JP5083270B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ケース内にスピーカが収容され、スピーカからの音をケースの放音孔を介して外部に放つ構造の電子機器に関するものである。
従来、ケース内にスピーカが収容され、スピーカからの音をケースの放音孔を介して外部に放つ構造の電子機器として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。
特許文献1の電子機器では、筐体(ケース)の放音孔が、断面クランク状の孔形状となっており、表面側に抜かれた孔の底面部にごみなどの異物を溜めることで、ケース内部に異物が至るのを抑制するようにしている。
一方、特許文献2には、圧電ブザーを用いた放音装置として、放音孔の開口面積を可変する機構を備えたものが示されている。この放音装置によれば、開口面積を大きくすることで音圧を大きくし、開口面積を小さくすることで音圧を小さくすることができる。
実開昭62−32694号公報 実開昭56−88296号公報
上記した特許文献2に示されるように、ケース内にスピーカが収容され、スピーカからの音をケースの放音孔を介して外部に放つ構造の電子機器では、通常、できるだけ大きな音圧を確保することが好ましい。
上記特許文献1に示される断面クランク状の放音孔を備える電子機器において、音圧を向上することを考えると、ケースの厚み方向や、該厚み方向に垂直な方向(ケースの表面に沿う方向)において、放音孔を広げることとなる。
例えば厚み方向において放音孔を広げると、ケースの厚みが一定であれば、断面クランク状の放音孔の直下や直上に位置するケースの部位の肉厚が薄くなり、剛性を確保するのが困難となる。また、剛性を確保しようとすると、ケースの厚みを厚くしなければならず、厚み方向において、ケース、ひいては電子機器の体格が増大することとなる。一方、上記垂直方向において放音孔を広げると、異物が侵入しやすくなる。
また、ケースに設けた放音孔は、ケースの成形性や強度等を考慮しなければならないため、デザインの自由度が低いという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、異物の侵入や体格の増大を抑制しつつ、放音孔のデザイン自由度を向上できる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1に記載の発明は、スピーカと、該スピーカを内部に収容し、スピーカからの音を外部に放つ第1貫通孔を備えたケースと、を有する電子機器であって、第2貫通孔を備えた化粧板がケースの外面に固定され、第1貫通孔における外面側の開口部位の一部位を被覆するとともに、外面に沿う方向において、第2貫通孔全域が、第1貫通孔における外面側の開口部位上に位置し、ケースは、外面及び該外面の裏面である内面を備え、第1貫通孔の一部分が設けられた基部と、第2貫通孔の全域と対向するとともに、第1貫通孔の残りの部分が設けられた対向部とを有し、対向部は、基部における内面であって、外面に沿う方向において、第1貫通孔の開口部位上に位置する化粧板の部位と開口部位を挟んで対向する部位から伸びており、第1貫通孔と第2貫通孔とを連ねてなる放音孔のうち、第2貫通孔の部分で開口面積が最も小さいことを特徴とする。
このように本発明では、ケースにおける基部の外面に化粧板を設け、ケースの第1貫通孔と化粧板の第2貫通孔とにより、スピーカからの音を外部に放つための放音孔を構成している。そして、化粧板が、第1貫通孔における外面側の開口部位の一部を塞いでおり、第2貫通孔が、放音孔のうちで最も狭い部位となっている。すなわち、第1貫通孔と第2貫通孔を連ねてなる放音孔において、第2貫通孔が、音圧を決定する部位となっている。したがって、化粧板の第2貫通孔の開口面積を所望の大きさとすることで、所望の音圧を確保することができる。
一方、所望の音圧を確保すべく第2貫通孔の開口面積を大きくする(所望の大きさとする)と、放音孔内に異物が侵入しやすくなるが、本発明では、ケースとして、基部だけでなく、基部の内面から伸びて、第2貫通孔全域と対向する対向部を有している。したがって、第2貫通孔直下に位置する対向部により、放音孔に侵入した異物を受け止め、異物がケースの内部に侵入するのを抑制することができる。
