JP6210107B2 - 包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、包装装置に関する。
下記特許文献1は、単一の連続する板紙からなる組み立て型包装箱を開示する。当該包装箱は、以下のように構成される。第1の製品を収容する収容領域を有し、一つの面が開口された略直方体形状の箱本体を備える。当該開口に形成され、それぞれに第1の穴部を有する1対の折り返し片と、当該開口に形成され、当該開口を塞ぐ蓋部材と、を具備する。1対の折り返し片が開口内に折り込まれた際に、第1の穴部で第2の製品を支持できる。
特開2000−190951号公報
特許文献1の包装箱の1対の折り返し片は、箱本体の側面に対して傾斜した部分を有する。上記第2の製品(別部材)を収納しない状態では、1対の折り返し片が中央に寄ることを防止できないので、折り返し片の位置(当該傾斜した部分の傾斜角度)を維持できない。
本発明は、箱に収納される物体と箱の蓋部との間に配置される支持部の位置を、別部材を用いることなく保持できる包装装置を提供することを目的とする。
本発明に係る包装装置は、物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、箱は、開口部を有する箱本体と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、蓋部を閉じた状態で物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、を備え、少なくとも一つの蓋部は、第一折り曲げ部を介して箱本体につながる第一蓋部と、第二折り曲げ部を介して箱本体につながる第二蓋部とを含み、少なくとも一つの保持部は、第一蓋部につながる第一保持部と、第二蓋部につながる第二保持部とを含み、第一蓋部及び第二蓋部を閉じた状態で、第一保持部が第二保持部に接触し、箱は、第一保持部に折り曲げ部を介してつながる保護部を備え、第一蓋部及び第二蓋部を閉じた状態で、保護部は、第二保持部と物体との間に少なくとも部分的に位置するものである。
また、本発明に係る包装装置は、物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、箱は、開口部を有する箱本体と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、蓋部を閉じた状態で物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、を備え、支持部は、閉じた状態の蓋部の内面に重なる内蓋部と、内蓋部に折り曲げ部を介してつながる脚部と、脚部に折り曲げ部を介してつながり、箱本体の内壁へ向かって突出する突出部と、を備え、脚部は、箱本体の内壁に向かい合う第一面と、第一面の反対側の第二面とを有し、保持部は、脚部の第二面に接触し、内蓋部と脚部との間の劣角が鋭角となるように脚部が傾斜し、保持部は、傾斜した脚部の第二面に沿って傾斜した部分を有するものである。
また、本発明に係る包装装置は、物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、箱は、開口部を有する箱本体と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、箱本体の開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、蓋部を閉じた状態で物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、を備え、支持部は、閉じた状態の蓋部の内面に重なる内蓋部と、内蓋部に折り曲げ部を介してつながる脚部と、脚部に折り曲げ部を介してつながり、箱本体の内壁へ向かって突出する突出部と、を備え、脚部は、箱本体の内壁に向かい合う第一面と、第一面の反対側の第二面とを有し、保持部は、脚部の第二面に接触し、内蓋部と脚部との間の劣角が鈍角となるように脚部が傾斜し、保持部は、傾斜した脚部の第二面に沿って傾斜した部分を有するものである。

本発明の包装装置によれば、シート材により形成された箱は、蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部を備える。これにより、箱に収納される物体と箱の蓋部との間に配置される支持部の位置を、別部材を用いることなく保持できる。
実施の形態1の包装装置に物体を入れる前の状態を示す斜視図である。 角型フードの斜視図である。 実施の形態1の包装装置が備える箱に角型フードを入れた状態を示す斜視図である。 実施の形態1の包装装置が備える箱の展開図である。 実施の形態1の包装装置の一部分の正面断面図である。 実施の形態1の包装装置の一部分の側面断面図である。 実施の形態2の包装装置の一部分の正面断面図である。 実施の形態2の包装装置が備える箱の一部分の展開図である。 実施の形態3の包装装置の一部分の正面断面図である。 実施の形態3の包装装置が備える箱の一部分の展開図である。 実施の形態4の包装装置が備える箱に角型フードを入れた状態を示す斜視図である。 実施の形態4の包装装置が備える箱の展開図である。 