JP6160149B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガム等の内容物と捨て紙等の添付物とを別々に収納する包装容器に関する。
ガムと捨て紙とを収納する包装容器は特許文献1に開示される。この包装容器は前面部と背面部とを有して上面にガムの取出口が開口する箱状の本体部と、取出口を開閉する蓋部とを備えている。蓋部は背面部の上端に連設して折曲可能に形成され、前面部の上部を覆う蓋前面部が設けられる。
本体部には前面部に面して仕切板が配され、前面部と仕切板との間に捨て紙の収納部が形成される。前面板の上部にはスリットが形成され、スリットを介して捨て紙が収納部に出し入れされる。スリットの上端には、弾性を有して捨て紙の収納部内への落下を防止するフラップが設けられる。
蓋部により取出口が閉じられると、蓋前面部によってスリットが覆われる。この時、蓋部の側面によって本体部の側面の上部が覆われる。蓋部が開かれると取出口を介してガムを取り出すことができるとともに、スリットに挿入された捨て紙を取り出すことができる。噛み終わったガムは捨て紙に包んで廃棄される。
特許第4944649号公報(第3頁〜第7頁、第2図)
しかしながら、上記従来の包装容器によると、捨て紙を取り出す場合に蓋部を開くため手間がかかる。また、蓋を開くことによって取出口から誤ってガムを落とす場合がある。このため、包装容器の利便性が悪い問題があった。
本発明は、利便性を向上できる包装容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、対向する前面部と背面部とを有して上部に内容物を取り出す取出口が開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記本体部の前面上部を覆う蓋前面部を有して前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記前面部に面した仕切板を有して前記前面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成するとともに、前記収納部の上部に薄状部材の挿通口を形成し、前記蓋前面部を前記前面部よりも背面側に配置して前記蓋部を閉じることができることを特徴としている。
この構成によると、箱状の本体部の仕切板と背面部との間にガム等の内容物が収納され、前面部と仕切板との間の収納部に捨て紙等の薄状部材が挿通口を介して挿入される。蓋部が開かれると取出口を介して内容物が取り出される。取出口は本体部の上面に設けてもよく、本体部の前面に露出する仕切板に設けてもよい。蓋部により取出口が閉じられると、蓋部の蓋前面部は本体部の前面部よりも背面側に配置される。薄状部材は蓋部を閉じた状態で蓋前面部または仕切板の前面に沿って収納部に対して出し入れされる。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記挿通口よりも下方で前記収納部が露出する窓部を前記前面部に形成したことを特徴としている。この構成によると、窓部を介して手指が薄状部材に摺動し、薄状部材が手指との摩擦によって挿通口に導かれる。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記蓋前面部を前記仕切板の背面側に挿入して前記蓋部が閉じられることを特徴としている。この構成によると、収納部に配した薄状部材と蓋前面部との接触が防止される。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記仕切板の上部を開口した第1開口部と、第1開口部に面して前記前面部の上部を開口した第2開口部とを設け、第2開口部の下端が第1開口部の下端よりも下方に配されることを特徴としている。この構成によると、第1開口部内に露出する蓋前面部に手指を摺動して蓋部が開かれる。また、第2開口部内に露出する仕切板に沿って薄状部材が出し入れされる。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記蓋部を第1開口部の下部が開放される所定位置まで開いた際に前記蓋前面部が前記本体部に係止され、第1開口部によって前記取出口が形成されることを特徴としている。この構成によると、蓋部を開くと第1開口部が下方から開放され、所定位置で蓋前面部が本体部に係止される。そして、開放された第1開口部を介して内容物が取り出される。