JP6863340B2 - 包装箱の組み立て方法 - Google Patents

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本発明は、多角形の胴部を有する包装箱の組み立て方法に関する。
包装箱としては、八角形の胴部と、胴部の上下の開口部を閉塞している上下の蓋部と、を備えているものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。このような包装箱の胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、隣り合う端壁と側壁との間に形成された四つの傾斜壁と、を備えている。
前記したような八角形の包装箱では、端壁および側壁の外面に加えて各傾斜壁の外面にも商品情報を印刷することができるため、顧客が多方向から商品情報を視認することができる。また、胴部を八角形とすることで、材料面積を減少させても圧縮強度を維持することができる。
特許第5021689号公報 特開2014−005072号公報
前記した従来の包装箱の蓋部は、前後の端壁に連設された前後一対の内フラップと、左右の側壁に連設された左右一対の外フラップとを備えており、内フラップの外面に外フラップが重ねられている。
前記した従来の包装箱では、内フラップの左右方向の幅が、胴部の開口部の左右方向の幅よりも小さく形成されている。また、内フラップの外面に重ねられた外フラップは、胴部の開口端部の外側に配置されることになる。
このように、前記した従来の包装箱では、内フラップおよび外フラップが胴部の内面に接しておらず、胴部の内面が支持されていないため、胴部の内部が空の状態では胴部を正確に八角形に形成し、その形状に維持するのが難しいという問題がある。
そこで、特許文献1に記載された包装箱の組立方法では、胴部を組み立てるときに、胴部内にマンドレル(型枠)を配置して胴部を八角形に形成している。また、特許文献2に記載された包装方法では、内容物を充填しながら胴部を八角形に成形して、内容物によって胴部の形状を維持している。
本発明は、前記した問題を解決し、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角形に形成し、その形状を維持することができる包装箱の組み立て方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、後一対の端壁と、左右一対の側壁と、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成された二つの傾斜壁と、を有する六角形の角筒状の胴部を備えている包装箱の組み立て方法である。前記胴部を形成しつつ、前後の前記端壁に連設された前後一対の内フラップを、前記胴部の開口部に入り込ませて、前記両傾斜壁を向かい合う位置に配置するとともに、前記端壁と前記側壁とが90度の角度に連設された二つの角部を向かい合う位置に配置し、前記内フラップの両側縁部を前記両側壁の内面に沿って配置するとともに、前記内フラップの側縁部の一部を前記傾斜壁の内面に沿って配置して、前記両内フラップによって前記胴部の内面を支持する段階を備えている。さらに、左右の前記側壁に連設された左右一対の外フラップを、前記両内フラップの外面に重ねて、前記胴部の開口部を閉塞する段階を備えている。
本発明の包装箱は、胴部に対して内フラップを閉じると、内フラップの側縁部が側壁の内面および傾斜壁の内面に接するため、内フラップによって胴部の内面が支持される。これにより、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角形に形成し、その形状を維持することができる。
また、本発明の包装箱は、A式の段ボール箱と同様に、一対の内フラップおよび一対の外フラップによって蓋部が形成されているため、一般的なA式の段ボール箱の製函機を用いて、本発明の包装箱を製造することができる。
本発明の包装箱では、対角に向かい合う二つの傾斜壁を形成することができる。すなわち、本発明では、胴部を六角形の角筒状に形成することで、包装箱の搬送時に胴部を折り畳むことができる。
本発明の包装箱では、内フラップによって六角形の胴部の内面が支持されるため、胴部が空の状態でも胴部を正確に六角形に形成し、その形状を維持することができる。