実施の形態4の包装装置の一部分の側面断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。なお、本発明における装置、器具、及び部品等の、個数、配置、向き、形状、及び大きさは、原則として、図面に示す個数、配置、向き、形状、及び大きさに限定されない。また、本発明は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の包装装置に物体を入れる前の状態を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態1の包装装置1は、物体を収納する箱2を備える。本実施の形態では、当該物体が、換気空清機の部材である角型フード10である場合を例に説明する。箱2は、シート材を折り曲げて組み立てることで形成される。当該シート材は、例えば、板紙、段ボールシートなどでもよい。保護シート3で角型フード10が覆われた状態で角型フード10が箱2に収納されてもよい。図1中、保護シート3は、二点鎖線で描かれている。保護シート3は、例えば、ビニールシート、紙などである。保護シート3は、袋状でもよい。
箱2は、箱本体20を備える。箱本体20は、開口部22を有する。箱本体20の形状は、略直方体状である。箱本体20は、当該直方体の一面(上面)に開口部22を有する。箱本体20は、底部を有する角筒状を呈する。箱本体20は、一対の対向する側面201と、一対の対向する側面202とを備える。一対の側面201は、互いに平行である。一対の側面202は、互いに平行である。側面201は、側面202に対して垂直である。開口部22の形状は、長方形である。
箱2は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを備える。第一蓋部207aは、第一折り曲げ部258aを介して、箱本体20の開口部22の縁につながる。第二蓋部207bは、第二折り曲げ部258bを介して、箱本体20の開口部22の縁につながる。第二折り曲げ部258bは、開口部22の長方形において第一折り曲げ部258aと対辺になる。
箱2は、第一保持部208a及び第二保持部208bを備える。第一保持部208aは、第一蓋部207aに折り曲げ部259を介してつながる。第二保持部208bは、第二蓋部207bに折り曲げ部259を介してつながる。本実施の形態では、第一保持部208aは、第二保持部208bと同じ形状を有する。このため、以下の説明では、原則として、第一保持部208a及び第二保持部208bについての説明を共通化する。あるいは、代表して第一保持部208aの構成を説明し、第二保持部208bの構成については説明を簡略化または省略する。
箱2は、第一支持部21a及び第二支持部21bを備える。第一支持部21aは、第三折り曲げ部255aを介して、箱本体20の開口部22の縁につながる。第三折り曲げ部255aは、開口部22の長方形において第一折り曲げ部258a及び第二折り曲げ部258bに対して垂直な辺にある。第二支持部21bは、第四折り曲げ部255bを介して、箱本体20の開口部22の縁につながる。第四折り曲げ部255bは、開口部22の長方形において第三折り曲げ部255aと対辺になる。第一支持部21aは、内蓋部204、脚部205、及び突出部206を備える。第二支持部21bは、内蓋部204、脚部205、及び突出部206を備える。
本実施の形態では、第二支持部21bは、第一支持部21aに対して、面対称の形状を有する。第二支持部21bの構成は、第一支持部21aと比べて、面対称であること以外は同じである。このため、以下の説明では、原則として、第一支持部21a及び第二支持部21bについての説明を共通化する。あるいは、代表して第一支持部21aの構成を説明し、第二支持部21bの構成については説明を簡略化または省略する。
図2は、角型フード10の斜視図である。図1及び図2中で、角型フード10は、天地逆さの姿勢になっている。角型フード10は、天地逆さの姿勢で、箱2に収納される。図2に示すように、角型フード10は、その外観において、前面100、底面120、水切り板121、接合部122、天面130、及び後面140を有する。前面100は、緩やかな凸曲面である。接合部122は、底面120の後部と水切り板121とを接合する。水切り板121は、底面120の後部から突出する突出部分である。水切り板121は、前方に倒れるように傾斜している。天面130は、傾斜部131及び水平部132を有する。傾斜部131は、天面130の前半分に相当する。水平部132は、天面130の後ろ半分に相当する。水平部132は、角型フード10の使用時の姿勢において水平になる。傾斜部131は、角型フード10の使用時の姿勢において前下がりに傾斜する。後面140は、平面である。角型フード10を箱2に収納する際には、角型フード10の天地を逆さとし、角型フード10の天面130の水平部132が下になるように角型フード10を箱2内に置く。角型フード10を箱2に収納した状態では、底面120及び水切り板121が上になる。
底面120から突出した水切り板121は、例えば、一枚の板金で形成された構造を有する。水切り板121に外力が作用した場合、水切り板121が接合部122を中心に円弧を描くように変位することで、水切り板121の変形が生じやすい。このため、角型フード10を包装する包装装置1には、水切り板121に外力が作用しないように緩衝支持するような包装形態が求められる。