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記仕切板が前記前面部よりも上方に延びて形成され、前記蓋前面部の下端部が前記仕切板に設けたスリットに挿入されることを特徴としている。この構成によると、蓋前面部の下端部がスリットに挿入されて仕切板の背面側に配され、薄状部材が仕切板及び蓋前面部の前面に沿って出し入れされる。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記前面部の上部を開口する開口部を設け、前記蓋前面部を前記収納部内に挿入して前記蓋部が閉じられることを特徴としている。この構成によると、開口部内に露出する蓋前面部に手指を摺動して蓋部が開かれる。また、収納部内に挿入した蓋前面部の前面に沿って薄状部材が出し入れされる。
本発明によると、蓋前面部を前面部よりも背面側に配置して蓋部を閉じることができるので、前面部と仕切板との間の収納部内に配される薄状部材が蓋部を開かずに出し入れされる。従って、包装容器の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の包装容器の開封前を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装容器を示す展開図 本発明の第1実施形態の包装容器の蓋部を閉じた状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の包装容器の開封前を示す斜視図 本発明の第2実施形態の包装容器を示す展開図 本発明の第2実施形態の包装容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の包装容器の蓋部を閉じた状態を示す斜視図 本発明の第3実施形態の包装容器の開封前を示す斜視図 本発明の第3実施形態の包装容器を示す展開図 本発明の第3実施形態の包装容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図 本発明の第3実施形態の包装容器の蓋部を閉じる際の状態を示す斜視図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の包装容器の開封前の斜視図を示している。包装容器1は紙容器から成り、ガム(不図示)及び捨て紙P(図3参照)が収納される。包装容器1は対向する前面部11及び背面部12(図2参照)を有した箱状の本体部10と、本体部10の上部を開閉する蓋部20とを有している。
蓋部20は前面部11の上部を覆う蓋前面部21を有し、包装容器1の開封前の状態では蓋前面部21が前面部11に糊付けされている。前面部11の下部には詳細を後述する窓部11bが形成される。
図2は包装容器1の展開図を示している。包装容器1は図中、一点鎖線で示す折り線30で折曲される。本体部10は前面部11、背面部12、側面部13、上面部14、底面部15及び仕切板16を有している。蓋部20は蓋前面部21及び蓋上面部24を有している。
前面部11の両側方には折り線30を介して側面部13が連設され、下方には折り線30を介して底面部15が連設される。両側面部13にはそれぞれ折り線30を介して上方に上面部14が連設され、下方に折曲片18aが連設される。一方の側面部13の側方には背面部12、糊代17a、仕切板16、糊代17aが折り線30を介して順に連設される。背面部12の下方には折り線30を介して糊代17bが連設される。背面部12の上方には蓋上面部24、蓋前面部21がそれぞれ折り線30を介して連設される。これにより、蓋部20が背面部12に対して折曲可能に形成される。
折曲片18aは糊代17bの内面に面して折曲され、糊代17bは底面部15の内面に糊付けされる。糊代17aは側面部13の内面に糊付けされる。また、糊代17aの横幅は側面部13の横幅よりも狭く形成される。これにより、互いに対向する前面部11と仕切板16との間には前後方向に所定の隙間を有した収納部19(図3参照)が形成される。
仕切板16の上部には正面視略矩形の開口部16a(第1開口部)が上端から切り欠いて形成される。前面部11の上部には開口部16aに面して正面視略矩形の開口部11a(第2開口部)が上端から切り欠いて形成される。この時、開口部16aは開口部11aよりも開口面積が小さく、開口部11a内に仕切板16が露出して開口部11aの下端が開口部16aの下端よりも下方に配される。
また、前面部11の開口部11aよりも下方にはリーフ形状の窓部11bが開口する。窓部11bによって収納部19(図3参照)内が露出する。
