JP3499511B2 - シート成形機の加熱装置 - Google Patents

シート成形機の加熱装置

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JP3499511B2
JP3499511B2 JP2000193690A JP2000193690A JP3499511B2 JP 3499511 B2 JP3499511 B2 JP 3499511B2 JP 2000193690 A JP2000193690 A JP 2000193690A JP 2000193690 A JP2000193690 A JP 2000193690A JP 3499511 B2 JP3499511 B2 JP 3499511B2
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resin sheet
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heating device
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート成形機の加
熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続した樹脂シートを成形して、
食品、飲料、電気部品、日用品、医薬品等を収容する容
器、該容器の蓋(ふた)等の樹脂製の成形品を成形する
ための樹脂シート成形ラインにおいては、シート成形機
に送り込まれる樹脂シートを加熱する加熱装置が使用さ
れている。
【0003】前記シート成形機は、連続した前記樹脂シ
ート上に熱成形方法によって成形品を成形する装置であ
り、前記樹脂シートは、搬送装置によって1ショットの
成形に要する長さずつ間欠的に搬送され、前記シート成
形機に送り込まれる。そして、シート成形機の樹脂シー
ト搬送方向における下流側にはトリミング装置が配設さ
れ、該トリミング装置において、前記成形品は樹脂シー
トから切断、分離され、集積された後、包装、箱詰め等
の後工程に送り出される。
【0004】一方、前記シート成形機の樹脂シート搬送
方向における上流側には加熱装置が配設され、該加熱装
置において、前記樹脂シートは成形に適した温度にまで
加熱されて、前記シート成形機に送り込まれる。前記加
熱装置は、通常、前記樹脂シートの搬送路の上下に配設
された輻(ふく)射ヒータを有し、該輻射ヒータからの
輻射熱によって、前記樹脂シートを加熱する。
【0005】ところで、装置の一部に故障が発生した場
合、部品を交換する場合等、前記樹脂シート成形ライン
を停止させる必要が生じた場合には、前記加熱装置も停
止されるが、前記輻射ヒータは、作動時に高温になって
いて、電源をオフにしても急激には温度が低下しないの
で、前記加熱装置を停止した後も、多量の輻射熱が前記
樹脂シートに与えられる。一方、前記樹脂シートは、前
記樹脂シート成形ラインが停止されると搬送されなくな
り、前記加熱装置内においても停止する。
【0006】したがって、前記加熱装置内において停止
した樹脂シートは、前記輻射ヒータからの輻射熱を長時
間にわたって吸収するので、通常運転時よりも加熱され
て軟化し、自重によって垂れ下がり、直下に配設された
前記輻射ヒータに接触して燃焼してしまう。
【0007】このような問題を解決するために、従来の
シート成形機の加熱装置においては、前記輻射ヒータの
上方及び下方にそれぞれ配設されたリンク機構、スライ
ド機構等により、前記輻射ヒータを樹脂シートの搬送路
の上下に昇降自在に取り付けるとともに、前記輻射ヒー
タの上方及び下方にそれぞれシリンダ装置等の駆動手段
を配設して、前記樹脂シートの搬送が停止された時に
は、前記駆動手段を作動させて前記輻射ヒータを上方及
び下方にそれぞれ退避させるようにしている。
【0008】したがって、前記樹脂シートの搬送路の上
下に配設された輻射ヒータがそれぞれ前記樹脂シートか
ら遠ざかるので、前記輻射ヒータから前記樹脂シートに
与えられる輻射熱の量が低下する。その結果、前記樹脂
シートが軟化して自重によって垂れ下がるのを抑制する
ことができる。また、仮に前記樹脂シートが垂れ下がっ
ても、下に配設された輻射ヒータが下方に退避している
ので、前記樹脂シートは、前記輻射ヒータに接触して燃
焼してしまうのを抑制することができる。(特開昭59
−202816号公報、特開平8−174645号公報
参照)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシート成形機の加熱装置においては、輻射ヒータの
上方及び下方にそれぞれ配設されたリンク機構、スライ
ド機構等により、前記輻射ヒータを樹脂シートの搬送路
