JP6803285B2 - 車両の走行制御装置 - Google Patents
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Description
また、自車両1の右側の車線区画線は最小自乗法により、以下の(2)式により近似される。
ここで、上述の(1)式、(2)式における、「AL」と「AR」は、それぞれの曲線における曲率を示し、左側の白線の曲率κlは、2・ALであり、右側の白線の曲率κrは、2・ARである。従って、車線中央を目標コースとした場合、目標コースの曲率κは、(κl+κr)/2で算出される。
また、現時点における車線の中央(目標コース)からの自車両位置である車線幅方向車両横位置yvは、以下の(4)式により算出できる。
更に、車線区画線から自車両1までの距離Lは、例えば、以下の(5)式により算出される。
ここで、Wは車幅である。
この(6)式において、yvvは車両の前方注視点(位置)(0,xv)のx座標における推定車両軌跡のy座標であり、前方注視点(0,xv)の前方注視距離(z座標)であるxvは、本実施の形態では、xv=tc・Vで算出される。ここで、tcは予め設定しておいた予見時間であり、例えば、1.2secに設定されている。
yvv=(1/2)・(1/(1+As・V2))・(δ/Lw)
・(tc・V)2 …(7)
ここで、Lwはホイールベースである。また、(6)式における、ylは前方注視点(0,xv)のx座標における左車線区画線のy座標であり、yrは前方注視点(0,xv)のx座標における右車線区画線のy座標である。
yvv=(1/2)・(γ/V)・(V・tc)2 …(8)
yvv=(1/2)・κ・(V・tc)2 …(9)
尚、tcをゼロに設定した場合、Δyは、図7中に示すように、現時点における目標コースと自車両1との位置のズレ量と同値になる。
ここで、y_offsetは、例えば、路面カント、道路幅、車線曲率等の条件により、予め実験・計算等により設定しておいたマップやテーブルを参照して設定する値である。
また、S201の判定で、車線が認識されていない場合は、S204に進み、車線逸脱防止目標ヨーレートγ0を0(γ0=0:車線逸脱防止の目標旋回量は0)に設定する。
すなわち、第1の立体物回避目標ヨーレートγ1は、自車両が立体物と衝突するまでに、自車両の進行方向を立体物の進行方向と同一方向になるように操舵制御し、自車両と立体物とが衝突することを確実に防止できる制御量となっている。
すなわち、第2の立体物回避目標ヨーレートγ2は、少なくとも自車両が立体物と衝突しないように、自車両の走行車線から逸脱しないように操舵制御し、自車両と立体物とが衝突することを確実に防止できる制御量となっている。
…(14)
すなわち、第3の立体物回避目標ヨーレートγ3は、たとえ自車両の走行車線内であっても、立体物に接近していく走行は、ドライバにとって恐怖感を与える可能性があるため、そのような車両の走行を防止する制御量となっている。
ここで、MAX(|γ0|,|γ1|,|γ2|,|γ3|)は、|γ0|,|γ1|,|γ2|,|γ3|の中で、最大値を求めるMAX関数であり、すなわち、各目標ヨーレートの中で、絶対値の最も大きな値が逸脱回避目標ヨーレートγtLoとして算出される。
次いで、S307に進み、検出できない立体物の自車両に対する横方向の位置yobjを、立体物と自車両との相対速度の横方向成分Vry_objを検出できなくなってからの時間を乗算し、最後に検出された立体物の自車両に対する横方向の位置yobjに加算することで算出する。
ここで、GLffは曲率に対するフィードフォワードゲイン、GLfb1は目標コースからの横位置偏差に対するフィードバックゲイン、GLfb2は対車線ヨー角に対するフィードバックゲインであり、それぞれ、予め実験、計算等により設定しておいた値である。
このように、車線追従目標ヨーレート算出部50cは、追従走行制御手段として設けられている。
ここで、Gtffは予め実験、計算等により設定しておいたフィードフォワードゲインである。
+Gmi1・∫(γtLo−γ)dt …(20)
ここで、Gmp1、Gmd1、Gmi1は予め実験、計算等により設定しておいたフィードバックゲインである。
Trr=+(rt/d)・Mz …(22)
ここで、rtはタイヤ半径、dはトレッドである。
+Gmd2・d(γtL−γ)/dt
+Gmi2・∫(γtL−γ)dt …(23)
ここで、Gmff2は予め実験、計算等により設定しておいたフィードフォワードゲイン、Gmp2、Gmd2、Gmi2は予め実験、計算等により設定しておいたフィードバックゲインである。
2 駆動系
3 操舵系
11 エンジン
12 クラッチ機構
13 第1モータ
14 変速機
15 減速装置
16fl、16fr 駆動輪
17 第2モータ
18 第3モータ
19rl、19rr 減速装置
20rl、20rr 駆動輪
21 バッテリ装置
22 エンジン制御部
23 変速機制御部
24 バッテリ制御部
25 第1モータ制御部
26 第2モータ制御部
27 第3モータ制御部
31 ステアリングホイール
31a ステアリングシャフト
32 ジョイント部
34 ステアリングギヤボックス
35 ピニオン軸
38fl、38fr アクスルハウジング
39 電動パワーステアリング機構
40 操舵制御部
41 前方環境認識装置
42 ナビゲーションシステム
43 車速センサ
44 操舵角センサ
45 ヨーレートセンサ
50 制御ユニット
50a 走行情報取得部
50b 逸脱回避目標ヨーレート算出部(回避制御手段)
50c 車線追従目標ヨーレート算出部(追従走行制御手段)
50d 制御量算出出力部(目標制御量比較手段、ヨーモーメント付加制御手段)
Claims (3)
- 車線からの逸脱と障害物との衝突の少なくとも一方を回避する回避制御手段と、
予め設定する目標コースに沿って追従走行する追従走行制御手段と、
前記回避制御手段による回避制御の目標制御量と前記追従走行制御手段による追従走行制御の目標制御量とを比較する目標制御量比較手段と、
前記回避制御と前記追従走行制御の目標制御量の比較の結果、前記回避制御が実行されると判定した場合は、前記回避制御の目標制御量に基づいて車両の操舵制御と車輪の制駆動力配分制御により車両にヨーモーメントを付加する一方、前記回避制御が実行されず、前記追従走行制御が実行されると判定した場合は、前記追従走行制御の目標制御量に基づいて車輪の制駆動力配分制御により車両にヨーモーメントを付加するヨーモーメント付加制御手段と、
を備えたことを特徴とする車両の走行制御装置。 - 前記ヨーモーメント付加制御手段は、前記回避制御と前記追従走行制御の目標制御量の比較の結果、前記回避制御が実行されると判定した場合は、前記回避制御手段による目標制御量のフィードフォワード制御量に基づいて前記車両の操舵制御を実行すると共に、前記回避制御手段による目標制御量のフィードバック制御量に基づいて前記車輪の制駆動力配分制御を実行することを特徴とする請求項1記載の車両の走行制御装置。
- 前記ヨーモーメント付加制御手段は、前記回避制御と前記追従走行制御の目標制御量の比較の結果、前記回避制御が実行されず、前記追従走行制御が実行されると判定した場合は、前記追従走行制御の目標制御量のフィードフォワード制御とフィードバック制御の少なくとも一方により前記車輪の制駆動力配分制御を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の走行制御装置。
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