JP6764454B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、充電ポート及び給電ポートの少なくも1つを含むポート装置を有する車体前部構造に関する。
フロントフードに充電ポートを含むポート装置を設けた電気自動車が公知である(例えば、特許文献1)。フロントフードは、互いに結合されたアウタパネル及びインナパネルを有する。ポート装置はアウタパネル及びインナパネルの間に配置されている。アウタパネルには、ポート装置を外部に露出させるためのポート用開口が形成されている。ポート装置は、ポート用開口に向けて開口したハウジングと、ハウジングの内部に配置された接続用のポートと、ハウジングに回動可能に支持され、ハウジングの開口を開閉するリッドとを有する。
特開2014−112997号公報
特許文献1のハウジングは、連続した一つの部品から形成されているため、ハウジングの内部に物品を落とした場合に、物品をハウジングから取り出すために多くの労力を費やすことが予想される。特に、ハウジングが比較的深く、或は小さく形成される場合には、物品の取り出しに要する労力は更に増加する。
本発明は、以上の背景を鑑み、ポート装置を備えた車体前部構造において、ハウジング内部に落下した物品の回収を容易にすることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、車体(3)の前上部に設けられたフロントフード(7)と、充電ポート及び給電ポートの少なくも1つを含み、前記フロントフードの下方において前記車体に設けられたポート装置(30)とを有する車体前部構造(1)であって、前記フロントフードの前記ポート装置と対向する部分に形成され、前記フロントフードを厚み方向に貫通したポート用開口(21)と、前記車体に設けられ、少なくとも前記ポート用開口に向けて開口し、内部に前記ポート装置が設けられたハウジング(36)と、前記ハウジングに左右方向に延びる回転軸(75)を中心として回動可能に設けられ、前記ポート用開口を閉じる閉位置と、閉位置から後方かつ下方に回転した開位置との間で回動するリッド(58)とを有し、前記ハウジングは、前記ハウジングの前部を構成する前ハウジング部材(44)と、前記前ハウジング部材の後端に着脱可能に結合され、前記ハウジングの後部を構成する後ハウジング部材(45)とを有し、前記前ハウジング部材の前部が前記ポート装置を収容するポート収容部(37)を形成し、前記前ハウジング部材の後部及び前記後ハウジング部材が協働して、前記ポート収容部に対して下方に凹み、開位置にある前記リッドの少なくとも一部を収容するリッド収容部(38)を形成することを特徴とする。
この構成によれば、後ハウジング部材を前ハウジング部材から取り外すことによってリッド収容部を開くことができるため、リッド収容部内に落下した物品の回収が容易である。
上記の態様において、前記前ハウジング部材の後部は、下方に向けて延び、面が前後を向く縦壁(36G)と、前記縦壁の下端から後方に延び、面が上下を向く底壁(36F)とを有し、前記後ハウジング部材は、面が前後を向く後壁(36B)と、前記後壁の左右の側縁のそれぞれから前方に突出した左右の後側壁(36C)とを有し、前記底壁は、少なくとも1つの第1係止孔(48)を有し、前記縦壁は、少なくとも1つの第2係止孔(49)を左右の側縁のそれぞれに有し、前記後壁は、対応する前記第1係止孔に回動可能に係止される少なくとも1つの第1係止片(50)を下縁に有し、左右の前記後側壁は、対応する前記第2係止孔に着脱可能に結合する少なくとも1つの第2係止片(51)を前縁に有するとよい。
この構成によれば、第1係止片を第1係止孔に係止させることによって、前ハウジング部材に対して後ハウジング部材を位置決めすることができ、後ハウジング部材の前ハウジング部材への組み付けを容易に行なうことができる。前ハウジング部材に対して後ハウジング部材を取り外すときに、第1係止片が第1係止孔に係止されるため、後ハウジング部材は前ハウジング部材に対して第1係止片を中心として回転する。これにより、リッド収容部を確実に開きつつ、後ハウジング部材の落下を防止することができる。
上記の態様において、前記前ハウジング部材は、左右に延びる前縁部(46A)、前記前縁部の左右の両端から後方に延びる左右の側縁部(46B)、及び左右に延び、左右の前記側縁部の後端に接続する後縁部(46C)を有し、前記前縁部、左右の前記側縁部、及び前記後縁部によって前ハウジング開口(44E)を形成する第1部材(56)と、前記第1部材に着脱可能に結合され、前記前ハウジング開口を閉じる第2部材(47)とを組み合せて形成され、左右の前記側縁部は、支持部材(42、43)を介して前記車体に結合され、前記支持部材と前記車体との結合部の少なくとも1つは、上下方向において前記第2部材と重なる位置に配置されているとよい。