また、対向部における基部との連結部位は、第1貫通孔における外面側の開口部位を挟んで、第1貫通孔における外面側の開口部位の一部位を被覆する化粧板の部位と、互いに対向する位置関係となっている。これにより、ケースにおいて、対向部と、該対向部に対向する基部の部位との距離を確保することができる。すなわち、ケースが、音圧を確保すべき大きさの第2貫通孔全域と対向する対向部を有しながらも、第2貫通孔の部位を除く放音孔の開口面積を大きくする(第2貫通孔以上とする)ことができる。また、外面に沿う方向において、対向部と、該対向部に対向する基部の部位との距離を確保するので、ケース、ひいては電子機器の体格の増大を抑制することもできる。
また、ケースの外面に固定した化粧板の第2貫通孔が、放音孔における外部に露出する部位となる。したがって、ケースの第1貫通孔を、放音孔における外部に露出する部位とする構成に比べて、第2貫通孔、すなわち放音孔(における外部に露出する部位)のデザイン自由度を向上することができる。
以上から、本発明によれば、異物の侵入や体格の増大を抑制しつつ、放音孔のデザイン自由度を向上することができる。
請求項2に記載のように、対向部の、基部との連結部位を除く部位が、内面よりも外面から離れて位置する構成としても良い。換言すれば、対向部位が、基部の内面からケースの内部側に突出した構成としても良い。これによれば、外面に沿う方向に垂直な方向(基部の厚み方向)においても、対向部と、該対向部に対向する基部の部位との距離を確保しやすくなる。
請求項3に記載のように、基部及び対向部の厚みが略等しくされた構成とすると良い。これによれば、対向部を有する構成でありながら、ケースを成形しやすくなる。また、対向部を含むケースの強度を確保しやすくなる。
次に、請求項4に記載の発明は、スピーカと、スピーカを内部に収容し、スピーカからの音を外部に放つ第1貫通孔を備えたケースと、を有する電子機器であって、第2貫通孔を備えた化粧板がケースの外面に固定され、第1貫通孔における外面側の開口部位の一部位を被覆するとともに、外面に沿う方向において、第2貫通孔の全域が、第1貫通孔における外面側の開口部位上に位置し、ケースは、外面及び該外面の裏面である内面を備え、第1貫通孔の一部分が設けられた基部と、第2貫通孔全域と対向するとともに、第1貫通孔の残りの部分が設けられた対向部とを有し、対向部は、基部における第1貫通孔の内壁面の内面側部位であって、外面に沿う方向において、第1貫通孔の開口部位上に位置する化粧板の部位と、開口部位を挟んで対向する部位から伸びており、第1貫通孔と第2貫通孔とを連ねてなる放音孔のうち、第2貫通孔の部分で開口面積が最も小さいことを特徴とする。
本発明の、上記した請求項1に係る発明との違いは、対向部が、基部における第1貫通孔の内壁面の、内面側の部位から伸びている点のみである。したがって、本発明の作用効果は、請求項1に係る発明の作用効果と同等又はそれに準ずるものであるので、その記載を省略する。
請求項5に記載のように、化粧板の厚みが、前記ケースを構成する基部の厚みよりも薄い構成とすると良い。化粧板の厚みが厚いほど、第2貫通孔の内壁面での反射が増え、共鳴による音の減衰が生じるため、化粧板の厚みは薄いほど好ましい。本発明によれば、ケースの基部よりも薄いため、これにより、音圧の低下を抑制することができる。
請求項6に記載のように、対向部における第2貫通孔との対向面のうち、少なくとも基部から伸びた先端側の部位が、外面と平行とされた構成とすると良い。
これによれば、異物をより確実に受け止めることができる。なお、異物をより確実に受けるには、上記した構造とするか、若しくは、先端側の部位が基部との連結部位よりも外面側に近づいた構造とすれば良い。しかしながら、先端側の部位が外面側に近づくと、対向部と、該対向部に対向する基部の部位との距離を確保しづらくなる。これに対し、本発明によれば、距離を確保しつつ、異物をより確実に受け止めることができる。なお、対向部のおける第2貫通孔との対向面全面が、外面と平行とされた構造としても良い。
