JP6807697B2 - 発泡性飲料供給装置及び発泡性飲料供給方法 - Google Patents

発泡性飲料供給装置及び発泡性飲料供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、発泡性飲料をグラス等に注ぐ発泡性飲料供給装置及び発泡性飲料供給方法に関する。
生ビール等の発泡性飲料をグラス等に注ぐ飲料供給装置として、特許文献1に示されるようなビールサーバーが知られている。このビールサーバーは、そこを流通するビールを瞬時に冷却するための冷媒圧縮回路を有する強力な冷却器を内蔵し、また別置きのビール樽及び炭酸ガスボンベに管路を介して接続される。このようなビールサーバーを使うことによって、グラスに注がれたときにきめ細かな上質な泡の形成されたビールを提供することが可能になる。
特開2011−126587号公報
特許文献1に記載されているようなビールサーバーは、炭酸ガスボンベ及びビール樽の設置場所を確保する必要があったり、ビール樽に残るビールの消費期限に注意する必要があったり、あるいはビールの配管路の定期的な洗浄が必要であったりすることから、特に小型の店舗にとっては、設備の費用、所要スペース、及び保守という観点でやや負担の重い設備であるかもしれない。洗浄方法については、特許文献1に記載されたものも含めて様々な方式が提案されているが、より簡便に実施できるものが求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成であって保守も容易であるものの上質な泡の形成されたグラス入りの発泡性飲料を提供できる発泡性飲料供給装置及び発泡性飲料供給方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明により、発泡性飲料の充填された容器から重力により前記飲料を注ぎ出す発泡性飲料供給装置であって、互いに着脱可能に接続された複数の構成要素から構成されて前記飲料の流路を形成するとともに前記流路を開閉する注出バルブであって、空気穴を有し、前記容器の注ぎ口を含む端部に装着可能な注出バルブと、前記注出バルブの装着された前記容器を所定の傾斜角度で保持する保持筐体と、前記注出バルブの前記流路を流れる前記飲料に超音波振動を加えるように前記保持筐体に配設された超音波振動子と、を具備する発泡性飲料供給装置が提供される。
上述の目的を達成するために、さらに本発明により、発泡性飲料の充填された容器を準備する段階と、前記容器の注ぎ口を含む端部に装着可能な注出バルブであって、空気穴を有し、前記飲料の流路を形成するとともに前記流路を開閉する注出バルブを準備する段階と、前記容器の前記注ぎ口を開けてから、前記流路が閉じた状態の前記注出バルブを前記容器の前記端部に装着する段階と、前記容器の前記注出バルブの装着された端部が下方に位置するように前記容器を所定の傾斜角度で保持し続ける段階と、前記飲料が注入されるグラスを準備して前記注出バルブの下方に配置する段階と、前記注出バルブの前記流路を開放して前記グラスに前記飲料を注ぐ段階と、前記注出バルブの前記流路の開放から所定の時間経過後に前記流路を流れる前記飲料に超音波振動を加える段階と、を含む発泡性飲料供給方法が提供される。
本発明によると、特許文献1に示されるような強力な冷却器や別置きの炭酸ガスボンベ等を必要としない簡易な構成で、例えば普通の瓶ビールあるいは缶ビールから上質な泡を有するグラス入りビールを得ることが可能になる。この様な上質な泡を有するグラス入り発泡性飲料は、所定の傾斜角度で保持された容器から、脈動が発生しないように注出バルブを流通する発泡性飲料に超音波振動を加えることによって得られる。
本発明によると、注出バルブは、保持筐体には固定されておらず、かつそれを構成する複数の構成要素が互いに着脱可能に接続されたものであるので、その内部の洗浄及び/又は消毒を容易に実施することが可能になる。
本発明の第1の実施形態による発泡性飲料供給装置の模式的な正面図である。 図1に示される発泡性飲料供給装置の模式的な側面断面図である。 開放状態にある瓶用注出バルブの縦断面図である。 閉鎖状態にある瓶用注出バルブの縦断面図である。 本発明の第2の実施形態による発泡性飲料供給装置の模式的な正面図である。 図5に示される発泡性飲料供給装置の模式的な側面断面図である。 本発明の第3の実施形態による発泡性飲料供給装置の缶用注出バルブが缶ビールに装着された状態を示す図である。 開放状態にある缶用注出バルブの縦断面図である。
