JP6773681B2 - 印刷インキ用樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷インキ用樹脂の製造方法 - Google Patents
印刷インキ用樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷インキ用樹脂の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6773681B2 JP6773681B2 JP2017555114A JP2017555114A JP6773681B2 JP 6773681 B2 JP6773681 B2 JP 6773681B2 JP 2017555114 A JP2017555114 A JP 2017555114A JP 2017555114 A JP2017555114 A JP 2017555114A JP 6773681 B2 JP6773681 B2 JP 6773681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- rosin
- resin
- tall oil
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/02—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/12—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/52—Polycarboxylic acids or polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation
- C08G63/54—Polycarboxylic acids or polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
- C08G63/553—Acids or hydroxy compounds containing cycloaliphatic rings, e.g. Diels-Alder adducts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Description
少なくとも
を反応させて得られることを特徴としている。
用語「ロジン変性ポリエステル樹脂」とは、(A)粗トール油及び/又は蒸留トール油、或いは、粗トール油及び/又は蒸留トール油とロジンとを含む混合物を、(B)多価アルコールを用いてエステル化して得られる樹脂を意味する。
上述した(A)成分は、(B)成分である多価アルコール(ポリオール類)を用いて、エステル化させることで、本実施形態に係るロジン変性樹脂を得ることができる。この際、例えば、樹脂中に多くのカルボキシル基が残存していると、水有りの印刷ではインキが乳化しやすくなる傾向にある。なお、樹脂原料に存在するカルボキシル基としては、混合物中のロジン類、脂肪酸類に由来するカルボキシル基、α,β−不飽和カルボン酸又はその無水物に由来するカルボキシル基が挙げられる。
次に、本実施形態に係る「ロジン変性フェノール樹脂」を説明する。「ロジン変性フェノール樹脂」とは、原料として、(A)粗トール油及び/又は蒸留トール油、或いは粗トール油及び/又は蒸留トール油とロジンとを含む混合物、(B)多価アルコールに加え、(C)レゾール型フェノール樹脂を用いて、これらを反応させて得られる樹脂を意味する。
本実施形態に係る(A)成分の粗トール油及び/又は蒸留トール油、或いは粗トール油及び/又は蒸留トール油とロジンとの混合物は、アルデヒド及びフェノール類等から得られる(B)成分のレゾール型フェノール樹脂により変性する。そのため、得られる樹脂は、架橋構造が導入され、好ましい特性値を有する。
本実施形態に係るロジン変性フェノール樹脂で使用可能なB成分の多価アルコールは、前述したロジン変性ポリエステル樹脂と同様のものを使用可能である。
ロジン変性フェノール樹脂を製造する場合における、ポリオール類の使用量は、特に限定されないが、通常、カルボキシル基1当量に対して0.3当量から過剰量まで添加すれば良く、より好ましくは0.5〜1.5当量、さらに好ましくは0.7〜1.2当量である。
レゾール型フェノール樹脂としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化リチウム、トリエチルアミンなどのアルカリ触媒の存在下に、フェノール類(P)とホルムアルデヒド(F)を付加縮合して得られる各種公知の縮合物が挙げられる。この場合、必要により、当該縮合物を中和・水洗して得られたものを使用できるのは勿論である。上記フェノール類(P)とホルムアルデヒド(F)を反応させる際は、通常、モル比でF/P(モル比)=1〜3となるようにする。上記フェノール類としては、好ましくはC1〜C20アルキル基を有するフェノール類、より好ましくは、C1〜C10アルキル基を有するフェノール類であり、具体例としては、石炭酸、クレゾール類、アミルフェノール、ビスフェノール−A、p−ブチルフェノール、p−オクチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノールなどが挙げられる。
本実施形態に係るロジン変性フェノール樹脂の製造方法としては、例えば、下記の(i)〜(iii)の3つの方式等が挙げられる。
本実施形態に係るオフセット印刷インキ用樹脂には、上記のロジン変性ポリエステル樹脂及び/又はロジン変性フェノール樹脂の他に、本発明の効果を阻害しない範囲で、セラック、ギルソナイト、アルキド樹脂、ロジン変性フェノール樹脂などの他のインキ用樹脂を含有してもよい。
次に、本発明に係るロジン変性ポリエステル樹脂又はロジン変性フェノール樹脂を含有するオフセット印刷インキについて説明する。本発明に係るロジン変性ポリエステル樹脂又はロジン変性フェノール樹脂は、印刷用インキ用樹脂、特にオフセット印刷用インキ用樹脂として使用できる。オフセット印刷インキ用樹脂は、ワニスを調製するために、一般に、乾性油又は半乾性油(例えば、アマニ油、桐油、大豆油、大豆白絞油など)及び溶剤(例えば、脂肪族炭化水素溶剤など)とともに混合される。