上記した電子機器は、特に小型の車載機器、例えば請求項7に記載のように、ETCシステム(Electronic Toll Collection system)において用いられるETC車載器に好適である。なお、ETCは登録商標である。
第1実施形態に係るETC車載器の概略構成を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2のうち、放音孔周辺を拡大した図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 比較例を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るETC車載器の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図2のうち、放音孔周辺を拡大した図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。以下においては、電子機器の一例として、ETCシステムにて用いられるETC車載器を示す。また、回路基板(及び化粧板)の厚み方向を、単に厚み方向と示すものとする。
図1〜図4に示すETC車載器10は、要部として、スピーカ11が実装された回路基板12と、該回路基板12を収容し、スピーカ11からの音を外部に放つ放音孔20を備えたケース13と、ケース13における放音孔形成面の外面側に固定され、放音孔20に連なる放音孔30を備えた化粧板14と、を有している。さらに、本実施形態では、ケース13とスピーカ11との間に介在されたスピーカクッション15を有している。このスピーカクッション15は、例えばスポンジからなるリング状部材であり、スピーカ11の図示しない放音口とケース13の放音孔20とを取り囲むように、スピーカ11及びケース13の内面と環状に接して、取り囲んだ内部空間が音圧を上げるための前気室となっている。
また、ETC車載器10は、上記構成要素以外にも、図示しないが、電源やエラーなどのインジケータ、履歴などを確認するための操作SW、ETCカードが挿入・保持されるカードコネクタ、及びETCカードを取り出すためのイジェクタ、などを備えている。以下においては、ETC車載器10の特徴部分、具体的には放音孔20,30周辺の構造について詳細に説明し、それ以外の説明については簡略化、若しくは、割愛する。
回路基板12は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミック、ガラス(例えばガラス布)と合成樹脂との複合体等からなる周知の絶縁基材に配線パターンが配置され、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサなどの電子部品が実装されたものである。本実施形態では、厚み方向に略垂直な平面形状が略長方形となっており、その一面12a側に、アルミ電界コンデンサなどの高背部品やスピーカ11が実装され、一面12aの裏面側に図示しないカードコネクタが配置されている。なお、スピーカ11は、上記した放音口の形成面の裏面を搭載面として、回路基板12の一面12aに実装されている。
ケース13は、スピーカ11の実装された回路基板12などを収容する内部空間を有し、且つ、スピーカ11からの音を、ETC車載器10の外部に放つ第1貫通孔としての放音孔20を有するものである。このようなケース13は、合成樹脂材料を成形(例えば射出成形)してなる複数の部材によって構成されている。
本実施形態では、ケース13が、ほぼ全域で略均一の厚みをもって成形されており、厚み方向に分割可能に構成された2つのケース21,22を組み付けて構成されている。上ケース21は、ケース13のうち、スピーカ11が実装された回路基板12の一面12aと対向する上部側の部分を主として構成する部位であり、下ケース22側に開口し、下ケース22よりも深い箱状となっている。そして、箱状の底部、すなわち、ケース13における上部23の平面形状が、回路基板12に対応して略長方形となっている。そして、この上部23の外面23aが、ケース13の外面のうち、上面をなしている。
