JP2006315711A - 飲料ディスペンサの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 飲料の注出中に電源スイッチが切られた場合も、装置への電源の供給を保持して飲料注出手段の操作を可能にする飲料ディスペンサの制御装置を提供する。
【解決手段】 飲料を注出する飲料注出手段27と、これを制御する制御手段と、装置に電源を供給する電源供給手段40とを備えた飲料ディスペンサの制御装置において、電源供給手段40は、装置に電源供給を行う導通路を形成する手動式の電源スイッチ23と、制御手段によって飲料注出手段27による飲料の注出が開始されたときオンし、飲料注出手段27による飲料の注出が終了されたときオフする他のスイッチ手段51aを具備し、電源スイッチ23と他のスイッチ手段51aを並列に構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、飲料ディスペンサの制御装置に関し、特に飲料を注出する飲料注出手段と、装置に電源を供給する電源供給手段と、電源の入切を行う電源スイッチを備えて、飲料をグラス等の飲用容器に注出する飲料ディスペンサの制御装置に関する。
従来、カップやグラス等の飲用容器に、清涼飲料や炭酸(発泡)飲料等の飲料を自動的に注ぐ飲料ディスペンサが知られている。この飲料ディスペンサは、飲料が供給される注出口に設けられた注出バルブを開閉操作することによって、その注出口の下方に配設された載置台上に置かれた飲用容器に、所定量の飲料を分配供給するように構成されている。
また、このような飲料ディスペンサにおいては、飲用容器に供給される飲料が溢れ出ないように、注出口から注出される飲料を制御する必要があるため、例えば引用文献1に開示されるように、飲料の注出が自動的に制御されるように構成されている。そして、このように飲料の注出を自動化することによって、飲料ディスペンサの操作者は、煩雑な飲料の注出操作を行う必要がないため、飲料の注出量のばらつきを抑えるとともに作業性を向上することができる。
特開2003−335397号公報
ところで、このような飲料の注出を自動化した飲料ディスペンサにおいては、例えば飲料の注出口に設けられた注出バルブを開閉操作するためのバルブ駆動モータ等から成る飲料注出部への電源供給を入切する電源スイッチが設けられている。この電源スイッチは、装置に電源供給を行う導通路をオン(導通)、オフ(解除)する他、万一の場合に飲料注出部が誤作動して無駄な飲料が注出されたりしないように、飲料を注出しないときは飲料注出部の電源を遮断するために備えられたものである。例えば、夜間等で管理者がいない場合、この電源スイッチはオフされる。
ところが、このような装置において、例えばバルブ駆動モータにより注出バルブが開放された状態で、誤ってこの電源スイッチが切られると、バルブ駆動モータへの電源供給が遮断されて注出バルブを閉止することができなくなり、注出バルブから注出される飲料がグラス等の飲用容器から溢れ出て周囲を汚すとともに、飲料を無駄にしてしまう問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するため、飲料の注出中にこの電源スイッチが誤って切られた場合も、バルブ駆動モータ等の飲料注出手段への電源の供給を保持して注出バルブの閉止を可能にし、注出バルブから注出される飲料が飲用容器から溢れ出て周囲を汚すとともに、飲料を無駄にしてしまう問題を防止することができる飲料ディスペンサの制御装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、飲料を注出する飲料注出手段と、これを制御する制御手段と、装置に電源を供給する電源供給手段とを備えた飲料ディスペンサの制御装置において、前記電源供給手段は、装置に電源供給を行う導通路を形成する手動式の電源スイッチと、前記制御手段によって前記飲料注出手段による前記飲料の注出が開始されたときオンし、前記飲料注出手段による前記飲料の注出が終了されたときオフする他のスイッチ手段とを具備し、前記電源スイッチと前記他のスイッチ手段を並列に構成したものである。
これによれば、前記飲料注出手段によって前記飲料が注出されているとき、前記電源スイッチが誤って切られた場合も装置への電源の供給を保持して前記飲料注出手段の動作を可能にすることができる。
