JP2006153553A - 処理データ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑にならず、処理データの出力ビット数の如何に関わらず、自動的にかつ正確に処理データを検査する。
【解決手段】テスト信号出力回路10は、被検査回路20A内のデータ受信部21のパラレル出力ビット数Nが入力設定可能とされるビット数設定端子11と、被検査回路20A内のデータ受信部21および期待値比較回路22と同じテスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される信号入力端子12と、いかなる出力ビット数Nに対しても、データ受信部21のN本の各信号線において上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、各信号線において時間軸的(周期的に)に”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターン(テスト信号)を生成するテスト信号生成回路13と、そのシリアルテストパターンをシリアル差動信号に変換して出力する1ビットの差動ドライバ14とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばICやLSIなどの集積回路を構成する半導体装置に内蔵されたLVDS(低電圧差動信号)レシーバ(データ受信部)などの処理データを検査する処理データ検査装置に関する。
従来より、電子機器は年々高機能化してきており、それに伴って扱われる情報量も増加の一途をたどっている。このため、各LSI間または複数のLSIによって構成された半導体装置間においても、信号の送信および受信を高速に行うことが必要となってきている。
数十MHz程度の比較的低速なデータ転送には、論理回路をトランジスタで構成したTTL(Transistor Transistor Logic)などのシングルエンド方式のデータ転送が用いられてきた。しかしながら、このシングルエンド方式には、外来ノイズの影響を受けやすいこと、伝送距離が短いこと、およびEMIノイズが発生しやすいことなどという問題があった。このため、高速伝送に対応した送受信端子としては、LVDS方式のような差動信号を使用するものを適用することが主流となってきている。
図5は、LDVS方式によりデータ転送を行う従来のLDVS回路の要部構成例を示すブロック図である。
図5において、LVDS回路60は、データ送信部40とデータ受信部50とが、2本の信号用ケーブル61および62を介して接続されている。
データ送信部40は、データ入力信号である8ビットのパラレル信号Aをシリアル信号Bに変換するパラレル・シリアル変換部41と、このパラレル・シリアル変換部41に接続されたPLL回路42と、シリアル信号Bを差動信号Cに変換する1ビットの差動ドライバ43とを有している。
差動ドライバ43の二つの出力部に接続された信号用ケーブル61,62間には、差動ドライバ43から電流として出力される差動信号Cを電圧に変換する抵抗器63が接続されている。
データ受信部50は、差動ドライバ43から電流信号として出力される差動信号Cを電圧信号として受信する差動レシーバ51と、差動レシーバ51から出力されるシリアル信号Dを出力データ信号としてパラレル信号Eに変換するシリアル・パラレル変換部52と、シリアル・パラレル変換部52に接続されたPLL回路53とを有している。
上記構成により、LVDS回路60において、差動ドライバ43から出力される電流信号は、8ビットのパラレル信号がシリアル信号に変換されており、抵抗器63によって、電流信号×抵抗値=電圧信号に変換されて、差動レシーバ51に入力される。このシリアル信号は、抵抗器63に電流が流れる方向によって、“High”レベル(”H”)または“Low”レベル(”L”)として解釈される。
このLVDS回路60のように高速データ信号を受信可能な差動レシーバ51を内蔵するLSI(大規模集積回路)の検査方法として、例えば特許文献1に開示されているような検査方法が知られている。この従来技術では、高速テストパターンを半導体装置の内部で生成することによって、低速テスタを用いてLVDS回路のデータ受信部の検査を行い、歩留まりの観点などからLSIなどの半導体装置製造のコストを削減することを目的としている。これを図6に示している。
図6は、特許文献1に開示されている従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置の構成例を示すブロック図である。
図6において、従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置100は、高速テストパターンを生成するLVDSテスト信号出力回路70と、このLVDSテスト信号出力回路70からのシリアル差動信号F,Gが入力されてパラレルデータ信号の出力データ信号が出力されるデータ受信部80と、このデータ受信部80からの出力データ信号が入力されて所定の期待値と比較されてテスト結果信号を出力する期待値比較回路90とを有している。
LVDSテスト信号出力回路70は、逓倍器(PLL回路)71と、インバータ論理素子72と、セレクタスイッチ73,74とを有しており、セレクタスイッチ73,74からは、外部からのモード切替信号に基づいてテスト信号または差動外部入力信号が選択出力されるようになっている。