の上下に昇降自在に取り付けるとともに、前記輻射ヒー
タの上方及び下方にそれぞれシリンダ装置等の駆動手段
を配設するようにしているので、前記輻射ヒータの上方
及び下方への退避量が十分でなく、前記樹脂シートが軟
化して自重によって垂れ下がり、直下に配設された前記
輻射ヒータに接触し、燃焼してしまうことがある。
【0010】特に、前記輻射ヒータの一端を支点にして
揺動することによって昇降するように輻射ヒータが取り
付けられている場合には、該輻射ヒータの前記支点の近
傍は、ほとんど退避せずに、前記樹脂シートに近接した
ままであるので、樹脂シートが、軟化しやすく、また、
垂れ下がった場合には輻射ヒータに接触して燃焼しやす
い。
【0011】前記従来のシート成形機の加熱装置におい
て、前記輻射ヒータの上方及び下方への退避量を十分に
取ろうとすると、装置全体が大型化してしまうととも
に、シリンダ装置等の駆動手段のストロークを大きくす
る必要があり、前記駆動手段も大型化し、かつ、駆動の
ために多量のエネルギーを消費してしまう。
【0012】また、上下に配設された輻射ヒータをそれ
ぞれ独立して上方及び下方へ退避させるようにしている
ので、駆動手段等の構成が複雑になり、さらに、駆動の
ために多量のエネルギーを消費してしまう。
【0013】本発明は、前記従来のシート成形機の加熱
装置の問題点を解決して、運転停止時でも、樹脂シート
が、軟化して自重によって垂れ下がるのを防止すること
ができ、また、仮に前記樹脂シートが垂れ下がっても、
輻射ヒータに接触して燃焼するのを防止することがで
き、しかも、装置全体や駆動手段が大型化、複雑化する
ことなくエネルギーの消費を少なくすることができるシ
ート成形機の加熱装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のシ
ート成形機の加熱装置においては、樹脂シートの搬送路
の上方に上下に移動可能に配設された上ヒータ装置と、
前記搬送路の下方に上下に移動可能に配設された下ヒー
タ装置と、回転可能に取り付けられたヒータ装置吊部材
と、中間部分が前記ヒータ装置吊部材にかけられ、一端
に前記上ヒータ装置及び他端に下ヒータ装置が取り付け
られたヒータ装置連結吊下部材と、前記ヒータ装置吊部
材を回転させる昇降駆動源とを有する。
【0015】本発明の他のシート成形機の加熱装置にお
いては、前記昇降駆動源がモータである。
【0016】本発明のさらに他のシート成形機の加熱装
置においては、前記上ヒータ装置及び下ヒータ装置が樹
脂シート搬送方向に移動可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態における
シート成形機の加熱装置の側断面図、図2は図1のB−
B矢視断面図、図3は図1のC−C矢視断面図、図4は
図1のA−A矢視図である。
【0019】図において、10は加熱装置であり、連続
した樹脂シート12に、カップ麺(めん)、刺身、ゼリ
ー等の食品、果汁、炭酸水等の飲料、電気部品、日用
品、医薬品等を収容する容器、該容器の蓋等の樹脂製の
成形品を成形する樹脂シート成形ラインにおいて、前記
樹脂シート12の搬送方向におけるシート成形機60の
上流側に配設され、該シート成形機60に送り込まれる
前記樹脂シート12を成形に適した温度にまで加熱す
る。
【0020】そして、前記シート成形機60は、例え
ば、真空成形、圧空成形、絞り成形、プレス成形、マッ
チドモールド成形等の熱成形方法によって前記樹脂シー
ト12上に前記成形品を成形する。
【0021】なお、前記加熱装置10は前記シート成形
機60と離して配設してもよいが、その場合、加熱装置
10から送り出された樹脂シート12の温度が低下して
しまうので、熱効率の観点から、前記加熱装置10と前
記シート成形機60とは、互いに近接して配設すること
が望ましく、本実施の形態においては、共通のフレーム
13に取り付けられる。
【0022】前記樹脂シート12は、ピンやクランプを
備えたチェーン等の搬送装置14によって両端を把持さ
れ、図示されない駆動装置によって1ショットの成形に
要する長さずつ間欠的に搬送され、前記シート成形機6
0に送り込まれる。そして、該シート成形機60の樹脂
シート12の搬送方向における下流側には図示されない
トリミング装置が配設され、該トリミング装置におい
て、前記成形品は樹脂シート12から切断、分離され、
集積された後、包装、箱詰め等の後工程に送り出され
る。
【0023】本実施の形態における前記樹脂シート12
としては、いかなるものであってもよいが、例えば、P
VC(ポリ塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)、発泡
