JP2003333190A - Ctiシステム、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

Ctiシステム、プログラム及び記憶媒体

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JP2003333190A
JP2003333190A JP2002138954A JP2002138954A JP2003333190A JP 2003333190 A JP2003333190 A JP 2003333190A JP 2002138954 A JP2002138954 A JP 2002138954A JP 2002138954 A JP2002138954 A JP 2002138954A JP 2003333190 A JP2003333190 A JP 2003333190A
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Japan
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communicator
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telephone terminal
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Masatoshi Takara
昌利 高良
Hideo Ogawa
秀夫 小川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他のコミュニケータの状況を画面でリアルタ
イムに見ながら作業ができるようにする。 【解決手段】 サーバPCには、電話端末機と電話端末
機及び各クライアントPCを利用するコミュニケータと
コミュニケータの業務状態とを対応付けて登録するコミ
ュニケータ管理テーブルが用意されている。コミュニケ
ータがクライアントPCのメイン画面で所定の操作を行
なったときには(ステップS1のY,S2のY,S3の
Y)、その登録内容を、サーバPCがクライアントPC
に送信し、これをクライアントPCで受信する(ステッ
プS4)。そして、受信したデータに記録されている各
コミュニケータの名を、そのコミュニケータの業務状態
に応じて、異なる色でメイン画面に表示する(ステップ
S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構内電話交換機
とコンピュータネットワークとを接続するCTIシステ
ム、このシステムで使用するプログラム及びこのプログ
ラムが記憶された記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】構内電話交換機とコンピュータネットワ
ークとを統合するCTI(CTI:Computer Telephony
Integration)技術を用いたシステムとしては、例え
ば、本出願人による特開2000-332898公報に開示の顧客
対応システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のCTIシステムにおいては、顧客からかかってきた
電話を他のコミュニケータに転送する場合などに、該当
するコミュニケータが電話中、離席中などの業務状態に
あっても、電話を一度転送してみないとその状態がわか
らず、電話を長期に保留する場合などが発生する不具合
があった。
【0004】また、従来のCTIシステムにおいては、
コミュニケータが電話とPCなどの情報端末装置の両方
を操作するため、電話の操作が煩雑であるという不具合
があった。
【0005】この発明の目的は、他のコミュニケータの
状況を画面でリアルタイムに見ながら作業ができるよう
にすることである。
【0006】この発明の別の目的は、情報入出力装置上
での作業中に手を離さずに電話端末機の操作を効率的に
行なうことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外部回線網に接続され、オート・コール・ディスト
リビュータ(ACD)を有していて、前記外部回線網か
らの呼出信号を内部回線網のうちのいずれかの内部回線
に選択的に接続させる構内電話交換機と、前記内部回線
網に接続された複数台の電話端末機と、前記各電話端末
機にそれぞれ対応している複数台の情報入出力装置が接
続されているネットワークと、前記構内電話交換機と前
記ネットワークとを接続するCTI(Computer Telepho
ny Integration)サーバと、を備えているCTIシステ
ムにおいて、前記電話端末機と前記電話端末機及び前記
各情報入出力装置を利用するコミュニケータと当該コミ
ュニケータの業務状態とを対応付けて登録するコミュニ
ケータ管理テーブルと、前記構内電話交換機の状態から
前記各コミュニケータの業務状態を判断して前記コミュ
ニケータ管理テーブルに登録する業務状態登録手段と、
前記コミュニケータ管理テーブルを参照して前記各コミ
ュニケータの業務状態を前記情報入出力装置の表示装置
に表示する第1の表示手段と、を備えていることを特徴
とするCTIシステムである。
【0008】したがって、各コミュニケータの電話中、
離席中などの業務状態を、各コミュニケータが情報入出
力装置で知ることができるので、電話を一度転送してみ
なくても各コミュニケータの状況を即座に判断でき、電
話を保留にすることなくお客様にその旨を伝えて折り返
しの電話をする処理などを行なうことができ、また、他
のコミュニケータの状況を画面でリアルタイムに見なが
ら作業ができるので、不測の電話(クレームなど)でも
バックアップスタッフの状態が分かり、心理的に安心感
が得られる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のCTIシステムにおいて、前記表示を所定のタイミン
グで前記コミュニケータ管理テーブルを参照して更新す
ること、を特徴とする。
【0010】したがって、所定のタイミングで各コミュ
ニケータの最新の業務状態を表示することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、外部回線網に接
続され、オート・コール・ディストリビュータ(AC
D)を有していて、前記外部回線網からの呼出信号を内
部回線網のうちのいずれかの内部回線に選択的に接続さ