データ受信部80は、図5の場合と同様に差動レシーバおよびシリアル・パラレル変換部を有している。
期待値比較回路90は、テスト結果信号が出力されるテスト信号検出回路91と、テスト信号検出回路91からのテスト結果信号が入力されるフリップフロップ92とを有しており、テスト信号検出回路91は、NビットEXNOR素子からなるNビットEXNOR回路911とインバータ素子912とを有している。
NビットEXNOR回路911は、データ受信部80の出力ビット数N(Nは自然数)に対応しており、図6の事例では8ビット入力のEXNOR素子となっている。また、インバータ素子912は各信号線の上位ビットから一つ置きに設けられている。
以下、上記構成により、この従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置100の動作を説明する。
まず、テスト入力端子から入力されたテスト入力信号は、逓倍器(PLL回路)71によってN逓倍されたテスト信号が生成され、差動信号を発生させるために二つの信号に分岐される。分岐したテスト信号の一方は、インバータ素子72によって位相反転されて、データ受信部80への入力信号として、テスト信号の他方に対する差動信号を発生させることが可能となる。
このテスト信号の一方はセレクタスイッチ73に入力され、位相反転された他方のテスト信号はセレクタスイッチ74に入力される。セレクタスイッチ73,74は、モード切替端子から入力されるモード切替信号によって切り替え制御され、差動外部入力信号端子から入力される差動外部入力信号または、逓倍器71から入力されるテスト信号および反転テスト信号を選択出力する。実動作時には、モード切替信号によって差動外部入力信号が選択され、検査時には、モード切替信号によって逓倍器71から入力されるテスト信号および反転テスト信号が選択出力されて、差動信号F,Gとしてデータ受信部80に出力される。
データ受信部80に差動信号F,Gが入力されると、nビットの出力データ信号Y0〜Y(n−1)がそれぞれ各信号線にそれぞれ出力される。ここで、データ受信部80に入力されるクロック信号は、LVDSテスト信号出力回路70に入力されるテスト入力信号とは別のクロック信号である。
データ受信部80からの出力データ信号において、YiとY(i+2)は同一信号レベルであり、Y(i+1)はYiの逆相であるため、テスト信号検出回路91においてY(i+1)がインバータ素子912によって反転される。この信号をNビット入力のEXNOR素子911に入力すると、データ受信部80が正常な場合には、常時”High”レベルのテスト結果信号が出力されるようになっている。
このテスト結果信号を、クロック端子CKから入力されるクロック信号によってラッチするフリップフロップ92に入力させることによって、より安定した”High”レベル出力を出力させて、データ受信部80が正常動作しているかどうかの検査を行うことができる。
特開2003−294812号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている従来技術では、以下のような問題があった。
図6の従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置100において、データ受信部80からのパラレル出力ビット数Nが奇数の場合には特に問題はないが、そのパラレル出力ビット数Nが偶数の場合には処理データであるデータ出力信号の検査に問題が生じる。これについて図7および図8を用いて説明する。
図7は、図6のデータ受信部80のパラレル出力ビット数Nが奇数の7ビットの場合を示す信号波形図であり、図8は、図6のデータ受信部80のパラレル出力ビット数Nが偶数の8ビットの場合を示す信号波形図である。図7および図8では、逓倍器71への入力であるテスト入力信号、データ受信部80に入力されるクロック信号(クロック)、逓倍器71の出力であるテスト信号、差動信号F,G、データ受信部80からのパラレル出力である出力データ信号を上から順に示している。
例えば図7に示すように奇数の7ビットの場合には、データ受信部80からの出力データ信号として、上位ビットから順に”H”(”High”レベル)および”L”(”Low”レベル)が繰り返し出力され、同一ビット線上では時間軸的に”H”および”L”が繰り返し出力される。このため、同一ビット線においてHおよびLが出力されることを検査可能である。
しかしながら、図8に示すようにデータ受信部80のパラレル出力ビット数Nが偶数の8ビットの場合には、データ受信部80からの出力データ信号として、同一ビット線、例えば先頭の信号線(ビット7)において、クロックの1周期毎の先頭のテスト信号がハイレベルであるため、時間軸的に”H”のみが出力される。このため、例えばビット7が”H”レベルで故障していても被検査装置内のデータ受信部80が正常であると認識してしまうという問題があった。
また、従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置100において、データ受信部80からの出力データ信号として、上位ビットから順に”L”および”H”が繰り返し出力されるように変更するためには、別途LVDSテスト信号出力回路70を準備するという対策が必要であった。