図2及び図3に示すように、上ケース21の上部23は、上記した外面23aとその裏面である内面23bとにより規定された平板状の基部24と、基部24における内面23bから略L字状に伸び、化粧板14に設けられた放音孔30全域と対向する対向部25とを有している。なお、スピーカクッション15は、ケース13のうち、上ケース21の上部23における基部24の内面23bに接している。
基部24は、回路基板12と略平行となっており、基部24には、断面矩形状の貫通孔20aが、スピーカ11に対応して設けられている。本実施形態では、基部24に対し、同一構成の3つの貫通孔20aが、外面23aに沿う一方向に等間隔で設けられている。また、断面矩形状の貫通孔20aの内壁面のうち、隣り合う3つの内壁面24aが、図3に示すように緩やかなテーパ面とされ、残り1つの内壁面24bが、厚み方向に沿った面となっている。すなわち、貫通孔20aは、外面23a側から内面23bに向けて若干狭くなっている。
一方、対向部25は、基部24の内面23bにおける貫通孔20aの周囲部位の一部から伸びており、厚み方向に垂直な方向、換言すれば外面23aに沿う方向において、基部24に設けられた貫通孔20aの一部と重なる位置、詳しくは、後述する放音孔30全域と重なる位置に設けられている。具体的には、基部24と略平行とされた平行部位26と、基部24と平行部位26とを連結する連結部位27とを有している。
連結部位27は、基部24の内面23bにおける貫通孔20aの周囲部位であって、上記した3つの内壁面24aに対応する部位のうち、2つの内壁面24aに挟まれた1つの内壁面24aに対応する部位の全域と、該内壁面24aを挟む両端側の2つの内面壁面に対応する部位の一部のみとから、一体的に回路基板12側に伸びている。本実施形態では、連結部位27の一面27aが、内壁面24aと同一面をなしている。なお、図3に示す符号25aは、連結部位27、すなわち対向部25の、基部24との連結端を示している。
このように、基部24から下方に伸びる連結部位27により、平行部位26における外面23a側の面26a(以下、対向面26aと示す)は、図3に示すように、基部24の内面23bよりも外面23aから離れた位置となっている。そして、平行部位26の対向面26aと、連結部位27の一面27aは、基部24に設けられた貫通孔20aの内壁面24a,24bとともに、放音孔20の内壁面を構成している。
すなわち、ケース13の放音孔20では、基部24に設けられた貫通孔20aの外面23aの部位が、外部側の開口端となっており、対向部25の平行部位26における対向面26aの先端側端部(対向部25の端面26bとの角部)と基部24における内壁面24bの下端(内面23bとの角部)とを含む平面が、内部側の開口端となっている。
なお、上部23の内面における縁部には、開口部を取り囲むように、内面から略垂直に伸びて平面環状の側壁部が一体的に設けられており、環状の側壁部のうち、平面長方形の短手辺に対応する側壁部の一方には、図1に示すカード挿入口28や、インジケータ、操作SW、イジェクタなどを外部に露出させるための図示しない開口部が設けられている。
一方、下ケース22は、ケース13のうち、回路基板12の一面12aの裏面に配置される図示しないカードコネクタと対向する下部側の部分を主として構成する部位であり、下ケース22の底部も、平面形状が、回路基板12に対応して略長方形となっている。この底部の外面が、ケース13の外面のうち、下面をなしている。
化粧板14は、ETC車載器10の外表面に装飾性や機能性を付与する、すなわち意匠性を向上するものであり、合成樹脂からなる基材の一面(化粧板14の内面側)に、スクリーン印刷、蒸着、塗装などによる加飾層と、両面テープや接着剤などの接着層を配置してなる。本実施形態では、ポリカーボネートを基材とする厚さ1mmの化粧板14を採用しており、この化粧板14が、上ケース21における上部23の外面23aにほぼ一致して、外面23aに固定されており、固定面の裏面(以下、外面14aと示す)が、ETC車載器の外表面の一部をなしている。ケース13における基部24の厚さは2mmとなっている。
また、化粧板14は、第2貫通孔として、断面長方形の放音孔30を有している。この放音孔30は、厚み方向に沿って設けられており、開口面積S1がケース13の放音孔20における外部側の開口部位の開口面積よりも小さく設定されている。そして、化粧板14は、放音孔20における外部側の開口部位の一部位を被覆するとともに、外面に沿う方向において、放音孔30全域が、ケース13の放音孔20における外部側の開口部位上に位置するように、上部23の外面23aに固定されている。