ポリスチレン、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエ
チレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、P
C(ポリカーボネイト)、ABS樹脂、メタクリル樹脂
等が使用される。また、耐水性、ガスバリヤー性等を考
慮して、複数種類の樹脂を積層したシートを使用するこ
ともできる。
【0024】そして、20は前記加熱装置10内におい
て、前記樹脂シート12の搬送路の上方に配設された上
ヒータ装置、40は前記加熱装置10内において、前記
樹脂シート12の搬送路の下方に配設された下ヒータ装
置であり、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40
は、後述される昇降駆動装置50によって同期して上方
向及び下方向にそれぞれ移動させられる。
【0025】前記上ヒータ装置20は、上ヒータレール
枠22に移動可能に取り付けられた上ヒータユニット2
1を有する。ここで、該上ヒータユニット21は、シー
ズヒータ、磁器製ヒータ、赤外線電球ヒータ等から成る
単位ヒータを同一面上に複数配設することによって全体
として1枚の面状のヒータとしたものであり、輻射によ
り前記樹脂シート12を上方から加熱する。
【0026】なお、前記シーズヒータ、磁器製ヒータ、
赤外線電球ヒータ等のうちからどれが選択されるかは、
加熱温度、ヒータの性能、樹脂シート12の材質等を考
慮してなされる事項であるが、一般的には、樹脂シート
12がPP、PE、PS、ABS樹脂の場合はシーズヒ
ータが選択され、発砲ポリスチレンや厚肉シートの場合
は磁器製ヒータが選択されるのが望ましい。また、前記
上ヒータユニット21の温度は、前記単位ヒータがシー
ズヒータから成る場合は500〜700〔℃〕程度、磁
器製ヒータから成る場合は300〜500〔℃〕程度と
するのが望ましい。
【0027】前記上ヒータ装置20は、4つの車輪24
を有し、該車輪24を介して前記上ヒータレール枠22
に、前記樹脂シート12の搬送方向(図1及び2におい
て左右方向)に移動可能に取り付けられ、位置調整装置
30によって前記上ヒータレール枠22との位置が調整
される。ここで前記車輪24の数は4つでなくてもよ
く、例えば、6つでも8つでもよい。、なお、前記上ヒ
ータレール枠22は、つなぎ板23及び4つのブラケッ
ト25を有し、図示されないレール、ガイドロッド等に
沿って上下に移動可能に、かつ、横方向に固定的に前記
フレーム13に取り付けられる。
【0028】ここで、前記位置調整装置30は、前記上
ヒータユニット21に固定されたネジロッド31、前記
上ヒータレール枠22に回転可能にかつ軸方向に移動不
能に取り付けられ、前記ネジロッド31に螺(ら)合さ
れたナット部材33、該ナット部材33に固定されたナ
ットプーリ32、前記上ヒータレール枠22に固定され
た位置調整モータ35、該位置調整モータ35の軸に固
定されたモータプーリ36、及び前記ナットプーリ32
とモータプーリ36との間に張設されたベルト37を有
する。したがって、前記位置調整モータ35が回転する
と、モータプーリ36、ベルト37を介してナットプー
リ32が回転し、その回転により前記ナット部材33が
回転して前記ナット部材33に螺合された前記ネジロッ
ド31が右方又は左方へ移動するので、前記上ヒータユ
ニット21は右方又は左方に移動する。なお、前記上ヒ
ータユニット21の移動量を正確に制御することができ
るように、前記位置調整モータ35としてパルスモータ
を、前記ナットプーリ32及びモータプーリ36として
歯車又は歯付プーリを、前記ベルト37として歯付ベル
ト(コッグドベルト)又はチェーンを採用することが望
ましい。
【0029】前記下ヒータ装置40は、輻射により前記
樹脂シート12を下方から加熱するためのものであり、
前記上ヒータ装置20と同様の構造を有し、前記樹脂シ
ート12の搬送路に関して、前記上ヒータ装置20と対
称に配設される。
【0030】前記昇降駆動装置50は、4つのヒータ装
置吊部材52、及び4つの該ヒータ装置吊部材52にそ
れぞれかけられた4つのヒータ装置連結吊下部材51を
有する。なお、前記ヒータ装置吊部材52及びヒータ装
置連結吊下部材51の数は4つでなくてもよく、例え
ば、6つでも8つでもよい。前記ヒータ装置吊部材52
は、例えば、鋼製の歯車から成り、前記ヒータ装置連結
吊下部材51は、例えば鋼製のチェーンから成り、それ
ぞれ一端部が前記上ヒータ装置20のブラケット25
に、他端部が前記下ヒータ装置40のブラケットに、ア
ジャスタボルト等の位置調整部材56を介して結合され
る。
【0031】図4における左右の前記ヒータ装置吊部材
52は、シャフト57によってそれぞれ連結され、該シ