せる構内電話交換機と、前記内部回線網に接続された複
数台の電話端末機と、前記各電話端末機にそれぞれ対応
している複数台の情報入出力装置が接続されているネッ
トワークと、前記構内電話交換機と前記ネットワークと
を接続するCTI(Computer Telephony Integration)
サーバと、を備えているCTIシステムにおいて、前記
各情報入出力装置で当該各情報入出力装置に対応してい
ている前記電話端末機の操作を受付ける受付手段と、こ
の操作の受付がされたときは前記CTIサーバを介して
前記構内電話交換機に対して当該操作内容を実行させる
操作手段と、を備えていることを特徴とするCTIシス
テムである。
【0012】したがって、発信、着信、転送などの電話
端末機の操作をキーボードやマウスで行なえるため、情
報入出力装置上で他の作業中に手を離さずに電話端末機
の操作を効率的に行なうことができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のCTIシステムにおいて、前記受付手段は、前記電話
端末機の操作として前記オート・コール・ディストリビ
ュータの状態の操作を受付け、前記操作手段は、前記オ
ート・コール・ディストリビュータに対して、その受付
けた操作内容を実行させること、を特徴とする。
【0014】したがって、オート・コール・ディストリ
ビュータの操作をキーボード、マウスで行なえるため、
情報入出力装置上で他の作業中に手を離さずにオート・
コール・ディストリビュータ電話端末機の操作を効率的
に行なうことができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載のCTIシステムにおいて、前記情報入出力装置
ごとに前記電話端末機の発信又は転送の操作を受付けた
ときの当該発信先又は転送先の電話番号を含む当該操作
の履歴を記憶する履歴管理テーブルと、前記受付手段で
前記電話端末機の発信又は転送の操作を受付けて前記操
作手段で当該操作内容を実行させたときは、前記履歴を
前記履歴管理テーブルに記憶する履歴記憶手段と、前記
情報入出力装置の指示により当該情報入出力装置に関す
る前記履歴管理テーブルに記憶されている履歴の内容を
表示装置に表示する第2の表示手段と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0016】したがって、電話端末機の操作を情報入出
力装置で行なったときの履歴を記録しておいて後ほど閲
覧することができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のCTIシステムにおいて、前記受付手段は、前記電話
端末機で前記発信又は転送の操作を受付ける際の発信先
又は転送先の電話番号の指定を前記表示上で前記履歴の
電話番号を指定することにより受付けること、を特徴と
する。
【0018】したがって、電話番号をわざわざ打ち込ま
なくても発信、転送を行なうことができて、効率的であ
る。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の
何れかの一に記載のCTIシステムにおいて、前記受付
手段で前記電話端末機の操作を受付けるボタンを前記情
報入出力装置の表示装置の画面表示で常に手前に表示す
る表示手段を備えていること、を特徴とする。
【0020】したがって、電話端末機の操作を情報入出
力装置で行なったときの操作性を向上させることができ
る。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のCTIシステムにおいて、前記第1の表示手段
で各コミュニケータの業務状態を前記情報入出力装置の
表示装置に表示する画面の動作環境の設定を行なう動作
環境設定手段を備えていること、を特徴とする。
【0022】したがって、動作環境の設定により操作性
を向上させることができる。
【0023】請求項9に記載の発明は、請求項3〜7の
何れかの一に記載のCTIシステムにおいて、前記受付
手段で前記電話端末機の操作を受付けるボタンを前記情
報入出力装置の表示装置に表示する画面の動作環境の設
定を行なう動作環境設定手段を備えていること、を特徴
とする。
【0024】したがって、動作環境の設定により操作性
を向上させることができる。
【0025】請求項10に記載の発明は、外部回線網に
接続され、オート・コール・ディストリビュータ(AC
D)を有していて、前記外部回線網からの呼出信号を内
部回線網のうちのいずれかの内部回線に選択的に接続さ
せる構内電話交換機と、前記内部回線網に接続された複
数台の電話端末機と、前記各電話端末機にそれぞれ対応
している複数台の情報入出力装置が接続されているネッ
トワークと、前記構内電話交換機と前記ネットワークと
を接続するCTI(Computer Telephony Integration)
サーバと、と備えているCTIシステムを構成するコン
ピュータ上で動作するコンピュータに読取り可能なプロ
グラムにおいて、前記構内電話交換機の状態から前記各
コミュニケータの業務状態を判断して、前記電話端末機
と前記電話端末機及び前記各情報入出力装置を利用する
コミュニケータと当該コミュニケータの業務状態とを対
応付けて登録するコミュニケータ管理テーブルに登録す
る業務状態登録処理と、前記コミュニケータ管理テーブ
ルを参照して前記各コミュニケータの業務状態を前記情
報入出力装置の表示装置に表示する第1の表示処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
ムである。
【0026】したがって、各コミュニケータの電話中、
離席中などの業務状態を、各コミュニケータが情報入出
力装置で知ることができるので、電話を一度転送してみ
なくても各コミュニケータの状況を即座に判断でき、電
話を保留にすることなくお客様にその旨を伝えて折り返
しの電話をする処理などを行なうことができ、また、他
のコミュニケータの状況を画面でリアルタイムに見なが
ら作業ができるので、不測の電話(クレームなど)でも
バックアップスタッフの状態が分かり、心理的に安心感
が得られる。
【0027】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のプログラムにおいて、第1の表示処理は、前記表
示を所定のタイミングで前記コミュニケータ管理テーブ
ルを参照して更新すること、を特徴とする。
【0028】したがって、所定のタイミングで各コミュ