この構成によれば、リッドを開位置にしてリッド収容部に収めた状態で、第2部材を取り外すことによって、支持部材の車体への結合作業を車外から容易に行なうことができる。また、支持部材と車体との結合部は、第2部材を第1部材に取り付けることによって隠すことができる。
上記の態様において、前記第2部材は、前記ポート装置が通過するハウジング開口(56)を有し、前記支持部材と前記車体との結合部の1つは前記ハウジング開口よりも前方に配置され、前記支持部材と前記車体との結合部の他の1つは前記ハウジング開口よりも後方に配置されているとよい。
この構成によれば、前後の複数箇所でハウジングは安定性良く車体に取り付けられる。
上記の態様において、前記支持部材は、前記側縁部の左右方向における外面から下方に延びる縦片部(42A、43A)と、前記縦片部の下端から左右方向における内方に向けて延びる横片部(42B、43B)とを有し、前記横片部において前記車体に結合されているとよい。
この構成によれば、支持部材と車体との結合部を第2部材の下方に配置することができる。
上記の態様において、前記支持部材は、長手方向における中間部に脆弱部(42C、43C)を有するとよい。
この構成によれば、リッド及びハウジングに外部から物体が衝突したときには、支持部材が脆弱部において変形することによって衝撃を吸収することができる。
以上の構成によれば、ポート装置を備えた車体前部構造において、ハウジング内部に落下した物品の回収を容易にすることができる。
実施形態に係る車体前部構造が適用され、リッド部材が(A)閉じられているとき、及び(B)開かれているときの電気自動車の前部の斜視図 車体前部の平面図 車体前部構造の側面図 図1(A)のII−II断面図 ハウジングの斜視図 前ハウジング部材、及び後ハウジング部材の組立説明図 第1部材、第2部材、及び後ハウジング部材の組立説明図 図4のハウジング後部の拡大図 図1のXI−XI断面図 リッド及びシール部材の結合を説明する説明図 リッド、シール部材、補強部材、ヒンジアーム、ブラケット、及びストライカの結合を説明する説明図
以下、本発明に係る車体前部構造について説明する。車体前部構造が適用される車両は4輪の電気自動車やプラグインハイブリッド車であってよい。
図1に示すように、車体前部構造1は、車室及び車室の前方に配置された前部空間2を画定する車体3を有する。車体3は、前部空間の左右の側部を画定する左右のフロントフェンダ4と、前部空間2の前部を画定するフロントバンパフェース5及びフロントグリル6と、前部空間2の後部と車室の前部とを区画するダッシュボードパネル(不図示)と、前部空間の下部を画定するアンダカバー(不図示)とを備えている。前部空間2の上部は上方に向けて開口し、その前部空間2の上部の開口にはフロントフード7が設けられている。
フロントフード7は後部の左右両端においてヒンジ(不図示)によってダッシュボードに結合され、左右に延びる回転軸を中心として回動可能にダッシュボードに支持されている。これにより、フロントフード7は、前部空間2の上部の開口を開閉可能となっている。前部空間2の左右側部には、左右の前輪8が設けられている。
図2に示すように、車体3は、前部空間2の下方を前後方向に延在する左右のフロントサイドフレーム12と、左右のフロントサイドフレーム12の前端に結合されたバルクヘッド13とを有している。バルクヘッド13は、左右のフロントサイドフレーム12の前端にそれぞれ結合され、上下に延びた左右の縦メンバ13Aと、左右に延び、両端において左右の縦メンバ13Aの上端に結合したアッパメンバ13Bと、左右に延び、両端において左右の縦メンバ13Aの下端に結合したロアメンバ(不図示)とを有し、前後に開口した四角形の枠形をなしている。アッパメンバ13Bの下方には電気機器冷却用のラジエータ(不図示)が配置されている。
平面視において、左右のフロントサイドフレーム12の間には、サブフレーム15が設けられている。サブフレーム15は、前後に延びる左右一対のサイドメンバ15Aと、左右に延びて両端において左右のサイドメンバ15Aの前端に結合したフロントメンバ15Bと、左右に延びて両端において左右のサイドメンバ15Aの後端に結合したリアメンバ15Cとを有し、上下に開口した四角形の枠形をなしている。左右のサイドメンバ15Aはそれぞれ、車外側に位置するフロントサイドフレーム12に車外側に延びる連結部材16を介して結合されている。サブフレーム15には、充電及び給電のための電気装置17が設けられている。電気装置17は、例えばAC−DCコンバータである。また、サブフレーム15には、前輪8を駆動する駆動用モータ(不図示)が支持されている。駆動用モータは、電気装置の下方に配置されている。アッパメンバ13B及びフロントメンバ15Bは左右方向に互いに平行に延在している。図3及び図4に示すように、フロントメンバ15Bは、アッパメンバ13Bより低い位置に配置されている。