また、本発明のロジン変性ポリエステル樹脂又はロジン変性フェノール樹脂を、オフセット印刷インキ用バインダーなどとして使用した場合には、これらの樹脂を含む印刷インキの乳化特性、光沢、乾燥性、ミスチングなどの印刷適性が、従来公知のロジン変性フェノール樹脂と同等以上である。したがって、本発明は、近年の市場の要求に合致する印刷インキを提供しうる。
先ず、本実施形態に係るロジン変性フェノール樹脂を合成する際に使用した、(C)レゾール型フェノール樹脂の合成方法について、説明する。
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、キシレン275部とp−ブチルフェノール1633部とp−オクチルフェノール86.5部を仕込み、70℃で溶解させ、次いで92%パラホルムアルデヒド626.5部を加えた後、60℃まで冷却し、水酸化リチウム一水和物1.8部を添加した。その後、95℃まで昇温して6hrの付加反応を行い、固形分87.5%のレゾール型フェノール樹脂を得た。
実施例1
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、粗トール油300部、トールロジン700部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。ここに無水マレイン酸を87.5部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを5.2部、水酸化ナトリウムを3.1部、及び酸化マグネシウムを2.7部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを195部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は9.5KOHmg/gであり、軟化点は133℃であり、n−ヘキサントレランスは1.9g/gであった。
実施例2
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、蒸留トール油300部、トールロジン700部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。ここに無水マレイン酸を87.5部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを5.2部、水酸化ナトリウムを3.1部、及び酸化マグネシウムを2.7部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを195部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂2を得た。当該樹脂の酸価は10.5KOHmg/gであり、軟化点は144℃であり、n−ヘキサントレランスは1.2g/gであった。
実施例3
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油252部、トールロジン588部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。ここに無水マレイン酸を98部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを4.4部、水酸化ナトリウムを2.7部、および酸化マグネシウムを2.3部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを113部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂7を得た。当該樹脂の酸価は9.5KOHmg/g、軟化点133℃、n−ヘキサントレランスは1.9g/gであった。
実施例4
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、蒸留トール油543部、ペトコール140(東ソー株式会社製)500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂617部(固形部540部)を仕込み、昇温を開始し200℃において、グリセンリン49.6部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は11.7KOHmg/gであり、軟化点は154℃であり、n−ヘキサントレランスは1.9g/gであった。
実施例5
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、粗トール油543部、ペトコール140(東ソー株式会社製)500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂617部(固形部540部)を仕込み、昇温を開始し200℃において、ペンタエリスリトール2.6部、グリセンリン47部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は10.0KOHmg/gであり、軟化点は153℃であり、n−ヘキサントレランスは2.3g/gであった。
実施例6
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、粗トール油500部、トールロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、酸化マグネシウム3.8部、水酸化カルシウム2.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂512部(固形部448部)を仕込み、昇温を開始し180℃において無水マレイン酸25部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール112.5部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は23.8KOHmg/gであり、軟化点は138℃であり、n−ヘキサントレランスは3.4g/gであった。
実施例7
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、蒸留トール油500部、トールロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、酸化マグネシウム3.8部、水酸化カルシウム2.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂457部(固形部400部)を仕込み、昇温を開始し180℃において無水マレイン酸22.5部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール121部、グリセンリン5.7部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂2を得た。当該樹脂の酸価は24.1KOHmg/gであり、軟化点は141℃であり、n−ヘキサントレランスは2.3g/gであった。