以下、本発明の第1の実施形態による発泡性飲料供給装置1を図1〜図4を参照して説明する。本明細書では、発泡性飲料がビールである場合を例にして説明するが、ビール以外の発泡性飲料に対しても本発明による発泡性飲料供給装置は適用可能である。
第1の実施形態による発泡性飲料供給装置(以下、「飲料供給装置」と略称する)1は、ビール瓶2の注ぎ口を含む端部に装着可能な瓶用注出バルブ10であって、飲料の流路を形成するとともにその流路を開閉する瓶用注出バルブ10と、瓶用注出バルブ10の装着されたビール瓶2を傾斜した角度αで保持する保持筐体30と、瓶用注出バルブ10を流れる飲料に超音波振動を加える超音波振動子40と、瓶用注出バルブ10を手動で開放するための手動バルブ開放機構50を具備する。
瓶用注出バルブ10は、王冠の外されたビール瓶2の注ぎ口部に冠着される取付基部11と、取付基部11に着脱可能に接続されるノズル部18とから構成されている。取付基部11とノズル部18は、瓶用注出バルブ10の縦軸線Laに同軸に配置される。取付基部11は、その全体形状が基端側から先端側にかけて外径が段階的に縮小する段付き円筒状に形成されており、ビール瓶2の先端部に冠着される大径の瓶固定部12と、ノズル部18の後述する第2接続部19に挿入されて嵌合する比較的小径の第1接続部13とを有する。取付基部11の内部には、飲料の流路が形成されるように空洞あるいは穴14が形成されている。取付基部11の瓶固定部12の内部の穴14は、王冠(図示せず)装着のための膨らみ部あるいは厚肉部(図示せず)の形成されたビール瓶2の先端部にきつく嵌合する部分14aを有している。
第1接続部13の先端には流路を開閉するための円筒状の弁体15が中心に設けられている。弁体15は、本実施形態では3枚(図3では2枚が示される)の、縦軸線Laに関して放射状に延びる略三角形状の接続板16によって第1接続部13の円筒状の壁に接続されている。また、第1接続部13の先端部には、ノズル部18に対する抜け止めとして機能する円環状の第1膨らみ部17が形成されている。取付基部11のビール瓶2への取り付け、及び取付基部11とノズル部18との相互接続の際には、取付基部11及びノズル部18は主に半径方向に変形する必要がある。そのため、そのような変形が材料の弾性変形の範囲で生じるように、取付基部11及びノズル部18は例えばポリエチレンのような合成樹脂材料から形成されている。
ノズル部18は、取付基部11の第1接続部13に着脱可能に冠着される第2接続部19と、飲料の吐出端を含む直線管状部21とから段付き円筒状に形成されている。第2接続部19は、飲料が漏れ出さないように第1接続部13の外径にきつく嵌合する内径を有している。第2接続部19は、取付基部11の第1接続部13の第1膨らみ部17の外径よりも小さな内径を有する内側への第2膨らみ部22を抜け止めのため有している。このため、第2接続部19を取付基部11の第1接続部13に冠着して接続するとき、第2膨らみ部22は第1膨らみ部17を乗り越える。また、第2接続部19の外周面には円環状に突出した第1カラー23及び第2カラー24が形成されている。第1カラー23には、瓶用注出バルブ10を開弁するためにノズル部18を取付基部11に対して縦軸線La方向に移動させるとき、後述する手動バルブ開放機構50の作用板51が係合して縦軸線La方向の力を加える。
第2接続部19の先端側には、取付基部11の弁体15が挿入されてきつく嵌合する円形の弁口25が形成されている。図4は、弁体15が弁口25に挿入されて流路が閉じた状態を示し、図3は、ノズル部18が取付基部11に対して縦軸線Laの方向で先端側に移動したことによって、弁体15が弁口25から離されて流路が開放された状態を示している。このように、瓶用注出バルブ10における流路の開閉は、取付基部11に対してノズル部18を縦軸線Laの方向に移動させることにより行われる。
ノズル部18の直線管状部21は、その先端が斜めにカットされた形状を有しており、またその内部に、飲料を流すための比較的に太い飲料管路26と、飲料管路26に平行に延びる、飲料管路26よりも充分に細い空気管路27とを有する。空気管路27は、飲料注出時の飲料の脈動を防ぐために、瓶用注出バルブ10が開放状態のときに取付基部11の内部の空洞と大気とを連通する空気穴として働く。
