JP6787591B2 - ボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラム - Google Patents

ボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムに関し、特に、業務ごとの作業時間を記録する際の負荷軽減を可能にするボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムに関する。
現状の企業における工数管理システムは、各社員の業務ごとの作業時間を集計する場合、各社員それぞれが、作業を終了した時点で各業務ごとの合計の作業時間を人手で記録して工数集計用のサーバ等の装置に入力するという方法が採用されている。したがって、作業終了時に人手で業務ごとに記録して入力することが必要になることから、集計ミスや入力ミスが混入し易くなるとともに、社員の負担が大きいという問題がある。
社員の負担を軽減する対策として、例えば、特許文献1の特開2005−115422号公報「時間管理サーバ」のように、高機能の時間管理サーバを導入して、社員の端末に業務に関する操作メニューを提示して、操作メニューの中から開始しようとする業務を選択させて自動的に作業時間を集計する仕組みを提案している。しかし、信頼性が高い時間管理サーバの導入が新たに必要となるため、導入コストがかかる上に、操作メニューの選択画面が社員の端末に常時表示されてしまい、端末を他の目的にために使用することができなくなったり端末の負荷が上昇したりするという問題が生じて、実際に導入することは難しい。
特開2005−115422号公報
前述したように、本発明に関連する現状の技術は、業務ごとの作業時間の記録を行うユーザの負担を効果的に軽減するための仕組みを簡単には実現することができないという問題がある。
(本開示の目的)
本開示の目的は、前述のような事情に鑑みてなされたものであり、業務ごとの作業時間を記録する際における負荷の軽減を可能にするボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムを提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明によるボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明によるボタン電話システムは、
交換機と1ないし複数の電話機とを接続した構成を有し、
前記交換機は、
各社員が使用する前記電話機の電話番号をそれぞれの社員に対応付けてあらかじめ登録した社員別電話番号テーブルと、
各社員が作業する各業務を指定する電話番号をそれぞれの業務に対応付けてあらかじめ登録した業務別電話番号テーブルと、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴をそれぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理部と、
を備え、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記発呼と切断が行われた時刻を、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対応する社員の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録し、
前記開始時刻を記録した業務について、業務の終了を示す情報が記録されていない場合に、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つとは別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記開始時刻を記録した業務の終了を示す情報を記録するとともに、前記別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号に対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録する、
ことを特徴とする。
(2)本発明による業務作業時間記録方法は、
交換機と1ないし複数の電話機とを接続した構成からなるボタン電話システムにおいて、前記交換機が、各社員の業務ごとの作業履歴を記録する業務作業時間記録方法であって、
前記交換機は、
各社員が使用する前記電話機の電話番号をそれぞれの社員に対応付けて社員別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
各社員が作業する各業務を指定する電話番号をそれぞれの業務に対応付けて業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴をそれぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理ステップと、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記発呼と切断が行われた時刻を、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対応する社員の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
前記開始時刻を記録した業務について業務の終了を示す情報が記録されていない場合に、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つとは別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記開始時刻を記録した業務の終了を示す情報を記録するとともに、前記別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、を有する、
ことを特徴とする。
(3)本発明による業務作業時間記録プログラムは、
交換機と1ないし複数の電話機とを接続した構成からなるボタン電話システムにおいて、コンピュータを、前記交換機として機能させる、業務作業時間記録プログラムであって、
前記コンピュータは、
各社員が使用する前記電話機の電話番号をそれぞれの社員に対応付けて社員別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
各社員が作業する各業務を指定する電話番号をそれぞれの業務に対応付けて業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴をそれぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理ステップと、
前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記発呼と切断が行われた時刻を、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対応する社員の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
前記開始時刻を記録した業務について業務の終了を示す情報が記録されていない場合に、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つとは別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、