なお、胴部が六角形の場合には、胴部の四つの角部のうち、二つの角部は90度の角度に形成することができる。これにより、包装箱の形状を安定させることができるため、包装箱の型崩れを防ぐとともに、蓋部をテープで閉じ易くなる。また、包装箱の角部に手を掛け易くなるため、包装箱を搬送し易くなる。
前記した包装箱において、前記端壁および前記側壁に対する前記傾斜壁の傾斜角度を45度に形成した場合には、端壁および側壁に対して各傾斜壁を折り曲げ易くなるとともに、胴部の形状を安定させることができる。
本発明の包装箱の組み立て方法では、内フラップによって胴部の内面が支持されるため、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角形に形成し、その形状を維持することができる。
本発明の参考例に係る包装箱を示した図で前方左上から見た斜視図である。 本発明の参考例に係る包装箱を示した図で後方左下から見た斜視図である。 本発明の参考例に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の参考例に係る包装箱を示した図で、(a)は内フラップおよび外フラップを開いた状態の斜視図、(b)は内フラップを閉じた状態の斜視図である。 本発明の参考例に係る包装箱を並べた状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を示した図で前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を示した図で後方左下から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を示した図で、(a)は内フラップおよび外フラップを開いた状態の斜視図、(b)は内フラップを閉じた状態の斜視図である。
本発明の参考例の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、参考例および実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
以下の説明において、前後左右方向とは、参考例および実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
参考例
参考例の包装箱1Aは、図1および図2に示すように、八角形の角筒状に形成された胴部10と、上下一対の蓋部20,20と、を備えている。
胴部10の上面および下面には、八角形の開口部10a,10bが形成されており、上下の開口部10a,10bは、上下の蓋部20,20によって閉塞されている。
胴部10は、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、隣り合う端壁11,12と側壁13,14との間に形成された四つの傾斜壁16a〜16dと、を備えている。
参考例の胴部10は、四角形の角筒部の各角部にテーパ面を形成した形状となっている。
包装箱1Aは、図3に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSaを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSaは外面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSaの各罫線(折線)は、ブランクシートSaの表面を押し込んで形成された線状の溝である。
なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSaを折り曲げ易くなる。
参考例の前端壁11は、図1に示すように、四角形に形成されている(図3参照)。
前端壁11の左縁部には、罫線L1(図3参照)を介して、第一の傾斜壁16aが連設されている。第一の傾斜壁16aは、胴部10の左前の角部に配置されている。
第一の傾斜壁16aは、前端壁11の左縁部から左斜め後方に向けて延びている。第一の傾斜壁16aは、前端壁11に対して45度の角度で傾斜している。
第一の傾斜壁16aは、前端壁11の左縁部に沿って帯状に形成されており、細長い長方形に形成されている。
第一の傾斜壁16aの後縁部には、罫線L2(図3参照)を介して、左側壁13が連設されている。
左側壁13は、第一の傾斜壁16aの後縁部から後方に向けて延びている。左側壁13は、第一の傾斜壁16aに対して45度の角度で傾斜している。参考例の左側壁13は四角形に形成されている。
左側壁13の後縁部には、図2に示すように、罫線L3(図3参照)を介して、第二の傾斜壁16bが連設されている。第二の傾斜壁16bは、胴部10の左後の角部に配置されている。