保持筐体30は、本体部31と蓋部32とから構成されている。本体部31は、瓶用注出バルブ10の装着されたビール瓶2を本実施形態では2本並列に、瓶用注出バルブ10を下側にして、水平に対して傾斜した角度αで保持する。また本体部31は、ビール瓶2の落下あるいはずり落ちを防ぐストッパ33を有している。ビール瓶2を保持する角度αは、超音波振動をビールに加えなかった場合に、グラス3に注がれたビールの泡立ちがほとんど抑えられるほど飲料が緩やかに流出すること、及び瓶用注出バルブ10の空気管路27が機能して脈動が防がれること、及び注出時間が長くなり過ぎないことを条件に、本実施形態では約25度に設定されている。ただし、この角度αは、例えばビール瓶2の容量、瓶用注出バルブ10の流路の大きさ形状、瓶用注出バルブ10の空気管路27の配置等の様々な条件によってその最適値が変わり得る。
ストッパ33は、ビール瓶2の先端部近くのくびれ部分に嵌合する幅を有するU字溝(図示せず)を有する。ストッパ33は、ビール瓶2のくびれ部分をU字溝に挿入することによりビール瓶2の落下あるいはずり落ちを阻止する。但し、ビール瓶2のくびれ部分ではなく、瓶用注出バルブ10の取付基部11の瓶固定部12の、例えば図3のAで示される、段付き端部にU字溝が係合するストッパ33を有する実施形態も可能である。
本体部31には、本実施形態では、ペルチェ素子を利用した冷却板34がビール瓶2の胴の部分に接するように配置されている。通常、冷蔵されたビール瓶2が利用されるが、本実施形態では、ビールの注出をより低温状態で行うために冷却板34が本体部31に備えられている。本体部31には、いずれも図示しないが、超音波振動子40を駆動するための超音波発振器及びペルチェ素子駆動装置も配設されている。本体部31は、その正面下側部分に、前方へ張り出したグラス載置部35も有する。グラス載置部35には、グラス3の位置決めのための突起36が設けられている。
保持筐体30の蓋部32は、図2の左右方向で水平に延びるヒンジ軸(図示せず)を介して本体部31に枢設されており、したがって上下方向に回動することができる。ビール瓶2を本体部31にセットするときは、蓋部32を跳ね上げて行う。また、蓋部32には、超音波発振器(図示せず)を作動させるための超音波始動ボタン37が設けられている。
手動バルブ開放機構50は、手動により、瓶用注出バルブ10のノズル部18を縦軸線La方向に移動させるように構成されている。手動バルブ開放機構50は、屈曲した板状の作用板51と、作用板51が縦軸線La方向に滑動するように保持筐体30の本体部31に固定された左右一対のスライドレール52とを具備する。作用板51は、瓶用注出バルブ10のノズル部18の第2接続部19の外周面に形成された第1カラー23に係合して力を加えるように形成されている。また作用板51は、注出バルブ付きのビール瓶2のセット時に第1カラー23が作用板51を通過することを可能にするために、大小2つの丸穴が連続して一部重なり合って形成されただるま穴(図示せず)を有している。ビール瓶2をセットするときには、操作者は、瓶用注出バルブ10のノズル部18の第1カラー23がだるま穴の大きい穴部分を通過したなら、ビール瓶2を作用板51に対してずらすことにより第1カラー23をだるま穴の小さい穴部分に係合させることができる。
作用板51の先端側には、操作者が手をかけるのに適した形状のハンドル部51aが形成され、一方、基端側には、L字形に屈曲された超音波振動子取付部51bが形成されている。超音波振動子40は、瓶用注出バルブ10のノズル部18を流れる飲料に効果的に超音波振動を加えるために、ノズル部18の直線管状部21に密接するように、作用板51の超音波振動子取付部51bに固定されている。また、超音波振動子40は、瓶用注出バルブ10が開放されるとき、作用板51及びノズル部18とともに縦軸線La方向に移動する。
次に、第1の実施形態による飲料供給装置1を使ってビールをグラス3に注ぐ方法の一例を以下に説明する。
最初に、冷蔵庫等に保管されて冷やされた、ビールの充填されたビール瓶2を準備する。
次に、ビール瓶2の王冠を外し、流路が閉じた状態の瓶用注出バルブ10をビール瓶2の先端部に手で嵌め込む。