図3は、実施の形態1の包装装置1が備える箱2に角型フード10を入れた状態を示す斜視図である。図3は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを開いた状態を示す。図3に示すように、第一支持部21aは、内蓋部204と脚部205との間の折り曲げ部256と、脚部205と突出部206との間の折り曲げ部257とを備える。包装装置1の使用時には、折り曲げ部256及び折り曲げ部257をそれぞれ略直角に屈曲させることで、第一支持部21aは、断面がコの字状になるように形成される。図3は、第一支持部21aが開口部22の内側に配置される前の状態を示す。図3において、第二支持部21bは、開口部22の内側に配置された状態になっている。
図4は、実施の形態1の包装装置1が備える箱2の展開図である。本実施の形態の箱2は、図4に示す形状の1枚のシート材を、複数の折り曲げ部にて折り曲げることで、組み立て可能である。箱2を構成するシート材は、例えば型抜きにより、図4に示す形状に形成できる。図4では、折り曲げ部を二点鎖線で示す。本実施の形態であれば、箱2において、箱本体20、第一支持部21a、第二支持部21b、第一蓋部207a、第二蓋部207b、第一保持部208a、第二保持部208b等を、1枚のシート材で一体に形成できる。
図5は、実施の形態1の包装装置1の一部分の正面断面図である。図6は、実施の形態1の包装装置1の一部分の側面断面図である。図5及び図6は、箱2に角型フード10を収納し、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを閉じた状態を示す。図5は、第一保持部208aと第二保持部208bとの間の平面で箱2を切断した状態を示す。このため、図5には第二蓋部207b及び第二保持部208bが表れていない。図6は、箱本体20の一対の側面202の中間の平面で箱2を切断した状態を示す。このため、図6には第一支持部21aが表れていない。図5及び図6では、角型フード10については断面でなく外観を示す。
図4に示すように、箱2を形成するシート材は、糊代203、一対の底内フラップ211、及び一対の底外フラップ212を備える。一対の底内フラップ211は、それぞれ、一対の側面202の底辺に対し、折り曲げ部261,263を介してつながる。一対の底外フラップ212は、それぞれ、一対の側面201の底辺に対し、折り曲げ部260,262を介してつながる。また、箱2を形成するシート材は、一つの側面201と一つの側面202との間の折り曲げ部251と、当該一つの側面201と糊代203との間の折り曲げ部254と、当該一つの側面202ともう一つの側面201との間の折り曲げ部252と、当該もう一つの側面201ともう一つの側面202との間の折り曲げ部253とを備える。
第一支持部21a及び第二支持部21bは、第一蓋部207aに近い方の端部に、切欠き221を有する。切欠き221は、脚部205及び突出部206の端部を切り欠くことで形成されている。第一保持部208aの両端側には、切欠き222,223がそれぞれ形成されている。同様に、第二保持部208bの両端側には、切欠き222,223がそれぞれ形成されている。切欠き222,223の各々の幅は、内蓋部204の幅に相当する。
以下、本実施の形態の包装装置1を用いて角型フード10を包装する手順の一例について説明する。
(手順1)箱2を組み立てる際には、まず、折り曲げ部251,252,253,254をそれぞれ略直角に屈曲させ、糊代203を、相対する側面202の端に対し、接着剤等を用いて接合する。これにより、一対の側面201及び一対の側面202が角筒状に形成される。
(手順2)次に、折り曲げ部261,263を略直角に屈曲させることで、一対の底内フラップ211を閉じる。次に、折り曲げ部260,262を略直角に屈曲させることで、一対の底外フラップ212を閉じる。これにより、一対の底内フラップ211を外側から一対の底外フラップ212が覆うように重なる。その後、底外フラップ212が開かないように底外フラップ212を固定する。この固定の方法としては、例えば、相対する底外フラップ212の突合せ部(先端)を覆うように粘着テープ4(図1参照)で封緘することで固定できる。底内フラップ211及び底外フラップ212により、箱2(箱本体20)の底部が形成される。ここまでの手順により、箱2(箱本体20)は、物体(本実施の形態では角型フード10)を収納できる形態になる。
(手順3)次に、図1に示すように、角型フード10を天地逆さにした状態で保護シート3が角型フード10に被せられる。次に、保護シート3で覆われた状態の角型フード10は、箱2(箱本体20)の内側の空間に挿入される。このようにして角型フード10が箱本体20に収納された状態では、以下のようになる。角型フード10の天面130の水平部132は、底内フラップ211の内面に載置される。角型フード10の後面140は、一つの側面201の内面に接触または近接する(図6参照)。角型フード10の前面100の最前部は、もう一つの側面201の内面に接触または近接する。
