JP6770885B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両制御装置に関する。
ユーザーの運転を支援するための制御を実行する車両制御装置として、車両が走行中の走行レーンを維持して走行するように車両の走行を実現する走行支援制御を実行するものがある(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1には、別の制御装置から実行指示信号が入力されることに基づいて、走行支援制御を実行するための制御状態を切り替える車両制御装置を備えることが記載されている。
特開2015−33942号公報
近年、車両制御装置では、走行支援制御の他、例えば、車両が衝突を回避して走行するように車両の走行を実現する衝突回避支援制御を実行することも提案されている。この場合、車両制御装置では、実行指示信号の入力状態に基づいて、制御状態の切り替えをより円滑に行うことが必要となる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御状態の切り替えをより円滑に行える車両制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両制御装置は、外部から指示される実行指示信号が入力されることに基づいて、ユーザーの運転を支援するための制御として、複数の支援制御のいずれかを実行する制御部を備えている。この車両制御装置において、制御部は、実行指示信号の入力状態に基づいて、少なくとも支援制御を実行するための制御状態の切り替えを実行する制御状態切替部を有している。そして、制御状態は、実行指示信号の入力状態に基づいて、一方から残余に切り替えられる第1制御状態及び第2制御状態を少なくとも含み、制御状態切替部は、第1制御状態及び第2制御状態のうち、一方の制御状態を実行しているとき、他方の制御状態の実行が指示される場合、当該他方の制御状態を実行するように切り替えるようにしている。
上記構成によれば、第1制御状態及び第2制御状態について、実行すべき制御状態を実行するように順次、制御部の制御状態を切り替えていくことができる。この場合、実行指示信号が出入力されるタイミングにずれがあったとしても、なるべく早いタイミングで最新の制御状態を実行するように制御部の制御状態を切り替えることができる。これにより、制御状態の切り替えをより円滑に行うことができる。
また、上記課題を解決する車両制御装置は、外部から指示される実行指示信号が入力されることに基づいて、ユーザーの運転を支援するための制御として、複数の支援制御のいずれかを実行する制御部を備えている。この車両制御装置において、制御部は、実行指示信号の入力状態に基づいて、少なくとも支援制御を実行するための制御状態の切り替えを実行する制御状態切替部を有している。この車両制御装置において、制御状態は、実行指示信号の入力状態に基づいて、一方から残余に切り替えられる第1制御状態及び第2制御状態を少なくとも含み、制御状態切替部は、第1制御状態及び第2制御状態についての実行指示信号が同時に制御部に入力される場合、その入力時に実行中の制御状態を継続させるようにしている。
上記構成によれば、第1制御状態及び第2制御状態についての実行指示信号が同時に制御部に入力されることによって、いずれの実行指示信号の指示を実行すべきかが不明の場合、それまで実行中であった制御状態を少なくとも継続することができる。この場合、その後に入力される実行指示信号に基づいて制御状態を切り替えることができ、制御部の制御状態の切り替えが滞ってしまうことを抑制することができる。これにより、制御状態の切り替えをより円滑に行うことができる。
この場合、具体的には、制御状態切替部は、第1制御状態及び第2制御状態についての実行指示信号が同時に制御部に入力される場合、その入力時に実行中の制御状態を、少なくとも第1制御状態又は第2制御状態についての実行指示信号が新たに指示されるまで継続させることが望ましい。これにより、制御状態のより円滑な切り替えをより好適に実現できる。
上記車両制御装置において、第1制御状態では、車両の走行を制御するための制御量として、車両の目標進路に基づいて設定される第1制御量を用いるとともに、第2制御状態では、車両の走行を制御するための制御量として、車両の目標進路に基づいて設定される第2制御量を用いるものであり、第1制御状態及び第2制御状態は、それぞれで設定する第1制御量又は第2制御量を用いて、目標進路を追従するように車両の走行を支援制御するように構成されていることが望ましい。