前記開始時刻を記録した業務の終了を示す情報を記録するとともに、前記別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号に対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、を実行する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、業務ごとの作業時間を記録する際における負荷の軽減を可能にするボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムを提供することができる。
本発明に係るボタン電話システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1に示すボタン電話システムにおける交換機の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図1に示すボタン電話システムにおける交換機のメモリに格納されている業務別電話番号テーブルと社員別電話番号テーブルとの一例を示すテーブルである。 図1に示すボタン電話システムにおける交換機のメモリに格納されている業務履歴記録テーブルの一例を示すテーブルである。 図1に示すボタン電話システムにおけるIP電話機の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図1に示したボタン電話システムの動作の一例を示すシーケンスチャートチャートである。 図1に示すボタン電話システムにおけるIP電話機の一例を示す外観図である。 図1に示すボタン電話システムにおける交換機のメモリに格納されている業務別電話番号テーブルの図3とは異なる例を示すテーブルである。 図1に示したボタン電話システムの動作の図6とは異なる例を示すシーケンスチャートチャートである。
以下、本発明によるボタン電話システム、業務作業時間記録方法および業務作業時間記録プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるボタン電話システムおよび業務作業時間記録方法について説明するが、かかる業務作業時間記録方法をコンピュータにより実行可能な業務作業時間記録プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、業務作業時間記録プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。また、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、交換機と1ないし複数のIP電話機とがLANにより接続されるボタン電話システムに、企業における各社員の業務ごとの作業時間を記録して記録する仕組みを組み込むことを主要な特徴とするものである。すなわち、本発明は、各社員が出社時にIP電話機にログインした以降において、各社員は、業務ごとに作業を開始する都度、該IP電話機を操作すれば、交換機が各業務ごとの作業時間を自動的に記録していき、各社員が退社時に該IP電話機のログオフを行うことにより作業時間の記録を終了するということを主要な特徴としている。なお、ここでは、企業の社員を対象にして説明しているが、本発明は、業務ごとの作業時間を記録する対象となる作業者が存在する場所であれば、企業に限らず、店舗や事務所等如何なる場所においても利用することができることは言うまでもない。
より具体的に説明すると、本発明は、交換機内に、各社員(各作業者)に対応付けた電話番号をあらかじめ登録した社員別(作業者別)電話番号テーブルと各業務に対応付けた電話番号をあらかじめ登録した業務別電話番号テーブルと、各社員の業務履歴を記録する業務履歴記録テーブルとを備え、各社員(各作業者)が業務を開始する際に、当該社員(当該作業者)が使用する電話機を操作して、該業務に対応する電話番号の呼出信号と該呼出信号送信後に切断信号とを交換機に送信することにより、交換機は、該業務の作業時間を計時するためのタイマを起動するとともに、社員別(作業者別)電話番号テーブルと業務別電話番号テーブルとを参照して、業務の作業を開始した社員(作業者)を特定する発番号、開始した業務を示す業務種別、該業務の作業開始時刻を、業務履歴記録テーブルに記録することを、主要な特徴としている。
さらに、各社員(各作業者)が作業中の業務が終了して次の業務の作業を開始した際に、次の業務に対応する電話番号の呼出信号と該呼出信号送信後に切断信号とを交換機に送信するか、あるいは、作業中の業務が終了して次の作業に取り組む業務がない場合にはログオフ操作を行うことにより、交換機は、計時していたタイマの値に基づき、作業を終了した業務の作業時間を取得して業務履歴記録テーブルに記録することも、主要な特徴としている。而して、各社員(作業者)の作業時間の記録に関する負担を軽減することが可能になる。
(実施形態の構成例)
次に、本発明に係るボタン電話システムの構成の一例を、図1を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係るボタン電話システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すボタン電話システム100は、VoIP技術を採用した場合について例示しており、交換機10と1ないし複数のIP電話機20、21、…、22とによって構成され、交換機10、1ないし複数のIP電話機20、21、…、22のそれぞれはLAN30を介して互いに接続されている。
交換機10は、図2に示すような内部構成からなっている。図2は、図1に示すボタン電話システム100における交換機10の内部構成の一例を示すブロック構成図である。図2に示すように、交換機10は、全体の制御を司る中央制御装置101と、LAN30との接続インタフェースを提供する通信インタフェース102と、を備え、通信インタフェース102は中央制御装置101によって制御される。中央制御装置101は、内部に、あらかじめ設定された制御プログラムの命令の読み出し・解読・実行を行う処理装置103、各種のデータを格納するメモリ104、図示していないが、計時動作を行うタイマ等を備えている。
処理装置103には、本実施形態固有の機能を有する業務時間記録処理部103aが設けられている。業務時間記録処理部103aは、各社員の業務履歴の記録等を行う。また、メモリ104は、ROMやRAMからなり、本実施形態固有のテーブルとして、図3に示すように、業務別電話番号テーブル104a、社員別電話番号テーブル104bを格納し、さらに、図4に示すように、業務履歴記録テーブル104cも格納している。
図3は、図1に示すボタン電話システム100における交換機10のメモリ104に格納されている業務別電話番号テーブル104aと社員別電話番号テーブル104bとの一例を示すテーブルであり、図3(A)は、業務別電話番号テーブル104aの一例を示し、図3(B)は、社員別電話番号テーブル104bの一例を示している。
業務別電話番号テーブル104aは、図3(A)に示すように、業務種別ごとの電話番号として各業務を特定するための電話番号をそれぞれの業務に対応付けてあらかじめ登録している。また、社員別電話番号テーブル104bは、図3(B)に示すように、作業時間の収集対象となる各社員が使用する電話機の電話番号をそれぞれの社員に対応付けてあらかじめ登録している。なお、業務別電話番号テーブル104aに登録される電話番号のそれぞれは、社員が或る業務を開始した際に、開始した業務種別を交換機10に通知するための番号であり、該電話番号それぞれに該当する電話機は存在していなくても良く、例えば、業務別電話番号が内線電話番号であった場合には、該内線電話番号に該当する内線電話機を交換機10に接続しておく必要はない。
