WO2021256354A1 - 電動パワーステアリング装置に用いられる制御装置、制御方法、およびモータモジュール - Google Patents

電動パワーステアリング装置に用いられる制御装置、制御方法、およびモータモジュール Download PDF

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Definitions

  • the angle control unit 231 includes a subtractor 10, a torsion bar rigidity unit 11, a P controller 12a, a D controller 12b, an I controller 12c, and an adder 13.
  • the I controller may be referred to as an integrator
  • the D controller may be referred to as a differentiator.
  • the angle control unit 231 calculates the target assist torque Tr by performing PI control based on the target steering wheel angle and the steering angle ⁇ g.
  • the embodiments of the present disclosure can be used as a control device for controlling EPS mounted on a vehicle.
  • Control device 111: Power supply circuit, 112: Angle sensor, 113: Input circuit, 114: Communication I / F, 115: Drive circuit, 116: ROM, 200: Processor, 230: EPS controller, 231: Angle control Unit 232: Current control unit 233: PWM modulation unit

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Abstract

自動運転および手動運転の両方の機能を実現しつつ、演算回路に対する演算負荷を低減する。モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御装置であり、プロセッサは、プログラムに従って、目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、目標アシストトルクに基づいてモータを制御することと、を実行する。PI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である。

Description

電動パワーステアリング装置に用いられる制御装置、制御方法、およびモータモジュール
 本開示は、電動パワーステアリング装置に用いられる制御装置、制御方法、およびモータモジュールに関する。本願は、2020年6月17日に日本に出願された特願2020-104210号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
一般の自動車は、電動モータ(以降、単に「モータ」と表記する。)およびモータの制御装置を備える電動パワーステアリング装置(EPS)を搭載している。電動パワーステアリング装置は、運転者のハンドル(またはステアリングホイール)操作を、モータを駆動することによりアシストする装置である。 
近年、自動運転技術の発展に伴い、自動運転および手動運転の両方の機能を実現することがEPSに求められている。自動運転および手動運転の両方の機能を1つのアクチュエータを用いて実現する場合において、両者の間で制御方法を切り替える技術が提案されている。国際公開第2019/107437号は、手動運転を制御するために用いるアシスト制御部と、自動運転を制御するために用いる角度制御部との間で重み付加算を行うための重み係数(つまり、比率)を調整することによって、両者の制御を切り替える技術を開示している。
国際公開第2019/107437号
演算負荷のさらなる低減が望まれている。 
本開示の実施形態は、自動運転および手動運転の両方の機能を実現しつつ、演算負荷を低減することが可能な、電動パワーステアリング装置の制御装置および制御方法を提供する。
本開示の制御装置は、非限定的で例示的な実施形態において、モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御装置であって、プロセッサと、前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記プログラムに従って、目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御することと、を実行し、前記PI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である。 
