JPH057146Y2 - - Google Patents

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JPH057146Y2
JPH057146Y2 JP11345487U JP11345487U JPH057146Y2 JP H057146 Y2 JPH057146 Y2 JP H057146Y2 JP 11345487 U JP11345487 U JP 11345487U JP 11345487 U JP11345487 U JP 11345487U JP H057146 Y2 JPH057146 Y2 JP H057146Y2
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plate
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、物品を輸送或いは搬送する際に収
容する所謂通箱としての折畳みコンテナに関す
る。
[従来技術] 例えば、実開昭58−183326号に示す折畳式容器
にあつては、底板に対して互いに対向しあう二対
の側板を内側から上方へ起立するように回動可能
に夫々支持するとともに隣設する各側板の端部に
連結部及び被連結部を設け、前記底板に対して各
側板が起立するように上方へ回動されたとき、前
記連結部を非連結部へ連結することにより各側板
相互を固定している。これにより底板と起立した
各側板とにより箱形に形成されている。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した構造の折畳式容器は、容器の
組立強度が各側板の連結強度に大きく依存してい
る。このため、高い強度の容器を得るには、各側
板を強固に固定し得る連結部及び被連結部としな
ければならず、これらの構造が複雑化して容器自
体が高コスト化する問題を有している。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
高い組立強度を有し、物品を安全に収容し得る折
畳みコンテナを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、対向する一対の短枠部及び
長枠部を有した四角枠形からなり、長枠部に被係
合部が設けられた上フレームと、前記上フレーム
に対応した有底形状で長枠部に第1軸支部及び短
枠部に第2軸支部を有する底フレームと、前記底
フレームの第1軸支部に下端部が回動可能に支持
され、両端部が上フレームに摺動可能に支持され
るとともに上端部が上方へ持上げられた上フレー
ムに係合される長側板と、前記起立した長側板間
に位置しかつ底フレームの第2軸支部に下端部が
回動可能に支持されるとともに上方へ持ち上げら
れた上フレームに係合される短側板とから折畳み
コンテナが構成される。
[考案の作用] 本考案は前記のように構成されるため、長側板
が第1軸支部を中心に上方へ起立するように回動
されたのちに、該長側板の両端部が摺動可能に支
持された状態で上フレームが上方へ持ち上げられ
ると、該上フレームに前記長側板の上端部が係合
される。上記状態にて短側板が第2軸支部を中心
に上方へ起立するように回動されると、持ち上げ
られた上フレームに対して前記短側板の上端部が
係合される。これにより上フレーム、底フレー
ム、対向する一対の長側板及び対向する一対の短
側板が連結された状態にて折畳み可能に組立てら
れる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は折畳みコンテナの分解斜視図、第2図
は組立てられた折畳みコンテナの斜視図、第3図
は第2図A−A線に対応して蓋が取付けられた略
体縦断面図、第4図は第2図B−B線に対応して
蓋が取付けられた略体縦断面図であり、折畳みコ
ンテナ1は底フレーム3と、上フレーム5と、第
1側板を構成する対向する一対の長側板7、第2
側板を構成する対向する一対の短側板9及び蓋1
0とから構成されている。
前記底フレーム3は合成樹脂製にて中央部が開
口し、底面に係合段部3aを有する長四角枠形状
に形成され、各側面には対向する一対の第1枠部
を構成する長枠部3b及び第2枠部を構成する短
枠部3cが一体成形されている。前記係合段部3
a上面には樹脂段ボール板11が樹脂リベツト或
いは超音波溶着等により固着されている。前記長
枠部3b外側面には係合凹所3dが形成されると
ともに内側面には所要の幅で内方へ突出し、中心
に軸支孔(図示せず)を有する第1軸支部13が
その両端部及び中央部に夫々一体成形されてい
る。前記短枠部3c内側面には前記第1軸支部1
3より下方位置にて所要の幅で内方へ突出し、中
心部に軸支孔(図示せず)を有する第2軸支部1
5が両端側に夫々一体成形されている。
前記上フレーム5は合成樹脂製にて前記底フレ
ーム3に対応する四角枠形状からなり、対向する
一対の第3枠部を構成する長枠部5a及び第4枠
部を構成する短枠部5bが一体成形されている。
そして前記長枠部5a内面の両端部及び中間部に
は前記底フレーム3の係合段部3a下面を支承す
る突部17が夫々一体成形されるとともに両端部
に位置する各突部17には上端に係合凹部17c
が形成されるとともに下端に外方へ向う爪部17
aを有する弾性腕17bが下方へ垂下するように
一体成形されている。前記短枠部5bの内面には
所要の幅で内方へ突出し、後述する長側板7を支
承するフランジ19が一体成形され、該フランジ
19の両端には長側板7の厚さに応じた幅の第1
切欠部21が夫々形成されている。また、両端か
ら内側に位置するフランジ19には後述する突体