(手順4)次に、図3に示すように、一対の折り曲げ部257を略直角に屈曲させ、さらに、一対の折り曲げ部256、第三折り曲げ部255a、及び第四折り曲げ部255bを同様に略直角に屈曲させることで、断面がコの字状の第一支持部21a及び第二支持部21bが形成されるとともに、第一支持部21a及び第二支持部21bが箱本体20の開口部22の内側に配置された状態になる。
(手順5)次に、第一保持部208aと第一蓋部207aとの間の折り曲げ部259を略直角に屈曲させることで、第一保持部208aを第一蓋部207aに対して垂直にする。同様に、第二保持部208bと第二蓋部207bとの間の折り曲げ部259を略直角に屈曲させることで、第二保持部208bを第二蓋部207bに対して垂直にする。
(手順6)次に、第一折り曲げ部258aを略直角に屈曲させることで第一蓋部207aを閉じるとともに、第二折り曲げ部258bを略直角に屈曲させることで第二蓋部207bを閉じる。上記のようにして第一蓋部207a及び第二蓋部207bを閉じた状態では、以下のようになる。第一支持部21aの内蓋部204及び第二支持部21bの内蓋部204は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bに覆われる。第一保持部208aの両端が、第一支持部21aの脚部205及び第二支持部21bの脚部205に内側から接触する。第二保持部208bの両端が、第一支持部21aの脚部205及び第二支持部21bの脚部205に内側から接触する。第一保持部208aは、第二保持部208bに接触する。第一支持部21aの脚部205と第二支持部21bの脚部205との間に第一保持部208a及び第二保持部208bを挿入する際には、第一保持部208a及び第二保持部208bを互いに接触させた状態で挿入してもよい。
(手順7)最後に、第一蓋部207a及び第二蓋部207bが開かないように第一蓋部207a及び第二蓋部207bを固定する。この固定の方法としては、例えば、第一蓋部207a及び第二蓋部207bの突合せ部(先端)を覆うように粘着テープ(図示省略)で封緘することで固定できる。ここまでの手順により、本実施の形態の包装装置1を用いた角型フード10の包装作業が完了する。
以下、本実施の形態の包装装置1の作用効果について説明する。なお、以下の説明における各部の位置関係は、上記のようにして包装作業が完了した状態での位置関係であるものとする。
図5及び図6に示すように、第一支持部21a及び第二支持部21bは、角型フード10と第一蓋部207a及び第二蓋部207bとの間に、少なくとも部分的に位置する。図5に示すように、第一支持部21a及び第二支持部21bが備える突出部206と、脚部205の端部(折り曲げ部257)とは、角型フード10の底面120に接触または近接する。突出部206は、折り曲げ部257から箱本体20の内壁(側面202の内面)へ向かって突出する。突出部206の先端(折り曲げ部257と反対側の端部)は、箱本体20の内壁(側面202の内面)に接触または近接する。脚部205は、箱本体20の内壁(側面202の内面)に向かい合う第一面2051と、第一面2051の反対側の第二面2052とを有する。第一保持部208aは、第一支持部21aの脚部205の第二面2052に接触する第一端部と、第二支持部21bの脚部205の第二面2052に接触する第二端部とを有する。第二保持部208bは、第一支持部21aの脚部205の第二面2052に接触する第一端部と、第二支持部21bの脚部205の第二面2052に接触する第二端部とを有する。第一保持部208a及び第二保持部208bが脚部205の第二面2052に接触していることで、脚部205及び突出部206が図5中で中央へ向かって移動することを確実に防止できる。突出部206の先端(折り曲げ部257と反対側の端部)が箱本体20の内壁(側面202の内面)に接触することで、脚部205及び突出部206が図5中で外側へ向かって移動することを確実に防止できる。したがって、突出部206及び脚部205は、水平方向に対して安定して所定の位置を保持できる。このため、第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対する脚部205の角度を確実に保持できる。第一支持部21a及び第二支持部21bが備える内蓋部204は、突出部206と平行に対向する。内蓋部204は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bの内面に対して重なるように接触する。
図6に示すように、角型フード10の水切り板121の一部は、切欠き221によって形成される空間に位置する。切欠き221を形成したことで、第一支持部21a及び第二支持部21bは、水切り板121に接触しない状態となる。内蓋部204は、角型フード10の底面120の一部及び水切り板121の一部を、離れた位置で覆う。第一支持部21a及び第二支持部21bの高さ(内蓋部204及び突出部206の面に垂直な方向の大きさ)は、角型フード10の底面120からの水切り板121の突出高さよりも大きい。このため、水切り板121は、内蓋部204、第一蓋部207a、及び第二蓋部207bのいずれにも接触しない。