本開示の制御装置は、非限定的で例示的な他の実施形態において、モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御装置であって、プロセッサと、前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記プログラムに従って、目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、前記PI制御のI制御に用いる積分器の有効化および無効化をトリガーに応答して切り替えることと、前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御することと、を実行する。 
本開示のモータモジュールは、非限定的で例示的な実施形態において、モータと、上記の制御装置と、を備える。 
本開示の制御方法は、非限定的で例示的な実施形態において、モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御方法であって、目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御すること、を包含し、前記PI制御のI制御に用いる積分器のゲインは、自動運転信号を示すハンドルトルクに応じて変化する。
本開示の例示的な実施形態によると、自動運転および手動運転の両方の機能を実現しつつ、演算負荷を低減することが可能な、電動パワーステアリング装置の新規な制御装置および制御方法が提供される。
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る電動パワーステアリング装置1000の構成例を模式的に示す図である。 図2は、本開示の例示的な実施形態に係る制御装置100の構成例を示すブロック図である。 図3は、本開示の例示的な実施形態に係るEPS制御器230の、プロセッサ200に実装される機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図4Aは、第1実施形態に係る積分器12cが有効化された状態におけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図4Bは、第1実施形態に係る積分器12cが有効化された状態における角度制御部231の機能ブロックの他の構成を例示する機能ブロック図である。 図5は、第1実施形態に係る、ハンドルトルクTに対する積分器12cのゲインまたは重みの関係を例示するグラフである。 図6は、手動ハンドル角θと自動目標ハンドル角θとの比率に応じて変化するゲインを例示するグラフである。 図7Aは、第2実施形態に係る、手動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図7Bは、第2実施形態に係る、自動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図8Aは、第2実施形態に係る、手動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の他の構成の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図8Bは、第2実施形態に係る、自動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の他の構成の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。 図9は、第2実施形態に係る、ハンドルトルクTに対する積分器12cのゲインの関係を例示するグラフである。
本開示の実施形態を説明する前に、本発明者等が見出した知見およびその技術背景を説明する。 
国際公開第2019/107437号に開示される制御装置において、アシスト制御部と角度制御部とが個別の制御部として設けられている。アシスト制御部は手動運転に必要なアシストトルクの目標値を設定し、角度制御部は角度制御に必要なトルクの目標値を設定する。手動運転または自動運転を示すドライバの入力状態に依存する角度偏差が、シェアードコントロール部に入力情報として入力される。シェアードコントロール部は、アシスト制御部および角度制御部によって設定される目標値に基づいて重み付加算を行うための重み係数を演算し、目標アシストトルクを出力する。しかしながら、この方法によれば、アシスト制御部および角度制御部の両方の機能を同時に処理する必要があり、演算回路に大きな演算負荷がかかる。結果として、データ処理量の大きい高価な演算回路が必要になるという課題がある。 
本発明者等の検討によれば、電動パワーステアリング装置の制御装置において、入力される目標ハンドル角に応じて、PI制御におけるI制御を行う積分器のゲインを可変としたり、この積分器の有効化および無効化を切り替えたりすることが有効である。これによって、手動運転に関するアシスト制御部および自動運転に関する角度制御部の両方の機能を1つの角度制御部において実現することが可能となることを見出し本発明に至った。 
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の電動パワーステアリング装置の制御装置、制御方法および当該制御装置を備える電動パワーステアリング装置の実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。 
以下の実施形態は、例示であり、本開示による電動パワーステアリング装置の制御装置、制御方法は、以下の実施形態に限られない。例えば、以下の実施形態で示される数値、ステップ、そのステップの順序等は、あくまでも一例であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の改変が可能である。以下に説明する各実施形態は、あくまでも例示であり、技術的に矛盾が生じない限りにおいて種々の組み合わせが可能である。 