第二の傾斜壁16bは、左側壁13の後縁部から右斜め後方に向けて延びている。第二の傾斜壁16bは、左側壁13に対して45度の角度で傾斜している。
第二の傾斜壁16bは、左側壁13の後縁部に沿って帯状に形成されている。第二の傾斜壁16bと第一の傾斜壁16a(図1参照)とは前後対称な形状である。
第二の傾斜壁16bの後縁部には、罫線L4(図3参照)を介して、後端壁12が連設されている。
後端壁12は、第二の傾斜壁16bの後縁部から右方に向けて延びている。後端壁12は、第二の傾斜壁16bに対して45度の角度で傾斜している。後端壁12は前端壁11(図1参照)と同じ形状である。
後端壁12の右縁部には、図1に示すように、罫線L5(図3参照)を介して、第三の傾斜壁16cが連設されている。第三の傾斜壁16cは、胴部10の右後の角部に配置されている。
第三の傾斜壁16cは、後端壁12の右縁部から右斜め前方に向けて延びている。第三の傾斜壁16cは、後端壁12に対して45度の角度で傾斜している。
第三の傾斜壁16cは、後端壁12の右縁部に沿って帯状に形成されている(図3参照)。第三の傾斜壁16cと第二の傾斜壁16b(図2参照)とは左右対称な形状である。
第三の傾斜壁16cの前縁部には、罫線L6(図3参照)を介して、右側壁14が連設されている。
右側壁14は、第三の傾斜壁16cの前縁部から前方に向けて延びている。右側壁14は、第三の傾斜壁16cに対して45度の角度で傾斜している。右側壁14は左側壁13と同じ形状である(図3参照)。
前端壁11の右縁部には、図2に示すように、罫線L7(図3参照)を介して、第四の傾斜壁16dが連設されている。第四の傾斜壁16dは胴部10の右前の角部に配置されている。
第四の傾斜壁16dは、前端壁11の右縁部から右斜め後方に向けて延びている。第四の傾斜壁16dは、前端壁11に対して45度の角度で傾斜している。
第四の傾斜壁16dは、前端壁11の右縁部に沿って帯状に形成されている(図3参照)。第四の傾斜壁16dと第一の傾斜壁16a(図1参照)とは左右対称な形状である。
第四の傾斜壁16dの後縁部には、罫線L8(図3参照)を介して接合用フラップ15が連設されている。接合用フラップ15は、第四の傾斜壁16dの後縁部に沿って帯状に形成されている。
接合用フラップ15は、参考例の場合、右側壁14の内面の前端部に接着剤によって接合される部位である。
ブランクシートSa(図3参照)を罫線L1〜L8で折り曲げつつ、接合用フラップ15を右側壁14の内面に接合すると、図1および図2に示すように、前端壁11、後端壁12、左側壁13、右側壁14および四つの傾斜壁16a〜16dによって、八角形の角筒状の胴部10が形成される。
上側の蓋部20は、図1に示すように、胴部10の上側の開口部10aを閉塞するものであり、前後一対の内フラップ21,21および左右一対の外フラップ22,22によって形成されている。
前側の内フラップ21は、図4(b)に示すように、前端壁11の上縁部に罫線L21(図3参照)を介して連設されている。
前側の内フラップ21は、前端壁11の上縁部から後方に向けて延びている。前側の内フラップ21は、前端壁11に対して垂直に形成されている。
前側の内フラップ21は、上側の開口部10aに入り込んでいる。前側の内フラップ21の上面と、胴部10の上端縁部とは略同じ高さに配置されている。
前側の内フラップ21は、上側の開口部10aの前半分の形状に合わせて形成されており、上側の開口部10aの前半分の領域を塞いでいる。
前側の内フラップ21の基部は、前端壁11の左右両側に隣接する傾斜壁16a,16d(図2参照)の内面の間隔に合わせて、後方に向かうに従って左右方向に拡幅されている。
また、前側の内フラップ21の先端部は、左右の側壁13,14の内面の間隔に合わせて左右方向の幅が一定に形成されている。
前側の内フラップ21の左右の側縁部21a,21aは、左右の側壁13,14の内面の前半分と、前端壁11の左右に隣接している傾斜壁16a,16dの内面と、に沿って形成されている。
したがって、前側の内フラップ21が上側の開口部10aに入り込んだ状態では、前側の内フラップの両側縁部21a,21aが左右の側壁13,14の内面および左右の傾斜壁16a,16dの内面に接している。
後側の内フラップ21は、後端壁12の上縁部に罫線L21(図3参照)を介して連設されている。