流通段階においては、包装装置1は、逆さの状態(第一蓋部207a及び第二蓋部207bが下になる状態)になって輸送、保管、荷扱いなどを受ける場合がある。このため、包装装置1が逆さの状態で落下されることも考えられる。本実施の形態であれば、包装装置1が逆さの状態で落下されて着地したとき(以下、「逆さ落下時」と称する)、第一支持部21a及び第二支持部21bによって、角型フード10の底面120を支持できる。このため、角型フード10の水切り板121に外力が作用することを確実に抑制でき、水切り板121変形することを確実に防止できる。
逆さ落下時、角型フード10の質量Mと、発生した加速度αとの積による力F(以下、単に「力F」と称する)が、第一支持部21a及び第二支持部21bに作用する。力Fは、第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205の垂直方向の剛性と変位の積によって吸収される。前述したように、本実施の形態であれば、第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対する脚部205の角度を確実に保持できる。このため、力Fが作用したときに脚部205が倒れることを確実に抑制できるので、脚部205が力Fを確実に吸収できる。それゆえ、力Fが作用したときに第一支持部21a及び第二支持部21bが角型フード10の底面120を確実に支持することができ、水切り板121の変形を確実に防止できる。
本実施の形態では、第一支持部21a及び第二支持部21bと第一保持部208a及び第二保持部208bとの接触箇所において、第一支持部21a及び第二支持部21bの面(脚部205の第二面2052)に対して、第一保持部208a及び第二保持部208bの面が垂直になる(図5及び図6参照)。これにより、力Fが作用したときに脚部205が倒れることを第一保持部208a及び第二保持部208bがより確実に抑制できる。
本実施の形態では、第一保持部208aが第二保持部208bに接触する(図6参照)。これにより、以下の効果が得られる。略直角に屈曲された折り曲げ部259が元に戻ろうとする反発力が第一保持部208aが第二保持部208bに作用する。第一保持部208aが第二保持部208bに接触することで、第一保持部208aに作用する反発力と第二保持部208bに作用する反発力とがつり合うので、第一保持部208a及び第二保持部208bの位置を安定して保持できる。
図5に示すように、本実施の形態では、脚部205の第二面2052に接触する第一保持部208a及び第二保持部208bの両端は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して垂直になる。これにより、第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して脚部205を略垂直な角度により確実に保持できる。
図5及び図6に示すように、本実施の形態では、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端(折り曲げ部259と反対側の端部)は、角型フード10の底面120に接触または近接する。これにより、以下の効果が得られる。上述した力Fの一部は、第一保持部208a及び第二保持部208bにも作用する。上述した力Fを、第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205だけでなく、第一保持部208a及び第二保持部208bでも吸収できる。それゆえ、力Fが作用したときに角型フード10の底面120をより確実に支持することができ、水切り板121の変形をより確実に防止できる。図6において、第一保持部208a及び第二保持部208bは、向かい合っている方向には相対して接触しているため倒れることはないが、向かい合っている方向と反対の方向には倒れることができる。すなわち、力Fが作用したとき、第一保持部208a及び第二保持部208bは、折り曲げ部259の角度が小さくなる方向には倒れることができる。このため、第一保持部208a及び第二保持部208bが力Fを吸収する割合は、脚部205に比べると小さい。
本実施の形態であれば、逆さ落下時においても、角型フード10の底面120を確実に緩衝支持できるので、角型フード10の損傷を確実に抑制できる。当該着地のとき、水切り板121は、第一支持部21a、第二支持部21b、第一蓋部207a、及び第二蓋部207bのいずれにも接触しないので、水切り板121の損傷も確実に抑制できる。
本実施の形態であれば、第一蓋部207a及び第二蓋部207bと一体的に形成した第一保持部208a及び第二保持部208bによって第一支持部21a及び第二支持部21bの突出部206及び脚部205の位置を安定して保持できる。本実施の形態であれば、第一支持部21a及び第二支持部21bの位置を保持するための別部材を用いる必要がない。包装装置1を組み立てる際には、第一保持部208a及び第二保持部208bと第一蓋部207a及び第二蓋部207bとの間の折り曲げ部259を屈曲させるだけで第一保持部208a及び第二保持部208bを適正位置に配置できるので、組み立ても容易である。
本実施の形態であれば、複数の支持部(第一支持部21a及び第二支持部21b)を備えたことで、逆さ落下時においても、箱2に収納する物体をより確実に保護できる。本発明では、箱2に収納する物体の形状に応じて、支持部の数は、1個でもよいし、あるいは3個以上でもよい。