図4は、図1に示すボタン電話システム100における交換機10のメモリ104に格納されている業務履歴記録テーブル104cの一例を示すテーブルである。図4に示す業務履歴記録テーブル104cは、業務時間記録処理部103aによって管理されるテーブルであり、業務の作業時間を収集対象となる各社員の業務履歴として、発信元の電話機の電話番号を示す発番号、発信相手側(着信側)の電話機の電話番号を示す着番号、社員が作業に取り組む業務を示す業務種別、社員が取り組んだ業務の作業を開始した開始時刻、社員が取り組んだ業務の作業時間のそれぞれを記録する例を示している。なお、着番号欄に記録する電話番号は、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aに登録されている業務に対応付けられた電話番号である。
次に、IP電話機の内部構成の一例について説明する。図1に示すボタン電話システム100においてLAN30に接続される複数のIP電話機20、21、…、22のそれぞれは、いずれも同じ内部構成からなっているので、ここでは、IP電話機20を例にして、図5を用いて、その内部構成を説明する。図5は、図1に示すボタン電話システム100におけるIP電話機20の内部構成の一例を示すブロック構成図である。
図5に示すように、IP電話機20は、全体の制御を司る中央制御装置201と、LAN30との接続インタフェースを提供する通信インタフェース202と、を備え、通信インタフェース202は中央制御装置201によって制御される。中央制御装置201は、内部に、あらかじめ設定された制御プログラムの命令の読み出し・解読・実行を行う処理装置203、各種のデータを格納するメモリ204を備えている。
社員は、出社時に、複数のIP電話機20、21、…、22のうち、社員別電話番号テーブル104bに登録されている自分用のIP電話機例えばIP電話機20にログインすることにより、出社時刻を交換機10の業務履歴記録テーブル104cに記録させた後、業務ごとに、作業を開始する都度、該IP電話機20を操作して、交換機10に対して業務に対応する電話番号の呼出信号と切断信号とを送信することにより、業務の作業開始時刻および作業時間等を交換機10の業務履歴記録テーブル104cに記録させていくことができる。そして、社員が退社する際に、自分用のIP電話機例えばIP電話機20をログオフすることにより、退社した退社時刻、さらに、退社する時刻まで作業していた業務に関する作業時間を、交換機10の業務履歴記録テーブル104cに記録させることができる。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1に示したボタン電話システム100の動作の一例について、各社員の業務作業時間を記録する場合を例にとって、図6のシーケンスチャートを参照しながら詳細に説明する。図6は、図1に示したボタン電話システム100の動作の一例を示すシーケンスチャートである。図6のシーケンスチャートは、業務作業時間の収集対象の社員Aが使用するIP電話機20(内線電話番号‘201’)と交換機10との間の制御情報のやり取りの一例を示している。
なお、図6のシーケンスチャートにおいては、業務作業時間の収集対象の該社員Aは、業務X、業務Yを開始したことを交換機10に通知するために、それぞれ、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aの登録例に示したように、内線電話番号‘300’(仮想の内線電話機25の内線電話番号)、内線電話番号‘301’(仮想の内線電話機26の内線電話番号)をダイヤルして、IP電話機20から交換機10を介して仮想の内線電話機25,26の呼び出しおよび切断を行う例を示している。つまり、内線電話番号‘300’、内線電話番号‘301’は、それぞれ、業務種別のうち業務X、業務Yの作業を社員Aが開始した旨を交換機10に対して通知するための番号(業務に対応付けた電話番号)である。したがって、実際の内線電話機25、実際の内線電話機26を交換機10に接続しておく必要はない。
図6のシーケンスチャートにおいて、社員Aが出社した際に、IP電話機20にログイン操作を行うと(シーケンスSeq1)、IP電話機20(内線電話番号‘201’)から交換機10に対して、業務履歴(業務作業時間の記録処理)に関する登録要求が送信される(シーケンスSeq2)。交換機10は、IP電話機20から登録要求を受け取ると、業務時間記録処理部103aによる業務履歴記録テーブル104cに対する記録動作を許可する状態に設定して、業務時間記録処理部103aに通知する。
業務時間記録処理部103aは、社員別電話番号テーブル104bを参照して、内線電話番号‘201’のIP電話機20に対応する社員が、社員Aであることを特定し、図4に示した業務履歴記録テーブル104cに、社員Aの出社時刻として記録する(シーケンスSeq3)。つまり、図4に示すように、社員Aに関する業務履歴として、業務履歴記録テーブル104cの発番号欄に、登録要求の送信元の社員AのIP電話機20の内線電話番号‘201’を記録し、業務種別欄に社員Aが出社した旨を記録し、開始時刻欄に出社年月日と出社時刻とを記録する。
出社した社員Aが業務Xの作業を開始する際に、社員Aは、業務Xを開始した旨を交換機10に通知するために、内線電話番号‘300’をダイヤルして、仮想の内線電話機25を呼び出す呼出信号を交換機10に対して送信した後(シーケンスSeq4)、直ちにオンフックして切断信号を交換機10に対して送信する(シーケンスSeq6)。
交換機10は、IP電話機20から内線電話番号‘300’の呼出信号を受け取ると、内線電話番号‘300’の仮想の内線電話機25に対して呼出信号を送信する(シーケンスSeq5)。しかる後、IP電話機20から内線電話番号‘300’の切断信号を受け取ると、内線電話番号‘300’の仮想の内線電話機25に対して切断信号を送信するとともに(シーケンスSeq7)、業務時間記録処理部103aに通知する。
業務時間記録処理部103aは、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aを参照して、呼出信号として受け取った内線電話番号‘300’に該当する業務種別として業務Xであることを特定し、図4に示した業務履歴記録テーブル104cに、社員Aが業務Xを開始した開始時刻を記録する(シーケンスSeq8)。つまり、図4に示すように、社員Aに関する業務履歴として、業務履歴記録テーブル104cの発番号欄に、呼出信号の送信元のIP電話機20の内線電話番号‘201’を記録し、着番号欄に、ダイヤルされた内線電話番号‘300’を記録し、業務種別欄に、社員Aが開始した業務種別が業務Xである旨を記録し、開始時刻欄に、業務Xの開始年月日と開始時刻とを記録する。そして、タイマを起動して、記録した業務Xの作業時間のカウントを開始する。
しかる後、社員Aが、業務Xの作業を終了して、次の業務Yの作業を開始する際に、社員Aは、業務Yを開始した旨を交換機10に通知するために、内線電話番号‘301’をダイヤルして、仮想の内線電話機26を呼び出す呼出信号を交換機10に対して送信した後(シーケンスSeq9)、直ちにオンフックして切断信号を交換機10に対して送信する(シーケンスSeq11)。
交換機10は、IP電話機20から内線電話番号‘301’の呼出信号を受け取ると、内線電話番号‘301’の仮想の内線電話機26に対して呼出信号を送信する(シーケンスSeq10)。しかる後、IP電話機20から内線電話番号‘301’の切断信号を受け取ると、内線電話番号‘301’の仮想の内線電話機26に対して切断信号を送信するとともに(シーケンスSeq12)、業務記録処理部103aに通知する。