後側の内フラップ21は、後端壁12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の内フラップ21は、後端壁12に対して垂直に形成されている。
後側の内フラップ21は、上側の開口部10aに入り込んでいる。後側の内フラップ21の上面と、胴部10の上端縁部とが略同じ高さに配置されている。
後側の内フラップ21と前側の内フラップ21とは前後対称な形状である。後側の内フラップ21は、胴部10の上側の開口部10aの後半分の形状に合わせて形成されており、上側の開口部10aの後半分の領域を塞いでいる。
後側の内フラップ21の両側縁部21a,21aは、前側の内フラップ21と同様に、左右の側壁13,14の内面および左右の傾斜壁16b,16cの内面に接している。
前後の内フラップ21,21は、上側の開口部10a内に前後方向に並べられている。参考例では、前後の内フラップ21,21の先端縁部の間に隙間が形成されている。
そして、上側の開口部10a内に前後の内フラップ21,21が入り込み、両内フラップ21,21の側縁部21a,21aが傾斜壁16a〜16dの内面に接することで、上側の開口部10aが正確に八角形に形成され、その形状が維持される。
左側壁13の上縁部には、図1に示すように、罫線L22(図3参照)を介して左側の外フラップ22が連設されている。
左側の外フラップ22は、左側壁13の上縁部から右方に向けて延びている。左側の外フラップ22は、左側壁13に対して垂直に形成されている。左側の外フラップ22の下面は、前後の内フラップ21,21の上面(外面)に重ねられている。
左側の外フラップ22の前後方向の幅は一定に形成されており、外フラップ22は長方形に形成されている。左側の外フラップ22の両側縁部は、前後の端壁11,12の上端縁部から離れている。
右側壁14の上縁部には、罫線L22(図3参照)を介して右側の外フラップ22が連設されている。
右側の外フラップ22は、右側壁14の上縁部から左方に向けて延びている。右側の外フラップ22は、右側壁14に対して垂直に形成されている。右側の外フラップ22の下面は、前後の内フラップ21,21の上面(外面)に重ねられている。
右側の外フラップ22と左側の外フラップ22とは、左右対称な形状に形成されている。左右の外フラップ22,22は左右に隣接して配置されている。
前記した前後の内フラップ21,21および左右の外フラップ22,22によって上側の蓋部20が形成されており、上側の蓋部20によって胴部10の上側の開口部10aが閉塞されている。
下側の蓋部20は、図2に示すように、胴部10の下側の開口部10bを閉塞するものであり、前後一対の内フラップ21,21および左右一対の外フラップ22,22によって形成されている。
下側の蓋部20と上側の蓋部20とは上下対称な構成である。下側の蓋部20の前後の内フラップ21,21は下側の開口部10bに入り込み、前後の内フラップ21,21の下面(外面)に左右の外フラップ22,22が重ねられている。
また、下側の蓋部20の内フラップ21の両側縁部21a,21aは、側壁13,14の内面および傾斜壁16a〜16dの内面に接している。
次に、図4(a)に示すように、胴部10に対して内フラップ21および外フラップ22が開いている状態から胴部10に蓋部20(図1参照)を形成するときには、まず、図4(b)に示すように、前後の内フラップ21,21を前後の端壁11,12に対して折り曲げる。
続いて、図1に示すように、左右の外フラップ22,22を左右の側壁13,14に対して折り曲げて、左右の外フラップ22,22の下面を前後の内フラップ21,21の上面に重ねる。
これにより、内フラップ21の上面が外フラップ22によって押さえられ、前後の内フラップ21,21が上側の開口部10a内に入り込んだ状態となる。
そして、前後の内フラップ21,21の側縁部21aが側壁13,14の内面および傾斜壁16a〜16dの内面に接した状態となり、上側の開口部10aが正確に八角形に形成され、その形状が維持される。
以上のような参考例の包装箱1Aでは、図4(b)に示すように、胴部10に対して前後の内フラップ21,21を閉じると、内フラップ21の両側縁部21a,21aが両側壁13,14の内面および傾斜壁16a〜16dの内面に接する。これにより、前後の内フラップ21,21によって、胴部10の内面が支持されることになる。したがって、胴部10が空の状態でも胴部10を正確に八角形に形成し、その形状を維持することができる。