蓋部20の蓋前面部21の上端(組み立てた際の下端)の両側部には切欠き21bが形成され、切欠き部21bの上方には側方に突出する係止部21aが形成される。係止部21aは後述するように本体部10の上面部14に係止される。
各折り線30で折曲して各糊代17a、17bを糊付けすることにより、図1に示す包装容器1が組み立てられる。そして、ガム及び捨て紙P(図3参照)が本体部10の上面または開口部16aを介して仕切板16と背面板12との間に充填される。その後、蓋前面部21の下部が前面部11に糊付けされる。
図3は開封後の包装容器1の蓋部20を閉じた状態を示している。前面部11に糊付けされた蓋前面部21を剥がすと蓋部20が開かれ、蓋前面部21を仕切板16の背面側に挿入して蓋部20が閉じられる。この時、蓋部20には側面部13を覆う部分が形成されないので蓋前面部21を仕切板16の背面側に容易に挿入することができる。これにより、包装容器1の前面には開口部11aが露出し、開口部11a内に仕切板16及び仕切板16に設けた開口部16aが露出する。
包装容器1内のガムと同じ領域に収納された捨て紙Pは開封後に取り出され、収納部19(図3参照)内に収納される。前面部11の上端と仕切板16との間には収納部19に収納される捨て紙Pを挿通する挿通口19aが形成される。この時、開口部11aの周縁も挿通口19aの一部を形成する。捨て紙Pは仕切板16の前面に沿って挿通口19aを介して出し入れされる。
収納部19内に配される捨て紙Pは窓部11bを介して視認することができる。尚、包装容器1の開封前の状態で捨て紙Pを収納部19に収納してもよい。また、開口部11aの上端が開放されるが、上端を閉じた孔により開口部11aを形成してもよい。この時、開口部11aにより形成される挿通口を介して捨て紙Pを収納部19内に収納してもよい。
収納部19に配された捨て紙Pが開口部11aよりも下方に挿入された場合は、窓部11bを介して捨て紙Pに手指を摺動させる。これにより、捨て紙Pは手指との摩擦によって上方に導かれ、挿通口19aから取り出すことができる。
次に、蓋部20を開く際に、開口部16aを介して蓋前面部21に手指を摺動させると、蓋部20が手指との摩擦によって上方に導かれる。これにより、図4に示すように開口部11aが下方から開放され、蓋前面部21の係止部21a(図1参照)が本体部10の上面部14(図2参照)に係止される。そして、本体部10の上部に開口部11aによって形成される取出口10aを介してガムを取り出すことができる。取出口10aは蓋部20を閉じた状態で蓋前面部21により塞がれる。
また、蓋部20を更に開くと係止部21aが上面部14を乗り越え、本体部10の上面の両上面部14(図2参照)間からガムを取り出すことができる。蓋部20を閉じた状態では本体部10の上面が蓋上面部24により塞がれる。従って、本体部10の上面にも蓋部20により開閉されるガムの取出口が形成される。
本実施形態によると、前面部21の背面に対向する仕切板16よりも背面に蓋前面部21を配置して取出口10aを開閉する蓋部20を閉じることができる。これにより、前面部11と仕切板16との間の収納部19内に配される捨て紙Pが蓋部20を開かずに出し入れされる。また、蓋部20が閉じられる際に蓋前面部21の下端が収納部19内の捨て紙Pに当接しないため、容易に蓋部20を閉じることができる。従って、包装容器1の利便性を向上することができる。
また、挿通口19aよりも下方で収納部19が露出する窓部11bが前面部11に形成される。これにより、収納部19内の捨て紙Pの有無を窓部11bから視認できる。また、収納部19の下部に配された捨て紙Pに窓部11bを介して手指を摺動し、捨て紙Pを挿通口19aに導くことができる。従って、包装容器1の利便性をより向上することができる。
また、仕切板16の上部を開口した開口部16a(第1開口部)の下端よりも開口部16aに面して前面部11の上部を開口した開口部11a(第2開口部)の下端が下方に配される。これにより、開口部16aを介して手指を蓋前面部21に摺動し、蓋部20を容易に開くことができるとともに、開口部11a内に露出する仕切板16に沿って捨て紙Pを容易に出し入れすることができる。従って、包装容器1の利便性をより向上することができる。
また、蓋部20を開口部16aの下部が所定位置まで開放されると蓋前面部21の係止部21aが本体部10の上面部14に係止され、開口部16aによってガムの取出口10aが形成される。これにより、ガムが誤って大量に排出されないように、取出口10aを容易に所望の大きさに形成することができる。