業務時間記録処理部103aは、業務Xが継続している状態で、IP電話機20(内線電話番号‘201’)から内線電話番号‘301’の呼出信号を受け取ると、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aを参照して、呼出信号として受け取った内線電話番号‘301’に該当する業務種別として業務Yであることを特定する。その結果、業務時間記録処理部103aは、内線電話番号‘201’のIP電話機20を使用する社員Aは、今まで作業していた業務Xの作業が終了して、次の業務Yの作業を開始したことを認識する。
したがって、業務時間記録処理部103aは、まず、タイマのカウント値を読み出して、業務Xの作業時間を取得する。そして、図4に示した業務履歴記録テーブル104cに、社員Aが作業した業務Xの作業時間を記録するとともに、次の業務Yを開始した開始時刻も記録する(シーケンスSeq13)。つまり、図4に示すように、社員Aに関する業務履歴として、業務履歴記録テーブル104cの業務種別欄に業務Xが記録されている行と同じ行の作業時間欄に、取得した業務Xの作業時間を記録する。業務Xの作業時間の記録は、業務Xの終了を示す情報である。業務Xの作業時間とともに、業務Xの終了時刻を記録するようにしてもよい。
さらに、業務履歴記録テーブル104cの次の行の発番号欄に、呼出信号の送信元のIP電話機20の内線電話番号‘201’を記録し、着番号欄に、ダイヤルされた内線電話番号‘301’を記録し、業務種別欄に、社員Aが開始した業務種別が業務Yである旨を記録し、開始時刻欄に、業務Yの開始年月日と開始時刻とを記録する。そして、タイマを起動し直して、記録した業務Yの作業時間のカウントを開始する。
しかる後、社員Aが、業務Yの作業を終了して退社する際に、IP電話機20のログオフ操作を行うと(シーケンスSeq14)、IP電話機20(内線電話番号‘201’)から交換機10に対して、業務履歴(業務作業時間)の記録処理に関する登録解除要求が送信される(シーケンスSeq15)。交換機10は、IP電話機20から登録解除要求を受け取ると、業務時間記録処理部103aに通知する。
業務時間記録処理部103aは、業務Yが継続している状態で、IP電話機20(内線電話番号‘201’)からの登録解除要求を受け取ると、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aを参照して、内線電話番号‘201’ のIP電話機20を使用する社員Aが、今まで作業していた業務Yの作業が終了して、退社しようとしていることを認識する。
したがって、業務時間記録処理部103aは、まず、タイマのカウント値を読み出して、業務Yの作業時間を取得する。そして、図4に示した業務履歴記録テーブル104cに、社員Aが作業した業務Yの作業時間を記録するとともに、退社時刻も記録する(シーケンスSeq16)。つまり、図4に示すように、社員Aに関する業務履歴として、業務履歴記録テーブル104cの業務種別欄に業務Yが記録されている行と同じ行の作業時間欄に、取得した業務Yの作業時間を記録する。
さらに、業務履歴記録テーブル104cの次の行の発番号欄に、登録解除要求の送信元のIP電話機20の内線電話番号‘201’を記録し、業務種別欄に、社員Aが退社する旨を記録し、開始時刻欄に、退社する退社年月日と退社時刻とを記録する。しかる後、登録解除要求の受け付け結果として、社員Aに関しては、次のログオン操作に基づく登録要求が届くまで、業務履歴の記録を行う動作を終了し、業務時間記録処理部103aによる業務履歴記録テーブル104cに対する記録動作を不許可の状態に設定する。
以上のような業務時間記録処理部103aの動作により、内線電話番号‘201’ のIP電話機20を使用する社員Aの出社から退社までの1日の業務履歴が、図4に示すように、業務履歴記録テーブル104cに記録される。つまり、図4の業務履歴記録テーブル104cを参照すると、内線電話番号‘201’ のIP電話機20を使用する社員Aに関する2018年8月10日の業務履歴として、8時25分10秒に出社して、8時35分3秒から9時40分15秒までの1時間5分12秒の間、業務Xの作業を行い、その後、9時40分15秒から12時5分30秒までの2時間25分15秒の間、業務Yの作業を行い、12時5分30秒に退社したことが時系列的に記録されている。
上述したように、本実施形態のボタン電話システムの交換機は、社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、前記発呼と切断が行われた時刻を、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対応する社員の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録し、前記開始時刻を記録した業務について、作業時間が記録されていない場合に、即ち、業務の終了を示す情報が記録されていない場合に、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つとは別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、前記開始時刻を記録した業務の前記開始時刻からカウントした時間を作業時間として記録する、即ち、業務の終了を示す情報を記録するとともに、前記別の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号に対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録する。なお、発呼の時刻の秒表示と切断の時刻の秒表示とに差がある場合は、2つのいずれかを、業務の開始時刻とし、業務の終了時刻とする。
ここで、図6のシーケンスチャートにおいては、例えば社員Aが業務Xを開始する際に、IP電話機20から、業務Xを意味する内線電話番号‘300’の仮想の内線電話機25に対する呼出信号と切断信号とを送信することにしているが、仮想の内線電話機25の代わりに、実回線が接続されていない外線ポートを用いて、業務Xに対応する該外線ポートの外線電話番号をダイヤルすることにし、該外線ポートに対する呼出信号と切断信号とを送信するようにしても良い。
つまり、内線電話番号については発信履歴や通話履歴を記録する機能を有していないようなボタン電話システムであっても、通常、外線電話番号に関する発信履歴や通話履歴を記録する機能を必ず有している。したがって、業務に対応付けた業務別電話番号として、前述したような外線ポートの外線電話番号を用いることにより、外線電話番号に関する発信履歴や通話履歴を記録する機能を利用して、業務履歴の記録を行うことが可能になる。
なお、図6のシーケンスチャートにおいては、交換機10として、現状のボタン電話システムの交換機における呼出・切断機能をそのまま利用しているため、IP電話機20から、業務Xの開始を示す内線電話番号‘300’に関する呼出信号(シーケンスSeq4)と切断信号(シーケンスSeq6)とを受け取った際に、交換機10が、仮想の内線電話機25に対して呼出信号(シーケンスSeq5)と切断信号(シーケンスSeq7)とを送信する例を示している。
しかし、内線電話機25は、交換機10に接続されていない仮想の内線電話機であり、交換機10は、仮想の内線電話機25に対して呼出信号(シーケンスSeq5)と切断信号(シーケンスSeq7)とを送信する動作を行わなくても良い。同様に、仮想の内線電話機26に対して呼出信号(シーケンスSeq10)と切断信号(シーケンスSeq12)とを送信する動作も行わなくても良い。