参考例の包装箱1Aは、図1に示すように、A式の段ボール箱と同様に、一対の内フラップ21,21および一対の外フラップ22,22によって蓋部20が形成されているため、一般的なA式の段ボール箱の製函機を用いて、包装箱1Aを製造することができる。
また、参考例の包装箱1Aは、端壁11,12および側壁13,14に対する傾斜壁16a〜16dの傾斜角度が45度に形成されている。この構成では、端壁11,12および側壁13,14に対して各傾斜壁16a〜16dを折り曲げ易くなるとともに、胴部10の形状を安定させることができる。加えて、傾斜角度を45度にすることで、胴部10を形成するために必要な材料面積を最小化することができる。
また、胴部10を八角形に形成し、角部に傾斜壁16a〜16dを配置することで、材料面積を減少させても圧縮強度を維持することができる。
参考例の包装箱1Aでは、前後の端壁11,12の外面および左右の側壁13,14の外面に加えて各傾斜壁16a〜16dの外面にも商品情報を印刷することができる。これにより、図5に示すように、包装箱1Aを売り場に並べたときに、顧客は前後左右および斜めの方向から商品情報を明確に視認することができる。したがって、参考例の包装箱1Aでは内部に収容した商品を有効にアピールすることができる。
以上、本発明の参考例について説明したが、本発明は参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
図1および図2に示す包装箱1Aの端壁11,12、側壁13,14および傾斜壁16a〜16dの幅や高さは限定されるものではない。
また、端壁11,12および側壁13,14に対する傾斜壁16a〜16dの傾斜角度も限定されるものではない。
例えば、参考例の包装箱1Aは、両端壁11,12、両側壁13,14および各傾斜壁16a〜16dを同じ幅に形成して、胴部10を正八角形に形成してもよい。
参考例の包装箱1Aは段ボール製である。各種公知の板紙によって包装箱1Aを形成することもできるが、3mm以上の厚さを有する段ボールを使用することにより、包装箱1Aの強度を確保することが好ましい。
[実施形態]
実施形態の包装箱1Bは、図6および図7に示すように、前記した参考例の包装箱1A(図1参照)の胴部10が八角形の角筒状に形成されているのに対して、胴部10が六角形の角筒状に形成されている点が異なっている。
実施形態の包装箱1Bは、六角形の角筒状に形成された胴部10と、上下一対の蓋部20,20と、を備えている。
胴部10の上面および下面には、六角形の開口部10a,10bが形成されており、上下の開口部10a,10bは、上下の蓋部20,20によって閉塞されている。
実施形態の胴部10は、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、前端壁11と左側壁13との間に形成された第一の傾斜壁16aと、後端壁12と右側壁14との間に形成された第二の傾斜壁16bと、を備えている。
実施形態の胴部10は、四角形の角筒部の四つ角部のうち、対角位置の二つの角部にテーパ面を形成した形状となっている。
実施形態の包装箱1Bは、図8に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSbを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。
実施形態の胴部10において、前端壁11の右縁部には、図6に示すように、罫線L1(図8参照)を介して、右側壁14が連設されている。
右側壁14は、前端壁11の右縁部から後方に向けて延びている。右側壁14は、前端壁11に対して90度の角度に配置されている。
前端壁11の左縁部には、罫線L2(図8参照)を介して、第一の傾斜壁16aが連設されている。第一の傾斜壁16aは、胴部10の左前の角部に配置されている。
第一の傾斜壁16aは、前端壁11の左縁部から左斜め後方に向けて延びている。第一の傾斜壁16aは、前端壁11に対して45度の角度で傾斜している。
第一の傾斜壁16aの後縁部には、罫線L3(図8参照)を介して、左側壁13が連設されている。
左側壁13は、第一の傾斜壁16aの後縁部から後方に向けて延びている。左側壁13は、第一の傾斜壁16aに対して45度の角度で傾斜している。
左側壁13の後縁部には、図7に示すように、罫線L4(図8参照)を介して、後端壁12が連設されている。
後端壁12は、左側壁13の後縁部から右方に向けて延びている。後端壁12は、左側壁13に対して90度の角度に配置されている。