次に、図5は第2実施形態の包装容器1の開封前の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図4に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は本体部10の上部及び蓋部20の構造が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
包装容器1の本体部10の前面部11と蓋部20の蓋前面部21とは上下に分離して設けられる。前面部11の上端には略半楕円形状に切欠いた開口部11aが形成される。開口部11aの下方には窓部11bが設けられる。蓋前面部21の下端には開口部11aと略同一形状の突出部21cが下方に突出して形成される。
図6は包装容器1の展開図を示している。包装容器1は図中、一点鎖線で示す折り線30で折曲され、図中、破線で示す切断線31、32で切断される。本体部10は前面部11、背面部12、側面部13、底面部15及び仕切板16を有している。蓋部20は蓋前面部21、蓋背面部22、蓋側面部23及び蓋上面部24を有している。
前面部11の両側方には折り線30を介して側面部13が連設され、下方には折り線30を介して底面部15が連設される。一方の側面部13の側方には背面部12、糊代17a、仕切板16、糊代17aが折り線30を介して順に連設される。前面部11の上方には切断線31を介して蓋前面部21が連設され、蓋前面部21の上方には折り線30を介して蓋上面部24が連設される。
両側面部13の上方には切断線31を介して蓋側面部23が連設され、蓋側面部23は折り線30を介して蓋前面部21に連設している。側面部13と蓋側面部23との間の切断線31は前面側が下がるように傾斜する。両側面部13の下方には折り線30を介して折曲片18aが連設され、蓋側面部23の上方には折り線30を介して折曲片18bが連設される。
背面部12の上方には折り線30を介して蓋背面部22が連設され、蓋背面部22の一方の側端は折り線30を介して蓋側面部23に連設している。背面部12の下方には折り線30を介して糊代17bが連設され、蓋背面部22の上方には折り線30を介して糊代17dが連設される。
仕切板16と背面部12との間の糊代17aの上方には切断線32を介して糊代17cが連設される。糊代17cは糊代17aの横幅の約1/2の横幅に形成され、折り線30を介して蓋背面部22に連設している。糊代17cの下端の切断線32は側面部13と蓋側面部23との間の切断線31と同様に傾斜する。
折曲片18aは糊代17bの内面に面して折曲され、糊代17bは底面部15の内面に糊付けされる。折曲片18bは糊代17dの内面に面して折曲され、糊代17dは蓋上面部24の内面に糊付けされる。糊代17aは側面部13の内面に糊付けされ、糊代17cは一方の蓋側面部23の内面に糊付けされる。これにより、包装容器1が箱状に組み立てられ、本体部10に対して蓋部20が背面側で折曲して開閉可能に形成される。尚、折り線30で折曲して包装容器1を箱状に組み立てた後に切断線31、32で切断してもよい。
前面部11の上端には切断線31での切断によって開口部11aが形成される。これにより、蓋前面部21の下端には開口部11aと略同一形状の突出部21cが形成される。前面部11の開口部11aよりも下方には第1実施形態と同様のリーフ形状の窓部11bが開口する。
仕切板16は前面部11よりも上方に延びて形成され、突出部21cと同じ高さにスリット16cが形成される。スリット16cの横幅は突出部21cよりも若干大きく形成され、突出部21cが挿通可能になっている。
図7は包装容器1の蓋部20を開いた状態を示している。本体部10の仕切板16は前面部11よりも上方に延びて形成され、蓋部20は蓋側面部23を有するため仕切板16に被嵌される箱状に形成される。蓋部20によって本体部10の上面に形成される取出口10aが開閉される。
蓋部20を開いて本体部10の上面の取出口10aを介してガム及び捨て紙Pが包装容器1内に充填され、蓋部20が本体部10に被嵌される。包装容器1が開封されると蓋部20を開き、取出口10aを介してガム及び捨て紙Pが取り出される。取出口10aから取り出された捨て紙Pは前面部11の上端と仕切板16との間の挿通口19aを介して仕切板16の前面に沿って収納部19内に収納される。
