JP2605128Y2 - 仕切台付包装箱 - Google Patents

仕切台付包装箱

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JP2605128Y2
JP2605128Y2 JP1993041913U JP4191393U JP2605128Y2 JP 2605128 Y2 JP2605128 Y2 JP 2605128Y2 JP 1993041913 U JP1993041913 U JP 1993041913U JP 4191393 U JP4191393 U JP 4191393U JP 2605128 Y2 JP2605128 Y2 JP 2605128Y2
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Japan
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JP1993041913U
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JPH076118U (ja
Inventor
万巧 村岡
Original Assignee
相互印刷紙器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バイアル瓶などの小形
容器を直立収容する嵌挿孔を備えた仕切台を、箱本体と
一体に形成すると共に、底部を内側に押すことにより折
畳み可能とした仕切台付包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装箱に関しては、比較
的提案が少ない。数少ないうちの一例として実開昭53
−110327号がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の提案では、その
構造が複雑なので組立てが面倒になり、自動機による組
立てができないため、どうしても加工費が高くなる欠点
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来のこのよ
うな問題点に着目してなされたものであって、仕切台板
を箱本体内部に押込み配置するだけで簡単に仕切台が形
成されるようにして、箱本体を自動機による組立てが可
能なようにすることにより、上記課題を解決することを
目的としている。
【0005】 本考案は、右側板、前板、左側板、後
板、貼着板を、折線を介して横一方向に順次連接し、さ
らに左・右側板の上下端に、夫々上・下内蓋を折線を介
して連接し、また前・後板には、上端に、何れか一方に
差込片を折線を介して連接された上蓋を、他方に内板、
嵌挿孔を穿設された区画板、支持板、底板、連結板を、
折線介して上方に順次連接された仕切台板を、折線
介して連接し、下端に、下内蓋側の角部に斜折線を介し
て連接された接続片と、外側端に突設された差込片とを
備えた同形状の下蓋を夫々折線介して連接して;各折
線に従って各構成板を折曲げて、連結板と内板、下内蓋
の裏面と接続片、右側板と貼着片の裏面を夫々固着して
箱本体を組立てると共に、仕切台板を箱本体内部に折曲
げ配置して仕切台を形成し、仕切台を構成する底板を箱
本体の底部に添わしめたことを特徴とする仕切台付包装
箱である。
【0006】
【作用】仕切台付包装箱は、仕切台板を箱本体内部に押
込み配置するだけで簡単に仕切台が形成されるようにし
て、箱本体を自動機による組立てを可能にしたため、原
価低減を計ることができる。又仕切台付包装箱は、仕切
台全体を箱本体に固着していないので、箱本体に外部か
ら衝撃などが加えられたとき、仕切台がクッションの役
目を果して、収納されている小形容器の破損を防止する
ことができる。
【0007】又仕切台付包装箱は、仕切台板を箱本体か
ら外部に引出して、底部の中央を内側に押すと全体を偏
平状に折畳むことができるので、運搬、保管のさい場所
をとらず非常に便利である。又仕切台付包装箱は、使用
状態に組立てることが極めて容易なので、包装工数の節
減を計ることができる。
【0008】
【実施例】本考案を図1〜図4に示す一実施例に基づい
て以下詳述する。仕切台付包装箱1の展開図を示す図1
において、右側板2、前板3、左側板4、後板5、貼着
片5′を、折線a,b,c,dを介して横一方向に順次
連設し、さらに右・左側板2・4の上下端に折線e,f
を介して、夫々方形状の上内蓋6・6′、梯形状の下内
蓋7・7′を連設している。
【0009】また前板3には、上端に、内板8、複数
(図面は8個)の嵌挿孔9を穿設された区画板10、支
持板11、底板12、連結板13を、折線g,h,i,
jを介して上方に順次連設された仕切台板14を、折線
eを介して連設し、下端に、下内蓋7側の角部に斜折線
lを介して連設された接続片15と、接続片15の反対
側の外側端に突設された差込片16とを備えた前下蓋1
7を、折線fを介して連設している。
【0010】また後板5には、上端に、外端に折線kを
介して差込片18を連設された上蓋19を、折線eを介
して連設し、下端に、前下蓋17と同形状で、下内蓋
7′側に斜折線lを介して連設された接続片15′と、
外側端に突設された差込片16′とを備えた後下蓋1
7′を、折線fを介して連設している。尚、20は貼着
部である。
【0011】次に、仕切台付包装箱1の組立方法につい
て図2により以下説明する。仕切台板14の連結板13
の貼着部20に適当な糊を塗布して、折線iに従って底
板12及び連結板13を内側に折曲げ、内板8、区画板
10及び支持板11に重合させて、連結板13を内板8
に固着(図2−A)する。続いて、両下内蓋7,7′及
び前・後下蓋17・17′を折線fに従って内側に折曲
げて、右・左側板2・4及び前・後板3・5に重合させ
たのち、両接続片15,15′を折線lに従って外側に
折返し折曲(図2−B)する。