さらに、従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置100では、逓倍器71への入力であるテスト入力信号と、データ受信部80に入力されるクロック信号とが別々に必要であるため、被検査装置の端子数およびテスト信号出力回路70の入力チャネル数が増え、チップ面積の増大およびテストパターンの増大を招き、かつ、クロック信号間の位相調整が必要になるという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、複雑にならず、処理データの出力ビット数の如何に関わらず、自動的にかつ正確に処理データを検査できる処理データ検査装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記従来の問題を解決するもので、入力端子数を削減して、テストパターン量を削減できる処理データ検査装置を提供することを目的とする。
本発明の処理データ検査装置は、テスト用シリアル差動信号を生成するテスト信号出力回路と、シリアル差動信号をNビットのパラレル信号に変換する被検査回路内のデータ処理部に該テスト用シリアル差動信号およびテスト用クロック信号が入力されて、該データ処理部から出力される該パラレル信号を期待値と比較する期待値比較回路とを備えた処理データ検査装置であって、該テスト信号出力回路は、該テスト用クロック信号が入力されて、該データ処理部のいかなるパラレル出力ビット数Nに対しても、該データ処理部からの各出力信号線上で上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、該各出力信号線において時間軸的に”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターンを生成するテスト信号生成回路と、該シリアルテストパターンを該テスト用シリアル差動信号に変換して出力する1ビットの差動ドライバとを有し、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるテスト信号生成回路は、前記テスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍信号を出力する逓倍手段と、該逓倍信号を1/Nに分周した分周信号を出力する分周手段と、前記パラレル出力ビット数Nの最下位ビット信号と該分周信号を論理和演算した論理和信号を出力する論理和演算手段と、該逓倍信号と該論理和信号を排他的論理和演算して排他的論理和信号を前記差動ドライバに出力する排他的論理和演算手段とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるテスト信号生成回路は、 前記パラレル出力ビット数Nを入力設定するためのビット数設定端子と、前記テスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される信号入力端子とを有し、前記被検査回路は、 該テスト用クロック信号のクロック入力端子と、前記期待値比較回路の検査結果信号出力端子とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置における被検査回路は、前記テスト用クロック信号が入力されるクロック入力端子と、前記期待値比較回路の検査結果信号出力端子とを有し、前記テスト信号生成回路は、前記パラレル出力ビット数Nを入力設定するためのビット数設定端子を有し、該クロック入力端子に入力された該テスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるテスト信号生成回路は、前記ビット数設定端子から入力された前記パラレル出力ビット数Nにしたがって、前記信号入力端子から入力されたテスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍信号を出力する逓倍手段と、前記ビット数設定端子から入力された該パラレル出力ビット数Nにしたがって、 該逓倍信号を1/Nに分周した分周信号を出力する分周手段と、該ビット数設定端子から入力された該パラレル出力ビット数Nの最下位ビット信号と該分周信号を論理和演算した論理和信号を出力する論理和演算手段と、該逓倍信号と論理和信号を排他的論理和演算して排他的論理和信号を前記差動ドライバに出力する排他的論理和演算手段とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるテスト信号出力回路は前記被検査回路の外部または内部に設けられている。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるデータ処理部はデータ受信部である。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるデータ受信部は、前記差動ドライバからの差動信号を受信する差動レシーバと、前記テスト用クロック信号のタイミングで、該差動レシーバから出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル・パラレル変換回路とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置における被検査回路は半導体集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)である。