次に、保持筐体30の蓋部32を開けて、瓶用注出バルブ10の装着されたビール瓶2を、注ぎ口が下側に位置するように、かつ瓶用注出バルブ10のノズル部18の空気管路27が飲料管路26の真上に位置するように、かつ手動バルブ開放機構50の作用板51が瓶用注出バルブ10のノズル部18の第1カラー23と第2カラー24との間にあるように保持筐体30の本体部31にセットする。
次に、グラス3を瓶用注出バルブ10の下側に準備する。
次に、瓶用注出バルブ10の流路を開放するために、手動バルブ開放機構50の作用板51のハンドル部51aを、瓶用注出バルブ10の縦軸線La方向に斜めに引き下ろす。
そうすると、ビールが重力に基づいて流出し始めるので、グラス3に注がれた量が所定の量に達したとき超音波始動ボタン37をONにして超音波振動子40を作動させる。そして、ビールが全て流出し終わったら超音波始動ボタン37をOFFにする。本実施形態では、超音波振動子40が超音波振動をビールに加えることにより泡が発生する。換言すると、超音波振動子40が作動しなければ泡の発生のほとんどないビールが得られる。したがって、超音波振動子40を作動させ始めるビールの前記所定の量は、好ましい泡の量や炭酸感等を考慮して決めればよい。そして、作動させ始めたなら全量が注出し終わるまで作動させ続けることが好ましい。また、前記所定の量は、例えば、ビール瓶2に含まれていた全量の70%あるいはそれ以上に対応する量である。
次に、ビールの注がれたグラス3を飲料供給装置1から他の場所へ移動した後に、保持筐体30の蓋部32を開けて、空になったビール瓶2を飲料供給装置1から取り出し、さらに瓶用注出バルブ10をビール瓶2から取外す。ビール瓶2から取外した瓶用注出バルブ10は、取付基部11からノズル部18を引き抜けばそれらを完全に分離できるので、必要に応じて、水道水もしくは洗剤を使って洗浄したり、あるいは熱湯等による消毒を行うことができる。
第1の実施形態の飲料供給装置1によると、特許文献1に示されるような別置きの炭酸ガスボンベ及びビール樽を用いることなく、超音波振動子40によって形成された上質な泡を有するグラス入りビールを得ることが可能になる。これは、超音波振動子40が作動しなければ注いだビールに泡が発生しないように飲料供給装置1が構成されて、泡が主に超音波振動子40の振動によって生成されることに基づいている。超音波振動子40が作動しなければ注いだビールに泡が発生しないようにするために、本実施形態では、ビール瓶2が一定の比較的緩い傾斜角度αで保持されるとともに、脈動を防ぐための空気管路27が瓶用注出バルブ10に設けられている。
飲料供給装置1は、冷蔵されたビールを用いることを前提として構成されているので、単純な構成のペルチェ素子を利用した冷却板34が用いられるものの、特許文献1に示されるような冷媒圧縮回路を有する強力な冷却器は用いられない。そのため、装置の小型化と設置スペースの縮減が実現される。また、瓶用注出バルブ10は飲料供給装置1の保持筐体30には固定されておらず、かつ取付基部11とノズル部18という2つの構成要素から分解可能に構成されているので、その内部の洗浄及び/又は消毒を容易に実施することができる。
次に、本発明の第2の実施形態による飲料供給装置100について図5及び図6を参照して説明する。第2の実施形態による飲料供給装置100は、第1の実施形態における手動バルブ開放機構50に代えて自動バルブ開閉機構150を備えること、超音波始動ボタン37に代えて注出ボタン137が保持筐体130の蓋部132に備えられること、及び自動バルブ開閉機構150と超音波発振器(図示せず)の作動を制御する、タイマーを有する制御装置(図示せず)を備えることにおいて第1の実施形態による飲料供給装置1と異なっている。そのため、その異なっている点を主に説明する。
第2の実施形態による飲料供給装置100の自動バルブ開閉機構150は、ピニオン153の固定されたシャフトを有する電動モータ154と、ピニオン153が噛み合うラック155の固定されたスライド板152と、スライド板152から立設された作用板151とを備える。電動モータ154は保持筐体130の本体部131に固定されるのに対して、スライド板152は、瓶用注出バルブ10の縦軸線La方向に移動可能に保持筐体130の本体部131によって支持されている。作用板151には、瓶用注出バルブ10のノズル部18に係合できるように、先端側が開放したU字状の切欠き(図示せず)が形成されており、前記U字状の切欠きは、その幅が、瓶用注出バルブ10のノズル部18の第2接続部19の外径よりも僅かに大であるが第1カラー23及び第2カラー24の外径よりも小さい寸法のものである。その結果、作用板151からノズル部18に対して瓶用注出バルブ10の縦軸線La方向に力を及ぼすことができる。また、超音波振動子40が、ノズル部18の直線管状部21に密接するようにスライド板152に固定されている。