[1.電動パワーステアリング装置1000の構成] 図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1000の構成例を模式的に示す図である。 
電動パワーステアリング装置1000(以降、「EPS」と表記する。)は、ステアリングシステム520、および補助トルクを生成する補助トルク機構540を有する。EPS1000は、運転者がハンドルを操作することによって発生するステアリングシステムの操舵トルクを補助する補助トルクを生成する。補助トルクにより、運転者の操作の負担が軽減される。 
ステアリングシステム520は、例えば、ハンドル521、ステアリングシャフト522、自在軸継手523A、523B、回転軸524、ラックアンドピニオン機構525、ラック軸526、左右のボールジョイント552A、552B、タイロッド527A、527B、ナックル528A、528B、および左右の操舵車輪529A、529Bを備える。 
補助トルク機構540は、例えば、操舵トルクセンサ541、舵角センサ542、自動車用電子制御ユニット(ECU)100、モータ543、減速ギア544、インバータ545およびトーションバー546を備える。操舵トルクセンサ541は、トーションバー546の捩じれ量を検出することにより、ステアリングシステム520における操舵トルクを検出する。舵角センサ542は、ハンドルの操舵角を検出する。なお、操舵トルクは、操舵トルクセンサの値ではなく、演算より導出される推定値であってもよい。操舵角は角度センサの出力値に基づいて演算することも可能である。 
ECU100は、操舵トルクセンサ541、舵角センサ542、車両に搭載された車速センサ(不図示)などによって検出される検出信号に基づいてモータ駆動信号を生成し、インバータ545に出力する。例えば、インバータ545は、直流電力を、A相、B相およびC相の擬似正弦波である三相交流電力にモータ駆動信号に従って変換し、モータ543に供給する。モータ543は、例えば表面磁石型同期モータ(SPMSM)またはスイッチトリラクタンスモータ(SRM)であり、三相交流電力の供給を受けて操舵トルクに応じた補助トルクを生成する。モータ543は、減速ギア544を介してステアリングシステム520に生成した補助トルクを伝達する。以降、ECU100を、EPSの制御装置100と記載することとする。 
制御装置100とモータとはモジュール化され、モータモジュールとして製造および販売される。モータモジュールはモータおよび制御装置100を備え、EPSに好適に利用される。または、制御装置100は、モータとは独立して、EPSを制御するための制御装置として製造および販売され得る。 
[2.制御装置100の構成例] 図2は、本実施形態に係る制御装置100の構成の典型例を示すブロック図である。制御装置100は、例えば、電源回路111と、角度センサ112と、入力回路113と、通信I/F114と、駆動回路115と、ROM116と、プロセッサ200とを備える。制御装置100は、それらの電子部品を実装したプリント配線基板(PCB)として実現され得る。 
車両に搭載された車速センサ300、操舵トルクセンサ541および舵角センサ542が、プロセッサ200に電気的に接続され、車速センサ300、操舵トルクセンサ541および舵角センサ542からプロセッサ200に、車速v、操舵トルクTsおよび操舵角θがそれぞれ送信される。 
制御装置100は、インバータ545(図1を参照)に電気的に接続される。制御装置100は、インバータ545が有する複数のスイッチ素子(例えばMOSFET)のスイッチング動作を制御する。具体的には、制御装置100は、各スイッチ素子のスイッチング動作を制御する制御信号(以降、「ゲート制御信号」と表記する。)を生成して
インバータ545に出力する。 
制御装置100は、車速v、操舵トルクTsなどに基づいてトルク指令値を生成し、例えばベクトル制御によってモータ543のトルクおよび回転速度を制御する。制御装置100は、ベクトル制御に限らず、他のクローズドループ制御を行い得る。回転速度は、単位時間(例えば1分間)にロータが回転する回転数(rpm)または単位時間(例えば1秒間)にロータが回転する回転数(rps)で表される。ベクトル制御は、モータに流れる電流を、トルクの発生に寄与する電流成分と、磁束の発生に寄与する電流成分とに分解し、互いに直交する各電流成分を独立に制御する方法である。 
電源回路111は、外部電源(不図示)に接続されており、回路内の各ブロックに必要なDC電圧を生成する。生成されるDC電圧は例えば3Vまたは5Vである。 
角度センサ112は、例えばレゾルバまたはホールICである。または、角度センサ112は、磁気抵抗(MR)素子を有するMRセンサとセンサマグネットとの組み合わせによっても実現される。角度センサ112は、ロータの回転角を検出してプロセッサ200に出力する。制御装置100は、角度センサ112の代わりに、モータの回転速度、加速度を検出する速度センサ、加速度センサを備え得る。 
入力回路113は、電流センサ(不図示)によって検出されたモータ電流値(以下、「実電流値」と表記する。)を受け取って、実電流値のレベルをプロセッサ200の入力レベルに必要に応じて変換し、実電流値をプロセッサ200に出力する。入力回路113の典型例は、アナログデジタル変換回路である。 
プロセッサ200は、半導体集積回路であり、中央演算処理装置(CPU)またはマイクロプロセッサとも称される。プロセッサ200は、ROM116に格納された、モータ駆動を制御するための命令群を記述したコンピュータプログラムを逐次実行し、所望の処理を実現する。プロセッサ200は、CPUを搭載したFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはASSP(Application Specific Standard Product)を含む用語として広く解釈される。プロセッサ200は、実電流値およびロータの回転角などに従って目標電流値を設定してPWM信号を生成し、駆動回路115に出力する。 