さらに、図6のシーケンスチャートにおいては、IP電話機20が交換機10に対して業務Xの開始を示す内線電話番号‘300’を通知する際においても、IP電話機20として現状のIP電話機における内線呼出機能をそのまま利用しているため、IP電話機20から呼出信号(シーケンスSeq4)を送信した後、オンフック操作を行うことにより、切断信号(シーケンスSeq6)を別途送信している例を示している。
しかし、業務に対応する内線電話番号については、通常とは異なる動作を行うものとし、呼出信号の送信後に自動的に切断する動作(呼出&切断動作)を行うようにすれば、シーケンスSeq4において呼出信号(すなわち呼出&切断信号)を送信するのみで、シーケンスSeq6における切断信号を送信する動作を行わなくても良い。同様に、IP電話機20が交換機10に対して業務Yの開始を示す内線電話番号‘301’を通知する際においても、シーケンスSeq9において呼出信号(すなわち呼出&切断信号)を送信するのみで、シーケンスSeq11における切断信号を送信する動作を行わなくても良い。
なお、本実施形態において、業務Xを終了し休憩するような場合は、業務の終了および、休憩を示す、例えば内線番号‘399’を登録しておき、業務の終了を示す内線番号‘399’に関する呼出信号と切断信号を送信することで、作業時間欄に、取得した業務Xの作業時間を記録するとしても良い。
また、本実施形態においては、1ないし複数のIP電話機20、21…を接続する交換機10を用いた構成のボタン電話システム100の場合について説明したが、ボタン電話システム100として、1ないし複数のボタン電話機を接続するボタン電話装置を用いる構成としても良い。ただし、ボタン電話機の場合は、IP電話機とは異なり、ログイン操作により出社、ログオフ操作により退社のようなログイン・ログオフ操作を行うことができない。したがって、ボタン電話機を用いる場合には、出社および退社を意味する電話番号を新たに業務別電話番号として用意して、出社や退社を意味する当該電話番号の仮想の電話機に対して呼出信号の送信後に切断する動作(呼出&切断動作)を行うようにすることが必要になる。
また、業務時間記録処理部103aの業務履歴記録テーブル104cへの業務履歴の記録動作は、前述したように、現状のボタン電話システムが通常有している発信履歴や通話履歴の記録機能をそのまま流用して使用するようにしても良い。また、ユーザ(社員)が業務履歴に関する交換機10へのアクセスのために使用する電話機としては、前述したIP電話機やボタン電話機に限るものではなく、現状のいずれの種類の電話機(ボタン電話機、IP電話機、携帯電話機、コードレス電話機等)を使用しても構わない。
次に、業務作業時間を記録する対象の各社員が使用するIP電話機の外観を、社員Aが使用するIP電話機20を例にして、図7を用いて説明する。図7は、図1に示すボタン電話システム100におけるIP電話機20の一例を示す外観図であり、図7(A)にIP電話機20の外観図を示し、図7(B)にIP電話機20に備えられているファンクションボタン205の拡大図を示している。
図7(B)の拡大図に示すように、IP電話機20のファンクションボタン205には、外線電話番号として、外線1、外線2、外線3、外線4があらかじめ登録されている以外に、業務X、業務Y、業務Zもあらかじめ登録されている。つまり、本実施形態においては、各業務種別ごとの業務履歴の記録を簡単に行うことを可能にするために、ファンクションボタン205に、IP電話機20を使用する社員Aが作業を行う業務に対応する電話番号(業務別電話番号)が割り付けられた業務X、業務Y、業務Zもあらかじめ登録されている。
例えば、業務Xのファンクションボタン205を操作した場合、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aに示すように、交換機10に対して、業務Xの作業開始を意味する内線電話番号‘300’の呼出&切断信号(あるいは呼出信号と切断信号との双方)が自動的に送信される。同様に、業務Yや業務Zのファンクションボタン205を操作した場合、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aに示すように、交換機10に対して、業務Yや業務Zの作業開始を意味する内線電話番号‘301’や‘302’の呼出&切断信号(あるいは呼出信号と切断信号との双方)が自動的に送信される。
つまり、IP電話機20のファンクションボタン205に、業務の作業開始用のワンタッチダイヤルボタンとして、IP電話機20を使用する社員Aが作業を行う業務を示す業務別内線電話番号を登録しておくことにより、社員Aが或る業務を開始する際に、IP電話機20のファンクションボタン205をワンタッチ操作するだけで、該業務の作業開始を意味する業務別内線電話番号を呼出&切断信号(あるいは呼出信号と切断信号との双方)として自動的に交換機10に送信することができる。
したがって、IP電話機20を使用する社員Aは、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aに示すような、業務別内線電話番号に関する対応表を見なくても、業務の作業開始時にファンクションボタン205をワンタッチ操作するだけで、該当する業務の作業開始を意味する内線電話番号を交換機10に対して簡単に送信することができる。その結果として、各業務の作業時間を簡単かつ正確に記録することが可能になる。
(実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、各ユーザ(社員)は、各ユーザ(社員)が使用する電話機を用いて、業務用としてあらかじめ割り付けた業務別電話番号をダイヤル操作することによって、交換機10において当該ユーザ(社員)の業務履歴を自動的に記録することができるので、以下のような効果が得られる。
第1に、業務の作業時間の収集対象のユーザ(社員)は、自分で各業務の作業時間を記録しなくても、極めて簡単な電話機操作を行うだけで自動的に記録することができるので、ユーザ(社員)の作業時間の記録に要する負担を大幅に軽減することができる。
第2に、作業時間記録用としてWEBサーバ等の高機能・高信頼度の装置を新たに用意しなくても、現状のボタン電話システム100を利用して、業務ごとの作業時間(さらには勤務時間)の記録を行うことが可能になる。
第3に、現状のボタン電話システム100が有している発信履歴や通話履歴の記録機能を流用して、各ユーザ(社員)の業務履歴を記録することができるので、導入コストを低減することが可能である。また、ユーザ(社員)が現状の電話機(ボタン電話機、IP電話機、携帯電話機、コードレス電話機等)のいずれの種類の電話機を使用しても、業務ごとの作業時間を業務履歴として記録することができる。
(本発明の第1の他の実施形態)
前述した実施形態の図6のシーケンスチャートにおいては、業務の作業時間を記録する対象の社員Aが、交換機10にLAN30を介して接続されているIP電話機20(すなわち内線電話機)を用いて、交換機10に対して業務の開始を通知する場合について例示したが、本発明はかかる場合に限るものではない。例えば、業務の作業時間を収集する対象の社員が外出先や自宅からでも交換機10に対して業務の開始を通知することも可能である。
例えば、社員Aが外出先または自宅等にいる場合において、作業時間を記録すべき業務を行う場合には、図3の社員別電話番号テーブル104bには、当該社員Aが使用するIP電話機20の内線電話番号のみならず、当該社員Aが使用する携帯電話機の電話番号や自宅の電話機の電話番号も外線電話番号としてあらかじめ登録しておく。なお、携帯電話機や自宅の電話機から、作業時間を記録する場合には、ログイン操作およびログオフ操作は不要とする。