ニケータの最新の業務状態を表示することができる。
【0029】請求項12に記載の発明は、外部回線網に
接続され、オート・コール・ディストリビュータ(AC
D)を有していて、前記外部回線網からの呼出信号を内
部回線網のうちのいずれかの内部回線に選択的に接続さ
せる構内電話交換機と、前記内部回線網に接続された複
数台の電話端末機と、前記各電話端末機にそれぞれ対応
している複数台の情報入出力装置が接続されているネッ
トワークと、前記構内電話交換機と前記ネットワークと
を接続するCTI(Computer Telephony Integration)
サーバと、を備えているCTIシステムを構成するコン
ピュータ上で動作するコンピュータに読取り可能なプロ
グラムにおいて、前記各情報入出力装置で当該各情報入
出力装置に対応していている前記電話端末機の操作を受
付ける受付処理と、この操作の受付がされたときは前記
CTIサーバを介して前記構内電話交換機に対して当該
操作内容を実行させる操作処理と、をコンピュータに実
行させることを特徴とするプログラムである。
【0030】したがって、発信、着信、転送などの電話
端末機の操作をキーボードやマウスで行なえるため、情
報入出力装置上で他の作業中に手を離さずに電話端末機
の操作を効率的に行なうことができる。
【0031】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のプログラムにおいて、前記受付処理は、前記電話
端末機の操作として前記オート・コール・ディストリビ
ュータの状態の操作を受付け、前記操作処理は、前記オ
ート・コール・ディストリビュータに対して、その受付
けた操作内容を実行させること、を特徴とする。
【0032】したがって、オート・コール・ディストリ
ビュータの操作をキーボード、マウスで行なえるため、
情報入出力装置上で他の作業中に手を離さずにオート・
コール・ディストリビュータ電話端末機の操作を効率的
に行なうことができる。
【0033】請求項14に記載の発明は、請求項12又
は13に記載のプログラムにおいて、前記受付処理で前
記電話端末機の発信又は転送の操作を受付けて前記操作
手段で当該操作内容を実行させたときは、前記情報入出
力装置ごとに前記電話端末機の発信又は転送の操作を受
付けたときの当該発信先又は転送先の電話番号を含む当
該操作の履歴を記憶する履歴管理テーブルに当該履歴を
記憶する履歴記憶処理と、前記情報入出力装置の指示に
より当該情報入出力装置に関する前記履歴管理テーブル
に記憶されている履歴の内容を表示装置に表示する第2
の表示処理と、をコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0034】したがって、電話端末機の操作を情報入出
力装置で行なったときの履歴を記録しておいて後ほど閲
覧することができる。
【0035】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載のプログラムにおいて、前記受付処理は、前記電話
端末機で前記発信又は転送の操作を受付ける際の発信先
又は転送先の電話番号の指定を前記表示上で前記履歴の
電話番号を指定することにより受付けること、を特徴と
する。
【0036】したがって、電話番号をわざわざ打ち込ま
なくても発信、転送を行なうことができて、効率的であ
る。
【0037】請求項16に記載の発明は、請求項12〜
15の何れかの一に記載のプログラムにおいて、前記受
付処理で前記電話端末機の操作を受付けるボタンを前記
情報入出力装置の表示装置の画面表示で常時手前に表示
する表示処理をコンピュータに実行させること、を特徴
とする。
【0038】したがって、電話端末機の操作を情報入出
力装置で行なったときの操作性を向上させることができ
る。
【0039】請求項17に記載の発明は、請求項10又
は11に記載のプログラムにおいて、前記第1の表示処
理で各コミュニケータの業務状態を前記情報入出力装置
の表示装置に表示する画面の動作環境の設定を行なう動
作環境設定処理をコンピュータに実行させること、を特
徴とする。
【0040】したがって、動作環境の設定により操作性
を向上させることができる。
【0041】請求項18に記載の発明は、請求項12〜
16の何れかの一に記載のプログラムにおいて、前記受
付処理で前記電話端末機の操作を受付けるボタンを前記
情報入出力装置の表示装置に表示する画面の動作環境の
設定を行なう動作環境設定処理をコンピュータに実行さ
せること、を特徴とする。
【0042】したがって、動作環境の設定により操作性
を向上させることができる。
【0043】請求項19に記載の発明は、請求項11〜
18の何れかの一に記載のプログラムを記憶している記
憶媒体である。
【0044】したがって、請求項11〜18の何れかの
一に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は、CTI(Computer Telep
hony Integration)システム全体のシステム構成を示す
模式図である。図1中、各部を連絡させる実線は電話回
線を示し、点線は信号線を示す。
【0046】本実施の形態のCTIシステム1は、例え
ば民間企業内のお客様相談室等に設置されている。そし
て、本実施の形態のCTIシステム1は、外部回線網2
に接続された構内電話交換機(PBX)3と、この構内
電話交換機3に内部回線網4を介して接続された複数台
の電話端末機5と、これらの電話端末機5に1対1の対
応で設けられた情報入出力装置としてのクライアントP
C(Personal Computer)6とを備えている。
【0047】クライアントPC6は、LAN(Local Ar
ea Network)構築されたネットワーク7上に設けられ、
このネットワーク7にはネットワークサーバとなるサー
バPC8も接続されている。そして、そのネットワーク
7には、CTIサーバ9を介して構内電話交換機3が接
続され、データベースサーバ10が接続されている。
【0048】ここで、CTIシステム1に設けられてい
るサーバPC8、CTIサーバ9、データベースサーバ
10及びクライアントPC6は、所定の制御プログラム
によって各種の処理を実行する。このような制御プログ
ラムは、例えば、サーバPC8、CTIサーバ9、デー
タベースサーバ10及びクライアントPC6が備えるハ
ードディスクに記憶されて用いられる。あるいは、その
ような制御プログラムは、サーバPC8、CTIサーバ