実施例8
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油700部、トールロジン300部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.7部、水酸化カルシウム2.5部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却し、前記レゾール型フェノール樹脂544部(固形部476部)を仕込み、昇温を開始し180℃においてα,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸30部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール112.5部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂7を得た。当該樹脂の酸価は20.0KOHmg/g、軟化点132℃、n−ヘキサントレランスは3.7g/gであった。
実施例9
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油500部、トールロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.7部、水酸化カルシウム2.5部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却し、前記レゾール型フェノール樹脂493部(固形部432部)を仕込み、昇温を開始し180℃においてα,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸25部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂8を得た。当該樹脂の酸価は19.3KOHmg/g、軟化点130℃、n−ヘキサントレランスは3.4g/gであった。
実施例10
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油546部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)7.5部を添加し、4時間、同温度で保持し、オレイルアミン3.3部と、トールロジン294部とを添加した。添加後、30分間撹拌を行い、無水マレイン酸を98部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを4.4部、水酸化ナトリウムを2.7部、および酸化マグネシウムを2.3部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを113部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は36.4KOHmg/g、軟化点134℃、n−ヘキサントレランスは2.8g/gであった。
実施例11
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油650部、トールロジン350部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)15部を添加し、4時間、同温度で保持を行い、オレイルアミン7.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、無水マレイン酸を109部添加した後200℃まで昇温し、酸化カルシウムを3.9部、水酸化ナトリウムを2.5部、および酸化マグネシウムを2.7部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを114部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂2を得た。当該樹脂の酸価は37.8KOHmg/g、軟化点135℃、n−ヘキサントレランスは3.2g/gであった。
実施例12
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、蒸留トール油546部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)7.5部を添加し、4時間、同温度で保持し、オレイルアミン3.3部と、トールロジン294部とを添加した。添加後、30分間撹拌を行い、無水マレイン酸を97部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを4.4部、水酸化ナトリウムを2.7部、および酸化マグネシウムを2.3部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを100部、グリセリンを12部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂3を得た。当該樹脂の酸価は35.3KOHmg/g、軟化点136℃、n−ヘキサントレランスは2.3g/gであった。
実施例13
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油273部、蒸留トール油273部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)7.5部を添加し、4時間、同温度で保持し、オレイルアミン3.3部と、トールロジン294部とを添加した。添加後、30分間撹拌を行い、無水マレイン酸を97部添加した後200℃まで昇温し、水酸化カルシウムを4.4部、水酸化ナトリウムを2.7部、および酸化マグネシウムを2.3部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを100部、グリセリンを12部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂4を得た。当該樹脂の酸価は37.0KOHmg/g、軟化点134℃、n−ヘキサントレランスは2.4g/gであった。