請求項2に係る発明は、飲料を注出する飲料注出手段と、これを制御する制御手段と、前記飲料注出手段に電源を供給する注出電源供給手段とを備えた飲料ディスペンサの制御装置において、前記注出電源供給手段は、前記飲料注出手段の電源の入切を行う手動式の注出電源スイッチと、前記制御手段によって前記飲料注出手段による前記飲料の注出が開始されたときオンし、前記飲料注出手段による前記飲料の注出が終了されたときオフする電源補足スイッチとを備え、前記注出電源スイッチと前記電源補足スイッチを並列に構成したものである。
これによれば、前記飲料注出手段によって前記飲料が注出されているとき、前記注出電源スイッチが誤って切られた場合も前記飲料注出手段への電源の供給を保持して前記飲料注出手段の動作を可能にすることができる。
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、飲料注出手段によって飲料が注出されているとき電源スイッチが誤って切られた場合も、他のスイッチ手段により装置への電源の供給を保持することで、それによる飲料注出手段の動作を可能にし、飲料注出手段から飲料が注出されたままの状態となることを防止して、飲料注出手段から注出される飲料が飲料容器から溢れ出て周囲を汚したり、飲料を無駄にしてしまうことを防止することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、飲料注出手段によって飲料が注出されているとき注出電源スイッチが誤って切られた場合も、電源補足スイッチにより同様に飲料注出手段への電源の供給を保持することで、その動作を可能にし、飲料が注出されたままの状態となることを防止して、飲料が飲料容器から溢れ出たり、飲料を無駄にしてしまうことを防止することができる。
したがって、これらにより信頼性の高い飲料ディスペンサを提供することができる。
本発明に係る好適な実施例について図を参照して説明する。なお、以下に示す本発明の実施例は、ビールや発泡酒等の発泡飲料を提供する飲料ディスペンサに関する。
図1は本発明の実施例の飲料ディスペンサを示す概略構成図、図2は本発明の実施例の飲料ディスペンサであって、装置に電源を供給する電源供給回路に電源を保持する手段を備えた場合を示す実施例1の回路図、図3は本発明の実施例の飲料ディスペンサであって、飲料注出手段の注出電源供給回路にその電源を保持する手段を備えた場合を示す実施例2の回路図である。
図1に示すように、この飲料ディスペンサは、本体1と、ビール飲料を貯蔵したビール樽(飲料貯蔵容器)2と、炭酸ガスを封入した炭酸ガスボンベ3とを接続して用いられる。
炭酸ガスボンベ3は、その内部に高圧の炭酸ガスを封入してなり、その頂部に口金部4を備えている。そして、内部の炭酸ガスを本体1に接続されるガスホース31に圧送する。なお、口金部4にはガスホース31に圧送する炭酸ガスの圧力を所定の圧力に調整する図示しない調圧部が設けられている。
ビール樽2は、その内部にビール飲料を収容する。また、ビール樽2の頂部には、飲料導出口5aと加圧ガス導入口5bを有する注出ヘッド(所謂ディスペンスヘッド)5が取り付けられている。そして、この加圧ガス導入口5bから供給される炭酸ガスによってビール樽2内を加圧し、飲料導出口5aからビール飲料を注出可能にする。さらに、注出ヘッド5に備えた飲料導出口5aは、飲料送出管36を介して本体1内に配設された後述の冷却管路37に接続されている。また、加圧ガス導入口5bは、本体1内でガスホース31に接続されたガス導入管32にガス導入ホース33を介して接続されている。
本体1は、その内部に冷却水槽10を有している。そして、冷却水槽10内には、入口側を飲料送出管36に接続され、その出口側を後述の飲料注出コック11に接続する冷却管路37が設けられている。また、冷却管路37の入口側には、それを通過するビール飲料の温度を測定する温度センサ12とその流量を計測する流量計13が配設されている。また、冷却水槽10内には、この冷却管路37を浸漬するように冷却水が貯留され、この冷却水は、図示しない冷却装置と、攪拌装置によって一様に冷却される。このため、飲料送出管36から冷却管路37に供給されるビール飲料は、冷却管路37内を通過しながら適温に冷却される。
飲料注出コック11は、本体1前方に施設され、入口側を冷却管路37に接続されている。また、飲料注出コック11は、コック本体11aとその上部に設けられ前後方向(図の左右方向)に傾動可能なコックレバー11bから構成され、コック本体11aには、供給されたビール飲料を液状で注出する液注出ノズル11cと、これを泡状に生成して注出する泡注出ノズル11dが設けられている。そして、この飲料注出コック11において、コックレバー11bを手前側(図の左方)へ傾動すると、冷却管路37からコック本体11aに流入するビール飲料が液状のまま液注出ノズル11cから注出され、また、コックレバー11bを後方側(図の右方)へ傾動すると、コック本体11aに流入するビール飲料から気泡が生成されて泡状のビール飲料が泡注出ノズル11dから注出される。なお、コックレバー11bが直立状態(図示の状態)にあるときは、液注出ノズル11cと泡注出ノズル11dの両方が閉止され、飲料注出コック11は閉塞される。