本実施の形態であれば、互いに接触する複数の保持部(第一保持部208a及び第二保持部208b)を備えたことで、以下の効果が得られる。屈曲された折り曲げ部259が元に戻ろうとする反発力が保持部に作用しても、複数の保持部が互いに接触することで、反発力がつり合い、保持部の位置がずれることを確実に抑制できる。ただし、本発明では、保持部の数は、1個でもよいし、あるいは3個以上でもよい。また、本実施の形態は複数の蓋部(第一蓋部207a及び第二蓋部207b)を備えるが、本発明では、蓋部の数は、1個でもよいし、あるいは3個以上でもよい。
本実施の形態であれば、箱2を形成するシート材は、組立前には平板である。このため、包装材料として運搬・納入時に嵩張らない。よって、効率的な輸送・保管が可能となる。
本実施の形態であれば、箱本体20、蓋部(第一蓋部207a及び第二蓋部207b)、支持部(第一支持部21a及び第二支持部21b)、及び保持部(第一保持部208a及び第二保持部208b)を含む箱2は、シート材のみで構成される。このため、使用後に包装材料のリサイクルが容易にできることから、廃棄処理を抑制でき、環境に与える影響を確実に抑制できる。
実施の形態2.
次に、図7及び図8を参照して、実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態2の包装装置1の一部分の正面断面図である。図8は、実施の形態2の包装装置1が備える箱2の一部分の展開図である。
図7及び図8に示すように、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端の長さが、第一保持部208a及び第二保持部208bの基端の長さ(折り曲げ部259の長さ)よりも長くなるように、切欠き222,223が形成されている。突出部206の幅は、内蓋部204の幅よりも短い。図7に示すように、脚部205は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bから角型フード10の底面120に向かって、外側へ傾斜するように形成される。内蓋部204と脚部205との間の劣角が鋭角である。
第一蓋部207a及び第二蓋部207bを内蓋部204(第一支持部21a及び第二支持部21b)に覆い被せる場合においては、まず、第一蓋部207a及び第二蓋部207bと第一保持部208a及び第二保持部208bとの間の折り曲げ部259を略直角に屈曲させる。次に、側面201の上部の第一折り曲げ部258a及び第二折り曲げ部258bを略直角に屈曲させ、相対する第一保持部208a及び第二保持部208bを接触させた後、第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に挿入する。このような手順により、第一蓋部207a及び第二蓋部207bが第一支持部21a及び第二支持部21bを覆うように被せられる。これにより、図7に示すように、略直角に屈曲された相対する第一保持部208a及び第二保持部208bは、突き合わされて安定してその位置を保持し、一対の脚部205の第二面2052に内側から接触する。
第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に挿入する際に、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端の長さが、一対の脚部205の上部の間の長さよりも大きい。第一保持部208a及び第二保持部208bはシート材で形成されているため、シート材自体の弾力により、第一保持部208a及び第二保持部208bの両端の鋭角になった部分は、弾性変形できる。この弾性変形により、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端の長さを、一対の脚部205の上部の間の長さと等しいかまたは小さくすることで、第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に挿入できる。
次に、本実施の形態2の包装装置1の作用効果について説明する。本実施の形態では、第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して傾斜している。このため、脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して略垂直である場合に比べて、逆さ落下時の力Fに対する脚部205の剛性が低い。本実施の形態であれば、逆さ落下時の力Fが第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205に作用したとき、脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して略垂直である場合に比べて、より小さい力で脚部205が変形可能である。そのため、本実施の形態であれば、逆さ落下時に角型フード10に発生する加速度αを低くできる。よって、角型フード10の強度が低い製品仕様に対しても製品に損傷が発生することをより確実に抑制できる。
実施の形態3.