交換機10が設置されている会社の電話番号を例えば‘03−1111−1111’とすると、外出先または自宅にいる社員Aが業務Xを開始する際に、当該社員Aが使用する携帯電話機または自宅の電話機のいずれかの電話機から次のようにダイヤル操作を行う。会社の電話番号‘03−1111−1111’に引き続き、内線電話番号を入力するために‘#’をダイヤルし、次に、業務Xの内線電話番号‘300’をダイヤルした後(つまり‘03−1111−1111#300’とダイヤル発信した後)、オンフック操作して切断する。
その結果、当該社員Aが使用する携帯電話機または自宅の電話機の外線先から呼出信号が送信されてくると、交換機10は、図3の社員別電話番号テーブル104bに登録されている社員Aからの外線着信であることを確認し、業務時間記録処理部103aに通知する。業務時間記録処理部103aは、IP電話機20(内線電話機)の場合と同様、該社員Aの業務Xの作業開始時刻、発番号、着番号、業務種別を図4の業務履歴テーブル104cに記録する。なお、外線からの着信の場合には、業務履歴記録テーブル104cの発番号欄には、呼出信号の送信元の携帯電話機または自宅の電話機の電話番号を記録する。
しかる後、外出先または自宅にいる社員Aが業務Xを終了して、別の業務Yを開始する際には、当該社員Aが使用する携帯電話機または自宅の電話機から、次のようにダイヤル操作を行う。会社の電話番号‘03−1111−1111’に引き続き、内線電話番号を入力するために‘#’をダイヤルし、次に、業務Yの内線電話番号‘301’をダイヤルした後(つまり‘03−1111−1111#301’とダイヤル発信した後)、オンフック操作して切断する。
交換機10は、業務Xの作業開始の場合と同様、業務時間記録処理部103aに通知する。業務時間記録処理部103aは、IP電話機20(内線電話機)の場合と同様、該社員Aの業務Xの作業時間と次の業務Yの作業開始時刻、発番号、着番号、業務種別とを図4の業務履歴テーブル104cに記録する。なお、業務Yに関しても、外線からの着信の場合には、業務履歴記録テーブル104cの発番号欄には、呼出信号の送信元の携帯電話機または自宅の電話機の電話番号を記録する。
しかる後、外出先または自宅にいる社員Aが、業務Yの作業を終了し、次の業務を行わない場合には、当該社員Aが使用する携帯電話機または自宅の電話機から、次のようにダイヤル操作を行う。会社の電話番号‘03−1111−1111’に引き続き、内線電話番号を入力するために‘#’をダイヤルし、次に、業務の終了を示す内線電話番号‘399’をダイヤルした後、オンフック操作して切断する。
その結果、交換機10は、IP電話機20(内線電話機)の場合と同様、業務時間記録処理部103aに通知する。業務時間記録処理部103aは、社員Aの社外における業務Yが終了したことを認識するとともに、社員Aが今まで作業していた業務Yの作業時間を業務履歴記録テーブル104cの作業時間欄に記録した後、該社員Aの作業履歴の記録処理を終了する。
なお、携帯電話機や自宅の電話機から、作業時間を記録する場合には、ログイン操作およびログオフ操作は不要とするとしたが、ログイン操作およびログオフ操作に対応する内線電話番号を業務別電話番号として定め、これらを入力するよういしても良い。
(本発明の第2の他の実施形態)
前述した実施形態においては、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aにあらかじめ登録する業務別電話番号すなわち業務履歴の記録を指示する業務別電話番号(業務に対応付けた内線電話番号や外線電話番号)は、実装されていない仮想の電話機の電話番号を用いる場合について示したが、本発明は、かかる場合に限るものではない。すなわち、例えば、図8の業務別電話番号テーブル104a1に示すように、実際に存在している電話機の電話番号を、業務別電話番号としてあらかじめ登録しておき、該業務別電話番号テーブル104a1に登録されている特定の電話機との間で通話を行った通話履歴を、業務履歴として業務履歴記録テーブル104cに記録していくことも可能である。
図8は、図1に示すボタン電話システム100における交換機10のメモリ104に格納されている業務別電話番号テーブルの図3とは異なる例を示すテーブルである。図8の業務別電話番号テーブル104a1には、前述したように、図3(A)の業務別電話番号テーブル104aとは異なり、実際に存在している電話機の電話番号が、業務別電話番号としてあらかじめ登録されている。そして、図8の業務別電話番号テーブル104a1に登録されている電話番号の電話機との接続を行った場合、該電話機との間の通話履歴(例えば通話時間)を、業務履歴(例えば作業時間)として業務履歴記録テーブル104cに記録していく。
例えば、図8の業務別電話番号テーブル104a1の登録例において、内線電話番号‘210’、内線電話番号‘211’、内線電話番号‘212’のいずれの内線電話機も、交換機10に内線接続されている電話機であるが、それぞれの電話番号に対応付けた業務種別を、業務W、業務X、業務Yとして、登録している例を示している。さらには、内線電話機だけでなく、交換機10に外線接続される外線電話機の電話番号も業務別電話番号としてあらかじめ登録することができ、図8の業務別電話番号テーブル104a1の登録例において、外線電話番号‘xxxxxxxxxx’の外線電話機を、業務Zとして登録している例を示している。
図9は、図1に示したボタン電話システム100の動作の図6とは異なる例を示すシーケンスチャートチャートであり、IP電話機20が、図8の業務別電話番号テーブル104a1の登録例に登録されている内線電話番号‘211’(すなわち、業務Xに対応付けた電話番号)の電話機27を呼び出して通話を行った場合を例にして示している。なお、IP電話機20は、既に、ログイン操作が行われていて、交換機10に対して登録要求を行っているものとする。
図9に示すシーケンスチャートの開始に当たって、まず、社員Aが使用するIP電話機20をダイヤル操作して、内線電話番号‘211’の電話機27に対する呼出信号(通話開始パケット)を交換機10に対して送信すると(シーケンスSeq21)、交換機10は、着信先の電話機27に対して呼出信号(通話開始パケット)を送信する(シーケンスSeq22)。しかる後、呼出信号(通話開始パケット)の送信先の電話機27からの応答信号を受け取ると、交換機10は、IP電話機20と電話機27との間の通話リンクを形成して、相互の通話が可能な通話状態に設定する。
さらに、交換機10は、図8の業務別電話番号テーブル104a1を参照して、呼び出した内線電話番号‘211’が業務Xの業務種別として登録されていることを確認すると、業務時間記録処理部103aに通知する。業務時間記録処理部103aは、図8の業務別電話番号テーブル104a1を参照して、呼び出した内線電話番号‘211’に該当する業務種別が業務Xであることを特定し、図4に示した業務履歴記録テーブル104cに、社員Aが業務Xを開始した開始時刻として通話開始時刻を記録する(シーケンスSeq23)。
つまり、社員Aに関する業務履歴として、業務履歴記録テーブル104cの発番号欄に、呼出信号の送信元のIP電話機20の内線電話番号‘201’を記録し、着番号欄に、ダイヤルされた内線電話番号すなわち着信側の電話機27の電話番号‘211’を記録し、業務種別欄に、電話番号‘211’の電話機との通話を示す業務Xを記録し、開始時刻欄に、IP電話機20から最初に受け取った通話開始パケットの受信時刻(すなわち通話開始時刻)を開始年月日と開始時刻として記録する。そして、タイマを起動して、記録した業務Xの作業時間(すなわちIP電話機20と電話機27との間の通話時間)のカウントを開始する。