実施例14
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油978部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)14.6部を添加し、4時間、同温度で保持を行い、オレイルアミン7.4部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化亜鉛を9.9部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却した。次いで、前記レゾール型フェノール樹脂457部(固形部400部)を仕込み、昇温を開始し180℃において、α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸22.5部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール119部、グリセンリン7.7部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂1を得た。当該樹脂の酸価は17.5KOHmg/g、軟化点134℃、n−ヘキサントレランスは5.7g/gであった。
実施例15
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油685部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)10.3部を添加し、4時間、同温度で保持を行い、オレイルアミン5.2部とトールロジン300部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.8部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却した。次いで、前記レゾール型フェノール樹脂544部(固形部476部)を仕込み、昇温を開始し180℃において、α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸24部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂2を得た。当該樹脂の酸価は18.5KOHmg/g、軟化点135℃、n−ヘキサントレランスは3.0g/gであった。
実施例16
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油489部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)7.3部を添加し、4時間、同温度で保持を行い、オレイルアミン3.7部とトールロジン500部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.7部、水酸化カルシウムを2.5部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却した。次いで、前記レゾール型フェノール樹脂493部(固形部432部)を仕込み、昇温を開始し180℃において、α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸25部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂3を得た。当該樹脂の酸価は18.0KOHmg/g、軟化点137℃、n−ヘキサントレランスは3.2g/gであった。
実施例17
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、蒸留トール油489部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)7.3部を添加し、4時間、同温度で保持を行い、オレイルアミン3.7部とトールロジン500部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.7部、水酸化カルシウム2.5部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却し、前記レゾール型フェノール樹脂493部(固形部432部)を仕込み、昇温を開始し180℃においてα,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸23部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂4を得た。当該樹脂の酸価は19.0KOHmg/g、軟化点141℃、n−ヘキサントレランスは3.3g/gであった。
実施例18
撹拌機、分水受機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、粗トール油500部、トールロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。次いで、4−スルホフタル酸(50%水溶液)15部を添加し、4時間、同温度で保持を行いオレイルアミン7.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、180℃まで昇温させた。ここに架橋剤として酸化マグネシウムを3.7部、水酸化カルシウム2.5部添加し30分間撹拌した後、150℃まで冷却し、前記レゾール型フェノール樹脂493部(固形部432部)を仕込み、昇温を開始し180℃において、α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物として、無水マレイン酸23部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂5を得た。当該樹脂の酸価は18.4KOHmg/g、軟化点142℃、n−ヘキサントレランスは3.2g/gであった。
比較例1