通信I/F114は、例えば、車載のコントロールエリアネットワーク(CAN)に準拠してデータの送受信を行うための入出力インタフェースである。 
駆動回路115は、典型的にはゲートドライバ(またはプリドライバ)である。駆動回路115は、ゲート制御信号をPWM信号に従って生成し、インバータ545が有する複数のスイッチ素子のゲートにゲート制御信号を与える。駆動対象が低電圧で駆動可能なモータであるとき、ゲートドライバは必ずしも必要とされない場合がある。その場合、ゲートドライバの機能は、プロセッサ200に実装され得る。 
ROM116は、プロセッサ200に電気的に接続される。ROM116は、例えば書き込み可能なメモリ(例えばPROM)、書き換え可能なメモリ(例えばフラッシュメモリ、EEPROM)または読み出し専用のメモリである。ROM116は、プロセッサ200にモータ駆動を制御させるための命令群を含む制御プログラムを格納している。例えば、制御プログラムはブート時にRAM(不図示)に一旦展開される。 
図3は、本開示の例示的な実施形態に係るEPS制御器230の、プロセッサ200に実装される機能ブロックを例示する機能ブロック図である。本開示の例示的な実施形態におけるプロセッサ200は、角度制御部231、電流制御部232およびPWM(Pulse Width Modulation)変調部233を機能ブロックとして有するEPS制御器230によって実現され得る。典型的には、それぞれのユニットに相当する機能ブロックの処理(またはタスク)は、ソフトウェアのモジュール単位でコンピュータプログラムに記述され、ROM116に格納される。ただし、FPGAなどを用いる場合、これらの機能ブロックの全部または一部は、ハードウェア・アクセラレータとして実装され得る。 
各機能ブロックをソフトウェア(またはファームウェア)として制御装置100に実装する場合、そのソフトウェアの実行主体は、プロセッサ200であり得る。本開示の制御装置は、ある一態様において、プロセッサ200と、プロセッサ200の動作を制御するプログラムを記憶するメモリとを備える。プロセッサ200は、プログラムに従って、(1)目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算することと、(2)目標アシストトルクTに基づいてモータを制御することとを実行する。目標アシストトルクTに基づいてモータを制御することは、目標アシストトルクTに基づいて電流制御を行うことによって指令電圧Vrを演算することと、指令電圧VrをPWM変調してPWM信号を生成することと、を含む。ここで、PI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である。 
他の一態様において、プロセッサ200は、プログラムに従って、(1)目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算することと、(2)PI制御のI制御に用いる積分器の有効化および無効化をトリガーに応答して切り替えることと、(3)目標アシストトルクTに基づいてモータを制御することとを実行する。トリガーの例は、ハンズオン状態またはハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令、自動運転信号を示すハンドルトルクもしくはトーショントルクと閾値との大小関係に応じて変化する信号、または上位装置から出力されるモード指令である。上位装置の例は上位ECU(Electronic Control Unit)である。トリガーにつていの詳細は後述する。 
各機能ブロックをソフトウェアおよび/またはハードウェアとして制御装置100に実装する場合、他の一態様において、本開示の制御装置100は、目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算する角度制御部と、目標アシストトルクTに基づいて電流制御を行うことによって指令電圧Vrを演算する電流制御部と、指令電圧VrをPWM変調してPWM信号を生成するPWM変調部とを備える。ここで、PI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である。さらに他の一態様において、制御装置100は、目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算し、PI制御のI制御に用いる積分器の有効化および無効化をトリガーに応答して切り替えることが可能な角度制御部と、目標アシストトルクTに基づいて電流制御を行うことによって指令電圧Vrを演算する電流制御部と、指令電圧VrをPWM変調してPWM信号を生成するPWM変調部とを備える。 
EPS制御器230は、目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算する。本開示の実施形態における目標ハンドル角は、手動ハンドル角θおよび自動目標ハンドル角θを含み得る。本明細書において、手動ハンドル角θまたは自動目標ハンドル角θは目標ハンドル角と表記される場合がある。 
