JP6766780B2 - リンフォースメントモジュール - Google Patents

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Description

この発明は、車両のインストルメントパネルの内側等に、補強部材として組込まれるリンフォースメントに関する。
特許文献1は、内部が径方向に横切る壁部で仕切られている素管をハイドロフォーム成形によって膨らませて所望の外形形状のリンフォースメント部材を成形する技術を開示している。
特許文献2は、断面H型に形成されたリンフォースメントの基底部に沿ってワイヤーハーネスを配索すること、リンフォースメントにECUを取付けること等が開示されている。
特開2001−321845号公報 特開2003−154874号公報
ところで、室内スペースを大きくするためには、インストルメントパネルの占有スペースを小さくすることが要請される。
しかしながら、インストルメントパネル内に組込まれるワイヤーハーネス、ECU(電子制御ユニット)等の諸部品の存在は、インストルメントパネルの小型化を阻害する要因となっている。
この点、特許文献2によると、断面H型に形成されたリンフォースメントの基底部に沿ってワイヤーハーネスを配索するため、インストルメントパネルの小型化に貢献する。しかしながら、リンフォースメントの外周が開口する形状であるため、強度的な考慮を検討する必要がある。
一方、特許文献1のように、閉じた断面形状のリンフォースメントによると、その内部にワイヤーハーネス等の部品を組込むことは困難となる。
そこで、本発明は、リンフォースメントの強度を確保し易く、かつ、リンフォースメントの内部空間を活用し易くすることを目的とする。
第1の態様は、長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、を備え、前記リンフォースメント本体は、前記収容部として、それぞれ別の箇所で外周りに開口する第1収容部と第2収容部とを含み、前記第1収容部と前記第2収容部とが前記リンフォースメント本体内で仕切られており、前記蓋部として、前記第1収容部の開口を閉じるように取付けられる第1蓋部と、前記第2収容部の開口を閉じるように取付けられる第2蓋部とを備え、前記モジュール部品が、前記第1収容部及び前記第2収容部の一方に収容された電源系モジュール部品と、前記第1収容部及び前記第2収容部の他方に収容された信号系モジュール部品とを含む。
第2の態様は、長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、を備え、前記リンフォースメント本体は、前記収容部として、それぞれ別の箇所で外周りに開口する第1収容部と第2収容部とを含み、前記第1収容部と前記第2収容部とが前記リンフォースメント本体内で仕切られており、前記蓋部として、前記第1収容部の開口を閉じるように取付けられる第1蓋部と、前記第2収容部の開口を閉じるように取付けられる第2蓋部とを備え、前記モジュール部品が、前記第1収容部及び前記第2収容部の一方に収容された配線部品と、前記第1収容部及び前記第2収容部の他方に収容された電気部品とを含む。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係るリンフォースメントモジュールであって、前記モジュール部品として電源線を含み、前記電源線は、前記リンフォースメント本体及び前記蓋部の少なくとも一方に接した状態で、前記リンフォースメント内に収容されているものである。
第4の態様は、長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、を備え、前記モジュール部品として電源線を含み、前記電源線は、前記リンフォースメント本体及び前記蓋部の少なくとも一方に接した状態で、前記リンフォースメント内に収容されており、前記電源線の少なくとも一部が、弾性部材を介して前記蓋部に固定されており、前記蓋部が前記収容部の開口に取付けられた状態で、前記弾性部材が前記少なくとも1部の電源線を前記収容部の内面に押付けた状態となっているものである。
第1から第4の態様によると、収容部は外周りに開口しており、この開口を閉じるように蓋部が取付けられるため、リンフォースメントの強度を確保し易く、かつ、リンフォースメントの内部空間を活用し易い。
第1から第4の態様によると、電気部品又は配線部品であるモジュール部品は、蓋部に取付けられた状態で、リンフォースメント内に収容される。このため、モジュール部品をリンフォースメント内に容易に収容することができる。