9、データベースサーバ10及びクライアントPC6が
備えるROMに書き込まれていても良いし、CD−RO
Mのような可搬性ある記憶媒体に記憶され、その記憶内
容がサーバPC8、CTIサーバ9、データベースサー
バ10及びクライアントPC6に読み込まれて、それら
のハードディスクに書き込まれるシステム構成となって
いても良い。いずれにしても、そのような制御プログラ
ムは、記憶媒体に記憶されて利用される。
【0049】以上のような構成のCTIシステム1にお
いて、例えば、フリーダイヤルにより外部回線網2を介
して顧客14がCTIシステム1に電話をかけてくる
と、呼出信号が構内電話交換機3に入力される。この
際、CTIシステム1における外部回線網2の入口に
は、多重録音装置15と音声応答装置16とが接続され
ており、顧客に対しては最初に音声応答装置16による
応答がなされる。このような音声応答装置16による応
答で事が足りる顧客の場合、構内電話交換機3に対する
呼び出し信号の入力はなされない。また、場合によって
は、顧客は多重録音装置15に必要な音声メッセージを
残すこともできる。多重録音装置15に残された音声メ
ッセージは、音声サーバ17によってWAVファイル
(Wave形式ファイル)として処理可能となる。これによ
り、ウインドウズなどをオペレーティングシステムとす
る一般的なパソコンで取り扱うことができる音声データ
に変換される。そこで、多重録音装置15に残された音
声メッセージは、音声サーバ17からWAVファイルと
して取り出され、クライアントPC6において音声出力
させたり、CTIシステム1に接続された会社内LAN
18において利用したりすることができる。
【0050】図2は、CTIシステム1における基本的
な処理を概略的に説明するための模式図である。音声応
答装置16による応答後、構内電話交換機3に顧客14
からの電話が回された場合、つまり、顧客14からの呼
出信号が構内電話交換機3に着信した場合、図2に示す
ように、構内電話交換機3は、その顧客に前回対応した
オペレータとしてのコミュニケータ19を検索し、この
コミュニケータ19が使用する電話端末機5にその呼出
信号を着信させる。そして、そのコミュニケータ19が
電話をとれば、その電話端末機5に顧客14からの電話
が接続される。図2では、前回対応したコミュニケータ
19を1人だけしか示していないが、実際には、対応し
たコミュニケータ19は所定回数分だけ過去に遡って複
数人となる。これに対し、所定回数分だけ過去に遡って
複数人となる全てのコミュニケータ19が話中又は離席
している場合には、構内電話交換機3は、内蔵するオー
ト・コール・ディストリビュータ(ACD)20を作動
させ、話中や離席中ではないいずれかのコミュニケータ
19が使用する電話端末機5に呼出信号を着信させる。
さらに、本実施の形態のCTIシステム1では、顧客1
4からの電話を受けている電話端末機5を使用するコミ
ュニケータ19が使用するクライアントPC6に、その
顧客14に関する顧客対応情報を表示出力する。
【0051】図2に基づいて説明したようなシステム処
理は、概念上、第1の処理と第2の処理とに分けられ
る。
【0052】第1の処理では、外部回線網2を介して送
信された呼出信号に伴われる発信者番号をその呼出信号
に応じて回線接続した電話端末機5を使用したコミュニ
ケータ19と対応させてデータベースサーバ10に登録
されている発信者IDインデックステーブルに記憶させ
ると共に、発信者番号と対応付けてそのコミュニケータ
19がクライアントPC6を用いて入力した顧客対応情
報をデータベースサーバ10に登録されている対応履歴
マスタテーブルに記憶させる。
【0053】第2の処理では、発信者IDインデックス
テーブル及び対応履歴マスタテーブルに所定のデータが
記憶されていることを前提として、外部回線網2を介し
て呼出信号が送信された場合には、この呼出信号に伴わ
れている発信者番号に基づいて、その発信者番号に対応
するコミュニケータ19を発信者IDインデックステー
ブルから検索してそのコミュニケータ19が現在使用し
ている電話端末機5に外部回線網2を介して送信された
呼出信号を着信させると共に、呼出信号に伴われている
発信者番号に基づいてその発信者番号に対応する顧客対
応情報を対応履歴マスタテーブルから検索してコミュニ
ケータ19が使用するクライアントPC6に送信出力す
る。
【0054】なお、図1に示すように、CTIシステム
1では、ネットワーク7にFAXサーバ21も接続され
ている。そこで、このFAXサーバ21を用いること
で、例えば販売・サービス22の部門に設置されたファ
クシミリ装置23に対応履歴マスタテーブルに記憶され
た顧客との対応履歴をファクシミリ送信することができ
る。また、例えばスーパーバイザ24と販売・サービス
22の部門の営業マン・サービスマン25との間では、
顧客からの電話内容等を外部回線網26を介してコミュ
ニケートすることができる。これにより、販売・サービ
ス22の部門は、顧客14からの相談内容を把握するこ
とができ、その相談内容に対する対応をとることができ
る。
【0055】また、対応履歴マスタテーブルに記憶蓄積
される顧客対応情報は、ウインドウズやOS/2をオペ
レーティングシステムとする一般的なパソコンで扱うこ
とができるようなファイル形式のデータ27に変換さ
れ、このような顧客対応情報を含むデータ27は、会社
内LAN18からのアクセスを受けて会社内LAN18
で利用可能である。
【0056】以上のような基本的な機能を備えたCTI
システム1において、以下ではその特徴的な各種の機能
について説明する。
【0057】まず、サーバPC8は、図3に示すような
コミュニケータ管理テーブル31を備えている。このコ
ミュニケータ管理テーブル31は、各コミュニケータ1
9を識別するコミュニケータID32と、当該コミュニ
ケータ19が使用している電話端末機5を識別する電話
端末機識別ID33と、コミュニケータ19の業務状態
を示す業務状態情報34とが対応付けられて登録されて
いる。この業務状態情報34は、コミュニケータ19が
話中または離席中の業務状態にあるときには、その旨が
登録される。このコミュニケータ管理テーブル31は、
各コミュニケータ19が所属する部課などによりグルー
プごとにグループ分けされ、そのグループを識別するグ
ループID35も付されている。データベースサーバ1
0は、CTI9を介して、構内電話交換機3及びその内
蔵するACD20の状態から、各コミュニケータ19が
