JP6804083B2 - 基材加熱装置及び成形システム - Google Patents
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Description
なお、図面及び以下の説明において、共通の又は対応する要素については、同一又は類似の符号を付して、重複する説明を省略する。
図5は予熱装置30の正面図であり、図6は予熱装置30の右側面図である。予熱装置30には基材搬送装置Cが組み込まれている。図6は、基材搬送装置Cを最大に展開し、基材保持部50を基材セット位置(図2)まで移動した状態を示す。
図9は上部ヒーター昇降機構34の正面図であり、図10はその側面図である。上部ヒーター昇降機構34及び下部ヒーター昇降機構36は、実質的に同一の構成を有するため、両者を代表して上部ヒーター昇降機構34の構成について以下に説明する。
次に、基材搬送装置Cの構成について説明する。上述したように、基材搬送装置Cは、搬送部40及び基材保持部50を備える。
図11、図12及び図13は、それぞれ搬送部40の平面図、右側面図及び正面図である。
図14及び図15は、それぞれ基材保持部50の平面図及び正面図である。また、図16は、図14におけるA−A矢視図である。
図18は、基材支持アーム52(左アーム52L)の正面図である。なお、右アーム52Rと左アーム52Lは中心面CPYに対して実質的に対称であるため、以下では代表して左アーム52Lについて説明する。
図19及び図20は、それぞれ左アーム52Lにおける基材保持・投下機構70の正面図及び右側面図である。基材保持・投下機構70は、シャフト72、一対の軸受73、複数の支持ピン74、押出しバー75、一対のクランプ76、ガイドプレート77及びモーター78を備える。モーター78、一対の軸受73及びシャフト72を含む複数の部材から、後述する投下位置と保持位置との間で支持ピン74を駆動する駆動部が構成される。
図21及び図22は、それぞれ左アーム52Lにおける第2基材センタリング機構80の平面図及び正面図である。第2基材センタリング機構80は、ギア機構80Gと押板881及び882を備える。ギア機構80Gは、第1基材センタリング機構60Aのギア機構Gと同一構成のものである。第2基材センタリング機構80では、第1基材センタリング機構60Aの連結板681及び682に替えて、押板881(第1作動片)及び押板882(第2作動片)が、ラック83及び84にそれぞれ固定されている。第2基材センタリング機構80は、ピニオン85に連結された操作ノブ851の回転操作に応じて、奥行方向(X軸方向)の中心面CPX(YZ平面)に対する押板881及び882の対称な位置関係を保ちながら、押板881及び882をX軸方向へ逆向きに移動させ、一対の押板881及び882の間隔を変えられるように構成されている。
図23は、プレス成形システム1の制御システムの概略構成を示すブロック図である。プレス成形システム1は、プレス成形システム全体を統合制御するコントローラー2と、油圧作動装置(油圧シリンダー21)への油圧の供給を制御する油圧制御部3と、空圧作動装置(ドア開閉器13、ロッドレスシリンダー45、46及びモーター78)への空圧の供給を制御する空圧制御部4と、真空チャンバー10の吸排気を制御する真空制御部5と、予熱装置30の赤外線ヒーター素子351及び371並びに上熱板22aの電熱ヒーター221及び下熱板25aの電熱ヒーター251の作動/停止を個別に制御するヒーター制御部6を備える。なお、ヒーター制御部6は、温度センサー38の検出結果に基づいて赤外線ヒーター素子351及び371に供給する電力を制御し、温度センサー222及び252の検出結果に基づいて伝熱ヒーター221及び251に供給する電力をそれぞれ制御する。油圧制御部3、空圧制御部4、真空制御部5及びヒーター制御部6は、コントローラー2と通信可能に接続されていて、コントローラー2の制御下で動作する。
次に、プレス成形システム1の動作について説明する。
まず、スクリュージャッキ33のハンドル331を操作して、成形金型(上金型23、下金型24)の形状及び寸法に合わせて、予熱高さを調整する。
上記の実施形態では、予熱高さ調整機構33、上部ヒーター昇降機構34、下部ヒーター昇降機構36、第1基材センタリング機構60A及び第2基材センタリング機構80が、それぞれハンドル331、ハンドル341、ハンドル361、操作ノブ651及び操作ノブ851によって手動操作されるように構成されているが、本発明はこの構成に限定されない。これらのハンドル又は操作ノブの全部又は一部に替えて、各機構を駆動するサーボモーター等の駆動装置を設けて、各機構を自動化することもできる。
10…真空チャンバー
20…成形装置
30…予熱装置
40…搬送部
50…基材保持部
70…基材保持・投下機構