図3及び図4に示すように、フロントフード7は、車外側に配置された板状のアウタパネル7Aと、アウタパネル7Aの裏面側に配置された板状のインナパネル7Bとを有する。インナパネル7Bは、梁形状をなす部分を含み、アウタパネル7Aに剛性を付与する骨格材として機能する。アウタパネル7Aの外縁はヘミング加工によってインナパネル7Bの外縁に結合している。アウタパネル7Aとインナパネル7Bとは、更に接着剤により適所で結合されているとよい。
フロントフード7の前部、且つ左右方向の略中央部分には、厚み方向に貫通するポート用開口21が形成されている。ポート用開口21は平面視で略長方形をなしている。アウタパネル7Aのポート用開口21を画定する縁部22は、アウタパネル7Aの他の部分に対してインナパネル7Bの側に段違いに凹んでいる。縁部22は、スポット溶接によって、複数箇所でインナパネル7Bに結合されている。スポット溶接による結合箇所は、略長方形の縁部22の各辺に設けられていることが好ましい。
縁部22の外面側には、ガーニッシュ23が設けられている。ガーニッシュ23は、樹脂によって形成されている。ガーニッシュ23は、略長方形の枠部24を有する。枠部24は、縁部22に沿って配置され、縁部22の外面及び内縁を覆う。枠部24の裏面側には、フロントフード7に貫通形成された結合孔25に結合する結合爪26が形成されている。ポート用開口21の後縁に対応した枠部24には、前方に向けて突出する板片状の鍔部27が形成されている。枠部24の上面は、フロントフード7の上面と略面一となっている。
フロントフード7の下方において車体3にはポート装置30が設けられている。ポート装置30は、アッパメンバ13Bとフロントメンバ15Bとに結合されたサポートメンバ32に支持され、ポート用開口21と対向している。車体3の一部をなすサポートメンバ32は、複数の板金部材を組み合せて形成され、前縁においてアッパメンバ13Bに結合された主部32Aと、主部32Aの左右両端から後方かつ下方に延び、後端においてフロントメンバ15Bに結合された脚部32Bとを有する。主部32Aは、板状に形成され、上面が前方かつ上方を向くように傾斜している。主部は、前縁においてアッパメンバ13Bに結合されている。
サポートメンバ32は、複数の板金部材によって形成され、前縁においてアッパメンバ13Bに結合された主部32Aと、主部32Aの左右両端から後方かつ下方に延び、後端においてフロントメンバ15Bに結合された脚部32Bとを有する。主部32Aは、板状に形成され、上面が前方かつ上方を向くように傾斜している。主部32Aは、前縁においてアッパメンバ13Bに結合されている。
ポート装置30は、電気装置17とケーブルによって接続され、かつ外部ケーブルと着脱可能に接続するポート34(コネクタ)を含む。ポート34は、充電ポート及び給電ポートの少なくとも1つを含む。ポート34は、充電及び給電に使用される単一のポートを含んでよく、或は互に独立した充電ポート及び給電ポートを含んでよい。ポート装置30は、サポートメンバ32の主部32Aの上面に、前方かつ上方を向くように設けられている。
ポート装置30の周囲には、ポート装置30を内部に収容するハウジング36が設けられている。ハウジング36は、前壁36A、後壁36B、左右の側壁36C及び底壁36Dを有し、上方に向けて開口した箱形に形成されている。底壁36Dは、前底壁36Eと、前底壁36Eに対して下方に位置する後底壁36Fと、前底壁36Eと後底壁36Fとの間に設けられ、面が前後を向く縦壁36Gとを有する。後壁36Bは後底壁36Fと接続し、左右の側壁36Cは、後底壁36F及び縦壁36Gと接続している。前底壁36E、後壁36B、及び左右の側壁36Cは、上方に向けて開口した凹部であるポート収容部37を形成する。後底壁36F、縦壁36G、後壁36B、及び左右の側壁36Cは、上方に向けて開口した凹部であるリッド収容部38を形成する。リッド収容部38の上端は、ポート収容部37の底部に連続している。