第1の態様によると、モジュール部品が、第1収容部及び第2収容部の他方に収容された電源系モジュール部品と、第1収容部及び第2収容部の他方に収容された信号系モジュール部品とを含むため、それらの電源系モジュール部品と信号系モジュール部品との間でノイズの遮蔽を行い易い。
第2の態様によると、第1収容部及び第2収容部の一方に収容された配線部品については、第1収容部及び第2収容部の他方に収容された電気部品が邪魔にならずに、リンフォースメント内に配設することができる。
第3及び第4の態様によると、電源線は、リンフォースメント本体又は蓋部を通じて放熱され易い。
第4の態様によると、蓋部が収容部の開口に取付けられた状態で、弾性部材が少なくとも一部の電源線を収容部の内面に押付けた状態となっているため、リンフォースメント本体を介した放熱を行い易い。
車両に組込まれたリンフォースメント及びリンフォースメントモジュールを示す概略図である。 リンフォースメントモジュールを示す概略斜視図である。 リンフォースメントモジュールを示す概略分解斜視図である。 第1変形例に係るリンフォースメントモジュールを示す概略断面図である。 第2変形例に係るリンフォースメントモジュールを示す説明図である。 第3変形例に係るリンフォースモジュールを示す概略斜視図である。
以下、実施形態に係るリンフォースメント及びリンフォースメントモジュールについて説明する。図1は車両10に組込まれたリンフォースメント30及びリンフォースメントモジュール20を示す概略図である。
リンフォースメント30は、金属等で形成された強度補強部材であり、長尺形状に形成されている。リンフォースメント30の両端部は、車両10における金属ボディに溶接、ネジ止等で固定されている。
より具体的には、車両10は、車両前部の第1室12と、車両の前後方向中間部の第2室14とを備える。車両10が内燃機関自動車であることを想定すると、第1室12は、エンジン等を格納したエンジンルームである。車両10が電気自動車であることを想定すると、第1室12は、バッテリ、駆動用モータ等を格納したルームである。第2室14は、乗員が入る乗員室である。車両10には、第1室12と第2室14とを仕切る仕切壁16が設けられている。リンフォースメント30は、仕切壁16に対して第2室14側に設けられている。リンフォースメント30の上側及び第2室14の内側は、インストルメントパネル18(図2参照)によって覆われている。
第1室12内のECU(電子制御ユニット)、センサ、バッテリ等の各種電気部品に接続された配線部品としてのワイヤーハーネスWH1が仕切壁16を貫通してインストルメントパネル18の内側に導かれている。また、第2室14内のライト等の各種電気部品に接続された配線部品としてのワイヤーハーネスWH2が第2室14の前側に導かれインストルメントパネル18の内側に導かれている。
インストルメントパネル18の内側には、ECU(電子制御ユニット)51、52、バッテリ53等が設けられる。また、インストルメントパネル18自体には、メータユニット等が組込まれている。上記ワイヤーハーネスWH1,WH2は、インストルメントパネル18の内側に導かれ、インストルメントパネル18の内側の配線部品であるワイヤーハーネス42を経由して上記ECU(電子制御ユニット)51、52、バッテリ53、メータユニット等に接続される。
インストルメントパネル18の内側には、リンフォースメント30が設けられているため、インストルメントパネル18の内側に設けられるワイヤーハーネス42が車両10の幅方向に沿って配設される場合、当該ワイヤーハーネス42はリンフォースメント30に沿って配設される。
ワイヤーハーネス42をリンフォースメント30の周囲に配設する場合を想定すると、リンフォースメント30とインストルメントパネル18との間に、当該ワイヤーハーネス42等を配設するためのスペースを設ける必要がある。すると、そのスペース分、インストルメントパネル18の上面高さ位置を上方に設定する必要が生じ、また、インストルメントパネル18の第2室14側の仕切を第2室14側に大きく張出させる必要がある。
そこで、本実施形態においては、リンフォースメント30として下記構成を採用することで、リンフォースメント30の内部空間を活用し易くし、かつ、リンフォースメントの強度を確保し易くするようにした。
図2はリンフォースメントモジュール20を示す概略斜視図であり、図3はリンフォースメントモジュール20を示す概略分解斜視図である。
リンフォースメントモジュール20は、リンフォースメント30と、モジュール部品としてのワイヤーハーネス42及び電気部品50とを備える。
リンフォースメント30は、リンフォースメント本体32と、蓋部38、39とを備える。
