JP6160161B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガム等の内容物と捨て紙等の添付物とを別々に収納する包装容器に関する。
ガムと捨て紙とを収納する包装容器は特許文献1に開示される。この包装容器は前面部と背面部とを有して上面にガムの取出口が開口する箱状の本体部と、取出口を開閉する蓋部とを備えている。蓋部は背面部の上端に連設して折曲可能に形成され、前面部の上部を覆う蓋前面部が設けられる。
本体部には前面部に面して仕切板が配され、前面部と仕切板との間に捨て紙の収納部が形成される。前面部の上部にはスリットが形成され、スリットを介して捨て紙が収納部に出し入れされる。スリットの上端には、弾性を有して捨て紙の収納部内への落下を防止するフラップが設けられる。
蓋部により取出口が閉じられると、蓋前面部によってスリットが覆われる。蓋部が開かれると取出口を介してガムを取り出すことができるとともに、スリットに挿入された捨て紙を取り出すことができる。噛み終わったガムは捨て紙に包んで廃棄される。
特許第4944649号公報(第3頁〜第7頁、第2図)
しかしながら、上記従来の包装容器によると、取出口が本体部の上面に設けられるため取出口を下方に向けてガムを取り出すことになり、誤ってガムが大量に排出される場合がある。この問題を解決するために取出口に手指を挿入して所定量のガムを摘持して取り出せるように、本体部の前面部の上端及び左右の側面板の上端を低くして取出口を大きく開口すると、捨て紙の収納部が本体部の前面に設けられるため、スリットの上方に突出した捨て紙によってガムを取り出しにくくなる場合がある。このため、包装容器の利便性が悪くなる問題があった。
本発明は、利便性を向上できる包装容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、 対向する前面部と背面部とを有して内容物を取り出す取出口が上方及び前方に面して開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記背面部に面した仕切板を有して前記背面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成し、前記仕切板の上部に前記薄状部材の挿通口を設けたことを特徴としている。
この構成によると、箱状の本体部の仕切板と前面部との間にガム等の内容物が収納され、背面部と仕切板との間の収納部に捨て紙等の薄状部材が挿通口を介して挿入される。蓋部が開かれると本体部の上方及び前方に面して開口した取出口から内容物が取り出される。薄状部材は蓋部を開いて内容物の背面側に配された挿通口を介して出し入れされる。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記蓋部が前記本体部の前面を覆う蓋前面部と、前記本体部の上面を覆う蓋上面部と、前記蓋前面部に対向して前記背面部に連設される蓋背面部とを有し、前記挿通口が前記背面部の上端と同じ高さまたは前記背面部の上端よりも下方に形成されることを特徴としている。この構成によると、挿通口から薄状部材が突出した状態で蓋部が閉じられ、蓋部を開いて薄状部材が上端を摘持して取り出される。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記蓋部が前記背面部に連設して前記本体部の上面を覆う蓋上面部を有し、前記挿通口が前記背面部の上端よりも下方に形成されることを特徴としている。この構成によると、挿通口から薄状部材が突出した状態で蓋部が閉じられ、蓋部を開いて薄状部材が上端を摘持して取り出される。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記挿通口の前縁から上方に突出する突出部を設けたことを特徴としている。この構成によると、突出部に手指を掛けて挿通口が開かれ、収納部に薄状部材が収納される。
また本発明は、上記構成の包装容器において、前記本体部の底面から前面の前記取出口の下端までの距離が前記薄状部材の長手方向の長さよりも小さいことを特徴としている。