上記構成によれば、制御状態をより円滑に切り替えることができるので、第1制御量と、第2制御量とが干渉しあって、制御量が必要以上に増加したり必要分に対して不足したりすることの発生を避けることができる。したがって、目標進路を追従するように車両の走行を支援制御する場合において、支援制御の性能の向上を図ることができる。
上記車両制御装置において、制御部は、第1制御状態及び第2制御状態のそれぞれで設定する第1制御量又は第2制御量を用いて、車両の操舵機構に対して転舵輪を転舵させる動力を発生させるようにアクチュエータを制御するものに具体化することができる。この場合、第1制御状態では、操舵機構に対するユーザーの操作によって変化する操作状態量に基づき設定されるアシスト制御量と第1制御量とを加算した制御量を用いるとともに、第2制御状態では、アシスト制御量と第2制御量とを加算した制御量を用いるように構成されていることが望ましい。
上記構成によれば、アシスト制御量を設定するもの、所謂、電動パワーステアリング装置に対して適用することができ、電動パワーステアリング装置の機能の向上とともに信頼性の向上を図ることができる。
本発明によれば、制御状態の切り替えをより円滑に行うことができる。
電動パワーステアリング装置についてその概略を示す図。 車両制御装置を具体化した操舵ECUについてその電気的構成を示すブロック図。 同操舵ECUについてそのマイコンの機能を示すブロック図。 非同時入力の場合について制御状態が切り替えられる態様を示すタイミングチャート。 同時入力の場合について制御状態が切り替えられる態様を示すタイミングチャート。 同時入力の場合について制御状態が切り替えられる態様を示すタイミングチャート。
以下、車両制御装置の一実施形態を説明する。
図1に示すように、車両Aには、後述する操舵機構2に対して当該車両Aの進路を変化させる動力を付与することによって、ユーザーのステアリング操作のアシストを通じてユーザーの運転を支援する電動パワーステアリング装置1が搭載されている。
操舵機構2は、ユーザーにより操作されるステアリングホイール10と、ステアリングホイール10と固定されるステアリングシャフト11とを備えている。ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10と連結されたコラムシャフト11aと、コラムシャフト11aの下端部に連結されたインターミディエイトシャフト11bと、インターミディエイトシャフト11bの下端部に連結されたピニオンシャフト11cとを有している。ピニオンシャフト11cの下端部は、ラックアンドピニオン機構13を介してラックシャフト12に連結されている。ステアリングシャフト11の回転運動は、ラックアンドピニオン機構13を介してラックシャフト12の軸方向の往復直線運動に変換される。この往復直線運動が、ラックシャフト12の両端にそれぞれ連結されたタイロッド14を介して、左右の転舵輪15にそれぞれ伝達されることにより、これら転舵輪15の転舵角が変化する。
ステアリングホイール10と固定されたコラムシャフト11aの途中には、操舵機構2に対して付与する動力の発生源であるモータ20を有するアクチュエータ3が設けられている。例えば、モータ20は、表面磁石同期電動機(SPMSM)であり、3相(U,V,W)の駆動電力に基づいて回転する3相ブラシレスモータである。モータ20の回転軸21は、減速機構22を介してコラムシャフト11aに連結されている。アクチュエータ3は、モータ20の回転軸21の回転力を減速機構22を介してコラムシャフト11aに伝達する。このコラムシャフト11aに付与されるモータ20のトルク(回転力)が動力(転舵力)となり、左右の転舵輪15の転舵角を変化させる。
アクチュエータ3には、モータ20の駆動を制御する操舵ECU(Electronic Control Unit)30が接続されている。操舵ECU30は、車両Aに設けられる各種のセンサの検出結果に基づき、モータ20の駆動を制御する。各種のセンサとしては、例えば、トルクセンサ40、回転角センサ41、及び車速センサ42がある。トルクセンサ40はコラムシャフト11aに設けられ、回転角センサ41はモータ20に設けられている。トルクセンサ40は、ユーザーのステアリング操作によりステアリングシャフト11に変化を伴って生じる操作状態量である操舵トルクTrを検出する。回転角センサ41は、モータ20の回転軸21の回転角度θmを検出する。車速センサ42は、車両Aの走行速度である車速Vを検出する。本実施形態において操舵トルクTrは操作状態量の一例である。