リンフォースメント本体32は、金属等で形成された部材であり、長尺状に形成されている。このリンフォースメント本体32の両端部が、金属ボディに溶接、ネジ止等で固定される。リンフォースメント本体32には、外周りに開口する収容部34、35が形成されている。
ここでは、リンフォースメント本体32は、それぞれ別の箇所で外周りに開口する第1収容部34と第2収容部35とを含む。第1収容部34と第2収容部35とは、リンフォースメント本体32内で仕切部36によって仕切られている。
より具体的には、リンフォースメント本体32は、仕切部36と一対の側壁部37とを備える。仕切部36は、細長板状に形成されている。一対の側壁部37も細長板状に形成されている。一対の側壁部37は、仕切部36の両側部に、当該仕切部36の両面側に突出する状態で平行姿勢で連なっている。このため、リンフォースメント本体32は、横断面(延在方向に対して直交する面における断面)H形状に形成されている。
一対の側壁部37の一方側部と仕切部36とで囲まれる部分が第1収容部34である。この第1収容部34は、仕切部36とは反対側で、一対の側壁部37の一方縁部間で開口している。
一対の側壁部37の他方側部と仕切部36とで囲まれる部分が第2収容部35である。この第2収容部35は、仕切部36とは反対側で、一対の側壁部37の他方縁部間で開口している。
上記第1収容部34と第2収容部35とは、互いに反対側に開口している。
第1蓋部38は、第1収容部34の開口34aを閉じるようにリンフォースメント本体32に取付けられている。より具体的には、第1蓋部38は、金属等で形成された細長板状部材である。ここでは、第1蓋部38は、第1収容部34の開口34aに応じた長方形板状に形成されている。第1蓋部38の両側部には、その幅方向中央部分に対して垂直に曲げられた一対の側縁部38aが形成されている。そして、一対の側縁部38aの外向き面を、一対の側壁部37の一方縁部の内面に接触させるようにして、第1蓋部38が第1収容部34の開口34aを閉じるようにリンフォースメント本体32に取付けられている。
第2蓋部39は、第2収容部35の開口35aを閉じるようにリンフォースメント本体32に取付けられている。より具体的には、第2蓋部39は、金属等で形成された細長板状部材である。ここでは、第2蓋部39は、第2収容部35の開口35aに応じた長方形板状に形成されている。第2蓋部39の両側部には、その幅方向中央部分に対して垂直に曲げられた一対の側縁部39aが形成されている。そして、一対の側縁部39aの外向き面を、一対の側壁部37の他方縁部の内面に接触させるようにして、第2蓋部39が第2収容部35の開口35aを閉じるようにリンフォースメント本体32に取付けられている。
第1蓋部38及び第2蓋部39がリンフォースメント本体32に取付けられた状態で、溶接されること、又は、ネジ止されること等によって、第1蓋部38及び第2蓋部39がリンフォースメント本体32から分離不能な状態で当該リンフォースメント本体32に取付けられているとよい。
ここでは、リンフォースメント30は、直線状に形成されているが、途中で曲っていてもよい。また、ここでは、リンフォースメント本体32の延在方向全体に亘って第1収容部34と第2収容部35が開口しているが、必ずしもその必要は無い。リンフォースメント本体の延在方向において部分的に開口して収容部が形成されていてもよい。
上記リンフォースメント30においては、第1収容部34と第2収容部35とが外周りに開口しているため、リンフォースメント30の内部空間である第1収容部34と第2収容部35との内部空間を、他の部品の収容箇所にする等して活用し易い。また、第1収容部34の開口34aと第2収容部35の開口35aを閉じるように第1蓋部38及び第2蓋部39が取付けられるため、最終形態では、リンフォースメント30は筒状形状をなすことになる。このため、リンフォースメント30の強度を確保し易い。
リンフォースメント30の内部空間を利用する例として、モジュール部品が、第1蓋部38又は第2蓋部39に取付けられた状態で、リンフォースメント30内に収容されている。
モジュール部品は、電気部品又は配線部品である。
電気部品50の例としては、負荷の制御、通信の制御等を行うECU51、52であること、電力供給部品であるバッテリ53であること等が想定される。以下の説明、及び、各図において、電気部品を区別する必要が無い場合には、電気部品50と総称し、必要に応じて、ECU51、52或はバッテリ53と区別する。
上記電気部品50は、第2蓋部39のうち第2収容部35側を向く面に固定されている。第2蓋部39に対する電気部品50の固定は、ネジ止、嵌込構造、両面テープ、接着剤等によって行うことができる。