保持筐体130の蓋部132に備えられた注出ボタン137は、自動バルブ開閉機構150の電動モータ154及び超音波発振器(図示せず)に制御装置(図示せず)を介して電気的に接続されている。制御装置は、注出ボタン137が押されると、タイマーを作動させる一方で、瓶用注出バルブ10のノズル部18が斜め下方に移動して瓶用注出バルブ10の流路が開放するように、つまりスライド板152及び作用板151が斜め下方に所定のストーロークだけ移動した後停止するように自動バルブ開閉機構150の電動モータ154を所定の回転数だけ回転させるとともに、タイマーで予め設定した時間が経過すると超音波発振器を作動させて所定の時間経過後に停止させるように構成されている。注出ボタン137がもう一度押されると、制御装置は、瓶用注出バルブ10の流路が閉じるように、電動モータ154を所定の回転数だけ逆転させる。
第2の実施形態の飲料供給装置100によると、超音波発振器が適切なタイミングで自動的に作動するので、ビールの泡の量の均一化が図れるとともに、注出ボタン137を押した操作者が他の仕事を行うことが可能になる。また、自動バルブ開閉機構150は、瓶用注出バルブ10を閉じることもできるので、1本のビール瓶2のビールを複数のグラス3に分けて注ぐことも可能になる。なお、自動バルブ開閉機構150が、瓶用注出バルブ10の開放だけをおこなう電動バルブ開放機構に代替される実施形態も可能である。
次に、本発明の第3の実施形態による飲料供給装置について図7及び図8を参照して説明する。第3の実施形態による飲料供給装置は、第1の実施形態における瓶用注出バルブ10に代えて缶ビール用の注出バルブ(以下「缶用注出バルブ」と呼ぶ)210を備えることにおいて第1の実施形態による飲料供給装置と異なっている。そのため、主に缶用注出バルブ210について以下に説明する。
第3の実施形態における缶用注出バルブ210は、ビール缶4の注ぎ口を含む端部に装着される。そのため、缶用注出バルブ210は、ビール缶4の端部に冠着される取付基部211と、取付基部211に着脱可能に接続されるノズル部18とから構成されている。ノズル部18は、第1の実施形態における瓶用注出バルブ10のノズル部18と同一である。取付基部211は、ビール缶4の端部に冠着される大径の略円板状の缶固定部212と、ノズル部18の第2接続部19に挿入されて嵌合する比較的小径の円筒状の第1接続部213とを有する。第1接続部213は、缶固定部212の端面から垂直ではなく、垂直から約30度傾斜した角度βで延びている。取付基部211の缶固定部212の内部には、膨らみ部の形成されたビール缶4の端部に冠着して容易に抜けないように複数の爪214が形成されている。なお、前記30度の角度βは、一例であり、様々な条件、例えば缶の太さ、保持筐体(図示せず)における缶の設置角度α等によって変わり得る。
第3の実施形態では、保持筐体(図示せず)にセットされた缶用注出バルブ210付きの缶ビール4の落下を阻止するための、保持筐体の本体部に設けられるストッパ(図示せず)は、取付基部211の缶固定部212の端面に係合する。
缶用注出バルブ210は、前述したとおり、取付基部211の缶固定部212がビール缶4に冠着できるように形成されていること、及び第1接続部213が缶固定部212に対して斜めに延出していることにおいて瓶用注出バルブ10と異なっている。しかしながら、その他の構成、すなわち取付基部211の第1接続部213及びノズル部18の構成は瓶用注出バルブ10と同一である。そのため、流路の開閉の様態、及びノズル部18が取付基部211から分離可能であるという特徴、及び空気管路27の効果によって注出中の脈動が防止されるという特徴も瓶用注出バルブ10と同様である。
このような缶用注出バルブ210を備える第3の実施形態による飲料供給装置を使って、缶ビール4から、超音波振動子40によって形成された上質な泡を有するグラス入りビールを顧客に提供することが可能になる。