後端壁12の右縁部には、図6に示すように、罫線L5(図8参照)を介して、第二の傾斜壁16bが連設されている。第二の傾斜壁16bは、胴部10の右後の角部に配置されている。
第二の傾斜壁16bは、後端壁12の右縁部から右斜め前方に向けて延びている。第二の傾斜壁16bは、後端壁12に対して45度の角度で傾斜している。
第二の傾斜壁16bと第一の傾斜壁16aとは胴部10の対角位置に配置されている。
第二の傾斜壁16cの前縁部には、罫線L6(図8参照)を介して、接合用フラップ15が連設されている。接合用フラップ15は、実施形態の場合、右側壁14の内面の後端部に接着剤によって接合されている。
上側の蓋部20は、胴部10の上側の開口部10aを閉塞するものであり、前後一対の内フラップ21,21および左右一対の外フラップ22,22によって形成されている。
前側の内フラップ21は、図9(b)に示すように、前端壁11の上縁部に罫線L21(図8参照)を介して連設されている。
前側の内フラップ21は、前端壁11の上縁部から後方に向けて延びている。前側の内フラップ21は、上側の開口部10aに入り込んでおり、上側の開口部10aの前半分の領域を塞いでいる。
前側の内フラップ21の左側の側縁部21aは、左側壁13の内面の前半分および第一の傾斜壁16aの内面に沿って形成されている。また、前側の内フラップ21の右側の側縁部21aは、右側壁14の内面の前半分に沿って形成されている。
したがって、前側の内フラップ21が上側の開口部10aに入り込んだ状態では、前側の内フラップの両側縁部21a,21aが左右の側壁13,14の内面および第一の傾斜壁16aの内面に接している。
後側の内フラップ21は、後端壁12の上縁部に罫線L21(図8参照)を介して連設されている。
後側の内フラップ21は、後端壁12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の内フラップ21は、上側の開口部10aに入り込んでおり、上側の開口部10aの後半分の領域を塞いでいる。
後側の内フラップ21の右側の側縁部21aは、右側壁14の内面の前半分および第二の傾斜壁16bの内面に沿って形成されている。また、後側の内フラップ21の左側の側縁部21aは、左側壁13の内面の後半分に沿って形成されている。
したがって、後側の内フラップ21が上側の開口部10aに入り込んだ状態では、後側の内フラップの両側縁部21a,21aが左右の側壁13,14の内面および第二の傾斜壁16bの内面に接している。
上側の開口部10a内に前後の内フラップ21,21が入り込み、両内フラップ21,21の両側縁部21a,21aが両傾斜壁16a,16bの内面に接することで、上側の開口部10aが正確に六角形に形成され、その形状が維持される。
左側壁13の上縁部には、図6に示すように、罫線L22(図8参照)を介して左側の外フラップ22が連設されている。左側の外フラップ22は、前後の内フラップ21,21の上面に重ねられている。
実施形態の包装箱1Bでは、左側の外フラップ22の後縁部は、後端壁12の上端縁部に重なっている。
右側壁14の上縁部には、罫線L22(図8参照)を介して右側の外フラップ22が連設されている。右側の外フラップ22は、前後の内フラップ21,21の上面に重ねられている。
実施形態の包装箱1Bでは、右側の外フラップ22の前縁部は、前端壁11の上端縁部に重なっている。
下側の蓋部20は、図7に示すように、胴部10の下側の開口部10bを閉塞するものであり、前後一対の内フラップ21,21および左右一対の外フラップ22,22によって形成されている。
下側の蓋部20と上側の蓋部20とは上下対称な構成である。下側の蓋部20の前後の内フラップ21,21は下側の開口部10bに入り込み、前後の内フラップ21,21の下面に左右の外フラップ22,22が重ねられている。
また、下側の蓋部20の内フラップ21の両側縁部21a,21aは、両側壁13,14の内面および両傾斜壁16a,16bの内面に接している。
また、左側の外フラップ22の後縁部は、後端壁12の下端縁部に重なるとともに、右側の外フラップ22の前縁部は、前端壁11の下端縁部に重なっている。
以上のような実施形態の包装箱1Bでは、図9(b)に示すように、胴部10に対して前後の内フラップ21,21を閉じると、前後の内フラップ21,21によって、胴部10の内面が支持されることになる。したがって、胴部10が空の状態でも胴部10を正確に六角形に形成し、その形状を維持することができる。