各電気部品50は、第2収容部35内に収容できる程度の大きさに形成されており、第2蓋部39で第2収容部35の開口35aを閉じると、各電気部品50が第2収容部35内に収容された状態となる。
配線部品としては、上記各電気部品50同士を接続したり、電気部品50を第1室12又は第2室14の他の電気部品に接続したりするワイヤーハーネス42であることが想定される。ここでは、ワイヤーハーネス42は、芯線の周りに樹脂を押出被覆した複数の電線42aによって構成されている。複数の電線42aは、信号線及び電源線の少なくとも一方を含む。ここでは、複数の電線42aは、信号線及び電源線の両方を含む。
複数の電線42aは、第1蓋部38のうち第1収容部34側を向く面にその延在方向に沿って並列状態で固定されている。第1蓋部38に対する各電線42aの固定は、超音波接合、両面テープ、接着剤等によって行うことができる。複数の電線42aは、第1蓋部38に対して接触している。電線42aが第1蓋部38に対して接触している態様としては、当該電線42aが第1蓋部38に直接接触している場合、及び、両面テープ及び接着剤等の固定用の部材を介して接触している場合を含む。
ワイヤーハーネスは、その他、複数の電線を布、樹脂シート等のシート材に超音波接合又は糸等によって固定したもの、複数の導電線を並列状態で樹脂シートの間に挟み込んだもの等であってもよい。複数の電線又は導電線は、第1蓋部に対して複数層に亘って積層されるように設けられていてもよい。
上記複数の電線42aの一端部は、リンフォースメント30から延出し、コネクタ等を介してワイヤーハーネスWH1,WH2に接続される。
また、複数の電線42aは、リンフォースメント30の延在方向中間部では適宜分岐して、電気部品50に接続される。第1収容部34から第2収容部35に向う電線42aは、仕切部36を貫通して配設されてもよいし(図2の2点鎖線参照)、第1蓋部38及び第2蓋部39を貫通し、リンフォースメント30の外周を経由して配設されてもよい。
複数の電線42aは、リンフォースメント30の延在方向中間部では適宜分岐し、リンフォースメント本体32又は第1蓋部38を貫通してリンフォースメント30の外側に引出され、インストルメントパネル18に組込まれた電気部品、例えば、メータユニットに接続されることもあり得る。
リンフォースメント30を組立てるにあたっては、リンフォースメント本体32と、第1蓋部38と、第2蓋部39とが別体とされた物を準備する。
そして、第1蓋部38に複数の電線42aを固定する。また、第2蓋部39に電気部品50を固定する。この後、第1収容部34の開口34aを閉じるように、第1蓋部38をリンフォースメント本体32に取付ける。これにより、複数の電線42aを含むワイヤーハーネス42が第1収容部34内に収容される。この前後に、第2収容部35の開口35aを閉じるように、第2蓋部39をリンフォースメント本体32に取付ける。これにより、電気部品50が第2収容部35内に収容される(図3参照)。
なお、第1蓋部38に電気部品50を固定し、第2蓋部39に複数の電線42aを固定し、複数の電線42aを含むワイヤーハーネス42が第2収容部35内に収容され、電気部品50が第1収容部34内に収容されるようにしてもよい。
以上のように構成されたリンフォースメント30及びリンフォースメントモジュール20によると、第1収容部34と第2収容部35とは、リンフォースメント本体32の外周りに開口しており、これらの開口34a、35aを閉じるように第1蓋部38及び第2蓋部39がリンフォースメント本体32に取付けられる。このため、リンフォースメント30の強度を確保し易い。また、リンフォースメント30の内部空間を活用し易い。
電気部品50又は配線部品であるモジュール部品は、リンフォースメント本体32に取付けられていてもよいし、第1蓋部38又は第2蓋部39に取付けられてもよい。
もっとも、電気部品50又は配線部品であるモジュール部品が第1蓋部38又は第2蓋部39に取付けられた状態で、リンフォースメント30内に収容されることで、モジュール部品をリンフォースメント30内に容易に収容することができる。凹んだ空間内にモジュール部品を取付けるよりも、第1蓋部38又は第2蓋部39の平面的な箇所にそれらを取付ける方が取付作業が容易だからである。
また、モジュール部品が、配線部品であるワイヤーハーネス42と、ECU51、52、バッテリ53等の電気部品50とを含んでおり、ワイヤーハーネス42が第1収容部34と第2収容部35との一方に収容され、電気部品50が第1収容部34と第2収容部35との他方に収容されている。このため、電気部品50が邪魔にならずに、ワイヤーハーネス42をリンフォースメント30内に配設することができる。例えば、電線42aを第1蓋部38の主面に沿って配設して固定する作業を、電気部品50が邪魔とならずに実施できるため、自動化等を行い易い。また、ECU51、52がリンフォースメント30内に配設されるため、ECU51、52をユーザの手が届き難い場所に配設することができる。