飲料注出コック11の上方には、コックレバー駆動装置15が設けられている。このコックレバー駆動装置15は、例えば後述の駆動モータ(飲料注出手段)27によってコックレバー11bを前後方向に傾動させるものである。また、このコックレバー駆動装置15は、コックレバー11bの前傾、直立、後傾等の動作位置を検出するレバー位置検出手段16を有している。
飲料注出コック11の下方には、グラスやジョッキ等の飲用容器を保持する容器保持部18が設けられている。容器保持部18は、飲料容器を載置、保持する断面略L字状の容器受台部18aと、この容器受台部18aを傾動させる受台駆動部18bを有している。そして、この容器受台18aは、受台駆動部18bにより、飲用容器を直立に保持する直立位置と、所定角度に傾いた傾斜位置とに回動する。
また、容器保持部18の下方には、こぼれたビール飲料を受けるトレイ19が配設されている。また、本体1の上部前面には、この装置の電源を入切したり、あるいは駆動モータ27等から成る飲料注出手段の電源を入切したりする電源スイッチ23や、飲料の注出を行う注出ボタン24等が配置された操作パネル21が設けられている。
次に、このような飲料ディスペンサにおいて、装置に電源を供給する電源供給回路に電源を保持する手段を備えた実施例1の回路図である図2について説明する。
図において23は本体1の上部前面に設けられた電源スイッチであって、操作者の操作によりオン(導通)、オフ(解除)される手動式のスイッチ(例えばELB)である。この電源スイッチ23の一方は電源ソケット63に接続され、他方は後述の駆動モータ制御回路50aに直流電源を供給する整流回路64に接続されている。
図において50aは、この飲料ディスペンサのコックレバー駆動装置15を駆動する駆動モータ27の駆動を制御する駆動モータ制御回路である。この駆動モータ27は、モータドライバ57および制御マイコン58によりその動作が制御される。ここで、モータドライバ57は、リレー接点54の一方に接続され、そのリレー接点54の他方は整流回路64から延設された電源線65に接続されている。したがって、リレー接点54を介してモータドライバ57に電源が供給され、これにより駆動モータ27が駆動可能な状態となる。ここで、リレー接点54は、電源線65に接続されたリレー55に電流が流れることによりオフ状態からオン状態となる。さらに、このリレー55は、リレードライバ60および制御マイコン58によりその通電が制御される。すなわち、駆動モータ27は、このように制御されるリレー接点54を介してモータドライバ57に電源が供給され、その駆動が可能な状態に制御される。
一方、電源スイッチ23と並列にリレー接点(他のスイッチ手段)51aが設けられている。このリレー接点51aは、リレー接点54とモータドライバ57の間に一端が接続されたリレー52aに電流が流れることにより、オフ状態からオン状態となるように構成されている。したがって、このリレー接点51aは、リレー接点54がオン状態となってモータドライバ57に電源が供給されるとき、電源スイッチ23をバイパスして、例えば整流回路64等の装置に電源を供給可能にする電源自己保持回路を形成する。
このように構成される装置の電源供給回路(電源供給手段)40の動作について説明する。先ず、操作者により電源スイッチ23が操作され、これがオン状態になると、整流回路64および駆動モータ制御回路50等の装置に電源が供給されて待機状態となる。そして、飲料の注出ボタン24が押されると、図示しない制御手段の制御指令に基づいて制御マイコン58がリレードライバー60を介してリレー55に通電し、これを励磁する。これにより、リレー接点54がオン状態になる。そして、駆動モータ27を駆動するモータドライバ57に電源が供給される。このとき、リレー52aも同時に通電されるから、これによりリレー接点51aがオン状態になる。