化粧板14のうち、放音孔20における外部側の開口位上に位置する部位31(以下、被覆部位31と示す)は、基部24における貫通孔20aの周囲部位のうち、主として、対向部25が連結された部位を除く部位上から、貫通孔20a側に伸びている。そして、被覆部位31は、外面23aに沿う方向において、対向部25とともに、放音孔20を構成する断面矩形状の貫通孔20aの全域を覆うように、配置されている。本実施形態では、図3に示すように、対向部25(平行部位26)の先端部分と、被覆部位31とが僅かにオーバーラップするように、化粧板14が配置されており、これにより、外部から侵入したい物を、対向部25にてより確実に受けることができるようになっている。
なお、基部24における貫通孔20aの周囲部位のうち、対向部25が連結された部位上に位置する化粧板14は、意匠性の観点から、少なくとも外面23aが外部に露出しないように配置することが好ましい。このような配置としては、貫通孔20aの内壁面24aと面一としても良いが、本実施形態では、内壁面24aがテーパ状となっているため、放音孔30の開口面積をもっとも小さくすべく、貫通孔20a側に伸びて位置している。
以上説明したETC車載器10では、スピーカ11の音をETC車載器10の外部に放つための放音孔が、ケース13の放音孔20と化粧板14の放音孔30とを連ねて構成されている。そして、放音孔の内壁面が、化粧板14における放音孔30の内壁面32、上ケース21の上部23の基部24に設けた貫通孔20a上、すなわち放音孔20の外面23a側の開口部位上に位置する化粧板14の内面14bの部位、基部24に設けた貫通孔20aの内壁面24a,24b、対向部25における平行部位26の対向面26aと連結部位27の一面27a、とにより構成されている。
そして、図3に示すように、放音孔は、化粧板14の放音孔30の部位で、開口面積が最も狭くなっている。すなわち、図3に示す放音孔30の開口面積S1が、基部24の内壁面24aと被覆部位31の内壁面32との対向距離が最も短い部位での開口面積S2、対向部25の平行部位26における対向面26aと被覆部位31の内面14bとの対向距離が最も短い部位での開口面積S3、対向部25の平行部位26における対向面26aの先端側端部と基部24における内壁面24bの下端とを含む平面、すなわち、放音孔20における内部側の開口端での開口面積S4のいずれに対しても、等しいかそれよりも小さくなっている。
次に、本実施形態に示したETC車載器10の特徴部分の効果について説明する。先ず、本実施形態では、ケース13(上ケース21)の上部23における基部24の外面23aに、放音孔30を有する化粧板14を固定し、ケース13の放音孔20と化粧板14の放音孔30とを連ねて、スピーカ11からの音を外部に放つための放音孔を構成している。そして、化粧板14が、放音孔20(貫通孔20a)における外面23a側の開口部位の一部を塞いでおり、放音孔30が、放音孔において最も狭い部位、すなわち音圧を決定する部位となっている。したがって、化粧板14の放音孔30の開口面積S1を所望の大きさとすることで、所望の音圧を確保することができる。
一方、所望の音圧を確保すべく放音孔30の開口面積S1を大きくする(所望の大きさとする)と、放音孔内に異物が侵入しやすくなるが、本実施形態では、ケース13として、基部24だけでなく、基部24の内面23bから伸びて、放音孔30全域と対向する対向部25を有している。換言すれば、対向部25と化粧板14の被覆部位31とにより、外面23aに沿う方向において、貫通孔20aの全域を覆っている。したがって、放音孔30直下に位置する対向部25により、放音孔に侵入した異物を受け止め、異物がケース13の内部に侵入するのを抑制することができる。