本発明によると、内容物の取出口が本体部の上方及び前方に面して開口するため、取出口から手指を挿入して内容物を摘持して取り出すことができる。また、背面部に面した仕切板によって薄状部材の収納部が本体部の背面に設けられるため、仕切板の上部に設けた挿通口から上方に薄状部材が突出しても内容物を容易に取り出すことができる。従って、包装容器の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の包装容器を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装容器を示す展開図 本発明の第1実施形態の包装容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装容器の収納部に薄状部材を収納した状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の包装容器を示す斜視図 本発明の第2実施形態の包装容器を示す展開図 本発明の第2実施形態の包装容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の包装容器の斜視図を示している。包装容器1は紙容器から成り、ガム(不図示)及び捨て紙P(図4参照)が収納される。包装容器1は本体部10と、本体部10の上部を開閉する蓋部20とを有している。
本体部10は対向する前面部11と背面部12(図2参照)との間を両側方の側面部13及び底面部15(図2参照)により連結した箱状に形成される。蓋部20は対向する蓋前面部11と蓋背面部22(図2参照)との間を両側方の蓋側面部23及び蓋上面部24により連結した箱状に形成される。本体部10の前面部11と蓋部20の蓋前面部21とは上下に分離して設けられる。
図2は包装容器1の展開図を示している。包装容器1は図中、一点鎖線で示す折り線30で折曲され、喫食時に図中、破線で示す切断線31で切断される。本体部10は前面部11、背面部12、側面部13、底面部15及び仕切板16を有している。蓋部20は蓋前面部21、蓋背面部22、蓋側面部23及び蓋上面部24を有している。
前面部11の両側方には折り線30を介して側面部13が連設され、下方には折り線30を介して底面部15が連設される。一方の側面部13の側方には背面部12、糊代17aが折り線30を介して順に連設される。前面部11の上方には切断線31を介して蓋前面部21が連設され、蓋前面部21の上方には折り線30を介して蓋上面部24が連設される。
両側面部13の上方には切断線31を介して蓋側面部23が連設され、蓋側面部23は折り線30を介して蓋前面部21に連設している。側面部13と蓋側面部23との間の切断線31は前面側が下がるように傾斜する。両側面部13の下方には折り線30を介して折曲片18aが連設され、蓋側面部23の上方には折り線30を介して折曲片18bが連設される。
背面部12の上方には折り線30を介して蓋背面部22が連設され、蓋背面部22の一方の側端は折り線30を介して蓋側面部23に連設している。背面部12の下方には折り線30を介して糊代17bが連設され、蓋背面部22の上方には折り線30を介して糊代17dが連設される。
糊代17aの上方には切断線31を介して糊代17cが連設される。糊代17cは折り線30を介して蓋背面部22に連設している。糊代17cの下端の切断線31は側面部13と蓋側面部23との間の切断線31と同様に傾斜する。
糊代17dの上方には糊代17e、糊代17f、仕切板16が折り線30を介して順に連設される。仕切板16の両側方には折り線30を介して折曲片18cが連設される。折曲片18cは仕切板16に対して下方(組み立て後の上方)に延び、糊代17fに対して切断されている。
また、仕切板16及び糊代17fにはコ字状のスリット16aが形成される。スリット16aは水平部分16bを糊代17f上に形成され、水平部分16bの両端から延びる垂直部分16cが仕切板16及び糊代17fに跨がって形成される。スリット16aによって後述する収納部19(図3参照)の挿通口19a(図3参照)が形成される。
糊代17aは一方の側面部13の内面に糊付けされ、糊代17cは一方の蓋側面部23の内面に糊付けされる。折曲片18aは糊代17bの内面に面して折曲され、糊代17bは底面部15の内面に糊付けされる。糊代17d、17eは二つ折りされ、糊代17dが蓋上面部24の内面に糊付けされる。糊代17fは蓋背面部22の内面に糊付けされる。糊代17d、17eが二つ折りして蓋上面部24に糊付けされるため、蓋部20の強度を向上することができる。
仕切板16及び折曲片18cはそれぞれ背面部12及び側面部13に面して本体部10内に配される。これにより、包装容器1が組み立てられ、本体部10に対して蓋部20が背面側で折曲して開閉可能に形成される。尚、包装容器1を箱状に組み立てる際に切断線31で切断してもよい。