操舵ECU30は、CAN(Controller Area Network、登録商標)による車載ネットワーク4を介して車載されるレーンキープECU(Electronic Control Unit)50や、衝突回避ECU(Electronic Control Unit)60と通信可能に接続されている。
レーンキープECU50は、車両Aが走行中の走行レーンを維持して走行するように設定される目標コース(目標進路)に沿った車両Aの走行を実現する走行支援制御を操舵ECU30に対して指示する。レーンキープECU50は、車載されるカメラCmで撮影された画像データに基づき、走行支援制御に用いる目標コースを演算する。
衝突回避ECU60は、車両Aが衝突を回避して走行するように設定される目標コース(目標進路)に沿った車両Aの走行を実現する衝突回避支援制御を操舵ECU30に対して指示する。衝突回避ECU60は、車載されるレーダーRaの検出結果に基づき、衝突回避支援制御に用いる目標コースを演算する。
レーンキープECU50及び衝突回避ECU60によって演算される目標コースは、道路に対する車両Aの相対的な方向であり、車両Aの進路を示す情報である。
次に、電動パワーステアリング装置1の電気的構成について操舵ECU30の機能と合わせて説明する。
図2に示すように、操舵ECU30は、モータ制御信号Msを生成するマイコン(マイクロコンピュータ)31と、そのモータ制御信号Msに基づいてモータ20に電流を供給するインバータ等の駆動回路32と、モータ20の実電流Imを検出する電流検出回路33とを有している。本実施形態において、操舵ECU30は車両制御装置の一例であり、マイコン31は制御部の一例である。
マイコン31は、電流検出回路33、トルクセンサ40、回転角センサ41、及び車速センサ42の検出結果、レーンキープECU50や衝突回避ECU60からの指令値や実行指示信号を取り込む。そして、マイコン31は、モータ制御信号Msを生成し、PWM信号として駆動回路32に対して出力する。
具体的には、マイコン31には、レーンキープECU50からレーンキープ指令値LK*、実行指示信号LKactが車載ネットワーク4を介して入力される。また、マイコン31には、衝突回避ECU60から衝突回避指令値SS*、実行指示信号SSactが車載ネットワーク4を介して入力される。
レーンキープECU50は、車載されるカメラCmで撮影された画像データに基づいて演算した目標コースを示す情報として、レーンキープ指令値LK*を車載ネットワーク4に対して所定周期毎に出力する。また、レーンキープECU50は、走行支援制御の要否を判断し、必要と判断する場合に当該走行支援制御の開始をマイコン31(操舵ECU30)に指示する情報として、実行指示信号LKact(1)を車載ネットワーク4に対して出力する。また、レーンキープECU50は、走行支援制御を不要と判断する場合に当該走行支援制御の停止をマイコン31(操舵ECU30)に指示する情報として、実行指示信号LKact(0)を車載ネットワーク4に対して出力する。なお、レーンキープECU50は、実行指示信号LKact(1),(0)の何れかを車載ネットワーク4に対して所定周期毎に出力する。
衝突回避ECU60は、車載されるレーダーRaの検出結果に基づいて演算した目標コースを示す情報として、衝突回避指令値SS*を車載ネットワーク4に対して所定周期毎に出力する。また、衝突回避ECU60は、衝突回避支援制御の要否を判断し、必要と判断する場合に当該衝突回避支援制御の開始をマイコン31(操舵ECU30)に指示する情報として、実行指示信号SSact(1)を車載ネットワーク4に出力する。また、衝突回避ECU60は、衝突回避支援制御を不要と判断する場合に当該衝突回避支援制御の停止をマイコン31(操舵ECU30)に指示する情報として、実行指示信号SSact(0)を車載ネットワーク4に対して出する。なお、衝突回避ECU60は、実行指示信号SSact(1),(0)の何れかを車載ネットワーク4に対して所定周期毎に出力する。
次に、操舵ECU30のマイコン31の機能について詳しく説明する。
図3に示すように、マイコン31は、アシスト制御量設定部70、レーンキープ制御量設定部71、衝突回避制御量設定部72、制御状態切替部73、及び制御信号生成部74を備えている。
アシスト制御量設定部70には、トルクセンサ40及び車速センサ42から操舵トルクTr及び車速Vが入力される。アシスト制御量設定部70は、操舵トルクTr及び車速Vに基づいて、モータ20に発生させる電流量の目標値であるアシスト制御量TA*を設定して出力する。アシスト制御量TA*は、ユーザーのステアリング操作をアシスト(補助)するために付与するアシストトルクの目標値である。