また、対向部25における基部24との連結部位25aは、放音孔20(貫通孔20a)における外面側の開口部位を挟んで、放音孔20における外面側の開口部位の一部位を被覆する化粧板14の被覆部位31と、互いに対向する位置関係となっている。これにより、ケース13において、対向部25と、該対向部25に対向する基部24の部位(内壁面24b側の部位)との距離を確保し、上記した開口面積S4を開口面積S1以上とすることができる。すなわち、ケース13が、音圧を確保すべき大きさの放音孔30全域と対向する対向部25を有しながらも、放音孔20の開口面積を大きくする(放音孔30以上とする)ことができる。また、外面23aに沿う方向において、対向部25と、該対向部25に対向する基部24の部位との距離を確保するので、ケース13、ひいてはETC車載器10の体格の増大を抑制することもできる。
また、上ケース21の上部外面23aに固定した化粧板14の放音孔30が、ETC車載器10の放音孔における外部に露出する部位となる。化粧板14の場合、ケース13の放音孔20のように、ケース13の成形性や強度等を考慮しなくとも良い。したがって、ケース13の放音孔20を、放音孔における外部に露出する部位とする構成に比べて、放音孔における外部に露出する部位のデザイン自由度を向上することができる。
ここで、上記した効果を、図5(a)〜(c)に示す比較例との対比で説明する。図5(a)〜(c)は、いずれも比較例を示す断面図であり、図3に対応している。
例えば、化粧板14を有さない構成において、上記実施形態同様、上ケース21の上部23における基部24に設けた放音孔20を、ETC車載器10の放音孔とし、外部に露出する放音孔、すなわち放音孔20における外面23a側の開口部位の開口面積を、上記したS1と等しいS5にするものとする。すると、図5(a)に示すように、対向部25を構成する平行部位26の対向面26aと基部24との対向距離が、上記実施形態よりも狭くなり、該部位での開口面積S6が、上記S5よりも小さくなってしまう。すなわち、所望の音圧を確保することができなくなる。
なお、図5(a)に示す、基部24と平行部位26との厚み方向の位置関係は、上記実施形態と同じとなっている。また、図5(a)では、放音孔20のない壁面を構成する基部24の部位が、厚み方向に沿っており、対向部25の連結部位27も厚み方向に沿って伸びている。
これに対し、図5(b)に示すように、連結部位27の長さを長くして、上記した実施形態よりも平行部位26を外面23aから遠ざけ、対向部25を構成する平行部位26の対向面26aと基部24との対向距離を確保することで、該部位での開口面積S7を、S5以上とする(図5(b)ではS5よりも大きくする)ことも考えられる。この場合、音圧は、放音孔20における外面23a側の開口部位で決定されるため、所望の音圧を確保することができる。しかしながら、上記したように、厚み方向において、上ケース21(ケース13)、ひいてはETC車載器10の体格が増大するため、小型化するのが困難となる。
一方、図5(c)に示すように、放音孔20における外面23a側の開口部位を大きくすることで、対向部25を構成する平行部位26の対向面26aと基部24との対向距離を確保し、該部位での開口面積S8を、S1以上とすることも考えられる。この場合、放音孔20における外面23a側の開口部位の開口面積は、上記S5よりも大きいS9となる。したがって、所望の音圧を確保することができる。しかしながら、対向部25が、放音孔20における外面23a側の開口部位の全域を覆えないため、異物がケース13の内部に直接的に侵入してしまう恐れがある。
また、上記した図5(a)〜(c)の例では、ケース13の成形性や強度等を考慮しなければならないため、デザインの自由度が低いという問題がある。特に、図5(c)に示す構成では、ETC車載器10の外部から、ケース13の内部側が見えてしまうので、デザイン上好ましいものではない。
以上から、本実施形態によれば、異物の侵入や体格の増大を抑制しつつ、放音孔のデザイン自由度を向上することができることが明らかである。
また、本実施形態では、対向部25のうち、基部24との連結部位25aを除く部位が、基部24の内面23bよりも外面23aから離れて位置している。換言すれば、対向部25が、基部24の内面23bからケース13の内部側に突出している。このような構成を採用すると、厚み方向において、対向部25と、該対向部25に対向する基部24の部位との距離を確保しやすく、ひいては放音孔において、放音孔30を除く部位の開口面積を、放音孔30の開口面積以上としやすくすることができる。