糊代17f及び蓋背面部22は上下方向の幅を略同一に形成され、糊代17d及び糊代17eの厚みだけ糊代17fの下端が蓋背面部22の下端よりも下方に配される。これにより、蓋部20を開いた際に仕切板16と背面部12との間に捨て紙P(図4参照)の収納部19(図3参照)が形成される。
図3は包装容器1の蓋部20を開いた状態の斜視図を示している。本体部10は側面部13の上端が傾斜するため、本体部10の上部にはガムを取り出す取出口10aが上面側と前面側に連続して上方及び前方に面して開口する。左右に配される折曲片18cは取出口10aよりも上方に延び、箱状の蓋部20が被嵌される。
これにより、蓋部20を閉じた際に蓋前面部21により本体部10の前面上部が覆われ、蓋上面部24により本体部10の上面が覆われる。また、本体部10の側面上部を形成する折曲片18cが蓋側面部23により覆われる。
背面部12(図2参照)に面して配される仕切板16は前面部11よりも上方に延びる。仕切板16と背面部12との間には捨て紙P(図4参照)の収納部19が背面部12に沿って取出口10aの背面側に形成される。仕切板16の上部にはスリット16aによって捨て紙P(図4参照)を挿通する挿通口19aが背面部12の上端と同じ高さに形成される。また、スリット16aは仕切板16と糊代17f(図2参照)とに跨がるため、挿通口19aの前縁から上方に突出する突出部19bが形成される。
仕切板16と前面部11との間の領域に収納されるガムは取出口10aを介して取り出される。この時、仕切板16が前面部11よりも上方に延びて取出口10aが本体部10の前面に形成されるため、前面部11を上方に向けて仕切板16上に配されたガムを所定量摘持して取り出すことができる。
図4は収納部19に捨て紙Pを収納した状態を示している。突出部19bに手指を掛けて挿通口19aが開かれ、捨て紙Pが挿通口19aを介して収納部19内に収納される。挿通口19aから上方に突出する捨て紙Pは上方及び前方に面して本体部10の上部に開口する取出口10aを通って取り出される。
この時、挿通口19aが背面部12の上端と同じ高さに設けられ、蓋部20が背面部12に対して折曲される蓋背面部22を有した箱状に形成される。このため、挿通口19aから捨て紙Pが上方に突出した状態で蓋部20を閉じることができる。これにより、蓋部20を開いた際に取出口10aを介して捨て紙Pの上端を摘持し、捨て紙Pを容易に取り出すことができる。
本実施形態によると、ガムの取出口10aが本体部10の上方及び前方に面して開口するため、取出口10aから所定量のガムを摘持して取り出すことができる。また、背面部12に面した仕切板16によって捨て紙Pの収納部19が本体部10の背面に設けられる。このため、仕切板16の上部に設けた挿通口19aから上方に捨て紙Pが突出してもガムを容易に取り出すことができる。更に、本体部10の上面及び前面に開口する取出口19aを介して捨て紙Pを容易に取り出すことができる。従って、包装容器1の利便性を向上することができる。
また、蓋部20が背面部12に連設される蓋背面部22を有した箱状に形成され、挿通口19aが背面部12の上端と同じ高さに形成される。これにより、挿通口19aから上方に捨て紙Pが突出しても蓋部20を閉じることができ、挿通口19aから突出した捨て紙Pを容易に取り出すことができる。尚、挿通口19aを背面部12の上端よりも下方に形成してもよい。また、側面部13の上端を蓋上面部24に近接し、蓋側面部23を省いて蓋部20の側面を開放してもよい。
また、挿通口19aの前縁から上方に突出する突出部19bを設けたので、突出部19bに手指を掛けて挿通口19aを開いて容易に捨て紙Pを収納部19に挿入することができる。
次に、図5は第2実施形態の包装容器1の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図4に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態と同様に構成され、蓋部20の蓋側面部23(図1参照)を省いて蓋部20により本体部10の前面が覆われるように形成される。
蓋部20は本体部10の背面部12(図6参照)に連設された蓋上面部24と、蓋上面部24に連設された蓋前面部21とを有している。蓋上面部24により本体部10の上面が覆われ、蓋前面部21により本体部10の前面部11が覆われる。前面部11には水平なスリット11aが設けられ、蓋前面部21に設けた係止部21b(図7参照)をスリット11aに挿入して蓋部20が閉じられる。