話中または離席中の業務状態にあるか否かを判断し、こ
れらの業務状態を業務状態情報34として登録する。こ
れにより業務状態登録手段、業務状態登録処理を実現し
ている。
【0058】各クライアントPC6は、制御プログラム
に基づいて図4に示すような処理を行なう。すなわち、
コミュニケータ19が所定の操作を行なったとき(図5
に示す参照キー42の押下)(ステップS1のY)、デ
ィスプレイ上に表示されている図5に示すメイン画面4
1のウインドウがInactive状態からactive状態に変化し
たとき(ステップS2のY)、又は、当該クライアント
PC6に対応している電話端末機5の状態が変化したと
きには(これは、前述のように、顧客対応情報が対応履
歴マスタテーブルから検索されてコミュニケータ19が
使用するクライアントPC6に送信出力されたときなど
に、電話端末機5の状態が変化したと判断することがで
きる)(ステップS3のY)、コミュニケータ管理テー
ブル31の登録内容のデータをサーバPC8に要求し
て、サーバPC8がこれを当該クライアントPC6に送
信し、これをクライアントPC6で受信する(ステップ
S4)。そして、受信したデータに記録されている各コ
ミュニケータ19の名を、そのコミュニケータ19の業
務状態に応じて、異なる色で図5に示すメイン画面41
に表示する(ステップS5)。ステップS4でコミュニ
ケータ管理テーブル31の登録内容のデータをサーバP
C8がクライアントPC6に送信することにより、第1
の表示手段、第1の表示処理を実現している。
【0059】すなわち、メイン画面41にはコミュニケ
ータ管理テーブル31に登録されている各コミュニケー
タ19の名44がグループ43ごとに表示される。この
グループ43はコミュニケータ管理テーブル31のグル
ープID35に対応している。そして、図5においては
明らかではないが、例えば、コミュニケータ19の業務
状態が話中であるときは赤、コミュニケータ19の業務
状態が離席中であるとき(READY状態)は黒、話中
でも離席中でもないとき(WORK状態)は黄で、コミ
ュニケータ19の名が表示され、これにより、各コミュ
ニケータ19の現在の業務状態がコミュニケータ19に
報知される。なお、各グループ43のグループ名45は
例えば青で表示される。
【0060】そして、所定のタイミング、この例では、
コミュニケータ19が参照キー42を押下し(ステップ
S1のY)、メイン画面41のウインドウがInactive状
態からactive状態に変化し(ステップS2のY)、ある
いは、電話端末機5の状態が変化したときに(ステップ
S3のY)、コミュニケータ管理テーブル31の登録内
容を、サーバPC8を介してデータベースサーバ10か
ら取得して(ステップS4)、コミュニケータ管理テー
ブル31の登録内容の表示が最新のものに更新されるこ
ととなる。
【0061】したがって、各コミュニケータの電話中、
離席中などの業務状態を、各コミュニケータがクライア
ントPC6で知ることができるので、電話を一度転送し
てみなくても各コミュニケータの状況を即座に判断で
き、電話を保留にすることなくお客様14にその旨を伝
えて折り返しの電話をする処理などを行なうことができ
る。また、他のコミュニケータの状況を画面でリアルタ
イムに見ながら作業ができるので、不測の電話(クレー
ムなど)でもバックアップスタッフの状態が分かり、コ
ミュニケータにとっては心理的に安心感が得られる。
【0062】また、各クライアントPC6では、メイン
画面41において、当該クライアントPC6に対応して
いる電話端末機5の操作を受付けることができる。すな
わち、メイン画面41には、電話番号入力欄51が用意
されていて、この欄にコミュニケータ19が電話番号を
キーボードなどで入力し、発信ボタン52をクリックす
ると、電話端末機5からの電話番号入力欄51に入力し
た電話番号への発信の要求が受付けられる。また、着信
ボタン53をクリックすると、電話端末機5への着信が
受付けられる。さらに、READY/WORKボタン5
4を切換えれば、ACD20に対して、コミュニケータ
19が離席するとき(READY状態)と、着席してい
るとき(WORK状態)の状態の操作の受付けを行な
う。コミュニケータ19は、離席するときはREADY
/WORKボタン54をREADY状態とし、着席した
ときはWORK状態とする。また、多忙により電話にで
ることができない場合(BUSY状態)には、ビジーボ
タン55をクリックすれば、ACD20に対するBUS
Y状態の操作の受付けを行なう。
【0063】サーバPC8には、図6に示すような電話
端末機管理テーブル61が登録されている。この電話端
末機管理テーブル61は、コミュニケータ19が使用し
ている電話端末機5を識別する電話端末機識別ID33
と、当該電話端末機5に対応しているクライアントPC
6を識別するPC識別ID62とを対応付けて登録して
いる。
【0064】図7に示すように、サーバPC8は、前述
のように、クライアントPC6から、発信ボタン52の
クリックによる発信の要求、着信ボタン53のクリック
による電話端末機5への着信の要求、又は、READY
/WORKボタン54の切換えやビジーボタン55をク
リックによるACD20に対する操作の要求を受付けた
ときは(ステップS11のY)、電話端末機管理テーブ
ル61により、要求先のクライアントPC6に対応して
いる電話端末機5の電話端末機識別ID33を判断して
(ステップS12)、その電話端末機識別ID33が示
す電話端末機5から指示されたものとして、ステップS
11で受付けた操作の要求の実行を、CTIサーバ9を
介して構内電話交換機3に要求する(ステップS1
3)。これにより、コミュニケータ19が発信ボタン5
2をクリックすれば、そのコミュニケータ19の電話端
末機5から発信の要求がされ、着信ボタン53をクリッ
クすれば、電話端末機5へ着信する。なお、同様にして
電話端末機5からの転送、保留、保留解除などの操作
も、クライアントPC6から行なうことができる。ステ
ップS11により受付手段、受付処理を実現し、ステッ
プS13により操作手段、操作処理を実現している。
【0065】したがって、発信、着信、転送などの電話
端末機5の操作をキーボードやマウスで行なえるため、
クライアントPC6上で他の作業中に手を離さずに電話
端末機5の操作を効率的に行なうことができる。
【0066】この場合に、各クライアントPC6には、
図8に示すように、クライアントPC6による電話端末