37が係合される第2切欠部23が夫々形成さ
れ、該第2切欠部23に応じた短枠部5bには下
面に凹部25aを有する係合片25が一体成形さ
れている。
前記底フレーム3の第1軸支部13には長側板
7の下端部が内側から上方へ起立するように回動
可能に支持されている。この長側板7は合成樹脂
製にて中央部に開口を有する枠板7aと、前記枠
板7aに対して開口を覆うように樹脂リベツト或
いは超音波溶着技術等により固着される樹脂段ボ
ール板27とから構成されている。そして各突部
17に応じた枠板7a外側面には所要の幅で上下
方向へ延び突部17が係合可能な溝部29が夫々
形成され、各溝部29の内、両側に位置する溝部
29の両側面には上フレーム5が上方へ持上げら
れたとき、爪部17aが係合される被係合部29
aが一体成形されている。また、両側に位置する
各溝部29の上部に応じた枠板7aには係合凹部
17cに係合する係合突部7bが一体成形されて
いる。前記枠板7aの下端部には軸支用の切欠3
1が各第1軸支部13に対応して形成され、該切
欠31の両側に位置する枠板7a下端部には軸支
孔(図示せず)が形成されている。そして前記切
欠31に応じた軸支孔及び第1軸支部13の軸支
孔内に弾性変形可能な合成樹脂製の軸ピン33を
挿通することにより第1軸支部13に対して長側
板7が内側から上方へ起立するように回動可能に
支持される。尚、前記第1軸支部13に対応する
枠板7aの下端面は該第1軸支部13の上面とほ
ぼ一致するように平面状に形成されている。尚、
前記枠板7aの上下内面には仕切板(図示せず)
が挿入可能な間〓を有して対向する一対の支持突
部7dが複数個、一体成形されている。
前記底フレーム3の第2軸支部15には短側板
9の下端部が内側から上方へ起立するように回動
可能に支持されている。前記短側板9は合成樹脂
製にて中央部に開口を有した枠板9aと、前記枠
板9aに対して開口を覆うように樹脂リベツト或
いは超音波溶着技術等により固着された樹脂段ボ
ール板35とから構成されている。そして前記枠
板9aの上部外側面には取手用の凹所9bが形成
されている。また、前記枠板9aの上部両側には
第2切欠部23に係合する突体37が夫々一体成
形され、該突体37の下端両側には前記フランジ
19に係合する切欠37aが形成されている。ま
た、突体37には前記凹部25aに係合する突部
39aを有した係合孔39が前記枠板9aの上端
とほぼ一致する箇所に形成されている。前記枠板
9aの下端部には軸支用の切欠41が前記第2軸
支部15に対応して形成され、該切欠41両側に
応じた枠板9aには軸支孔(図示せず)が形成さ
れている。そして切欠41に応じた軸支孔及び第
2軸支部15の軸支孔内に対し、弾性変形可能な
合成樹脂製の軸ピン43を挿通することにより前
記第2軸支部15に短側板9が夫々回動可能に支
持される。
前記蓋10は合成樹脂製にて上フレーム5の上
部外側面に挿嵌可能な大きさからなり、中央部に
開口を有した枠板12と、前記枠板12に対して
前記開口を閉鎖するように樹脂リベツト或いは超
音波溶着技術等にて固着される樹脂段ボール板1
4とから構成されている。前記枠板12は上フレ
ーム5外側面に沿つて垂下する垂下部12aと、
段積みされる底フレーム3の係合段部3aに係止
される起立部12bと、上フレーム5上部内面に
係止される内壁部12cと、内側に向つて延びる
平面部12dとから構成されている。そして前記
内壁部12cには蓋10が上フレーム5に取付け
られたとき、突体37が挿嵌される凹所12eが
形成されている。また、平面部12dの対角位置
には荷札(図示せず)の端部に掛止して差込みを
可能にする突部12fが一体成形されている。
次に、上記のように構成された折畳みコンテナ
1の組付け方法を第3図乃至第8図に従つて説明
する。
折畳み状態を示す第5図、第5図C−C線の縦
断面図を示す第6図、第5図D−D線の縦断面図
を示す第7図において、各短側板9の切欠41内
に底フレーム3の第2軸支部15を挿嵌した後、
枠板9a下端部の軸支孔及び第2軸支部15の軸
支孔内に軸ピン43を挿通することにより底フレ
ーム3の短枠部3cに対して対向する一対の短側
板9が内方から上方へ起立するように回動可能に
支持される。そして各短側板9は底フレーム3上
面に支承されるように内側へ折畳まれる。
次に、上フレーム5の第1切欠部21に対し、
枠板7aの両端部を上方から挿入して係合支持さ
せた後、長側板7の切欠31内に第1軸支部13
を挿嵌した状態で、長側板7の軸支孔及び第1軸
支部13の軸支孔内に軸ピン33を挿入すること
により底フレーム3の長枠部3bに対向する一対
の長側板7を内側から上方へ起立するように回動
可能に支持させる。そして第1切欠部21に対し
て枠板7aの両端部が係合して摺動可能に支持さ
れた上フレーム5は底フレーム3に対し、その係
合凹所3dと係合突部7bとが係合するように一
体化される。このとき、第1切欠部21には長枠
部3bの両端部が係合される。また、軸ピン33
を中心に内側へ折畳まれた長側板7は上フレーム
5のフランジ19上面に支承される。
次に、上記のように組付けられて折畳または折
畳みコンテナ1の組立方法を第3図、第4図及び
第8図に従つて説明する。
第3図、第4図及び組立途中の状態を示す第8
図において、第5図に示す状態から長側板7が軸
ピン33を中心に起立するように内側から上方へ
起立される。このとき枠板7aの下端面及び第1
軸支部13の上端面がほぼ平面状に形成されてい
るため、枠板7aの内側端が第1軸支部13の上
端面を摺接するとき、軸ピン33が弾性変形され
る。これにより上方に対する長側板7の起立回動
が許容されるとともに長側板7が起立されたと