図6は包装容器1の展開図を示している。包装容器1は図中、一点鎖線で示す折り線30で折曲され、組み立てる際に図中、破線で示す切断線31で切断される。本体部10は前面部11、背面部12、側面部13、上面部14、底面部15及び仕切板16を有している。蓋部20は蓋前面部21及び蓋上面部24を有している。
前面部11の一側方には底面部15、背面部12、蓋上面部24、蓋前面部21が折り線30を介して順に連設される。これにより、蓋部20が背面部12に対して折曲可能に形成される。前面部11の他側方には上面部14、仕切板16が折り線30を介して順に連設される。上面部14は切断線31で切断して形成される糊代17qによって上下の端部(組み立て後の左右の端部)に分かれて設けられる。
前面部11の上下には折り線30を介して側面部13が連設される。上面部14、底面部15及び背面部12の上下にはそれぞれ折り線30を介して折曲片18e、折曲片18d、糊代17gが連設される。
前面部21及び上面部14は連続した切断線31によって糊代17p、17qが切り取られる。これにより、本体部10の上部に取出口10a(図7参照)が形成される。取出口10aは本体部10の上面側と前面側に連続して上方及び前方に面して開口する。
前面部21上には組み立てた際に水平方向に延びるスリット11aが設けられる。また、蓋前面部21には組み立てた際に上に凸のスリット21aが設けられる。スリット21aの両端には蓋前面部21の下端に向かって延びる折り線32が設けられる。スリット21a及び折り線32により、前後に偏位してスリット11aに挿入される係止部21bが形成される。また、仕切板16には糊代17qとの境界の折り線30に沿って切り取られる開口部16dが設けられる。
折曲片18d、18eは糊代17gの内面に面して折曲され、糊代17gは側面部13の内面に糊付けされる。また、取出口10a(図7参照)を形成するために切り取られた糊代17p、17qはそれぞれ蓋前面部21及び蓋上面部24の内面に糊付けされる。これにより、蓋部20の強度を向上することができる。
各折り線30で折曲して各糊代17g、17p、17qを糊付けすることにより、図5に示す包装容器1が組み立てられる。これにより、本体部10が箱状に形成され、背面部12に対向して仕切板16が配される。この時、上面部14の前後方向の幅は底面部15の前後方向の幅よりも狭く形成される。これにより、互いに対向する背面部12と仕切板16との間には前後方向に所定の隙間を有した収納部19(図7参照)が背面部12に沿って取出口10aよりも後方に形成される。
収納部19の上端には開口部16dによって捨て紙Pの挿通口19a(図7参照)が形成される。ガム及び捨て紙P(図7参照)は仕切板16と前面部11との間の領域に収納され、取り出された捨て紙Pが収納部19(図7参照)に収納される。
図7は包装容器1の蓋部20を開いた状態を示している。仕切板16と前面部11との間の領域に収納されるガムは取出口10aを介して取り出される。この時、仕切板16は前面部11よりも上方に延びて取出口10aが本体部10の前面に形成されるため、前面部11を上方に向けて仕切板16上に配されたガムを摘持して取り出すことができる。これにより、誤ってガムが大量に排出されることを防止できる。
捨て紙Pは開口部16dにより形成された挿通口19aを介して収納部19内に収納される。収納部19内に収納された捨て紙Pは本体部10の上面及び前面に開口する取出口10aを通って取り出される。この時、開口部16dによって挿通口19aが背面部12の上端よりも下方に設けられる。このため、挿通口19aから捨て紙Pが上方に突出した状態で蓋部20を閉じることができる。これにより、蓋部20を開いた際に取出口10aを介して捨て紙Pの上端を摘持し、捨て紙Pを容易に取り出すことができる。
また、捨て紙Pは矩形に形成され、通常長手方向を上下方向に配して収納部19に収納される。捨て紙Pが矩形以外の形状でも同様である。この時、図7に示すように本体部10の底面から取出口10aの下端までの距離Dが捨て紙Pの長手方向の長さよりも小さい場合でも背面部12と仕切板16との間の収納部19に捨て紙Pを収納することができる。従って、ガムの内容量の少ない包装容器1の場合でも捨て紙Pの収納部19を設けることができる。