なお、電線42aの全てが第1収容部34と第2収容部35との一方に収容され、電気部品50の全てが第1収容部34と第2収容部35との他方に収容されていることが好ましいが、これは必須ではない。少なくとも1つの電気部品50が電線42aとは別の収容部に収容されていれば、当該電気部品50が邪魔にならずに、電線42aの布線作業を行えるからである。このため、いくつかの電気部品50が電線42aと同じ収容部に収容されていてもよい。
また、複数の電線42aに含まれる電源線が、第1蓋部38に接触しているため、電源線が第1蓋部38を介して放熱され易い。
{変形例}
上記実施形態を前提として、各種変形例について説明する。
図4に示す第1変形例に係るリンフォースメントモジュール120では、モジュール部品が電源系モジュール部品と、信号系モジュール部品とを含む。
電源系モジュール部品は、バッテリ153、電源制御ユニット、電源線142a等のうちの少なくとも1つの部品である。
信号系モジュール部品は、ECU151、152、信号線142b等のうちの少なくとも1つの部品である。
電源系モジュール部品であるバッテリ153、電源線142aが第1収容部34と第2収容部35の一方(ここでは第1収容部34)に収容されており、信号系モジュール部品であるECU151、152、信号線142bが第1収容部34と第2収容部35の他方(ここでは第2収容部35)に収容されている。
上記実施形態と同様に、電源系モジュール部品であるバッテリ153、電源線142aは第1蓋部38と第2蓋部39の一方(ここでは第1蓋部38)に取付けられており、信号系モジュール部品であるECU151、152、信号線142bは第1蓋部38と第2蓋部39の他方(ここでは第2蓋部39)に取付けられていることが好ましい。
必要に応じて、電源線142a、信号線142bは、仕切部36を貫通等して、第1収容部34から第2収容部35へ、又は、その逆に導かれる。
この変形例によると、電源系モジュール部品であるバッテリ153、電源線142aと、信号系モジュール部品であるECU151、152、信号線142bとが、仕切部36によって仕切られるため、それらの間で電磁ノイズの遮蔽を行い易いというメリットがある。
なお、電源系モジュール部品の全てと、信号系モジュール部品の全てが、別々の収容部に収容されていることが好ましいが、これは必須ではない。少なくとも1つの電源系モジュール部品と、少なくとも1つの信号系モジュール部品とが、別々の収容部に収容されていれば、それらの間では電磁ノイズの遮蔽を行うことができるからである。
図5に示す第2変形例に係るリンフォースメントモジュール220は、モジュール部品として、電源線242a、242bを含む。ここでは、リンフォースメントモジュール220は、複数の電源線242a、242bを含む。
一部の電源線242aは、第1蓋部38に接触した状態で当該第1蓋部38に取付けられている。
他の一部の電源線242bは、弾性部材245を介して第1蓋部38に取付けられている。
より具体的には、第1蓋部38の主面に一部の電源線242aが取付けられている。この電源線242a上に弾性部材245が取付けられている。この弾性部材245上に電源線242bが取付けられている。弾性部材245、電源線242bの取付けは、例えば、両面テープ、接着剤等によって行うことができる。
弾性部材245は、スポンジ、ゴム等の弾性を有する部材である。弾性部材245の厚み寸法は、第1蓋部38をリンフォースメント本体32に取付けた状態で、第1収容部34の内面と仕切部36との距離寸法から電源線242aの直径及び電源線242bの直径寸法を減じた値よりも大きく設定されている。
そして、第1収容部34の開口34a閉じるように、第1蓋部38をリンフォースメント本体32に取付けると、弾性部材245が電源線242bを第1収容部34の内面、ここでは、仕切部36の主面に押付けた状態となる。このため、電源線242bがリンフォースメント本体32に接触した状態となり、電源線242bがリンフォースメント本体32を介して放熱され易い。
また、電源線242aについては、第1蓋部38を介して放熱され易い。このため、多数の電源線242a、242bが存在する場合において、第1蓋部38及びリンフォースメント本体32の両方を介して放熱され易くすることができる。
また、上記実施形態では、リンフォースメント本体32が収容部34、35を2つ有する例で説明したが、1つだけの収容部を有していてもよく、3つ以上の収容部を有していてもよい。