本開示の実施形態におけるEPSの制御装置200は、1つの角度制御器と見做すことができる。本開示の実施形態におけるEPS制御器230は、角度制御部231、電流制御部232およびPWM変調部233を有する。自動目標ハンドル角θ、手動ハンドル角θおよびステアリング角θが入力信号としてEPS制御器230に入力される。EPS制御器230は、自動目標ハンドル角θ、手動ハンドル角θを含む角度に関する指令値の切替および積分項の調整を行うことによって、手動運転モードと自動運転モードとの間の制御の切替を行う。 
角度制御部231は、自動目標ハンドル角θまたは手動ハンドル角θと、ステアリング角θとに基づいて目標アシストトルクTを演算して出力する。手動ハンドル角θは手動運転モードにおいて、運転者が動かしたハンドルの角度を示す。自動目標ハンドル角θは、自動運転モードにおいて、カメラ等のセンサから導出されるハンドル角度の目標値を示す。本開示の実施形態では、目標ハンドル角に応じて、PI制御におけるI制御を行う積分器のゲインが変わったり、この積分器の有効化および無効化の切り替えが行われたりする。 
手動運転モードにおいて、角度制御部231は、手動ハンドル角θにステアリング角θを追従させながらパワーアシスト制御を行う。このパワーアシスト制御における残留偏差が操舵トルクとなる。一方、自動運転モードにおいて、角度制御部231は、自動目標ハンドル角θにステアリング角θを追従させ、残留偏差を無くす制御を行う。このように、手動運転に関与するアシスト制御および自動運転に関与する角度制御の両方の機能が1つの角度制御部に実装される。手動運転モードと自動運転モードとの間の制御の違いは、角度に関する指令値の相違であり、さらに、後述するI制御に用いる積分器の有無である。 
本開示の実施形態において、EPS制御器230は、概して手動運転モードおよび自動運転モードを有するが、角度制御部231に入力される目標ハンドル角と、I制御の有効、無効またはゲインの可変との組み合わせに基づいて上記2つのモードを4つの制御モードにさらに区分けすることができる。以下に、4つの制御モードを列挙する。下記の第2~4制御モードにおいて、I制御におけるゲインを目標ハンドル角に応じて変えることによって、運転者が感じる操舵感を適宜調整することが可能となる。[第1制御モード] 第1制御モードは手動ハンドル角θに基づくP制御をプロセッサに実行させるモードである。このモードは手動運転モードに対応する。運転者はステアリングにおける手動ハンドル角に対するステアリング角の残留偏差を操舵感として感じることができる。[第2制御モード] 第2制御モードは手動ハンドル角θに基づくPI制御をプロセッサに実行させるモードである。このモードは手動運転モードに対応するが、I制御を付加することによってトルクが補助される。そのために、運転手は疲労感を感じづらくなる。[第3制御モード] 第3制御モードは手動ハンドル角θと自動目標ハンドル角θとに基づくPI制御をプロセッサに実行させるモードである。このモードは半自動運転モードに対応する。運転者はハンドル角をよりガイドされる感覚を持つ。[第4制御モード] 第4制御モードは自動目標ハンドル角θに基づくPI制御をプロセッサに実行させるモードである。このモードは完全な自動運転モードに対応する。運転者は手放し状態においても車両を走行させることが可能となる。 
図4Aから図6を参照しながら、EPS制御器230が有する角度制御部231の機能および動作を詳しく説明する。 
(第1実施形態) 本実施形態におけるEPS制御器230によれば、何らかの信号や命令をトリガーとしてPI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である。PI
制御におけるI制御に用いる積分器は有効化されている。 
図4Aは、積分器12cが有効化された状態におけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。図4Bは、積分器12cが有効化された状態における角度制御部231の機能ブロックの他の構成を例示する機能ブロック図である。図5は、ハンドルトルクTに対する積分器12cのゲインまたは重みの関係を例示するグラフである。 
図4Aに例示されるように、角度制御部231は、減算器10、トーションバー剛性ユニット11、P制御器12a、D制御器12b、I制御器12cおよび加算器13を有する。本明細書においてI制御器は積分器と記載され、D制御器は微分器と記載される場合がある。角度制御部231は、目標ハンドル角とステアリング角θとに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクTを演算する。 
図5に示されるグラフの例において、ハンドルトルクTが存在しない状態またはあっても微小である状態がハンズオフ状態である。この状態は自動運転モードに対応する。EPS制御器230は第4制御モードに従って動作する。ここで、ハンドルトルクTは自動運転信号を示す。第4制御モードにおいて、積分器12cのゲインは最大となり、そのゲインはハンドルトルクTに依存せずに一定の値を示す。 
ハンドルトルクTが常に生じている状態が手動運転の状態である。EPS制御器230は第2制御モードに従って動作する。第2制御モードにおいて、積分器12cのゲインは完全にゼロとはならず微小な値を示す。ただし、その値は一定である。 
第2および第4制御モードを規定するハンドルトルクTの範囲の間に位置する領域、すなわち、自動運転から手動運転への移行期間がハンズオン状態である。EPS制御器230は第3制御モードに従って動作する。第3制御モードにおいて、ハンドルトルクTが上昇するにつれて、積分器12cのゲインは連続的に減少する。ただし、この例に限定されず、例えば、積分器12cのゲインは段階的に減少してもよいし、非線形に連続的に変化してもよい。 