また、本実施形態では、ケース13が、ほぼ全域で略均一の厚みをもって成形されており、これにより、基部24と対向部25も厚みが略等しくなっている。このような構成を採用すると、基部24から突出する対向部25を有する構成でありながら、ケース13を成形しやすくなる。また、対向部25を含むケース13の強度を確保しやすくなる。したがって、例えば本実施形態に示したETC車載器10のような、ケース13の厚みが限られる特に小型の車載機器に好適である。
また、本実施形態では、化粧板14の厚みが、ケース13(上ケース21)を構成する基部24の厚みよりも薄くなっている。化粧板14の厚みが厚いほど、放音孔30の内壁面32での反射が増え、共鳴による音の減衰が生じてしまい、音圧が低下することとなる。したがって、化粧板14の厚みは薄いほど好ましい。本実施形態では、ケース13の基部24よりも薄いため、これにより、音圧の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、対向部25が、その先端側に平行部位26を有しているので、異物をより確実に受け止めることができる。なお、異物をより確実に受けるには、上記した構造とするか、若しくは、先端側の部位が基部24との連結部位25aよりも外面23a側に近づいた構造とすれば良い。しかしながら、先端側の部位が外面23a側に近づくと、対向部25と、該対向部25に対向する基部24の部位との距離を確保しづらくなる。これに対し、本実施形態によれば、距離を確保しつつ、異物をより確実に受け止めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、放音孔30と放音孔20(貫通孔20a)が1対1で対応する例を示した。しかしながら、1つの放音孔20(貫通孔20a)上に複数の放音孔30が位置する構成としても良い。
本実施形態では、電子機器の例として、ETC車載器10の例を示した。しかしながら、電子機器としては、ETC車載器10以外の車載機器を採用することもできるし、車載機器以外の、民生用の電子機器を採用することもできる。
本実施形態では、対向部25が、基部24の内面23bから、ケース13の内部側に突出し、平行部位26と連結部位27を有する例を示した。しかしながら、例えば図6に示すように、対向部25を構成する平行部位26が、基部24の内壁面24aにおける内面23b側の部位から伸びた構成としても良い。なお、図6に示す例では、平行部位26における対向面26aの裏面26cが、基部24の内面23bと同一面をなすように、内壁面24aから均一の厚さをもって対向部25としての平行部位26が伸びている。すなわち、所定厚さの部材に対し、略L字状の放音孔20を設けた構成となっている。図6は、変形例を示す断面図であり、図3に対応している。
この場合、図6に示すように、対向部25(平行部位26)の端面26bと、該端面26bに対向する基部24との対向距離を確保し、該部位の開口面積S10を含む放音孔30を除く部位の開口面積を、化粧板14の放音孔30の開口面積S1以上とすれば良い。このような構成とすると、上記した実施形態の効果と同様の効果を期待することができる。
ただし、図6に示す構成では、対向部25の厚みを上記実施形態と同じとすると、基部24の厚みが、上記実施形態よりも厚くなる。すなわち、製造コストが増大してしまう。一方、基部24の厚みを上記実施形態と同じとすると、対向部25の厚みが、上記実施形態よりも薄くなる。すなわち、対向部25を含むケース13の強度や、ケース13の成形性を確保するのが困難となる。したがって、好ましくは、上記実施形態の構成を採用すると良い。
本実施形態では、放音孔30の断面形状が長方形の例を示した。しかしながら、放音孔30の断面形状(外面23aに沿う方向の平面形状)は、上記例に限定されるものではない。また、化粧板14に設けられる放音孔30の個数も上記例(3個)に限定されるものではない。