図8は包装容器1の開封後に蓋部20を閉じた状態を示している。蓋部20は仕切板16に被嵌され、本体部10の前面上部の仕切板16が蓋前面部21により覆われる。蓋前面部21の下端の突出部21c(図7参照)はスリット16cに挿通される。これにより、突出部21cが仕切板16の背面側に配置される。蓋側面部23を有して箱状に形成される蓋部20の蓋前面部21の下端から突出部21cが突出するため、突出部21cを仕切板16の背面側に容易に配置することができる。
蓋部20を閉じた状態で、包装容器1の前面には開口部11a内に仕切板16が露出する。前面部11と仕切板16との間の収納部19に収納される捨て紙Pは仕切板16及び蓋前面部21の前面に沿って出し入れされる。
本実施形態によると、前面部21の背面に対向する仕切板16よりも背面に蓋前面部21の突出部21cを配置して取出口10aを開閉する蓋部20を閉じることができる。これにより、前面部11と仕切板16との間の収納部19内に配される捨て紙Pが蓋部20を開かずに出し入れされる。また、蓋部20が閉じられる際に蓋前面部21の下端が収納部19内の捨て紙Pに当接しないため、容易に蓋部20を閉じることができる。従って、包装容器1の利便性を向上することができる。
また、仕切板16が前面部11よりも上方に延びて形成され、蓋前面部21の下端部の突出部21cが仕切板16に設けたスリット16cに挿入される。これにより、蓋部20の閉止状態を維持し、収納部19内の捨て紙Pを仕切板16及び蓋前面部21の前面に沿って出し入れする包装容器1を容易に実現することができる。
次に、図9は第3実施形態の包装容器1の開封前の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図4に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は本体部10の上部及び蓋部20の構造が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
蓋部20は前面部11の上部を覆う蓋前面部21を有し、包装容器1の開封前の状態では蓋前面部21が前面部11に糊付けされている。前面部11の下部には第1実施形態と同様のリーフ形状の窓部11bが形成される。
図10は包装容器1の展開図を示している。第1実施形態と同様の部分は説明を省略する場合がある。包装容器1は図中、一点鎖線で示す折り線30で折曲される。本体部10は前面部11、背面部12、側面部13、上面部14、底面部15及び仕切板16を有している。蓋部20は蓋前面部21及び蓋上面部24を有している。
上面部14は仕切板16の上方に折り線30を介して連設され、上面部14の上方に折り線30を介して折曲片18cが連設される。両側面部13の上方には折り線30を介して折曲片18bが連設される。
前面部11には第1実施形態と同様の開口部11a及び窓部11bが形成される。仕切板16は第1実施形態に設けた開口部16a(図2参照)が省かれ、仕切板16の上方に連設される上面部14に取出口10aが開口する。これにより、ガムが誤って大量に排出されないように、取出口10aを容易に所望の大きさに形成することができる。また、蓋前面部21は第1実施形態に設けた係止部21a(図2参照)が省かれる。
折曲片18aは糊代17bの内面に面して折曲され、糊代17bは底面部15の内面に糊付けされる。糊代17aは側面部13の内面に糊付けされる。また、折曲片18bは上面部14の内面に面して折曲され、折曲片18cは背面部12の内面に面して折曲される。これにより、図9に示す箱状の包装容器1が組み立てられる。ガム及び捨て紙Pは上面部14を開いた状態で本体部10の上面から充填される。そして、蓋部20の蓋前面部21の下部が本体部10の前面部11に糊付けされる。
図11は開封後の包装容器1の蓋部20を開いた状態を示している。前面部11に糊付けされた蓋前面部21を剥がすと蓋部20が開かれ、上面の取出口10aが露出する。これにより、本体部10内に収納されるガムを取り出すことができる。上面部14を開いて本体部10の上面から取り出された捨て紙Pは挿通口19aを介して仕切板16に沿って収納部19内に収納される。
図12は包装容器1の蓋部20を閉じる際の状態を示している。蓋前面部21は前面部11の上端の挿通口19aから仕切板16の前面に沿って収納部19内に挿入される。これにより、蓋部20が閉じられ、蓋前面部21が前面部11の背面側に配置される。このため、収納部19内に配した捨て紙Pが蓋部20を開かずに出し入れされる。
本実施形態によると、前面部21よりも背面に蓋前面部21を配置して取出口10aを開閉する蓋部20を閉じることができる。これにより、前面部11と仕切板16との間の収納部19内に配される捨て紙Pが蓋部20を開かずに出し入れされる。従って、包装容器1の利便性を向上することができる。