機5の操作の履歴を記録する履歴管理テーブル61が登
録されている。この例では、履歴管理テーブル61は、
クライアントPC6による電話端末機5の発信、転送の
履歴を記憶するものであり、履歴管理テーブル61に
は、発信、転送の別62、相手先の電話番号63、実行
の日時64が記憶される。これにより履歴記憶手段、履
歴記憶処理を実現している。
【0067】そして、メイン画面41の履歴ボタン65
をクリックすると、図9に示す履歴画面66が表示さ
れ、この履歴画面66には、履歴管理テーブル61に登
録されている発信、転送の別62、電話番号63、日時
64が表示される。この履歴画面66には、例えば過去
20回分の発信、転送の履歴を表示する。この表示によ
り第2の表示手段、第2の表示処理を実現している。
【0068】このように電話端末機5の操作をクライア
ントPC6で行なったときの履歴を記録しておいて後ほ
ど閲覧することができるので、お客様14との後ほどの
連絡などに便利である。
【0069】この履歴画面66のどれかの行をクリック
してENTERキー66をクリックするか、又は、どれかの
行をダブルクリックして選択したときは、履歴画面66
が消えてメイン画面41に戻り、その選択した行の電話
番号63がメイン画面41の電話番号入力欄51に入力
される。これにより、履歴管理テーブル61の履歴から
電話番号63を選択して、当該電話番号63を発信先、
転送先として指定することができる。あとは、発信ボタ
ン52のクリックなどを行なうことにより、各クライア
ントPC6に対応している電話端末機5からの発信又は
転送が行なわれる。
【0070】よって、電話番号をわざわざ打ち込まなく
ても発信、転送を行なうことができて、効率的である。
【0071】各クライアントPC6の表示装置には、図
10に示すように、着信ボタン53、READY/WO
RKボタン54、ビジーボタン55が設けられたツール
バー71が表示され、このツールバー71は、常にメイ
ン画面41の手前に表示される。そして、このツールバ
ー71は、メイン画面41における所定のボタンのクリ
ックにより、選択的に表示、消去することができる。
【0072】また、メイン画面41で所定の動作環境設
定画面ボタンをクリックすることにより、図11に示す
ような動作環境設定画面81が表示される。この動作環
境設定画面81はメイン画面41の各種の環境設定を可
能とするものである。この環境設定による設定内容は、
所定のファイルに書き込まれ、次回のクライアントPC
6の起動時にも、その設定内容が反映される。
【0073】この例では、動作環境設定画面81で次に
列記するような設定を行なうことができる。
【0074】(1)サーバ名欄82に入力することでC
TIサーバ9のTCP/IPで認識できるホスト名を設定する
ことができる。
【0075】(2)接続電話番号欄83に入力すること
で当該クライアントPC6で操作する電話端末機5の電
話番号(内線番号)を設定することができる。
【0076】(3)自動接続設定欄84のチェックの有
無により、クライアントPC6のプログラム起動後に自
動時にCTIサーバ9と接続して使用可能となるか、ま
たはメイン画面41の所定の開始ボタンをクリックする
ことで可能となるかを選択することができる。
【0077】(4)着信時自動表示設定欄85のチェッ
クの有無により、電話着信呼び時に、メイン画面41ま
たはツールバー71が最上位のウインドウなるか否かを
選択することができる。
【0078】(5)着信後自動入力欄86のチェックの
有無により、電話着信時に自動的に所定の新規入力画面
にして入力開始を行なえるようにするか否かを選択する
ことができる(この新規入力画面の機能については省略
す)。
【0079】(6)DBサーバー名欄87に入力するこ
とにより、担当者状態を取り込むためのデータベースサ
ーバ10のTCP/IPで認識できるホスト名を設定すること
ができる。
【0080】(7)終了時ビジー欄88のチェックの有
無により、クライアントPC6のプログラム終了時に自
動的にACD20の状態をビジーにするか否かを選択す
ることができる。
【0081】このように動作環境設定を行なうことで、
メイン画面41から行なう各種操作の操作性を向上させ
ることができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1,10に記載の発明は、各コミ
ュニケータの電話中、離席中などの業務状態を、各コミ
ュニケータが情報入出力装置で知ることができるので、
電話を一度転送してみなくても各コミュニケータの状況
を即座に判断でき、電話を保留にすることなくお客様に
その旨を伝えて折り返しの電話をする処理などを行なう
ことができ、また、他のコミュニケータの状況を画面で
リアルタイムに見ながら作業ができるので、不測の電話
(クレームなど)でもバックアップスタッフの状態が分
かり、心理的に安心感が得られる。
【0083】請求項2,11に記載の発明は、請求項
1,10に記載の発明において、所定のタイミングで各
コミュニケータの最新の業務状態を表示することができ
る。
【0084】請求項3,12に記載の発明は、発信、着
信、転送などの電話端末機の操作をキーボードやマウス
で行なえるため、情報入出力装置上で他の作業中に手を
離さずに電話端末機の操作を効率的に行なうことができ
る。
【0085】請求項4,13に記載の発明は、請求項
3,12に記載の発明において、オート・コール・ディ
ストリビュータの操作をキーボード、マウスで行なえる
ため、情報入出力装置上で他の作業中に手を離さずにオ
ート・コール・ディストリビュータ電話端末機作を効率
的に行なうことができる。
【0086】請求項5,14に記載の発明は、請求項
3,4,12,13に記載の発明において、電話端末機
の操作を情報入出力装置で行なったときの履歴を記録し
ておいて後ほど閲覧することができる。
【0087】請求項6,15に記載の発明は、請求項
5,14に記載の発明において、電話番号をわざわざ打
ち込まなくても発信、転送を行なうことができて、効率
的である。
【0088】請求項7,16に記載の発明は、請求項3
〜6,12〜15の何れかの一に記載の発明において、
電話端末機の操作を情報入出力装置で行なったときの操
作性を向上させることができる。
【0089】請求項8,17に記載の発明は、請求項
1,2,10,11に記載の発明において、動作環境の
設定により操作性を向上させることができる。
【0090】請求項9,18に記載の発明は、請求項3
