JP2003182726A - 内部高さ可変箱 - Google Patents

内部高さ可変箱

Info

Publication number
JP2003182726A
JP2003182726A JP2001383344A JP2001383344A JP2003182726A JP 2003182726 A JP2003182726 A JP 2003182726A JP 2001383344 A JP2001383344 A JP 2001383344A JP 2001383344 A JP2001383344 A JP 2001383344A JP 2003182726 A JP2003182726 A JP 2003182726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
box
fold line
line
along
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001383344A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Otani
昌義 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP2001383344A priority Critical patent/JP2003182726A/ja
Publication of JP2003182726A publication Critical patent/JP2003182726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の高さを簡単に調整して、輸送時におけ
る商品の上下方向の移動を抑制できるようにする。 【解決手段】 端フラップ3に山折線8を入れ、一方の
側フラップ5に山折線9、切目線10及び谷折線11を
入れて折曲片12を形成し、商品の背が低い場合には、
端フラップ3を山折線8沿いに折り曲げて閉じ、一方の
側フラップ5を切目線10沿いに切断し、山折線9及び
谷折線11沿いに折り曲げて、他方の側フラップ5と共
に閉じると、折曲片12が端フラップ3の折曲部に沿
い、端フラップ3と側フラップ5の折曲状態が保持され
て、内部が低くなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、書籍の梱包等に
使用する内部高さ可変箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、書籍の通信販売においては、商
品の配送に際し、各一対の端板及び側板を連設して周壁
をなし、端板の上下縁から延出した端フラップに、側板
の上下縁から延出した側フラップを重ねて封緘する一般
的な溝切り形の段ボール箱が使用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な箱では、収納した商品の高さが低い場合、輸送中に商
品が上下に動いて破損することがあり、これを防止する
には、パッドを別途詰めなければならず、梱包時や開梱
時に煩わしさを感じることがある。 【0004】そこで、この発明は、パッドを用いること
なく、内部の高さを調整できる箱を提供しようとするも
のである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る箱は、端フラップと側フラップに山
折線、谷折線及び切目線を入れ、端フラップと側フラッ
プを延ばした状態で重ね合わせると、内部が高くなり、
折り曲げた状態で重ね合わせると、内部が低くなるよう
にし、商品の高さに応じてこれらの状態を選択すること
により、パッドを用いることなく、商品の上下方向の移
動を阻止できるようにしたのである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。 【0007】この箱は、図1に示すような段ボールシー
トのブランクから成る。このブランクでは、各一対の端
板1及び側板2が交互に連設され、端板1の上下縁から
端フラップ3,4が、側板2の上下縁から側フラップ
5,6がそれぞれ延出されている。一方の側板2の外側
縁には継代片7が設けられ、上方の端フラップ3及び側
フラップ5は、下方の端フラップ4及び側フラップ6よ
りも長くなっている。 【0008】端フラップ3には、幅方向の山折線8が入
れられ、一方の側フラップ5には、幅方向の山折線9
と、その両側の切目線10と、各切目線10の内端から
側フラップ5の先端へ向かう谷折線11とが入れられる
と共に、両側部に切目線10と谷折線11とで区画され
た折曲片12が形成されている。切目線10には、製函
時に折曲片12が折れ曲がらないように、繋部が設けら
れている。 【0009】このようなブランクを図2に示すように組
み立てて、商品を梱包するには、端板1と側板2の稜線
を折り曲げ、継代片7を反対側の端板1に貼り付けて周
壁を形成し、端フラップ4と側フラップ6を閉じて底面
を封止する。 【0010】そして、箱内に商品を収納した後、天面の
端フラップ3及び側フラップ5を順次閉じ、粘着テープ
等で封緘する。このとき、対向する側フラップ5の先端
部同士が重なり合う。 【0011】このように、端フラップ3と側フラップ5
を延ばした状態で重ね合わせると、箱の内部が高くなる
ので、商品が多数冊の本を積み上げたもののように、背
の高いものであっても、収納することができる。 【0012】一方、商品の背が低い場合には、図3に示
すように、端フラップ3を山折線8沿いに折り曲げて閉
じ、一方の側フラップ5を切目線10沿いに切断し、山
折線9及び谷折線11沿いに折り曲げて、図4に示すよ
うに、他方の側フラップ5と共に閉じ、粘着テープ等で
封緘する。このとき、一方の側フラップ5の山折線9
と、他方の側フラップ5の先端縁とが突き合わされる。 【0013】このように封緘すると、折曲片12が端フ
ラップ3の折曲部に沿い、端フラップ3と側フラップ5
の折曲状態が保持され、箱の内部が低くなるので、パッ
ドを用いることなく、商品の上下方向の移動を阻止する
ことができる。 【0014】ここで、端フラップ3と側フラップ5の間
の溝を深く切り込み、これらのフラップ3,5の基部に
複数条の折目線を設けておくと、高さの調整範囲を拡大
することができる。 【0015】また、図5に示すように、上記のような箱
を天地逆に使用すると、端フラップ3と側フラップ5の
折曲部を仕切として、各区画に収納した商品の水平方向
の移動を阻止することができ、また、端フラップ3と側
フラップ5の折曲部に敷板を載せ、箱の内部を上下に分
割して商品を収納することもできる。 【0016】さらに、端フラップ3と側フラップ5だけ
でなく、端フラップ4及び側フラップ6も上記のような
構成にしておくと、天地の区別なく使用することができ
る。 【0017】そして、上記のような段ボール箱のブラン
クは、コルゲータのスリッタ・スコアラで加工した後、
ダイユニット付きのフレキソグルアで部分的に打ち抜く
方法により、安価に製造できる。 【0018】 【発明の効果】以上のように、この発明に係る箱は、端
フラップと側フラップを延ばした状態で重ね合わせる
と、内部が高くなり、折り曲げた状態で重ね合わせる
と、内部が低くなるようにしたので、商品の高さに応じ
てこれらの状態を選択することにより、パッドを用いる
ことなく、商品の上下方向の移動を阻止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施形態に係る内部高さ可変箱のブ
ランクを示す図 【図2】同上の内部を高くした梱包状態を示す斜視図 【図3】同上の内部を低くする梱包過程を示す斜視図 【図4】同上の内部を低くした梱包状態を示す斜視図 【図5】同上の天地を逆にした開蓋状態を示す斜視図 【符号の説明】 1 端板 2 側板 3,4 端フラップ 5,6側フラップ 7 継代片 8,9山折線 10 切目線 11 谷折線 12 折曲片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各一対の端板1及び側板2を連設して周
    壁をなし、端板1の上下縁から延出した端フラップ3
    に、側板2の上下縁から延出した側フラップ5を重ねて
    封緘する箱において、端フラップ3に山折線8を入れ、
    一方の側フラップ5に山折線9、切目線10及び谷折線
    11を入れて折曲片12を形成し、端フラップ3を山折
    線8沿いに折り曲げて閉じ、一方の側フラップ5を切目
    線10沿いに切断し、山折線9及び谷折線11沿いに折
    り曲げて、他方の側フラップ5と共に閉じると、折曲片
    12が端フラップ3の折曲部に沿い、端フラップ3と側
    フラップ5の折曲状態が保持されるようにしたことを特
    徴とする内部高さ可変箱。
JP2001383344A 2001-12-17 2001-12-17 内部高さ可変箱 Pending JP2003182726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383344A JP2003182726A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 内部高さ可変箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383344A JP2003182726A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 内部高さ可変箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003182726A true JP2003182726A (ja) 2003-07-03