図6に示す第3変形例では、リンフォースメント本体332は、細長板状の底板部333の両側部に細長板状の一対の側壁部334、334が並列状態で連なる形状、即ち、横断面U字状に形成されている。底板部333と一対の側壁部334、334とで囲まれる空間が収容部335である。そして、底板部333の反対側の開口を閉じるように、一対の側壁部334、334の先端側縁部の間に蓋部338が取付けられる。
蓋部338には、配線部品であるワイヤーハーネス42及び電気部品50が取付けられており、蓋部338をリンフォースメント本体332に取付けることによって、ワイヤーハーネス42及び電気部品50が収容部335内に収容される。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
20、120、220 リンフォースメントモジュール
30 リンフォースメント
32、332 リンフォースメント本体
34 第1収容部
34a 開口
35 第2収容部
35a 開口
36 仕切部
38 第1蓋部
39 第2蓋部
42 ワイヤーハーネス
42a 電線
50 電気部品
51、52、151、152 ECU
53、153 バッテリ
142a 電源線
142b 信号線
242a、242b 電源線
245 弾性部材
335 収容部
338 蓋部

Claims (4)

  1. 長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、
    電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、
    を備え、
    前記リンフォースメント本体は、前記収容部として、それぞれ別の箇所で外周りに開口する第1収容部と第2収容部とを含み、前記第1収容部と前記第2収容部とが前記リンフォースメント本体内で仕切られており、
    前記蓋部として、前記第1収容部の開口を閉じるように取付けられる第1蓋部と、前記第2収容部の開口を閉じるように取付けられる第2蓋部とを備え、
    前記モジュール部品が、前記第1収容部及び前記第2収容部の一方に収容された電源系モジュール部品と、前記第1収容部及び前記第2収容部の他方に収容された信号系モジュール部品とを含む、リンフォースメントモジュール。
  2. 長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、
    電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、
    を備え、
    前記リンフォースメント本体は、前記収容部として、それぞれ別の箇所で外周りに開口する第1収容部と第2収容部とを含み、前記第1収容部と前記第2収容部とが前記リンフォースメント本体内で仕切られており、
    前記蓋部として、前記第1収容部の開口を閉じるように取付けられる第1蓋部と、前記第2収容部の開口を閉じるように取付けられる第2蓋部とを備え、
    前記モジュール部品が、前記第1収容部及び前記第2収容部の一方に収容された配線部品と、前記第1収容部及び前記第2収容部の他方に収容された電気部品とを含む、リンフォースメントモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のリンフォースメントモジュールであって、
    前記モジュール部品として電源線を含み、
    前記電源線は、前記リンフォースメント本体及び前記蓋部の少なくとも一方に接した状態で、前記リンフォースメント内に収容されている、リンフォースメントモジュール。
  4. 長尺状に形成され、外周りに開口する収容部が形成されたリンフォースメント本体と、前記収容部の開口を閉じるように取付けられる蓋部と、を備えるリンフォースメントと、
    電気部品又は配線部品であり、前記蓋部に取付けられた状態で、前記リンフォースメント内に収容されるモジュール部品と、
    を備え、
    前記モジュール部品として電源線を含み、
    前記電源線は、前記リンフォースメント本体及び前記蓋部の少なくとも一方に接した状態で、前記リンフォースメント内に収容されており、
    前記電源線の少なくとも一部が、弾性部材を介して前記蓋部に固定されており、
    前記蓋部が前記収容部の開口に取付けられた状態で、前記弾性部材が前記少なくとも1部の電源線を前記収容部の内面に押付けた状態となっている、リンフォースメントモジュール。
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