実施形態の包装箱1Bは、図6に示すように、A式の段ボール箱と同様に、一対の内フラップ21,21および一対の外フラップ22,22によって蓋部20が形成されているため、一般的なA式の段ボール箱の製函機を用いて、包装箱1Bを製造することができる。
実施形態の包装箱1Bでは、胴部10の四つの角部のうち、二つの角部は90度の角度に形成されている。これにより、包装箱1Bの形状を安定させることができるため、包装箱1Bの型崩れを防ぐことができる。
また、包装箱1Bを引き出す時や引き寄せる時に、胴部10の90度に形成された角部に手を掛け易いため、包装箱1Bを搬送し易くなる。
実施形態の包装箱1Bでは、左右の外フラップ22,22をテープで閉じるときに、包装箱1Bの形状が安定するため、包装箱1Bを封緘し易い。さらに、実施形態の包装箱1Bでは、外フラップ22の前後一方の縁部が端壁11,12の上縁部または下縁部に重なるため、外フラップ22と端壁11,12との角部にテープを確実に貼り付けることができる。
また、実施形態の包装箱1Bは、端壁11,12および側壁13,14に対する傾斜壁16a,16bの傾斜角度が45度に形成されている。この構成では、端壁11,12および側壁13,14に対して両傾斜壁16a,16bを折り曲げ易くなるとともに、胴部10の形状を安定させることができる。加えて、傾斜角度を45度にすることで、胴部10を形成するために必要な材料面積を最小化することができる。
また、胴部10を六角形とすることで、材料面積を減少させても圧縮強度を維持することができる。
実施形態の包装箱1Bでは、前後の端壁11,12の外面および左右の側壁13,14の外面に加えて両傾斜壁16a,16bの外面にも商品情報を印刷することができる。これにより、包装箱1Bを売り場に並べたときに、顧客は前後左右および斜めの方向から商品情報を明確に視認することができるため、内部に収容した商品を有効にアピールすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、前記参考例と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本発明の包装箱では、少なくとも一対の対角に向かい合う二つの傾斜壁を形成することができる。すなわち、本発明では、胴部を六角形または八角形の角筒状に形成することで、包装箱の搬送時に胴部を折り畳むことができる。
1A 包装箱(参考例
1B 包装箱(実施形態)
10 胴部
10a 上側の開口部
10b 下側の開口部
11 前端壁
12 後端壁
13 左側壁
14 右側壁
15 接合用フラップ
16a 第一の傾斜壁
16b 第二の傾斜壁
16c 第三の傾斜壁
16d 第四の傾斜壁
20 蓋部
21 内フラップ
22 外フラップ
Sa ブランクシート(参考例
Sb ブランクシート(実施形態)

Claims (2)

  1. 前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成された二つの傾斜壁と、を有する六角形の角筒状の胴部を備えている包装箱の組み立て方法であって、
    前記胴部を形成しつつ、前後の前記端壁に連設された前後一対の内フラップを、前記胴部の開口部に入り込ませて、前記両傾斜壁を向かい合う位置に配置するとともに、前記端壁と前記側壁とが90度の角度に連設された二つの角部を向かい合う位置に配置し、前記内フラップの両側縁部を前記両側壁の内面に沿って配置するとともに、前記内フラップの側縁部の一部を前記傾斜壁の内面に沿って配置して、前記両内フラップの両側縁部によって前記両側壁の内面および前記傾斜壁の内面を支持することで、前記胴部の形状を維持する段階と、
    左右の前記側壁に連設され、前記側壁の幅と同じ幅で一定の幅に形成された左右一対の外フラップを左右に並べた状態で、前記両内フラップの外面に重ねるとともに、前記外フラップの前後一方の縁部を、前記側壁に対して90度の角度に連設された前記端壁の上下方向の縁部に重ねる段階と、
    前記外フラップと前記端壁との角部にテープを貼り付けて、前記胴部の開口部を閉塞する段階と、を備えていることを特徴とする包装箱の組み立て方法。
  2. 請求項1に記載の包装箱の組み立て方法であって、
    前記端壁および前記側壁に対する前記傾斜壁の傾斜角度を45度に形成することを特徴とする包装箱の組み立て方法。
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