〜7,12〜16の何れかの一に記載の発明において、
動作環境の設定により操作性を向上させることができ
る。
【0091】請求項19に記載の発明は、請求項11〜
18の何れかの一に記載の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のCTIシステム全体のシステム
構成を示す模式図である。
【図2】CTIシステムにおける基本的な処理を概略的
に説明するための模式図である。
【図3】コミュニケータ管理テーブルの概念図である。
【図4】クライアントPCがコミュニケータ管理テーブ
ルを用いて行なう処理のフローチャートである。
【図5】クライアントPCのメイン画面の平面図であ
る。
【図6】電話端末機管理テーブルの概念図である。
【図7】クライアントPCが電話端末機管理テーブルを
用いて行なう処理のフローチャートである。
【図8】履歴管理テーブルの概念図である。
【図9】履歴画面の平面図である。
【図10】ツールバーの平面図である。
【図11】動作環境設定画面の平面図である。
【符号の説明】
1 CTIシステム 3 構内電話交換機 5 電話端末機 6 情報入出力装置 7 ネットワーク 9 CTIサーバ 19 コミュニケータ 20 オート・コール・ディストリビュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AF09 HA01 5K024 AA31 AA41 AA71 CC01 CC09 FF03 FF04 GG01 GG03 GG07 GG11 GG13 5K049 BB04 BB12 BB19 EE02 FF32 FF36 FF42 FF47 GG07 KK02 KK11 5K101 LL01 LL05 MM02 NN18 PP03 PP05

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部回線網に接続され、オート・コール
    ・ディストリビュータ(ACD)を有していて、前記外
    部回線網からの呼出信号を内部回線網のうちのいずれか
    の内部回線に選択的に接続させる構内電話交換機と、 前記内部回線網に接続された複数台の電話端末機と、 前記各電話端末機にそれぞれ対応している複数台の情報
    入出力装置が接続されているネットワークと、 前記構内電話交換機と前記ネットワークとを接続するC
    TI(Computer Telephony Integration)サーバと、を
    備えているCTIシステムにおいて、 前記電話端末機と前記電話端末機及び前記各情報入出力
    装置を利用するコミュニケータと当該コミュニケータの
    業務状態とを対応付けて登録するコミュニケータ管理テ
    ーブルと、 前記構内電話交換機の状態から前記各コミュニケータの
    業務状態を判断して前記コミュニケータ管理テーブルに
    登録する業務状態登録手段と、 前記コミュニケータ管理テーブルを参照して前記各コミ
    ュニケータの業務状態を前記情報入出力装置の表示装置
    に表示する第1の表示手段と、を備えていることを特徴
    とするCTIシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の表示手段は、前記表示を所定
    のタイミングで前記コミュニケータ管理テーブルを参照
    して更新すること、を特徴とする請求項1に記載のCT
    Iシステム。
  3. 【請求項3】 外部回線網に接続され、オート・コール
    ・ディストリビュータ(ACD)を有していて、前記外
    部回線網からの呼出信号を内部回線網のうちのいずれか
    の内部回線に選択的に接続させる構内電話交換機と、 前記内部回線網に接続された複数台の電話端末機と、 前記各電話端末機にそれぞれ対応している複数台の情報
    入出力装置が接続されているネットワークと、 前記構内電話交換機と前記ネットワークとを接続するC
    TI(Computer Telephony Integration)サーバと、を
    備えているCTIシステムにおいて、 前記各情報入出力装置で当該各情報入出力装置に対応し
    ていている前記電話端末機の操作を受付ける受付手段
    と、 この操作の受付がされたときは前記CTIサーバを介し
    て前記構内電話交換機に対して当該操作内容を実行させ
    る操作手段と、を備えていることを特徴とするCTIシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記受付手段は、前記電話端末機の操作
    として前記オート・コール・ディストリビュータの状態
    の操作を受付け、 前記操作手段は、前記オート・コール・ディストリビュ
    ータに対して、その受付けた操作内容を実行させるこ
    と、を特徴とする請求項3に記載のCTIシステム。
  5. 【請求項5】 前記情報入出力装置ごとに前記電話端末
    機の発信又は転送の操作を受付けたときの当該発信先又
    は転送先の電話番号を含む当該操作の履歴を記憶する履
    歴管理テーブルと、 前記受付手段で前記電話端末機の発信又は転送の操作を
    受付けて前記操作手段で当該操作内容を実行させたとき
    は、前記履歴を前記履歴管理テーブルに記憶する履歴記
    憶手段と、 前記情報入出力装置の指示により当該情報入出力装置に
    関する前記履歴管理テーブルに記憶されている履歴の内
    容を表示装置に表示する第2の表示手段と、を備えてい
    ることを特徴とする請求項3又は4に記載のCTIシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記受付手段は、前記電話端末機で前記
    発信又は転送の操作を受付ける際の発信先又は転送先の
    電話番号の指定を前記表示上で前記履歴の電話番号を指
    定することにより受付けること、を特徴とする請求項5
    に記載のCTIシステム。
  7. 【請求項7】 前記受付手段で前記電話端末機の操作を
    受付けるボタンを前記情報入出力装置の表示装置の画面
    表示で常に手前に表示する表示手段を備えていること、
    を特徴とする請求項3〜6の何れかの一に記載のCTI
    システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の表示手段で各コミュニケータ
    の業務状態を前記情報入出力装置の表示装置に表示する