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置における期待値比較回路は、その後段に、前記テスト用クロック信号がクロック端子に入力され、期待値比較処理で得たテスト結果信号がデータ入力端子に入力されるフリップフロップをさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の処理データ検査装置におけるテスト信号生成回路は、前記テスト用クロック信号(テスト入力信号)の周期毎に信号反転しているシリアルテストパターンを生成する。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明にあっては、データ受信部が内蔵された半導体集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)などの被検査回路(半導体装置)を検査する際に、そのデータ受信部の出力ビット数Nの如何に関わらず、テスト信号生成回路によって、データ受信部からの各出力信号線において上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、各信号線において時間軸的に”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターンを生成することによって、自動的にもれなくデータ受信部およびその各信号線の検査を行うことが可能となる。例えば、ビット数設定端子から設定されたN値にしたがって、信号入力端子から入力されたテスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍(整数倍)信号を出力する逓倍手段と、その逓倍信号を1/N周した分周信号を出力する分周手段と、その分周信号とN値の最下位ビット信号とを論理和演算して論理和信号を出力する論理和演算手段と、その論理和信号との逓倍信号とを排他的論理和演算して排他的論理和信号を差動ドライバに出力する排他的論理和演算手段とによって、テスト信号生成回路を構成することができる。
また、テスト信号出力回路とデータ受信部のクロック信号として同じクロック信号を用いることができるため、端子数を削減することが可能で、テストパターン量をも削減することができる。
さらに、テスト用クロック信号がクロック端子に入力されるフリップフロップのデータ入力端子にテスト結果信号を入力させて、フリップフロップからの出力信号をモニタすることにより、より安定した出力結果を得ることができる。
本発明の処理データ検査装置は、被検査回路の外部に設けてもよくその内部に設けてもよい。
以上により、本発明によれば、データ処理部が内蔵された被検査回路を検査する際に、そのデータ処理部の出力ビット数Nの如何に関わらず、自動的にもれなくデータ受信部およびその各出力信号線の検査を確実に行うことができる。
また、テスト信号出力回路とデータ受信部のクロック信号を同一にすることができるため、端子数を削減することができ、また、テストパターン量をも削減することができる。
以下に、本発明の処理データ検査装置の実施形態1,2としてデータ受信部検査装置に適用した場合について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るデータ受信部検査装置の要部構成例を示すブロック図である。
図1において、LVDSテスト信号出力回路10は被検査回路20Aの外部に設けられており、2本のLVDS伝送線31,32を介して被検査回路20Aに内蔵されたデータ受信部21と接続されている。伝送線31,32間には、テスト信号出力回路10から電流として出力される差動信号を電圧信号に変換する抵抗器33が接続されている。
テスト信号出力回路10は、入力されるシリアル差動信号をNビットのパラレル信号に変換して出力するデータ受信部21を内蔵する半導体装置で構成された被検査回路20Aに対して、テスト用シリアル差動信号およびテスト用クロック信号を入力し、データ受信部21から各信号線(Nビット;Nは自然数)に出力されるパラレル信号(出力データ信号)を所定の期待値と比較することによって、データ受信部21および各信号線の検査を行う際に、テスト用シリアル差動信号を生成するために用いられる。
また、テスト信号出力回路10は、被検査回路20A内のデータ受信部21のパラレル出力ビット数Nが入力設定可能とされるビット数設定端子11と、被検査回路20A内のデータ受信部21および期待値比較回路22と同じテスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される信号入力端子12と、いかなる出力ビット数Nに対しても、データ受信部21のN本の各信号線において上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、各信号線において時間軸的(周期的に)に”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターン(テスト信号)を生成するテスト信号生成回路13と、そのシリアルテストパターンをシリアル差動信号に変換して出力する1ビットの差動ドライバ14とを有している。