図5〜図7に示すように、ハウジング36の左右の側壁36Cの外面のそれぞれには、側壁36Cに沿って板状の側板41が結合されている。側板41は、金属板であり、ボルト等によって側壁36Cに締結されている。左右の側板41の下縁前部のそれぞれには、第1支持部材42が結合されている。また、左右の側板41の下縁後部のそれぞれには、第2支持部材43が結合されている。第1支持部材42及び第2支持部材43は、金属片である。左右の第1支持部材42は、側板41から下方に延びる縦片部42Aと、縦片部42Aの下端から縦片部42Aに対して略直角に、かつ互いに近づく方向に延びる横片部42Bとを有する。第1支持部材42は縦片部42Aと横片部42Bとの間において略直角に折曲られた折曲部42Cを有している。左右の第2支持部材43は、側板41から下方に延びる縦片部43Aと、縦片部43Aの下端から縦片部43Aに対して略直角に、かつ互いに近づく方向に延びる横片部43Bとを有する。第2支持部材43は縦片部43Aと横片部43Bとの間において略直角に折曲られた折曲部43Cを有している。平面視において、第1支持部材42の横片部42B及び第2支持部材43の横片部43Bは、ハウジング36と重なる位置に配置されている。第1支持部材42及び第2支持部材43はそれぞれ上方からの荷重によって、折曲部42C、43Cにおいて折曲変形する。換言すれば、折曲部42C、43Cはそれぞれ、第1支持部材42及び第2支持部材43の脆弱部として機能する。
ハウジング36は、ハウジング36の前部を構成する前ハウジング部材44と、前ハウジング部材44の後端に着脱可能に結合され、ハウジング36の後部を構成する後ハウジング部材45とを有する。前ハウジング部材44は、ハウジング36の前壁36A、左右の側壁36Cの前部、及び底壁36D(前底壁36E、縦壁36G、後底壁36F)を形成する。後ハウジング部材は、後壁36B、及び左右の側壁36Cの後部を形成する。
また、前ハウジング部材44は、互いに着脱可能に結合する第1部材46と第2部材47とを有する。第1部材46は、第1部材46は、左右に延びる前縁部46A、前縁部46Aの左右の両端から後方に延びる左右の側縁部46B、及び左右に延び、左右の側縁部46Bの後端に接続する後縁部46Cを有し、枠形に形成されて前ハウジング部材44の外周部46Dを形成する。前縁部46A、左右の側縁部46B、及び後縁部46Cは、前ハウジング開口44Eを形成する。第2部材47は、第1部材46の内側に配置され、前ハウジング開口44Eを閉じる。第1部材46は、前壁36Aの前部、左右の側壁36Cの前部、前底壁36Eの左右の側縁部46B、縦壁36Gの左右の側縁部46B、及び後底壁36Fの後部を形成する。第2部材47は、前壁36Aの後部、前底壁36Eの左右中央部、縦壁36Gの左右中央部、及び後底壁36Fの前部を形成する。第1部材46の内周部には複数の結合孔46Eが形成され、第2部材47の外周部には結合孔46Eに着脱可能に結合する結合爪47Aが形成されている。
第1部材46によって形成された後底壁36Fは、少なくとも1つの第1係止孔48を後縁に有する。第1部材46によって形成された縦壁36Gの左右の側縁のそれぞれは、少なくとも1つの第2係止孔49を有する。後ハウジング部材45によって形成される後壁36Bは、対応する第1係止孔48に回動可能に係止される少なくとも1つの第1係止片50を下縁に有する。第1係止片50は、第1係止孔48の孔縁に引っ掛かるフック形に形成されている。第2部材47によって形成された左右の側壁36Cの後部の前端は、対応する第2係止孔49に着脱可能に結合する少なくとも1つの第2係止片51を有する。第2部材47が第1部材46から取り外された状態では、第1支持部材42の横片部42B及び第2支持部材43の横片部43Bが前ハウジング開口44Eを通して上方に露出する。
前ハウジング部材44の前部はポート収容部37を形成する。前ハウジング部材44の後部及び後ハウジング部材45は、協働してリッド収容部38を形成する。第2係止孔49と第2係止片51との結合を解除することによって、前ハウジング部材44に対して後ハウジング部材45を後方に分離させ、リッド収容部38を開くことができる。このとき、第1係止片50は第1係止孔48に引っ掛かった状態を維持し、後ハウジング部材45は前ハウジング部材44に対して第1係止片50を中心として回動する。