Family

ID=27593422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001383344A Pending JP2003182726A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 内部高さ可変箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003182726A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095132A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 三菱電機株式会社 包装装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095132A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 三菱電機株式会社 包装装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150344216A1 (en) Folding cupcake box
RU2479475C2 (ru) Складная коробка для сигарет
JP6503883B2 (ja) 包装箱
JP2009007029A (ja) 包装箱
US20090114707A1 (en) Gift wrap
JP2011230806A (ja) 包装箱
US10524447B1 (en) Spillage-of-contents-resistant foldable tray
JP2007197047A (ja) 包装箱
JP2009067449A (ja) 包装箱
US7021526B2 (en) Packaging case
JP2003182726A (ja) 内部高さ可変箱
JP7117001B2 (ja) 包装箱
JP2006199371A (ja) 段ボール製包装箱
JP4533057B2 (ja) 包装用箱
JP3199167U (ja) 箱用シート
JP3222242U (ja) 寸法可変トレイ
JP2003341660A (ja) 単一の段ボール紙から成る陳列用開口を開き得る包装箱
JP2019112071A (ja) 陳列収納箱
JP7272311B2 (ja) 収容箱
JP3088549U (ja) 紙製のトレー状ケース
JP7201383B2 (ja) 周壁可変収納箱
JP7187978B2 (ja) 包装箱
JP3239036U (ja) 箱用シート
JP3160659U (ja) 身蓋一体の組立包装箱
JP4956308B2 (ja) ダンボール箱