しかる後、IP電話機20と電話機27との間は通話中の状態になるので(シーケンスSeq24)、交換機10は、双方の電話機間の通話パケットの転送動作を行うとともに、通話状態にあるIP電話機20、電話機27のいずれかの電話機から切断信号(通話終了パケット)が送信されてくることを監視する状態に移行する。そして、IP電話機20を使用する社員Aが電話機27の相手との通話を終了して、IP電話機20から切断信号(通話終了パケット)を交換機10に対して送信すると(シーケンスSeq25)、交換機10は、通話相手の電話機27に対して切断信号(通話終了パケット)を転送するとともに(シーケンスSeq26)、業務時間記録処理部103aに通知する。
業務時間記録処理部103aは、IP電話機20(内線電話番号‘201’)からの通話終了パケットを受信した旨の通知を受け取ると、内線電話番号‘201’のIP電話機20を使用する社員Aが業務Xとして内線電話番号‘211’の電話機27との間で今まで通話していた通話呼が終了したことを認識する。
したがって、業務時間記録処理部103aは、まず、タイマのカウント値を読み出して、業務Xの作業時間すなわちIP電話機20と電話機27との間の通話時間を取得する。そして、図4に示した業務履歴記録テーブル104cの作業時間欄に、社員Aが作業した業務Xの作業時間として、取得したIP電話機20と電話機27との間の通話時間を記録する(シーケンスSeq27)。通話時間の記録は、業務Xの終了を示す情報である。業務Xの作業時間とともに、業務Xの終了時刻を記録するようにしてもよい。
上述したように、本実施形態のボタン電話システムの交換機は、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対して発呼が行われて呼が成立すると、前記呼が成立した時刻を、前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対応する社員の前記業務別電話番号テーブルに登録されている電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録し、前記呼が切断されると、当該通話の通話時間を取得して、前記開始時刻を記録した業務の作業時間として前記業務履歴記録テーブルに記録する。
以上のように、実際に存在している電話機に関しても業務別電話番号として、図8の業務別電話番号テーブル104a1にあらかじめ登録しておくことにより、登録した特定の電話機との間で通話を行った通話履歴を、業務履歴として業務履歴記録テーブル104cに記録していくことができ、例えば、通信状況や通話品質の管理等の目的のために、通話した履歴情報を各種の監査情報として利用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
例えば、上述の実施形態においては、業務を開始する時にタイマを起動し、当該業務の作業を終了する時にタイマのカウント値を読み出して、当該業務の作業時間を業務履歴記録テーブルに記録しているが、業務の開始時刻と終了時刻とから当該業務の作業時間を算出して業務履歴記録テーブルに記録するようにしても良い。また、業務履歴記録テーブルには、単に業務の終了時刻を記録するようにしても良い。業務の終了時刻の記録は、業務の終了を示す情報である。この場合、業務履歴記録テーブルの記録を外部装置に出力し、外部装置で業務履歴記録テーブルの記録にある業務の開始時刻と終了時刻とから当該業務の作業時間を算出する。
また、上述の実施形態においては、業務履歴記録テーブルに複数の社員について記録しているが、社員ごとに別々に業務履歴記録テーブルを設けるようにしても良い。
10 交換機
20 IP電話機
21 IP電話機
22 IP電話機
25 内線電話機
26 内線電話機
27 電話機
30 LAN
100 ボタン電話システム
101 中央制御装置
102 通信インタフェース
103 処理装置
103a 業務時間記録処理部
104 メモリ
104a 業務別電話番号テーブル
104a1 業務別電話番号テーブル
104b 社員別電話番号テーブル
104c 業務履歴記録テーブル
201 中央制御装置
202 通信インタフェース
203 処理装置
204 メモリ
205 ファンクションボタン

Claims (8)

  1. 交換機と1または複数の電話機とを接続した構成を有し、
    前記交換機は、
    各社員が使用する前記電話機の電話番号を、それぞれの社員に対応付けてあらかじめ登録した社員別電話番号テーブルと、
    各社員が作業する各業務を指定する、前記交換機に登録されている内線番号である電話番号を、それぞれの業務に対応付けてあらかじめ登録した業務別電話番号テーブルと、
    前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴を、それぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理部と、
    を備え、
    前記社員別電話番号テーブルに電話番号が登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、前記発呼と切断が行われた時刻を、発呼元の電話機の電話番号に対応する社員の、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号に対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録し、
    前記開始時刻を記録した業務の作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務別電話番号テーブルに登録されている別の前記電話番号に対して発呼と切断とが行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を記録するとともに、前記発呼または切断が行われた時刻を、前記別の電話番号に対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録
    業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号を前記業務別電話番号テーブルに記録し、
    前記開始時刻を記録した業務の作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号に対して発呼及び切断が行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を前記業務履歴記録テーブルに記録する
    ことを特徴とするボタン電話システム。
  2. 前記交換機は、
    前記社員別電話番号テーブルに電話番号が登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対して発呼が行われて呼が成立すると、
    前記呼が成立した時刻を、前記発呼元の電話機の電話番号に対応する社員の、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号に対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録し、
    前記呼が切断されると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を前記業務履歴記録テーブルに記録する、
    ことを特徴とする請求項1記載のボタン電話システム。
  3. 前記交換機は、
    前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機の1つに対してログイン操作が行われると、