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、トール油脂肪酸(ハリマ化成(株)製 ハートールFA−1)300部、トールロジン700部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。ここに無水マレイン酸を98部添加した後200℃まで昇温し、酸化カルシウムを5.2部、水酸化ナトリウムを3.1部、及び酸化マグネシウムを2.7部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを205部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂3を得た。当該樹脂の酸価は11.1KOHmg/gであり、軟化点は137℃であり、n−ヘキサントレランスは2.9/g以上であった。
比較例2
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、トール油脂肪酸(ハリマ化成(株)製 ハートールFA−1)150部、トールロジン850部を仕込み、窒素雰囲気下で160℃まで昇温させた。ここに無水マレイン酸を87.5部添加した後200℃まで昇温し、酸化カルシウムを5.2部、水酸化ナトリウムを3.1部、及び酸化マグネシウムを2.7部添加して、約1時間反応させた。次に、ペンタエリスリトールを195部添加し、約270℃まで昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性ポリエステル樹脂4を得た。当該樹脂の酸価は10.4KOHmg/gであり、軟化点は135℃であり、n−ヘキサントレランスは2.0g/g以上であった。
比較例3
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、トール油脂肪酸(ハリマ化成(株)製 ハートールFA−1)500部、トールロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、酸化マグネシウム3.8部、水酸化カルシウム2.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂537部(固形部470部)を仕込み、昇温を開始し180℃において無水マレイン酸43.8部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール112.5部、グリセンリン12.5部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂3を得た。当該樹脂の酸価は24.2KOHmg/gであり、軟化点は128℃であり、n−ヘキサントレランスは7.3g/gであった。
比較例4
撹拌機、分水受機、冷却管及び温度計を備えたフラスコに、トール油脂肪酸(ハリマ化成(株)製 ハートールFA−1)250部、トールロジン750部を仕込み、窒素雰囲気下で180℃まで昇温させた。次いで、酸化マグネシウム3.8部、水酸化カルシウム2.5部を添加した。添加後、30分間撹拌を行い、150℃まで冷却させた。ここに前記レゾール型フェノール樹脂493部(固形部432部)を仕込み、昇温を開始し180℃において無水マレイン酸30.8部を仕込み、更に200℃において、ペンタエリスリトール111部、グリセンリン12.3部を仕込み、255℃まで昇温した。昇温して所定の酸価、粘度、溶解性に到達するまで反応した後、0.08MPaで30分間減圧、冷却して固形のロジン変性フェノール樹脂4を得た。当該樹脂の酸価は22.0KOHmg/gであり、軟化点は133℃であり、n−ヘキサントレランスは3.8g/gであった。
各特性値を鑑みて、ロジン変性ポリエステル樹脂が総合的な判断した。
○(良):樹脂がインキに使用可能である。
×(不可):樹脂がインキに使用不可能である。
<印刷インキ用ワニスの調製>
実施例1〜18及び比較例1〜4で得られた各樹脂、大豆油白絞油及びAF6(JX日鉱日石エネルギー(株)製、アロマフリー溶剤)を、樹脂:大豆油白絞油:AF6=55:30:15でフラスコに入れ、190℃で1時間撹拌した。次いで、ワニス中大豆油白絞油の割合が30%を下回らないように大豆油白絞油とAF6を追加し、レオメーター(Thermo Haake社製、HAAKE RheoStress 600)による、25℃、1.0Hzでの粘度が100Pa・s程度となるように粘度を調整したインキ用ワニスを得た。
<印刷インキの調製>
得られた各ワニス60部及び中性カーボンブラック (三菱化学(株)製、RCF♯52)19部を、混合した。次いで、三本ロールミル((株)井上製作所製、S-4 3/4×11)を用いて、中性カーボンブラックをワニスに分散させた。次いで、AF6及びドライヤー(東栄化工(株)製、ナフテン酸コバルト 6%)を添加し、30℃におけるタックが5.0〜6.0程度となるように調整して、評価用インキを得た。得られた実施例1〜4及び比較例1〜4の樹脂、及び各評価用インキ(実施例1〜4及び比較例1〜4の樹脂をそれぞれ使用)は、下記の方法により評価した。実施例1〜18及び比較例1〜4の樹脂の樹脂結果判断と併せて、評価結果を表1〜表4に示す。
JIS K5902に準拠して測定した。
JIS K5902(環球法)に準拠し、自動軟化点測定装置((株)離合社製 RSP−102)を用いて測定した。
アマニ油(日清オイリオグループ(株)製)とロジン変性ポリエステル樹脂とを重量比2:1の割合で配合し、加熱溶解させたものを、ガードナー気泡粘度計を用いて25℃で測定した粘度をいう。
アマニ油(日清オイリオグループ(株)製)とロジン変性ポリエステル樹脂とを重量比2:1の割合で配合し、加熱溶解させたものにノルマルヘキサン(昭和化学(株)製)を加え、白濁するのに要したヘキサン量の比率を測定した。
インキ1カップをインコメーター(東洋精機(株)製)に載せて、400rpmで1分間回転させたときのタック値を測定した。
インキ2カップをインコメ−タ−(東洋精機(株)製)に載せて、2000rpmで2分間回転させたときの、ロ−ル前面と下面に置いた白色紙上へのインキの飛散状態を10段階に分けて観察した。数値が大きいほど耐ミスチングが良好であることを示す。
0.2mLのインキをRIテスター4分割ロールでアート紙に展色した後、経時で加圧し、セットが完了するまでの時間を測定した。
0.8mLのインキをRIテスター(石川島産業機械(株)製、RI−2)全面ロールでアート紙に展色した。当該アート紙を23℃、50%R.H.にて24時間調湿し、インキ皮膜面の60゜−60゜の反射率を光沢計(太佑機材(株)製、マイクロトリグロス)を用いて測定した。数値が大きいほど光沢が良好であることを示す。
Claims (1)
- 粗トール油及び/又は蒸留トール油を触媒下において100〜200℃の温度条件にて重合化する第1工程と、