本実施形態では、対向部25(平行部位26)の先端部分と、被覆部位31とがオーバーラップしている例を示した。しかしながら、対向部25と被覆部位31とにより、放音孔20を構成する断面矩形状の貫通孔20a全域、換言すれば、放音孔20の外面23a側の開口部位全域、が覆われる配置であれば良いので、対向部25と、被覆部位31とがオーバーラップせずに、隣接する配置としても良い。
本実施形態では、放音孔20の一部の内壁面24a,27aをテーパ面とする例を示したが、上記例に限定されるものではない。例えば厚み方向に沿う内壁面24a,27aとしても良い。
10・・・ETC車載器(電子機器)
11・・・スピーカ
13・・・ケース
14・・・化粧板
20・・・放音孔(第1貫通孔)
20a・・・貫通孔
21・・・上ケース
23・・・上部
24・・・基部
25・・・対向部
26・・・平行部位
30・・・放音孔(第2貫通孔)
31・・・被覆部位

Claims (7)

  1. スピーカと、
    前記スピーカを内部に収容し、前記スピーカからの音を外部に放つ第1貫通孔を備えたケースと、を有する電子機器であって、
    第2貫通孔を備えた化粧板が前記ケースの外面に固定され、前記第1貫通孔における前記外面側の開口部位の一部位を被覆するとともに、前記外面に沿う方向において、前記第2貫通孔の全域が、前記第1貫通孔における前記外面側の開口部位上に位置し、
    前記ケースは、前記外面及び該外面の裏面である内面を備え、前記第1貫通孔の一部分が設けられた基部と、前記第2貫通孔の全域と対向するとともに、前記第1貫通孔の残りの部分が設けられた対向部とを有し、
    前記対向部は、前記基部における内面であって、前記外面に沿う方向において、第1貫通孔の開口部位上に位置する前記化粧板の部位と、前記開口部位を挟んで対向する部位から伸びており、
    前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とを連ねてなる放音孔のうち、前記第2貫通孔の部分で開口面積が最も小さいことを特徴とする電子機器。
  2. 前記対向部は、前記基部との連結部位を除く部位が、前記内面よりも前記外面から離れて位置していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記基部及び前記対向部の厚みが略等しくされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. スピーカと、
    前記スピーカを内部に収容し、前記スピーカからの音を外部に放つ第1貫通孔を備えたケースと、を有する電子機器であって、
    第2貫通孔を備えた化粧板が前記ケースの外面に固定され、前記第1貫通孔における前記外面側の開口部位の一部位を被覆するとともに、前記外面に沿う方向において、前記第2貫通孔の全域が、前記第1貫通孔における前記外面側の開口部位上に位置し、
    前記ケースは、前記外面及び該外面の裏面である内面を備え、前記第1貫通孔の一部分が設けられた基部と、前記第2貫通孔の全域と対向するとともに、前記第1貫通孔の残りの部分が設けられた対向部とを有し、
    前記対向部は、前記基部における前記第1貫通孔の内壁面の内面側部位であって、前記外面に沿う方向において、第1貫通孔の開口部位上に位置する前記化粧板の部位と、前記開口部位を挟んで対向する部位から伸びており、
    前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とを連ねてなる放音孔のうち、前記第2貫通孔の部分で開口面積が最も小さいことを特徴とする電子機器。
  5. 前記化粧板の厚みが、前記基部の厚みよりも薄いことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記対向部における前記第2貫通孔との対向面のうち、少なくとも前記基部から伸びた先端側の部位が、前記外面と平行とされていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の電子機器。
  7. ETCシステムにおいて用いられることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の電子機器。
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