その他の実施形態
第1の実施形態による飲料供給装置1は、人が超音波始動ボタン37を操作して超音波振動子40を作動させるものであるが、瓶用注出バルブ10が開放してから所定の時間経過後に超音波振動子40が自動的に作動する実施形態も可能である。それは、例えば、グラス3の液面を監視する液面センサにより、あるいは瓶用注出バルブ10が開放されたこと、即ちノズル部18が移動したことを検知する光センサあるいは近接センサとタイマーを組み合わせた構成により実現できる。
反対に、第1の実施形態のより単純な構成として、手動バルブ開放装置50を備えない実施形態も可能である。その場合、瓶用注出バルブ10の開放は、人の手で直接、瓶用注出バルブ10のノズル部18を取付基部11に対して移動させることにより行われる。
また、第1の実施形態による飲料供給装置1は、冷蔵されたビールを用いることを前提として構成されているので、単純な構成のペルチェ素子を利用した冷却板34が用いられているが、冷蔵されていないビールを用いることを前提とする場合や冷却能力を上げたい場合には、特許文献1に示されるような冷媒圧縮回路を有する冷却器など、冷却能力が高い冷却装置を用いてもよい。
また、第1〜第3の実施形態による飲料供給装置および飲料供給方法において、超音波振動子40を作動させた後、ビールが全て流出し終わったら超音波始動ボタン37をOFFにしているが、ビールが全て流出し終わる前に超音波始動ボタン37をOFFにしてもよい。
また、第2の実施形態による飲料供給装置100の自動バルブ開閉機構150は、ピニオン153の固定されたシャフトを有する電動モータ154と、ピニオン153が噛み合うラック155の固定されたスライド板152と、スライド板152から立設された作用板151とを備えているが、自動バルブ開閉機構150はこれ以外の構成、例えば、プッシャーなどの装置を用いたものでもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された第1から第3の実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されない。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能である。従って、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
1 発泡性飲料供給装置
10 瓶用注出バルブ
11 取付基部
12 瓶固定部
13 第1接続部
15 弁体
18 ノズル部
19 第2接続部
25 弁口
26 飲料管路
27 空気管路
30 保持筐体
31 本体部
32 蓋部
40 超音波振動子
50 手動バルブ開放機構

Claims (4)

  1. 発泡性飲料の充填された容器から重力により前記発泡性飲料を注ぎ出す発泡性飲料供給装置であって、
    互いに着脱可能に接続された複数の構成要素から構成されて前記発泡性飲料の流路を形成するとともに前記流路を開閉する注出バルブであって、空気穴を有し、前記容器の注ぎ口を含む端部に装着可能な注出バルブと、
    前記注出バルブの装着された前記容器を所定の傾斜角度で保持する保持筐体と、
    前記注出バルブの前記流路を流れる前記発泡性飲料に超音波振動を加えるように前記保持筐体に配設された超音波振動子と、
    を具備することを特徴とする発泡性飲料供給装置。
  2. 前記注出バルブは、前記容器に装着される取付基部と、前記取付基部に着脱可能に接続されるノズル部とから構成され、前記ノズル部が前記取付基部に対して移動することにより前記流路を開閉する、請求項1に記載の発泡性飲料供給装置。
  3. 前記空気穴が前記注出バルブの前記ノズル部に形成されている、請求項2に記載の発泡性飲料供給装置。
  4. 前記注出バルブの前記流路を自動的に開閉する自動バルブ開閉機構をさらに具備する発泡性飲料供給装置であって、
    前記自動バルブ開閉機構が前記注出バルブの前記流路を開放してから所定の時間経過したとき前記超音波振動子が作動するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発泡性飲料供給装置。
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