レーンキープ制御量設定部71には、車載ネットワーク4からレーンキープECU50が出力したレーンキープ指令値LK*が入力される。レーンキープ制御量設定部71は、レーンキープ指令値LK*に基づいて、モータ20に発生させる電流量の目標値であるレーンキープ制御量TL*を設定して出力する。レーンキープ制御量TL*は、レーンキープECU50が演算する目標コースを車両Aが追従するようにユーザーのステアリング操作をアシスト(補助)するアシストトルクの目標値である。
衝突回避制御量設定部72には、車載ネットワーク4から衝突回避ECU60が出力した衝突回避指令値SS*が入力される。衝突回避制御量設定部72は、衝突回避制御量TS*に基づいて、モータ20に発生させる電流量の目標値である衝突回避制御量TS*を設定して出力する。衝突回避制御量TS*は、衝突回避ECU60が演算する目標コースを車両Aが追従するようにユーザーのステアリング操作をアシスト(補助)するアシストトルクの目標値である。
制御状態切替部73には、車載ネットワーク4からレーンキープECU50が出力した実行指示信号LKactと、衝突回避ECU60が出力した実行指示信号SSactとが入力される。制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactに基づいて、レーンキープ制御を実行する走行支援制御状態、衝突回避支援制御を実行する衝突回避支援制御状態、レーンキープ制御及び衝突回避支援制御のいずれも実行しない、電動パワステ制御を実行する電動パワステ制御状態のいずれかの制御状態を実行する。なお、制御状態切替部73は、実行中の制御状態の内容を前回制御状態として、所定の記憶領域に記憶し、その記憶内容を実行中の制御状態を切り替える毎に更新するように構成されている。
具体的には、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactに基づいて、走行支援制御状態を実行する場合、制御量出力部75を通じてレーンキープ制御量TL*が出力されるように、当該制御量出力部75の出力態様を切り替える。
また、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactに基づいて、衝突回避支援制御状態を実行する場合、制御量出力部75を通じて衝突回避制御量TS*が出力されるように、当該制御量出力部75の出力態様を切り替える。
また、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactに基づいて、電動パワステ制御状態を実行する場合、制御量出力部75を通じて、レーンキープ制御量TL*及び衝突回避制御量TS*のいずれも出力されないように、当該制御量出力部75の出力態様を切り替える。この場合、制御量出力部75は、レーンキープ制御量TL*及び衝突回避制御量TS*のいずれも出力しない替わりに、零(0)値を出力する。
本実施形態において、走行支援制御状態及び衝突回避支援制御状態は第1制御状態及び第2制御状態の一例であり、レーンキープ制御量TL*及び衝突回避制御量TS*は第1制御量及び第2制御量の一例である。
そして、アシスト制御量設定部70から出力されるアシスト制御量TA*と、制御量出力部75を通じて出力される制御量とは、加算処理部76を通じて加算される。この加算された値は、最終的な電流量の目標値であるアシストトルク指令値T*として、制御信号生成部74に対して入力される。制御信号生成部74は、アシストトルク指令値T*と、回転角センサ41から得られる回転角度θm及び電流検出回路33から得られる実電流Imに基づいて、モータ制御信号Msを生成し、PWM信号として駆動回路32に対して出力する。
ここで、制御状態切替部73の機能についてさらに詳しく説明する。
本実施形態において、レーンキープECU50及び衝突回避ECU60は、走行支援制御状態、衝突回避支援制御状態、及び電動パワステ制御状態のうち、いずれか一つの制御状態の実行をマイコン31に指示できるように、各実行指示信号LKact,SSactを組み合わせて出力するように構成されている。