次に、図9及び図10を参照して、実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図9は、実施の形態3の包装装置1の一部分の正面断面図である。図10は、実施の形態3の包装装置1が備える箱2の一部分の展開図である。
図9及び図10に示すように、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端の長さが、第一保持部208a及び第二保持部208bの基端の長さ(折り曲げ部259の長さ)よりも短くなるように、切欠き222,223が形成されている。突出部206の幅は、内蓋部204の幅よりも長い。図9に示すように、脚部205は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bから角型フード10の底面120に向かって、内側へ傾斜するように形成される。内蓋部204と脚部205との間の劣角が鈍角である。
第一蓋部207a及び第二蓋部207bを内蓋部204(第一支持部21a及び第二支持部21b)に覆い被せる場合においては、まず、第一蓋部207a及び第二蓋部207bと第一保持部208a及び第二保持部208bとの間の折り曲げ部259を略直角に屈曲させる。次に、側面201の上部の第一折り曲げ部258a及び第二折り曲げ部258bを略直角に屈曲させ、相対する第一保持部208a及び第二保持部208bを接触させた後、第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に挿入する。このような手順により、第一蓋部207a及び第二蓋部207bが第一支持部21a及び第二支持部21bを覆うように被せられる。これにより、図9に示すように、略直角に屈曲された相対する第一保持部208a及び第二保持部208bは、突き合わされて安定してその位置を保持し、一対の脚部205の第二面2052に内側から接触する。
第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に挿入する際に、第一保持部208a及び第二保持部208bの先端の長さが、一対の脚部205の上部の間の長さよりも小さい。このため、第一保持部208a及び第二保持部208bを一対の脚部205の間に容易に挿入できる。
次に、本実施の形態3の包装装置1の作用効果について説明する。本実施の形態では、第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して傾斜している。このため、脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して略垂直である場合に比べて、逆さ落下時の力Fに対する脚部205の剛性が低い。本実施の形態であれば、逆さ落下時の力Fが第一支持部21a及び第二支持部21bの脚部205に作用したとき、脚部205が第一蓋部207a及び第二蓋部207bに対して略垂直である場合に比べて、より小さい力で脚部205が変形可能である。そのため、本実施の形態であれば、逆さ落下時に角型フード10に発生する加速度αを低くできる。よって、角型フード10の強度が低い製品仕様に対しても製品に損傷が発生することをより確実に抑制できる。
実施の形態4.
次に、図11から図13を参照して、実施の形態4について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図11は、実施の形態4の包装装置1が備える箱2に角型フード10を入れた状態を示す斜視図である。図11は、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを開いた状態を示す。図12は、実施の形態4の包装装置1が備える箱2の展開図である。図13は、実施の形態4の包装装置1の一部分の側面断面図である。
図11から図13に示すように、本実施の形態4の包装装置1の箱2は、第一保持部208aに折り曲げ部270を介してつながる保護部209を備える。図11に示すように、第一蓋部207aを閉じる前に、折り曲げ部270を、折り曲げ部259とは反対方向に略直角に屈曲させる。本実施の形態4では、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを閉じる場合には、第二蓋部207bより先に第一蓋部207aを閉じる。第一蓋部207aを閉じた状態では、保護部209が角型フード10の底面120に接触または近接する(図13参照)。第一蓋部207aを閉じた後に第二蓋部207bを閉じることで、第二保持部208bが第一保持部208aに接触する。
図13に示すように、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを閉じた状態では、保護部209は、第二保持部208bと角型フード10の底面120との間に少なくとも部分的に位置する。包装装置1の開梱作業において、第一蓋部207a及び第二蓋部207bを固定した粘着テープ(図示省略)を切断するために、第一保持部208aと第二保持部208bとの間にカッターナイフ等の刃が挿入される場合がある。当該刃が必要以上に奥まで挿入された場合であっても、本実施の形態であれば、当該刃の先端は、角型フード10の底面120に当たらずに、保護部209に当たる。このため、当該刃が角型フード10を傷つけることを確実に抑制できる。
上述した各実施の形態では、包装対象の物体が換気空清機の部材である角型フード10である場合を例に説明したが、本発明における包装対象の物体は、角型フードに限定されるものではない。本発明の包装装置は、各種の電気機器、またはその構成部品、あるいは電気機器以外の一般的な製品の包装に用いることもできる。
1 包装装置、 2 箱、 3 保護シート、 4 粘着テープ、 10 角型フード、 20 箱本体、 21a 第一支持部、 21b 第二支持部、 22 開口部、 100 前面、 120 底面、 121 水切り板、 122 接合部、 130 天面、 131 傾斜部、 132 水平部、 140 後面、 201,202 側面、 203 糊代、 204 内蓋部、 205 脚部、 206 突出部、 207a 第一蓋部、 207b 第二蓋部、 208a 第一保持部、 208b 第二保持部、 209 保護部、 211 底内フラップ、 212 底外フラップ、 251,252,253,254,256,257,259,260,261,262,263,270 折り曲げ部、 255a 第三折り曲げ部、 255b 第四折り曲げ部、 258a 第一折り曲げ部、 258b 第二折り曲げ部、 2051 第一面、 2052 第二面