【0012】接続片15′の貼着部20に同様な糊を塗
布して、折線cに従って後下蓋16′を重合された後板
5、貼着片5′及び上蓋19を内側に折曲げ、前板3に
重合された前下蓋17、左側板4に重合された下内蓋
7′及び上内蓋6′に重合させて、下内蓋7′の裏面に
接続片15′を固着(図2−C)する。
【0013】さらに接続片15と貼着片6の裏面との貼
着部20に同様な糊を塗布して、折線aに従って下内蓋
7を重合された右側板2及び上内蓋6を内側に折曲げ、
前板3に重合された前下蓋17及び貼着片6に重合させ
て、下内蓋7の裏面と接続片15、右側板2と貼着片
5′の裏面を夫々固着(図2−D)して、偏平状の箱本
体21が組立てられる。
【0014】左・右側板4・2に斜方向の力を加えて、
箱本体21を偏平状から方形箱状(図2−E)にしたの
ち、仕切台板14の各折線g,h,i,jに従って内板
8、区画板10、支持板11、底板12、連結板13を
折曲げながら、仕切台板14を折線lに従って内側に折
曲げて箱本体21の内部に押込み、連結板13と内板8
とを前板3の内面に添わせるようにすると、底板12が
底部22に、支持板11が後板5の内面に夫々添って、
箱本体21の内部に仕切台23が形成(図2−F)され
て仕切台付包装箱1が組立てられる。
【0015】仕切台付包装箱1は、区画板10の各嵌挿
孔9に小形容器を嵌挿したのち、両上内蓋6,6′を折
線eに従って内側に折曲げ、その上に折線eに従って内
側に折曲げられた上蓋19を重合させながら、折線kに
従って内側に折曲げられた差込片18を、両上内蓋6,
6′と前板3に重合された内板8との間隙に挿入して天
部24(図2−G)を形成して使用される。
【0016】仕切台付包装箱1は、仕切台板14を箱本
体21から外部に引出して、底部22の中央を内側に押
すと偏平状に折畳むことができる。使用するときは、前
記の手順に従って組立てると良い。
【0017】この場合、仕切台付包装箱1は、仕切台板
14を箱本体21内部に押込み配置するだけで簡単に仕
切台23を形成できるようにしたので、箱本体21を自
動機による組立てを可能にして、組立工数の節減により
原価低減を計ることができる。又仕切台付包装箱1は、
仕切台23を箱本体21に固着していないので、箱本体
21に外部から衝撃などが加えられたとき、仕切台23
がクッションの役目を果して、収納されている小形容器
の破損を防止することができる。
【0018】又仕切台付包装箱1は、仕切台板14を箱
本体21から引出して、底部22の中央を内側に押すと
全体を偏平状に折畳むことができるので、運搬、保管の
さい場所をとらず非常に便利である。又仕切台付包装箱
1は、偏平状から使用状態に組立てることが極めて容易
なので、包装工数の節減を計ることができる。
【0019】上記の一実施例において、仕切台板14を
前板3の上端に折線eを介して連設したが、この代り
に、後板5の上端に連設し、上蓋19を前板3の上端に
連設しても良い。又区画板10には嵌挿孔9を8個穿設
したが、その使用用途により1個または複数個の何れか
を穿設しても良い。
【0020】
【考案の効果】外部からの衝撃などが加えられても、仕
切台がをクッションの役目をして、収容容器の破損を防
止することができ、安全性に優れている。又仕切台板を
箱本体から引出すと偏平状に折畳みができるので、運
搬、保管のさい場所をとらず、間接経費の節減に寄与す
る。又箱本体を自動機による組立を可能にしたため、原
価低減が達成できて、比較的安価で需要家に提供でき
る。又偏平状から使用状態に組立てることが極めて容易
なので、包装工数の低減による間接経費の節減に貢献す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る仕切台付包装箱の展開
図。
【図2】本考案の一実施例に係る仕切台付包装箱の組立
方法を説明のための図。
【図3】本考案の一実施例に係る仕切台付包装箱のA−
A断面図。
【図4】本考案の一実施例に係る仕切台付包装箱の底部
の平面図。
【符号の説明】
1 仕切台付包装箱 2 右側板 3 前板 4 左側板 5 後板 5′ 貼着片 6,6′ 上内蓋 7,7′ 下内蓋 8 内板 9 嵌挿孔 10 区画板 11 支持板 12 底板 13 連結板 14 仕切台板 15,15′ 接続片 16,16′ 差込片 17 前下蓋 17′ 後下蓋 18 差込片 19 上蓋 20 貼着部 21 箱本体 22 底部 23 仕切台 24 天部 a,b〜j,k 折線 l 斜折線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】右側板、前板、左側板、後板、貼着板を、
    折線を介して横一方向に順次連接し、さらに左・右側板
    の上下端に、夫々上・下内蓋を折線を介して連接し、ま
    た前・後板には、上端に、何れか一方に差込片を折線を
    介して連接された上蓋を、他方に内板、嵌挿孔を穿設さ
    れた区画板、支持板、底板、連結板を、折線介して上
    方に順次連接された仕切台板を、折線介して連接し、
    下端に、下内蓋側の角部に斜折線を介して連接された接
    続片と、外側端に突設された差込片とを備えた同形状の
    下蓋を夫々折線介して連接して;各折線に従って各構
    成板を折曲げて、連結板と内板、下内蓋の裏面と接続
    片、右側板と貼着片の裏面を夫々固着して箱本体を組立
    てると共に、仕切台板を箱本体内部に折曲げ配置して仕
    切台を形成し、仕切台を構成する底板を箱本体の底部に
    添わしめたことを特徴とする仕切台付包装箱。
JP1993041913U 1993-06-30 1993-06-30 仕切台付包装箱 Expired - Lifetime JP2605128Y2 (ja)

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