図4Aに例示されるように、積分器12cは、制御モードの如何に関わらず有効化されている。目標ハンドル角として、手動ハンドル角θおよび自動目標ハンドル角θの少なくとも1つが角度制御部231に入力される。第2、第3制御モードにおいては、減算器10から出力される、手動ハンドル角θおよび自動目標ハンドル角θを含む目標ハンドル角と、ステアリング角θとの偏差が、P制御器12a、D制御器12bおよびI制御器12cのそれぞれに入力される。第4制御モードにおいては、減算器10から出力される、自動目標ハンドル角θとステアリング角θとの偏差が、制御器12a、D制御器12bおよびI制御器12cのそれぞれに入力される。加算器13は、P制御器12a、D制御器12b、I制御器12cのそれぞれから出力される出力値を加算して目標アシストトルクTrを出力する。ただし、図4Bに示されるように、D制御器12bは必須の構成要素ではなく、角度制御部231は、少なくともP制御器12a、I制御器12cを有していればよい。D制御器12bを利用することで、瞬間的な外乱に対する応答性を向上させることができる。 
ハンドルトルクTはハンズオンまたはハンズオフ状態の判断に利用され得る。図5の例において、積分器12cのゲインは、第3制御モードの選択時に、ハンドルトルクTの値に応じて連続的に変化する。積分器12cを常に有効化することで、P制御のみでは残存し得る残留偏差を0にすることが可能となる。これにより、目標ハンドル角と実際のステアリング角の間に発生する角度の誤差をなくすことができ、結果として、目標の走行軌道に沿った走行が可能となる。変形例としてハンドルトルクTの代わりにトーショントルクTtorの値を用いることができる。 
図6は、手動ハンドル角θと自動目標ハンドル角θとの比率に応じて変化するゲインを例示するグラフである。ある一態様において、手動ハンドル角θと自動目標ハンドル角θとの比率に応じて積分器12cのゲインは変化し得る。この比率、つまり、直線の傾きは、上位装置から出力されるモード指令に応じて決定され得る。図6の例において比率は線形に変化するが、これに限定されず、非線形に変化し、または、段階的に変化し得る。 
再び図3を参照する。 
入力信号として、例えば目標アシストトルクT、モータ角度θ、および実電流値Iが電流制御部232に入力する。電流制御部232は、例えばベクトル制御に従って、目標アシストトルクT、モータ角度θ、および実電流値Iに基づいて電流制御を行うことによって指令電圧Vrを演算する。PWM変調部233は、指令電圧VrをPWM変調してPWM信号を生成し、駆動回路115に出力する。 
本実施形態によれば、1つの角度制御器で手動および自動運転モードの制御が実現されるので、従来技術に比べて、プロセッサなどの演算回路が処理すべきデータ量が低減され得る。結果として、演算回路のコストを抑えることが可能となる。 
(第2実施形態) 図7Aから図9を参照して、第2実施形態におけるEPS制御器230を説明する。以下、第1実施形態に係るEPS制御器230との相違点を主に説明する。 
図7Aは、手動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。図7Bは、自動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。図8Aは、手動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の他の構成の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。図8Bは、自動運転モードにおけるEPS制御器230の角度制御部231の他の構成の機能ブロックを例示する機能ブロック図である。図9は、ハンドルトルクTに対する積分器12cのゲインの関係を例示するグラフである。 
本実施形態におけるEPS制御器230は、何らかの信号や命令をトリガーとして、PI制御のI制御に用いる積分器12cの有効化および無効化を切り替える。図9に例示されるように、本実施形態における制御モードは、第1制御モードおよび第4制御モードを含む。ハンドルトルクTが存在しない状態またはあっても微小である状態、つまり、ハンズオフ状態において、EPS制御器230は第4制御モードに従って動作する。積分器12cは有効化されており、そのゲインは一定の値に固定され得る。図7Bに示されるように、角度制御部231は、自動目標ハンドル角θrおよびステアリング角θgに基づいて目標アシストトルクTrを演算する。ただし、図8Bに示されるように、微分器12bは必須ではない。 
ハンドルトルクTが常に生じた状態、つまり、ハンズオン状態において、EPS制御器230は第1制御モードに従って動作する。積分器12cは完全に無効化され、その結果、そのゲインはゼロである。図7Aに示されるように、角度制御部231は、手動ハンドル角θおよびステアリング角θに基づいて目標アシストトルクTを演算する。ただし、図8Aに示されるように、微分器12bは必須ではない。 
トリガーの例は、ハンズオン状態またはハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令、上位装置から出力されるモード指令、または、自動運転信号を示すハンドルトルクTと閾値Vthとの大小関係に応じて変化する信号である。ただし、ハンドルトルクTの代わりにトーショントルクTtorの値を用いることができる。図9に示されるように、ハンドルトルクTが閾値Vth未満である範囲において、第4制御モードに従ってEPS制御器230が動作し、ハンドルトルクTが閾値Vth以上である範囲において、第1制御モードに従ってEPS制御器230が動作する。 