ャフト57は軸受けを介して前記フレーム13に取り付
けられており、前記シャフト57のそれぞれに取り付け
られたシャフト歯車58間には駆動チェーン53が張設
される。また、該駆動チェーン53には接続金具59を
介して昇降駆動源としてのアクチュエーター54の駆動
部が取り付けられる。前記アクチュエーター54は、例
えば、空圧ピストンから成り、前記フレーム13に固定
されたブラケット55に取り付けられる。
【0032】また、前記アクチュエーター54が空圧ピ
ストンから成る場合、該空圧ピストンの動力源として、
図示されない空気圧縮機、圧縮空気アキュムレータ、高
圧空気配管等が加熱装置10及びその周辺に配設され
る。
【0033】これにより、前記アクチュエーター54が
作動すると、4つの前記ヒータ装置連結吊下部材51は
同期して移動するので、前記上ヒータ装置20及び下ヒ
ータ装置40も同期してそれぞれ上方又は下方に移動さ
せられる。前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40
は、4つの前記ヒータ装置連結吊下部材51によって互
いに連結されているので上方又は下方への移動量も同一
である。
【0034】さらに、前記上ヒータ装置20及び下ヒー
タ装置40は、互いに同様の構造を有し、重量が等しい
のであるから、4つの前記ヒータ装置連結吊下部材51
のそれぞれの両端部に加わる重量はバランスしており、
前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40の重量を支
える装置を特段必要としない。しかも、わずかの駆動力
によって、上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40を上
方又は下方に移動させることができる。
【0035】なお、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ
装置40の高さ及び水平度は、前記位置調整部材56に
よって調整することができる。また、4つの前記ヒータ
装置吊部材52はすべて同じ径を有し、2つの前記シャ
フト歯車58も同じ径を有するので、4つの前記ヒータ
装置連結吊下部材51の動きは完全に同調する。
【0036】ここで、前記ヒータ装置吊部材52とシャ
フト歯車58の径の大きさとを調整することによって、
前記アクチュエーター54の駆動部の移動量と前記上ヒ
ータ装置20及び下ヒータ装置40の移動量との関係を
調整することができる。例えば、前記アクチュエーター
54が空圧ピストンであって、該空圧ピストンのストロ
ークを大きくとることができない場合には、前記シャフ
ト歯車58を小径とし、前記ヒータ装置吊部材52を大
径として、前記空圧ピストンの移動量が少なくても、前
記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40が大きく上方
又は下方に移動させられるようにするのが望ましい。
【0037】なお、前記ヒータ装置連結吊下部材51及
び駆動チェーン53として、チェーンに代えてベルト、
ロープ等を、また、前記ヒータ装置吊部材52及びシャ
フト歯車58として、歯車に代えてプーリ、車輪等を使
用することができる。この場合、前記ベルト、ロープ等
とプーリ、車輪等との間でスリップが生じないようにす
ることが望ましい。また、高温に曝(さら)されるの
で、鋼等の耐熱性を有する材料から成ることが望まし
い。
【0038】前記シート成形機60は、前記フレーム1
3に固定された上テーブル駆動アクチュエータ62及び
下テーブル駆動アクチュエータ66、該上テーブル駆動
アクチュエータ62及び下テーブル駆動アクチュエータ
66にそれぞれ取り付けられた上テーブル61及び下テ
ーブル65、該上テーブル61及び下テーブル65にそ
れぞれ着脱自在に取り付けられた上型63及び下型67
を有する。
【0039】該上型63及び下型67は、通常、一方が
雌型であり他方が雄型であるが、前記シート成形機60
が真空成形機である場合、例えば、雄型に代えてプラグ
を使用することもできる。また、成形品が食品、飲料、
電気部品、日用品、医薬品等を収容する容器や該容器の
蓋のような、小型の容器である場合、通常、前記上型6
3及び下型67はそれぞれ複数の成形型を有し、1回の
成形動作、すなわち、1ショットで複数の成形品が樹脂
シート12上に成形される。例えば、成形品が小型の容
器である場合、前記上型63及び下型67は、前記樹脂
シート12の幅方向(図3における左右方向)に10
個、樹脂シート搬送方向(図1における左右方向)に5
列、合計10×5=50個の成形型を有する。
【0040】また、樹脂シート成形ラインの生産計画や
樹脂シート12の幅等に応じて、前記上型63及び下型