図3及び図4に示すように、サポートメンバ32の主部32Aの前縁には、左右一対の前アジャストナット52が設けられている。また、サポートメンバ32の左右の脚部32Bのそれぞれには、左右一対の後アジャストナット53が設けられている。左右の第1支持部材42の横片部42Bは、対応する前アジャストナット52にボルトによって締結される。また、左右の第2支持部材43の横片部43Bは、対応する後アジャストナット53にボルトによって締結される。前アジャストナット52及び後アジャストナット53は、螺合するボルトの回転によって軸方向における高さが変化する。前アジャストナット52及び後アジャストナット53によって、ハウジング36の高さや傾斜状態を調節することができる。第2部材47を第1部材46から取り外した状態で、前ハウジング開口44Eを通して第1支持部材42及び第2支持部材43を前アジャストナット52及び後アジャストナット53に締結することができ、高さ調節を行なうことができる。その後、第2部材47を第1部材46に取り付けることによって、第1支持部材42、第2支持部材43、前アジャストナット52及び後アジャストナット53を隠すことができる。
図5に示すように、ハウジング36は、前壁36A、後壁36B、及び左右の側壁36Cの上縁からそれぞれ外側に延出するフランジ54を有する。フランジ54は略水平な板状をなし、平面視で略四角形の枠形をなしている。フランジ54には上方に突出したリブ55が設けられている。リブ55は、前壁36Aに沿って左右に延び、その左右両端から左右の側壁36Cに沿って後方に延びている。リブ55の上端面には略水平な当接面55Aが形成されている。
第2部材47によって形成される前底壁36Eには上下に貫通する開口56が形成されている。サポートメンバ32の主部32Aに設けられたポート装置30は開口56を通過してハウジング36の内部に設けられる。ポート収容部37内にはLED等の発光体57が設けられている。
図4に示すように、ハウジング36には、ポート用開口21を開閉するリッド58が回動可能に設けられている。図11に示すように、リッド58は、ポート用開口21を開閉するリッドプレート59と、リッドプレート59の裏面に結合された補強部材60と、補強部材60に結合されたヒンジアーム61(アーム部材)とを有する。リッドプレート59には、その裏面にブラケット62を介してストライカ63(被係止部材)が結合されている。リッドプレート59には、その外周に沿ってシール部材64が設けられている。
図3又は図4に示すように、リッドプレート59は略平板状に形成されている。リッドプレート59は、その中央部に表側に膨出した膨出部65を備えている。
図10に示すように、リッドプレート59は、強化ガラスや合わせガラス、樹脂等の光透過性を有する材料によって形成されている。リッドプレート59には光透過性を有する透光部59Aと、黒色に着色され、光を遮断する遮光部59Bとが設けられている。これにより、リッドプレート59は部分的に光透過性を有している。遮光部59Bは、リッドプレート59の裏面に設けられた黒セラミック層によって形成されているとよい。発光体57からの光は透光部59Aを通過してリッドプレート59の外側に到る。
図11に示すように、補強部材60は、略長方形状の板金板材であり、リッドプレート59の裏面に沿って左右に延びている。補強部材60は、リッドプレート59の前後方向における中間部であって、遮光部59Bと重なる位置に設けられている。補強部材60は、リッドプレート59に接着されているとよい。補強部材60の左右両端には、中央部に対して下方に屈曲した屈曲部71が設けられている。屈曲部71とリッドプレート59の裏面との間には隙間73が形成されている。補強部材60には剛性を高めるため、その長手方向(左右)に延びる複数のリブ72が設けられている。
図9に示すように、左右のヒンジアーム61は、板金部材である。各ヒンジアーム61は、上下に延び、面が左右を向いている。左右のヒンジアーム61の上端には互いに近づく方向に折り曲げられたフランジ部74が設けられている。各ヒンジアーム61は、フランジ部74において補強部材60の屈曲部71にボルト等により結合されている。他の実施形態では、補強部材60と左右のヒンジアーム61とは、連続した1つの部材であってもよい。
各ヒンジアーム61は、左右の側壁36Cの内面に沿って配置される。左右の側壁36Cには、左右方向に貫通する軸受孔36Hが形成されている。ヒンジアーム61の下端は、軸受孔に回転可能に支持されたシャフト75の一端に結合され、ヒンジアーム61は下端においてハウジング36に枢支されている。左右のシャフト75は、左右に延び、リッド58の回転軸をなす。これにより、リッド58は、シャフト75を中心として回動可能にハウジング36に支持されている。
図1及び図4に示すように、リッド58は、シャフト75を中心として、閉位置(図1(A)及び図4の実線)及び開位置(図1(B)及び図4の二点鎖線)の間で回動する。閉位置では、リッドプレート59は、略水平に配置され、ポート用開口21を閉じる。また、リッドプレート59は、閉位置において、その外面がガーニッシュ23の上面と略面一になり、フロントフード7に沿って配置される。開位置では、リッドプレート59はシャフト75より後方に位置し、略垂直に配置され、ポート用開口を開く。リッドが閉位置から開位置に移動するとき、リッドプレート59はシャフト75を中心として後方に回転する。詳細には、車体3の左側方から見て、リッドプレート59はシャフト75を中心として右回りに回転する。リッドプレート59は、開位置において、大部分がリッド収容部38に収容され、一部がフロントフード7の上方に突出する。
図9に示すように、側壁36Cとヒンジアーム61との間には、リッド58を開位置に付勢する付勢部材76が設けられている。側板41の外面には、ロータリダンパ80が設けられている。ロータリダンパ80は、公知のオイルダンパであってよい。シャフト75の外端には、ロータリダンパの回転軸と噛み合うギヤ78が設けられている。ギヤ78は例えばセクタギヤであってよい。ロータリダンパ80は、シャフト75の回転を減衰する。側板41の外面には、シャフト75の外端、ギヤ78、ロータリダンパ80を覆うカバー81が取り付けられている。
図4及び図9に示すように、各ヒンジアーム61の長手方向における中間部には、脆弱部82が設けられている。本実施形態では、脆弱部82はヒンジアーム61の内側及び外側に折り曲げられた折曲部である。他の実施形態では、脆弱部82は、ヒンジアーム61の他の部分に対して肉厚が薄い、或は幅が狭い部分であってよい。また、脆弱部82は、少なくとも1つの肉抜き孔を有してもよい。脆弱部82は変形することによって、リッドプレート59に外部から加わる荷重を吸収する。
図11に示すように、ブラケット62は、補強部材60の前方において、リッドプレート59の裏面に結合されている。ブラケット62は、板金部材であり、面が上下を向き前後に延びた底壁62Aと、底壁62Aの左右の側縁から上方に延びた左右の側壁62Bと、各側壁62Bの上端から互いに離れる方向に延びた左右のフランジ62Cとを有し、断面ハット形に形成されている。ブラケット62は、左右のフランジ62Cにおいてリッドプレート59の裏面に接着されている。左右のフランジ62Cの前部にはそれぞれ、後部に比べて下方に屈曲した屈曲部62Dが設けられている。屈曲部62Dとリッドプレート59の裏面との間には隙間62Eが形成されている。ストライカ63は底壁62Aに結合され、底壁62Aから下方に突出している。
シール部材64は、ゴム等の可撓性を有する材料によって形成されている。シール部材64は、リッドプレート59の前縁及び左右の側縁に設けられた第1シール部64Aと、リッドプレート59の後縁に沿って設けられた第2シール部64Bとを有する。第1シール部64Aは、リッドプレート59の前縁及び左右の側縁に沿って延び、これらの縁部に接着された基部64Cと、基部64Cから下方に向けて突出したリップ部64Dとを有する。リップ部64Dは、可撓性を有する。第1シール部64Aの基部64Cには、リッドプレート59の左右側縁に対向する位置から、リッドプレート59の裏面に沿ってリッドプレート59の中央側に延びた横延出部84が設けられている。図9に示すように、横延出部84はその延出端において、補強部材60の屈曲部71とリッドプレート59との隙間73に進入している。また、第1シール部64Aの基部64Cには、リッドプレート59の前縁からリッドプレート59の裏面に沿ってリッドプレート59の中央側、すなわち後方に延びた前延出部85が設けられている。図4に示すように、前延出部85はブラケット62の屈曲部62Dとリッドプレート59との隙間62Eに進入している。
図8に示すように、第2シール部64Bは、リッドプレート59の後縁に沿って延び、後縁に接着された基部64Eと、基部64Eから後方に突出したリップ部64Fとを有する。リッドが閉位置にあるときに、第2シール部64Bのリップ部64Fはガーニッシュ23の鍔部27の下方に向けて延び、上下方向から見て鍔部27と重なりを有する。すなわち、上方から見てリッドプレート59の後縁とガーニッシュ23との間の隙間が第2シール部64Bによって隠されている。第2シール部64Bは、ガーニッシュ23やハウジング36と接触しないことが好ましい。
図4に示すように、リッド58が閉位置にあるときに、リッドプレート59の後縁は上方から見てリッド収容部38と重なる位置にある。これにより、第2シール部64Bとガーニッシュ23の鍔部27との間を通過した雨水等の液体は、リッド収容部38に落下し、ポート装置30との接触が避けられる。リッド収容部38に捕集された雨水は、図6に示す排水孔90を通過し、リッド収容部38の外部に排出される。
本実施形態では、第1シール部64Aと第2シール部64Bとは、互いに連続し、環状をなす。他の実施形態では第1シール部64Aと第2シール部64Bとは、互いに分離していてもよい。
図4に示すように、ハウジング36の前部、具体的には第2部材47の前端部には、貫通孔94が設けられている。貫通孔94の下側には、ストライカ63と係合し、リッド58を閉位置に保持するラッチ96(係止部材)が設けられている。ラッチ96は、ブラケット97を介してバルクヘッド13のアッパメンバ13Bに結合されている。ラッチ96は、有線又は無線による信号を受けてストライカ63との係合を解除する構成であってもよい。
以上のように構成した車体前部構造1では、ポート装置30がフロントフード7ではなく車体3に設けられているため、ポート装置30によってフロントフードの重量が増加することがない。また、アウタパネル7A及びインナパネル7Bの縁部22が互いに溶接されているため、フロントフード7がポート用開口21を有する場合にもアウタパネル7Aの剛性の低下を抑制することができる。また、ガーニッシュ23が溶接部を覆うため、フロントフード7の意匠性の低下を避けることができる。
また、リッド58の回転軸(シャフト75)がハウジング36の内部に配置されるため、リッド58が開位置にあるときにリッド58の後部はハウジング36内に受容される。これにより、開位置おけるリッド58のフロントフード7に対する突出量を小さくすることができる。そのため、万が一、リッドを閉め忘れた状態で車両が走行したとしても、リッド58が風から受ける荷重を低減させることができる。特に、リッド58の前後方向における中央付近から、ハウジング36の前後方向における中央付近かつハウジング36の内部側(底側)に向けてヒンジアーム61が延びることによって、リッド58の開位置におけるハウジング36内への没入量を大きくすると共に、充電又は給電作業のスペースを十分に確保することができる。
リッドプレート59の左右方向における幅が、後部に対して前部が短い場合、リッドプレート59が閉位置から開位置に回動するときに、リッド58と、ガーニッシュ23及びハウジング36との接触を避けることができる。
第1シール部64Aのリップ部64Dがハウジング36のリブ55の当接面55Aに当接することによってポート装置30の前側及び側部がシールされる。これにより、雨水等がポート装置30に接触することを防ぐことができる。ポート装置30の後部には、リッド収容部38が設けられているため、雨水等はリッド収容部38に流れ、ポート装置30と雨水等との接触を避けることができる。
ガーニッシュ23の鍔部27と第2シール部64Bのリップ部64Fとによってラビリンスシールが形成されるため、ハウジング36内への異物の侵入が抑制される。第2シール部64Bがガーニッシュ23の鍔部27の下方に設けられているため、リッド58が回動するときに第2シール部64Bがガーニッシュ23の鍔部27に干渉することがない。
車外側からリッド58に物体が衝突した場合、ヒンジアーム61の脆弱部82が変形することによって、衝撃荷重を吸収することができる。また、第1支持部材42及び第2支持部材43の折曲部42C、43Cが変形することによって、衝撃荷重を吸収することができる。
ハウジング36が、互いに分離可能な前ハウジング部材44と後ハウジング部材45とによって構成されているため、後ハウジング部材45を前ハウジング部材44から取り外すことによってリッド収容部38を開くことができる。そのため、リッド収容部38内に落下した物品の回収が容易である。
第1係止片50を第1係止孔48に係止させることによって、前ハウジング部材44に対して後ハウジング部材45を位置決めすることができ、後ハウジング部材45の前ハウジング部材44への組み付けを容易に行なうことができる。前ハウジング部材44に対して後ハウジング部材45を取り外すときに、第1係止片50が第1係止孔48に係止されるため、後ハウジング部材45は前ハウジング部材44に対して第1係止片50を中心として回転する。これにより、リッド収容部38を確実に開きつつ、後ハウジング部材45の落下を防止することができる。
前ハウジング部材44が第1部材46と第2部材47とによって構成されているため、第2部材47を取り外すことによって、第1支持部材42及び第2支持部材43の車体3への結合作業を容易に行なうことができる。また、第1支持部材42及び第2支持部材43と車体3との結合部は、第2部材47を第1部材46に取り付けることによって隠すことができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。ポート34は、充電、又は給電用のポートに限定されず、例えばガソリンや水素等の燃料を充填するための注入口を備えた燃料充填ポートであってもよい。
1 :車体前部構造
3 :車体
7 :フロントフード
7A :アウタパネル
7B :インナパネル
21 :ポート用開口
22 :縁部
23 :ガーニッシュ
27 :鍔部
30 :ポート装置
36 :ハウジング
38 :リッド収容部
42 :第1支持部材
43 :第2支持部材
44 :前ハウジング部材
45 :後ハウジング部材
46 :第1部材
47 :第2部材
48 :第1係止孔
49 :第2係止孔
50 :第1係止片
51 :第2係止片
58 :リッド
59 :リッドプレート
61 :ヒンジアーム
64 :シール部材
64A :第1シール部
64B :第2シール部
82 :脆弱部

Claims (6)

  1. 車体の前上部に設けられたフロントフードと、充電ポート及び給電ポートの少なくも1つを含み、前記フロントフードの下方において前記車体に設けられたポート装置とを有する車体前部構造であって、
    前記フロントフードの前記ポート装置と対向する部分に形成され、前記フロントフードを厚み方向に貫通したポート用開口と、
    前記車体に設けられ、少なくとも前記ポート用開口に向けて開口し、内部に前記ポート装置が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングに左右方向に延びる回転軸を中心として回動可能に設けられ、前記ポート用開口を閉じる閉位置と、閉位置から後方かつ下方に回転した開位置との間で回動するリッドとを有し、
    前記ハウジングは、前記ハウジングの前部を構成する前ハウジング部材と、前記前ハウジング部材の後端に着脱可能に結合され、前記ハウジングの後部を構成する後ハウジング部材とを有し、
    前記前ハウジング部材の前部が前記ポート装置を収容するポート収容部を形成し、
    前記前ハウジング部材の後部及び前記後ハウジング部材が協働して、前記ポート収容部に対して下方に凹み、開位置にある前記リッドの少なくとも一部を収容するリッド収容部を形成することを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記前ハウジング部材の後部は、下方に向けて延び、面が前後を向く縦壁と、前記縦壁の下端から後方に延び、面が上下を向く底壁とを有し、
    前記後ハウジング部材は、面が前後を向く後壁と、前記後壁の左右の側縁のそれぞれから前方に突出した左右の後側壁とを有し、
    前記底壁は、少なくとも1つの第1係止孔を有し、
    前記縦壁は、少なくとも1つの第2係止孔を左右の側縁のそれぞれに有し、
    前記後壁は、対応する前記第1係止孔に回動可能に係止される少なくとも1つの第1係止片を下縁に有し、
    左右の前記後側壁は、対応する前記第2係止孔に着脱可能に結合する少なくとも1つの第2係止片を前縁に有することを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記前ハウジング部材は、左右に延びる前縁部、前記前縁部の左右の両端から後方に延びる左右の側縁部、及び左右に延び、左右の前記側縁部の後端に接続する後縁部を有し、前記前縁部、左右の前記側縁部、及び前記後縁部によって前ハウジング開口を形成する第1部材と、前記第1部材に着脱可能に結合され、前記前ハウジング開口を閉じる第2部材とを組み合せて形成され、
    左右の前記側縁部は、支持部材を介して前記車体に結合され、
    前記支持部材と前記車体との結合部の少なくとも1つは、上下方向において前記第2部材と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記第2部材は、前記ポート装置が通過するハウジング開口を有し、
    前記支持部材と前記車体との結合部の1つは前記ハウジング開口よりも前方に配置され、前記支持部材と前記車体との結合部の他の1つは前記ハウジング開口よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記支持部材は、前記側縁部の左右方向における外面から下方に延びる縦片部と、前記縦片部の下端から左右方向における内方に向けて延びる横片部とを有し、前記横片部において前記車体に結合されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の車体前部構造。
  6. 前記支持部材は、長手方向における中間部に脆弱部を有することを特徴とする請求項5に記載の車体前部構造。
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