本実施形態において、角度制御部231は、ハンズオン状態もしくはハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令、または上位装置から出力されるモード指令に応答して、手動ハンドル角θおよび自動目標ハンドル角θの一方を、PI制御に用いる入力値として選択する。角度制御部231は、積分器12cの有効化および無効化を、選択した入力値に応じて切り替える。より詳しく説明すると、角度制御部231は、ハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令に応答して、PI制御に用いる入力値として自動目標ハンドル角θrを選択し、積分器12cを有効化する。これに対し、角度制御部231は、ハンズオン状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令に応答して、PI制御に用いる入力値として手動ハンドル角θを選択し、積分器12cを無効化する。 
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、1つの角度制御器で手動・自動運転モードの制御が実現されるので、従来技術に比べて、プロセッサなどの演算回路が処理するデータ量が低減され得る。結果として、演算回路のコストを抑えることが可能となる。
本開示の実施形態は、車両に搭載されるEPSを制御するための制御装置に利用され得る。
100:制御装置、111:電源回路、112:角度センサ、113:入力回路、114:通信I/F、115:駆動回路、116:ROM、200:プロセッサ、230:EPS制御器、231:角度制御部、232:電流制御部、233:PWM変調部

Claims (11)

  1.  モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御装置であって、
     プロセッサと、
     前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶するメモリと、
    を備え、
     前記プロセッサは、前記プログラムに従って、
     目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、
     前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御することと、
    を実行し、
     前記PI制御のI制御に用いる積分器のゲインが可変である、制御装置。
  2.  前記積分器のゲインは、自動運転信号を示すハンドルトルクまたはトーショントルクの値に応じて変化する、請求項1に記載の制御装置。
  3.  前記目標ハンドル角は、手動ハンドル角および自動目標ハンドル角を含み、
     前記手動ハンドル角と前記自動目標ハンドル角との比率に応じて前記ゲインは変化し、
     前記比率は、上位装置から出力されるモード指令に応じて決定される、請求項1に記載の制御装置。
  4.  モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御装置であって、
     プロセッサと、
     前記プロセッサの動作を制御するプログラムを記憶するメモリと、
    を備え、
     前記プロセッサは、前記プログラムに従って、
     目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、
     前記PI制御のI制御に用いる積分器の有効化および無効化をトリガーに応答して切り替えることと、
     前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御することと、
    を実行する制御装置。
  5.  前記トリガーは、ハンズオン状態またはハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令である、請求項4に記載の制御装置。
  6.  前記トリガーは、自動運転信号を示すハンドルトルクまたはトーショントルクと、閾値との大小関係に応じて変化する信号である、請求項4に記載の制御装置。
  7.  前記トリガーは上位装置から出力されるモード指令である、請求項4に記載の制御装置。
  8.  前記目標ハンドル角は、手動ハンドル角および自動目標ハンドル角を含み、
     前記プロセッサは、
     ハンズオン状態もしくはハンズオフ状態を示すハンズオン・ハンズオフの指令、または上位装置から出力されるモード指令に応答して、前記手動ハンドル角および前記自動目標ハンドル角の一方を、前記PI制御に用いる入力値として選択し、
     前記積分器の有効化および無効化を、選択した前記入力値に応じて切り替える、請求項4に記載の制御装置。
  9.  前記PI制御はD制御をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の制御装置。
  10.  モータと、
     請求項1から9のいずれかに記載の制御装置と、
    を備えるモータモジュール。
  11.  モータを備える電動パワーステアリング装置に用いられる、前記モータを制御するための制御方法であって、
     目標ハンドル角とステアリング角とに基づいてPI制御を行うことによって目標アシストトルクを演算することと、
     前記目標アシストトルクに基づいて前記モータを制御することと、
    を包含し、
     前記PI制御のI制御に用いる積分器のゲインは、自動運転信号を示すハンドルトルクまたはトーショントルクに応じて変化する、制御方法。
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