テスト信号生成回路13は、ビット数設定端子11から入力設定される任意のN値にしたがって、信号入力端子12からテスト入力信号として入力されるテスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍信号A1を出力する逓倍手段としての逓倍回路131と、ビット数設定端子11から入力設定される任意のN値にしたがって、逓倍回路131から出力された逓倍信号A1を1/Nに分周した分周信号B1を出力する分周手段としての分周回路132と、ビット数設定端子11から設定される任意のNの最下位ビットと分周回路132からの分周信号B1とを論理和演算して論理和信号D1を出力する論理和演算手段としての2入力OR素子133と、逓倍回路131からの逓倍信号A1と2入力OR素子133からの論理和信号D1とを排他的論理和演算して排他的論理和信号E1を差動ドライバ14に出力する排他的論理和演算手段としての2入力EXOR素子134とを有している。なお、本実施形態1では逓倍回路131と分周回路132はN値を外部から入力設定可能としているが、N値を固定としてもよい。
一方、被検査回路20Aは、テスト信号出力回路10から伝送線31,32を介して入力されるシリアル差動信号をパラレル出力データ信号に変換するデータ受信部21と、データ受信部21から入力される出力データ信号を所定の期待値と比較して、データ受信部21およびその各信号線の検査を行う期待値比較回路22とを備えている。
データ受信部21は、差動ドライバ14から電流信号として出力される差動信号を電圧信号として受信する差動レシーバと、この差動レシーバから出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル・パラレル変換回路とを有している。このシリアル・パラレル変換回路は、図5に示すPLL回路53で生成されるクロック信号ではなく、テスト用クロック信号のタイミングでシリアル・パラレル変換される。
期待値比較回路22は、データ受信部21からビット毎のN本の各信号線に出力される出力データ信号を所定の期待値と比較することによってテスト結果信号を出力するテスト信号検出回路221と、クロック端子CKに入力されるテスト用クロック信号のタイミングにしたがってデータ入力端子Dに入力されるテスト結果信号をラッチするフリップフロップ222とを有している。この場合に、テスト結果信号は各出力データ信号と所定の期待値とが一致すれば、データ受信部21およびその各信号線が正常であるとして例えばHレベル信号を出力し、それが不一致であれば、データ受信部21およびその各信号線が不正常であるとしてLレベル信号を出力する。
以上のテスト信号出力回路10および期待値比較回路22により本実施形態1の処理データ検査装置としてのデータ受信部検査装置30Aが構成される。
上記構成により、以下、本実施形態のテスト信号出力回路10の動作を説明する。
テスト信号出力回路10に外部からパラレル出力ビット数Nおよびテスト用クロック信号を入力して、テスト用シリアル差動信号を生成して出力させる。このテスト用シリアル差動信号とテスト用クロック信号を被検査回路20A内のデータ受信部21に入力して、被検査回路20A内からテスト結果信号を出力させ、このテスト結果信号をモニタ装置でモニタすることにより被検査回路20Aの検査、即ちデータ受信部21およびその各信号線が正常であるか否かの検査を行うことができる。
まず、テスト信号出力回路10において、信号入力端子12からテスト入力信号として入力されたテスト用クロック信号は、逓倍回路131によって、ビット数設定端子11から設定されるパラレルビット数Nに応じて2分のN逓倍され、逓倍信号A1として出力される。
この逓倍信号A1は分周回路132に入力され、分周回路132によって、ビット数設定端子11から入力設定されるパラレルビット数Nに応じてN分の1に分周され、クロック信号の分周信号B1が出力される。
2入力OR素子133の一方の入力端子には、ビット数設定端子11から入力設定されるパラレルビット数Nの最下位ビット信号の入力端が接続され、他方の入力端子には分周信号B1が入力される。この2入力OR素子133からの論理和信号D1は、パラレルビット数Nが偶数の場合(L信号)には分周信号B1がそのまま出力され、パラレルビット数Nが奇数の場合(H信号)には常時”H”レベルの論理和信号D1となる。
この論理和信号D1と逓倍信号A1は2入力EXOR素子134に入力されて排他的論理和演算が為されて、その排他的論理和信号E1が出力される。この排他的論理和信号E1は1ビットの差動ドライバ14を介して差動信号に変換され、伝送線31,32を介して被検査回路20A内のデータ受信部21の差動レシーバに入力される。
次に、差動ドライバ14からの差動信号と、テスト用クロック信号とが被検査回路20Aのデータ受信部21に入力されると、データ受信部21によって差動信号がシングルエンド信号に変換され、その信号がシリアル・パラレル変換されて、出力データ信号としてデータ受信部21からビット毎の各信号線上に出力される。
この各出力データ信号はテスト信号検出回路221に入力され、テスト信号検出回路221からテスト結果信号が被検査回路20Aの外部に出力されて、データ受信部21が正確に動作しているか否かを確認できる。ここでは、テスト結果信号にハザードなどが発生していることがあるため、テスト用クロック信号をクロック信号としてテスト結果信号をラッチするフリップフロップ222を介して出力させることにより、より安定したHまたはLレベルのテスト結果信号を得ることができる。