き、軸ピン33の弾性復帰により枠板7aの下端
面と第1軸支部13の上端面とが当接させること
により長側板7の起立状態が保持される。また、
長側板7が起立されたとき、各突部17が溝部2
9に係合される。
そして各長側板7の起立状態にて上フレーム5
が上方へ持上げられると、上フレーム5は枠板7
aの両端部が第1切欠部21と支持されるため、
長側板7と上フレーム5との分離が防止される。
また、突部17は溝部29に対する係合状態が保
持されたまま、上方へ摺動される。
そして上フレーム5が上方へ持上げられたと
き、突部17の爪部17aが被係合部29aに、
また係合凹部17cに係合突部7bが夫々係合さ
れる。これにより上フレーム5は長側板7に組付
けられたままの状態でその上動状態が保持され
る。
次に、上記状態にて短側板9が軸ピン43を中
心に内側から上方へ回動されると、突体37は第
2切欠部23に夫々係合される。このとき、突体
37の切欠37aには前記フランジ19が係止さ
れるとともに係合孔39内には凹部25aと突部
39aとが係合するように係合片25が挿嵌さ
れ、短側板9の起立状態が保持される。これによ
り折畳みコンテナ1が組立てられる。
尚、前述した組立順序と逆に、短側板9を内側
へ折畳んだ後、上フレーム5を押し下げて底フレ
ーム3を一体化し、次に長側板7を内側へ折畳む
ことにより折畳みコンテナ1が折畳まれる。
このように本実施例は、底フレーム3の第1軸
支部13に長側板7が、また底フレーム3の第2
軸支部15に短側板9が夫々回動可能に支持され
るとともに前記長側板7の両端部が第1切欠部2
1にて上下方向へ摺動可能に支持されるため、前
記底フレーム3、上フレーム5、長側板7及び短
側板9が一体化されたままの状態でコンテナを高
い組立強度にて組立ることが可能である。また、
折畳時にはその高さを低くすることが可能であ
り、収容容積を低減し得る。
[考案の効果] このため本考案は、高い組立強度を有し、物品
を安全に収容し得る折畳みコンテナを提供するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は折畳みコンテナの分解斜視図、第2図
は組立てられた折畳みコンテナの斜視図、第3図
は第2図A−A線に対応して蓋が取付けられた略
体縦断面図、第4図は第2図B−B線に対応して
蓋が取付けられた略体縦断面図、第5図乃至第8
図は作用を示す説明図である。 図中1は折畳コンテナ、3は底フレーム、3b
は長枠部、3cは短枠部、5は上フレーム、5a
は長枠部、5bは短枠部、7は長側板、9は短側
板、13は第1軸支部、15は第2軸支部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対向する一対の第1枠部及び第2枠部を有した
    四角枠形からなり、前記第1及び第2枠部に被係
    合部を有する上フレームと、 前記上フレームに対応した有底形状で第3枠部
    に第1軸支部及び第4枠部に第2軸支部を有する
    底フレームと、 前記底フレームの第1軸支部に下端部が回動可
    能に支持され、両端部が上フレームに摺動可能に
    支持されるとともに上端部が上方へ持上げられた
    上フレームに係合される第1側板と、 起立した前記第1側板間に位置しかつ底フレー
    ムの第2軸支部に下端部が回動可能に支持される
    とともに上方へ持ち上げられた上フレームに係合
    される第2側板と、 を備えたことを特徴とする折畳みコンテナ。
JP11345487U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH057146Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11345487U JPH057146Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23
DE3814256A DE3814256C2 (de) 1987-07-23 1988-04-27 Faltbarer Behälter
US07/296,851 US4863056A (en) 1987-07-23 1989-01-12 Folding container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11345487U JPH057146Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417927U JPS6417927U (ja) 1989-01-30
JPH057146Y2 true JPH057146Y2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=31353304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11345487U Expired - Lifetime JPH057146Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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JP (1) JPH057146Y2 (ja)

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JPS6417927U (ja) 1989-01-30

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