少なくとも、前記第1工程で得られた重合化粗トール油及び/又は重合化蒸留トール油、或いは、前記第1工程で得られた重合化粗トール油及び/又は重合化蒸留トール油とロジンとを含む混合物と、多価アルコールとを反応させる第2工程と、
を含むことを特徴とするロジン変性樹脂の製造方法
(但し、前記第2工程における反応成分として、ホルムアルデヒド又はフェノールホルムアルデヒド初期縮合物を除く)。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015240128 | 2015-12-09 | ||
JP2015240128 | 2015-12-09 | ||
JP2015250390 | 2015-12-22 | ||
JP2015250390 | 2015-12-22 | ||
JP2016024339 | 2016-02-12 | ||
JP2016024339 | 2016-02-12 | ||
PCT/JP2016/086438 WO2017099146A1 (ja) | 2015-12-09 | 2016-12-07 | 印刷インキ用樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷インキ用樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017099146A1 JPWO2017099146A1 (ja) | 2018-09-27 |
JP6773681B2 true JP6773681B2 (ja) | 2020-10-21 |
Family
ID=59013247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017555114A Active JP6773681B2 (ja) | 2015-12-09 | 2016-12-07 | 印刷インキ用樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷インキ用樹脂の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6773681B2 (ja) |
CN (1) | CN108368243B (ja) |
WO (1) | WO2017099146A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7309347B2 (ja) * | 2018-11-30 | 2023-07-18 | サカタインクス株式会社 | オフセット印刷用インキ組成物及びその製造方法、並びにそれを用いた印刷物の製造方法 |
JP7163844B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2022-11-01 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型平版印刷インキ用ロジン変性ポリエステル樹脂、活性エネルギー線硬化型平版印刷インキ、および印刷物 |
JP7342683B2 (ja) * | 2019-12-20 | 2023-09-12 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化性インキ組成物およびその印刷物 |
CN111647303B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-10-14 | 湖南科茂林化有限公司 | 一种胶印油墨用无酚醛松香酯树脂及其制备方法 |
JP7164782B1 (ja) | 2021-08-19 | 2022-11-02 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型コーティングニス、および積層体 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5886128A (en) * | 1997-06-17 | 1999-03-23 | Union Camp Corporation | Modified phenolic resin and uses related thereto |
US6469125B1 (en) * | 2001-08-27 | 2002-10-22 | Arizona Chemical Company | Tall oil pitch-modified phenolic resin and methods related thereto |
JP4142470B2 (ja) * | 2003-03-10 | 2008-09-03 | ハリマ化成株式会社 | ロジン変性フェノール樹脂、これを用いたゲルワニス、印刷インキ、印刷方法およびロジン変性フェノール樹脂の製造方法 |
JP2004300400A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | オフセットインキ用の樹脂 |
RU2266921C1 (ru) * | 2004-06-25 | 2005-12-27 | Добровинский Лев Абрамович | Способ получения алкидной смолы |
FI121626B (fi) * | 2009-01-29 | 2011-02-15 | Stora Enso Oyj | Menetelmä olefiinisten monomeerien tuottamiseksi |
JP5408615B2 (ja) * | 2009-06-10 | 2014-02-05 | ハリマ化成株式会社 | 印刷インキ用ワニス及び印刷インキ組成物 |
JP5796274B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2015-10-21 | 荒川化学工業株式会社 | ロジン変性フェノール樹脂、その製造方法および印刷インキ |
CN102070437B (zh) * | 2011-01-06 | 2013-06-26 | 陈春林 | 水存在下不饱和脂肪酸聚合的方法 |
CN104271634B (zh) * | 2012-05-08 | 2016-10-19 | 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 | 树脂、组合物和用途 |