具体的には、走行支援制御状態の実行時、マイコン31には、レーンキープECU50から実行指示信号LKact(1)、衝突回避ECU60から実行指示信号SSact(0)の組み合わせで実行指示信号が出力される。また、衝突回避支援制御状態の実行時、マイコン31には、レーンキープECU50から実行指示信号LKact(0)、衝突回避ECU60から実行指示信号SSact(1)の組み合わせで実行指示信号が出力される。また、電動パワステ制御状態の実行時、マイコン31には、レーンキープECU50から実行指示信号LKact(0)、衝突回避ECU60から実行指示信号SSact(0)の組み合わせで実行指示信号が出力される。なお、電動パワステ制御状態の実行時は、走行支援制御状態及び衝突回避支援制御状態の実行させないことがユーザーによって切り替えられたり、フェール制御が実行されていたりする。
ただし、車載ネットワーク4では、数ビットずつの複数のフレームに分けられたデータが、1フレームずつID情報の優先順に送信されるため、出力されたタイミングに対してずれたタイミングで実行指示信号LKact,SSactがマイコン31に入力されることがある。これは、各実行指示信号LKact,SSactを元データとするフレームの送信中に、より優先順の高いID情報を有する他のフレームが車載ネットワーク4に送信される場合等に生じる。これにより、マイコン31には、各実行指示信号LKact,SSactが異なるタイミングで入力(以下「非同時入力」という)されたり、各実行指示信号LKact,SSactが同一タイミングで入力(以下「同時入力」という)されたりする。
そこで、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力される場合、入力された実行指示信号の順に、当該実行指示信号に対応する制御状態を実行させるように切り替える。
すなわち、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactのうち、どちらか先に入力された実行指示信号の内容を先行して制御状態へと反映させる。例えば、実行指示信号LKactが先にマイコン31に入力される場合、これに基づいて制御状態が切り替えられる。この場合、その後に実行指示信号SSactがマイコン31に入力されることとなるが、この実行指示信号の内容が先行して制御状態へと反映されている。これは、実行指示信号SSactが先にマイコン31に入力される場合についても同様である。
また、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactが同時入力される場合、入力されたいずれの実行指示信号に対応する制御状態も実行させないで制御状態の切り替えを保留するように構成されている。この場合、制御状態切替部73は、制御状態の切り替えを保留する替わりに、同時入力時に実行中の制御状態である所定の記憶領域に記憶されている前回制御状態を継続させ、この前回制御状態を各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力されるまで継続させるように構成されている。
すなわち、制御状態切替部73は、各実行指示信号LKact,SSactのいずれの実行指示信号の内容も制御状態へと反映させないで、制御状態を前回制御状態で継続させる。この場合、その後に各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力されるタイミングで、上述の如く先に入力される実行指示信号に基づいて同時入力時に切り替えが保留された制御状態へと切り替えられる。なお、実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(0)が同時入力される場合については、電動パワステ制御状態を実行させるように切り替えられる。
以上に説明した本実施形態によれば、以下に示す作用及び効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、各実行指示信号LKact,SSactがマイコン31に非同時入力される場合、走行支援制御状態及び衝突回避支援制御状態について、実行すべき制御状態を実行するように順次、マイコン31の制御状態を切り替えていくことができる。
例えば、図4に示すように、走行支援制御状態を実行させるために、各ECU50,60から実行指示信号LKact(1)及び実行指示信号SSact(0)の組み合わせで実行指示信号が出力される場合、これらがマイコン31に非同時入力されると、どちらか先に入力された実行指示信号の内容が先行して制御状態へと反映される。例えば、実行指示信号LKact(1)が先にマイコン31に入力される場合、これに基づいて走行支援制御状態を実行するように制御状態(走行支援制御状態:1、衝突回避支援制御状態:0)が切り替えられる。この場合、その後に実行指示信号SSact(0)がマイコン31に入力されることとなるが、この実行指示信号の内容が先行して制御状態へと既に反映されている。これは、実行指示信号SSact(0)が先にマイコン31に入力される場合についても同様である。