図2は図1のデータ受信部21の出力ビット数Nが偶数の8ビットの場合を示す信号波形図、図3は図1のデータ受信部21の出力ビット数Nが奇数の7ビットの場合を示す信号波形図である。図2および図3ではそれぞれ、テスト入力信号であるテスト用クロック信号、逓倍回路131からの逓倍信号A1、分周回路132からの分周信号B1、パラレルビット数Nの最下位ビット信号C1、2入力OR素子133からの論理和信号D1、2入力EXOR素子133からの排他的論理和信号E1および、データ受信部21からの出力データ信号を上から順に示している。
まず、図2を用いて、出力ビット数Nが偶数の8ビットであるデータ受信部21およびビット毎の各信号線の検査について、その動作を説明する。
テスト用クロック信号が逓倍器131のクロック信号として信号入力端子12から入力されると、逓倍器131では、外部から入力設定されるパラレルビット数Nに応じて2分のN逓倍されて、逓倍信号A1として出力される。図2の例では、この逓倍信号A1は、ビット数Nが8ビットであるため、逓倍器131でテスト入力信号(テスト用クロック信号)が4倍に逓倍される。
この逓倍信号A1は、分周回路132に入力され、分周回路132によって、外部から入力設定されたパラレルビット数Nに応じてN分の1分周され、クロック信号の分周信号B1として出力される。図2の例では、ビット数Nが8ビットであるため、分周回路132で逓倍信号A1が1/8に分周されている。
2入力OR素子133の一方の入力端子には、外部から入力設定されたパラレルビット数Nの最下位ビット信号C1の入力端が接続され、他方の入力端子には分周信号B1が入力される。図2の例では、パラレルビット数Nが8ビットで偶数であるため、2入力OR素子133の一方の入力端子に入力される最下位ビット信号C1は常時”Low”レベルとなり、2入力OR素子133からの論理和信号D1としては、分周回路132からの分周信号B1がそのまま出力される。
この2入力OR素子133の論理和信号D1と逓倍信号A1が2入力EXOR素子134の各入力としてそれぞれ入力され、その出力信号として排他的論理和信号E1が出力される。図2の例では、ビット数Nが8ビットであり、2入力OR素子133の論理和信号D1と分周信号B1とが排他的論理和演算されて得られる排他的論理和信号E1として、テスト入力信号(テスト用クロック信号)の最初の周期において「H,L,H,L,H,L,H,L」、次の周期において「L,H,L,H,L,H,L,H」というシリアル出力データ信号がテスト入力信号の周期毎に繰り返される。この場合に、最上位ビット(ビット7)の信号線上の出力データ信号は時間軸上で「H」と「L」が繰り返される。
このように、2入力EXOR素子134からのシリアル信号の排他的論理和信号E1が差動ドライバ14からデータ受診部21に出力されると、最初に最上位ビットのY7からY0まで順に「H,L,H,L,H,L,H,L」と各信号線(出力ビット線)にパラレル信号が出力され、次の周期に信号反転して「L,H,L,H,L,H,L,H」と各信号線(出力ビット線)にパラレル信号が出力される。よって、自動的に全ての各信号線(出力ビット線)の故障を正確に検出することが可能となり、また、データ受信部21および各信号線(出力ビット線)の検査を行うことができる。
次に、図3を用いて、出力ビット数Nが奇数の7ビットであるデータ受信部21および各信号線(出力ビット線)の検査について、その動作を説明する。
この場合、逓倍信号A1および分周信号B1は図2の場合と同様であるが、パラレルビット数Nが7ビットで奇数であるため、2入力OR素子133に入力される最下位ビット信号C1は常時”High”レベルとなり、2入力OR素子133の論理和信号D1は分周信号B1に関わらず常に”High”レベルとなる。なお、テスト入力信号の1周期には逓倍信号A1に7つのHレベルとLレベルが交互に存在する。
よって、2入力EXOR素子134からの排他的論理和信号E1として、逓倍信号A1がそのまま出力されることなり、2入力EXOR素子134からの出力排他的論理和信号E1として「H」と「L」が繰り返し出力される。
2入力EXOR素子134からのシリアル信号の排他的論理和信号E1が差動ドライバを介してデータ受信部21に入力されると、最初に最上位ビットのY6からY0まで順に「H,L,H,L,H,L,H」、と各信号線(各出力ビット線)にパラレル信号が出力され、次のテスト入力信号(テスト用クロック信号)の周期に信号反転して「L,H,L,H,L,H,L」と各信号線(各出力ビット線)にパラレル信号が出力される。よって、自動的に全ての各信号線(各出力ビット線)の故障を正確に検出することが可能となり、また、データ受信部21の検査も行うことができる。
以上により、本実施形態1によれば、データ受信部21が内蔵された被検査回路20Aの処理データを検査する際に、そのデータ受信部21の出力ビット数Nの如何に関わらず、自動的にもれなくデータ受信部21の検査を行うと共に、全ての各信号線(各出力ビット線)の故障をも検出することができる。
また、LVDSテスト信号出力回路10へのテスト用クロック信号(テスト入力信号)と、データ受信部21および期待値比較回路22へのテスト用クロック信号とを同一にしたため、端子数を削減することが可能となり、また、テストパターン量をも削減することが可能となる。
さらに、期待値比較回路22を用いてデータ受信部21からの各出力データ信号を比較しているため、各出力データ信号のレベルをも比較でき、データ受信部21のDC特性の検査をも行うことも可能となる。