CN104487528A (zh) * | 2012-08-09 | 2015-04-01 | 哈利玛化成株式会社 | 用于胶版印刷油墨的树脂 |
JP5543676B1 (ja) * | 2012-09-13 | 2014-07-09 | Dicグラフィックス株式会社 | ロジン変性フェノール樹脂、インキ用ワニス組成物及び印刷インキ |
CN103910842B (zh) * | 2013-01-09 | 2016-08-03 | 华奇(中国)化工有限公司 | 一种妥尔油改性酚醛树脂及其制备方法和应用 |
JP2015189894A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 平版印刷インキ用樹脂および平版印刷インキ組成物 |
-
2016
- 2016-12-07 JP JP2017555114A patent/JP6773681B2/ja active Active
- 2016-12-07 CN CN201680072042.3A patent/CN108368243B/zh active Active
- 2016-12-07 WO PCT/JP2016/086438 patent/WO2017099146A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017099146A1 (ja) | 2017-06-15 |
JPWO2017099146A1 (ja) | 2018-09-27 |
CN108368243A (zh) | 2018-08-03 |
CN108368243B (zh) | 2021-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6773681B2 (ja) | 印刷インキ用樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷インキ用樹脂の製造方法 | |
JP5582419B2 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、その製造方法および印刷インキ | |
JP4702590B2 (ja) | 印刷インキ用樹脂及び該印刷インキ用樹脂を使用した印刷インキ | |
US8450446B2 (en) | Rosen phenolic resins and uses related thereto | |
JP4142470B2 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、これを用いたゲルワニス、印刷インキ、印刷方法およびロジン変性フェノール樹脂の製造方法 | |
JP5648813B2 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、その製造方法、印刷インキ用ワニス、および印刷インキ | |
JP5682444B2 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、印刷インキ用ワニス、および印刷インキ | |
JP6040686B2 (ja) | ロジン多価アルコールエステル樹脂、インキ乳化適性向上剤、オフセット印刷インキ用ワニス及びオフセット印刷用インキ組成物 | |
JP5796274B2 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、その製造方法および印刷インキ | |
WO2012070093A1 (ja) | オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂の製造方法及びオフセット印刷インキ用ワニスの製造方法 | |
JP5543676B1 (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、インキ用ワニス組成物及び印刷インキ | |
JP2019019317A (ja) | オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂の製造方法、オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂、オフセット印刷インキ用ワニス及びオフセット印刷インキ | |
JP5050338B2 (ja) | 新規な石油樹脂含有ロジン変性フェノール樹脂 | |
JP6103482B2 (ja) | オフセット印刷ロジン変性フェノール樹脂、オフセット印刷インキ用ゲルワニス、およびオフセット印刷インキ | |
JP6284033B2 (ja) | オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂の製造方法、オフセット印刷インキ用ゲルワニス、およびオフセット印刷インキ | |
JP5708946B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー、印刷インキ用ワニスおよび印刷インキ | |
JP5464945B2 (ja) | 酸化安定型のロジン変性フェノール樹脂及び同樹脂を含有する印刷インキ用ワニス | |
JP2017171892A (ja) | オフセット印刷用ロジン変性フェノール樹脂、オフセット印刷インキ用ワニス、及びオフセット印刷インキ | |
JP3079846B2 (ja) | 印刷インキ | |
JPH01292080A (ja) | 印刷インキ | |
JP2001164166A (ja) | 印刷インキ用樹脂組成物の製造方法 | |
JP2001262032A (ja) | 印刷インキ用ワニス | |
JP2023143757A (ja) | ロジン変性フェノール樹脂、印刷インキ用ワニス、印刷インキ及び印刷物 | |
JPH1067833A (ja) | 脂肪酸エステルで変性した炭化水素樹脂 | |
JP2001031718A (ja) | 印刷インキ用樹脂 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200623 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200820 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6773681 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |