JP6754640B2 - ブレーカ梱包箱 - Google Patents
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Description
また特許文献2では、内蓋を設けて付属品を収納する空間を分離形成している。
一方、上記特許文献2に記載されたものは、付属品収納部を設けているものの、ブレーカの操作ハンドルが露出したままであるため、付属品によりブレーカに傷が付くことを完全に防ぐことはできなかった。また、箱の底部には衝撃を吸収する部材が無いため、下方から衝撃が加わった場合はブレーカが破損し易かった。
この構成によれば、底上げ片によりブレーカとブレーカ梱包箱の底部との間に緩衝空間が形成されるため、箱体下方から受けた衝撃が直接ブレーカに伝わるのを防ぐことができ、下方からの衝撃でブレーカが破損するのを防止できる。
また、内蓋と蓋部材との間に付属品収納部が隔離形成されるため、収納した付属品によりブレーカが傷つくことがない。
この構成によれば、内蓋先端部の浮き上がりを防止でき、運送時に振動が発生してもブレーカの安定した保持が可能となる。
この構成によれば、隔壁の上部は蓋部材に当接するため、内蓋の中央付近の浮き上がりを防止できるため、更なるブレーカの安定保持が可能となる。
また、内蓋と蓋部材との間に付属品収納部が隔離形成されるため、収納した付属品によりブレーカが傷つくことがない。
図1,2において、1はブレーカ梱包箱(以下、「箱体」と称する。)の周囲4面を構成する周囲部材、2は上部を閉塞する外蓋2aが形成された蓋部材、3(3a〜3d)は下部を閉塞する底面を構成する底部材、4は内部に配置される内蓋4aが形成された内蓋部材であり、これらが1枚の紙材に一体に形成されている。
蓋部材2は背面部材11の上辺に連続形成され、外蓋2aに加えてその先に前面部材13の背部に差し込まれる差込片2bが形成されている。
この折り返し片16は、箱体の底部に形成する緩衝空間の高さに合わせた所定の長さで形成、即ち箱の高さから形成する緩衝空間の高さを引いた寸法で形成されている。そして、その先端に形成された底上げ片15は、底部材3で形成された底面に先端が接触した状態で斜めに配置されるよう一定の長さで形成されている。
但し図2に示すように、内蓋4aは隔壁19により前後に分断されて形成され、前側内蓋4aa、後側内蓋4abとで構成されている。また、隔壁19は隣接配置された第1隔壁片19aと第2隔壁片19bとを有し、重ね合わせることで1つの隔壁19を形成する。
これらの部材は、落とし込み片18,前側内蓋4aa、第1隔壁片19a、第2隔壁片19b、後側内蓋4ab、浮き上がり防止片20の順に、前面部材13の上辺から連続形成されている。尚、収納される付属品は、例えばブレーカの端子に電線を接続する端子ネジやブレーカを取り付ける取付ネジである。
また、落とし込み片18の中央には、外蓋2aの前側端部に形成されたスリット2cに差し込んで施蓋した状態をロックする爪片13aが切り抜き形成され、この爪片13aは、前面部材13の上部から連続形成されている。
浮き上がり防止片20は、落とし込み片18と同一の長さ(高さ)を有し、内蓋4a先端である背面部材11との当接部の浮き上がりを防止する。尚、落とし込み片18は内蓋4aの基部である前面部材13との当接部の浮き上がりを防止するし、隔壁19が内蓋4a中央の浮き上がりを防止する。
箱体は、上述したように1枚の紙材を折り曲げて図1に示すように作成され、ブレーカ30は内蓋部材4を開けて収納される。ブレーカ30が収納されたら、開けた内蓋部材4を再び所定位置に折り曲げ配置することで内蓋4aが施蓋され、図3に示す状態となる。
また、隔壁19も外蓋2aの中央付近に当接するため、内蓋4aの中央部の浮き上がりが防止される。更に、落とし込み片18により内蓋4a基部の浮き上がりが防止される。
また緩衝空間Sは、箱体上部に形成された折り返し片16を内側に折り曲げて、その先端を谷折りすれば底上げ片15が底部材3上に配置されて緩衝空間Sが形成されるため、簡易な操作で緩衝空間Sを形成できる。
更に、内蓋4aと蓋部材2との間に付属品収納部Fが隔離形成されるため、収納した付属品によりブレーカ30が傷ついたり破損するのを防止できる。また、隔壁19は内蓋4aを折り曲げる簡単な構成で済むし、操作ハンドル31が内蓋4a上に露出しても付属品収納部Fは隔壁19により露出した操作ハンドル31から確実に隔離でき、接触することがない。
また、山折りして紙材2枚分の厚みしかない上記形態の隔壁19を、台形状に折り曲げて、或いは落とし込み片18を設けず箱体前面側から操作ハンドル31の奥側にかけて外蓋2aに接する高さの上面を設けて、更には前面側に付属品収納部Fを設けて操作ハンドル31の手前から背面部材11にかけて外蓋2aに接する高さの上面を設けて、操作ハンドル30を覆うように隔壁19を形成しても良い。このように隔壁19を形成した場合、内蓋4aにブレーカ30の操作ハンドル31を露出させる挿通窓4bが必要無くなる。
Claims (3)
- 左右側面、前面、背面の周囲4面を閉塞する周囲部材と、上部を閉塞する蓋部材と、下部を閉塞する底部材との6面部材に加えて、当該6面部材で形成した箱体内に収納したブレーカの上面を覆う内蓋が1枚の紙材で一体に形成されたブレーカ梱包箱であって、
前記ブレーカの下部に緩衝空間を形成するために前記底部材上に配置される底上げ片と、前記内蓋上に付属品収納部を隔離形成するための隔壁とが更に前記紙材に一体形成され、前記紙材を展開した状態で、前記周囲部材の4面は横方向に連続形成されて成り、
前記蓋部材は、前記周囲部材のうちの背面に配置される背面部材の上辺に連続形成される一方、前記内蓋は、前記周囲部材のうちの前面に配置される前面部材の上辺に連続形成されて、前記ブレーカの操作ハンドルを露出させる挿通窓を有すると共に、
前記隔壁は前記内蓋の途中に形成され、前記内蓋の挿通窓に隣接する部位を山折りして形成されて成り、
また前記底上げ片は、前記周囲部材のうちの左右側面を構成する側面部材の上辺にそれぞれ連続形成された折り返し片を介して形成され、
前記折り返し片は、前記側面部材の高さからブレーカ下部に形成される前記緩衝空間の高さを差し引いた長さを有して、前記側面部材に重なる様に前記箱体の内側に折り返して配置され、
前記底上げ片は、前記折り返し片の先端が谷折りされて傾斜配置された状態で、先端が前記底部材に当接して成ることを特徴とするブレーカ梱包箱。 - 前記内蓋の前記背面部材に当接する先端には、上方に折り曲げられて前記蓋部材の基部に当接して、前記内蓋の浮き上がりを防止する浮き上がり防止片が形成されて成ることを特徴とする請求項1記載のブレーカ梱包箱。
- 前記隔壁は、施蓋した前記蓋部材に当接する高さを有することを特徴とする請求項2記載のブレーカ梱包箱。
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