同じく図4に示すように、衝突回避支援制御状態を実行させるために、各ECU50,60から実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(1)の組み合わせで実行指示信号が出力される場合、これらがマイコン31に非同時入力されると、どちらか先に入力された実行指示信号の内容が先行して制御状態へと反映される。例えば、実行指示信号SSact(1)が先にマイコン31に入力される場合、これに基づいて衝突回避支援制御状態を実行するように制御状態(走行支援制御状態:0、衝突回避支援制御状態:1)が切り替えられる。この場合、その後に実行指示信号LKact(0)がマイコン31に入力されることとなるが、この実行指示信号の内容が先行して制御状態へと既に反映されている。これは、実行指示信号LKact(0)が先にマイコン31に入力される場合についても同様である。
このように、各実行指示信号LKact,SSactが出入力されるタイミングにずれがあったとしても、なるべく早いタイミングで最新の制御状態を実行するようにマイコン31の制御状態を切り替えることができる。これにより、制御状態の切り替えをより円滑に行うことができる。
(2)本実施形態によれば、各実行指示信号LKact,SSactがマイコン31に同時入力される場合、走行支援制御状態及び衝突回避支援制御状態についての実行指示信号が同時に制御部に入力されることによって、いずれの実行指示信号の指示を実行すべきかが不明の場合、それまで実行中であった制御状態を少なくとも継続することができる。
例えば、図5に示すように、走行支援制御状態を実行させるために、各ECU50,60から実行指示信号LKact(1)及び実行指示信号SSact(0)の組み合わせで実行指示信号が出力される場合、これらがマイコン31に同時入力されると、いずれの実行指示信号の内容の反映も保留され、制御状態が前回制御状態で継続される。例えば、所定の記憶領域に記憶されている前回制御状態が衝突回避支援制御状態の場合、これに基づいて衝突回避支援制御状態が継続される(走行支援制御状態:0、衝突回避支援制御状態:1)。その後に走行支援制御状態を実行させるための実行指示信号LKact(1)及び実行指示信号SSact(0)が非同時入力される場合、上述の如く先に入力される実行指示信号に基づいて走行支援制御状態を実行するように制御状態(走行支援制御状態:1、衝突回避支援制御状態:0)が切り替えられる。
また、図6に示すように、衝突回避支援制御状態を実行させるために、各ECU50,60から実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(1)の組み合わせで実行指示信号が出力される場合、これらがマイコン31に同時入力されると、いずれの実行指示信号の内容の反映も保留され、制御状態が前回制御状態で継続される。例えば、所定の記憶領域に記憶されている前回制御状態が走行支援制御状態の場合、これに基づいて走行支援制御状態が継続される(走行支援制御状態:1、衝突回避支援制御状態:0)。その後に衝突回避支援制御状態を実行させるための実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(1)が非同時入力される場合、上述の如く先に入力される実行指示信号に基づいて衝突回避支援制御状態を実行するように制御状態(走行支援制御状態:0、衝突回避支援制御状態:1)が切り替えられる。
このように、各実行指示信号LKact,SSactがマイコン31に同時入力された後に入力される実行指示信号に基づいて制御状態を切り替えることができ、マイコン31の制御状態の切り替えが滞ってしまうことを抑制することができる。これにより、制御状態のより円滑な切り替えをより好適に実現できる。
(3)本実施形態によれば、各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力時であれ、同時入力時であれ、マイコン31の制御状態をより円滑に切り替えることができる。これにより、レーンキープ制御量TL*と、衝突回避制御量TS*とが干渉しあって、アシストトルク指令値T*が必要以上に増加したり必要分に対して不足したりすることの発生を避けることができる。したがって、目標進路を追従するように車両の走行を支援制御する場合において、支援制御の性能の向上を図ることができる。
