間のアラインメントエラーを、前記マルチチャンネルそれぞれのクラス署名を用いて検査するアラインメントチェッカーを含む、請求項14に記載の装置。
  23. 前記テスト回路が、マルチチャンネルに関するエラーを検出するのに用いるための多重入力署名レジスタ(MISR)を含み、前記MISRは、信号を比較する排他的論理和(Exclusive OR)及び信号を記憶するマルチ・フリップフロップを含む、請求項14に記載の装置。
  24. 前記テスト回路が、前記テストパターン信号内の受信コードワードをそれらのクラス署名により認証するための、FIFO(first in first out)バッファを有する回路を有する、請求項14に記載の装置。
  25. 送信機と受信機の間のインタフェースをテストするためのシステムであって、
    チャネルと、テスト用のテスト回路を含む前記送信機とを備え
    前記テスト回路が、
    送信機と前記受信の間のインタフェーステストに関するテストコードの組を取得し、当該テストコードはエラーを検出する前記受信機によってチェックされ、
    送信されるテストパターンの種類を定める前記テストコードの組をテストパターン信号内に組み入れ、前記テストコードはクラス署名のシーケンスを含み、前記テストパターン信号に含まれるコードワードは、前記クラス署名のシーケンスによって複数の部分集合に分割され、
    前記テストコードを含む前記テストパターン信号を、前記受信機への送信のために前記チャネルに送信する、
    ように作動し、
    前記チャネルに結合した前記受信機におけるテスト回路が、
    前記テストパターン信号を受信し、
    受信した前記テストパターン信号のテストコードを識別し、
    識別した前記テストコードが予想テストコードに適合するか否かを判断する、
    ように作動する、ように構成されていることを特徴とするシステム。
  26. 前記送信機が第1のチップにあり、前記受信機のテスト回路が第2のチップにあり、
    前記チャネルが内部導体を通じて前記送信機に結合されている、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記コードワードは、所定のクラス署名関数に基づき複数の部分集合に分割され、
    前記送信機のテスト回路が、信号ストリームからのビットに応答して少なくとも1ビット幅の符号化ビットを供給する少なくとも1つの符号化関数と、
    号化ビット及び前記テストパターン信号の制御信号に応答して、前記テストパターン信号のデータ区画の中に挿入される少なくとも1ビット幅の前記クラス署名を供給する少なくとも1つのクラス署名関数と、
    を用いたロジックにより構成される、請求項25に記載のシステム。
  28. 前記受信機のテスト回路が、前記テストパターン信号の信号区画の第1の群の位置からのビットに応答して少なくとも1ビット幅の符号化信号を供給する少なくとも1つの符号化関数を用いたロジックにより構成され、
    前記第1の群の位置により、受信した前記テストパターン信号における第1の組のビット位置が定義される、請求項25に記載のシステム。
  29. 前記受信機のテスト回路が、受信した前記テストパターン信号における符号化信号及び制御信号に応答して、少なくとも1ビット幅のクラス署名に対応する予想シーケンスを作成する回路を含み、
    前記テストコードが前記予想テストコードに適合するか否かを判断するのに前記クラス署名の予想シーケンスを用いる、請求項28に記載のシステム。
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