さらに、モータドライバ57を制御する制御マイコン58により駆動モータ27が駆動され、飲料注出コック11のコックレバー11bが、コックレバー駆動装置15により前後に傾動される。これにより、その液注出ノズル11cと泡注出ノズル11dがそれぞれ開放され、その各ノズル11c、11dから、液状および泡状のビール飲料が容器保持部18に載置されたジョッキ等の飲用容器に注出される。
このとき、ジョッキ等の飲料容器を載置する容器保持部18は、容器受台部18aを受台駆動部18bにより回動することで、注出されるビール飲料の注出量に応じてその飲料容器を傾動し、過剰な泡が生成されないように制御される。また、飲料注出コック11から注出されるビール飲料は、冷却水槽10内に配置される冷却管路37を通過する間に所定の温度に冷却されるように構成されている。このようにして、ビール飲料が飲用容器に、適宜な注出状態で注出される。そして、所定量のビール飲料が飲用容器に注出されると、レバーコック11bが直立位置に戻される。
そして、図1に示すレバー位置検出手段16がこの状態を検出すると図示しない制御手段の制御指令に基づいて、制御マイコン58がリレードライバー60を介してリレー55の通電を遮断してこれを解磁する。これにより、リレー接点54がオフ状態になり、さらにこれによりリレー52aの通電が遮断される。そうすると、これに連動するリレー接点51aがオフ状態に戻り、これによって電源スイッチ23をバイパスする装置の電源自己保持状態も解消される。このようにして、ビール飲料の注出が終了される。
ところで、このように構成される本実施形態の飲料ディスペンサにおいて、コックレバー11bがコックレバー駆動装置25により傾動され、その液注出ノズル11cまたは泡注出ノズル11dが開放され、ビール飲料が飲用容器に注出されている途中で、操作者が誤って電源スイッチ23を操作してその状態をオフにした場合、リレー52aの通電によってリレー接点51aがオン状態にあるから、整流回路64および駆動モータ制御回路50等の装置の電源供給が保持される。このため、駆動モータ27による液注出ノズル11cおよび泡注出ノズル11dの閉止が可能である。したがって、このような場合にも飲料注出コック11の液注出ノズル11cまたは泡注出ノズル11dからビール飲料が注出されたままの状態となることが防止され、これらから注出されるビール飲料が飲料容器から溢れ出て周囲を汚したり、その飲料を無駄にしてしまうことを防止することができる。
また、ビール飲料の注出が終了し、リレー接点54を介してモータドライバ57に電源が供給されなくなると、この装置の電源保持状態は解除されるから、電源スイッチ23がオフ状態にあるときには、注出ボタン24が操作されても駆動モータ27は動作せず、したがって飲料が飲料注出コック11から注出されることはない。
次に、図1に示す飲料ディスペンサにおいて、飲料注出手段の電源供給回路にその電源を保持する手段を備えた実施例2の回路図である図3について説明する。図3に示す回路図は、図2の駆動モータ制御回路50aに、電源スイッチ23、およびこれに係る電源の保持手段を備えたものである。なお、図2と同じ、または同様の機能を有する構成には同じ符号を付す。
図において23は、実施例1と同様に、例えば本体1の上部前面に設けられた電源スイッチ(注出電源スイッチ)であって、操作者の操作によりオン、オフされる手動式のスイッチである。この電源スイッチ23の一方は、例えば実施例1に示す整流回路64から延設された電源線65に接続され、他方はリレー接点54に接続されている。そして、このリレー接点54は実施例1と同様にモータドライバ57に接続されている。したがって、電源スイッチ23およびリレー接点54を介してモータドライバ57に電源が供給される。
一方、電源スイッチ23と並列にリレー接点(電源補足スイッチ)51bが設けられている。このリレー接点51bは、実施例1と同様にリレー接点54とモータドライバ27の間に一端が接続されたリレー52bに電流が流れることにより、オフ状態からオン状態となるように構成されている。したがって、このリレー接点51は、電源スイッチ23とリレー接点54がオン状態となってモータドライバ57に電源が供給可能な状態のとき、電源スイッチ23をバイパスしてモータドライバ57に電源を供給し、駆動モータ27を駆動可能にする電源自己保持回路を形成する。