なお、LVDSテスト信号出力回路10のテスト信号生成回路13の構成は、上記実施形態1に示したものに限らず、いかなる出力ビット数Nに対しても、データ受信部21の各出力信号線において上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、ビット毎の各信号線において時間軸的に(テスト入力信号の周期毎に)”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターンを生成可能なものであれば、他の構成であってもよい。この場合に、出力ビット数Nが奇数であっても偶数であってもシリアルテストパターンの交互の「H」と「L」は、テスト入力信号の周期毎に反転している必要がある。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係るデータ受信部検査装置の要部構成例を示すブロック図である。なお、図4で、図1の場合と同じ機能を有する部材には同一符号を付してその説明を省略する。
図4において、本実施形態2のデータ受信部検査装置30Bは、LVDSテスト信号出力回路10が被検査回路20Bの内部に設けられており、LVDS伝送線31,32および抵抗器33を介して被検査回路20Bに内蔵されたデータ受信部21の差動レシーバと接続されている。
このように構成された本実施形態2のデータ受信部検査装置30Bについて、以下にその動作を説明する。
本実施形態2のデータ受信部検査装置30Bを用いたデータ受信部21の検査方法では、データ受信部21に対して、外部からパラレル出力ビット数Nおよびテスト用クロック信号を入力して、LVDSテスト信号出力回路10にテスト用シリアル差動信号を生成させる。そのテスト用シリアル差動信号とテスト用クロック信号をデータ受信部21に入力して、被検査回路20B内の期待値比較回路22からテスト結果信号を出力させ、このテスト結果信号を所定のモニタ装置によりモニタすることにより被検査回路20B内のデータ受信部21およびその各出力信号線を正確に検査を行うことができる。
以上により、本実施形態2によれば、上記実施形態1の場合と同様に、データ受信部21が内蔵された被検査回路20B内のデータ受信部21およびその各出力信号線を検査する際に、そのデータ受信部21の出力ビット数Nの如何に関わらず、自動的にもれなくデータ受信部21の検査を行うと共に、全てのビット毎の各出力信号線の故障をも正確に検出することができる。
また、LVDSテスト信号出力回路10とデータ受信部21および期待値比較回路22とのクロック信号を同一にしたため、端子数を削減することが可能となり、また、テストパターン量をも削減することが可能となる。
さらに、期待値比較回路22を用いてデータ受信部21からの各出力データ信号を比較しているため、各出力データ信号の各信号レベルをも比較でき、データ受信部21のDC特性の検査をも行うことも可能となる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1,2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1,2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1,2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、例えばICやLSIなどの集積回路を構成する半導体装置に内蔵されたLVDS(低電圧差動信号)レシーバ(データ受信部)などの処理データを検査するデータ受信部検査装置などの処理データ検査装置の分野において、電子機器を構成するLSI間または複数のLSIによって構成された装置間で信号の送信および受信を高速に行うためにLVDSレシーバ(データ受信部)が内蔵された半導体装置を検査する際に、そのデータ受信部の出力ビット数Nの如何に関わらず、自動的にもれなくデータ受信部およびその各出力ビット線の検査を行うことが可能となる。また、テスト信号出力回路10とデータ受信部21および期待値比較回路22へのクロック信号を同一にすることができるため、端子数を削減することが可能となり、また、テストパターン量を削減することが可能となる。したがって、小面積で少ないテストパターンによりクロック間の位相調整を行うことなく、確実にデータ受信部21およびその各出力信号線の検査を行って動作不良を検出することが可能となる。
本発明の実施形態1に係るデータ受信部検査装置の要部構成例を示すブロック図である。 図1のデータ受信部の出力ビット数Nが偶数の8ビットの場合を示す信号波形図である。 図1のデータ受信部の出力ビット数Nが奇数の7ビットの場合を示す信号波形図である。 本発明の実施形態2に係るデータ受信部検査装置の要部構成例を示すブロック図である。 LVDS方式によりデータ転送を行う従来のLVDS回路の要部構成例を示すブロック図である。 特許文献1に開示されている従来のLVDS回路のデータ受信部検査装置の構成例を示すブロック図である。 図6のデータ受信部のパラレル出力ビット数Nが奇数の7ビットの場合を示す信号波形図である。 図6のデータ受信部のパラレル出力ビット数Nが偶数の8ビットの場合を示す信号波形図である。
符号の説明
10 LVDSテスト信号出力回路
11 ビット数設定端子
12 信号入力端子
13 テスト信号生成回路
131 逓倍回路
132 分周回路
133 2入力OR回路
134 2入力EXOR回路
14 1ビット差動ドライバ
20A、20B 被検査回路
21 データ受信部
22 期待値比較回路