また、前面部11の上部を開口した開口部11aを設け、蓋前面部21を収納部19内に挿入して蓋部20が閉じられる。これにより、蓋部20を開かずに収納部19内の捨て紙Pを出し入れする包装容器1を容易に実現することができる。また、開口部11aを介して手指を蓋前面部21に摺動して蓋部20を容易に開くことができる
第1〜第3実施形態において、ガムの包装容器1について説明しているが、他の内容物の包装容器でもよい。この時、内容物に付随する薄状部材から成る添付物を収納部19内に収納することにより、同様の効果を得ることができる。例えば、内容物が食品であり、添付物がチャック付き袋等に包装されたトッピングであってもよい。
本発明によると、ガムと捨て紙とを収納する包装容器等の、内容物と内容物に付随する薄状部材の添付物とを収納する包装容器に利用することができる。
1 包装容器
10 本体部
10a 取出口
11 前面部
11a 開口部
11b 窓部
12 背面部
13 側面部
14 上面部
15 底面部
16 仕切板
16a 開口部
16c スリット
17a〜17d 糊代
18a、18b、18c 折曲片
19 収納部
19a 挿通口
20 蓋部
21 蓋前面部
21a 係止部
21c 突出部
23 蓋側面部
24 蓋上面部
30 折り線
31、32 切断線
P 捨て紙

Claims (5)

  1. 対向する前面部と背面部とを有して上部に内容物を取り出す取出口が開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記本体部の前面上部を覆う蓋前面部を有して前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記前面部に面した仕切板を有して前記前面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成するとともに、前記収納部の上部に薄状部材の挿通口を形成し
    前記仕切板の上部を開口した第1開口部と、第1開口部に面して前記前面部の上部を開口した第2開口部とを設け、第2開口部の下端が第1開口部の下端よりも下方に配され、
    前記蓋前面部を前記仕切板の背面側に挿入して前記蓋部が閉じられることを特徴とする包装容器。
  2. 前記蓋部を第1開口部の下部が開放される所定位置まで開いた際に前記蓋前面部が前記本体部に係止され、第1開口部によって前記取出口が形成されることを特徴とする請求項に記載の包装容器。
  3. 対向する前面部と背面部とを有して上部に内容物を取り出す取出口が開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記本体部の前面上部を覆う蓋前面部を有して前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記前面部に面した仕切板を有して前記前面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成するとともに、前記収納部の上部に薄状部材の挿通口を形成し
    前記仕切板が前記前面部よりも上方に延びて形成され、前記蓋前面部の下端部を前記仕切板に設けたスリットを介して前記仕切板の背面側に挿入して前記蓋部が閉じられることを特徴とする包装容器。
  4. 対向する前面部と背面部とを有して上部に内容物を取り出す取出口が開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記本体部の前面上部を覆う蓋前面部を有して前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記前面部に面した仕切板と、前記仕切板の上端に連設して前記取出口が設けられる上面部とを有して前記前面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成するとともに、前記収納部の上部に薄状部材の挿通口を形成し
    前記前面部の上部を開口した開口部を設け、前記蓋前面部を前記収納部内に挿入して前記蓋部が閉じられることを特徴とする包装容器。
  5. 前記挿通口よりも下方で前記収納部が露出する窓部を前記前面部に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装容器。
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