(4)本実施形態の操舵ECU30は、アシスト制御量を設定するもの、所謂、電動パワーステアリング装置1に対して適用することで、電動パワーステアリング装置1の機能の向上とともに信頼性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・衝突回避支援制御状態については、他の制御状態と比較して優先して実行するように構成してもよい。例えば、同時入力の場合、実行指示信号SSact(1)が入力されるのであれば衝突回避支援制御状態を実行するように制御状態を切り替えるようにしてもよい。この場合、ユーザーの安全性を向上することができる。
・各実行指示信号LKact,SSactが同時入力される場合、実行指示信号LKact(1)及び実行指示信号SSact(1)が同時入力されることも考えられる。この場合、上述の変形例の如く衝突回避支援制御状態を優先して実行するように制御状態を切り替えるようにしてもよいし、実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(0)が同時入力と同様、電動パワステ制御状態に実行するように制御状態を切り替えてもよい。また、実行指示信号LKact(1)及び実行指示信号SSact(1)が同時入力される場合、他の同時入力と同様、制御状態の切り替えを保留し、同時入力時に実行中の制御状態である所定の記憶領域に記憶されている前回制御状態を継続させるように構成してもよい。
・実行指示信号LKact(0)及び実行指示信号SSact(0)が同時入力される場合、他の同時入力と同様、制御状態の切り替えを保留し、同時入力時に実行中の制御状態である所定の記憶領域に記憶されている前回制御状態を継続させるように構成してもよい。
・上記実施形態において、レーンキープ指令値LK*及び衝突回避指令値SS*は、例えば、道路に対する車両Aの相対角度を示す角度指令値で具体化したり、道路に対する車両Aの相対角度となるように転舵輪15を転舵させるトルクを示すトルク指令値で具体化したりしてもよい。なお、レーンキープ指令値LK*や衝突回避指令値SS*として角度指令値を用いる場合、レーンキープ制御量設定部71や衝突回避制御量設定部72は、回転角度θmに処理を施し、コラムシャフト11aの回転角及び転舵輪15の舵角、すなわち実角度を算出し、これに基づき制御量を設定すればよい。また、レーンキープ指令値LK*や衝突回避指令値SS*としてトルク指令値を用いる場合、レーンキープ制御量設定部71や衝突回避制御量設定部72は、トルク指令値をそのまま制御量として設定すればよい。
・走行支援制御や衝突回避支援制御は、目標コースを追従するのとは異なる方法でユーザーの運転を支援するものであってもよい。例えば、走行支援制御や衝突回避支援制御は、自動でブレーキを作動させる自動ブレーキ支援制御や横滑り防止制御(ビークル・スタビリティ・コントロール)等で実現してもよい。
・レーンキープECU50及び衝突回避ECU60は、これらの両機能を持つ1つのECUで実現することもできる。この場合であっても、マイコン31には、各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力されたり、各実行指示信号LKact,SSactが同時入力されたりすることについては変わりない。本変形例においても、上記実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
・車載ネットワーク4は、パラレル通信の通信方式等、CAN以外であってもよい。この場合であっても、マイコン31には、各実行指示信号LKact,SSactが非同時入力されたり、各実行指示信号LKact,SSactが同時入力されたりすることについては変わりない。本変形例においても、上記実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
・上記実施形態では、走行支援制御及び衝突回避支援制御の他、さらに別の支援制御を加えるようにしてもよい。
・アシスト制御量TA*を設定する際は、操舵トルクTrを少なくとも用いていればよく、車速Vを用いなくてもよい。その他、アシスト制御量TA*を設定する際は、操舵トルクTr及び車速Vと、これら以外の要素とを用いるようにしてもよい。また、レーンキープ制御量TL*や衝突回避制御量TS*を設定する際は、レーンキープ指令値LK*や衝突回避指令値SS*を少なくとも用いていればよく、レーンキープ指令値LK*や衝突回避指令値SS*と、車速Vやそれ以外の要素とを用いるようにしてもよい。