67に代えて、より小型の上型63a及び下型67aを
使用することもできる。この場合、前記上ヒータ装置2
0及び下ヒータ装置40と前記上型63a及び下型67
aとの間隔がそれぞれ大きくなるので、前記加熱装置1
0において加熱された前記樹脂シート12は搬送され、
前記上型63a及び下型67aの位置に到達する間にわ
ずかながら冷却してしまうので、熱効率の点から好まし
くない。
【0041】この場合には、前記位置調整装置30を作
動させて、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40
の各ヒータユニット21、41を樹脂シート搬送方向
(図における右方)に移動させて、位置a、bにまで到
達させる。これにより、前記上ヒータ装置20及び下ヒ
ータ装置40と前記上型63a及び下型67aとの間隔
がそれぞれ大きくなることなく、前記加熱装置10にお
いて加熱された樹脂シート12は搬送され、前記上型6
3a及び下型67aの位置に到達する間に冷却してしま
うことがないので、熱効率が低下しない。
【0042】前記加熱装置10は、図示されない制御装
置を有する。該制御装置は、CPU(中央演算子)、半
導体メモリ、ハードディスク等の記憶手段、マウス、キ
ーボード、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶デ
ィスプレー等の表示手段、I/O(入出力インターフェ
イス)等を有し、前記加熱装置10のすべて又は一部の
動作を総括的に制御する。なお、前記制御装置として
は、独立したものでなく、例えば、樹脂シート成形ライ
ンにおけるシート成形機60、トリミング装置等の装置
を制御する制御装置の一部として他の制御装置に統合さ
れたものを使用することもできる。
【0043】また、前記加熱装置10は、断熱のために
周囲を覆う図示されない壁部材を有することが望まし
い。該壁部材は、断熱材を有し、前記加熱装置10の上
下左右前後の面を覆うように前記フレーム13に取り付
けられる。ただし、樹脂シート12が通過する部分(図
1における左側の面及び右側の面の一部)や、装置の一
部が通過したり突出する箇所には開口が形成される。こ
の場合、熱効率を向上させるために、前記開口の面積は
できる限り少なくするとともに、開閉式のシャッタが取
り付けられることが望ましい。
【0044】また、前記シート成形機60の熱効率を向
上させるためには、壁部材を有することが望ましい。こ
の場合、前記加熱装置10の壁部材と一体の壁部材が前
記フレーム13に取り付けられてもよい。
【0045】次に、前記構成のシート成形機60の加熱
装置10の動作について説明する。
【0046】まず、加熱装置10において、樹脂シート
12は、図1における左方から右方へ1ショットの成形
に要する長さずつ間欠的に搬送される。前記樹脂シート
12は、前記加熱装置10内において所定時間停止し、
その間、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40か
らの輻射熱によって成形に最適な温度範囲、すなわち、
成形温度にまで加熱される。
【0047】なお、前記成形温度は、成形条件、前記樹
脂シート12の種類、厚さ等により異なるが、熱成形に
おいては、一般的に、前記樹脂シート12がPVCの場
合は120〜140〔℃〕、PSの場合は110〜15
0〔℃〕、PPの場合は170〜220〔℃〕、PEの
場合は140〜190〔℃〕、ABS樹脂の場合は13
0〜150〔℃〕、PETの場合は135〜155
〔℃〕程度である。
【0048】前記樹脂シート12の加熱温度は、前記上
ヒータ装置20及び下ヒータ装置40の出力を調節して
輻射熱の量を制御することによって、また、昇降駆動装
置50を作動させ、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ
装置40を上方及び下方に移動させて、前記樹脂シート
12と前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40との
距離をそれぞれ調整することによって、所定の成形温度
にすることができる。
【0049】次に、成形温度にまで加熱された前記樹脂
シート12は搬送され、前記シート成形機60に送り込
まれる。そして、樹脂シート12が所定位置で停止する
と、前記上テーブル駆動アクチュエータ62及び下テー
ブル駆動アクチュエータ66が作動し、前記上型63及
び下型67が下方及び上方に移動することによって樹脂
シート12をクランプして成形品を成形する。ここで、
成形品が小型の容器である場合、例えば、50個の成形
品が1ショットで成形される。この後、前記上型63及
び下型67はそれぞれ上方及び下方に、すなわち、互い