このように構成される飲料注出手段の注出電源供給回路(注出電源供給手段)50bの動作について説明する。先ず、操作者により電源スイッチ23が操作され、これがオン状態になると、リレー接点54を介してモータドライバ57に電源が供給可能な待機状態となる。そして、飲料の注出ボタン24が押されると、図示しない制御手段の制御指令に基づいて制御マイコン58がリレードライバー60を介してリレー55に通電し、これを励磁する。これにより、電源スイッチ23に直列に接続されたリレー接点54がオン状態になる。これにより、駆動モータ27を駆動するモータドライバ57に電源が供給される。このとき、リレー52bも同時に通電されるから、これによりリレー接点51bがオン状態になる。そして、モータドライバ57を制御する制御マイコン58により駆動モータ27が駆動され、飲料注出コック11からビール飲料が容器保持部18に載置されたジョッキ等の飲用容器に注出される。
そして、所定量のビール飲料が飲用容器に注出されると、図示しない制御手段の制御指令に基づいて、制御マイコン58がリレードライバー60を介してリレー55の通電を遮断してこれを解磁する。これにより、リレー接点54がオフ状態になり、さらにこれによりリレー52bの通電が遮断される。そうすると、これに連動するリレー接点51bがオフ状態に戻り、これによって電源スイッチ23をバイパスする飲料注出手段の電源保持状態も解消される。このようにして、ビール飲料の注出が終了される。
ところで、このように構成される本実施形態の飲料ディスペンサにおいて、ビール飲料が飲用容器に注出されている途中で、操作者が誤って電源スイッチ23を操作してその状態をオフにした場合、実施例1と同様にリレー52bの通電によってリレー接点51bがオン状態にあるから、駆動モータ27の電源供給が保持される。したがって、駆動モータ27による液注出ノズル11cおよび泡注出ノズル11dの閉止が可能であるから、このような場合にもビール飲料が注出されたままの状態となることが防止され、注出されるビール飲料が飲料容器から溢れ出て周囲を汚したり、その飲料を無駄にしてしまうことを防止することができる。また、ビール飲料の注出が終了されると、実施例1と同様に電源保持状態は解除されるから、電源スイッチ23がオフ状態にあるときには、注出ボタン24が操作されても飲料が飲料注出コック11から注出されることはない。
以上の説明のように、本発明の実施例においては、電源スイッチ23が誤って切られた場合も電源の供給を保持することにより、いずれも信頼性の高い飲料ディスペンサの制御装置を提供することができる。尚、本発明は本実施形態に示す装置のみに限定されず、本発明の趣旨の包含する範囲でもちろん応用変更が可能である。
本発明の実施例の飲料ディスペンサを示す概略構成図である。 本発明の実施例の飲料ディスペンサであって、装置に電源を供給する電源供給回路に電源を保持する手段を備えたものを示す回路図である。 本発明の実施例の飲料ディスペンサであって、飲料注出手段の注出電源供給回路にその電源を保持する手段を備えたものを示す回路図である。
符号の説明
1 本体
2 ビール樽(飲料貯蔵容器)
3 炭酸ガスボンベ
11 飲料注出コック
11c 液注出ノズル
11d 泡注出ノズル
15 コックレバー駆動装置
23 電源スイッチ(注出電源スイッチ)
27 駆動モータ(飲料注出手段)
40 電源供給回路(電源供給手段)
50a 駆動モータ制御回路
50b 注出電源供給回路(注出電源供給手段)
51a リレー接点(他のスイッチ手段)
51b リレー接点(電源補足スイッチ)
52a リレー
52b リレー
54 リレー接点
55 リレー

Claims (2)

  1. 飲料を注出する飲料注出手段と、これを制御する制御手段と、装置に電源を供給する電源供給手段とを備えた飲料ディスペンサの制御装置において、
    前記電源供給手段は、装置に電源供給を行う導通路を形成する手動式の電源スイッチと、前記制御手段によって前記飲料注出手段による前記飲料の注出が開始されたときオンし、前記飲料注出手段による前記飲料の注出が終了されたときオフする他のスイッチ手段とを具備し、前記電源スイッチと前記他のスイッチ手段を並列に構成したことを特徴とする飲料ディスペンサの制御装置。
  2. 飲料を注出する飲料注出手段と、これを制御する制御手段と、前記飲料注出手段に電源を供給する注出電源供給手段とを備えた飲料ディスペンサの制御装置において、
    前記注出電源供給手段は、前記飲料注出手段の電源の入切を行う手動式の注出電源スイッチと、前記制御手段によって前記飲料注出手段による前記飲料の注出が開始されたときオンし、前記飲料注出手段による前記飲料の注出が終了されたときオフする電源補足スイッチとを備え、前記注出電源スイッチと前記電源補足スイッチを並列に構成したことを特徴とする飲料ディスペンサの制御装置。
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