60…第1基材センタリング機構
80…第2基材センタリング機構
Claims (11)
- 基材の一面を加熱する第1ヒーターを備え、
前記第1ヒーターが、前記基材と対向する面において複数のヒーター領域に分割されていて、
前記複数のヒーター領域の作動/停止の切り替えを個別に制御可能な制御部と、
前記基材が配置された基材配置領域を検出する基材配置領域検出部と、
を更に備え、
前記制御部が、検出された前記基材配置領域と対向する前記ヒーター領域のみを選択的に作動させるように、前記複数のヒーター領域の作動/停止の切り替えを制御する、
基材加熱装置。 - 前記基材が板状であり、
前記基材の他面を加熱する第2ヒーターを更に備え、
前記第2ヒーターが、前記基材と対向する面において複数のヒーター領域に分割されていて、
前記第1ヒーターと前記第2ヒーターの対向するヒーター領域の作動/停止が連動するように構成された、
請求項1に記載の基材加熱装置。 - 前記第1ヒーターが、前記基材を上方から加熱する上部ヒーターであり、
前記第2ヒーターが、前記基材を下方から加熱する下部ヒーターであり、
前記上部ヒーター及び前記下部ヒーターが取り付けられた昇降フレームと、
前記昇降フレームを昇降して、該基材加熱装置によって加熱される加熱領域の高さを調整可能な加熱領域高さ調整機構と、
を更に備えた、
請求項2に記載の基材加熱装置。 - 前記昇降フレームと前記上部ヒーターとを、該昇降フレームに対して該上部ヒーターを昇降可能に連結する、上部ヒーター昇降機構と、
を更に備えた、
請求項3に記載の基材加熱装置。 - 前記上部ヒーター昇降機構が、
前記昇降フレームに固定された固定板と、
前記固定板と上下に平行に並んで配置され、前記上部ヒーターが固定された可動板と、
前記固定板と前記可動板とを間隔可変に連結するリンク機構と、
前記可動板を前記固定板に対して昇降させる送りねじ機構と、
を備え、
前記リンク機構が、
第1リンクと、
前記第1リンクとX字状に交差する第2リンクと、
前記第1リンクと前記第2リンクとを交差部で連結する第1ジョイントと、を備えた、
請求項4に記載の基材加熱装置。 - 板状の基材の上面を加熱する上部ヒーターと、
前記基材の下面を加熱する下部ヒーターと、
を備え、
前記上部ヒーター及び前記下部ヒーターが、前記基材と対向する面において複数のヒーター領域に分割されていて、
前記複数のヒーター領域の作動/停止を個別に切り替え可能に構成され、
前記上部ヒーターと前記下部ヒーターの対向するヒーター領域の作動/停止が連動するように構成され、
前記上部ヒーター及び前記下部ヒーターが取り付けられた昇降フレームと、
前記昇降フレームを昇降して、前記上部ヒーター及び前記下部ヒーターによって加熱される加熱領域の高さを調整可能な加熱領域高さ調整機構と、
前記昇降フレームと前記上部ヒーターとを、該昇降フレームに対して該上部ヒーターを昇降可能に連結する、上部ヒーター昇降機構と、
を更に備え、
前記上部ヒーター昇降機構が、
前記昇降フレームに固定された固定板と、
前記固定板と上下に平行に並んで配置され、前記上部ヒーターが固定された可動板と、
前記固定板と前記可動板とを間隔可変に連結するリンク機構と、
前記可動板を前記固定板に対して昇降させる送りねじ機構と、
を備え、
前記リンク機構が、
第1リンクと、
前記第1リンクとX字状に交差する第2リンクと、
前記第1リンクと前記第2リンクとを交差部で連結する第1ジョイントと、を備えた、
基材加熱装置。 - 前記第1リンク及び前記第2リンクがそれぞれ板状であり、
前記第1リンクと前記第2リンクとが、前記交差部において厚さ方向に重ねられた、
請求項5又は請求項6に記載の基材加熱装置。 - 前記昇降フレームと前記下部ヒーターとを、該昇降フレームに対して該下部ヒーターを昇降可能に連結する、下部ヒーター昇降機構と、
を更に備えた、
請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の基材加熱装置。 - 前記複数のヒーター領域が格子状に配列された、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の基材加熱装置。 - 前記ヒーター領域が赤外線を放射する赤外線ヒーター素子を備えた、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の基材加熱装置。 - 基材を予熱する予熱部と、
予熱された基材を成形する成形部と、
を備え、
前記予熱部が請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の基材加熱装置を備えた、
成形システム。
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