    画面の動作環境の設定を行なう動作環境設定手段を備え
    ていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のCT
    Iシステム。
  9. 【請求項9】 前記受付手段で前記電話端末機の操作を
    受付けるボタンを前記情報入出力装置の表示装置に表示
    する画面の動作環境の設定を行なう動作環境設定手段を
    備えていること、を特徴とする請求項3〜7の何れかの
    一に記載のCTIシステム。
  10. 【請求項10】 外部回線網に接続され、オート・コー
    ル・ディストリビュータ(ACD)を有していて、前記
    外部回線網からの呼出信号を内部回線網のうちのいずれ
    かの内部回線に選択的に接続させる構内電話交換機と、 前記内部回線網に接続された複数台の電話端末機と、 前記各電話端末機にそれぞれ対応している複数台の情報
    入出力装置が接続されているネットワークと、 前記構内電話交換機と前記ネットワークとを接続するC
    TI(Computer Telephony Integration)サーバと、を
    備えているCTIシステムを構成するコンピュータ上で
    動作するコンピュータに読取り可能なプログラムにおい
    て、 前記構内電話交換機の状態から前記各コミュニケータの
    業務状態を判断して、前記電話端末機と前記電話端末機
    及び前記各情報入出力装置を利用するコミュニケータと
    当該コミュニケータの業務状態とを対応付けて登録する
    コミュニケータ管理テーブルに登録する業務状態登録処
    理と、 前記コミュニケータ管理テーブルを参照して前記各コミ
    ュニケータの業務状態を前記情報入出力装置の表示装置
    に表示する第1の表示処理と、をコンピュータに実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】 第1の表示処理は、前記表示を所定の
    タイミングで前記コミュニケータ管理テーブルを参照し
    て更新すること、を特徴とする請求項10に記載のプロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 外部回線網に接続され、オート・コー
    ル・ディストリビュータ(ACD)を有していて、前記
    外部回線網からの呼出信号を内部回線網のうちのいずれ
    かの内部回線に選択的に接続させる構内電話交換機と、 前記内部回線網に接続された複数台の電話端末機と、 前記各電話端末機にそれぞれ対応している複数台の情報
    入出力装置が接続されているネットワークと、 前記構内電話交換機と前記ネットワークとを接続するC
    TI(Computer Telephony Integration)サーバと、を
    備えているCTIシステムを構成するコンピュータ上で
    動作するコンピュータに読取り可能なプログラムにおい
    て、 前記各情報入出力装置で当該各情報入出力装置に対応し
    ていている前記電話端末機の操作を受付ける受付処理
    と、 この操作の受付がされたときは前記CTIサーバを介し
    て前記構内電話交換機に対して当該操作内容を実行させ
    る操作処理と、をコンピュータに実行させることを特徴
    とするプログラム。
  13. 【請求項13】 前記受付処理は、前記電話端末機の操
    作として前記オート・コール・ディストリビュータの状
    態の操作を受付け、 前記操作処理は、前記オート・コール・ディストリビュ
    ータに対して、その受付けた操作内容を実行させるこ
    と、を特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 【請求項14】 前記受付処理で前記電話端末機の発信
    又は転送の操作を受付けて前記操作手段で当該操作内容
    を実行させたときは、前記情報入出力装置ごとに前記電
    話端末機の発信又は転送の操作を受付けたときの当該発
    信先又は転送先の電話番号を含む当該操作の履歴を記憶
    する履歴管理テーブルに当該履歴を記憶する履歴記憶処
    理と、 前記情報入出力装置の指示により当該情報入出力装置に
    関する前記履歴管理テーブルに記憶されている履歴の内
    容を表示装置に表示する第2の表示処理と、をコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項12又は13
    に記載のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記受付処理は、前記電話端末機で前
    記発信又は転送の操作を受付ける際の発信先又は転送先
    の電話番号の指定を前記表示上で前記履歴の電話番号を
    指定することにより受付けること、を特徴とする請求項
    14に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 前記受付処理で前記電話端末機の操作
    を受付けるボタンを前記情報入出力装置の表示装置の画
    面表示で常時手前に表示する表示処理をコンピュータに
    実行させること、を特徴とする請求項12〜15の何れ
    かの一に記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記第1の表示処理で各コミュニケー
    タの業務状態を前記情報入出力装置の表示装置に表示す
    る画面の動作環境の設定を行なう動作環境設定処理をコ
    ンピュータに実行させること、を特徴とする請求項10
    又は11に記載のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記受付処理で前記電話端末機の操作
    を受付けるボタンを前記情報入出力装置の表示装置に表
    示する画面の動作環境の設定を行なう動作環境設定処理
    をコンピュータに実行させること、を特徴とする請求項
    12〜16の何れかの一に記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項11〜18の何れかの一に記載
    のプログラムを記憶している記憶媒体。
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