に離れる方向に移動されて型開きされる。
【0050】一方、この間に、前記加熱装置10におい
ては、次の1ショット分の長さの樹脂シート12が停止
して成形温度にまで加熱される。
【0051】次に、前記樹脂シート12は再び搬送さ
れ、成形品は樹脂シート搬送方向における下流に搬送さ
れ前記シート成形機60から送り出されるとともに、次
の1ショット分の長さの樹脂シート12が前記シート成
形機60に送り込まれる。
【0052】以上の動作を繰り返すことにより、樹脂シ
ート成形ラインにおいては、多数の成形品が連続的に成
形される。
【0053】ここで、前記樹脂シート成形ラインのうち
の装置の一部に故障が発生した場合、部品を交換する場
合等には、前記樹脂シート成形ラインの運転は停止させ
られる。この場合、前記樹脂シート12の搬送も停止さ
れるとともに、前記加熱装置10の運転も停止される
が、前記ヒータユニット21、41は高温になってい
て、電源をオフにしても急激には温度が低下しない。こ
のため、前記加熱装置10を停止した後も、多量の輻射
熱が前記樹脂シート12に与えられる。一方、樹脂シー
ト12は、前記加熱装置10内において停止しているの
で、前記ヒータユニット21、41からの輻射熱を長時
間にわたって吸収し、通常運転時よりも加熱されて軟化
し、自重により垂れ下がり、直下に配設された前記下ヒ
ータ装置40に接触して燃焼してしまう可能性がある。
【0054】この場合、本実施の形態においては、前記
昇降駆動装置50が作動して、上ヒータ装置20及び下
ヒータ装置40はそれぞれ上方及び下方に移動させられ
る。
【0055】前記樹脂シート成形ラインの運転が停止さ
せられ、前記加熱装置10の運転が停止させられると、
前記アクチュエーター54が作動して駆動チェーン53
が移動させられるので、前記シャフト歯車58及びヒー
タ装置吊部材52が回転させられる。これにより、4つ
の前記ヒータ装置連結吊下部材51がすべて同期して同
量だけ移動させられるので、該ヒータ装置連結吊下部材
51の端部に取り付けられた前記上ヒータ装置20及び
下ヒータ装置40も同期して、上方又は下方に同じ距離
だけ移動させられ、図1に示される位置c、dに停止す
る。
【0056】したがって、前記ヒータユニット21、4
1は樹脂シート12から相当程度離れた位置c、dにま
で移動するので、前記ヒータユニット21、41の温度
が低下していなくても、前記樹脂シート12に、与えら
れる輻射熱の量が相当低下し、ほとんど軟化することが
ない。仮に相当長時間にわたって前記ヒータユニット2
1、41の温度が低下しないために、前記樹脂シート1
2が軟化して自重によって垂れ下がったとしても、位置
dにある前記下ヒータ装置40のヒータユニット41に
まで届くことはないので、前記樹脂シート12は燃焼す
ることがない。
【0057】そして、前記樹脂シート成形ラインの運転
が再開されると、前記昇降駆動装置50が作動して、前
記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40はそれぞれ下
方及び上方に移動させられて元の位置に復帰させられ、
前記加熱装置10の運転も再開される。なお、前記加熱
装置10の運転の停止中に前記樹脂シート12が軟化し
て自重によって垂れ下がった場合には、前記下ヒータ装
置40を上方に移動させて元の位置に復帰させると、前
記樹脂シート12が前記下ヒータ装置40に接触して燃
焼する可能性があるので、前記上ヒータ装置20及び下
ヒータ装置40を元の位置に復帰させる前に、前記樹脂
シート12の搬送を再開し、前記加熱装置10内に停止
していた分の樹脂シート12をすべて装置外に送り出す
ようにするのが望ましい。
【0058】なお、一般に、前記ヒータユニット21、
41は、電源をオンにしても、急激には温度が上昇せ
ず、また、上昇した後も、温度が安定するまでに長時間
必要とするので、前記樹脂シート成形ラインのスループ
ットをあまり低下させないように、前記樹脂シート成形
ラインの運転が停止される場合も、できる限り前記ヒー
タユニット21、41の電源をオフにしないことが望ま
しい。本実施の形態においては、前記ヒータユニット2
1、41は、電源がオンのままであっても、前記樹脂シ
ート12から相当程度離れた位置c、dにまで移動する
ので、前記樹脂シート12に与えられる輻射熱の量が相
当低下し、前記樹脂シート12はほとんど軟化せず、仮
に軟化して自重によって垂れ下がったとしても、位置d
にある前記下ヒータ装置40のヒータユニット41にま
で届くことはないので、前記樹脂シート12は燃焼する
ことがない。
【0059】このように、本実施の形態においては、樹
脂シート成形ラインの運転が停止させられ、加熱装置1