221 テスト信号検出回路
222 フリップフロップ
30A,30B データ受信部検査装置
31,32 伝送線
33 抵抗器
A1 逓倍信号
B1 分周信号
C1 最下位ビット信号
D1 論理和信号
E1 排他的論理和信号

Claims (11)

  1. テスト用シリアル差動信号を生成するテスト信号出力回路と、シリアル差動信号をNビットのパラレル信号に変換する被検査回路内のデータ処理部に該テスト用シリアル差動信号およびテスト用クロック信号が入力されて、該データ処理部から出力される該パラレル信号を期待値と比較する期待値比較回路とを備えた処理データ検査装置であって、
    該テスト信号出力回路は、
    該テスト用クロック信号が入力されて、該データ処理部のいかなるパラレル出力ビット数Nに対しても、該データ処理部からの各出力信号線上で上位ビットから”H”および”L”が交互に繰り返されると共に、該各出力信号線において時間軸的に”H”および”L”が交互に繰り返されるようにシリアルテストパターンを生成するテスト信号生成回路と、
    該シリアルテストパターンを該テスト用シリアル差動信号に変換して出力する1ビットの差動ドライバとを有する処理データ検査装置。
  2. 前記テスト信号生成回路は、
    前記テスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍信号を出力する逓倍手段と、
    該逓倍信号を1/Nに分周した分周信号を出力する分周手段と、
    前記パラレル出力ビット数Nの最下位ビット信号と該分周信号を論理和演算した論理和信号を出力する論理和演算手段と、
    該逓倍信号と該論理和信号を排他的論理和演算して排他的論理和信号を前記差動ドライバに出力する排他的論理和演算手段とを有する請求項1に記載の処理データ検査装置。
  3. 前記テスト信号生成回路は、
    前記パラレル出力ビット数Nを入力設定するためのビット数設定端子と、
    前記テスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される信号入力端子とを有し、
    前記被検査回路は、
    該テスト用クロック信号のクロック入力端子と、
    前記期待値比較回路の検査結果信号出力端子とを有する請求項1に記載の処理データ検査装置。
  4. 前記被検査回路は、
    前記テスト用クロック信号が入力されるクロック入力端子と、
    前記期待値比較回路の検査結果信号出力端子とを有し、
    前記テスト信号生成回路は、
    前記パラレル出力ビット数Nを入力設定するためのビット数設定端子を有し、該クロック入力端子に入力された該テスト用クロック信号がテスト入力信号として入力される請求項1に記載の処理データ検査装置。
  5. 前記テスト信号生成回路は、
    前記ビット数設定端子から入力された前記パラレル出力ビット数Nにしたがって、前記信号入力端子から入力されたテスト用クロック信号をN/2逓倍した逓倍信号を出力する逓倍手段と、
    前記ビット数設定端子から入力された該パラレル出力ビット数Nにしたがって、 該逓倍信号を1/Nに分周した分周信号を出力する分周手段と、
    該ビット数設定端子から入力された該パラレル出力ビット数Nの最下位ビット信号と該分周信号を論理和演算した論理和信号を出力する論理和演算手段と、
    該逓倍信号と論理和信号を排他的論理和演算して排他的論理和信号を前記差動ドライバに出力する排他的論理和演算手段とを有する請求項3または4に記載の処理データ検査装置。
  6. 前記テスト信号出力回路は前記被検査回路の外部または内部に設けられている請求項1、3および4のいずれかに記載の処理データ検査装置。
  7. 前記データ処理部はデータ受信部である請求項1に記載の処理データ検査装置。
  8. 前記データ受信部は、前記差動ドライバからの差動信号を受信する差動レシーバと、前記テスト用クロック信号のタイミングで、該差動レシーバから出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル・パラレル変換回路とを有する請求項7に記載の処理データ検査装置。
  9. 前記被検査回路は半導体集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)である請求項1に記載の処理データ検査装置。
  10. 前記期待値比較回路は、その後段に、前記テスト用クロック信号がクロック端子に入力され、期待値比較処理で得たテスト結果信号がデータ入力端子に入力されるフリップフロップをさらに有する請求項1に記載の処理データ検査装置。
  11. 前記テスト信号生成回路は、前記テスト用クロック信号の周期毎に信号反転しているシリアルテストパターンを生成する請求項1に記載の処理データ検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011257191A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Sharp Corp 検査装置、および集積回路
JP2015070957A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社藤商事 遊技機

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