・上記実施形態では、電動パワーステアリング装置1をコラムシャフト11aに動力を付与するタイプに具体化したが、ラックシャフト12に動力を付与するタイプに適用してもよい。この場合、トルクセンサ40は、例えば、ピニオンシャフト11cに設けられるようにしてもよい。
・上記実施形態は、例えば、ステアバイワイヤ式の操舵装置にも適用可能である。この場合、アクチュエータ3は、ラックシャフト12の周辺に設けられるようにすればよい。
・各変形例は、互いに組み合わせて適用してもよく、例えば、ステアバイワイヤ式の操舵装置に具体化することと、その他の変形例の構成とは、互いに組み合わせて適用してもよい。
1…電動パワーステアリング装置、2…操舵機構、3…アクチュエータ、15…転舵輪、30…操舵ECU、31…マイコン、70…アシスト制御量設定部、71…レーンキープ制御量設定部、72…衝突回避制御量設定部、73…制御状態切替部、A…車両、T*…アシストトルク指令値、Tr…操舵トルク、LK*…レーンキープ指令値、SS*…衝突回避指令値、TA*…アシスト制御量、TL*…レーンキープ制御量、TS*…衝突回避制御量、LKact…実行指示信号、SSact…実行指示信号。

Claims (5)

  1. 外部から指示される実行指示信号が入力されることに基づいて、ユーザーの運転を支援するための制御として、複数の支援制御のいずれかを実行する制御部を備え、前記制御部は、前記実行指示信号の入力状態に基づいて、少なくとも前記支援制御を実行するための制御状態の切り替えを実行する制御状態切替部を有する車両制御装置において、
    前記制御状態は、前記実行指示信号の入力状態に基づいて、一方から残余に切り替えられる第1制御状態及び第2制御状態を少なくとも含み、
    前記制御状態切替部は、前記第1制御状態及び前記第2制御状態のうち、一方の制御状態を実行しているとき、他方の制御状態の実行を指示する前記実行指示信号が前記制御部に入力されると前記支援制御の内容に関係なく即座に、当該他方の制御状態を実行するように切り替える車両制御装置。
  2. 外部から指示される実行指示信号が入力されることに基づいて、ユーザーの運転を支援するための制御として、複数の支援制御のいずれかを実行する制御部を備え、前記制御部は、前記実行指示信号の入力状態に基づいて、少なくとも前記支援制御を実行するための制御状態の切り替えを実行する制御状態切替部を有する車両制御装置において、
    前記制御状態は、前記実行指示信号の入力状態に基づいて、一方から残余に切り替えられる第1制御状態及び第2制御状態を少なくとも含み、
    前記制御状態切替部は、前記第1制御状態及び前記第2制御状態についての前記実行指示信号が同時に前記制御部に入力される場合、その入力時に実行中の制御状態を継続させる車両制御装置。
  3. 前記制御状態切替部は、前記第1制御状態及び前記第2制御状態についての前記実行指示信号が同時に前記制御部に入力される場合、その入力時に実行中の制御状態を、少なくとも前記第1制御状態又は前記第2制御状態についての前記実行指示信号が新たに指示されるまで継続させる請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記第1制御状態では、車両の走行を制御するための制御量として、車両の目標進路に基づいて設定される第1制御量を用いるとともに、前記第2制御状態では、車両の走行を制御するための制御量として、車両の目標進路に基づいて設定される第2制御量を用いるものであり、
    前記第1制御状態及び前記第2制御状態は、それぞれで設定する前記第1制御量又は前記第2制御量を用いて、前記目標進路を追従するように車両の走行を支援制御する請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記制御部は、前記第1制御状態及び前記第2制御状態のそれぞれで設定する前記第1制御量又は前記第2制御量を用いて、車両の操舵機構に対して転舵輪を転舵させる動力を発生させるようにアクチュエータを制御するものであり、
    前記第1制御状態では、前記操舵機構に対するユーザーの操作によって変化する操作状態量に基づき設定されるアシスト制御量と前記第1制御量とを加算した制御量を用いるとともに、前記第2制御状態では、前記アシスト制御量と前記第2制御量とを加算した制御量を用いる請求項4に記載の車両制御装置。
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