Claims (7)

  1. 物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、
    前記箱は、
    開口部を有する箱本体と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、前記蓋部を閉じた状態で前記物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、
    前記蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で前記支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、
    を備え
    前記少なくとも一つの蓋部は、第一折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第一蓋部と、第二折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第二蓋部とを含み、
    前記少なくとも一つの保持部は、前記第一蓋部につながる第一保持部と、前記第二蓋部につながる第二保持部とを含み、
    前記第一蓋部及び前記第二蓋部を閉じた状態で、前記第一保持部が前記第二保持部に接触し、
    前記箱は、前記第一保持部に折り曲げ部を介してつながる保護部を備え、
    前記第一蓋部及び前記第二蓋部を閉じた状態で、前記保護部は、前記第二保持部と前記物体との間に少なくとも部分的に位置する包装装置。
  2. 物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、
    前記箱は、
    開口部を有する箱本体と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、前記蓋部を閉じた状態で前記物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、
    前記蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で前記支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、
    を備え
    前記支持部は、
    閉じた状態の前記蓋部の内面に重なる内蓋部と、
    前記内蓋部に折り曲げ部を介してつながる脚部と、
    前記脚部に折り曲げ部を介してつながり、前記箱本体の内壁へ向かって突出する突出部と、
    を備え、
    前記脚部は、前記箱本体の前記内壁に向かい合う第一面と、前記第一面の反対側の第二面とを有し、
    前記保持部は、前記脚部の前記第二面に接触し、
    前記内蓋部と前記脚部との間の劣角が鋭角となるように前記脚部が傾斜し、
    前記保持部は、前記傾斜した前記脚部の前記第二面に沿って傾斜した部分を有する包装装置。
  3. 物体を収納する、シート材により形成された箱を備え、
    前記箱は、
    開口部を有する箱本体と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながる少なくとも一つの蓋部と、
    前記箱本体の前記開口部の縁に折り曲げ部を介してつながり、前記蓋部を閉じた状態で前記物体と当該蓋部との間に少なくとも部分的に位置する少なくとも一つの支持部と、
    前記蓋部に折り曲げ部を介してつながり、当該蓋部を閉じた状態で前記支持部に接触することで当該支持部の位置を保持する少なくとも一つの保持部と、
    を備え
    前記支持部は、
    閉じた状態の前記蓋部の内面に重なる内蓋部と、
    前記内蓋部に折り曲げ部を介してつながる脚部と、
    前記脚部に折り曲げ部を介してつながり、前記箱本体の内壁へ向かって突出する突出部と、
    を備え、
    前記脚部は、前記箱本体の前記内壁に向かい合う第一面と、前記第一面の反対側の第二面とを有し、
    前記保持部は、前記脚部の前記第二面に接触し、
    前記内蓋部と前記脚部との間の劣角が鈍角となるように前記脚部が傾斜し、
    前記保持部は、前記傾斜した前記脚部の前記第二面に沿って傾斜した部分を有する包装装置。
  4. 前記蓋部を閉じた状態で、前記支持部と前記保持部との接触箇所において前記支持部の面に対して前記保持部の面が垂直になる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装装置。
  5. 前記開口部の形状が長方形であり、
    前記少なくとも一つの蓋部は、第一折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第一蓋部と、前記長方形において前記第一折り曲げ部と対辺になる第二折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第二蓋部とを含み、
    前記少なくとも一つの支持部は、前記第一折り曲げ部及び前記第二折り曲げ部に対して垂直な第三折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第一支持部と、前記長方形において前記第三折り曲げ部と対辺になる第四折り曲げ部を介して前記箱本体につながる第二支持部とを含み、
    前記少なくとも一つの保持部は、前記第一蓋部につながる第一保持部と、前記第二蓋部につながる第二保持部とを含む請求項または請求項に記載の包装装置。
  6. 前記支持部は、
    閉じた状態の前記蓋部の内面に重なる内蓋部と、
    前記内蓋部に折り曲げ部を介してつながり、閉じた状態の前記蓋部に対して垂直になる脚部と、
    前記脚部に折り曲げ部を介してつながり、前記箱本体の内壁へ向かって突出する突出部と、
    を備え、
    前記脚部は、前記箱本体の前記内壁に向かい合う第一面と、前記第一面の反対側の第二面とを有し、
    前記保持部は、前記脚部の前記第二面に接触する請求項1に記載の包装装置。
  7. 前記蓋部を閉じた状態で、前記保持部は、前記物体に接触または近接する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の包装装置。
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