    前記業務時間記録処理部による前記業務履歴記録テーブルに対する記録動作を許可する状態に設定し、
    電話機に対してログオフ操作が行われると、前記業務時間記録処理部による前記業務履歴記録テーブルに対する記録動作を不許可の状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のボタン電話システム。
  4. 前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機は、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号を登録する複数のファンクションボタンを備え、
    いずれかの前記ファンクションボタンが操作されると、該ファンクションボタンに登録されている電話番号に対し発呼と切断が行われる、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のボタン電話システム。
  5. 前記社員別電話番号テーブルに登録されている電話機は、前記交換機に内線接続されている内線電話機、または、外線を介して接続される電話機である、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のボタン電話システム。
  6. 交換機と1または複数の電話機とを接続した構成からなるボタン電話システムにおいて、前記交換機が、各社員の業務ごとの作業履歴を記録する業務作業時間記録方法であって、
    前記交換機は、
    各社員が使用する前記電話機の電話番号を、それぞれの社員に対応付けて社員別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    各社員が作業する各業務を指定する、前記交換機に登録されている内線番号である電話番号を、それぞれの業務に対応付けて業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴を、それぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理ステップと、
    前記社員別電話番号テーブルに電話番号が登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、前記発呼と切断が行われた時刻を、発呼元の電話機の電話番号に対応する社員の、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号に対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
    前記開始時刻を記録した業務作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務別電話番号テーブルに登録されている別の前記電話番号に対して発呼と切断とが行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を記録するとともに、前記発呼または切断が行われた時刻を、前記別の電話番号に対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
    業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号を前記業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    前記開始時刻を記録した業務の作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号に対して発呼及び切断が行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと
    を有する、
    ことを特徴とする業務作業時間記録方法。
  7. 前記交換機は、
    前記社員別電話番号テーブルに電話番号が登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対して発呼が行われて呼が成立すると、
    前記呼が成立した時刻を、前記発呼元の電話機の電話番号に対応する社員の、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録し、
    前記呼が切断されると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を前記業務履歴記録テーブルに記録するステップ、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項に記載の業務作業時間記録方法。
  8. 交換機と1または複数の電話機とを接続した構成からなるボタン電話システムにおいて、コンピュータを、前記交換機として機能させる、業務作業時間記録プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    各社員が使用する前記電話機の電話番号を、それぞれの社員に対応付けて社員別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    各社員が作業する各業務を指定する、前記交換機に登録されている内線番号である電話番号を、それぞれの業務に対応付けて業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    前記社員別電話番号テーブルに登録されている各社員の業務ごとの作業履歴を、それぞれの社員の作業履歴として業務履歴記録テーブルに記録する業務時間記録処理ステップと、
    前記社員別電話番号テーブルに電話番号が登録されている電話機の1つから、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号の1つに対して発呼と切断とが行われると、前記発呼と切断が行われた時刻を、発呼元の電話機の電話番号に対応する社員の、前記業務別電話番号テーブルに登録されている前記電話番号に対応する業務の開始時刻として、前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
    前記開始時刻を記録した業務の作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務別電話番号テーブルに登録されている別の前記電話番号に対して発呼と切断とが行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を記録するとともに、前記発呼または切断が行われた時刻を、前記別の電話番号に対応する業務の開始時刻として前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと、
    業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号を前記業務別電話番号テーブルにあらかじめ登録するステップと、
    前記開始時刻を記録した業務の作業時間が記録されていない場合において、前記発呼元の電話機から、前記業務の終了及び休憩に対応付けられた内線番号に対して発呼及び切断が行われると、前記開始時刻を記録した業務の作業時間を前記業務履歴記録テーブルに記録するステップと
    を実行することを特徴とする業務作業時間記録プログラム。
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