0の運転が停止させられると、ヒータユニット21、4
1が樹脂シート12から相当程度離れた位置c、dにま
で移動するので、樹脂シート12に与えられる輻射熱の
量が相当低下し、樹脂シート12はほとんど軟化せず、
仮に軟化して自重によって垂れ下がったとしても、位置
dにある下ヒータ装置40のヒータユニット41にまで
届くことはないので、樹脂シート12が燃焼することが
ない。
【0060】さらに、上ヒータ装置20及び下ヒータ装
置40がヒータ装置連結吊下部材51の一端部及び他端
部に取り付けられてバランスしているので、前記上ヒー
タ装置20及び下ヒータ装置40の重量を支える装置の
構成を簡素化できる。そして、わずかの駆動力によっ
て、上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40をそれぞれ
上方又は下方に移動させることができる。しかも、昇降
駆動装置50の構成を簡素化することができるととも
に、小型化することができる。
【0061】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有
するものについては、同じ符号を付与することによって
その説明を省略する。
【0062】図5は本発明の第2の実施の形態における
図1のA−A矢視図である。
【0063】本実施の形態においては、図に示されるよ
うに、一方のシャフト57に、減速機72を介して昇降
駆動源としてのモータ71が取り付けられる。
【0064】これにより、前記モータ71が作動すると
前記減速機72を介して前記シャフト57が回転させら
れ、4つのヒータ装置連結吊下部材51が同期して移動
されるので、上ヒータ装置20(図1)及び下ヒータ装
置40も同期してそれぞれ上方又は下方に移動させられ
る。
【0065】このように、本実施の形態においては、昇
降駆動源としてアクチュエーター54(図3)でなくモ
ータ71を使用し、しかも、該モータ71を減速機72
を介して直接取り付けているので、昇降駆動装置50の
構成が簡素化される。
【0066】さらに、前記アクチュエーター54の場合
は、その動力源として空気圧縮機、圧縮空気アキュムレ
ータ、高圧空気配管等を必要とするのに対して、前記モ
ータ71の場合は通常の電気配線だけでよいので、加熱
装置10の周辺も大幅に簡素化される。
【0067】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有
するものについては、同じ符号を付与することによって
その説明を省略する。
【0068】図6は本発明の第3の実施の形態における
シート成形機の加熱装置の側断面図である。
【0069】本実施の形態においては、図に示されるよ
うに、加熱装置フレーム81が4つの車輪82を有し、
該車輪82を介して共通のフレーム13に、樹脂シート
搬送方向(図において左右方向)に移動可能に取り付け
られる。ここで、前記車輪82の数は4つでなくてもよ
く、例えば、6つでも8つでもよい。なお、前記加熱装
置フレーム81を移動させるために、図示されないモー
タ、空圧シリンダ等から成る駆動装置も取り付けられ
る。
【0070】そして、上ヒータ装置20及び下ヒータ装
置40は、図示されないレール、ガイドロッド等に沿っ
て上下に移動可能に、かつ、横方向に固定的に前記加熱
装置フレーム81に取り付けられるとともに、前記上ヒ
ータ装置20及び下ヒータ装置40を上下に移動させる
ための昇降駆動装置50も前記加熱装置フレーム81に
取り付けられる。
【0071】また、樹脂シート成形ラインの生産計画や
樹脂シート12の幅等に応じて、上型63及び下型67
に代えて、より小型の上型63a及び下型67aを使用
する場合には、図示されない駆動装置を作動させて、前
記加熱装置フレーム81を図6における右方に移動さ
せ、前記上ヒータ装置20及び下ヒータ装置40を図に
示される位置c、dにまで到達させる。
【0072】これにより、前記上ヒータ装置20及び下
ヒータ装置40と前記上型63a及び下型67aとの間
隔が大きくならず、前記加熱装置10において加熱され
た樹脂シート12は搬送され、前記上型63a及び下型
67aの位置に到達する間に冷却されることがないの
で、熱効率が低下しない。
【0073】このように本実施の形態においては、上ヒ
ータ装置20及び下ヒータ装置40を樹脂シート搬送方
向に移動させる場合、加熱装置フレーム81を移動させ
るようになっているので、第1の実施の形態のようにヒ
ータユニット21、41(図2)をヒータレール枠に移
動可能に取り付ける必要がなく、各ヒータユニット2
1、41の位置調整装置30も必要がないので、前記上
ヒータ装置20及び下ヒータ装置40の構成が簡素化さ
れる。また、ヒータユニット21、41の移動距離を個