本実施形態によると、ガムの取出口10aが本体部10の上方及び前方に面して開口するため、取出口10aから所定量のガムを摘持して取り出すことができる。また、背面部12に面した仕切板16によって捨て紙Pの収納部19が本体部10の背面に設けられるため、仕切板16の上部に設けた挿通口19aから上方に捨て紙Pが突出してもガムを容易に取り出すことができる。従って、包装容器1の利便性を向上することができる。
また、蓋部20が背面部12に連設して本体部10の上面を覆う蓋上面部24を有し、挿通口19aが背面部12の上端よりも下方に形成される。これにより、挿通口19aから上方に捨て紙Pが突出しても蓋部20を閉じることができ、挿通口19aから突出した捨て紙Pを容易に取り出すことができる。尚、挿通口19aの前縁から上方に突出する突出部19b(図4参照)を第1実施形態と同様に設けてもよい。
また、本体部10の底面から前面の取出口10aの下端までの距離Dが捨て紙Pの長手方向の長さよりも小さいので、ガムの内容量の少ない包装容器1の場合でも捨て紙Pの収納部19を設けることができる。尚、第1実施形態の包装容器1についても同様に、本体部10の底面から取出口10aの下端までの距離Dが捨て紙Pの長手方向の長さよりも小さくなっても収納部19を設けることができる。
第1、第2実施形態において、ガムの包装容器1について説明しているが、他の内容物の包装容器でもよい。この時、内容物に付随する薄状部材から成る添付物を収納部19内に収納することにより、同様の効果を得ることができる。例えば、内容物が食品であり、添付物がチャック付き袋等に包装されたトッピングであってもよい。
本発明によると、ガムと捨て紙とを収納する包装容器等の、内容物と内容物に付随する薄状部材の添付物とを収納する包装容器に利用することができる。
1 包装容器
10 本体部
10a 取出口
11 前面部
11a、21a スリット
12 背面部
13 側面部
14 上面部
15 底面部
16 仕切板
16d 開口部
17a〜17g、17p、17q 糊代
18a〜18e 折曲片
19 収納部
19a 挿通口
19b 突出部
20 蓋部
21 蓋前面部
21b 係止部
23 蓋側面部
24 蓋上面部
30、32 折り線
31 切断線
P 捨て紙

Claims (5)

  1. 対向する前面部と背面部とを有して内容物を取り出す取出口が上方及び前方に面して開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記背面部に面した仕切板を有して前記背面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成し、前記仕切板の上部に前記薄状部材の挿通口を設け
    前記蓋部が前記本体部の前面を覆う蓋前面部と、前記本体部の上面を覆う蓋上面部と、前記蓋前面部に対向して前記背面部に連設される蓋背面部と、前記蓋背面部に連設して前記蓋上面部の内面に糊付けされる第1糊代と、前記第1糊代の前端で折り返される第2糊代と、前記第2糊代に連設して前記蓋背面部の内面に糊付けされる第3糊代とを有し、前記仕切板が前記第3糊代の下端に連設されることを特徴とする包装容器。
  2. 記挿通口が前記背面部の上端と同じ高さまたは前記背面部の上端よりも下方に形成されることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 対向する前面部と背面部とを有して内容物を取り出す取出口が上方及び前方に面して開口する箱状の本体部と、前記背面部の上端に連設して折曲されるとともに前記取出口を開閉する蓋部とを備えた包装容器において、前記本体部が前記背面部に面した仕切板を有して前記背面部と前記仕切板との間に薄状部材の収納部を形成し、前記仕切板の上部に前記薄状部材の挿通口を設け
    前記本体部が上面の両側端部を覆う上面部を有するとともに、前記蓋部が前記背面部に連設して前記本体部の上面を覆う蓋上面部を有し、前記仕切板が前記上面部の後端に連設されることを特徴とする包装容器。
  4. 記挿通口が前記背面部の上端よりも下方に形成されることを特徴とする請求項に記載の包装容器。
  5. 前記挿通口の前縁から上方に突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項2または請求項に記載の包装容器。
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