別に制御する必要もないので、制御が容易となる。
【0074】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、シート成形機の加熱装置においては、樹脂シート
の搬送路の上方に上下に移動可能に配設される上ヒータ
装置と、前記搬送路の下方に上下に移動可能に配設され
る下ヒータ装置と、回転可能に取り付けられたヒータ装
置吊部材と、中間部分が前記ヒータ装置吊部材にかけら
れ、一端に前記上ヒータ装置及び他端に下ヒータ装置が
取り付けられたヒータ装置連結吊下部材と、前記ヒータ
装置吊部材を回転させる昇降駆動源とを有する。
【0076】この場合、加熱装置の運転が停止させられ
ると、ヒータユニットを樹脂シートから相当程度離れた
位置にまで移動することができるので、樹脂シートに与
えられる輻射熱の量が相当低下し、樹脂シートはほとん
ど軟化せず、仮に軟化して自重によって垂れ下がったと
しても、下ヒータ装置のヒータユニットにまで届くこと
はないので、樹脂シートが燃焼することがない。
【0077】さらに、上ヒータ装置及び下ヒータ装置が
ヒータ装置連結吊下部材の一端部及び他端部に取り付け
られてバランスしているので、前記上ヒータ装置及び下
ヒータ装置の重量を支える装置の構成を簡素化すること
ができ、わずかの駆動力によって上ヒータ装置及び下ヒ
ータ装置をそれぞれ上方又は下方に移動させることがで
きる。
【0078】他のシート成形機の加熱装置においては、
前記昇降駆動源がモータである。
【0079】この場合、昇降駆動装置の構成が簡素化さ
れ、また、加熱装置の周辺も大幅に簡素化される。
【0080】さらに他のシート成形機の加熱装置におい
ては、前記上ヒータ装置及び下ヒータ装置が樹脂シート
搬送方向に移動可能である。
【0081】この場合、シート成形機の上型及び下型を
小型のものに代えて、前記上ヒータ装置及び下ヒータ装
置と前記上型及び下型との間隔が大きくなった時に、前
記上ヒータ装置及び下ヒータ装置を樹脂シート搬送方向
における右方に移動させるので、前記加熱装置において
加熱された樹脂シートが、前記上型及び下型の位置に到
達する間に冷却されることがなく、熱効率が低下しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシート成形
機の加熱装置の側断面図である。
【図2】図1のB−B矢視断面図である。
【図3】図1のC−C矢視断面図である。
【図4】図1のA−A矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における図1のA−
A矢視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるシート成形
機の加熱装置の側断面図である。
【符号の説明】 10 加熱装置 12 樹脂シート 20 上ヒーター装置 40 下ヒーター装置 51 ヒーター装置連結吊下部材 52 ヒーター装置吊部材 54 アクチュエーター 60 シート成形機 71 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−174645(JP,A) 特開 昭59−202816(JP,A) 特開2001−315196(JP,A) 特開 平3−239527(JP,A) 特公 昭39−2068(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 35/00 - 35/14 B29C 51/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)樹脂シートの搬送路の上方に上下
    に移動可能に配設された上ヒータ装置と、(b)前記搬
    送路の下方に上下に移動可能に配設された下ヒータ装置
    と、(c)回転可能に取り付けられたヒータ装置吊部材
    と、(d)中間部分が前記ヒータ装置吊部材にかけら
    れ、一端に前記上ヒータ装置及び他端に下ヒータ装置が
    取り付けられたヒータ装置連結吊下部材と、(e)前記
    ヒータ装置吊部材を回転させる昇降駆動源とを有するこ
    とを特徴とするシート成形機の加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降駆動源がモータである請求項1
    に記載のシート成形機の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記上ヒータ装置及び下ヒータ装置が樹
    脂シート搬送方向に移動可能である請求項1又は2に記
    載のシート成形機の加熱装置。
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